JP2003285556A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JP2003285556A
JP2003285556A JP2002090496A JP2002090496A JP2003285556A JP 2003285556 A JP2003285556 A JP 2003285556A JP 2002090496 A JP2002090496 A JP 2002090496A JP 2002090496 A JP2002090496 A JP 2002090496A JP 2003285556 A JP2003285556 A JP 2003285556A
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methyl
heat
diethylamino
meth
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Application number
JP2002090496A
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English (en)
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Takanori Otohata
隆範 乙幡
Chuichi Fukuchi
忠一 福地
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性に優れるとともに、印刷適性が良好
で、さらに印字の際のヘッドへのカス付着が防止された
感熱記録体の提供。 【解決手段】 支持体上に、無色または淡色の塩基性ロ
イコ染料および顕色剤を主成分として含有する感熱記録
層を設けた感熱記録体において、感熱記録層にアクリル
エマルジョンとコロイダルシリカとを含有し、さらに該
アクリルエマルジョンがコア・シェル構造を有する感熱
記録体。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、耐水性が付与された感
熱記録体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、無色または淡色の塩基性ロイコ
染料と顕色剤との熱による発色反応を利用して記録画像
を得る感熱記録体は、発色が非常に鮮明であることや、
記録時に騒音がなく装置も比較的安価でコンパクト、メ
ンテナンス容易であるなどの利点から、ファクシミリや
コンピューター分野、各種計測器等に広く実用化されて
いる。さらに最近では、ラベル、チケットの他、屋外計
測用のハンディターミナルや配送伝票など、各種プリン
ター、プロッターの出力媒体として用途も急速に拡大し
つつある。これらの用途の場合、屋外で使用されること
が多く、雨などの水分や湿気、日光、真夏の車内の高温
状態など、従来に比べて過酷な環境下での使用に耐える
品質性能が必要となる。 【0003】耐水性の改善に関しては、特開昭55−1
59993号公報に水溶性接着剤と各種架橋剤を併用す
ること、特開昭57−189889号公報に架橋性の高
い水溶性接着剤を用いることが記載されているが、まだ
不十分である。一方、酢酸ビニルエマルジョン、アクリ
ルエマルジョンやSBRラテックスのような疎水性樹脂
エマルジョンを感熱記録層の接着剤として使用すること
によって、耐水性を向上させることも知られているが、
記録時にヘッドカス付着やスティッキングが発生するな
ど、使用に際して問題がある。また、特開平7−266
711号公報では、自己架橋性アクリルエマルジョンと
コロイダルシリカ、及び/又はコロイダルシリカとアク
リル系ポリマー又はスチレン・アクリル系ポリマーとの
複合粒子エマルジョンを用いることが提案されている
が、従来バインダーとして使用されているポリビニール
アルコール等に比べヘッド走行性に劣る。 【0004】 【発明が解決しようとする問題】本発明は、耐水性に優
れるとともに、印刷適性が良好で、印字の際のカス付着
が少ない感熱記録体を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明では、支持体上
に、無色または淡色の塩基性ロイコ染料および顕色剤を
主成分として含有する感熱記録層を設けた感熱記録体に
おいて、感熱記録層にアクリルエマルジョンとコロイダ
ルシリカとを含有し、さらに該アクリルエマルジョンが
コア・シェル構造を有する感熱記録体とすることによ
り、課題を解決するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の感熱記録体を得るには、
例えば、塩基性ロイコ染料および顕色剤をそれぞれバイ
ンダーとともに分散した分散液と、アクリルエマルジョ
ン、コロイダルシリカ、填料等その他必要な添加剤を加
えて混合し、感熱記録層塗液を調製し基材上に塗布乾燥
して感熱記録層を形成することにより製造することがで
きる。 【0007】本発明において、アクリルエマルジョンと
コロイダルシリカとは、混合して感熱記録層中に含有さ
れることが重要である。コロイダルシリカをアクリル樹
脂成分中に導入した複合粒子タイプも知られているが、
このような複合粒子は混合した場合に比べて耐水性に劣
り、本発明では用いられない。この理由は明らかではな
いが、アクリルエマルジョンとコロイダルシリカとの結
合状態によるものと考えられる。複合粒子タイプでは、
アクリル粒子の周囲にコロイダルシリカが重合結合によ
って強く結合しており、感熱記録層の接着剤(バインダ
ー)として使用しても、コロイダルシリカの存在によっ
てアクリル粒子同士が融着あるいは接近しにくくなり、
成膜性が阻害されると考えられる。一方、混合の場合
は、コロイダルシリカは吸着のような状態でアクリルエ
マルジョン粒子に弱く結合し、アクリルエマルジョン粒
子同士による成膜を妨げることがないため強固な膜が形
成され、ひいては耐水性が向上すると考えられる。 【0008】さらに、本発明では特に、コア・シェル構
造を有するアクリルエマルジョンが用いられる。このよ
うなアクリルエマルジョンとしては例えば、特開平6−
227124号記載の(メタ)アクリル酸エステル共重
合体が挙げられ、乳化剤等を用いて水系エマルジョンと
して用いられる。 【0009】コア・シェル構造を得るには、ポリビニル
アルコールを乳化剤として使用し、まず前段として重合
性多官能単量体を含む重合性単量体成分Aを重合させて
微粒子を製造し、次いで、後段として重合性単量体成分
Bを重合させて得ることができる。この前・後段の二段
重合により、単量体成分Aからなる部分がコアで、単量
体成分Bからなるシェルのコア・シェル構造となる。 【0010】重合性単量体成分A中の重合性多官能単量
体としては、(メタ)アクリル酸とエチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の多
価アルコールとのエステル化物等の分子内に重合性不飽
和基をを2個以上有する多官能(メタ)アクリル酸エス
テル類;メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の分子
内に重合性不飽和基を2個以上有する多官能(メタ)ア
クリルアミド類;ジアリルフタレート、ジアリルマレー
ト、ジアリルフマレート等の分子内に重合性不飽和基を
2個以上有する多官能アリル化合物;(メタ)アクリル
酸アリル、ジビニルベンゼン等を挙げることができ、こ
れらの1種または2種以上を混合して使用することがで
きる。 【0011】重合性単量体成分Aを構成する上記重合性
多官能単量体以外の重合性単量体としては、スチレン、
ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルメチルス
チレン、等のスチレン誘導体類;(メタ)アクリルアミ
ド、N−モノメチル(メタ)アクリルアミド、N−モノ
エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体
類;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル
酸とC1 〜C18のアルコールのエステルである(メタ)
アクリル酸エステル類;(メタ)アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピ
ル、(メタ)アクリル酸とポリプロピレングリコールと
のモノエステル等のヒドロキシル基含有(メタ)アクリ
ル酸エステル類;酢酸ビニル、(メタ)アクリロニトリ
ル等;(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ビニルピリジ
ン、ビニルイミダゾール、ビニルピロリドン等の塩基性
重合性単量体類;N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等の架
橋性(メタ)アクリルアミド類;ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロイルプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2
−メトキシエトキシ)シラン、アリルトリエトキシシラ
ン等の珪素原子に直結する加水分解性珪素基を有する重
合性単量体;(メタ)アクリル酸グリシジル、アクリル
グリシジルエーテル等のエポキシ基含有重合性単量体
類;2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニ
ルオキサゾリン等のオキサゾリン基含有重合性単量体
類;(メタ)アクリル酸−2−アジリジニルエチル、
(メタ)アクロイルアジリジン等のアジリジン基含有重
合性単量体;およびフッ化ビニル、フッ化ビニリデン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン等を挙げることができ、こ
れらの1種または2種以上を混合して使用することがで
きる。 【0012】ただし、重合性単量体成分A成分からなる
コア部分は、実質的にガラス転移点を有しないことが望
ましく、重合性多官能単量体以外の重合性単量体成分か
らなる重合体を形成した時のガラス転移温度が70℃以
上、好ましくは90℃以上となるように、重合性単量体
成分を選択するとよい。 【0013】また、重合性単量体成分Bの具体例として
は、前述の重合性単量体成分Aにおいて、重合性多官能
単量体以外に使用できる単量体として例示したものを同
様に使用することができ、これらを1種または2種以上
混合して用いることができる。重合性単量体成分Bは、
感熱記録層の最低造膜温度が通常80℃以下程度である
ことから、重合後のガラス転移温度が90℃以下、好ま
しくは70℃以下となるように選択するとよい。 【0014】重合性単量体を重合反応系に添加する方法
としては特に限定されず、前段、後段の重合共に、一括
添加、モノマー滴下、プレエマルション法、パワーフィ
ード法、シード法、多段添加等の方法を用いることがで
きる。重合触媒は、従来公知のものを使用することがで
き、例えば熱によって分解しラジカルを持つ分子を発生
させる物質である、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類;2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、4,4’−ア
ゾビス(4−シアノペンタン酸)等の水溶性アゾ系化合
物;過酸化水素等や、酸化剤と還元剤を組み合わせて酸
化還元反応でラジカルを持つ分子を発生させる、アスコ
ルビン酸と過酸化水素、スルホキシル酸ナトリウムとt
−ブチルヒドロパーオキサイド、過硫酸カリウムと金属
塩等のレドックス系重合開始剤等を挙げることができ、
これらの1種または2種以上を混合して使用することが
できる。重合温度としては、0〜100℃、重合時間は
3〜15時間程度である。乳化重合の際、親水性溶媒や
添加剤を加えることも可能である。 【0015】本発明において優れた効果が得られる理由
は明らかではないが、次のように考えられる。コア・シ
ェル構造のシェル部分はガラス転移温度が低いため、コ
ア・シェル構造をもたないアクリル粒子と同等の成膜性
を維持しつつ、ガラス転移温度の高いコア部分の存在に
より、コア・シェル構造をもたないアクリル粒子よりも
耐熱性は高くなり、感熱記録層が溶融しにくくなると考
えられる。また、コロイダルシリカは耐熱性を高める作
用があると考えられ、このコロイダルシリカによる耐熱
性向上効果と相まって、印字の際のヘッドカス付着等が
効率良く防止されると考えられる。 【0016】本発明で用いられるコロイダルシリカは、
無水珪酸の超微粒子を水中に分散させたコロイド溶液と
して使用される。コロイダルシリカの粒子の平均粒径
は、アクリルエマルジョン粒子の平均粒径100に対し
て、5〜50の範囲のものが好ましい。また、コロイド
溶液のpHは約7〜10のものが好ましく使用される。 【0017】アクリルエマルジョンの配合量としては、
感熱記録層100重量部(以下重量部は固形換算とす
る)に対して3〜50重量部配合することが好ましく、
より好ましくは5〜30重量部である。少なすぎると耐
水性が不足し、多すぎると感度低下が起こりやすい。コ
ロイダルシリカの好ましい配合量は、アクリルエマルジ
ョン100重量部に対して1〜100重量部が好まし
く、より好ましくは10〜60重量部である。少なすぎ
るとヘッドカス付着やスティッキングが発生したり、多
すぎると感熱記録層塗料の経時安定性に問題が出やす
い。 【0018】本発明で用いられる顕色剤は、顕色剤とし
ては、従来の感圧あるいは感熱記録紙の分野で公知のも
のはすべて使用可能であり、特に制限されるものではな
いが、例えば、活性白土、アタパルジャイト、コロイダ
ルシリカ、珪酸アルミニウム等の無機酸性物質、4,
4’−イソプロピリデンジフェノール、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタ
ン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、ヒ
ドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシ安息
香酸ベンジル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4
−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4’−n−プロポキシジフェニル
スルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニ
ルスルホン、4−ヒドロキシフェニル−4’−ベンジル
オキシフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシフェニ
ル−4’−メチルフェニルスルホン、特開平8−596
03号公報記載のアミノベンゼンスルホンアミド誘導
体、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)メタ
ン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−
オキサペンタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸
ブチル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒ
ドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1,3−ビス
[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチ
ル]ベンゼン、ジ(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)スルフィド、2,2’−チオビス(3−tert−オク
チルフェノール)、2,2’−チオビス(4−tert−オ
クチルフェノール)、国際公開WO97/16420号
に記載のジフェニルスルホン架橋型化合物等のフェノー
ル性化合物、N,N’−ジ−m−クロロフェニルチオウ
レア等のチオ尿素化合物、p−クロロ安息香酸、没食子
酸ステアリル、ビス[4−(n−オクチルオキシカルボ
ニルアミノ)サリチル酸亜鉛]2水和物、4−[2−
(p−メトキシフェノキシ)エチルオキシ]サリチル
酸、4−[3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキ
シ]サリチル酸、5−[p−(2−p−メトキシフェノ
キシエトキシ)クミル]サリチル酸の芳香族カルボン
酸、およびこれらの芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシ
ウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、
スズ、ニッケル等の多価金属塩との塩、さらにはチオシ
アン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テレフタルアルデヒド
酸と他の芳香族カルボン酸との複合亜鉛塩等が挙げられ
る。これらの顕色剤は、単独または2種以上混合して使
用することもできる。中でも、4−ヒドロキシ−4’−
イソプロポキシジフェニルスルホンは、特に感熱記録性
と熱転写記録性に優れ好ましい。この他、特開平10−
258577号公報記載の高級脂肪酸金属複塩や多価ヒ
ドロキシ芳香族化合物などの金属キレート型発色成分を
含有することもできる。 【0019】本発明で使用する塩基性ロイコ染料として
は、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知のものは
全て使用可能であり、特に制限されるものではないが、
トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フ
ルオレン系、ジビニル系化合物等が好ましい。以下に代
表的な無色ないし淡色の染料(染料前駆体)の具体例を
示す。また、これらの染料前駆体は単独または2種以上
混合して使用してもよい。 【0020】<トリフェニルメタン系ロイコ染料> 3、3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド 〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド 〔別名マラカイトグリーンラクトン〕 <フルオラン系ロイコ染料> 3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアミノ
フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−
クロロアニリノ)フルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 【0021】3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)
−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−
7−(p−クロロアニリノ)フルオラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロ
ロ−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2、4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニ
リノ〕−フルオラン <フルオレン系ロイコ染料> 3、6、6’−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フル
オレン−9、3´−フタリド〕 3、6、6’−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フル
オレン−9、3´−フタリド〕 <ジビニル系ロイコ染料> 3、3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4、5、
6、7−テトラブロモフタリド 3、3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4、5、
6、7−テトラクロロフタリド 3、3−ビス−〔1、1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル〕−4、5、6、7−テトラブ
ロモフタリド 3、3−ビス−〔1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−
4、5、6、7−テトラクロロフタリド <その他> 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−4−アザフタリド 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−4−アザフタリド 3、3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド 3、6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3
´−ニトロ)アニリノラクタム 3、6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4
´−ニトロ)アニリノラクタム 1、1−ビス−〔2’、2’、2''、2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2、
2−ジニトリルエタン 1、1−ビス−〔2’、2’、2''、2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−
β−ナフトイルエタン 1、1−ビス−〔2’、2’、2''、2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2、
2−ジアセチルエタン ビス−〔2、2、2’、2’−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジ
メチルエステル 【0022】本発明において、感熱記録層に含まれる接
着剤いわゆるバインダーとしては、前記のアクリルエマ
ルジョンとコロイダルシリカとを主として用いるが、塗
料の流動性向上などのため、本発明の所望の効果を阻害
しない範囲で感熱記録層用接着剤として一般的に知られ
ているものを用いることもできる。具体的には、重合度
が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコー
ル、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性
ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコ
ール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラー
ル変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニル
アルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロー
ル、アセチルセルロースのようなセルロース誘導体、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリア
クリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブ
チルラール、ポリスチレンおよびそれらの共重合体、ポ
リアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペン樹
脂、ケトン樹脂、クマロ樹脂を例示することができる。
これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン、エステ
ル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、水また
は他の媒体中に乳化あるいはペースト状に分散した状態
で使用し、要求される品質に応じて併用することも可能
である。 【0023】また本発明においては、上記課題に対する
所望の効果を阻害しない範囲で、従来公知の増感剤を使
用することができる。かかる増感剤としては、エチレン
ビスアミド,モンタン酸ワックス,ポリエチレンワック
ス,1,2−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタン,p
−ベンジルビフェニル,β−ベンジルオキシナフタレ
ン,4−ビフェニル−p−トリルエーテル,m−ターフ
ェニル,1,2−ジフェノキシエタン,4,4′−エチ
レンジオキシ−ビス−安息香酸ジベンジルエステル,ジ
ベンゾイルオキシメタン,1,2−ジ(3−メチルフェ
ノキシ)エチレン,1,2−ジフェノキシエチレン,ビ
ス〔2−(4−メトキシ−フェノキシ)エチル〕エーテ
ル,p−ニトロ安息香酸メチル,シュウ酸ジベンジル,
シュウ酸ジ(p−クロロベンジル),シュウ酸ジ(p−
メチルベンジル),テレフタル酸ジベンジル,p−ベン
ジルオキシ安息香酸ベンジル,ジ−p−トリルカーボネ
ート,フェニル−α−ナフチルカーボネート,1,4−
ジエトキシナフタレン,1−ヒドロキシ−2−ナフトエ
酸フェニルエステル,4−(m−メチルフェノキシメチ
ル)ビフェニル、オルトトルエンスルホンアミド、パラ
トルエンスルホンアミドを例示することができるが,特
にこれらに制限されるものではない。これらの増感剤
は,単独または2種以上混合して使用してもよい。 【0024】本発明で使用する填料としては、シリカ、
炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ
土、タルク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無
機または有機充填剤などが挙げられる。このほかにワッ
クス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール系
の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分散
剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料等を使用することが
できる。 【0025】また、本発明においては、上記課題に対す
る所望の効果を阻害しない範囲で、記録画像の耐油性等
を付与する安定剤として、4,4′−ブチリデン(6−
t−ブチル−3−メチルフェノール)、2,2′−ジ−
t−ブチル−5,5′−ジメチル−4,4′−スルホニ
ルジフェノール、1,1,3−トリス(2−メチル−4
−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−t−ブチルフェニルブタン、4−ベンジルオキシ−
4′−(2,3−エポキシ−2−メチルプロポキシ)ジ
フェニルスルホンエポキシレジン等を添加することもで
きる。 【0026】本発明の感熱記録体に使用する塩基性ロイ
コ染料、顕色剤、その他の各種成分の種類及び量は要求
される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定さ
れるものではないが、通常、塩基性ロイコ染料1部に対
して顕色剤0.5〜10部、填料0.5〜10部程度が
使用される。 【0027】上記組成から成る塗液を紙、再生紙、合成
紙、フィルム、プラスチックフィルム、発泡プラスチッ
クフィルム、不織布等任意の支持体に塗布することによ
って目的とする感熱記録シートが得られる。またこれら
を組み合わせた複合シートを支持体として使用してもよ
い。 【0028】塩基性ロイコ染料、顕色剤並びに必要に応
じて添加する材料は、ボールミル、アトライター、サン
ドグライダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によ
って数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、アク
リルエマルジョン、コロイダルシリカおよび目的に応じ
て各種の添加材料を加えて塗液とする。塗布する手段は
特に限定されるものではなく、周知慣用技術に従って塗
布することができ、例えばエアーナイフコーター、ロッ
ドブレードコーター、ビルブレードコーター、ロールコ
ーターなど各種コーターを備えたオフマシン塗工機やオ
ンマシン塗工機が適宜選択され使用される。感熱記録層
の塗布量は特に限定されず、通常乾燥重量で2〜12g
/mの範囲である。 【0029】本発明の感熱記録体はさらに、保存性を高
める目的で、高分子物質等のオーバーコート層を感熱記
録層上に設けたり、発色感度を高める目的で、填料を含
有した高分子物質等のアンダーコート層を感熱記録層の
下に設けることもできる。支持体の感熱記録層とは反対
面にバックコート層を設け、カールの矯正を図ることも
可能である。また、各層の塗工後にスーパーカレンダー
がけ等の平滑化処理を施すなど、感熱記録体分野におけ
る各種公知の技術を必適宜付加することができる。 【0030】 【実施例】以下に本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではな
い。なお、各実施例中、特にことわらない限り「部」は
「重量部」を示す。 【0031】[実施例1]染料、顕色剤の各材料は、あら
かじめ以下の配合の分散液をつくり、サンドグラインダ
ーで平均粒径が0.5μmになるまで湿式磨砕を行っ
た。 <顕色剤分散液> 2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 <染料分散液> 3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン (ODB−2) 3.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 6.9部 水 3.9部 <増感剤分散液> ステアリン酸アマイド(平均粒径0.4μm) 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 以下の組成物を混合し、感熱記録層塗液を得た。この塗
液を坪量50g/mの上質紙に乾燥後の塗布量が6g
/mとなるように塗布乾燥し、スーパーカレンダーで
ベック平滑度が200〜600秒になるように処理し、
感熱記録体を得た。 顕色剤分散液 36.0部 染料分散液 13.8部 増感剤分散液 36.0部 水酸化アルミニウム50%分散液 26.0部 ステアリン酸亜鉛30%分散液 6.7部 アクリルエマルジョン 20.0部 (コア・シェル構造を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体、クラリアントホ゜リマー (株)製;商品名アクリセットSA-532) コロイダルシリカ(平均粒径12nm) 5.0部 【0032】[比較例1]感熱記録層の形成において、コ
ア・シェル構造を有するアクリルエマルジョンの代わり
に、アクリル酸エステル共重合体のエマルジョン(クラリア
ントホ゜リマー(株)製;商品名モヒ゛ニール9001)25.0部 を用
いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。 【0033】上記の実施例および比較例で得られた感熱
記録体について次のような評価を行い、その結果を表1
に示す。なお表中、(1):0.25mJ/dot、(2):
0.34mJ/dotで印字したことを表す。 【0034】[発色感度]大倉電機社製のTH−PMD
を使用し、作成した感熱記録体に印加エネルギー0.2
5mJ/dot、0.34mJ/dotで印字を行っ
た。印字後及び品質試験後の画像濃度はマクベス濃度計
(アンバーフィルター使用)で測定した。 【0035】[耐水性]感熱記録体の表面に水滴を1滴
垂らし、10秒後にティッシュペーパーで1回擦って記
録面の剥がれ度合いを目視判定し、次の基準で評価し
た。 ○:記録面の剥がれがほとんどない ×:記録面の剥がれが多い 【0036】[印刷適性]UVインクで感熱記録体の表
面にRI印刷を行った際の、インクの抜けの有無を次の
基準で目視で評価した。 ○:インクの抜けがほとんどない ×:インクの抜けが多く見られる 【0037】[印字走行性]大倉電機社製のTH−PM
Dを使用し、作成した感熱記録体に印加エネルギー0.
34mJ/dotで印字を行った際の、ヘッドカス付着
の有無について次の基準で評価した。 ○:ヘッドカス付着が見られない ×:ヘッドカス付着が見られる 【0038】 【表1】 【0039】 【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
の感熱記録体は、感熱記録層の強度が向上し、耐水性お
よび印刷適性が良好なものである。また、ヘッドカス付
着の発生がなく印字走行性に優れるため、極めて実用的
価値が高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支持体上に、無色または淡色の塩基性ロ
    イコ染料および顕色剤を主成分として含有する感熱記録
    層を設けた感熱記録体において、感熱記録層にアクリル
    エマルジョンとコロイダルシリカとを含有し、さらに該
    アクリルエマルジョンがコア・シェル構造を有すること
    を特徴とする感熱記録体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017206010A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 弾性散在層を含む熱的に印刷可能な紙製品

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DE102016219091A1 (de) 2015-10-02 2017-04-06 Mitsubishi Paper Mills Limited Thermisches Aufzeichnungsmaterial
DE102016219091B4 (de) 2015-10-02 2021-12-02 Mitsubishi Paper Mills Limited Thermisches Aufzeichnungsmaterial
JP2017206010A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 弾性散在層を含む熱的に印刷可能な紙製品

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