JP2003286627A - 積層エアバッグ用布帛及びそれを用いて成るエアバッグ - Google Patents
積層エアバッグ用布帛及びそれを用いて成るエアバッグInfo
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Abstract
グに関して、軽量性、折り畳み性、難燃性に優れるエア
バッグを提供する。 【解決手段】本発明のエアバッグは、総繊度が55〜1
67デシテックスのフィラメント糸からなり、且つ、カ
バーファクターが1000〜2100である二枚の布帛
のうち、一枚の布帛に樹脂を付与し、該布帛の樹脂付与
面に、もう一枚の樹脂を付与されていない布帛を積層し
てなるエアバッグ用布帛を用いて、樹脂の付与されてい
ない布帛が乗員客室側になるよう構成されていることを
特徴とするエアバッグ用基布及びそれを用いて成るエア
バッグである。
Description
への衝撃吸収用エアバッグに関するものであり、さらに
詳しくは、樹脂を付与した低通気性布帛を用いるエアバ
ッグに関して、軽量、折り畳み性、難燃性に優れるエア
バッグに関するものである。
0〜1100デシテックスのポリアミドフィラメント糸
を用いた織布に、低通気性、耐熱性、難燃性などの向上
のため、クロロプレンゴムやシリコーンゴムなどのエラ
ストマー樹脂を40〜100g/m2付与した布帛が用い
られている。特にシリコーンゴムを40〜60g/m2コ
ーティングした布帛はその低通気性、耐熱性、耐環境性
が非常に優れているために現在広く使われているが、こ
れらの樹脂が付与された布帛は布帛自体が厚く、重い上
に、更に多くの樹脂が積層されているので嵩高いものに
なる。
折り畳み性が求められている。また、運転席用エアバッ
グや助手席用エアバッグのみならず、更に高い気密性が
求められるサイドエアバッグやカーテンシールドエアバ
ッグなどに用いられている布帛はコーティング加工など
により低通気性を得ているが、このようなコーティング
加工布帛においても軽量化が求められ、コーティング樹
脂の塗布量の削減が進められている。しかしながら、耐
熱性、耐環境性に優れるシリコーンゴムの塗布量を20
g/m2以下に削減すると、エアバッグ用布帛の難燃
性、例えばFMVSS302の基準を満足できなくなる
虞がある。また、軽量化のためにエラストマー樹脂を積
層しない、いわゆるノンコート布帛も提案されている
が、現状の技術では高密度に織成してもコーティング布
と同等の低通気性を達成することは依然困難である。
て、特開2001-138849号公報には、総繊度が233デシ
テックスのフィラメント糸からなる、密度が経糸密度7
0本/インチ、緯糸密度70本/インチの布帛に、付加
型シリコーンゴムコーティング剤を15〜30g/m2の
塗工量で塗布されているエアバッグ用布帛が開示されて
いる。しかし、総繊度が278デシテックス以下の繊度
の糸を用いてエアバッグ用の布帛を製織しようとする
と、打ち込み本数を上げなければならないため製織性が
悪くなる虞があり、また、密度を上げて製織するため、
経糸への損傷が懸念され機械的特性の信頼性低下や、糸
切れによる織機停滞などの可能性がある。さらには、一
般的に高密度織物の製織時に見られる耳端部近傍が波う
ち状態になる耳フレアが多く発生し、後工程のコーティ
ング時などで耳部の厚みのバラツキによる、幅方向での
コーティング樹脂付着斑や、耳部が加工装置にひっかか
り最悪の場合布帛への損傷の虞がある。
る難燃性改善の試みとして、特開平2001-18740号公報に
は固形分換算で10g/m2以下のシリコーンゴムが織布
の経糸と緯糸との各交絡部分に点在し、シリコーンゴム
が不連続に付着することにより、ガスの非透過性と難燃
性を有するコーティング布帛が提案されているが、ゴム
皮膜が不連続であるために低通気性は充分とはいえな
い。また、特開平2001-287609号公報および特開平2001-
287610号公報には軽量性、柔軟性、コンパクト性に優
れ、コ−テイング樹脂の塗布量が20g/m2以下の如き
少量であっても、FMVSS302が定める難燃性、燃
焼速度を満足するエアバッグ用布帛、及び、エアバッグ
用コ−テイング組成物が提案されているが、シリコーン
樹脂に界面活性剤の存在下で水分散したカーボンブラッ
クなどの特殊な化合物の配合が必要となり、そのための
樹脂の高度な調整技術が必要である。
を解決し、低通気性、軽量性、折り畳み性、難燃性に優
れるエアバッグを提供することを目的とする。
に、本発明のエアバッグは、第一に、総繊度が55〜1
67デシテックスのフィラメント糸からなり、且つ、カ
バーファクターが1000〜2100である二枚の布帛
のうち、一枚の布帛に樹脂を付与し、該布帛の樹脂付与
面に、もう一枚の樹脂を付与されていない布帛を積層し
てなるエアバッグ用布帛である。また、第二に、樹脂が
シリコーン系樹脂であることを特徴とする第一記載のエ
アバッグ用布帛である。また、第三に、樹脂の付与量が
20g/m2以下であることを特徴とする第一乃至第二
に記載のエアバッグ用布帛である。また、第四に、樹脂
が付与された布帛と樹脂が付与されていない布帛を非接
着或いは部分接着により積層したことを特徴とする第一
乃至第三記載のエアバッグ用布帛。また、第五に、ノン
コート布帛が乗員側になるように構成された請求項1乃
至3記載のエアバッグ用布帛を用いて成るエアバッグで
ある。
て詳細に説明する。本発明において、用いられる布帛を
構成する糸種としては、ナイロン6,6、ナイロン6、ナイ
ロン12、ナイロン4,6などのポリアミド繊維、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど
のポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレン繊
維、アラミド繊維などが挙げられる。これらの中でポリ
アミドまたはポリエステル繊維が経済性や強度の点で好
ましく、エアバッグとしての物理的特性を満足させるた
めに単糸強度は5.4g/デシテックス以上のフィラメン
ト糸が好ましい。また、これらの合成繊維には耐熱向上
剤、酸化防止剤、難燃剤、帯電防止剤などを含有せしめ
ることができる。また、係る布帛の形態としては織物、
編物、不織布などが挙げられるが、機械的特性面から織
物が特に好ましい。織物組織は特に限定されないが、生
産性や厚みの点から平織物が好適である。
ターが1000〜2100の範囲であることを構成要因
とする。ここでカバーファクター(K)とは、経糸総繊
度をDw(デシテックス)、経糸密度をN1(本/イン
チ)、緯糸総繊度をDf(デシテックス)、緯糸密度を
N2(本/インチ)とすると、K=N1×(Dw)1/2+N2
×(Df)1/2で表され、織物の緻密さを表すものであ
る。カバーファクター1000未満では織物の開口部が
大きく、低通気性を達成するのが困難であり、またコー
ティング加工時に樹脂が裏側に漏れてしまうという問題
がある。また、2100より大きいと、布帛の重量や厚
みが増大し、軽量性、折り畳み性の点で不利であり、ま
た製織性が悪くなる虞がある。
繊度は55〜167デシテックスである。55デシテッ
クス未満では布帛の強度を維持することができない虞が
あり、十分な強度を得ようとすると織り密度を高めなけ
ればならず、製織性が悪くなってしまう。また、167
デシテックスより大きいと、糸条の断面積が大きくな
り、製織後の布帛の厚みが増大し、布帛が硬くなる虞が
ある。また、布帛の厚みは単独で0.05〜0.15mm
が好ましく、布帛の重量は40〜150g/m2が好まし
い。厚みが0.15mmより大きい布帛を2枚積層する
と、折り畳み性が悪くなる虞があり好ましくない。重量
が150g/m2より重いと、積層させた時の軽量化が困
難となる。厚みが0.05mm未満、或いは、重量が40
g/m2未満では低通気性および布帛強度が十分に保持で
きなくなる虞がある。
帛に樹脂を付与させる。付与方法はナイフコーティング
法、グラビアコーティング法、ダイコーティング法、ス
プレーコーティング法、発泡コーティング法、ラミネー
ト法、浸漬法などいずれの方法を用いることができる
が、均一な薄膜の形成性の点でナイフコーティング法が
好ましい。樹脂の種類はシリコーン系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂等から適宜選択すれば
よい。中でもシリコーン系樹脂は耐熱性、耐環境性に優
れているためより好適である。本発明で用いるシリコー
ン系樹脂は主成分としてジメチルシリコーンゴム、メチ
ルビニルシリコーンゴム、メチルフェニルシリコーンゴ
ム、フロロシリコーンゴムなどのシリコーンゴム等を含
有するものが好ましい。また、シリコーン樹脂は無溶剤
型もしくは溶剤希釈型など特に限定されないが、ナイフ
コーティング法にて低塗布量を達成するには、トルエン
などの有機溶剤を用いて希釈することでコーティング組
成物の固形分濃度を制御可能な溶剤希釈型が好適であ
る。該樹脂には硬化剤、接着向上剤、充填剤、補強剤、
顔料等を適宜配合されていてもよい。樹脂の塗布量は1
〜20g/m2が好ましく、さらに好ましくは5〜15g/
m2である。20g/m2より多いと布帛の軽量化が困難
であり、また、1g/m2未満では低通気性の達成が困難
である。
ば、図1に示すように、前述の樹脂を付与した布帛の樹
脂付与面に、樹脂を付与していない布帛を積層させ、エ
アバッグ用布帛とすることを構成要因とするものであ
る。
が55〜167デシテックスのフィラメント糸からな
り、且つ、カバーファクターが1000〜2100であ
れば、特に限定されないが、更に、エアバッグとしたと
きの高圧ガスによる膨張時のバッグの伸びが均一になる
ように、用いる二枚の布帛の伸び率が同等であることが
好ましく、そのためには二枚の布帛が同じ布帛であるこ
とが好ましい。また、乗員への衝撃吸収性を緩和するた
めに、エアバッグ袋体を構成する布帛の伸長率は15%
以上であることが好ましい。
い布帛の積層は非接着、或いは部分接着による積層が好
ましい。また、非接着積層、及び、部分接着積層にする
ことにより、接着層による、積層布帛の硬化が低減で
き、また、該積層布帛を用いて成るエアバッグ袋体の折
り畳み性の悪化をも防止することができる。積層が非接
着状態でも、エアバッグ用布帛を所望のパーツ形状に裁
断する時に、レーザー裁断法、高周波裁断法、超音波裁
断法などの溶融裁断手段を用いることにより所望の形状
に裁断すると同時に、裁断端面が溶融することで積層布
帛が一体化され、後工程での取扱が容易になる。また、
二枚の布帛の繊維軸方向がバイアスになるよう積層させ
ると、強度の面から好ましい。
0.1〜0.3mm、及び、積層布帛全体の重量が80〜
200g/m2であることが望ましい。厚みが0.3mmを
超えると折り畳み性が悪く、0.1mm未満ではエアバッ
グの強度に問題の発生する虞がある。また、重量が20
0g/m2を超えると重くなり、乗員に対する衝撃も大き
くなる虞がある。80g/m2未満ではエアバッグの強度
に問題の発生する虞がある。
形状に裁断し、図2に示すように、樹脂が付与されてい
ない布帛が車輌乗員客室側になるように、縫製、接着、
溶着などの手段で接合し、エアバッグを形成することが
好ましい。この様な構成のエアバッグにすることによ
り、エアバッグを膨張させるためのガスがエアバッグ内
部に流入しても、樹脂が付与された布帛により、インフ
レータガスの漏出が抑えられ、所望の形状に膨張が可能
となる。更にエアバッグの最外層には樹脂が付与されて
いない布帛が積層されているために、膨張時のインフレ
ータガスによるエアバッグの破裂を防止でき、乗員を安
全に拘束することができるのである。更に、乗員当接部
の布帛は、55〜167デシテックスの糸からなる、カ
バーファクターが1000〜2100の布帛であるの
で、柔軟であり、乗員に対する衝撃を低減することがで
きるのである。更に、コーティングにより樹脂層を形成
した布帛を用いた場合は、コーティング樹脂層が二枚の
布帛の間に存在するために、樹脂層が外部との摩擦等に
よる損傷から保護されるため好ましい。
明のエアバッグは、付与樹脂量が20g/m2以下であっ
ても,FMVSS302の難燃性を満たすことができる
のである。
恐れのある部分には公知の補強布を複数枚、適宜積層、
接合し補強すれば良い。該補強布は本発明の積層布帛で
あってもよい。更に、エアバッグの膨張展開形状を制御
するために、ストラップや、ディフューザーを用いるこ
ともできる。
明する。なお、評価測定方法は以下の通りである。 [引張強さ]:JIS L 1096 6.12.1 A法(ストリップ
法)に準ずる。 [通 気 性]:JIS L 1096 6.27.1 A法(フラジール
法、差圧124.5Pa)に準ずる。 [剛 軟 性]:JIS L 1096 6.19.1 A法(45°カンチ
レバー法)に準ずる。 [燃焼速度]:FMVSS302に準ずる。
フィラメント糸よりなる、経糸密度86本/インチ、緯
糸密度78本/インチとなるようにウォータージェット
ルームにて製織したカバーファクターが1728の平織
物を界面活性剤(日華化学株式会社製、サンモールHS
−5、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン
活性剤および硫酸エステル型アニオン活性剤の配合品)
を含む90℃の熱水中で精練した後、185℃で30秒
間熱セットし、溶剤希釈型シリコーンゴム組成物(東レ
・ダウコーニング・シリコーン株式会社製、メチルビニ
ルシリコーンゴム固形分38%、トルエン希釈品)をト
ルエンで粘度を30000mPa・sに調整し、ナイフコー
ターにより塗布量が10g/m2になるようコーティング
後、乾燥し、190℃で3分間熱処理を行いコーティン
グ布帛を得た。該コーティング布帛の樹脂面に、コーテ
ィング布帛と同じ平織物をコーティング布帛と同様に精
練、熱セットした、樹脂が付与されていない布帛を非接
着状態で積層して積層布帛を得た。得られた積層布帛を
レーザー裁断機で裁断し、乗員客室側が樹脂が付与され
ていない布帛になるようにエアバッグを縫製により作製
した。該エアバッグは低通気性、軽量性、折り畳み性、
難燃性に優れていた。評価結果を表1に示す。
ィラメント糸よりなる、経糸密度114本/インチ、緯
糸密度96本/インチとなるようにウォータージェット
ルームにて製織したカバーファクターが1913の平織
物を用いて実施例1と同様な工程で精練、熱セット後、
溶剤希釈型ポリカーボネート型ポリウレタン樹脂組成物
(大日本インキ化学工業株式会社製)を粘度20000
mPa・sになるようにジメチルホルムアルデヒドで希釈
し、ダイコーターにより塗布量10g/m 2になるようコ
ーティング後、150℃で2分間熱処理を行いコーティ
ング布帛を得た。該コーティング布帛の樹脂面に、上記
のポリウレタン樹脂組成物をグラビアコーター(40メ
ッシュ/インチ)にて部分的に塗布後、総繊度111デ
シテックスのナイロン66フィラメント糸よりなる、経
糸密度86本/インチ、緯糸密度78本/インチとなるよ
うに製織したカバーファクターが1728の平織物を実
施例1と同様に精練、熱セットした樹脂を付与されてい
ない布帛を部分接着状態で積層して積層布帛を得た。得
られた積層布帛をレーザー裁断機で裁断し、乗員客室側
に樹脂が付与されていない布帛がくるようにエアバッグ
を縫製により作製した。該エアバッグは低通気性、軽量
性、折り畳み性、難燃性に優れていた。評価結果を表1
に示す。
フィラメント糸よりなる、経糸と緯糸の密度がともに4
6本/インチとなるようにウォータージェットルームに
て製織したカバーファクターが1995の平織物を実施
例1と同様に精練、熱セット後、実施例1と同様なシリ
コーンゴム組成物をナイフコーターにより塗布量が45
g/m2になるようコーティング後、乾燥し、190℃で
3分間熱処理を行いコーティング布を得た。該コーティ
ング布帛をナイフ裁断し、乗員客室側がコーティング布
の布帛面になるようにエアバッグを縫製により作製し
た。該エアバッグは低通気性であり、FMVSS302
燃焼基準は満たしているが、軽量性、折り畳み性が充分
ではなかった。評価結果を表1に示す。
フィラメント糸よりなる、経糸と緯糸の密度がともに7
0本/インチとなるようにウォータージェットルームに
て製織したカバーファクターが2137の平織物を実施
例1と同様に精練、熱セット後、実施例1と同様なコー
ティング工程で塗布量が10g/m2のコーティング布帛
を得た。該コーティング布帛をナイフ裁断し、乗員客室
側がコーティング布の布帛面になるようにエアバッグを
縫製により作製した。該エアバッグの基布は低通気性で
あり、軽量で、折り畳み性の良い布帛であるが、FMV
SS302燃焼基準を満たしていなかった。評価結果を
表1に示す。
り畳み性、難燃性に優れるエアバッグを提供することが
でき、更には、樹脂層が布帛の層の間に存在するため、
摩擦等による樹脂の剥離を防ぐ効果もある。
一例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】総繊度が55〜167デシテックスのフィ
ラメント糸からなり、且つ、カバーファクターが100
0〜2100である二枚の布帛のうち、一枚の布帛に樹
脂を付与し、該布帛の樹脂付与面に、もう一枚の樹脂を
付与されていない布帛を積層してなるエアバッグ用布
帛。 - 【請求項2】樹脂がシリコーン系樹脂であることを特徴
とする請求項1記載のエアバッグ用布帛。 - 【請求項3】樹脂の付与量が20g/m2以下であるこ
とを特徴とする請求項1乃至2記載のエアバッグ用布
帛。 - 【請求項4】樹脂を付与して成る布帛と樹脂を付与され
ていない布帛とを、非接着或いは部分接着により積層し
たことを特徴とする請求項1乃至3記載のエアバッグ用
布帛。 - 【請求項5】樹脂が付与されていない布帛が乗員客室側
になるように構成された請求項1乃至4記載のエアバッ
グ用布帛を用いて成るエアバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002088688A JP3927430B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 積層エアバッグ用布帛及びそれを用いて成るエアバッグ |
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---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005313882A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-10 | Toray Ind Inc | エアバッグ用基布およびその製造方法 |
US6976736B2 (en) * | 2003-12-05 | 2005-12-20 | Selle Tech Industrial Co., Ltd. | Shell for bicycle saddle |
JP2006082443A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Dow Corning Toray Co Ltd | エアバッグ用布およびその製造方法 |
JP2006160102A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Toray Ind Inc | エアバッグカバーおよびエアバッグカバーの製造方法。 |
JP2007169817A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Toyobo Co Ltd | 接着性に優れたエアーバッグ用コート布帛およびその製造方法 |
JP2010150876A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Shimizu Corp | 膨張袋体 |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002088688A patent/JP3927430B2/ja not_active Expired - Lifetime
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