JP2003284339A - スイッチング電源装置及びこれに用いる制御回路 - Google Patents

スイッチング電源装置及びこれに用いる制御回路

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JP2003284339A JP2002084767A JP2002084767A JP2003284339A JP 2003284339 A JP2003284339 A JP 2003284339A JP 2002084767 A JP2002084767 A JP 2002084767A JP 2002084767 A JP2002084767 A JP 2002084767A JP 2003284339 A JP2003284339 A JP 2003284339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンバータを直列に用いたスイッチン
グ電源装置の応答性を高めることを目的とする。 【解決手段】 トランス10と、入力電源端子とトラン
ス10の1次巻線11との間に直列に接続された第1及
び第2のコンバータ回路30,40と、トランス10の
2次巻線12に接続された出力回路50と、第1及び第
2のコンバータ回路30,40の動作を制御する制御回
路60とを備える。制御回路60は、出力回路50の出
力電圧Voに連動する信号FBを生成する第1の手段
と、のこぎり波CTを生成する第2の手段と、信号FB
とのこぎり波CTとを比較し、これに基づいて第1のコ
ンバータ回路30のスイッチング動作を制御する第3の
手段とを有し、第2の手段は、第1のコンバータ回路3
0から第2のコンバータ回路40に供給される中間電圧
Vpに基づいて、のこぎり波CTの傾きを変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置及びこれに用いる制御回路に関し、さらに詳細に
は、複数のコンバータが直列に接続されたスイッチング
電源装置及びこれに用いる制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源装置の1次側回
路としてバックコンバータ回路とハーフブリッジ回路か
らなる2段の直列回路を用い、バックコンバータ回路に
よって入力電圧Vinを降圧してこれをハーフブリッジ
回路に供給し、これを受けるハーフブリッジ回路によっ
てトランスの1次巻線を励磁する手法が提案されている
(Buck + Half Bridge (d=50%) Topology Applied to v
ery Low Voltage PowerConverters, IEEE APEC, 2001,
Session 19.4)。
【0003】スイッチング電源装置の1次側回路として
このような2段の直列回路を用いた場合、ハーフブリッ
ジ回路に含まれるスイッチング素子のデューティはある
決まった量に固定される一方、バックコンバータ回路に
含まれるスイッチング素子のデューティは出力電圧Vo
に基づいて所定量となるように制御される。これによ
り、出力電圧Voとして比較的に低い電圧を高効率且つ
安定的に得ることができるので、例えばコンピュータ用
の電源として好適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイッ
チング電源装置の1次側回路として2段の直列回路を用
いた場合、1次側回路が1段のみである通常のスイッチ
ング電源装置に比べて、応答性が悪化するという問題が
あった。以下、その原因について説明する。
【0005】図8は、1次側回路として2段の直列回路
を用いたスイッチング電源装置の等価回路図である。
【0006】図8に示すように、1次側回路として2段
の直列回路を用いたスイッチング電源装置は、パルスV
inpの発生源と負荷RLoadが接続される出力端子
との間に、2段のLCフィルタ回路が接続された等価回
路で表すことができる。ここで、パルスVinpは1段
目のコンバータ(バックコンバータ回路)に含まれるス
イッチング素子によって生成されるパルス状の電力波形
であり、インダクタンスL1は1段目のコンバータ(バ
ックコンバータ回路)を構成するインダクタであり、キ
ャパシタンスC1は2段目のコンバータ(ハーフブリッ
ジ回路)を構成する2つのキャパシタの合成キャパシタ
ンスであり、インダクタンスL2はトランスの2次側に
設けられる出力インダクタであり、キャパシタンスC2
はトランスの2次側に設けられる出力キャパシタであ
る。
【0007】このように、1次側回路として2段の直列
回路を用いたスイッチング電源装置においては、2段の
LCフィルタ回路が等価的に直列接続された状態となる
ことから、通常のスイッチング電源装置に比べ、1段目
のLCフィルタ回路(インダクタンスL1及びキャパシ
タンスC1)が存在する分、高周波領域まで制御ゲイン
が上げられない。このため、スイッチング周波数を低く
設定したり制御ゲインを低く設定する必要が生じ、これ
により応答性を高めることが困難であった。
【0008】したがって、本発明の目的は、複数のコン
バータを直列に用いたスイッチング電源装置を制御する
制御回路であって、応答性を高めることが可能な制御回
路を提供することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、複数のコンバ
ータを直列に用いたスイッチング電源装置であって、応
答性が高められたスイッチング電源装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
トランスと、入力電源端子と前記トランスの1次巻線と
の間に直列に接続された第1及び第2のコンバータ回路
と、前記トランスの2次巻線に接続された出力回路と、
前記第1及び第2のコンバータ回路の動作を制御する制
御回路とを備え、前記制御回路は、前記出力回路の出力
電圧に連動するフィードバック信号を生成する第1の手
段と、のこぎり波を生成する第2の手段と、前記フィー
ドバック信号と前記のこぎり波とを比較し、これに基づ
いて前記第1のコンバータ回路のスイッチング動作を制
御する第3の手段とを有し、前記第2の手段は、前記第
1のコンバータ回路から前記第2のコンバータ回路に供
給される中間電圧に基づいて、前記のこぎり波の傾きを
変化させることを特徴とするスイッチング電源装置によ
って達成される。
【0011】本発明によれば、中間電圧に基づいてのこ
ぎり波の傾きが変化することから、出力電圧に基づく制
御ループ中に、中間電圧に基づく制御ループが追加され
ることになり、制御ループのカットオフ周波数が従来の
スイッチング電源装置に比べて高くなる。このため、従
来のスイッチング電源装置に比べ、スイッチング周波数
を高く設定したり制御ゲインを高く設定することが可能
となるので、応答性を高めることができる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第2の手段が、少なくとも前記中間電圧に基づいて電
流値が変化する可変定電流回路を含んでいる。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の手段は、さらに、前記入力電源端子間に
現れる入力電圧に基づいて、前記のこぎり波の傾きを変
化させる。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、入力電圧が急変した場合であっても、出力電圧を高
速に安定させることが可能となる。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の手段は、前記フィードバック信号をさら
に前記中間電圧に連動させる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、制御ループのカットオフ周波数がより高められるこ
とから、スイッチング周波数をさらに高く設定したり制
御ゲインをさらに高く設定することが可能となる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記制御回路は、さらに、予め定められたデューテ
ィで前記第2のコンバータ回路をスイッチング動作させ
る第4の手段を有している。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の手段は、前記第2のコンバータ回路のス
イッチング動作に同期したのこぎりを生成する。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1のコンバータ回路がバックコンバータ回路
であり、前記第2のコンバータ回路がハーフブリッジ回
路である。
【0020】本発明の前記目的はまた、直列に接続され
た第1及び第2のコンバータ回路を含むスイッチング電
源装置の動作を制御する制御回路であって、前記スイッ
チング電源装置の出力電圧に連動するフィードバック信
号を生成する第1の手段と、のこぎり波を生成する第2
の手段と、前記フィードバック信号と前記のこぎり波と
を比較し、これに基づいて前記第1のコンバータ回路の
スイッチング動作を制御する第3の手段とを備え、前記
第2の手段は、前記第1のコンバータ回路から前記第2
のコンバータ回路に供給される中間電圧に基づいて、前
記のこぎり波の傾きを変化させることを特徴とする制御
回路によって達成される。
【0021】本発明の前記目的はまた、直列に接続され
た第1及び第2のコンバータ回路を含むスイッチング電
源装置の動作を制御する制御回路であって、前記スイッ
チング電源装置の出力電圧に基づいて前記第1のコンバ
ータ回路のスイッチング動作を制御する第1の制御ルー
プと、前記第1のコンバータ回路から前記第2のコンバ
ータ回路に供給される中間電圧に基づいて、前記第1の
コンバータ回路のスイッチング動作を制御する第2の制
御ループとを備えることを特徴とする制御回路によって
達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るスイッチング電源装置100の回路図である。
【0024】図1に示すように、本実施態様にかかるス
イッチング電源装置100は、入力電源端子1,2間に
供給される入力電圧Vinを降圧して出力電圧Voを生
成し、これを出力電源端子3,4間に供給する装置であ
り、トランス10と、入力電源端子1,2間に接続され
た入力コンデンサ20と、入力コンデンサ20とトラン
ス10の1次巻線11との間に直列に接続されたバック
コンバータ回路30及びハーフブリッジ回路40と、ト
ランス10の2次巻線12a,12bと出力電源端子
3,4間に接続された出力回路50と、バックコンバー
タ回路30及びハーフブリッジ回路40の動作を制御す
る制御回路60とを備えており、出力電源端子3,4に
は直流負荷RLoadが接続される。すなわち、本実施
態様にかかるスイッチング電源装置100は、トランス
10の1次側回路が直列接続された2段のコンバータに
よって構成されている。
【0025】バックコンバータ回路30は、一端が入力
電源端子1に接続されたスイッチング素子31と、アノ
ードが入力電源端子2に接続されカソードがスイッチン
グ素子31の他端に接続されたダイオード32と、一端
がスイッチング素子31の他端(ダイオード32のカソ
ード)に接続されたインダクタ33とを備えている。か
かる構成を有するバックコンバータ回路30は、制御回
路60により供給される駆動信号S31に基づいてスイ
ッチング素子31のオン/オフを繰り返すことにより、
入力コンデンサ20の両端間に現れる電圧(入力電圧V
in)を降圧して中間電圧Vpを生成し、これをハーフ
ブリッジ回路40に供給する役割を果たす。ここで、中
間電圧Vpのレベルは、制御回路60の制御によるスイ
ッチング素子31のデューティ調節によって、所望のレ
ベルに安定化される。
【0026】ハーフブリッジ回路40は、バックコンバ
ータ回路30の出力端間に直列に接続されたコンデンサ
41,42と、バックコンバータ回路30の出力端間に
直列に接続されたスイッチング素子43,44とを備え
ており、図1に示すように、コンデンサ41,42の接
続点とスイッチング素子43,44の接続点との間に
は、トランス10の1次巻線11が接続されている。か
かる構成を有するハーフブリッジ回路40は、制御回路
60により供給される駆動信号S43,S44に基づい
てスイッチング素子43,44のオン/オフを交互に繰
り返すことにより、トランス10の1次巻線11を励磁
し、トランス10の2次側に電力を伝送する役割を果た
す。以下に詳述するが、駆動信号S43,S44はデッ
ドタイムをはさんで交互にハイレベルとなり、そのデュ
ーティは常に一定に保たれる。
【0027】出力回路50は、カソードがトランス10
の2次巻線12aの一端に接続され、アノードが出力電
源端子4に接続されたダイオード51と、カソードがト
ランス10の2次巻線12bの一端に接続され、アノー
ドが出力電源端子4に接続されたダイオード52と、一
端がトランス10の2次巻線12a,12bの共通他端
(センタータップ)に接続され、他端が出力電源端子3
に接続されたインダクタ53と、出力電源端子3,4間
に接続されたコンデンサ54とを備えている。出力回路
50のうち、ダイオード51,52からなる部分はトラ
ンス10の2次巻線12a,12bに発生する電圧を整
流する整流回路を構成し、インダクタ53及びコンデン
サ54からなる部分は整流回路の出力を平滑する平滑回
路を構成する。
【0028】制御回路60は、出力電圧Voのレベルに
基づいてフィードバック信号FBを生成する出力電圧検
出部70と、中間電圧Vpのレベルに基づいてフィード
フォワード信号FFを生成する中間電圧検出部80と、
駆動信号S31を生成するドライバ91と、駆動信号S
43,S44を生成するドライバ92と、駆動信号S4
3,S44に基づいて同期信号SYNCを生成するNO
R回路93と、同期信号SYNC、フィードバック信号
FB及びフィードフォワード信号FFに基づいて制御信
号OUTを生成するコントローラ94と、コントローラ
94の端子94ctに接続されるコンデンサ95とを備
える。
【0029】出力電圧検出部70は、誤差アンプ71
と、ホトカプラ72と、抵抗73〜77と、コンデンサ
78とを備えている。
【0030】誤差アンプ71は、反転入力端子(−)、
非反転入力端子(+)及び出力端子を備えており、反転
入力端子(−)には出力電圧Voを抵抗73及び74に
よって分圧した電圧が供給され、非反転入力端子(+)
には基準電圧Vrefが供給されている。また、誤差ア
ンプ71の反転入力端子(−)と出力端子との間には、
抵抗75及びコンデンサ78が並列に接続されている。
ここで、基準電圧Vrefは、出力電圧Voが目標電圧
に一致している場合において、抵抗73及び74の分圧
によって得られる電圧に相当する。したがって、誤差ア
ンプ71は、出力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて
高ければ高いほどその出力レベルを低下させ、逆に、出
力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて低ければ低いほ
どその出力レベルを上昇させる。また、誤差アンプ71
の応答性は、反転入力端子(−)と出力端子との間に接
続された抵抗75及びコンデンサ78によって制限され
ており、これによって出力電圧Voの異常発振等が防止
されている。
【0031】ホトカプラ72は、トランス10の1次側
と2次側を絶縁しながら、2次側に属する誤差アンプ7
1の出力を1次側に伝達する役割を果たし、発光側素子
72aは抵抗76を介して与えられる2次側電源Vcc
2によって動作し、受光側素子72bは抵抗77を介し
て与えられる1次側電源Vcc1によって動作する。そ
して、フィードバック信号FBは、ホトカプラ72の受
光側素子72bと抵抗77の接続点から取り出され、コ
ントローラ94の端子94fbに供給される。
【0032】かかる構成により、出力電圧検出部70
は、出力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて高ければ
高いほどフィードバック信号FBのレベルを低下させ、
逆に、出力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて低けれ
ば低いほどフィードバック信号FBのレベルを上昇させ
る。
【0033】中間電圧検出部80は、スイッチング素子
43の一端と入力電源端子2との間に直列に接続され、
中間電圧Vpを分圧する抵抗81,82によって構成さ
れる。フィードフォワード信号FFは、抵抗81,82
の接続点から取り出され、コントローラ94の端子94
ffに供給される。
【0034】ドライバ91は、コントローラ94の端子
94outより供給される制御信号OUTを受け、これ
を増幅して駆動信号S31を生成し、スイッチング素子
31を駆動する回路である。また、ドライバ92は、予
め定められた周波数および予め定められたデューティを
持つ駆動信号S43,S44を自動的に生成し、スイッ
チング素子43,44を駆動する回路である。さらに、
NOR回路93は、ドライバ92より供給される駆動信
号S43,S44を受けて同期信号SYNCを生成し、
これをコントローラ94の端子94syncに供給する
回路である。したがって、同期信号SYNCは、駆動信
号S43,S44がいずれもローレベル(L)である期
間、すなわちハーフブリッジ回路40のデッドタイムに
おいてハイレベル(H)となり、その他の期間において
はローレベル(L)を維持する。
【0035】図2は、コントローラ94の回路図であ
る。
【0036】図2に示すように、コントローラ94は、
RSフリップフロップ101と、インバータ102と、
FET(電界効果トランジスタ)103,104と、コ
ンパレータ105と、可変定電流回路110とを備えて
いる。
【0037】RSフリップフロップ101は、セット入
力端子(S)、リセット入力端子(R)、出力端子
(Q)及び反転出力端子(Qバー)を備えており、セッ
ト入力端子(S)には端子94syncを介して供給さ
れる同期信号SYNCが与えられ、リセット端子(R)
には、インバータ102の出力が与えられている。ま
た、出力端子(Q)の出力はFET103のゲート電極
に供給され、反転出力端子(Qバー)出力はFET10
4のゲート電極に供給されている。
【0038】インバータ102は、端子94ctの電圧
CTを受け、これがしきい値電圧未満である場合にRS
フリップフロップ101をリセットする役割を果たす。
上述のとおり、RSフリップフロップ101の出力端子
(Q)及び反転出力端子(Qバー)は、それぞれFET
104,103のゲート電極に供給されていることか
ら、RSフリップフロップ101がリセットされると、
端子94ctの電圧CTは、可変定電流回路110より
供給される電流値及び端子94ctに接続されているコ
ンデンサ95の容量値によって決まる傾きを持って上昇
する。一方、RSフリップフロップ101がセットされ
ると、端子94ctはFET104及び端子94gnd
を介して接地されるので、その電圧CTは急速に低下す
る。すなわち、端子94ctの電圧CTは、RSフリッ
プフロップ101のセット/リセットに同期したのこぎ
り波となる。
【0039】コンパレータ105は、反転入力端子
(−)及び非反転入力端子(+)を備え、反転入力端子
(−)には端子94ctの電圧CTが与えられ、非反転
入力端子(+)には端子94fbを介して供給されるフ
ィードバック信号FBが与えられている。したがって、
コンパレータ105の出力である制御信号OUTは、端
子94ctの電圧CTがフィードバック信号FBよりも
高い場合にはローレベル(L)となり、逆に、端子94
ctの電圧CTがフィードバック信号FBよりも低い場
合にはハイレベル(H)となる。かかる制御信号OUT
は、端子94outを介してドライバ91に供給され、
上述のとおり、ドライバ91はこれに基づいてスイッチ
ング素子31を駆動する。
【0040】図3は、可変定電流回路110の回路図で
ある。
【0041】図3に示すように、可変定電流回路110
は、オペアンプ111と、接合型FET112と、トラ
ンジスタ113と、抵抗114,115によって構成さ
れる。
【0042】オペアンプ111は、反転入力端子(−)
及び非反転入力端子(+)を備え、反転入力端子(−)
にはフィードフォワード信号FFが与えられ、非反転入
力端子(+)には所定の基準電圧Vref’が与えられ
ている。したがって、オペアンプ111は、フィードフ
ォワード信号FFのレベルが所定の基準電圧Vref’
に比べて高ければ高いほどその出力レベルを低下させ、
逆に、フィードフォワード信号FFのレベルが所定の基
準電圧Vref’に比べて低ければ低いほどその出力レ
ベルを上昇させる。ここで、所定の基準電圧Vref’
としては、中間電圧Vpが目標電圧(出力電圧Voの目
標電圧と、トランス10の1次巻線11及び2次巻線1
2a,12bの比によって決まる電圧)に一致している
場合において、抵抗81及び82の分圧によって得られ
る電圧Vp’またはその近傍に設定することが好まし
い。
【0043】また、接合型FET112及び抵抗114
は、1次側電源Vcc1とFET103のドレインとの
間に直列に接続されており、抵抗115及びトランジス
タ113からなる直列回路は、抵抗114の両端間に並
列接続されている。
【0044】ここで、オペアンプ111の出力は、PN
P型であるトランジスタ113のベース電極に与えられ
ているため、フィードフォワード信号FFのレベルが高
くなれば高くなるほど、抵抗115及びトランジスタ1
13からなる直列回路に流れる電流量が増大する。した
がって、可変定電流回路110によって供給される電流
量は、フィードフォワード信号FFのレベルに基づいて
決まることになる。
【0045】このため、例えば、所定の基準電圧Vre
f’を上記電圧Vp’に設定すれば、中間電圧Vpが目
標電圧以下である場合には、可変定電流回路110によ
り供給される定電流の電流量は抵抗114の抵抗値によ
って一義的に決まり、中間電圧Vpが目標電圧を超えて
いる場合には、抵抗115及びトランジスタ113から
なるパスの合成抵抗が目標電圧からの乖離量に応じて下
がることから、可変定電流回路110により供給される
定電流の電流量も目標電圧からの乖離量に応じて増大す
ることになる。
【0046】次に、本実施態様にかかるスイッチング電
源装置100の動作について、中間電圧Vpが低い場合
(図4)と高い場合(図5)に分けて説明する。
【0047】図4は、中間電圧Vpが低い場合における
スイッチング電源装置100の動作を示すタイミング図
である。尚、上記基準電圧Vref’を電圧Vp’に設
定した場合においては、ここで言う「中間電圧Vpが低
い場合」とは、中間電圧Vpが目標電圧に一致している
か、それ以下である場合を意味する。
【0048】図4に示すように、端子94ctの電圧C
Tは、同期信号SYNCがハイレベルとなっている期間
においてローレベルとなり、その他の期間においては所
定の傾きをもって上昇する。ここで、同期信号SYNC
がハイレベルとなるのは、スイッチング素子43に供給
される駆動信号S43及びスイッチング素子44に供給
される駆動信号S44がいずれもローレベルとなってい
る期間、すなわちハーフブリッジ回路40のデッドタイ
ムである。また、電圧CTの傾きは、上述のとおり、可
変定電流回路110より供給される定電流の電流量と端
子94ctに接続されるコンデンサ95の容量によって
定められる。
【0049】ここで、図4は中間電圧Vpが低い場合を
示していることから、可変定電流回路110より供給さ
れる定電流の電流量は相対的に少なく、このため端子9
4ctの電圧CTの傾きは相対的に緩やかとなってい
る。
【0050】そして、このような波形をもつ電圧CTと
出力電圧検出部70により生成されるフィードバック信
号FBの電圧とが比較され、フィードバック信号FBの
レベルが電圧CTを超えている期間において制御信号O
UTがハイレベルとなり、ドライバ91はかかる制御信
号OUTに基づいてスイッチング素子31のオン/オフ
を制御する。上述のとおり、出力電圧検出部70により
生成されるフィードバック信号FBは、出力電圧Voの
レベルが目標電圧に比べて高ければ高いほどそのレベル
が低くなり、逆に、出力電圧Voのレベルが目標電圧に
比べて低ければ低いほどそのレベルが高くなることか
ら、出力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて高ければ
高いほどスイッチング素子31のデューティは小さくな
り、出力電圧Voのレベルが目標電圧に比べて低ければ
低いほどスイッチング素子31のデューティは大きくな
る。これにより、バックコンバータ回路30は、中間電
圧Vpが目標電圧に一致するよう入力電圧Vinの降圧
動作を行い、その結果、出力電圧Voが安定化される。
【0051】図5は、中間電圧Vpが高い場合における
スイッチング電源装置100の動作を示すタイミング図
である。尚、上記基準電圧Vref’を電圧Vp’に設
定した場合においては、ここで言う「中間電圧Vpが高
い場合」とは、中間電圧Vpが目標電圧を超えている場
合を意味する。
【0052】中間電圧Vpが高くなると、可変定電流回
路110より供給される定電流の電流量が増大し、これ
により、図5に示すように、中間電圧Vpが低い場合
(図4)と比べて端子94ctの電圧CTの傾きがより
急峻となる。このため、フィードバック信号FBのレベ
ルが電圧CTを超える期間が短縮され、中間電圧Vpが
低い場合に比べて、フィードバック信号FBのレベルが
同じであってもスイッチング素子31のデューティがよ
り小さくなる。これにより、バックコンバータ回路30
によって生成される中間電圧Vpのレベルが低下するこ
とになる。
【0053】このように、本実施態様にかかるスイッチ
ング電源装置100においては、出力電圧Voのみなら
ず、さらに中間電圧Vpに基づいてバックコンバータ回
路30が制御される。つまり、出力電圧Voに基づく制
御ループ中に、中間電圧Vpに基づく制御ループが追加
されていることから、制御ループのカットオフ周波数が
従来のスイッチング電源装置に比べて高くなる。これに
より、従来のスイッチング電源装置に比べ、スイッチン
グ周波数を高く設定したり制御ゲインを高く設定するこ
とが可能となるので、応答性を高めることができる。
【0054】次に、本発明の好ましい他の実施態様につ
いて説明する。
【0055】図6は、本発明の好ましい他の実施態様に
かかるスイッチング電源装置200の回路図である。
【0056】本実施態様にかかるスイッチング電源装置
200は、上述したスイッチング電源装置100に対
し、制御回路60を構成する中間電圧検出部80の回路
構成が変更されている点において異なる。その他の回路
構成については、上記実施態様にかかるスイッチング電
源装置100と同様であるので、重複する説明は省略す
る。
【0057】図6に示すように、スイッチング電源装置
200における中間電圧検出部80は、抵抗81,82
に加え、入力電源端子1,2間に直列に接続されて入力
電圧Vinを分圧する抵抗83,84と、抵抗81,8
2の接続点と抵抗83,84の接続点との間に接続され
た抵抗85とを備えている。フィードフォワード信号F
Fは、上記実施態様と同様、抵抗81,82の接続点か
ら取り出され、コントローラ94の端子94ffに供給
される。
【0058】このような回路構成を有する中間電圧検出
部80を用いれば、フィードフォワード信号FFのレベ
ルが中間電圧Vp及び入力電圧Vinによって決まるの
で、入力電圧Vinが急変した場合においてもバックコ
ンバータ回路30を適切に制御し、出力電圧Voを安定
化させることが可能となる。
【0059】尚、フィードフォワード信号FFのレベル
は、中間電圧Vp及び入力電圧Vinの両方に依存する
が、抵抗81〜85の抵抗比を調節することによって、
中間電圧Vpに対する感度及び入力電圧Vinに対する
感度を所望のレベルに設定することができる。
【0060】このように、本実施態様にかかるスイッチ
ング電源装置200によれば、上記実施態様にかかるス
イッチング電源装置100による効果に加え、入力電圧
Vinが急変した場合であっても出力電圧Voを十分に
安定化させることが可能となる。
【0061】次に、本発明の好ましいさらに他の実施態
様について説明する。
【0062】図7は、本発明の好ましいさらに他の実施
態様にかかるスイッチング電源装置300の回路図であ
る。
【0063】本実施態様にかかるスイッチング電源装置
300は、上述したスイッチング電源装置100に対
し、制御回路60を構成する中間電圧検出部80の回路
構成が変更されている点において異なる。その他の回路
構成については、上記実施態様にかかるスイッチング電
源装置100と同様であるので、重複する説明は省略す
る。
【0064】図7に示すように、スイッチング電源装置
300における中間電圧検出部80は、抵抗81,82
に加え、非反転入力端子(+)にフィードバック信号F
Bを受け、反転入力端子(−)にフィードフォワード信
号FFを受ける誤差アンプ86と、誤差アンプ86の反
転入力端子(−)と出力端子と間に並列に接続された抵
抗87及びコンデンサ88とを備えている。誤差アンプ
86の出力であるフィードバック信号FB’は、端子9
4fbを介してコントローラ94に供給される。
【0065】このような回路構成を有する中間電圧検出
部80を用いれば、フィードフォワード信号FFのみな
らず、フィードバック信号FB’についても中間電圧V
pに基づく制御ループに含まれることになるので、上記
実施態様にかかるスイッチング電源装置100による効
果に加え、制御ループのカットオフ周波数をより高める
ことが可能となる。
【0066】尚、本実施態様にかかるスイッチング電源
装置300においても、上記スイッチング電源装置20
0と同様、入力電圧Vinを分圧する抵抗83,84を
用いるとともに、その接続点の電位を抵抗85を介して
抵抗81,82の接続点に印加すれば、入力電圧Vin
の急変にも対応することが可能となる。
【0067】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0068】例えば、上記各実施態様においては、トラ
ンス10の1次側回路として、バックコンバータ回路3
0とハーフブリッジ回路40の直列回路を用いている
が、本発明に適用可能な1次側回路としてはこれに限定
されず、他のコンバータ回路を直列に用いても構わな
い。例えば、バックコンバータ回路30やハーフブリッ
ジ回路40の代わりに、ブーストコンバータ回路、フォ
ワードコンバータ回路、フルブリッジコンバータ回路、
プッシュプルコンバータ回路、フライバックコンバータ
回路、昇降圧コンバータ回路等の別のコンバータ回路を
用いても構わない。
【0069】また、上記各実施態様においては、バック
コンバータ回路30にダイオード32を用いているが、
ダイオード32の代わりにスイッチング素子を用い、ス
イッチング素子31と交互にオン/オフさせても構わな
い。
【0070】さらに、上記各実施態様においては、出力
回路50に含まれる整流回路として、ダイオード整流型
の整流回路を用いているが、FET等のスイッチング素
子からなる同期整流型の整流素子を用いても構わない。
【0071】また、図6に示したスイッチング電源装置
200においては、フィードフォワード信号FFを抵抗
81,82の接続点から取り出しているが、これを抵抗
83,84の接続点から取り出しても構わない。
【0072】さらに、上記各実施態様においては、可変
定電流回路110として図3に示す回路を用いている
が、可変定電流回路の具体的な回路構成としてはこれに
限定されない。また、可変定電流回路を用いるのではな
く、端子94ctに接続されるコンデンサ95の容量値
がフィードフォワード信号FFに基づいて可変となるよ
う構成することによって、のこぎり波である電圧CTの
波形の傾きを変化させても構わない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、直列に接続された複数のコンバータ回路に含まれる
スイッチング素子のデューティを決めるためののこぎり
波の傾きを、これら複数のコンバータ回路間の中間電圧
に基づいて変化させていることから、制御ループのカッ
トオフ周波数が従来のスイッチング電源装置に比べて高
くなる。これにより、従来のスイッチング電源装置に比
べ、スイッチング周波数を高く設定したり制御ゲインを
高く設定することが可能となるので、応答性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置100の回路図である。
【図2】コントローラ94の回路図である。
【図3】可変定電流回路110の回路図である。
【図4】中間電圧Vpが低い場合におけるスイッチング
電源装置100の動作を示すタイミング図である。
【図5】中間電圧Vpが高い場合におけるスイッチング
電源装置100の動作を示すタイミング図である。
【図6】本発明の好ましい他の実施態様にかかるスイッ
チング電源装置200の回路図である。
【図7】本発明の好ましいさらに他の実施態様にかかる
スイッチング電源装置300の回路図である。
【図8】1次側回路として2段の直列回路を用いたスイ
ッチング電源装置の等価回路図である。
【符号の説明】
1,2 入力電源端子 3,4 出力電源端子 10 トランス 11 1次巻線 12a,12b 2次巻線 20 入力コンデンサ 30 バックコンバータ回路 31 スイッチング素子 32 ダイオード 33 インダクタ 40 ハーフブリッジ回路 41,42 コンデンサ 43,44 スイッチング素子 50 出力回路 51,52 ダイオード 53 インダクタ 54 コンデンサ 60 制御回路 70 出力電圧検出部 71 誤差アンプ 72 ホトカプラ 73〜77 抵抗 78 コンデンサ 80 中間電圧検出部 81〜85,87 抵抗 86 誤差アンプ 88 コンデンサ 91,92 ドライバ 93 NOR回路 94 コントローラ 100,200,300 スイッチング電源装置 101 RSフリップフロップ 102 インバータ 103,104 FET 105 コンパレータ 110 可変定電流回路 111 オペアンプ 112 接合型FET 113 トランジスタ 114,115 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 正人 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA10 AS19 BB22 BB26 BB86 DD01 EE02 EE03 EE08 EE59 FD01 FD11 FF01 FF02 FF03 FG05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスと、入力電源端子と前記トラン
    スの1次巻線との間に直列に接続された第1及び第2の
    コンバータ回路と、前記トランスの2次巻線に接続され
    た出力回路と、前記第1及び第2のコンバータ回路の動
    作を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記
    出力回路の出力電圧に連動するフィードバック信号を生
    成する第1の手段と、のこぎり波を生成する第2の手段
    と、前記フィードバック信号と前記のこぎり波とを比較
    し、これに基づいて前記第1のコンバータ回路のスイッ
    チング動作を制御する第3の手段とを有し、前記第2の
    手段は、前記第1のコンバータ回路から前記第2のコン
    バータ回路に供給される中間電圧に基づいて、前記のこ
    ぎり波の傾きを変化させることを特徴とするスイッチン
    グ電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の手段が、少なくとも前記中間
    電圧に基づいて電流値が変化する可変定電流回路を含ん
    でいることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング
    電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の手段は、さらに、前記入力電
    源端子間に現れる入力電圧に基づいて、前記のこぎり波
    の傾きを変化させることを特徴とする請求項1または2
    に記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の手段は、前記フィードバック
    信号をさらに前記中間電圧に連動させることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチング
    電源装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、さらに、予め定められ
    たデューティで前記第2のコンバータ回路をスイッチン
    グ動作させる第4の手段を有していることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスイッチング電
    源装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の手段は、前記第2のコンバー
    タ回路のスイッチング動作に同期したのこぎりを生成す
    ることを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のコンバータ回路がバックコン
    バータ回路であり、前記第2のコンバータ回路がハーフ
    ブリッジ回路であることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
  8. 【請求項8】 直列に接続された第1及び第2のコンバ
    ータ回路を含むスイッチング電源装置の動作を制御する
    制御回路であって、前記スイッチング電源装置の出力電
    圧に連動するフィードバック信号を生成する第1の手段
    と、のこぎり波を生成する第2の手段と、前記フィード
    バック信号と前記のこぎり波とを比較し、これに基づい
    て前記第1のコンバータ回路のスイッチング動作を制御
    する第3の手段とを備え、前記第2の手段は、前記第1
    のコンバータ回路から前記第2のコンバータ回路に供給
    される中間電圧に基づいて、前記のこぎり波の傾きを変
    化させることを特徴とする制御回路。
  9. 【請求項9】 前記第2の手段が、少なくとも前記中間
    電圧に基づいて電流値が変化する可変定電流回路を含ん
    でいることを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
  10. 【請求項10】 前記第2の手段は、さらに、前記第1
    のコンバータ回路に供給される入力電圧に基づいて、前
    記のこぎり波の傾きを変化させることを特徴とする請求
    項8または9に記載の制御回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の手段は、前記フィードバッ
    ク信号をさらに前記中間電圧に連動させることを特徴と
    する請求項8乃至10のいずれか1項に記載の制御回
    路。
  12. 【請求項12】 直列に接続された第1及び第2のコン
    バータ回路を含むスイッチング電源装置の動作を制御す
    る制御回路であって、前記スイッチング電源装置の出力
    電圧に基づいて前記第1のコンバータ回路のスイッチン
    グ動作を制御する第1の制御ループと、前記第1のコン
    バータ回路から前記第2のコンバータ回路に供給される
    中間電圧に基づいて、前記第1のコンバータ回路のスイ
    ッチング動作を制御する第2の制御ループとを備えるこ
    とを特徴とする制御回路。
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