JP2003286120A - フザリウム属菌生菌製剤の保存方法 - Google Patents

フザリウム属菌生菌製剤の保存方法

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JP2003286120A JP2002093919A JP2002093919A JP2003286120A JP 2003286120 A JP2003286120 A JP 2003286120A JP 2002093919 A JP2002093919 A JP 2002093919A JP 2002093919 A JP2002093919 A JP 2002093919A JP 2003286120 A JP2003286120 A JP 2003286120A
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光紀 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フザリウム属菌の胞子または芽胞状
菌体の簡便な操作で製造できる製剤を長期間安定に保存
する方法を提供することを課題とする。 【解決手段】植物病害に対して防除効果を有するフザリ
ウム(Fusarium)属菌の胞子または芽胞状菌体の凍結乾
燥品とデンプンとを含む水分含量未調整のフザリウム属
菌含有製剤の保存容器内に乾燥剤と脱酸素剤を添加する
ことを特徴とするフザリウム属菌含有製剤の保存方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学術および産業上
有用なフザリウム(Fusarium)属菌含有製剤の保存方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】フザリウム(Fusarium)属菌は多くの植
物に病気を引き起こす土壌病原菌として知られている
が、一方で病害を防除する微生物としても位置づけられ
ている。例えば、フザリウム属に属する植物病原菌の防
除方法として、実質的に病原性を有しないフザリウム属
菌を前接種することによる作物の抵抗性を誘導したり、
あるいは、実質的に病原性を有しないフザリウム属菌の
処理による生物的な競合を利用した防除方法等が注目さ
れている。(山口健一、飯田 格 他:日植病夏期関東
部会講演要旨 1993年;小川 奎、駒田 旦:日植
病報、 50,1984年; 特開平5−65209号
公報 等)。
【0003】このような有用なフザリウム属菌を実際の
農業場面へ適用させるには、培養液をそのまま使用する
ことも可能であるが、経済性や流通性、使用方法を考慮
した場合、活性な菌株を生きた状態で長期間安定に維持
できるかにある。
【0004】そこで、フザリウム(Fusarium)属菌の保
存方法または製剤化方法に関しては、種々の検討がなさ
れており、例えば、フザリウム生菌体をゼオライト系基
材に吸着させ、自然乾燥したフザリウム生菌製剤やD−
ソルビトールを主体とし、これに少量のグルタミン酸塩
を添加した分散媒にフザリウム生菌体を分散し、真空凍
結乾燥させたフザリウム生菌製剤(特開昭63−227
507号)、フザリウム属菌をバーク炭に固定したフザ
リウム属菌固定資材(特開平3−112909号)、お
よびフザリウム属微生物の保存方法(特開平8−294
385号)が知られている。また、デンプンを用いた微
生物製剤の技術として、微生物と予ゼラチン化デンプン
との水性分散物を、予ゼラチン化デンプンをゲル化させ
てカプセル化する方法(特公平7−29892号)、デ
ンプンと水との混合物を加熱して高温でゲルまたはペー
スト状にし、冷却したのち拮抗微生物を添加して被覆微
生物農薬を製造する方法(特公平8−32615号)が
ある。また、微生物と水溶性多糖類との混合物を主体と
する微生物タブレット(特開昭60−122098
号)、微生物を高分子物質により固定化した農林産業用
微生物製剤(特開昭62−234005号)があり、水
溶性多糖類または高分子物質としてデンプンが例示され
ている。さらに、フザリウム(Fusarium)属菌の胞子ま
たは芽胞状菌体を安定して長期間保存する方法として、
フザリウム(Fusarium)属菌の胞子または芽胞状胞子菌
体と、デンプンとを含むフザリウム属菌のデンプン製剤
(特開2001−72522号)が報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかしながら、特開2001−72522
号公報に記載されているフザリウム(Fusarium)属菌の
デンプン製剤方法は、安価なデンプンを使用し、乾燥工
程を省略して、低温及び常温に於いても数ヶ月間安定に
生菌数を維持できる優れた製剤化方法であるが、菌の種
類によっては製剤中の水分含量により保存安定性が大き
く異なる欠点がある。従って製剤調製時に最終製剤の水
分含量を綿密に計算の上、調製する必要がある。また、
フザリウム属菌懸濁液とデンプンを混合する場合、良好
な保存安定性を示す水分含量である30〜35重量%に
調製しようとすると、フザリウム属菌が、デンプンの一
部に局在し易く、均一に分散させるには困難であった。
【0007】本発明の課題は、フザリウム属菌の胞子ま
たは芽胞状菌体の簡便な操作で製造できる製剤を長期間
安定に保存する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め凍結乾燥
したフザリウム属菌の胞子または芽胞状菌体とデンプン
を混合し、保存容器内に吸湿を妨げる目的で乾燥剤、さ
らに脱酸素剤を添加することにより、煩雑な水分含量調
整が必要なく簡便に低コストで長期間生菌数を維持でき
ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】即ち、本発明は、植物病害に対して防除効
果を有するフザリウム(Fusarium)属菌の胞子または芽
胞状菌体の凍結乾燥品とデンプンとを含む水分含量未調
整のフザリウム属菌含有製剤の保存容器内に乾燥剤と脱
酸素剤を添加することを特徴とするフザリウム属菌含有
製剤の保存方法であり、特に、植物病害に対して防除効
果を有するフザリウム(Fusarium)属菌が、フザリウム
・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)、フザリウム
・モニリフォルメ(Fusarium moniliforme)、フザリウ
ム・ロゼウム(Fusarium roseum)、フザリウム・ソラ
ニ(Fusarium solani)、フザリウム・アクミナタム(F
usarium acuminatum)、フザリウム・アベナセアム(Fu
sarium avenaceum)、フザリウム・カルモラム(Fusari
um culmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusariu
m graminearum)、フザリウム・ニバーレ(Fusarium ni
vale)であるフザリウム属菌含有製剤の保存方法であ
り、さらには、フザリウム・モニリフォルメ(Fusarium
moniliforme)がフザリウム・モニリフォルメ(FER
M P−18726)であるフザリウム属菌含有製剤の
保存方法である。
【0010】
【本発明の実施の形態】本発明の対象となる菌はフザリ
ウム属に属する真菌であれば種または株などは制限され
ない。また、自然界から分離されたものでも、遺伝子操
作が施されたものでも使用することができる。本発明の
対象となるフザリウム属菌としては、誘導抵抗または交
叉防御活性を有する、作物に実質的に病原性を有しない
フザリウム属菌が農業分野での適用性の点から好まし
い。
【0011】このようなフザリウム属菌としては、例え
ばフザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporu
m)、フザリウム・モニリフォルメ(Fusarium monilifo
rme)、フザリウム・ロゼウム(Fusarium roseum)、フ
ザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム・
アクミナタム(Fusarium acuminatum)、フザリウム・
アベナセアム(Fusarium avenaceum)、フザリウム・カ
ルモラム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミ
ネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・ニバ
ーレ(Fusarium nivale)、その他のフザリウム(Fusar
ium)属に属する菌が挙げられる。
【0012】本発明で用いるフザリウム属菌は、生菌体
であって、胞子またはそれに類する芽胞状菌体である
が、菌糸体などが含まれていても良い。本発明では胞子
または芽胞状菌体としてフザリウム属菌を培養した培養
物全体をそのまま用いてもよく、また、培養物から濾過
または遠心分離などの方法により分離した胞子または芽
胞状菌体を用いても良い。
【0013】フザリウム属菌の培養に用いる培地は特に
制限されず、フザリウム属菌を培養できるものであれば
任意に選択できる。胞子または芽胞状菌体を形成させる
ことができる培地であれば液体培地または寒天培地のい
ずれの培地でも使用できる。例えば、ポテトデキストロ
ース培地、ポテトシュークロース培地、ツアペック−ド
ックス培地などを具体的に挙げることができる。これら
の培地を定法で滅菌した後、フザリウム属菌を接種し、
15〜35℃で3〜10日間振盪または静置培養するこ
とにより胞子濃度または芽胞状菌体濃度の高い培養物を
得ることができる。
【0014】フザリウム属菌の胞子や芽胞状菌体を含む
液体培養物は、次いで濾過、遠心分離等の脱水処理に付
され、培養物画分が除去されたペレット状若しくは懸濁
状の胞子又は芽胞状菌体を主体とする生菌体が得られ
る。得られた生菌体は、通常、凍結乾燥時に利用される
保護剤であるスキムミルクやグルタミン酸ナトリウム等
を加えて保護剤を添加した懸濁液もしくはペレット状と
し、急速凍結した後凍結乾燥し、粉末状とする。その
後、多量のデンプンで目的とする生菌数濃度となるよう
に希釈する。このとき用いる保護剤は、凍結もしくは乾
燥時の生菌の保護を行えるものであれば何ら制限はな
い。
【0015】本発明で用いるデンプンとしては、デンプ
ン、またはデンプンを物理的、化学的もしくは酵素的に
加工した加工デンプンが制限なく使用でき、デンプンの
原料等は制限されない。また試薬、工業用材料、食品用
材料等の種類も制限されない。例えば、馬鈴薯、トウモ
ロコシ、サツマイモ、米、小麦等を原料とするデンプン
または加工デンプンなどが使用できる。これらの中で
は、馬鈴薯デンプンまたはその加工デンプンが好まし
い。デンプンと加工デンプンは併用することができる。
デンプンの市販品としては、和光純薬工業(株)やナカ
ライテスク(株)等から市販されている馬鈴薯デンプ
ン、トウモロコシデンプン、サツマイモデンプン、小麦
デンプン等が挙げられる。加工デンプンの市販品として
は、松谷化学工業(株)より市販されているラクトウェ
イ2、和光純薬工業(株)やナカライテスク(株)等よ
り市販されている可溶性デンプンが挙げられる。また、
デンプンとしてはゲル化またはゾル化されていないもの
が好ましい。
【0016】本発明に係わるフザリウム属菌生菌製剤
は、必要に応じて、展着剤、結合剤等の添加剤を1種又
は2種以上配合することができる。これらの添加剤はフ
ザリウム属菌や施用植物に対して無害であるか、あるい
は悪影響を及ぼさないものが好ましい。上記展着剤とし
ては、主成分である界面活性剤により表面張力を低下さ
せ湿展性を付与するものであれば特に制限されるもので
はなく、例えばポリオキシエチレンソルビタンエステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル等の公知のノニオン界面活性剤や脂肪酸
の低級アルキルエステルのスルホン酸塩、ポリカルボン
酸型高分子活性剤等の公知のアニオン界面活性剤を挙げ
ることができる。これらは2種以上を混合して用いるこ
とができる。また、上記結合剤としては、例えば、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム塩、ショ糖、デンプ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールなど
を挙げることができ、これらは2種以上を混合して用い
ることができる。添加剤の配合割合は、通常0.1〜2
0重量%、好ましくは1〜10重量%とすることができ
る。
【0017】本発明に係わるフザリウム属菌生菌製剤
は、上記のように室温で製造ができ、かつ、前処理とし
て凍結乾燥した高濃度のフザリウム属菌の胞子や芽胞状
菌体は、冷凍保存しておき、必要に応じて小分けしてフ
ザリウム属菌生菌製剤の製造に使用することができる。
製造されたフザリウム属菌生菌製剤は、包材等に小分け
されるが、このとき製剤が吸湿することを防ぐためシリ
カゲル等の乾燥剤を添加し、また、容器内の酸素を取り
除くため、脱酸素剤を添加もしくは、窒素ガス等で置換
することにより、長期間室温で保存することができる。
このとき使用される容器は酸素を透過しないものであれ
ば何でもよく、例えば、アルミラミネートやアルミ蒸
着、シリカ蒸着等のフィルム包材や缶詰等に使用される
金属容器などが挙げられる。
【0018】本発明で用いる乾燥剤は、湿度を除去し、
デンプン製剤の吸湿を阻止できるものであれば何でもよ
く、例えば、物理吸着型のシリカゲルやゼオライト、ア
ルミナ、モンモリナイト、セピオライト、化学反応型の
生石灰、潮解型の塩化カルシウム等が挙げられる。取り
扱いが簡便な点からシリカゲルやアルミナ、生石灰等が
好ましい。
【0019】本発明で用いる脱酸素剤は、鉄系やアスコ
ルビン酸系等のものが使用できる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について説明するが、本
発明はこれら実施例によって何ら制限されるものではな
い。実施例では、供試菌としてフザリウム・モニリフォ
ルメ(FERM P−18726)を用いた。また、デ
ンプンとして、松谷化学工業(株)製のラクトウェイ
2、シリカゲルとして、(株)ニトムズの食品ドライキ
ーパー、脱酸素剤としてニッソー樹脂(株)製のセキュ
ール、包材にはアルミラミネート包材を用いた。
【0021】実施例1 ポテトデキストロース液体培地にフザリウム・モニリフ
ォルメ(FERM P−18726)を植菌し、25℃
で7日間振盪培養後、その培養物をガーゼで濾過するこ
とにより菌糸を除き、胞子及び芽胞状菌体懸濁液を得
た。3000回転、10分間遠沈操作後、胞子及び芽胞
状菌体ペレットを得た。この胞子及び芽胞状菌体ペレッ
ト1.0g(4.0×108cfu)を10%のスキムミル
クと1%のグルタミン酸ナトリウムを含む水溶液10m
lに懸濁させた。よく混合した後、−85℃で凍結し、
凍結後真空乾燥操作を行い、粉末状の凍結乾燥胞子を得
た。この凍結乾燥胞子を100gのデンプンに添加し、
よく混合し、フザリウム属菌生菌製剤を得た。得られた
胞子製剤は、アルミラミネートの包材中に入れ、次いで
シリカゲルと脱酸素剤を添加した。
【0022】
【発明の効果】試験例 実施例1、および比較例として、実施例1と同様の方法
で得られたフザリウム属菌生菌製剤をアルミラミネート
の包材中に入れ、シリカゲルと脱酸素剤は添加しなかっ
たもの(比較例1)および、シリカゲルのみ添加したも
の(比較例2)の5℃および25℃における安定性を試
験した。調製直後から4ヶ月後まで生存している生菌数
を希釈平板法にて調査した。結果を図1から図3に示
す。
【0023】図1の結果からわかるように、実施例1で
調製し保存した製剤は、何れの温度でも生菌数は安定に
保たれていた。
【0024】図2の結果からわかるように、比較例1の
保存製剤は、5℃の保存では2ヶ月後まで生菌数は安定
に保たれたが、3ヶ月以降急激に生菌数は減少した。ま
た、25℃の保存では1ヶ月後で約50%生菌数が減少
し、その後さらに生菌数は減少を続けた。
【0025】図3の結果からわかるように、比較例2の
保存製剤は、何れの温度でも生菌数は安定に保たれなか
った。
【0026】本発明の方法は、フザリウム(Fusarium)
属菌の胞子または芽胞状菌体を凍結乾燥した後、デンプ
ンを配合するため、混合が容易に且つ均一にでき、保存
容器内に乾燥剤と脱酸素剤を添加することにより、フザ
リウム(Fusarium)属菌の胞子または芽胞状菌体を室温
においても長期間安定して保存することができる。従っ
て、微生物農薬として流通する場合、冷蔵保存は必要な
く通常の化学農薬と同様の流通が可能であり、農業およ
び園芸分野において、極めて有効に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で調製し保存した製剤中の生菌数の経
時変化を示したグラフである。
【図2】比較例1で調製し保存した製剤中の生菌数の経
時変化を示したグラフである。
【図3】比較例2で調製し保存した製剤中の生菌数の経
時変化を示したグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物病害に対して防除効果を有するフ
    ザリウム(Fusarium)属菌の胞子または芽胞状菌体の凍
    結乾燥品とデンプンとを含む水分含量未調整のフザリウ
    ム属菌含有製剤の保存において、保存容器内に乾燥剤と
    脱酸素剤を添加することを特徴とするフザリウム属菌含
    有製剤の保存方法。
  2. 【請求項2】 植物病害に対して防除効果を有するフザ
    リウム(Fusarium)属菌が、フザリウム・オキシスポラ
    ム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・モニリフォル
    メ(Fusarium moniliforme)、フザリウム・ロゼウム
    (Fusarium roseum)、フザリウム・ソラニ(Fusarium
    solani)、フザリウム・アクミナタム(Fusarium acumi
    natum)、フザリウム・アベナセアム(Fusarium avenac
    eum)、フザリウム・カルモラム(Fusarium culmoru
    m)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminea
    rum)、フザリウム・ニバーレ(Fusarium nivale)であ
    る請求項1記載のフザリウム属菌含有製剤の保存方法。
  3. 【請求項3】 フザリウム・モニリフォルメ(Fusarium
    moniliforme)がフザリウム・モニリフォルメ(FER
    M P−18726)であることを特徴とする請求項1
    および2記載のフザリウム属菌含有製剤の保存方法。
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