JP2003284992A - 膜厚矯正方法、膜厚矯正装置、塗布装置および加熱装置 - Google Patents

膜厚矯正方法、膜厚矯正装置、塗布装置および加熱装置

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JP2003284992A
JP2003284992A JP2002087435A JP2002087435A JP2003284992A JP 2003284992 A JP2003284992 A JP 2003284992A JP 2002087435 A JP2002087435 A JP 2002087435A JP 2002087435 A JP2002087435 A JP 2002087435A JP 2003284992 A JP2003284992 A JP 2003284992A
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coating film
film thickness
coating
film
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JP2002087435A
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English (en)
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Tsutomu Kamiyama
勉 上山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるスピンレスコートにより基板表面に
形成された塗布膜の厚さ変動を矯正して均一な塗布膜を
得ることができる膜厚矯正方法、膜厚矯正装置、塗布装
置および加熱装置を提供する。 【解決手段】 いわゆるスピンレスコートにより基板表
面に塗布膜が形成された基板Wがホットプレート6上に
載置保持される。そして、ローラ28Aと基板表面との
離間距離を一定に保ちつつ、膜厚矯正機構8を移動させ
る。このように、塗布膜全面にわたってローラ28Aを
押し当てて物理的な力により厚み変動を矯正するように
しているため、均一な膜厚の塗布膜を得ることができ
る。また、ローラ28A、28Bを予め準備しておき、
膜厚矯正処理を行うたびにローラ28A、28Bを交換
するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
フォトマスク用ガラス基板、液晶表示用ガラス基板、プ
ラズマ表示用ガラス基板、光ディスク用基板などの各種
基板(以下、単に「基板」という)の表面にいわゆるス
ピンレスコートにより形成された塗布膜の厚み変動を矯
正する膜厚矯正装置および方法、ならびに該装置を備え
る塗布装置および加熱装置に関するものである。なお、
この明細書中の「スピンレスコート」とは、基板を保持
するとともに、該基板の表面に対向配置されたノズルか
ら基板表面に向けて塗布液を供給しながら前記ノズルを
基板表面に沿って相対移動させて基板表面に塗布膜を形
成する塗布方法を意味する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板の表面にフォトレジスト等の
塗布液を供給して基板表面に塗布膜を均一に形成するた
めに、スピンコート方式の塗布装置が多用されている。
この塗布装置では、スピンチャックに保持された基板表
面の中央部に塗布液を供給するとともに、スピンチャッ
クを高速回転させることによって、基板の表面に供給さ
れた塗布液を遠心力を利用して基板表面に均一に拡張さ
せて塗布膜を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に基板を回転させて均一な塗布膜を形成するスピンコー
ト技術では、基板を高速回転させるために、回転中心に
近い基板内周部に比べて基板外周部の周速度が大きくな
っている。そして、特に基板の大型化が進行するのに伴
って基板外周部の周速度が一段と大きくなり、基板外周
部で空気の乱流が発生し、これが塗布膜の厚み変動を引
き起こす要因の一つとなっている。
【0004】また、このような塗布装置においては、基
板表面中央部に供給された塗布液を基板表面全体にまで
均一に拡散させるためには大きな遠心力を必要とし、そ
のために基板表面に供給された塗布液の多くが基板から
飛散させられてしまうので、塗布液の消費量が大きいと
いう欠点がある。この問題についても、基板サイズの大
型化に伴って顕著になるとともに、液晶表示用ガラス基
板やプラズマ表示用ガラス基板などの角型基板において
は角部と各辺の中央部とでは回転中心からの距離が異な
るので、遠心力によって基板各辺中央部から飛散してし
まう塗布液の量が多くなってしまう。
【0005】さらに、液晶表示用ガラス基板やプラズマ
表示用ガラス基板などの基板では画面サイズの大型化に
伴って基板が大型化しており、これらの基板を高速回転
させること自体困難となってきている。
【0006】そこで、これらの問題を解消するために、
基板を高速回転させることなく基板表面に塗布膜を形成
する技術(スピンレスコート)が従来より提案されてい
る。例えば特開平8−173875号公報では、基板を
基板保持台によって保持するとともに、その基板表面に
向けてノズルヘッドから塗布液を供給しながら、ノズル
ヘッドと基板とを相対的に移動させることで、塗布膜を
基板の表面全体に渡って形成している。
【0007】しかしながら、このスピンレスコート技術
を用いたとしても、基板表面に形成された塗布膜の厚さ
変動を完全に解消することは困難であり、このようなス
ピンレスコートにより塗布膜を形成した後に、その塗布
膜の厚さ変動を矯正する技術が望まれている。
【0008】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、いわゆるスピンレスコートにより基板表面に形成
された塗布膜の厚さ変動を矯正して均一な塗布膜を得る
ことができる膜厚矯正方法、膜厚矯正装置、塗布装置お
よび加熱装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板を保持
するとともに、該基板の表面に対向配置されたノズルか
ら基板表面に向けて塗布液を供給しながらノズルを基板
表面に沿って相対移動させて基板表面に塗布膜を形成し
た後、その塗布膜の厚み変動を矯正する膜厚矯正方法で
あって、上記目的を達成するため、矯正部材と基板表面
との離間距離を一定に保ちつつ、塗布膜全面にわたって
矯正部材を塗布膜に押し当てて塗布膜の厚み変動を矯正
している。
【0010】また、この発明は、基板の表面に対向配置
されたノズルから基板表面に向けて塗布液を供給しなが
らノズルを基板表面に沿って相対移動させることで基板
表面に塗布膜が形成された基板に対し、その塗布膜の厚
み変動を矯正する膜厚矯正装置であって、上記目的を達
成するため、基板の表面側に配置された矯正部材と、塗
布膜の全面にわたって基板表面に対する離間距離を一定
に保ちながら矯正部材を塗布膜に押し当てる駆動手段と
を備えている。
【0011】このように構成された発明(膜厚矯正方法
および装置)では、いわゆるスピンレスコートにより基
板表面に形成された塗布膜全面にわたって矯正部材が押
し当てられて物理的な力により厚み変動が矯正されて均
一な膜厚の塗布膜が得られる。
【0012】このように矯正部材を塗布膜に押し当てて
塗布膜の厚さ変動を矯正すると、その矯正部材の表面に
は塗布膜の溶剤成分やゴミなどが付着することがあり、
そのまま再利用することはできないため、矯正部材を複
数個予め準備しておき、膜厚矯正を行うたびに矯正部材
を交換するのが望ましい。また、膜厚矯正に使用された
一の矯正部材を他の矯正部材に交換した後、一の矯正部
材を洗浄して再使用可能とすると、ランニングコストを
大幅に低減することができる。さらに他の矯正部材によ
り矯正処理を行っている間に一の矯正部材の洗浄を行う
と、洗浄処理のために余分な時間を消費することなく、
一の矯正部材による矯正処理の準備を完了させることが
でき、効率的な矯正処理を実行することができる。
【0013】また、矯正部材を塗布膜に押し当てると同
時あるいは押当前に、塗布膜を加熱したり、塗布膜に超
音波振動を加えると、塗布膜の流動性を高めることがで
き、矯正部材を塗布膜に押し当てた際に厚さ変動を生じ
ている部分を周辺部分に効率的に流動させて膜厚の均一
化を容易に図ることができる。このように塗布膜の流動
性は矯正処理の効率化と密接に関連しているため、塗布
膜の流動性を測定するとともに、その測定結果に基づき
塗布膜を矯正部材を押し当てるタイミングを決定するよ
うにしてもよく、こうすることで好適なタイミングで矯
正処理を実行することができる。
【0014】ところで、矯正部材としては、例えば塗布
膜の幅方向に少なくとも塗布膜の幅以上の長さに延設さ
れ、しかも幅方向に対してほぼ平行な回転軸回りに回転
自在に配置されたローラを用いることができ、駆動手段
によって回転軸を基板表面とほぼ平行に相対移動させる
ことでローラを塗布膜に押し付けながら回転移動させる
ように構成してもよい。ここで、塗布膜に当接したロー
ラ表面部では塗布膜の溶剤成分やゴミなどが付着するこ
とがあり、そのローラ表面部が再度塗布膜に当接する
と、付着物が塗布膜に転写されてしまい塗布膜の不良を
引き起こすおそれがある。そのため、ローラの周長が塗
布膜の幅方向と直交する方向における長さ以上となるよ
うに構成してローラ表面部が重複して塗布膜に当接する
のを防止するのが望ましい。
【0015】さらに、上記した膜厚矯正装置について
は、いわゆるスピンレスコートを実行する塗布装置に組
み込むようにしてもよいし、スピンレスコートにより基
板表面に塗布膜が形成された基板を受取って塗布膜を焼
成する加熱装置に組み込むようにしてもよい。もちろ
ん、膜厚矯正装置を塗布装置や加熱装置とは別個独立す
る装置として構成してもよいことはいうまでもない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる膜厚矯
正装置の一実施形態を装備した加熱装置を示す斜視図で
ある。また、図2は図1の加熱装置の内部構造を示す図
である。この加熱装置のハウジング2の内底部には、ベ
ース部材4が配置されるとともに、このベース部材4上
にホットプレート6および本発明の一実施形態に相当す
る膜厚矯正機構8が配置されている。
【0017】このハウジング2の先端側面部には開口部
10が設けられており、この開口部10を介して例えば
特開平8−173875号公報に記載されたような塗布
装置により塗布膜がスピンレスコートされた基板Wを、
図示を省略する搬送ロボットによってハウジング2内に
搬入し、ホットプレート6上に載置可能となっている。
【0018】このホットプレート6は基板Wよりも大き
な平面サイズを有しており、その上面で基板Wの裏面全
体を保持するように構成されている。また、ホットプレ
ート6の内部には基板用ヒータ12が内蔵されており、
装置全体を制御する制御部から基板用ヒータ12に通電
されると、該ヒータ12により基板Wを裏面側より加熱
して塗布膜を焼成する。なお、この実施形態では基板W
を直接ホットプレート6に載置しているが、ホットプレ
ート6から微小距離だけ浮かせた状態で加熱する、いわ
ゆるプロキシミティ乾燥を行うように構成してもよい。
【0019】このように構成されたホットプレート6の
上方位置では、膜厚矯正機構8が基板Wの表面に沿って
移動可能に配置されている。この膜厚矯正機構8では、
アーチ状の支持部材14がベース部材4上に固着された
2本のガイドレール16、16に沿って基板Wの長さ方
向Xに往復移動可能となっており、図示を省略するロー
ラ移動駆動部が制御部からの動作指令に応じて作動する
ことで支持部材14をX方向に移動する。
【0020】また、この支持部材14の2本のビーム部
18、18の間にローラ支持体20が配置されるととも
に、そのローラ支持体20の両端部がビーム部18、1
8に回転自在に支持されている。そして、ローラ支持体
20の一方端(図2の左手側端部)に回転シリンダ22
が連結されており、制御部からの回転指令に応じて回転
シリンダ22が作動すると、ローラ支持体20が長さ方
向Xと直交する幅方向Yに延びる回転軸AX1回りに回
転駆動される。また、ローラ支持体20にはローラ昇降
駆動部(図示省略)が接続されており、制御部からの位
置決め指令に応じて作動すると、次に説明するようにし
て支持されるローラ28を高さ方向Zにおいて位置決め
することができるように構成されている。すなわち、図
2(b)に示すように、ローラ28をホットプレート6
上に載置保持された基板Wの表面WSから所定距離Dだ
け離間された状態に位置決めすることができる。そし
て、この状態で後述するようにしてローラ28を平行移
動させると、ローラ28が基板表面WSに形成された塗
布膜Fを加圧して厚み変動を矯正することとなる。この
ように、この実施形態ではローラ28が本発明の「矯正
部材」として機能する。
【0021】このローラ支持体20の各端部には、一対
のローラ交換アーム48が回転軸AX1と直交する方向
にそれぞれ延びており、しかも各アーム48の先端部に
グリップ24が取り付けられるとともに、それらのグリ
ップ24に対して1対1の関係でグリップロック部26
が各アーム48に設けられている。そして、左右一対の
グリップロック部26によりローラ28を把持状態にロ
ックすることができる。また、後述するロック解放シリ
ンダ60によりロック状態を解除することができるよう
に構成されている。より具体的には、以下のように構成
されている。
【0022】図3はローラの構成を示す断面図である。
このローラ28は、同図に示すように、方向Yに延びる
シャフト30と、このシャフト30に挿通された中空ロ
ーラ部32と、中空ローラ部32をシャフト30に対し
て回転自在に支持する左右一対のベアリング34とを備
えている。また、シャフト30の両端部には、略V字状
の溝部36が設けられており、各溝部36をグリップ2
4により把持することでローラ支持体20にローラ28
が固定され、その固定されたシャフト30に対して中空
ローラ部32が回転軸AX2回りにフリーで回転自在と
なっている。なお、この実施形態では、その周長が基板
Wに形成された塗布膜の幅方向Yと直交する方向Xにお
ける長さ以上となっている中空ローラ部32を用いてい
る。その理由については後で詳述する。
【0023】また、中空ローラ部32の内側部に対向す
るようにシャフト30にローラ用ヒータ40が取り付け
られるとともに、内部配線42を介してシャフト30の
両端に固定された電極44と電気的に接続されている。
そして、図2に示すようにローラ28の回転軸AX2が
回転軸AX1の直下位置に位置するようにローラ28が
位置決めされると、そのローラ28の電極44が支持部
材14の2本のビーム部18、18にそれぞれ取り付け
られた可動電極46と対向し、さらに制御部からの移動
指令に応じて可動電極46がローラ28側に移動する
と、電極44と電気的に接続されてローラ用ヒータ40
を通電加熱することができるようになっている。
【0024】一方、ローラ28のシャフト端部を把持す
るためのグリップ24は、図4および図5に示すよう
に、ローラ支持体20から回転軸AX1と直交する方向
に伸びるローラ交換アーム48の先端部に対して回動自
在に取り付けられた一対のグリップ片50を備えてい
る。これらのグリップ片50の中央部はローラ交換アー
ム48に対して回動自在に取り付けられており、図示を
省略するバネなどの付勢部材によりグリップ片50の一
方端部、つまりグリップ部が開く方向(図4(a)の状
態)に付勢されている。また、グリップ片50の他方端
部にはテーパ部が形成されており、グリップロック部2
6のスライド部材52を挟み込むように配置されてい
る。
【0025】このグリップロック部26では、図5に示
すように、キャップ部材54の内部空間がグリップ片5
0のテーパ部に臨むようにローラ交換アーム48に取り
付けられており、その内部空間にコイルバネなどの付勢
部材56が収容されるとともに、その付勢部材56に係
合するようにスライド部材52の一方端部がその内部空
間に収容されている。そして、スライド部材52の中央
部に形成されたテーパ部の側面がグリップ片50とスラ
イド自在に係合している。このテーパ部は同図に示すよ
うに支持部材14のビーム部18側(同図の右手側)を
行くにしたがって外径が小さくなるようにテーパ面が形
成されている。そして、その先端部は丸棒状にビーム部
18に向けて延びている。このため、通常状態では、付
勢部材56の付勢力によってスライド部材52がキャッ
プ部材54から離れる方向にスライドしてテーパ面がグ
リップ片50と係合することとなり、図4(a)に示す
ようにグリップ片50が閉じてシャフト30の溝部36
に嵌まり込んでローラ28を保持する。
【0026】また、加熱装置の後端側に取り付けられた
洗浄ユニット58との間でローラ28の受渡しを行う受
渡位置にローラ交換アーム48が位置決めされる(後の
図6(b)〜(d)の状態)と、そのローラ交換アーム
48に取り付けられたグリップロック部26と対向する
ようにロック解放シリンダ60が各ビーム部18に固着
されている。この受渡位置にローラ交換アーム48が位
置決めされた状態でロック解放シリンダ60を作動させ
ると、そのピストン部62が付勢部材56の付勢力に抗
しながらスライド部材52の丸棒部分をキャップ部材5
4側(同図の左手側)に押し遣り、丸棒部分がグリップ
片50と係合することとなり、図4(b)に示すように
グリップ片50が開いてローラ保持を解放する。
【0027】なお、この実施形態では上記したように加
熱装置の後端側に洗浄ユニット58が取り付けられてい
る。この洗浄ユニット58では、図1に示すようにロー
ラ28の表面を洗浄する洗浄液を貯留した洗浄槽64が
設けられるとともに、その洗浄槽64の上方位置にロー
ラ28を乾燥するための乾燥部66が配置されている。
そして、受渡位置にローラ交換アーム48が位置決めさ
れた際に膜厚矯正機構8との間でローラ28を受渡しす
るとともに、受け取ったローラ28を受渡位置、洗浄槽
64および乾燥部66の間で昇降移動させるための昇降
部68が設けられている。
【0028】次に、上記のように構成された加熱装置の
動作について図6を参照しつつ説明する。なお、動作理
解を容易にするため、洗浄されたローラ28Aがグリッ
プ24Aで保持されており、ローラ28Bが洗浄ユニッ
ト58の洗浄槽64に浸漬されて洗浄中である場合を例
示して説明する。ここでは、2つのローラ28を区別す
べく、各ローラ28に符号「28A」、「28B」を付
して区別している。また、グリップ24やローラ交換ア
ーム48についても同様である。
【0029】この装置では、塗布装置(図示省略)によ
り塗布膜がスピンレスコートされた基板Wが搬送ロボッ
トにより加熱装置に搬入され、ホットプレート6上に載
置されると、制御部からの指令に応じて装置各部が以下
のように駆動制御されて塗布膜の厚さ変動の矯正処理を
実行する。
【0030】まず、可動電極46がローラ28A側に移
動して電極44と電気的に接続されてローラ用ヒータ4
0を通電加熱してローラ28の表面温度を上昇させる。
また、図6(a)に示すように、ローラ昇降駆動部によ
ってローラ28Aを膜厚に応じた高さ位置に位置決めし
てローラ28Aと基板W表面との離間距離D(図2
(b)参照)を膜厚に対応する値に設定するとともに、
ローラ移動駆動部によってその離間距離を維持しながら
方向Xに移動させる。すなわち、ローラ28の回転軸A
X2を基板W表面とほぼ平行に移動させることによって
塗布膜上をローラ28Aのローラ部32が加圧しながら
転がり塗布膜の厚さ変動を解消して塗布膜の均一性を高
めている。このようにして膜厚矯正処理を実行するのと
並行して、洗浄ユニット58では洗浄槽64に浸漬した
ローラ28Bを回転させてローラ28B全体を洗浄した
後、その洗浄済のローラ28Bを乾燥部66に引上げて
乾燥処理を施す。
【0031】また、この実施形態では、基板Wの裏面側
についてはホットプレート6の基板用ヒータ12の通電
加熱により加熱されると同時に、基板Wの表面側につい
てはローラ28Aと当接して加熱されており、基板全体
が加熱されている。このため、塗布膜の流動性を高めつ
つ、ローラ28Aが塗布膜に当接することとなるため、
ローラ28Aを塗布膜に押し当てた際に厚さ変動を生じ
ている部分を周辺部分に効率的に流動させて膜厚の均一
化を容易に図ることができる。
【0032】また、この実施形態では、ローラ28Aの
周長が方向Xにおける塗布膜の長さ以上となるように構
成している。その理由について以下に説明する。すなわ
ち、ローラ表面部が塗布膜に一度当接すると、塗布膜の
溶剤成分やゴミなどが付着することがあり、そのローラ
表面部が再度塗布膜に当接すると、付着物が塗布膜に転
写されてしまい塗布膜の不良を引き起こすおそれがあ
る。しかしながら、上記のようにローラ周長を設定する
ことでローラ表面部が重複して塗布膜に当接するのを防
止し、塗布膜へのゴミなどの付着を防止することができ
る。
【0033】そして、同図(b)に示すようにローラ2
8Aが基板W上を通過して膜厚矯正処理が完了すると、
可動電極46がローラ28Aから離れた後、回転シリン
ダ22を作動させてローラ支持体20を回転軸AX1回
りに約90゜同図の反時計方向に回転駆動してローラ2
8Aを回転軸AX1と同じ高さ位置まで回動移動させ
る。つまり、アーム48A、48Bはほぼ水平状態とな
っており、そのうちアーム48が洗浄ユニット58側に
延び、その先端部に取り付けられているグリップ24B
は洗浄ユニット58に対向し、しかも受渡位置と同一の
高さ位置に位置決めされることとなる。
【0034】そして、その状態のままローラ移動駆動部
によってグリップ24Aで使用済のローラ28Aを把持
したまま膜厚矯正機構8が全体的に洗浄ユニット58側
に移動する。これによって、同図(c)に示すように、
乾燥処理を受けた後、昇降部68によって受渡位置まで
引上げられたローラ28Bをグリップ24Bが把持して
洗浄済のローラ28Bが膜厚矯正機構8に引き渡され
る。また、このようにしてローラ28Bの引渡処理と並
行して、加熱装置により焼成処理が行われた基板Wにつ
いては搬送ロボットにより次の処理ユニットに搬送され
る。
【0035】これに続いて、同図(d)に示すように、
回転シリンダ22を作動させてローラ支持体20を回転
軸AX1回りに約180゜同図の反時計方向に回転駆動
してローラ28Aを受渡位置に位置決めする。その後、
グリップ24Aによるローラ28Aを解放して洗浄ユニ
ット58の昇降部68に引き渡し、洗浄ユニット58側
ではローラ28Aを洗浄槽64に降下させて洗浄処理を
開始する一方、膜厚矯正機構8側では回転シリンダ22
を作動させてローラ支持体20を回転軸AX1回りに約
90゜同図の時計方向に回転駆動してローラ28Bを初
期位置(同図(a)のローラ28Aの位置)に位置決め
する。
【0036】そして、次の基板Wが搬送ロボットにより
塗布装置から搬入されると、上記と同様の動作を繰り返
して基板W上に塗布膜の厚み変動を矯正する。
【0037】以上のように、この実施形態によれば、い
わゆるスピンレスコートにより基板表面に形成された塗
布膜全面にわたってローラ28を押し当てて物理的な力
により厚み変動を矯正するようにしているため、均一な
膜厚の塗布膜を得ることができる。
【0038】また、ローラ28を2個予め準備してお
き、膜厚矯正処理を行うたびにローラ28を交換するよ
うにしているので、常に清浄なローラ28により膜厚矯
正を行うことができ、塗布膜の品質劣化を防止すること
ができる。しかも、膜厚矯正に使用されたローラ28A
(28B)を他のローラ28B(28A)に交換した
後、その使用済ローラ28A(28B)を洗浄して再使
用可能としているので、ランニングコストを大幅に低減
することができる。
【0039】さらにローラ28B(28A)により矯正
処理を行っている間にもう一方のローラ28A(28
B)の洗浄を行っているため、洗浄処理のために余分な
時間を消費することなく、ローラ28A(28B)によ
る矯正処理の準備を完了させることができ、効率的な矯
正処理を実行することができる。
【0040】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、図2に示すようにローラ28の回転軸AX
2を基板Wの表面WSとほぼ平行に移動させることでロ
ーラ28を塗布膜Fに押し付けながら回転移動させるこ
とで、ローラ28と基板表面WSとの離間距離Dを一定
に保ちつつ、塗布膜全面にわたってローラ28を塗布膜
Fに押し当てて塗布膜Fの厚み変動を矯正しているが、
ローラ28の代わりに板状の矯正部材を基板表面に押し
当てて膜厚矯正を行うようにしてもよい。すなわち、本
発明の「矯正部材」としては、基板表面との離間距離を
一定に保ちつつ、塗布膜全面にわたって塗布膜に押し当
てることができるものであれば、その形状や大きさにつ
いては特に限定されるものではない。
【0041】また、上記実施形態では、矯正部材たるロ
ーラ28A,28Bを予め2個準備しておき、膜厚矯正
を行うたびに矯正部材を交換して使用するために常に清
浄なローラにより膜厚矯正を行うことができるが、予め
準備しておく矯正部材の個数はこれに限定されるもので
はなく、3個以上準備しておいてもよい。
【0042】また、上記実施形態では、ローラ28を塗
布膜に押し当てると同時に塗布膜を加熱しているが、そ
の押当前に塗布膜を加熱して塗布膜の流動性を高めるよ
うにしてもよい。また、塗布膜の流動性を高めるために
は、加熱以外にローラを塗布膜に押し当てると同時ある
いは押当前に塗布膜に超音波振動を加えるようにしても
よい。
【0043】また、上記実施形態では、所定のシーケン
スにしたがってローラ28を塗布膜に押し当てている
が、上記したように塗布膜の流動性と矯正処理の効率化
との間には密接な関連が存在するため、塗布膜の流動性
を測定しておき、塗布膜の流動性が一定値になった時点
よりローラ28を押し当てるようにしてもよい。すなわ
ち、押当タイミングを制御することで好適なタイミング
で矯正処理を実行することができる。
【0044】さらに、上記実施形態では、膜厚矯正機構
8を加熱装置に組み込んでいるが、スピンレスコートで
塗布膜を基板に塗布する塗布装置内に膜厚矯正機構を組
み込んだり、膜厚矯正機構を独立した装置としてもよい
ことはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、いわ
ゆるスピンレスコートにより基板表面に形成された塗布
膜全面にわたって矯正部材を押し当てるように構成して
いるので、塗布膜全面に対して物理的な力を作用させて
厚み変動を矯正し、これによって均一な膜厚の塗布膜を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる膜厚矯正装置の一実施形態を
装備した加熱装置を示す斜視図である。
【図2】図1の加熱装置の内部構造を示す図である。
【図3】ローラの構成を示す断面図である。
【図4】グリップの構成を示す図である。
【図5】グリップロック部の構成を示す図である。
【図6】図1の膜厚矯正機構および洗浄ユニットの動作
を示す模式図である。
【符号の説明】
8…膜厚矯正機構(膜厚矯正装置、膜厚矯正手段) 28,28A,28B…ローラ(矯正部材) 40…ローラ用ヒータ 58…洗浄ユニット(洗浄手段) 64…洗浄槽(洗浄手段) AX2…回転軸 W…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/16 501 G03F 7/16 501 H01L 21/027 H01L 21/30 564Z 567 Fターム(参考) 2H025 AB14 AB17 EA04 4D075 AC54 AC63 AC92 BB05Z BB13Z BB24Z BB28Z BB36Z BB65Z BB92Z CA48 DA06 DB13 DC22 DC24 EA05 4F042 AA07 AA08 BA25 DA01 DB17 DD02 DD09 DD17 ED05 5F046 JA19 JA21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持するとともに、該基板の表面
    に対向配置されたノズルから前記基板表面に向けて塗布
    液を供給しながら前記ノズルを前記基板表面に沿って相
    対移動させて前記基板表面に塗布膜を形成した後、その
    塗布膜の厚み変動を矯正する膜厚矯正方法において、 矯正部材と前記基板表面との離間距離を一定に保ちつ
    つ、前記塗布膜全面にわたって前記矯正部材を前記塗布
    膜に押し当てて前記塗布膜の厚み変動を矯正することを
    特徴とする膜厚矯正方法。
  2. 【請求項2】 前記矯正部材を複数個予め準備してお
    き、膜厚矯正を行うたびに前記矯正部材を交換する請求
    項1記載の膜厚矯正方法。
  3. 【請求項3】 膜厚矯正に使用された一の矯正部材を他
    の矯正部材に交換した後、前記一の矯正部材を洗浄して
    再使用可能とする請求項2記載の膜厚矯正方法。
  4. 【請求項4】 前記矯正部材を前記塗布膜に押し当てる
    と同時あるいは押当前に前記塗布膜を加熱する請求項1
    ないし3のいずれかに記載の膜厚矯正方法。
  5. 【請求項5】 前記矯正部材を前記塗布膜に押し当てる
    と同時あるいは押当前に前記塗布膜に超音波振動を加え
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の膜厚矯正方法。
  6. 【請求項6】 前記塗布膜の流動性を測定するととも
    に、その測定結果に基づき前記塗布膜を前記矯正部材を
    押し当てるタイミングを決定する請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の膜厚矯正方法。
  7. 【請求項7】 基板の表面に対向配置されたノズルから
    前記基板表面に向けて塗布液を供給しながら前記ノズル
    を前記基板表面に沿って相対移動させることで前記基板
    表面に塗布膜が形成された基板に対し、その塗布膜の厚
    み変動を矯正する膜厚矯正装置において、 前記基板の表面側に配置された矯正部材と、 前記塗布膜の全面にわたって前記基板表面に対する離間
    距離を一定に保ちながら前記矯正部材を前記塗布膜に押
    し当てる駆動手段とを備えたことを特徴とする膜厚矯正
    装置。
  8. 【請求項8】 前記矯正部材は前記塗布膜の幅方向に少
    なくとも前記塗布膜の幅以上の長さに延設され、しかも
    前記幅方向に対してほぼ平行な回転軸回りに回転自在に
    配置されたローラであり、 前記駆動手段は前記回転軸を前記基板表面とほぼ平行に
    相対移動させることで前記ローラを前記塗布膜に押し付
    けながら回転移動させる請求項7記載の膜厚矯正装置。
  9. 【請求項9】 前記ローラの周長が前記塗布膜の幅方向
    と直交する方向における長さ以上となっている請求項8
    記載の膜厚矯正装置。
  10. 【請求項10】 前記塗布膜に押し当てられた前記矯正
    部材を洗浄する洗浄手段をさらに備えた請求項7ないし
    9のいずれかに記載の膜厚矯正装置。
  11. 【請求項11】 基板を保持するとともに、該基板の表
    面に対向配置されたノズルから前記基板表面に向けて塗
    布液を供給しながら前記ノズルを前記基板表面に沿って
    相対移動させて前記基板表面に塗布膜を形成する塗布手
    段と、 請求項7ないし10のいずれかに記載の膜厚矯正装置と
    同一の構成を有し、前記塗布手段により前記基板表面に
    形成された塗布膜の厚みを矯正する膜厚矯正手段とを同
    一装置内に備えたことを特徴とする塗布装置。
  12. 【請求項12】 基板の表面に対向配置されたノズルか
    ら前記基板表面に向けて塗布液を供給しながら前記ノズ
    ルを前記基板表面に沿って相対移動させることで前記基
    板表面に塗布膜が形成された基板を、その基板裏面側か
    ら保持しながら、その基板裏面側より前記基板を加熱す
    るホットプレートと、 請求項7ないし10のいずれかに記載の膜厚矯正装置と
    同一の構成を有し、前記基板表面に形成された塗布膜の
    厚みを矯正する膜厚矯正手段とを同一装置内に備えたこ
    とを特徴とする加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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