JP2003284929A - 水処理方法および装置 - Google Patents

水処理方法および装置

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JP2003284929A
JP2003284929A JP2002087948A JP2002087948A JP2003284929A JP 2003284929 A JP2003284929 A JP 2003284929A JP 2002087948 A JP2002087948 A JP 2002087948A JP 2002087948 A JP2002087948 A JP 2002087948A JP 2003284929 A JP2003284929 A JP 2003284929A
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Japan
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water
ozone
membrane module
water treatment
cleaning
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Application number
JP2002087948A
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English (en)
Inventor
Komei Kadokawa
角川  功明
Nobuyuki Motoyama
本山  信行
Norimasa Nonaka
規正 野中
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン含有水またはオゾンガスを用いて膜モ
ジュールの洗浄を行う水処理方法および装置において、
オゾン使用効率の向上と、オゾン水生成手段やオゾンガ
ス発生手段のコンパクト化を図り、ひいてはシステム効
率の向上と低コスト化を図る。 【解決手段】 水ろ過用の複数個の膜モジュールを有
し、水ろ過を行なう工程と、オゾン含有水またはオゾン
ガスを用いた前記膜モジュールの洗浄工程とを含む前記
膜モジュールを用いた水処理方法において、前記膜モジ
ュールの洗浄工程は、オゾン使用効率の向上のために、
一つの膜モジュールの洗浄工程を行なう時間帯と、その
他の少なくとも一部の膜モジュールの洗浄工程を行なう
時間帯とをずらして行なう、好ましくは、洗浄工程を、
全工程にわたって均等かつ連続的に分散させて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上水道、下水
道、工業用水または廃水中に含まれる汚濁物質を分離除
去するための、ろ過用の膜モジュールを用いた水処理方
法および装置に関し、特にオゾン含有水またはオゾンガ
スによる前記膜モジュールの洗浄方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】被処理水中の汚濁物質を除去する方法と
して、ろ過用の膜モジュールを用いた水処理方法がよく
知られている。この膜モジュールを用いた水処理におい
ては、水処理運転の継続に伴い、膜の表面に汚濁物質の
付着層が生じ、目詰まり、固形物による流路閉塞などの
ファウリングが起こり、膜モジュールのろ過性能が低下
する。これらの原因による膜ろ過性能の低下は、膜モジ
ュールを洗浄することによって回復することができる。
【0003】膜モジュールの洗浄方法には、物理洗浄と
薬品洗浄がある。物理洗浄には、膜ろ過水を逆流させる
逆圧水洗浄(逆洗)、膜の一次側での水流によるフラッ
シング、空気により膜を振動させるエアースクラビング
などがあり、物理的な作用によって付着物質を取り除い
ている。一方、薬品洗浄は物理洗浄では除去しきれない
物質を薬品によって分解または溶解させて除去する洗浄
方法で、膜のろ過能力をほぼ初期状態まで回復すること
ができる。しかしながら、薬品洗浄はコストがかかるこ
とおよびその排水処理の観点から、できるだけ回数を少
なくすることが望まれる。
【0004】前記物理洗浄と化学的処理を組み合わせた
方法として、近年、オゾン含有水またはオゾンガスを使
用した洗浄方法が提案されている。この方法は、物理的
洗浄に加えて、オゾンの酸化作用により、膜モジュール
に付着した物質を分解、剥離、除去する化学的洗浄を組
み合わせる方法であり、この方法によれば、ろ過膜性能
を効率的に回復させることができる。
【0005】図10は、従来のオゾン含有水を用いて膜
モジュールの洗浄を行う膜ろ過システムの一例のシステ
ム系統図を示す。図10に示すシステムは、膜面積が1
2の膜モジュール4本からなる。原水タンク2に流入
した原水1は、運転ポンプ3により原水供給弁5を通
り、各膜モジュール6へと供給されて、ろ過処理され
る。なお、本例におけるろ過処理運転方式は、全量ろ過
方式(デッドエンドろ過方式)を示し、ここで、運転ポ
ンプ3の供給水量がろ過水量より多量な場合は、バイパ
スライン4を通って原水タンク2へと返送される。
【0006】ろ過された水は、ろ過水出口弁7、定流量
弁8を通り、ろ過水タンク9へと貯留された後、処理水
10として次工程へと通水される。ろ過処理水の一部は
逆洗水として使用されるため、ろ過水タンク9からオゾ
ン水生成塔11へと送水される。オゾン水生成塔11で
は、オゾン発生器12から供給するオゾンガスを下部か
ら散気することによりオゾン水が生成される。生成され
たオゾン水は、例えば、30分間のろ過工程後に実施さ
れる逆洗工程において、逆洗ポンプ13により逆洗水供
給弁14を通り、膜モジュール6の二次側より一次側へ
と流されて排水ドレン弁15より排水される。
【0007】また、1分間のオゾン水逆洗後にエアーコ
ンプレッサー16よりエアー供給弁17を介して空気を
供給するエアーバブリング工程(例えば、30秒間)お
よびその後に、原水供給弁5を開き、原水を膜モジュー
ル4に通水し、膜モジュール内の濃縮水を排水ドレン弁
15より排水するフラッシング工程(例えば、30秒
間)を実施する物理洗浄工程(合計2分)がなされる。
【0008】なお、前記逆洗工程以降の追加工程は、逆
洗工程終了後毎回行なわずに、逆洗工程の所定回数後ご
とに行なう場合もある。
【0009】上記システムにおいて、使用されるろ過膜
は、濁質成分および細菌類を除去することのできる膜で
あり、精密ろ過膜または限外ろ過膜が用いられる。精密
ろ過膜の場合は、公称孔径0.01〜0.5μmのものが用い
られ、限外ろ過膜の場合は、分画分子量1,000〜2
0万ダルトンのものが用いられる。
【0010】また、膜モジュールの形式は、中空糸状、
スパイラル状、チューブラ状、平膜状等が用いられる。
膜素材およびポッティング部は、高濃度のオゾンと接触
するために、耐オゾン性の素材が使用される。膜素材に
ついては、フッ化ビニリデン重合体樹脂等の耐オゾン性
の有機樹脂またはセラミック等の無機材料が用いられ
る。
【0011】さらに、膜モジュールのろ過方式には、前
記全量ろ過方式(デッドエンドろ過方式)とクロスフロ
ーろ過方式とが知られており、また、ろ過膜への通水方
式には、外圧型と内圧型とが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記オゾン
含有水またはオゾンガスを使用した洗浄方法において
も、下記のような問題があり、オゾン含有水を洗浄に用
いる図10のシステム例に関して、以下に述べる。
【0013】図10に示すシステムにおいて、オゾン含
有水は、ろ過工程30分の間に膜モジュール4本分を逆
洗する水量が所定の溶存オゾン濃度になるように供給オ
ゾン濃度を調節して生成されていた。しかしながら、こ
の方法においては以下の問題があった。
【0014】第一に、30分で4本分の所定の溶存オゾ
ン濃度の逆洗水を生成するために、その過程で、オゾン
の自己分解による消費があり、オゾンの使用が効率的で
ない。特に、膜モジュール数が増加して、一度に使用す
る逆洗水量がより多くなった場合に、オゾン水生成塔1
1自体でのオゾンの吸収効率も低下し、オゾンの使用効
率が一層低下する。
【0015】また、一度に大量のオゾン含有水を使用す
るために、逆洗後にはオゾン水生成塔11にそれと同量
のオゾンを含有しない水を補給する必要があり、その際
に、大きな溶存オゾン濃度の変化が生じ、オゾン水濃度
の調節が複雑となる。さらに、オゾン水使用の例えば5
分前からオゾン水を生成するとしても、短時間で必要な
オゾン水を生成するためには、オゾン発生器自体の容量
が過大となり、装置の起動・停止時の損失もシステム効
率の観点から好ましくない問題があった。
【0016】上記の問題は、オゾンガスを用いて洗浄す
る場合にも、オゾン含有水の生成に伴う問題を除いて同
様である。
【0017】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たもので、この発明の課題は、オゾン含有水またはオゾ
ンガスを用いて膜モジュールの洗浄を行う水処理方法お
よび装置において、オゾン使用効率の向上と、オゾン水
生成手段やオゾンガス発生手段のコンパクト化を図り、
ひいてはシステム効率の向上と低コスト化を図ることに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、この発明は、水ろ過用の複数個の膜モジュールを
有し、水ろ過を行なう工程と、オゾン含有水またはオゾ
ンガスを用いた前記膜モジュールの洗浄工程とを含む前
記膜モジュールを用いた水処理方法において、前記膜モ
ジュールの洗浄工程は、オゾン使用効率の向上のため
に、一つの膜モジュールの洗浄工程を行なう時間帯と、
その他の少なくとも一部の膜モジュールの洗浄工程を行
なう時間帯とを、ずらして行なうこととする(請求項1
の発明)。
【0019】また、前記請求項1に記載の水処理方法に
おいて、前記複数個の膜モジュール全ての洗浄工程の時
間帯をずらし、そのタイミングは、膜モジュールのろ過
時間,洗浄時間,洗浄間隔,膜モジュールの系列数等に
より調節し、全工程において各洗浄工程をほぼ均等に分
散させて行なうこととする(請求項2の発明)。
【0020】前記方法によれば、一回に使用する洗浄用
オゾンガス量もしくは洗浄用オゾン含有水量を減らすこ
とができ、オゾンガスまたはオゾン水を生成・供給する
装置がコンパクト化でき、またオゾン使用効率およびシ
ステム効率の向上が可能となる。
【0021】また、前記請求項2の発明の実施態様とし
ては、下記請求項3ないし5の発明が好ましい。即ち、
請求項2に記載の水処理方法において、全工程の任意の
タイミングにおいて、前記複数系列の膜モジュールの内
の少なくともいずれかの系列の膜モジュールの洗浄工程
を行なわせるように調節し、洗浄工程を、全工程にわた
って均等かつ連続的に分散させて行うこととする(請求
項3の発明)。これにより、効率が究極的に向上する。
【0022】さらに、請求項3に記載の水処理方法にお
いて、前記洗浄工程において使用する所定濃度のオゾン
含有水またはオゾンガスの流量は、全工程にわたって同
一流量とする(請求項4の発明)。また、請求項4に記
載の水処理方法において、オゾン含有水を用いて洗浄す
る場合に、前記所定濃度のオゾン含有水は、ろ過した処
理水の一部とオゾンガスとによって生成し、かつ前記処
理水の一部の使用流量は、全工程にわたって同一流量と
する(請求項5の発明)。上記により、オゾン水生成装
置のさらなるコンパクト化および高効率化が図れる。
【0023】また、前記水処理方法を実施するための装
置としては、詳細は後述するが、下記請求項6ないし8
の発明が好ましい。即ち、前記請求項1ないし5のいず
れかに記載の、オゾン含有水を用いて洗浄を行なう膜モ
ジュールを用いた水処理方法を実施するための水処理装
置において、オゾン水生成手段と、このオゾン水生成手
段から前記膜モジュールへ洗浄水を供給する洗浄水供給
ラインおよび洗浄水供給用ポンプと、前記洗浄水供給ラ
イン上の膜モジュール入口近傍に、各膜モジュール系列
毎に設けた洗浄水供給制御弁と、各膜モジュール系列毎
に設けた洗浄水排水用の排水制御弁とを備えるものとす
る(請求項6の発明)。
【0024】さらに、請求項6に記載の水処理装置にお
いて、前記膜モジュールは、複数個の膜モジュールを有
する膜モジュールユニット複数個からなり、前記各膜モ
ジュールユニット毎にその近傍に設けた洗浄水供給制御
弁を介して、前記複数個の膜モジュールユニットを、そ
れぞれ前記洗浄水供給ラインに並列に接続し、前記排水
制御弁は、前記膜モジュールユニット毎に設けてなるも
のとする(請求項7の発明)。
【0025】さらにまた、請求項1ないし5のいずれか
に記載の、オゾンガスを用いて洗浄を行なう膜モジュー
ルを用いた水処理方法を実施するための水処理装置にお
いて、オゾンガス発生手段と、このオゾンガス発生手段
から前記膜モジュールへオゾンガスを供給するオゾンガ
ス供給ラインと、前記オゾンガス供給ライン上の膜モジ
ュール入口近傍に、各膜モジュール系列毎に設けたオゾ
ンガス供給制御弁と、各膜モジュール系列毎に設けた排
水制御弁とを備えるものとする(請求項8の発明)。
【0026】
【発明の実施の形態】図1ないし図9に基づき、この発
明の実施の形態について以下にのべる。
【0027】(実施の形態1)図1に、この発明の水処
理装置の実施例の概ほぼシステム系統図を示す。同図に
おいて、図10に示したシステムにおける部材と同一機
能を有する部材には、同一番号を付して詳細説明を省ほ
ぼする。図1に示したシステムと図10に示したシステ
ムとの相違点は、図1の場合、図10に示した系統に加
えて、洗浄水供給ライン上の膜モジュール二次側入口近
傍に、各膜モジュール系列毎に、洗浄水供給制御弁14
aおよびろ過水出口制御弁7aをそれぞれ設け、さら
に、各膜モジュールの一次側に、洗浄水排水用の排水制
御弁15a,エアー供給制御弁17aおよび原水供給制
御弁5aを設けた点である。
【0028】膜モジュール6としては、オゾン耐性を有
するセラミックス(アルミナ)製のものを用いたが、ポ
リフッ化ビニリデン重合体樹脂(PVDF)製でもよ
い。
【0029】上記構成において、図10において述べた
ろ過工程、逆洗工程、エアーバブリング工程、フラッシ
ング工程が同様に行なわれる。図1において、生成され
たオゾン含有水は、30分間のろ過工程後に実施される
逆洗工程において、逆洗ポンプ13により逆洗水供給制
御弁14aを通り、各膜モジュール6の二次側より一次
側へと流されて排水制御弁15aより排水される。ま
た、1分間のオゾン水逆洗後にエアーコンプレッサー1
6よりエアー供給制御弁17aを介して空気を供給し
て、エアーバブリング工程(30秒間)を実施し、さら
にその後に、原水供給制御弁5aを開き、原水を膜モジ
ュール6に通水し、膜モジュール内の濃縮水を排水制御
弁15aより排水するフラッシング工程(30秒間)を
実施する。上記物理洗浄工程は合計各(2分)であり、
この各物理洗浄工程は、各膜モジュール系列毎に、各制
御弁の開閉のタイミングをずらして行なわれる。
【0030】なお、生成するオゾン含有水は、原水およ
びろ過条件に合わせて生成することとなるが、必要とす
るオゾン含有水濃度が満たされれば、溶存オゾン濃度が
一定となるように供給オゾン量を自動調整してもよい
し、供給オゾン量を一定として溶存オゾン濃度は成り行
きとしてもよい。
【0031】次に、図2により、図1のシステムの運転
モードの一例を述べる。図2は、4個の各膜モジュール
の運転のタイムチャートを示し、1分から67分までの
工程を示す。それぞれの膜モジュール共に30分間のろ
過工程を実施した後に、2分間の物理洗浄工程が実施さ
れる。図2において、ろ過時間は両端に矢印を付した線
で示し、物理洗浄工程は、ハッチングを付した□により
オゾン水洗浄(1分)を示し、また、白抜きの□により
エアーバブリング30秒およびフラッシング30秒を示
す。
【0032】図2に示すように、膜モジュール1〜4に
おける物理洗浄工程をずらしてあるので、従来、1回の
逆洗に使用するオゾン水が膜モジュール4本あたり約3
3L使用していたのに対して、上記実施例によれば、膜
モジュール1本あたりの逆洗水量約8L(回収率90%
運転時)に減少することが可能となった。なお、前記回
収率とは、被処理水の取水量に対する処理水量の割合で
ある。
【0033】このため、オゾン水の生成・供給装置を小
型化することができることとなる。即ち、上記実施例に
よれば、逆洗に使用するオゾン水生成塔11の容量を、
若干の余裕量を考慮し、例えば50Lから20Lのもの
へ、逆洗ポンプ13は、従来の50L/minのものか
ら20L/minのものへと小型化できる。また、オゾ
ン水の生成水量・時間を少なくすることができるので、
オゾンガスの吸収効率を上げることができ、さらに、オ
ゾンの自己分解量を減らせるため、オゾン使用の効率化
が図れる。
【0034】次に、上記実施例に関し長期運転を行い、
膜差圧の変化に関して従来の方法と比較した実験結果に
ついて述べる。図3はその実験結果の一例を示し、図4
は本実験における運転条件を示す。図3の横軸は運転日
数を、縦軸は膜モジュール前後の膜差圧を示す。
【0035】図3の結果によれば、従来の運転結果に比
較して、膜差圧上昇が抑制されていることがわかる。従
来の一括逆洗の方法においては、オゾン水の逆洗効果が
十分に発揮されなかったことによる結果と考えられる。
即ち、従来の方法により、オゾン水による逆洗を実施し
た場合、オゾン水は抵抗の少ないところに流れ易くなる
ために、一部には過剰なオゾン水が流れるが、流動抵抗
の高いところには十分なオゾン水が流れないこととな
り、オゾン水による逆洗が十分になされない。
【0036】これに対して、本実施例では、各膜モジュ
ールをそれぞれ個別にオゾン水で逆洗するため、オゾン
水の洗浄効果が所定のオゾン供給量分だけ十分に発揮さ
れることとなる。この結果、図3に示すように、従来の
膜差圧上昇に対して、その上昇が抑制されたと考えられ
る。ここで、図3に示した実験は、膜面積1m2の膜モ
ジュールを用いて実施したものであるが、膜面積の広い
膜モジュールを用いても同様の効果が得られることは明
らかである。
【0037】なお、本実施例では4本の膜モジュールに
ついて説明したが、その数に特に制限はない。例えば、
図5は、全工程にかかる時間をオゾン水逆洗工程にかか
る時間で除した値(本実施例では32分÷1分=32)
に相当する32本の膜モジュールを用いた場合のタイム
チャートを示す。
【0038】図5においても、図2と同様に、1分から
67分までの工程を示し、32本のそれぞれの膜モジュ
ールは、共に30分間のろ過工程を実施した後に、2分
間の物理洗浄工程が実施される。また、図5において
も、ろ過時間は両端に矢印を付した線で示し、物理洗浄
工程は、ハッチングを付した□によりオゾン水洗浄(1
分)を示し、また、白抜きの□によりエアーバブリング
30秒およびフラッシング30秒を示す。図5の運転モ
ードによれば、物理洗浄工程を、全工程にわたって均等
かつ連続的に分散させて行なうことができる。
【0039】なお、膜モジュールが33本以上になった
場合においても、図1における膜モジュール1本を、例
えば5本の膜モジュールからなる膜モジュールユニット
とすることにより、物理洗浄工程のタイミング、時間等
を調整すれば、物理洗浄工程を、図5と同様に、全工程
にわたって均等かつ連続的に分散させて行なうことがで
きる。この詳細については、次の(実施の形態2)の項
で述べる。
【0040】また、本実施例ではオゾン水による逆洗に
ついて説明したが、オゾンガスによる洗浄の場合にも同
様の方法により、瞬時オゾンガス流量を少なくでき、同
様の効果が得られる。この詳細については、(実施の形
態3)の項で述べる。
【0041】(実施の形態2)図6に基づき、この発明
の実施の形態2について述べる。図6に示すシステム
は、膜面積が0.1m2の膜モジュール300本からな
るオゾン水による逆洗を用いた膜ろ過システムである。
膜モジュール10本を1ユニットとして30系列から構
成されている。
【0042】図6において、原水タンク2に流入した原
水1は、運転ポンプ3により原水供給制御弁5aを通
り、各膜モジュールユニット30へと供給される。ここ
で、運転ポンプ3は流量センサー18にて測定される流
量が一定となるようにインバータ制御される。ろ過され
た水はろ過水出口制御弁7a、図示しない定流量弁を介
して、ろ過水タンク9へと送水・貯留された後、処理水
10として次工程へと通水される。
【0043】ろ過水の一部は逆洗水として使用されるた
め、ろ過水タンク9よりオゾン水生成装置19内のオゾ
ン水槽22へと送水される。オゾン水生成装置19にお
いては、渦巻き式ポンプ20手前にて、オゾン発生器1
2より供給されるオゾンガスが注入される。渦巻きポン
プ20内でオゾンガスが攪拌混合され、続くスタティッ
クミキサー21において、さらに混合されることによ
り、オゾンガスが十分に溶解したオゾン含有水が生成さ
れる。
【0044】ここで、供給されるオゾン量は、オゾン逆
洗水が流れるライン上に設置された溶存オゾン濃度計2
3により計測された測定値を供給オゾン量調節器24に
取り込み、その濃度が一定となるようにオゾン発生器1
2のインバータに信号を出すことによって制御される。
【0045】生成されたオゾン水は、各膜モジュールユ
ニット30で28分間のろ過工程後に実施される逆洗工
程において、逆洗ポンプ13により逆洗水供給制御弁1
4aを通り、膜モジュールユニット30の二次側より一
次側へと流されて排水制御弁15aより排水される。ま
た、1分間のオゾン水逆洗後に、エアーコンプレッサー
16よりエアー供給制御弁17aを介して空気を供給
し、エアーバブリング工程(30秒間)を行い、さらに
その後に、原水供給制御弁5aを開き、原水を膜モジュ
ールユニット30に通水し、膜モジュールユニット30
内の濃縮水を排水制御弁15aより排水するフラッシン
グ工程(30秒間)を実施して物理洗浄工程(2分)を
行なう。
【0046】図7に、前記各膜モジュールユニット30
の運転タイムチャートを示す。図7においては、30個
の膜モジュールユニットを、単に膜モジュールと簡ほぼ
表記している。それぞれの膜モジュールユニット30共
に、28分間のろ過工程を実施した後に、2分間の物理
洗浄工程が実施される。
【0047】図7によれば、ろ過時間,物理洗浄間隔・
時間および膜モジュールユニットの系列数を調整するこ
とにより、各系列が別のタイミングでオゾン水逆洗され
るとともに、常時オゾン水逆洗が実施される状態となっ
ている。また、常時オゾン水逆洗を実施するために、常
時オゾン水生成のためのろ過処理水の補給が逆洗と同流
量でなされる。ここで、オゾン水逆洗の流量は、あらか
じめ設定された値となるように、図6に示す逆洗ポンプ
13の図示しないインバータにより調節される。
【0048】また、ろ過処理水によるオゾン水槽22へ
の補給流量も、同流量となるように、流量制御バルブ2
5により調整される。なお、図6に示す実施例では自然
流下において流量制御バルブ25により調整する例を示
したが、送水ポンプを設置し、同流量となるように制御
することもできる。また、同流量になるように調整して
も、実流量が必ずしも同流量とならないことがあること
から、流量制御する補給ラインとは別に緊急時補給ライ
ン26を配管し、オゾン水槽22に取り付けられたフロ
ースイッチのレベルが低下した場合、ろ過水補給バルブ
27を開いて、ろ過処理水がすぐに補給されるようにす
ることが望ましい。ただし、この場合のフロースイッチ
の供給/停止水位は本発明の趣旨より小さくすることが
望ましい。なお、オゾン発生器12より供給されたオゾ
ンガス中の排オゾンガスは排オゾン処理設備28を介し
て大気中に放出される。
【0049】図6に示すシステムの図7の運転モードに
おいては、前記図5に示した運転モードと同様に、1回
の逆洗に使用するオゾン水が1系列あたりの水量で済む
ことに加えて、オゾン水を生成する条件が連続的なもの
となることから、所定のオゾン水濃度を生成することが
容易となる。即ち、図6において、オゾン水濃度の調整
は、オゾン逆洗水が流れるライン上に設置された溶存オ
ゾン濃度計23により計測された測定値を、供給オゾン
量調節器24に取り込み、その濃度が一定となるように
オゾン発生器のインバータに信号を出すことでなされて
いるが、本実施例の場合、条件が連続的で供給するオゾ
ン量が急変しないことから、所定のオゾン水濃度を維持
することが、例えばPID制御機器などにより容易にで
きる。また、生成したオゾン水をすぐに使用することか
ら、これまでよりもオゾンの分解によるオゾン濃度の減
少を少なくした効率のよいオゾン水生成装置とすること
ができる。
【0050】なお、図6においては、各膜モジュールユ
ニット30毎に運転ポンプ3を設置した例を示したが、
図1の実施例と同様に、例えば4ユニットに運転ポンプ
1台を設置して、バルブ操作により制御してもよい。
【0051】(実施の形態3)図8に基づき、オゾンガ
スを洗浄に用いる場合の実施例について述べる。図8
は、膜面積が0.1m2の膜モジュール300本からな
るオゾンガスによる膜洗浄を取り入れた膜ろ過システム
である。膜モジュール10本を1ユニットとして30系
列から構成されている。原水タンク2に流入した原水1
は、運転ポンプ3により原水供給制御弁5aを介して、
各膜モジュールユニット30へと供給される。ろ過され
た水は、ろ過水出口制御弁7a、図示しない定流量弁を
介して、ろ過水タンク9へと送水・貯留された後、処理
水10として次工程へと通水される。
【0052】ろ過水の一部は逆洗水として使用され、2
8分間のろ過工程後に実施される逆洗工程において、逆
洗ポンプ13により逆洗水供給制御弁14aを通り、膜
モジュールユニット30の二次側より一次側へと流され
て排水制御弁15aより排水される。
【0053】また、30秒間の逆洗後に、オゾン発生器
12よりオゾンガス供給制御弁29を介してオゾンガス
を供給し、オゾンガス洗浄工程(1分間)を行い、その
後に、原水供給制御弁5aを開き、原水を膜モジュール
ユニット30に通水し、膜モジュール内の濃縮水を排水
制御弁15aより排水するフラッシング工程(30秒
間)を実施して、物理洗浄工程(2分)を行なう。
【0054】なお、前記膜モジュールユニット30は、
図8の紙面右側が、天空を向くように設置され、オゾン
ガス洗浄工程中においては、排水制御弁15aを開放状
態としておくことにより、供給オゾンガスの残留ガス分
はバブリングして、排水制御弁15aを介して、外部に
放出される。
【0055】図9は、前記図8の各膜モジュールユニッ
トの運転タイムチャートを示す。それぞれの膜モジュー
ルユニット共に、28分間のろ過工程を実施した後に、
2分間の物理洗浄工程が実施される。物理洗浄工程は、
水逆洗30秒,オゾンガス洗浄1分,フラッシング30
秒の計分である。図9においても、前記図7の場合と同
様に、ろ過時間,物理洗浄間隔・時間および系列数等を
調整することにより、各系列が別のタイミングでオゾン
ガス洗浄されるとともに、常時オゾンガス洗浄が実施さ
れる状態となる。
【0056】このようなシステムとすることにより、1
回のオゾンガス洗浄に使用するオゾンガスが1系列あた
りのガス量で済むことに加えて、常時、オゾンガスを使
用するので、無駄をなくした効率のよいオゾンガス洗浄
を用いた膜ろ過システムとすることができる。
【0057】なお、本実施例においては、物理洗浄工程
を水逆洗、オゾンガス洗浄、フラッシングの組み合わせ
としたが、水逆洗をオゾン水逆洗にして、よりオゾンに
よる洗浄効果をあげたシステムとし、オゾンガス洗浄お
よびオゾン水洗浄が常時実施される構成とすることもで
きる。また、オゾンガスバブリング工程において、オゾ
ンガスを、膜モジュールユニットの二次側から供給して
一次側へ導出する、所謂、オゾンガスによる逆洗として
も、同様の効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】上記のとおり、この発明によれば、水ろ
過用の複数個の膜モジュールを有し、水ろ過を行なう工
程と、オゾン含有水またはオゾンガスを用いた前記膜モ
ジュールの洗浄工程とを含む前記膜モジュールを用いた
水処理方法において、前記膜モジュールの洗浄工程は、
オゾン使用量低減のために、一つの膜モジュールの洗浄
工程を行なう時間帯と、その他の少なくとも一部の膜モ
ジュールの洗浄工程を行なう時間帯とをずらして行な
う、好ましくは、洗浄工程を、全工程にわたって均等か
つ連続的に分散させて行なうこととし、上記方法を実施
するための装置としては、オゾン水生成手段と、このオ
ゾン水生成手段から前記膜モジュールへ洗浄水を供給す
る洗浄水供給ラインおよび洗浄水供給用ポンプと、前記
洗浄水供給ライン上の膜モジュール入口近傍に、各膜モ
ジュール系列毎に設けた洗浄水供給制御弁と、各膜モジ
ュール系列毎に設けた洗浄水排水用の排水制御弁とを備
えるものとする、もしくは、オゾンガス発生手段と、こ
のオゾンガス発生手段から前記膜モジュールへオゾンガ
スを供給するオゾンガス供給ラインと、前記オゾンガス
供給ライン上の膜モジュール入口近傍に、各膜モジュー
ル系列毎に設けたオゾンガス供給制御弁と、各膜モジュ
ール系列毎に設けた排水制御弁とを備えるものとしたの
で、オゾン使用効率の向上と、オゾン水生成手段やオゾ
ンガス発生手段のコンパクト化を図り、ひいてはシステ
ム効率の向上と低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に関わる水処理装置の概ほぼ
システム系統図
【図2】図1の水処理装置の運転タイムチャートの一例
を示す図
【図3】図1の水処理装置の長期運転における膜差圧の
変化について、従来方法と比較実験した結果を示す図
【図4】図3の水処理装置の実験における運転条件を示
す図
【図5】図2とは異なる運転タイムチャートの一例を示
す図
【図6】この発明の異なる実施例に関わる水処理装置の
概ほぼシステム系統図
【図7】図6の水処理装置の運転タイムチャートの一例
を示す図
【図8】この発明の異なる実施例に関わる水処理装置の
概ほぼシステム系統図
【図9】図8の水処理装置の運転タイムチャートの一例
を示す図
【図10】従来の水処理装置の一例の概ほぼシステム系
統図
【符号の説明】
1:原水、2:原水タンク、3:運転ポンプ、4:原水
のバイパスライン、5a:原水供給制御弁、6:膜モジ
ュール、7a:ろ過水出口制御弁、8:流量センサー、
9:ろ過水タンク、10:処理水、11:オゾン水生成
塔、12:オゾン発生器、13:逆洗ポンプ、14a:
逆洗水供給制御弁、15a:排水制御弁、16:エアー
コンプレッサー、17a:エアー供給制御弁、18:流
量センサー、19:オゾン水生成装置、20:渦巻きポ
ンプ、21:スタティックミキサー、22:オゾン水
槽、23:溶存オゾン濃度計、24:供給オゾン調節
器、25:流量制御バルブ、26:緊急時補給ライン、
27:ろ過水供給バルブ、28:排オゾンガス処理設
備、29:オゾンガス供給制御弁、30:膜モジュール
ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 規正 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA05 GA06 HA01 HA21 HA41 HA61 JA71 KA67 KA81 KC03 KC14 KC16 KD21 KE01Q KE24Q KE30Q MB11 MC03X MC29X PA01 PB02 PB08 4D050 AA01 AA12 AB31 BB02 BD02 BD03 BD06 CA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水ろ過用の複数個の膜モジュールを有
    し、水ろ過を行なう工程と、オゾン含有水またはオゾン
    ガスを用いた前記膜モジュールの洗浄工程とを含む前記
    膜モジュールを用いた水処理方法において、 前記膜モジュールの洗浄工程は、オゾン使用効率の向上
    のために、一つの膜モジュールの洗浄工程を行なう時間
    帯と、その他の少なくとも一部の膜モジュールの洗浄工
    程を行なう時間帯とを、ずらして行なうことを特徴とす
    る水処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水処理方法において、
    前記複数個の膜モジュール全ての洗浄工程の時間帯をず
    らし、そのタイミングは、膜モジュールのろ過時間,洗
    浄時間,洗浄間隔,膜モジュールの系列数等により調節
    し、全工程において各洗浄工程をほぼ均等に分散させて
    行なうことを特徴とする水処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の水処理方法において、
    全工程の任意のタイミングにおいて、前記複数系列の膜
    モジュールの内の少なくともいずれかの系列の膜モジュ
    ールの洗浄工程を行なわせるように調節し、洗浄工程
    を、全工程にわたって均等かつ連続的に分散させて行な
    うことを特徴とする水処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の水処理方法において、
    前記洗浄工程において使用する所定濃度のオゾン含有水
    またはオゾンガスの流量は、全工程にわたって同一流量
    とすることを特徴とする水処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の水処理方法において、
    オゾン含有水を用いて洗浄する場合に、前記所定濃度の
    オゾン含有水は、ろ過した処理水の一部とオゾンガスと
    によって生成し、かつ前記処理水の一部の使用流量は、
    全工程にわたって同一流量とすることを特徴とする水処
    理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の、
    オゾン含有水を用いて洗浄を行なう膜モジュールを用い
    た水処理方法を実施するための水処理装置において、オ
    ゾン水生成手段と、このオゾン水生成手段から前記膜モ
    ジュールへ洗浄水を供給する洗浄水供給ラインおよび洗
    浄水供給用ポンプと、前記洗浄水供給ライン上の膜モジ
    ュール入口近傍に、各膜モジュール系列毎に設けた洗浄
    水供給制御弁と、各膜モジュール系列毎に設けた洗浄水
    排水用の排水制御弁とを備えることを特徴とする水処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の水処理装置において、
    前記膜モジュールは、複数個の膜モジュールを有する膜
    モジュールユニット複数個からなり、前記各膜モジュー
    ルユニット毎にその近傍に設けた洗浄水供給制御弁を介
    して、前記複数個の膜モジュールユニットを、それぞれ
    前記洗浄水供給ラインに並列に接続し、前記排水制御弁
    は、前記膜モジュールユニット毎に設けてなることを特
    徴とする水処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし5のいずれかに記載の、
    オゾンガスを用いて洗浄を行なう膜モジュールを用いた
    水処理方法を実施するための水処理装置において、オゾ
    ンガス発生手段と、このオゾンガス発生手段から前記膜
    モジュールへオゾンガスを供給するオゾンガス供給ライ
    ンと、前記オゾンガス供給ライン上の膜モジュール入口
    近傍に、各膜モジュール系列毎に設けたオゾンガス供給
    制御弁と、各膜モジュール系列毎に設けた排水制御弁と
    を備えることを特徴とする水処理装置。
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