JP2003286422A - 黒色水性インク組成物、それを用いたインクジェット記録方法および記録物 - Google Patents

黒色水性インク組成物、それを用いたインクジェット記録方法および記録物

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JP2003286422A
JP2003286422A JP2002090770A JP2002090770A JP2003286422A JP 2003286422 A JP2003286422 A JP 2003286422A JP 2002090770 A JP2002090770 A JP 2002090770A JP 2002090770 A JP2002090770 A JP 2002090770A JP 2003286422 A JP2003286422 A JP 2003286422A
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composition according
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JP2002090770A
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Tetsuya Aoyama
哲也 青山
Kazuhiko Kitamura
和彦 北村
Hiroshi Fukumoto
福本  浩
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐光性、耐ガス性、退色カラーバランス性に
優れた印刷物を作成できる黒色水性インク組成物、それ
を用いたインクジェット記録方法及び該記録方法によっ
て記録された記録物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも、下記の式1で表されるジス
アゾ染料と補色染料としてC.I.ダイレクトイエロー
98,C.I.ダイレクトイエロー58及びC.I.ア
シッドイエロー23から選ばれる少なくとも一種を含ん
でなることを特徴とする黒色水性インク組成物、それを
用いたインクジェット記録方法及び該記録方法によって
記録された記録物。 【化15】 [式中、Mは、それぞれ独立して水素原子、アルカリ金
属、アンモニウムから選択される陽イオンを表し、A
は、カルボキシル基(−COOM)または水素原子を表
し、Rは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6の
アルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基、
水酸基、スルファモイル基、カルバモイル基、アセチル
基、アミノ基、アセチルアミノ基、スルホン基、カルボ
キシル基またはハロゲン原子を表す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録に好適な黒色水性インク組成物、特に、耐光性、耐ガ
ス性に優れると共に、退色カラーバランス性にも優れた
黒色水性インク組成物、それを用いたインクジェット記
録方法及び該記録方法によって記録された記録物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録は、微細なノズルか
らインクを小滴として吐出し、文字や画像を記録媒体表
面に記録する方法である。インクジェット記録方式とし
ては、電歪素子を用いて電気信号を機械信号に変換し
て、ノズルヘッド部分に貯えたインクを断続的に吐出し
て記録媒体表面に文字や画像を記録する方法、ノズルヘ
ッド部分に貯えたインクを吐出部分に極近い一部を急速
に加熱して泡を発生させて、その泡による体積膨張で断
続的に吐出して、記録媒体表面に文字や画像を記録する
方法等が実用化されている。
【0003】また、インクジェット記録用のインクとし
ては、安全性や印字特性の面から各種染料を水または有
機溶剤、あるいはそれらの混合液に溶解させたものが一
般的であるが、様々な特性において、万年筆やボールペ
ンの様な筆記具用インクに比較し、より厳密な条件が要
求される。
【0004】特に、近年になって、広告用の印刷物の作
成にインクジェットプリンタが採用されるようになって
来ているが、上記のような水性インク組成物を用いて作
成された印刷物は、室内は勿論室外にも設置されること
から、太陽光を初めとして種々の光や外気(オゾン、窒
素酸化物、硫黄酸化物等)に晒されることとなり、その
ため画質の劣化を受けるという現象が生じてきている。
特に、黒色部分における劣化が顕著である。
【0005】また、染料を着色剤として用いたインク組
成物の耐ガス性(特に、耐オゾン性)を改善するため
に、例えば、下記構造のジスアゾ系の染料が提案されて
いる(特開平3−229770号公報)。
【化3】
【0006】また、下記構造のジスアゾ系の染料も提案
されている(特開平3−91576号公報)。
【化4】
【0007】しかしながら、それらのインク組成物は、
いずれも耐光性、耐ガス性等において不十分であるとい
う欠点を有していた。そこで、本発明者らは、黒色染料
として下記の式1で表されるジスアゾ染料を使用するこ
とにより、耐光性、耐ガス性(特に、耐オゾン性)に優
れた黒色水性インク組成物を提供することができたの
で、該インク組成物について特許出願(特願2001−
379760)をした。
【0008】
【化5】
【0009】[式中、Mは、それぞれ独立して水素原
子、アルカリ金属、アンモニウムから選択される陽イオ
ンを表し、Aは、カルボキシル基(−COOM)または
水素原子を表し、Rは、それぞれ独立して水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ
基、ニトロ基、水酸基、スルファモイル基、カルバモイ
ル基、アセチル基、アミノ基、アセチルアミノ基、スル
ホン基、カルボキシル基またはハロゲン原子を表す。]
【0010】ところが、上記の式1で表されるジスアゾ
染料は、インク組成物に単独で使用した場合には、青み
の強い色相をもつ(L***表色系において、b*が負
の方向にある)ため、イエロー染料により補色をして使
用することが望ましいことがわかった。しかしながら、
上記の式1で表されるジスアゾ染料に、インクジェット
記録用インクとしては一般的なイエロー染料としてC.
I.ダイレクトイエロー86やC.I.ダイレクトイエ
ロー132を、補色染料として混ぜた黒色水性インク組
成物を使用して画像を形成したところ、耐光性は良好で
あるものの、ガス暴露(特にオゾンガス暴露)において
は画像の劣化(特に画像の変色)を生じることが認めら
れた。
【0011】退色であれば光学濃度の単純な低下である
ため経時的に画像は薄くはなるが、画像そのものの持つ
印象の変化は少ない。しかし、変色は画像の印象に対す
る影響力が大きく、変色の防止は画像の保存性という観
点から重要である。インクに含有される染料が2種類以
上の場合、光暴露・ガス暴露(特にオゾンガス暴露)時
において、染料単独では変色を起こさないとしても、染
料間で退色特性(退色の経時変化)が異なると、画像は
あたかも変色したように見える。そのため、上記の画像
劣化を抑制するためには、インクに含有される各染料の
退色特性差を小さくすること(退色経時変化のカラーバ
ランス化)が必要である。即ち、「退色カラーバランス
性」とは、インクに含有される2種類以上の染料におけ
る退色経時変化の一致度を示すものであり、画像の色相
変化(△C)により判定することができる。色相変化が
小さいほど画像の変色は小さくなり、インクの退色カラ
ーバランス化は優れていると判断することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記のような事情を考慮してなされたものであって、その
目的とするところは、耐光性、耐ガス性(特に、耐オゾ
ン性)に優れるとともに、さらに退色カラーバランス性
にも優れた画像が得られる印刷物を作成できる黒色水性
インク組成物を提供すること、及び該インク組成物を用
いたインクジェット記録方法と該記録方法によって記録
された記録物を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の式
1で表されるジスアゾ染料に補色染料としてイエロー染
料を混ぜた黒色水性インク組成物について、耐光性、耐
ガス性(特に、耐オゾン性)、退色カラーバランス性に
ついて調査・研究していたところ、補色染料としてC.
I.ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクトイエ
ロー58、C.I.アシッドイエロー23を使用した場
合に、耐光性、耐ガス性、退色カラーバランス性に優れ
ていることを見いだし、本発明を完成したものである。
【0014】1.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、少なくとも、下記の式1で表されるジスアゾ染料と
補色染料としてC.I.ダイレクトイエロー98,C.
I.ダイレクトイエロー58及びC.I.アシッドイエ
ロー23から選ばれる少なくとも一種を含んでなること
を特徴とする。
【化6】
【0015】[式中、Mは、それぞれ独立して水素原
子、アルカリ金属、アンモニウムから選択される陽イオ
ンを表し、Aは、カルボキシル基(−COOM)または
水素原子を表し、Rは、それぞれ独立して水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ
基、ニトロ基、水酸基、スルファモイル基、カルバモイ
ル基、アセチル基、アミノ基、アセチルアミノ基、スル
ホン基、カルボキシル基またはハロゲン原子を表す。]
【0016】2.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記ジスアゾ染料が、下記の式2で表わされるジス
アゾ染料であることを特徴とする。
【化7】
【0017】(式中、Mは、それぞれ独立して水素原
子、アルカリ金属、アンモニウムから選択される陽イオ
ンを表す。)
【0018】3.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記ジスアゾ染料をインク組成物全量に対して0.
1〜12重量%含んでなることを特徴とする。
【0019】4.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記補色染料の含有量が、インク組成物全量に対し
て0.1〜4.0重量%であることを特徴とする。
【0020】5.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記補色染料の含有量が、前記ジスアゾ染料の含有
量に対して、重量比で1/10〜1/2の範囲であるこ
とを特徴とする。
【0021】6.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、更に、含窒素系有機溶剤を含んでなることを特徴と
する。
【0022】7.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記含窒素系有機溶剤が、2−ピロリドンであるこ
とを特徴とする。
【0023】8.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、更に、ノニオン系界面活性剤を含んでなることを特
徴とする。
【0024】9.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記ノニオン系界面活性剤が、アセチレングリコー
ル系界面活性剤であることを特徴とする。
【0025】10.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記ノニオン系界面活性剤をインク組成物全量に対
して0.1〜5重量%含んでなることを特徴とする。
【0026】11.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、更に、浸透促進剤を含んでなることを特徴とする。
【0027】12.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記浸透促進剤が、グリコールエーテルであること
を特徴とする。
【0028】13.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、20℃におけるインク組成物のpHが、7.5〜1
0.5であることを特徴とする。
【0029】14.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、インクジェット記録方法において用いられることを
特徴とする。
【0030】15.本発明に係る黒色水性インク組成物
は、前記インクジェット記録方法が、電歪素子の機械的
変形によりインク滴を形成するインクジェットヘッドを
用いた記録方法であることを特徴とする。
【0031】16.本発明に係るインクジェット記録方
法は、インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体
に付着させて記録を行うインクジェット記録方法であっ
て、インク組成物として前記の黒色水性インク組成物を
使用することを特徴とする。
【0032】17.本発明に係る記録物は、前記インク
ジェット記録方法によって記録されたことを特徴とす
る。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明のインク組成物は、水又
は、水と水溶性有機溶剤からなる水性媒体中に、少なく
とも前記の式1で表わされる染料とC.I.ダイレクト
イエロー98,C.I.ダイレクトイエロー58及び
C.I.アシッドイエロー23から選ばれる少なくとも
一種とを含有し、必要に応じ、保湿剤、粘度調整剤、p
H調整剤やその他の添加剤を含んでなることができる。
【0034】前記の式1で表わされる染料として、具体
的には、下記[化8],[化9]に示す染料が好ましい
染料の例として挙げられるが、さらに、遊離酸の形で表
1〜表4に例示されるものも挙げることができる。勿論
これらのものに限定されるものではない。また、前記の
式1で表わされる染料は、単独で用いられても良いし、
また、2種以上併用しても良い。
【0035】
【化8】
【0036】(式中、Mは、それぞれ独立して水素原
子、アルカリ金属、アンモニウムから選択される陽イオ
ンを表す。)
【0037】
【化9】
【0038】(式中、Mは、それぞれ独立して水素原
子、アルカリ金属、アンモニウムから選択される陽イオ
ンを表し、R1 は、炭素数1〜6のアルコキシ基または
アセチルアミノ基を表す。)
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】前記の式2で表わされる染料は、例えば、
【化10】 、の順にカップリング反応させることにより得られ
る。
【0044】すなわち、4−ニトロアントラニル酸の
ジアゾ化物をK酸に酸性カップリングする工程、得ら
れたモノアゾ化合物にアントラニル酸のジアゾ化物をア
ルカリカップリングさせることにより得られる。
【0045】前記の式1で表わされる染料は、染料構造
中に下記の点線で囲った構造を有するために耐光性、耐
ガス性に堅牢な性質を持つようになったものと思われ
る。
【化11】
【0046】この染料を、インクジェット記録用インク
に用いた場合、高い印字濃度と高い堅牢性(耐光性、耐
ガス性、耐水性及び安定性についての堅牢性)を示す原
因はまだ十分に究明されていないが、一方の芳香環(ア
ントラニル酸)のジアゾ結合基のオルト位にカルボキシ
ル基を持ち、他方の芳香環がK酸(8−アミノ−1−ナ
フトール−3,5−ジスルホン酸)に基づくものである
組み合わせのアゾ結合を含む構造であるため、順次行わ
れるカップリング合成上において不純物を生じにくい官
能基の配置となっており、そのため非常に高純度であり
堅牢性を落とさせるであろう酸化物等を生じないためで
あると思われる。
【0047】前記の式1で表わされる染料は、染料構造
中にカルボキシル基を有するため、耐水性が良好であ
る。また、同時にスルホン酸基のような水溶性の酸基を
有するため、アルカリ金属塩やアンモニウム塩の形で水
性液媒体に溶解する。水性液媒体が酸性であると、染料
の溶解性が低下するため、所定の染料量を安定して溶解
させるためには、インク組成物のpH(20℃)を7.
5以上とすることが好ましい。また、インク組成物が接
する各種部材との耐材料性を考慮すると、インク組成物
のpHを10.5以下とすることが好ましい。これらの
事項をよりよく両立させるためには、インク組成物のp
Hを8. 0〜10.0に調整することがより好ましい。
【0048】本発明のインク組成物中に含有される前記
の式1で表わされる染料の量は、0.1〜12重量%で
あり、より好ましくは、0.5〜10重量%であり、さ
らに好ましくは、1〜8重量%である。前記の式1で表
わされる染料の含有量が、0.1重量%より少ない場合
には、記録媒体上での発色性又は画像濃度が確保できな
いという問題があり、12重量%より多い場合には、イ
ンク組成物の粘度調整が困難となったり吐出信頼性や目
詰まり性等の特性が確保できないという問題がある。
【0049】本発明のインク組成物は、前記の式1で表
わされる染料に対する色相調整のための補色染料として
C.I.ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクト
イエロー58及びC.I.アシッドイエロー23から選
ばれる少なくとも一種を含有するものである。C.I.
ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクトイエロー
58及びC.I.アシッドイエロー23は、他のイエロ
ー染料と同様に、前記の式1で表わされる染料の青味の
強い色相(L***表色系において、b*が負の方向に
ある)を緩和する作用をするばかりでなく、耐光性、耐
ガス性(特に、耐オゾン性)の特性において、前記の式
1で表わされる染料と退色スピード(光学濃度残存率の
経時変化)が類似することにより、両者の退色カラーバ
ランスが良く、経時的に画像が薄くなっても、画像その
ものの持つ印象の変化は少ないという優れた作用をする
ものである。
【0050】本発明のインク組成物中におけるC.I.
ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクトイエロー
58及びC.I.アシッドイエロー23から選ばれる少
なくとも一種の染料の含有量は、インク組成物の全量に
対して0.1〜4.0重量%であり、好ましくは、0.
5〜3.0重量%である。0.1重量%未満では、色相
調整が困難であり、4重量%を超えるとインク組成物の
粘度調整が困難となったり、吐出信頼性や目詰り性など
の特性が確保できないという問題がある。また、C.
I.ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクトイエ
ロー58及びC.I.アシッドイエロー23から選ばれ
る少なくとも一種の染料の含有量は、前記の式1で表わ
される染料の含有量に対して、重量比で、1/10〜1
/2の範囲であることが好ましく、より好ましくは、1
/5〜2/5の範囲である。1/10未満では、色相調
整としての効果が少なく青味が強いままという問題があ
り、1/2超えると補色の色が強くなり、逆に黄味が強
くなるという問題がある。
【0051】本発明のインク組成物は、さらに蒸気圧が
純水よりも小さい水溶性有機溶剤及び/又は糖類から選
ばれる保湿剤を含むことができる。保湿剤を含むことに
より、インクジェット記録方式において、水分の蒸発を
抑制してインクを保湿することができる。また、水溶性
有機溶剤であれば、吐出安定性を向上させたり、インク
特性を変化させることなく粘度を容易に変更することが
できる。水溶性有機溶剤は、溶質を溶解する能力を持つ
媒体を指しており、有機性で蒸気圧が水より小さい水溶
性の溶媒から選ばれる。具体的には、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタン
ジオール、2−ブテン−1,4−ジオール、2−メチル
−2,4−ペンタンジオール、グリセリン、1,2,6
−ヘキサントリオール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価ア
ルコール類、アセトニルアセトン等のケトン類、γ−ブ
チロラクトン、リン酸トリエチル等のエステル類、フル
フリルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコー
ル、チオジグリコール等が望ましい。また、糖類は、マ
ルチトール、ソルビトール、グルコノラクトン、マルト
ース等が好ましい。保湿剤は、インク組成物全量に対し
て5〜50重量%、より好ましくは、5〜30重量%、
さらに好ましくは、5〜20重量%の範囲で添加される
ことが好ましい。5重量%以上であれば、保湿性が得ら
れ、また、50重量%以下であれば、インクジェット記
録に用いられる粘度に調整しやすい。
【0052】また、本発明のインク組成物には、溶剤と
して含窒素系有機溶剤を含んでなることが好ましい。含
窒素系有機溶剤としては、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン,2−ピロリドン,N−メチル−2−ピロ
リドン,ε−カプロラクタム等が挙げられ、中でも、2
−ピロリドンが好適に用いられることができる。それら
は、単独または2種以上併用して用いられることもでき
る。その含有量は、0.5〜10重量%が好ましく、さ
らに好ましくは、1〜5重量%である。その含有量が、
0.5重量%より少ない場合には、添加することによる
本発明の色材の溶解性向上が少ないという問題があり、
10重量%より多い場合には、インク組成物が接する各
種部材との耐材料性を悪化させるという問題がある。
【0053】また、本発明のインク組成物には、インク
の速やかな定着(浸透性)を得るのと同時に、1ドット
の真円度を保つのに効果的な添加剤として、ノニオン系
界面活性剤を含むことが好ましい。
【0054】本発明に用いられるノニオン系界面活性剤
としては、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤
が挙げられる。アセチレングリコール系界面活性剤とし
て、具体的には、サーフィノール465、サーフィノー
ル104、オルフィンSTG(以上、日信化学社製、商
品名) 等が挙げられる。その添加量は0. 1〜5重量
%、好ましくは0. 5〜2重量%である。添加量が0.
1重量%未満であると、十分な浸透性が得られず、ま
た、5重量%を越えると画像ににじみが発生し、画像品
質の低下を招くため好ましくない。
【0055】さらに、ノニオン系界面活性剤に加えて、
浸透促進剤として、グリコールエーテル類を添加するこ
とにより、より浸透性が増すとともに、カラー印刷を行
った場合の隣合うカラーインクとの境界のブリードが減
少し、非常に鮮明な画像を得ることができる。
【0056】本発明のグリコールエーテル類としては、
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレング
リコールモノブチルエーテル等が挙げられる。その添加
量は3〜30重量%、好ましくは5〜15重量%であ
る。添加量が3重量%未満であると、ブリード防止の効
果が得られない。また、30重量%を越えると画像にに
じみが発生するばかりか、油状分離が起きるためにこれ
らのグリコールエーテル類の溶解助剤が必要となり、そ
れに伴ってインクの粘度が上昇し、インクジェットヘッ
ドでは吐出が難しくなる。
【0057】さらに、本発明のインク組成物には、必要
に応じて、トリエタノールアミンやアルカリ金属の水酸
化物等のpH調整剤、アルギン酸ナトリウム等の水溶性
ポリマー、水溶性樹脂、フッ素系界面活性剤、防カビ
剤、防錆剤等が添加されてもよい。
【0058】本発明のインク組成物の調製方法として
は、たとえば、各成分を十分混合溶解し、孔径0. 8μ
m のメンブランフィルターで加圧濾過したのち、真空ポ
ンプを用いて脱気処理して調製する方法などがある。
【0059】次に、上述のインク組成物を用いた本発明
の記録方法について説明する。本発明の記録方法はイン
ク組成物を微細孔から液滴として吐出させ、該液滴を記
録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方式
がとりわけ好適に使用できるが、一般の筆記具用、記録
計、ペンプロッター等の用途にも使用できることは言う
までまない。
【0060】インクジェット記録方式としては、従来公
知の方式はいずれも使用でき、特に圧電素子の振動を利
用して液滴を吐出させる方法(電歪素子の機械的変形に
よりインク滴を形成するインクジェットヘッドを用いた
記録方法)や熱エネルギーを利用する方法においては優
れた画像記録を行うことが可能である。
【0061】
【実施例】次に、本発明の実施例と比較例を挙げ、本発
明を具体的に説明するが、先に、本発明の実施例及び比
較例で使用するジスアゾ染料の調製例を示す。なお、本
発明は、以下の実施例によって限定されるものではな
い。
【0062】<ジスアゾ染料A>4−ニトロ−2−アミ
ノ安息香酸83g(0.5mol)を水1500gに懸
濁し、濃塩酸100gを加えて、これを0〜5℃に冷却
した。これに100gの亜硝酸ソーダを添加溶解して、
1時間攪拌を続けてジアゾ化し、スルファミン酸2部を
加えて反応を終了させ、ジアゾ化溶液aを得た。
【0063】別にK酸160gを加えて溶解し、これを
5〜10℃に冷却して、先のジアゾ化溶液aに加えて、
そのまま一夜攪拌(酸性カップリング)を続けた後に固
形分を濾別、水洗することにより下記構造のモノアゾ化
合物bを得た。
【0064】
【化12】
【0065】さらに、別にアントラニル酸69g(9.
5mol)を水1500gに懸濁し、濃塩酸100gを
加えて、これを0〜5℃に冷却し、これに100gの亜
硝酸ソーダを添加溶解して、1時間攪拌を続けてジアゾ
化し、スルファミン酸2gを加えて反応を終了させ、ジ
アゾ化溶液cを得た。
【0066】先のモノアゾ化合物bの溶液を5〜10℃
にして、ジアゾ化した溶液cを滴下し、カップリングさ
せた。滴下の際は20%苛性ソーダ水溶液を用いてアル
カリカップリングする(カップリング浴のpHを9〜1
0に調整する)。
【0067】得られたジスアゾ化合物の溶液に100g
の塩酸を加えてpH1にて酸析し、固形分を炉別、水
洗、乾燥して、下記構造のジスアゾ染料([化2]にお
いてM=H)を290g得た。
【0068】
【化13】
【0069】上記の方法で得られたジスアゾ染料(M=
H)を水に分散し、アンモニア水を加えてpH9〜9.
5に調整し、溶解して得られた水溶液を凍結乾燥するこ
とによりジスアゾ染料A([化14])を調製した。
【0070】
【化14】
【0071】[実施例1〜3及び比較例1〜3]実施例
1〜3及び比較例1〜3のインク組成物を表5に示す配
合割合で、前記調製方法により調製した。なお、表中に
示すインク組成物の各成分はインク組成物全量に対する
各成分の重量%を示し、残量は水である。
【0072】
【表5】
【0073】上記の実施例1〜3及び比較例1〜3に記
載のインク組成物を用いて下記の評価試験を行ない、そ
の結果を表6に示す。評価試験においては、インクジェ
ットプリンタPM−880C(セイコーエプソン株式会
社製)を用い、PM写真用紙(商品名、セイコーエプソ
ン株式会社製、型番:KA420PSK)に対してグラ
フィック印刷を行なった。
【0074】《耐光性試験》上記の実施例1〜3及び比
較例1〜3に記載のインク組成物を、インクジェットプ
リンタPM−880C(セイコーエプソン株式会社製)
を用いて、これのブラック用専用カートリッジに充填し
て、PM写真用紙に、OD (Optical Density)が0.
9〜1.1の範囲に入るように Duty を調製して印刷を
行った。これを直射光のない常温常湿環境にて1日放置
した後、得られた記録物の耐光性を以下の条件で評価し
た。先ず、光照射は、キセノン耐光性試験機XL−75
S(商品名、スガ試験機製)を使用して行い、ブラック
パネル40℃、相対湿度60%RH、温度24℃、波長
範囲300〜400nmの放射照度34W/m2で印刷
物を暴露(前記の条件下で48時間,192時間光照
射)した。照射後、記録物の光照射前後の色相変化(△
C)を分光光度計GRETAG SPM(GRETAG
社製)を用いて測定した。その際の条件は、光源D5
0、光源フィルタなしで、白色標準は絶対白とし、視野
角は、2°とした。評価は、JIS Z 8729に規定
されているL***の表色系に準じて算出した。 △C={(a*−a0 *2+(b*−b0 *20.5 (a*,b*:暴露試験後の色相、a0 *,b0 *:暴露試験
前の色相) そして求めた△Cにより、以下の判定基準により評価し
た。
【0075】 評価A:△Cが10未満。 評価B:△Cが10以上20未満。 評価C:△Cが20以上30未満。 評価D:△Cが30以上。
【0076】《耐ガス性試験》上記の実施例1〜3及び
比較例1〜3に記載のインク組成物を、インクジェット
プリンタPM−880C(セイコーエプソン株式会社
製)を用いて、これのブラック用専用カートリッジに充
填して、PM写真用紙にOD(Optical Density)が
0.9〜1.1の範囲に入るように Duty を調製して印
刷を行った。これを直射光のない常温常湿環境にて1日
放置した後、得られた記録物の耐ガス性を以下の条件で
評価した。先ず、オゾンウエザーメーターOMS−H型
(商品名、(株)スガ試験機製)を用い、24℃、相対
湿度60%RH、オゾン濃度10ppmの条件下にて、
記録物を所定時間(6,12時間)暴露した。照射後、
記録物の光照射前後の色相変化(△C)を分光光度計G
RETAG SPM(GRETAG社製)を用いて測定
した。その際の条件は、光源D50、光源フィルタなし
で、白色標準は絶対白とし、視野角は、2°とした。評
価は、JIS Z 8729に規定されているL***
の表色系に準じて算出した。 △C={(a*−a0 *2+(b*−b0 *20.5 (a*,b*:暴露試験後の色相、a0 *,b0 *:暴露試験
前の色相) そして求めた△Cにより、以下の判定基準により評価し
た。
【0077】 評価A:△Cが5未満。 評価B:△Cが5以上10未満。 評価C:△Cが10以上15未満。 評価D:△Cが15以上。
【0078】
【表6】
【0079】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、黒色水
性インク組成物の着色剤として上記式1で表わさせるジ
スアゾ染料を使用し、補色染料としてC.I.ダイレク
トイエロー98,C.I.ダイレクトイエロー58及び
C.I.アシッドイエロー23から選ばれる少なくとも
一種の染料を使用することにより、該インク組成物を用
いて記録したものは耐光性、耐ガス性に優れると共に、
退色カラーバランス性にも優れた画像を得ることができ
るという優れた効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA13 FC01 2H086 BA52 BA56 BA59 BA60 BA62 4J039 BC41 BE02 CA03 CA06 EA19 GA24

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、下記の式1で表されるジス
    アゾ染料と補色染料としてC.I.ダイレクトイエロー
    98,C.I.ダイレクトイエロー58及びC.I.ア
    シッドイエロー23から選ばれる少なくとも一種を含ん
    でなることを特徴とする黒色水性インク組成物。 【化1】 [式中、Mは、それぞれ独立して水素原子、アルカリ金
    属、アンモニウムから選択される陽イオンを表し、A
    は、カルボキシル基(−COOM)または水素原子を表
    し、Rは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6の
    アルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基、
    水酸基、スルファモイル基、カルバモイル基、アセチル
    基、アミノ基、アセチルアミノ基、スルホン基、カルボ
    キシル基またはハロゲン原子を表す。]
  2. 【請求項2】 前記ジスアゾ染料が、下記の式2で表わ
    されるジスアゾ染料である、請求項1に記載の黒色水性
    インク組成物。 【化2】 (式中、Mは、それぞれ独立して水素原子、アルカリ金
    属、アンモニウムから選択される陽イオンを表す。)
  3. 【請求項3】 前記ジスアゾ染料をインク組成物全量に
    対して0.1〜12重量%含んでなる、請求項1又は2
    に記載の黒色水性インク組成物。
  4. 【請求項4】 前記補色染料の含有量が、インク組成物
    全量に対して0.1〜4.0重量%である、請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の黒色水性インク組成物。
  5. 【請求項5】 前記補色染料の含有量が、前記ジスアゾ
    染料の含有量に対して、重量比で1/10〜1/2の範
    囲である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の黒色水
    性インク組成物。
  6. 【請求項6】 更に、含窒素系有機溶剤を含んでなる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の黒色水性インク組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記含窒素系有機溶剤が、2−ピロリド
    ンである、請求項6に記載の黒色水性インク組成物。
  8. 【請求項8】 更に、ノニオン系界面活性剤を含んでな
    る、請求項1〜7のいずれか一項に記載の黒色水性イン
    ク組成物。
  9. 【請求項9】 前記ノニオン系界面活性剤が、アセチレ
    ングリコール系界面活性剤である、請求項8に記載の黒
    色水性インク組成物。
  10. 【請求項10】 前記ノニオン系界面活性剤をインク組
    成物全量に対して0.1〜5重量%含んでなる、請求項
    8又は9に記載の黒色水性インク組成物。
  11. 【請求項11】 更に、浸透促進剤を含んでなる、請求
    項1〜10のいずれか一項に記載の黒色水性インク組成
    物。
  12. 【請求項12】 前記浸透促進剤が、グリコールエーテ
    ルである、請求項11に記載の黒色水性インク組成物。
  13. 【請求項13】 20℃におけるインク組成物のpH
    が、7.5〜10.5である、請求項1〜12のいずれ
    か一項に記載の黒色水性インク組成物。
  14. 【請求項14】 インクジェット記録方法において用い
    られる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の黒色水
    性インク組成物。
  15. 【請求項15】 前記インクジェット記録方法が、電歪
    素子の機械的変形によりインク滴を形成するインクジェ
    ットヘッドを用いた記録方法である、請求項14に記載
    の黒色水性インク組成物。
  16. 【請求項16】 インク組成物の液滴を吐出し、該液滴
    を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録
    方法であって、インク組成物として請求項1〜13のい
    ずれか一項に記載の黒色水性インク組成物を使用するこ
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のインクジェット記
    録方法によって記録されたことを特徴とする記録物。
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JP2010043266A (ja) * 2009-09-07 2010-02-25 Seiko Epson Corp 黒色水性インク組成物
CN102653633A (zh) * 2011-03-03 2012-09-05 台湾永光化学工业股份有限公司 蓝色、红色及黄色染料化合物及所组成的黑色墨水组合物

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