JP2003285733A - 船首シールの交換方法及び装置 - Google Patents
船首シールの交換方法及び装置Info
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Abstract
首シールを安全、かつ、確実に交換できる船首シールの
交換装置を提供する。 【解決手段】エアクッション船1の船首6に設けられて
いる船首シール3′を交換するための船首シール交換装
置である。船首シール3′を横移送する台車9と、シー
ル固定枠26に設けたガイドローラ27を誘導する船首
シール導出入ガイド10と、ガイドローラ27を固定す
るストッパ11と、船首シールの引抜きを行う引抜きウ
インチ12と、船首シールの引揚げ・引降ろしを行う引
揚げ・引降ろしウインチ13と、船首シールの引起し兼
引込みを行う引起し兼引込みウインチ14と、シールを
固縛するシール固縛装置15から構成されている。
Description
の船首に取り付けられている船首シールの交換方法およ
び装置に関するものである。
と、船尾シール4と、双胴形の船体2とからなるエアク
ッション船1が知られている。船首シール3は、図2に
示すように、複数の船首シール3′から構成され、各船
首シール3′は、図示しないU字形のシール固定枠に取
り付けられている(図3参照)。図1中、5は、エアク
ッション室である。
耗したり、海上浮遊物と衝突して損傷した船首シール
3′を岸壁に設置したトラッククレーンを用いて交換す
る場合には、次のような問題があった。すなわち、
(a) 揺れている船首シール3′をエアクッション船
1に搭載することが難しい。
い、船首シール3′の交換に大型のトラッククレーンが
必要となり、交換コストが多大になる。
合、交換時に海底につかえることがあり、旋回させるこ
とができない。
く、ウェットデッキの下面の所定位置に引き込むことが
できない。
になされたものであり、超大型のトラッククレーンを使
用しなくても、船首シールを安全、かつ、確実に交換す
ることができる船首シールの交換方法及び装置を提供す
ることを主たる目的とするものである。
め、本発明は、次のように構成されている。
されている船首シールを交換する際に、前記船首部に搭
載した船首シール交換装置を交換する船首シールの位置
に横移動させ、該船首シールを、シール固定枠に設けら
れているガイドローラが船首シール交換装置に設けられ
ている船首シール導出入ガイドに到達するまで引き出
し、該船首シールを前記ガイドローラを支点にして引き
起し、前記船首シール交換装置で保持し、前記船首シー
ル交換装置を岸壁側に戻し、しかる後に、クレーンを用
いて船首シールを回収することを特徴とする船首シール
の交換方法である。
にして引き起す際に、前記ガイドローラをストッパによ
って固定することを特徴とする(1)記載の船首シール
の交換方法である。
されている船首シールを交換する際に、船首シール交換
装置を岸壁側に戻し、該船首シール交換装置の船首シー
ル導出入ガイドに船首シールのシール固定枠に設けられ
ているガイドローラを挿入後、前記船首シールを船首シ
ール交換装置で保持した上で該船首シール交換装置を所
定の位置に横移動し、前記船首シールを前記ガイドロー
ラを支点にしてウェットデッキに当たるまで回転させ、
前記船首シールを引込みレールに沿って船尾側に引き込
んで前記ウェットデッキの下面に固定することを特徴と
する船首シールの取付け方法である。
にして回転させる際に、前記ガイドローラをストッパに
よって固定することを特徴とする(3)記載の船首シー
ルの交換方法である。
されている船首シールを交換するための船首シール交換
装置であって、船首シールを横移送する台車と、シール
固定枠に設けられているガイドローラの出入を誘導する
船首シール導出入ガイドと、前記ガイドローラを固定す
るストッパと、船首シールの引抜きを行なう引抜きウイ
ンチと、船首シールの引揚げ・引降ろしを行なう引揚げ
・引降ろしウインチと、船首シールの引起し兼引込みを
行なう引起し兼引込みウインチと、シールを固縛するシ
ール固縛装置とからなる船首シールの交換装置である。
ットデッキの下面に設けられている船首シール誘導用ガ
イドレールの先端に対向するように配設する(5)記載
の船首シールの交換装置。
形のローラーガイド部とL字形の外側部により形成する
(5)記載の船首シールの交換装置である。
チの内側の位置に設けられ、かつ、その先端にフックが
回動自在に取り付けられている(5)記載の船首シール
の交換装置である。
を用いて説明する。
船首6には、船体2の横手方向に向けて台車用レール7
が設置されている。そして、船首6に取り付けられてい
る船首シール3′を交換する際に、台車用レール7上に
船首シール交換装置8を搭載するようになっている。
は、台車9と、船首シール導出入ガイド10と、ストッ
パ11と、引抜きウインチ12と、引揚げ・引降ろしウ
インチ13と、引起し兼引込みウインチ14と、シール
固縛装置15と、滑車16と、台車・ガイド連結材17
とから構成されている。
8上に取り付けられ、滑車16は、台車9の前部に、直
接、取り付けられている。引抜きウインチ12および滑
車16は、台車9の左右両側(図6参照)に設置されて
いる。
ンチ13および引起し兼引込みウインチ14は、台車9
の中央に設置されている。但し、図5に示すように、引
起し兼引込みウインチ14は、台車9の後部台19上に
取り付けられ、引揚げ・引降ろしウインチ13は、その
前方に位置して台車9上に取り付けられている。
首シール導出入ガイド10が設けられている。船首シー
ル導出入ガイド10は、ウェットデッキ20の下面に設
けられているガイドレール21の先端に対向しており、
L字形のローラーガイド部22とL字形の外側部23に
より形成されている(図5参照)。この船首シール導出
入ガイド10は、台車・ガイド連結材17によって台車
9に取り付けられている。更に、L字形のローラーガイ
ド部22に対向して棒状のストッパ11が設けられてい
る(図6及び図7参照)。ストッパ11は、流体シリン
ダ24によって昇降されるようになっている。
は、引抜きウインチ12の内側の位置に設けられ、その
先端にフック25が回動自在に取り付けられている。
その両側に、第1ローラ27および第2ローラ28を備
えるとともに、第1ローラ27の前方にそれぞれ引抜き
索取付金物29を設けている。第1ローラ27の後方の
横梁30に取り付けた接続ロープ31には、第1のメッ
センジャーロープ32を介して端部ロープ33が接続さ
れている。端部ロープ33は、横梁30に設けたロープ
フック34と第2ローラ28の前方のシーブ35との間
に掛け渡されている。
する。 (イ)船首シールの取り外し 図4に示すように、岸壁に横付けされているエアクッシ
ョン船1から損傷した船首シール3′を取り外す作業
は、次の手順で実施する。
船首シール移送台車8を搭載し、転倒防止ローラ及びケ
ーブルを取り付けた後、同台車8を交換するシール位置
まで移動する。
にて、引抜きウインチ12から引き出した引抜き索12
aを、予め、船内に取り付けられている第3メッセンジ
ャーロープ37に接続させた後、この第3メッセンジャ
ーロープ37を用いてシール固定枠26の引抜き索取付
金物29側に引き寄せ、引抜き索12aを引抜き索取付
金物29に取り付ける。
8にて、第2メッセンジャーロープ39の一端をシール
固定枠26の船尾端に取り付けるとともに、他端を第4
ハッチコーミング38aに取り付ける。
外した後、図11に示すように、引抜き索12aを用い
て船首シール3′を引き抜き可能な位置まで引き抜く
(図11参照)。その後、第3メッセンジャーロープ3
7を取り外して第1ハッチコーミング36aに取り付け
る。しかる後に、図示しないチェンブロック又は流体シ
リンダーを用いて第1ローラ27が船首シール導出入ガ
イド10に到達するまで船首シール3′を引き抜く。
しウインチ13から繰り出した引揚げ・引降し索13a
をシール固定枠26に取り付けた端部ロープ33に接続
した後、第2メッセンジャーロープ39を外し、第3ハ
ッチコーミング52aに取り付ける。
を掛けて第1ローラ27が移動しないようにした後、引
揚げ・引降し索13aを繰り出し、船首シール3′を、
第1ローラ27を回転軸にして反時計方向に旋回させる
(図14参照)。この際、第2ローラ28に対応するガ
イドレール部分は、不連続になっている。
6を開いてボートフック40で端部ロープ33と第1メ
ッセンジャーロープ32を船内に引き込み、端部ロープ
33と接続ロープ31をシャックル43で切り離す。
り出しながら、第4メッセンジャーロープ42をウェッ
トデッキ20内に引き込み、引揚げ・引降し索13aと
端部ロープ33を切り離す。次に、引揚げ・引降し索1
3aを引揚げ・引降しウインチ13に巻き込んだ後、第
1メッセンジャーロープ32を船内に引き込み、端部ロ
ープ33と接続ロープ31をシャックル43を使って接
続する。
aを繰り出してシール固定枠26の横材30に取り付け
た後、引起し索14aを巻き込み、船首シール3′を引
き起こす。次に、台車9上のシール固縛装置15で船首
シール3′を個縛した後、台車固縛装置(図示せず)を
解放して船首シール3′を岸壁側に移動する。
3′にトラッククレーン60の吊り索60aを取り付け
た後、引起し索14a、引抜き索12a及びシール固縛
金物15を外し、船首シール3′をトラッククレーン6
0によって岸壁61に陸揚げする。 (ロ)船首シールの取り付け 1) 岸壁に仮置きした船首シール3′をトラッククレ
ーンで吊り上げて、本船の船首部6の台車付近に移動す
る。
チ12から引抜き索12aを繰り出して引抜き索取付金
物29に取り付ける。
船首シール導出入ガイド10に挿入する。尚、ストッパ
11は、事前に、掛けた状態にしておく。
aを繰り出してシール固定枠26の横材30に取り付け
る。次に、引起し兼引込みウインチ14を駆動して船首
シール3′を引き起こし、シール固縛装置15で船首シ
ール3′を固定する。
船首シール導出入ガイド10で船首シール3′の荷重が
支持され、かつ、シール固縛金物15で個縛したことを
確認後、クレーン車の吊り索60aを解放する。その
後、船首シール移送台車8を駆動してシール取付け位置
まで船首シール3′を移動し、台車9を固定する。
しウインチ13の引揚げ・引降し索13aを、第1、第
2の滑車44、45を経由してウェットデッキ20下に
繰り出すとともに、第2滑車部45で引揚げ・引降し索
13aに第4メッセンジャーロープ42を接続する。
用して引揚げ・引降し索13aを第1ハッチ部36まで
引き上げた後(図15参照)、図20に示すように、引
揚げ・引降し索13aと端部ロープ33をシャックル4
6で接続する。
端部ロープ33を繰り出しながら、第1メッセンジャー
ロープ(図示せず)を船内側に引き込み、端部ロープ3
3の上端と接続ロープ31をウェットデッキ20内に引
き揚げて接続する(図21参照)。
1ローラ27の位置を保持したまま、引揚げ・引降しウ
インチ13でシール固定枠26がウェットデッキ20に
当たるまで引き揚げる(図14の逆の動きとなる)。
き索12aで船首シール3′を保持した状態で、ストッ
パ11を解除する。引抜き索12aを緩めると、船首シ
ール3′が船尾方向に移動し、第2ローラ28が船体の
ガイドレール(図示せず)に乗る。
込みウインチ14から繰り出した引起し兼引込み索14
aを第3、第4の滑車47、48を経由して第4の滑車
48の下方で第2メッセンジャーロープ39と接続す
る。
使用して引起し兼引込み索14aを船首方向へ移動さ
せ、引起し兼引込み索14aをシール固定枠26の船尾
側に取り付ける。第2メッセンジャーロープ39は、引
起し兼引込み索14aから取り外し、船内に固縛する。
(図示せず)を徐々に繰り出しながら、引起し兼引込み
ウインチ14を巻き込み側に駆動して、船首シール3′
を取付け位置まで引き込む。
を差し込み、電動レンチでシール固定枠26を締めつけ
て固定する。
物29から外した後、引抜き索12aに第4メッセンジ
ャーロープ42を取り付ける。引抜き索12aを船首部
に設けた水密ハッチ部36まで引き出し、引抜きウイン
チ12を停止する。第4メッセンジャーロープ42を引
抜き索12aから取り外して水密ハッチ部36に取り付
ける。引抜き索12aをウインチ12に巻き取る。
すとともに、台車駆動用ケーブルを回収して船首シール
移送台車8を陸揚げする。
換方法は、エアクッション船の船首部に装着されている
船首シールを交換する際に、前記船首部に搭載した船首
シール交換装置を交換する船首シールの位置に横移動さ
せ、該船首シールを、シール固定枠に設けられているガ
イドローラが船首シール交換装置に設けられている船首
シール導出入ガイドに到達するまで引き出し、該船首シ
ールを前記ガイドローラを支点にして引き起し、前記船
首シール交換装置で保持し、前記船首シール交換装置を
岸壁側に戻し、しかる後に、クレーンを用いて船首シー
ルを回収するようにしたので、次のような、優れた効果
がある。
船首シールを交換することができる。
しなくても船首シールを交換でき、交換コストを低減で
きる。
も、海底と干渉させることなく、交換できる。
ション船に搭載することが可能である。
エアクッション船の船首部に装着されている船首シール
を交換する際に、船首シール交換装置を岸壁側に戻し、
該船首シール交換装置の船首シール導出入ガイドに船首
シールのシール固定枠に設けられているガイドローラを
挿入後、前記船首シールを船首シール交換装置で保持し
た上で該船首シール交換装置を所定の位置に横移動し、
前記船首シールを前記ガイドローラを支点にしてウェッ
トデッキに当たるまで回転させ、前記船首シールを引込
みレールに沿って船尾側に引き込んで前記ウェットデッ
キの下面に固定するので、上記(1)〜(4)の効果を
得ることができる。
エアクッション船の船首部に装着されている船首シール
を交換するための船首シール交換装置であって、船首シ
ールを横移送する台車と、シール固定枠に設けられてい
るガイドローラの出入を誘導する船首シール導出入ガイ
ドと、前記ガイドローラを固定するストッパと、船首シ
ールの引抜きを行なう引抜きウインチと、船首シールの
引揚げ・引降ろしを行なう引揚げ・引降ろしウインチ
と、船首シールの引起し兼引込みを行なう引起し兼引込
みウインチと、シールを固縛するシール固縛装置とから
構成したので、上記(1)〜(4)の効果を得ることが
できる。
図である。
図である。
せる説明図である。
である。
図である。
ある。
である。
取り付ける図である。
プを接続する図である。
で接続する図である。
ッキ内に引き揚げて接続する図である。
して第2メッセンジャーロープと接続する図である。
7)
Claims (8)
- 【請求項1】 エアクッション船の船首部に装着されて
いる船首シールを交換する際に、前記船首部に搭載した
船首シール交換装置を交換する船首シールの位置に横移
動させ、該船首シールを、シール固定枠に設けられてい
るガイドローラが船首シール交換装置に設けられている
船首シール導出入ガイドに到達するまで引き出し、該船
首シールを前記ガイドローラを支点にして引き起し、前
記船首シール交換装置で保持し、前記船首シール交換装
置を岸壁側に戻し、しかる後に、クレーンを用いて船首
シールを回収することを特徴とする船首シールの交換方
法。 - 【請求項2】 船首シールをガイドローラを支点にして
引き起す際に、前記ガイドローラをストッパによって固
定することを特徴とする請求項1記載の船首シールの交
換方法。 - 【請求項3】 エアクッション船の船首部に装着されて
いる船首シールを交換する際に、船首シール交換装置を
岸壁側に戻し、該船首シール交換装置の船首シール導出
入ガイドに船首シールのシール固定枠に設けられている
ガイドローラを挿入後、前記船首シールを船首シール交
換装置で保持した上で該船首シール交換装置を所定の位
置に横移動し、前記船首シールを前記ガイドローラを支
点にしてウェットデッキに当たるまで回転させ、前記船
首シールを引込みレールに沿って船尾側に引き込んで前
記ウェットデッキの下面に固定することを特徴とする船
首シールの取付け方法。 - 【請求項4】 船首シールをガイドローラを支点にして
回転させる際に、前記ガイドローラをストッパによって
固定することを特徴とする請求項3記載の船首シールの
交換方法。 - 【請求項5】 エアクッション船の船首部に装着されて
いる船首シールを交換するための船首シール交換装置で
あって、船首シールを横移送する台車と、シール固定枠
に設けられているガイドローラの出入を誘導する船首シ
ール導出入ガイドと、前記ガイドローラを固定するスト
ッパと、船首シールの引抜きを行なう引抜きウインチ
と、船首シールの引揚げ・引降ろしを行なう引揚げ・引
降ろしウインチと、船首シールの引起し兼引込みを行な
う引起し兼引込みウインチと、シールを固縛するシール
固縛装置とからなる船首シールの交換装置。 - 【請求項6】 船首シール導出入ガイドを、ウェットデ
ッキの下面に設けられている船首シール誘導用ガイドレ
ールの先端に対向するように配設する請求項5記載の船
首シールの交換装置。 - 【請求項7】 船首シール導出入ガイドを、L字形のロ
ーラーガイド部とL字形の外側部により形成する請求項
5記載の船首シールの交換装置。 - 【請求項8】 シール固縛装置は、引抜きウインチの内
側の位置に設けられ、かつ、その先端にフックが回動自
在に取り付けられている請求項5記載の船首シールの交
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090632A JP3919573B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 船首シールの交換方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090632A JP3919573B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 船首シールの交換方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003285733A true JP2003285733A (ja) | 2003-10-07 |
JP3919573B2 JP3919573B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=29235913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3919573B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7712727B1 (en) * | 2007-09-04 | 2010-05-11 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Air cushion vehicle bow skirt retraction system |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090632A patent/JP3919573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7712727B1 (en) * | 2007-09-04 | 2010-05-11 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Air cushion vehicle bow skirt retraction system |
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