JP2003287280A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2003287280A
JP2003287280A JP2002089466A JP2002089466A JP2003287280A JP 2003287280 A JP2003287280 A JP 2003287280A JP 2002089466 A JP2002089466 A JP 2002089466A JP 2002089466 A JP2002089466 A JP 2002089466A JP 2003287280 A JP2003287280 A JP 2003287280A
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JP
Japan
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mixing
hot water
water supply
hot
temperature
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JP2002089466A
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English (en)
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Shigeki Murayama
成樹 村山
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯温度センサ故障時のとりあえず給湯温度
が、季節による給水温度の変化で大きく変動し、使用勝
手が極めて悪いものであった。 【解決手段】 湯流路42からの湯と水流路43からの
水とを、駆動装置46によって駆動される混合弁体45
で混合し、設定温度の混合湯を供給するミキシング弁1
2を備えたもので、前記混合弁体45を収納する混合部
41と、該混合部41からの混合湯が流通する混合流路
48と、該混合流路49途中で混合湯の温度を検出し駆
動装置46を制御する給湯温度センサ14とを備え、前
記給湯温度センサ14の故障時には、混合弁体45を予
め設定された基準混合位置とすると共に、この基準混合
位置の他に複数の混合位置を設け適宜選択可能としたの
で、故障時には使用勝手の良い給湯を行うことが出来る
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は湯と水とを混合し
て設定温度の混合湯を得るようにした給湯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、給湯
温度センサのオ−プンやショ−ト等の故障時には、混合
弁体を予め設定された混合位置に固定し、火傷の危険が
ない約50度の中温の給湯を行えるようにして、修理さ
れるまで待つことなくとりあえずは使用出来るようにし
ているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、故障時の混合弁体の混合位置が一点のみである
ので、給水温度で給湯温度が大きく変動し、例えば冬場
の故障では給水温度が5度では給湯温度は50度には程
遠く、ぬるくて使い物にはならず、又逆に夏場では給水
温度は25度近くて、給湯温度はあつくて危険な状態に
なると言う問題点を有するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、湯流路から
の湯と水流路からの水とを、駆動装置によって駆動され
る混合弁体で混合し、設定温度の混合湯を供給するミキ
シング弁を備えたものに於いて、前記混合弁体を収納す
る混合部と、該混合部からの混合湯が流通する混合流路
と、該混合流路途中で混合湯の温度を検出し駆動装置を
制御する給湯温度センサとを備え、前記給湯温度センサ
の故障時には、混合弁体を予め設定された基準混合位置
とすると共に、この基準混合位置の他に複数の混合位置
を設け適宜選択可能としたものである。
【0005】これによって、故障時には混合弁体が先ず
自動的に基準混合位置へと移動するが、この位置では季
節や使用目的に合わない時には、この混合弁体の混合位
置を複数の中から自由に選べ、季節や使用目的等でその
時に必要とする給湯温度に一番近いものを選択して使用
出来、極めて使用勝手が良く、しかもぬるくて使用出来
ないとか、逆に熱くて火傷をするなどの危険がなく、安
心して使用出来るものである。
【0006】又請求項2によれば、リモコンの既存スイ
ッチ、例えば給湯温度設定用のスイッチを押圧すれば、
混合弁体の混合位置が変更され、操作が容易でしかも分
かりやすく行うことが出来るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る給湯装置を図
面に示された一実施例で説明する。図1において1は給
湯装置で、大別して給湯回路2、風呂追い焚き回路3、
風呂湯張り回路4より構成されるものである。
【0008】まず、給湯回路2について説明すると、5
は給水管、6は給水の温度を検出する給水サーミスタ、
7は給水量を検出する給水流量センサ、8は給湯用熱交
換器、9は出湯管、10は給湯用熱交換器8の出口側の
湯温を検出する出湯サーミスタ、11は給水管5から給
湯用熱交換器8をバイパスして出湯管9に接続するバイ
パス管、12は出湯管9からの高温の湯とバイパス管1
1からの低温の水とを混合して適温に制御するミキシン
グ弁、13は給湯管、14は混合された湯の温度を検出
するサーミスタから成る給湯温度センサ、15は過流出
を防止する水比例弁、16は給湯管13の端部に設けら
れた蛇口、17は給湯用熱交換器8を加熱する加熱手段
としてのバーナ部である。
【0009】次に、風呂追焚き回路3について説明する
と、18は浴槽、19は風呂戻り管、20は風呂往き
管、21は前記バーナ部17により加熱される風呂用熱
交換器、22は浴槽18内の湯を強制循環させる循環ポ
ンプ、23は循環する浴槽水の温度を検出する風呂サー
ミスタ、24は浴槽水の循環の有無を検出する流水スイ
ッチ、25は浴槽18内の水位を圧力によって検出する
圧力センサから成る水位検出器、26は後述する風呂湯
張り回路4と風呂追い焚き回路3を接続する湯張り三方
弁である。
【0010】次に、風呂湯張り回路4について説明する
と、27は前記給湯回路2の給湯管13下流側より分岐
され、前記風呂追い焚き回路3の湯張り三方弁26に接
続された風呂湯張り管、28は風呂湯張り管27を開閉
する湯張り電磁弁、29は風呂湯張り管27を通過する
流量を検出する湯張り流量センサ、30は浴槽水の給湯
回路2への逆流を防止するために二重に設けられた逆止
弁で、予め設定された設定湯張り量の湯を浴槽18へ湯
張りするものである。
【0011】次に、31はマイクロコンピュータより構
成されこの風呂追い焚き装置1の制御を行う制御部であ
る。また32は前記制御部31に接続されて風呂追い焚
き装置1の操作指示を行うリモコンで、風呂自動スイッ
チ33や風呂設定温度変更スイッチ34、設定湯張り量
変更スイッチ35、追い焚きスイッチ36などの各種操
作スイッチと表示器37とが設けられているものであ
る。
【0012】更に図2に示す如く、制御部31の入力側
には上記した各種センサ群38や水位検出器25、前記
した風呂自動スイッチ33や風呂設定温度変更スイッチ
34、給湯設定温度変更スイッチ35、追い焚きスイッ
チ36などの各種操作スイッチが接続されており、又出
力側にはバ−ナ部17の燃焼を制御する燃焼制御部3
9、上記した三方弁や開閉弁を制御する弁制御回路4
0、表示器37、循環ポンプ22がそれぞれ接続されて
通電制御されるものである。
【0013】次に図3に示すミキシング弁12を詳細に
説明する。41は出湯管9からの湯が流通する湯流路4
2と、該湯流路42より稍小径でバイパス管11からの
給水が流通する水流路43とを180度反対位置で対向
させて連通した混合部で、内方には内部を空洞とし周壁
半分以上を開放口44とした混合弁体45が備えられて
いる。
【0014】46は駆動軸47を介して混合弁体45を
駆動するステッピングモーターから成る駆動装置で、混
合部41上方にネジ48で固定されている。49は混合
部41底部で混合弁体45の空洞部分と連通し湯と水の
混合湯が流通する混合流路で、途中には混合湯温を検出
する給湯温度センサ14が備えられている。
【0015】リモコン32の給湯設定温度変更スイッチ
35で設定された設定温度と、給湯温度センサ14が検
出する実際の混合湯温との偏差値から駆動装置46の駆
動を制御して、湯と水の混合比を調節するものである。
【0016】更に制御部31は給湯温度センサ14のオ
−プンやショ−ト故障を検知して、バ−ナ部17の燃焼
量を予め設定した一定量に制御すると共に、駆動装置4
6を制御して混合弁体45も予め設定した基準混合位置
に移動させるものであり、ちなみにこの基準混合位置は
給水温度15度を50度の給湯とする混合位置である。
又制御部31には、その他基準混合位置を中心に高温側
に2つの混合位置、低温側にも2つの混合位置が設定さ
れており、給湯温度変更スイッチ35のアップ、ダウン
設定で切替られるようにしているものである。
【0017】50は駆動装置46の固定部及び駆動軸4
6をシールするパッキン等から成るシール部材である。
【0018】次にこの発明一実施例の作動を説明する。
今蛇口16を開いて給湯を開始すれば、これを制御部3
1が給水流量センサ7により流水として検出し、リモコ
ン32で設定された温度に応じた初期値パルスで駆動装
置46を駆動し、混合弁体45を湯と水との混合比が所
定値になる位置に移動させ、湯流路42と水流路43の
開口度を同時に調節する。
【0019】これにより湯流路43からは給湯用熱交換
器8で加熱された湯が供給されると共に、水流路43か
らは冷水が供給されて混合部41で混合され混合流路4
9を介して供給され、給湯温度センサ14が実際の混合
湯温を検出し設定温度との偏差値で制御部31を介し
て、駆動装置46を再度駆動し混合弁体45の位置を最
終的に微調整して決定するものであり、以後は設定温度
の混合湯を得ることが出来るものである。
【0020】そしてこの時、給湯温度センサ14がオ−
プンやショ−ト故障するとこれを制御部31が検知して
故障表示すると共に、バ−ナ部17を予め設定した一定
の燃焼量に制御するものである。更に制御部31は駆動
装置46を駆動させて混合弁体45を予め設定した基準
混合位置に移動させるものであり、この時リモコン32
の表示器37の給湯温度表示部分には基準混合位置を表
す「3」を表示するものである。
【0021】又これによって蛇口16からは、給水温度
に応じて変動するが基準混合位置に応じた温度の給湯が
行われるが、この給湯温度を変更したい時には、リモコ
ン32の給湯設定温度変更スイッチ35を操作し、温度
を上げたい時にはアップキ−を押圧する毎に混合弁体4
5が湯側を広げるように2段階移動し、表示器37には
「4」、「5」が表示される。
【0022】逆に給湯温度を下げたい時には、ダウンキ
−を押圧毎に混合弁体45が湯側を絞り水側を広げるよ
うに2段階移動し、表示器37には「2」、「1」が表
示されるものであり、故障時のとりあえずの給湯温度を
5段階の複数種類の中から選択することが出来、特に季
節や使用目的に応じて選ぶことも可能で極めて使用勝手
が良いものである。
【0023】尚、この一実施例では給水をバ−ナ部17
の燃焼で直接加熱する直圧方式の給湯機で説明したが、
これに限定されることなく、例えば常に一定温度の温水
を貯湯しておく貯湯方式の給湯機でも良いものであり、
この時にはバ−ナの燃焼は無関係で一定燃焼量に制御す
る必要はなくなる。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、故障時
には混合弁体が先ず自動的に基準混合位置へと移動する
が、この位置では季節や使用目的に合わない時には、こ
の混合弁体の混合位置を複数の中から自由に選べ、季節
や使用目的等でその時に必要とする給湯温度に一番近い
ものを選択して使用出来、極めて使用勝手が良く、しか
もぬるくて使用出来ないとか、逆に熱くて火傷をするな
どの危険がなく、安心して使用出来るものである。
【0025】又請求項2によれば、リモコンの既存スイ
ッチ、例えば給湯温度設定用のスイッチを押圧すれば、
混合弁体の混合位置が変更され、操作が容易でしかも分
かりやすく誰でも簡単に操作出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を付した給湯装置の概略構
成図。
【図2】同電気回路のブロック図。
【図3】同ミキシング弁の断面図。
【符号の説明】
12 ミキシング弁 14 給湯温度センサ 32 リモコン 35 給湯設定温度変更スイッチ 41 混合部 42 湯流路 43 水流路 45 混合弁体 46 駆動装置 49 混合流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯流路からの湯と水流路からの水とを、
    駆動装置によって駆動される混合弁体で混合し、設定温
    度の混合湯を供給するミキシング弁を備えたものに於い
    て、前記混合弁体を収納する混合部と、該混合部からの
    混合湯が流通する混合流路と、該混合流路途中で混合湯
    の温度を検出し駆動装置を制御する給湯温度センサとを
    備え、前記給湯温度センサの故障時には、混合弁体を予
    め設定された基準混合位置とすると共に、この基準混合
    位置の他に複数の混合位置を予め設け適宜選択可能とし
    た事を特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 上記混合位置の選択はリモコンの既存ス
    イッチを利用して行われる事を特徴とする請求項1記載
    の給湯装置。
JP2002089466A 2002-03-27 2002-03-27 給湯装置 Pending JP2003287280A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016166711A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社コロナ 給湯装置
JP7365305B2 (ja) 2020-09-02 2023-10-19 株式会社コロナ 給湯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016166711A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社コロナ 給湯装置
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