JP2003284230A - 融雪電線 - Google Patents

融雪電線

Info

Publication number
JP2003284230A
JP2003284230A JP2002079412A JP2002079412A JP2003284230A JP 2003284230 A JP2003284230 A JP 2003284230A JP 2002079412 A JP2002079412 A JP 2002079412A JP 2002079412 A JP2002079412 A JP 2002079412A JP 2003284230 A JP2003284230 A JP 2003284230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
snow melting
snow
spiral
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002079412A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tomita
進 富田
Takao Kaneko
隆雄 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2002079412A priority Critical patent/JP2003284230A/ja
Publication of JP2003284230A publication Critical patent/JP2003284230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロナが発生するのを抑制することができる
融雪電線を提供する。 【解決手段】 電線12と、その外周にらせん巻きされ
る融雪線材14と、融雪線材14の端部付近における電
線12及び融雪線材14の外周にらせん巻きされて融雪
線材14の巻き状態が緩むのを防止する複数本のらせん
状ロッド16とを備え、融雪線材14の端部14Aをら
せん状ロッド16の外周に絡ませて折り返すことにより
係留してなる融雪電線10において、前記複数本のらせ
ん状ロッド16のうち、融雪線材14の端部14Aを係
留するらせん状ロッド16Aをその外径が少なくとも融
雪線材14の外径分だけ小さくなるように細径に形成
し、その細径のらせん状ロッド16Aに融雪線材14の
端部14Aを絡ませて折り返すことにより係留してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビやラジオ等の
雑音の原因になるコロナが発生するのを抑制することが
できる融雪電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架空送電線の着氷雪防止対策として、電
線の外周に強磁性体からなる融雪線材をらせん巻きし
て、電線に流れる電流による交番磁界で前記融雪線材を
発熱させて着氷雪を防止するようにした融雪電線が公知
である。このような融雪電線において、電線の外周に融
雪線材をらせん巻きした場合には、融雪線材の巻き状態
が緩むのを防止するため、クランプ又はらせん状ロッド
によって融雪線材の端部を電線と共に把持しておくこと
が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、融雪線材の端
部を単にクランプで把持する構造のものでは、クランプ
の締め付けボルトが緩んだときには、融雪線材の端部の
位置がずれて融雪線材の巻き状態が緩み易く、場合によ
っては、融雪線材の端部がクランプから抜け出して垂れ
下がる危険性がある。また、クランプの締め付けボルト
が外れると、クランプが落下する恐れがある。更に、ク
ランプは電線の外径に比べて2倍以上の外径を有してい
るので、布設、保守工事等に用いる宙乗機がクランプを
通過する際、クランプが抵抗になって、宙乗機の通過に
支障を来たす恐れがあるほか、高圧送電線では、クラン
プの突起部や締め付けボルト部からコロナが発生する恐
れもある。
【0004】一方、前記融雪線材の端部をらせん状ロッ
ドで把持する構造のものは、図6に示すように、一般に
融雪線材2の端部付近における電線1及び融雪線材2の
外周に複数本(図示のものは7本)のらせん状ロッド3
をらせん巻きし、その中間に配置されたせん状ロッド3
Aの外周に融雪線材2の端部2Aを絡ませて折り返すこ
とにより係留するものである。このような構造のもの
は、クランプ構造のものよりも融雪線材2の巻き状態が
緩みにくいほか、融雪線材2の端部がクランプから抜け
出して垂れ下がる危険性も少なく、クランプが落下する
ような弊害も生じない。しかし、中間のらせん状ロッド
3Aに係留された融雪線材2の端部2Aの最外面2Bが
このらせん状ロッド3Aの両側に配置された6本のらせ
ん状ロッド3Bの最外面3Cから更に半径方向外側へ突
起部として飛び出る形になる。このため、高圧送電線で
は、この突出部からテレビやラジオ等の雑音の原因とな
るコロナが発生してコロナ障害を引き起こす恐れがあ
る。
【0005】本発明は上記課題を解決するために成され
たもので、テレビやラジオ等の雑音の原因となるコロナ
が発生するのを抑制することができる融雪電線を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載された発明は、電線と、そ
の外周にらせん巻きされる融雪線材と、融雪線材の端部
付近における電線及び融雪線材の外周にらせん巻きされ
て融雪線材の巻き状態が緩むのを防止する複数本のらせ
ん状ロッドとを備え、融雪線材の端部をらせん状ロッド
の外周に絡ませて折り返すことにより係留してなる融雪
電線において、前記複数本のらせん状ロッドのうち、融
雪線材の端部を係留するらせん状ロッドをその外径が少
なくとも融雪線材の外径分だけ小さくなるように細径に
形成し、その細径のらせん状ロッドに融雪線材の端部を
絡ませて折り返すことにより係留してなることを特徴と
するものである。
【0007】このような構成により、前記細径のらせん
状ロッドに係留される融雪線材の端部の最外面が、半径
方向の外側へ突起部として飛び出なくなるので、融雪電
線の融雪線材の端部からテレビやラジオ等の雑音の原因
となるコロナが発生するのが抑制されてコロナ障害が改
善される。
【0008】本発明の請求項2に記載された発明は、請
求項1記載の融雪電線において、前記複数本のらせん状
ロッドのうち、中間に配置されるらせん状ロッドを、そ
の外径が周方向の両側に配置されるらせん状ロッドの外
径よりも少なくとも融雪線材の外径分だけ小さくなるよ
うに細径に形成し、その細径のらせん状ロッドに融雪線
材の端部を絡ませて折り返すことにより係留してなるこ
とを特徴とするものである。
【0009】このような構成によると、前記中間に配置
される細径のらせん状ロッドに係留される融雪線材の端
部の最外面が、両側に配置されるらせん状ロッドの最外
面から半径方向の外側へ突起部として飛び出なくなり、
且つ、露出状態が減少するので、前記コロナの発生が更
に抑制されてコロナ障害がより改善される。また、融雪
線材の端部が両側のらせん状ロッドで挟持されて、融雪
線材の端部の係留がより堅固になるので好ましい。
【0010】本発明の請求項3に記載された発明は、請
求項2記載の融雪電線において、前記周方向の両側に配
置されるらせん状ロッドのうち、前記細径のらせん状ロ
ッドに隣接する2本のらせん状ロッドを除き、更に周方
向の外側に配置される1本又は複数本のらせん状ロッド
の外径を、前記隣接する2本のらせん状ロッドの外径よ
りも細径に形成してなることを特徴とするものである。
【0011】このような構成によると、前記請求項2記
載の融雪電線と同様な効果が得られるほかに、更に、ら
せん状ロッド、即ち、融雪電線の重量が軽減され、融雪
電線に作用する張力及び振動の増大化が抑えられるので
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面によ
り説明する。図1は本発明の第1実施形態の融雪電線1
0を示す正面図、図2は図1のX−X断面図である。本
実施形態の融雪電線10は、鋼心アルミニウム撚線から
なる電線12と、その外周に、複数本の場合には線材間
に隙間が形成されるように、所定ピッチでらせん巻きさ
れる1本又は複数本の融雪線材14と、融雪線材14の
端部14A付近における電線12及び融雪線材14の外
周に所定ピッチでらせん巻きされて融雪線材14の巻き
状態が緩むのを防止する複数本、図示のものでは4本の
らせん状ロッド16とを備える。
【0013】融雪線材14は、0℃付近では小さな電流
容量でも十分に発熱し、電線温度が高温度になるような
電流値では発熱しにくくなる低キューリ点を有する強磁
性体、例えば、Fe−Ni合金、Fe−Ni−Cr−S
i合金等の金属材料に、必要に応じてアルミニウム、ア
ルミニウム合金、亜鉛、亜鉛合金等の金属材料を被覆し
たものが使用される。
【0014】らせん状ロッド16は、アルミニウム、ア
ルミニウム合金、亜鉛めっき鋼線、アルミニウム被覆鋼
線等の導電性を有する金属線材に、必要に応じてナイロ
ン樹脂、四フッ化エチレン樹脂(商品名テフロン)、シ
リコン樹脂等のプラスチック材料を被覆したものが使用
される。
【0015】前記4本のらせん状ロッド16のうち、例
えば、図2の一番左端に配置されるらせん状ロッド16
Aはその外径が、他の3本のらせん状ロッド16Bより
も少なくとも融雪線材14の外径分だけ小さくなるよう
に細径に形成され、その細径のらせん状ロッド16Aの
外周に180度以上、好ましくは1周近く融雪線材14
の端部14Aを絡ませて折り返すことにより、融雪線材
14の端部14Aを係留するように構成されている。な
お、融雪線材14が複数本配置されている場合には、こ
れら融雪線材14の端部が、図示しないが、前記細径の
らせん状ロッド16Aの長さ方向に係留位置をずらして
係留される。融雪電線10は以上のように構成される。
【0016】このような構成により、前記細径のらせん
状ロッド16Aに係留される融雪線材14の端部14A
の最外面14Bが、図2から明らかなように、他のらせ
ん状ロッド16Bの最外面16Cよりも半径方向の外側
へ突起部として飛び出なくなるので、融雪電線10の融
雪線材14の端部14Aからテレビやラジオ等の雑音の
原因となるコロナが発生するのが抑制されてコロナ障害
が改善される。
【0017】なお、らせん状ロッド16は、電線12の
外周にらせん巻きされる融雪線材14の巻き状態が緩む
のを防止する機能を有するので、そのらせん巻き方向が
融雪線材14のらせん巻き方向と逆になるようにして巻
きつけることが好ましい。らせん状ロッド16をこのよ
うに巻きつけることにより、融雪線材14の巻き状態が
緩む方向にずれた場合、らせん状ロッド16の巻き状態
が融雪線材14の巻き状態を締める方向に動くので、融
雪線材14の緩み防止効果をより高めることができ好ま
しい。
【0018】図3は本発明の第2実施形態の融雪電線1
8を示す正面図、図4は図3のX−X断面図である。こ
の融雪電線18は、前記融雪線材14の端部14A付近
における電線12及び融雪線材14の外周に、例えば、
7本のらせん状ロッド20が所定ピッチでらせん巻きさ
れる。そして、これららせん状ロッド20のうち、中間
の任意位置、図4に示すものでは、丁度真ん中(中央)
に配置されるらせん状ロッド20Aの外径が周方向の両
側に3本ずつ配置されるらせん状ロッド20Bの外径よ
りも少なくとも融雪線材14の外径分だけ小さくなるよ
うに細径に形成される。そして、その細径のらせん状ロ
ッド20Aの外周に融雪線材14の端部14Aを180
度以上、好ましくは1周近く絡ませて折り返すことによ
り、融雪線材14の端部14Aを係留するように構成さ
れている。
【0019】なお、らせん状ロッド20Aはらせん状ロ
ッド20の真ん中ばかりでなく、中間の任意位置ならど
こに配置してもよい。また、複数本のらせん状ロッド2
0Aを隣接して配置するようにしてもよい。そうする
と、融雪線材14が複数本ある場合、これらの端部14
Aを複数本のらせん状ロッド20Aに分散して係留させ
ることができ、係留の手間が省ける利点がある。その他
の構成は前記第1実施形態の融雪電線10と同じであ
る。本実施形態の融雪電線20は以上のように構成され
る。
【0020】このような構成によると、前記中間に配置
される細径のらせん状ロッド20Aに係留される融雪線
材14の端部14Aの最外面14Bが、図4から明らか
なように、両側に配置されるらせん状ロッド20Bの最
外面20Cから半径方向の外側へ突起部として飛び出な
くなり、且つ、最外面20Cの露出状態が減少するの
で、コロナの発生が更に抑制されてコロナ障害がより改
善される。また、融雪線材14の端部14Aが両側のら
せん状ロッド20Bで挟持されて、融雪線材14の端部
14Aの係留がより堅固になるので好ましい。
【0021】図5は本発明の第3実施形態の融雪電線2
2において、融雪線材14の端部14Aを係留する状態
を示す断面図である。この融雪電線22は、前記融雪線
材14の端部14A付近における電線12及び融雪線材
14の外周に、例えば、7本のらせん状ロッド24が所
定ピッチでらせん巻きされる。そして、これららせん状
ロッド24のうち、中間の任意位置、図示のものでは、
丁度真ん中(中央)に配置されるらせん状ロッド24A
の外径が周方向の両側に隣接して配置される2本のらせ
ん状ロッド24Bの外径よりも少なくとも融雪線材14
の外径分だけ小さくなるように細径に形成される。そし
て、その細径のらせん状ロッド24Aの外周に融雪線材
14の端部14Aを180度以上、好ましくは1周近く
絡ませて折り返すことにより、融雪線材14の端部14
Aを係留するように構成されている。
【0022】ところで、本実施形態の融雪電線22で
は、前記細径のらせん状ロッド24Aに隣接する2本の
らせん状ロッド24Bを除き、更に周方向の両外側に配
置される各2本のらせん状ロッド24Cの外径が前記2
本のらせん状ロッド24Bの外径よりも細径に形成され
ている。その外径は前記細径のらせん状ロッド24Aの
外径と同じにすることは必ずしも必要でないが、同じ外
径になっていると、融雪電線22の製造能率を向上させ
ることができるので望ましい。また、らせん状ロッド2
4Cはらせん状ロッド24Bの両外側に各1本、いずれ
か一方側に1本、他方側に2本、若しくは、いずれか一
方側だけに1本又は2本配置するようにしてもよい。要
は前記らせん状ロッド24Bの更に周方向の外側に配置
される1本又は複数本のらせん状ロッド24Cの外径が
らせん状ロッド24Bの外径よりも細径に形成されてい
ればよい。その他の構成は前記第2実施形態の融雪電線
18と同じである。本実施形態の融雪電線22は以上の
ように構成される。
【0023】このような構成によると、融雪線材14の
端部14Aの最外面14Bが、図5から明らかなよう
に、細径のらせん状ロッド24Aの両側に隣接するらせ
ん状ロッド24Bの最外面20Dから半径方向の外側へ
突起部として飛び出なくなり、前記融雪電線18と同様
な効果が得られるほか、更に、らせん状ロッド24、即
ち、融雪電線22の重量が軽減され、融雪電線22に作
用する張力及び振動の増大化が抑えられるので好まし
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
融雪電線は、複数本のらせん状ロッドのうち、融雪線材
の端部を係留するらせん状ロッドをその外径が少なくと
も融雪線材の外径分だけ小さくなるように細径に形成し
て、そのらせん状ロッドに融雪線材の端部を絡ませて折
り返すことにより係留したので、細径のらせん状ロッド
に係留される融雪線材の端部の最外面が半径方向の外側
へ突起部として飛び出なくなり、テレビやラジオ等の雑
音の原因となるコロナの発生が抑制されてコロナ障害を
改善することができる。
【0025】本発明の請求項2に記載された融雪電線
は、請求項1記載のものにおいて、複数本のらせん状ロ
ッドのうち、中間に配置されるらせん状ロッドを、その
外径が周方向の両側に配置されるらせん状ロッドの外径
よりも少なくとも融雪線材の外径分だけ小さくなるよう
に細径に形成し、その細径のらせん状ロッドに融雪線材
の端部を絡ませて折り返すことにより係留したので、前
記中間に配置される細径のらせん状ロッドに係留される
融雪線材の端部の最外面が、両側に配置されるらせん状
ロッドの最外面から半径方向の外側へ突起部として飛び
出なくなる。また、露出状態が減少する。従って、前記
コロナの発生が更に抑制されてコロナ障害をより改善す
ることができる。更に、融雪線材の端部が両側のらせん
状ロッドで挟持されて融雪線材の端部の係留がより堅固
になるので好ましい。
【0026】本発明の請求項3に記載された融雪電線
は、請求項2記載のものにおいて、前記周方向の両側に
配置されるらせん状ロッドのうち、前記細径のらせん状
ロッドに隣接する2本のらせん状ロッドを除き、更に周
方向の外側に配置される1本又は複数本のらせん状ロッ
ドの外径を、前記隣接する2本のらせん状ロッドの外径
よりも細径に形成してなるので、前記請求項2記載の融
雪電線が有する効果のほかに、更に、らせん状ロッド、
即ち、融雪電線の重量が軽減され、融雪電線に作用する
張力及び振動の増大化が抑えられるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の融雪電線を示す正面図で
ある。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の融雪電線を示す正面図
である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の融雪電線において、融
雪線材の端部を係留する状態を示す断面図である。
【図6】従来の融雪電線において、融雪線材の端部を係
留する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 融雪電線 12 電線 14 融雪線材 14A 端部 14B 最外面 16 らせん状ロッド 16A らせん状ロッド 16B らせん状ロッド 16C 最外面 18 融雪電線 20 らせん状ロッド 20A らせん状ロッド 20B らせん状ロッド 20C 最外面 22 融雪電線 24 らせん状ロッド 24A らせん状ロッド 24B らせん状ロッド 24C らせん状ロッド 24D 最外面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線と、その外周にらせん巻きされる融
    雪線材と、融雪線材の端部付近における電線及び融雪線
    材の外周にらせん巻きされて融雪線材の巻き状態が緩む
    のを防止する複数本のらせん状ロッドとを備え、融雪線
    材の端部をらせん状ロッドの外周に絡ませて折り返すこ
    とにより係留してなる融雪電線において、前記複数本の
    らせん状ロッドのうち、融雪線材の端部を係留するらせ
    ん状ロッドをその外径が少なくとも融雪線材の外径分だ
    け小さくなるように細径に形成し、その細径のらせん状
    ロッドに融雪線材の端部を絡ませて折り返すことにより
    係留してなることを特徴とする融雪電線。
  2. 【請求項2】 前記複数本のらせん状ロッドのうち、中
    間に配置されるらせん状ロッドを、その外径が周方向の
    両側に配置されるらせん状ロッドの外径よりも少なくと
    も融雪線材の外径分だけ小さくなるように細径に形成
    し、その細径のらせん状ロッドに融雪線材の端部を絡ま
    せて折り返すことにより係留してなることを特徴とする
    請求項1記載の融雪電線。
  3. 【請求項3】 前記周方向の両側に配置されるらせん状
    ロッドのうち、前記細径のらせん状ロッドに隣接する2
    本のらせん状ロッドを除き、更に周方向の外側に配置さ
    れる1本又は複数本のらせん状ロッドの外径を、前記隣
    接する2本のらせん状ロッドの外径よりも細径に形成し
    てなることを特徴とする請求項2記載の融雪電線。
JP2002079412A 2002-03-20 2002-03-20 融雪電線 Pending JP2003284230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002079412A JP2003284230A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 融雪電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002079412A JP2003284230A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 融雪電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003284230A true JP2003284230A (ja) 2003-10-03

Family

ID=29228891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002079412A Pending JP2003284230A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 融雪電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003284230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120380A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Fujikura Ltd 融雪電線

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120380A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Fujikura Ltd 融雪電線

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032264B2 (ja) 直流モータ
JP2006196375A (ja) 融雪用架空電線
US3749813A (en) Expanded self-damping electrical conductor
JP5041399B2 (ja) 絶縁電線、絶縁電線複合線及びシールド電線
JP2003284230A (ja) 融雪電線
JP6239702B1 (ja) 架空電線およびその製造方法
EP3578862B1 (en) Tube
JP2014053397A (ja) 多条螺旋状コイルとそれを用いたインダクタ−
RU2006084C1 (ru) Катушка индуктивности
JP2831659B2 (ja) 発熱線材およびそれを用いた融雪電線
JP3276733B2 (ja) ギャップ型電線への線材巻付け方法
JP3434018B2 (ja) 電線巻付けバインド
JP2010183688A (ja) 線材の巻付装置および巻付方法
US20080012673A1 (en) Variable-Diameter Electromagnetic Coil
RU2773338C1 (ru) Зажим для соединения проводов в шлейфах воздушных линий электропередач
JP2005251457A (ja) 電力ケーブル
JP2004336967A (ja) ケーブル支持システム
JP5170871B2 (ja) 融雪スパイラルの巻付方法および低風音型融雪電線
JP2004274965A (ja) 巻線コイル
JPH10233326A (ja) コイルとその製造方法
JPH05120920A (ja) 低風音型難着雪電線
JPS5857710A (ja) コイル
US20080315730A1 (en) High speed generator rotor field coil lead retention system
JPH07122116A (ja) 耐雷型の光ファイバ複合架空地線
KR100832838B1 (ko) 콤팩트 경량 변압기 및 그 제조방법