JP2004336967A - ケーブル支持システム - Google Patents

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JP2004336967A
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Takaaki Aihara
貴明 相原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

【課題】電柱間の中間部位にケーブルの弛みを形成できるケーブル支持システムを実現する。
【解決手段】本発明によるケーブル支持システムは、電柱(1,2)間に支持線(3)が架設され、当該支持線(3)には螺旋状に延在するハンガ(4)が吊り下げられ、当該ハンガ(4)に張架すべきケーブル(5)が保持されるケーブル支持システムにおいて、前記ハンガ(4)として、螺旋径が周期的に変化する螺旋状ハンガを用い、螺旋径の異なるループ間又はその周辺にケーブルの弛みが形成されることを特徴とする。本発明では、電柱間の中間の部位に弛みが形成されるので、電柱際での作業性が向上し、事故の発生が未然に防止される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電柱間においてケーブルを支持するケーブル支持システム、特に電柱際に不所望な弛みを形成することなくケーブルを支持できるケーブル支持システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電柱間に電力ケーブルや通信ケーブルを架設する方法として、螺旋状ハンガを用いるケーブル支持システムが実施されている。現在実施されているケーブル支持システムでは、電柱間に鋼鉄製の撚り線から成る支持線を架設し、この支持線に螺旋状ハンガを吊り下げ、螺旋状ハンガによりケーブルが保持されている。現行のケーブル支持システムにおいて使用されている螺旋状ハンガは、螺旋径が一定のものが使用されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
一方、支持線とケーブルとの間には熱膨張率の差が存在するため、環境温度の変化に十分対応でき、ケーブルに過度な張力が作用するのを防止する必要がある。このため、ケーブルを架設する際ケーブルに弛みをもたせて環境温度の変化に対応させている。
【0004】
【非特許文献1】
イワブチ株式会社 スパイラルハンガ “ケーブル延線の新工法スパイラ ルハンガ”、[オンライン]、[平成15年4月11日検索]、インターネット<URL:http://www.iwabuchi.co.jp/new/supa.htm>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来用いられている螺旋状ハンガは、螺旋径が同一であるため、電柱と電柱との間の中間位置に弛みを形成することは困難であった。このため、張力増加を防止するための弛みは、電柱際に形成されていた。しかしながら、電柱付近に弛みを形成したのでは、電柱際での作業に対して障害となってしまう。さらに、電柱は複数の企業で共用することがあるため、電柱付近の空間は各企業の架設、作業に支障が生じないように施工することが事故の発生を未然に防止するためにも必要である。
【0006】
本発明の目的は、螺旋状ハンガを用いるケーブル支持システムにおいて、ケーブルの弛みを電柱際ではなく、電柱間の中間位置において形成でき、電柱際での作業に支障のないケーブル支持システムを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるケーブル支持システムは、電柱間に張架されるケーブルを支持するケーブル支持システムであって、電柱間に支持線が架設され、当該支持線には螺旋状に延在するハンガが吊り下げられ、当該ハンガに張架すべきケーブルが保持されるケーブル支持システムにおいて、前記ハンガとして、螺旋径が周期的に変化する螺旋状ハンガを用い、螺旋径の異なるループ間又はその周辺にケーブルの弛みが形成されることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、張架すべきケーブルは、螺旋状に延在し螺旋径が周期的に変化するハンガにより保持されるので、電柱間の中間の位置に1個又は複数個の弛みを形成することができる。この結果、環境温度変化に応じて自由に伸縮することができると共に電柱際に弛みを形成する不具合が解消され、電柱際での作業性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施形態】
図1は本発明によるケーブル支持システムの一例を示す線図である。路上に複数の電柱(図面上、2本の電柱1及び2だけを示す)が連続的に架設されている。電柱1と2との間には、鋼鉄の撚り線で構成される支持線3が張架されている。この支持線3上に螺旋状ハンガ4を装着する。螺旋状ハンガ4の各端部は、支持線3の電柱際にそれぞれ固定する。
【0010】
この螺旋状ハンガは、硬鋼線材の外周に摩擦係数の小さいポリエチレン樹脂が被覆された線材であり、螺旋状に延在する。本例では、螺旋状ハンガとして、螺旋径の大きい第1のループと第1のループよりも螺旋径の小さい第2のループとが交互に形成されように、螺旋径が周期的に変化するハンガを用いる。図1に示すように、螺旋状ハンガを支持線上に吊り下げた場合、螺旋の1周期に山の部分と谷の部分が形成され、山の部分において支持線に吊り下げられ、谷の部分に張架すべきケーブルを挿通する。従って、ケーブルは、螺旋状ハンガの連続する複数の谷の部分により保持されることになる。尚、ケーブルとして、通信ケーブルや電力ケーブル等の各種のケーブルを用いることができる。
【0011】
本例では、螺旋径の大きい第1のループと螺旋径の小さい第2のループとが交互に周期的に現れるハンガを用いているため、螺旋径の異なる隣接するループ付近においてケーブルが蛇行し弛みを形成することができる。従って、電柱の際でなく、電柱の際から離れた部位に弛みを形成することができる。この結果、電柱作業の支障となる不所望な弛みの発生が防止される。
【0012】
図2は小さい螺旋径のループ3個おきに大きな螺旋径のループを形成した例を示す。このように、大きな螺旋径周期的な変化は、小さな螺旋径のループ複数個おきすなわち3個おき又はそれ以上の間隔で周期的に変化するように形成することもできる。
【0013】
本発明は上述した実施例だけに限定されず種々の変形や変更が可能である。例えば、上述した実施例では、ハンガの螺旋径が周期的変化した例について説明したが、ハンガの螺旋径を周期的ではなく局所的に変化させることも可能である。例えば、電柱間の距離が比較的短い場合、電柱間の中央部分に単一の螺旋径の大きなループを形成し、その周囲にケーブルの弛みを形成することもできる。
さらに、上述した実施例では、螺旋径が2段階で変化する例について説明したが、螺旋径が連続的に大きくなると共に小さくなるように変化させることも可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、螺旋径が周期的に又は局所的に変化する螺旋状ハンガによりケーブルを保持する構成としているので、電柱際以外の部位においてケーブルが蛇行し弛みが形成されるので、環境温度が変化しても不所望な張力がケーブルに作用することなく、ケーブル自身が自在に伸縮することができると共に、電柱の際以外の部位にケーブルの弛みを形成することができる。この結果、電柱際での作業に支障が生じないケーブル支持システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブル支持システムの一例を示す線図である。
【図2】本発明によるケーブル支持システムの変形例を示す線図である。
【符号の説明】
1,2 電柱
3 支持線
4 ハンガ
5 ケーブル

Claims (3)

  1. 電柱間に張架されるケーブルを支持するケーブル支持システムであって、電柱間に支持線が架設され、当該支持線には螺旋状に延在するハンガが吊り下げられ、当該ハンガに張架すべきケーブルが保持されるケーブル支持システムにおいて、
    前記ハンガとして、螺旋径が周期的に変化する螺旋状ハンガを用い、螺旋径の異なるループ間又はその周辺にケーブルの弛みが形成されることを特徴とするケーブル支持システム。
  2. 請求項1に記載のケーブル支持システムにおいて、前記螺旋状ハンガは、大きい螺旋径のループと小さい螺旋径のループとが交互に現れるように形成されていることを特徴とするケーブル支持システム。
  3. 電柱間においてケーブルを支持するための螺旋状ハンガであって、電柱間に架設した支持線に装着した場合、螺旋状に延在し、螺旋径が周期的に変化することを特徴とする螺旋状ハンガ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111431128A (zh) * 2020-04-05 2020-07-17 马玉龙 一种通讯用电缆支撑装置
CN114475368A (zh) * 2022-02-23 2022-05-13 北京帕尔普线路器材有限公司 一种铁路接触网的预绞式接线系统

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