JP2003283205A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

Info

Publication number
JP2003283205A
JP2003283205A JP2002081861A JP2002081861A JP2003283205A JP 2003283205 A JP2003283205 A JP 2003283205A JP 2002081861 A JP2002081861 A JP 2002081861A JP 2002081861 A JP2002081861 A JP 2002081861A JP 2003283205 A JP2003283205 A JP 2003283205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel resonance
electrode
strip line
tip
attenuation pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002081861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3811417B2 (ja
Inventor
Tetsuya Okamoto
哲也 岡元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2002081861A priority Critical patent/JP3811417B2/ja
Publication of JP2003283205A publication Critical patent/JP2003283205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3811417B2 publication Critical patent/JP3811417B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通過帯域の近傍の減衰極の帯域を広げること
ができるとともに、十分な減衰量を確保しやすいフィル
タを提供する。 【解決手段】 通過帯域の低周波側に第1の、高周波側
に第2の減衰極を有するフィルタであり、一対の接地電
極3・4間に挟まれた複数の誘電体層41〜47から成る
誘電体基板に、先端短絡ストリップ線路52・54・56と先
端開放ストリップ線路51a〜c・53a〜c・55a〜cと
から成る共振器の2組を他の1組と異なる層内に位置さ
せて線路長方向に電磁界的に結合させ、各線路長を所定
長さとし、2組の共振器の一方の先端開放ストリップ線
路51a〜cの枠状電極51cの内側にコンデンサ電極6を
配置して一方の入出力端子1とし、他方の枠状電極55c
の内側に並列共振用コンデンサ電極7と並列共振用スト
リップ線路8とを配置して、これらの接続点を他方の入
出力端子2としたフィルタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器等に使用
される多層基板に内蔵されるフィルタ、特に帯域通過フ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルタとして、例えば特開平10
−276005号公報には、図9(a)〜(h)に分解平面図
で、図10(a)および(b)にそれぞれ図9中に示すA
b−AAb断面図およびBb―BBb断面図で示す構成
のものが提案されている。また、図11にこのフィルタの
等価回路図を示し、図12にこのフィルタの周波数特性を
線図で示す。なお、図12において横軸は周波数(単位:
GHz)を、縦軸は信号通過量S21(単位:dB)を表
す。
【0003】これらの図において、101および102は入出
力端子、141〜148は複数の誘電体層、103および104は複
数の誘電体層141〜147を挟む一対の接地電極、151・153
および155は先端開放ストリップ線路、152・154および1
56は先端短絡ストリップ線路、106および113はコンデン
サ電極、109は一対の接地導体103・104間を接続する貫
通導体、110は対向する先端開放ストリップ線路151・15
3および155を接続する貫通導体である。また、先端開放
ストリップ線路151・153・155の自己アドミッタンスを
それぞれY1b・Y3b・Y5bとし、先端短絡ストリ
ップ線路152・154・156の自己アドミッタンスをそれぞ
れY2b・Y4b・Y6bとし、先端開放ストリップ線
路151と153との間の相互アドミッタンスをY13b、先端
開放ストリップ線路153と155との間の相互アドミッタン
スをY35b、先端短絡ストリップ線路152と154との間の
相互アドミッタンスをY24b、先端短絡ストリップ線路
154と156との間の相互アドミッタンスをY46bとし、コ
ンデンサ電極106と先端開放ストリップ線路151との間に
生じる容量をC1b、コンデンサ電極113と先端開放ス
トリップ線路155との間に生じる容量をC2bと等価的
に表す。
【0004】この特開平10−276005号公報に開示された
フィルタによると、通過帯域の近傍に第1の減衰極f1
bを、高周波側に第1の減衰極f1bよりも高い周波数
の第2の減衰極f2bを有する周波数帯域特性を持つフ
ィルタであって、一対の接地電極間103・104に挟まれた
複数の誘電体層141〜147から成る誘電体基板の内部に、
一端が接地電極103・104に接続された先端短絡ストリッ
プ線路152・154・156と、その他端に接続された先端開
放ストリップ線路151・153・155とから成る共振器を3
組配設させるとともにそれらの内2組の共振器を他の1
組の共振器と異なる層内に位置させて、各共振器を線路
長方向に電磁界的に結合させ、かつ2組の共振器の先端
短絡ストリップ線路152・156と先端開放ストリップ線路
151・155との接続点にそれぞれキャパシタを介して入出
力端子101・102が接続されているとともに、先端開放ス
トリップ線路151・153・155の線路長を第2の減衰極f
2bの波長の略4分の1または先端短絡ストリップ線路
152・154・156の線路長を第2の減衰極f2bの波長の
略2分の1としている。これによれば、各電極を側結合
に近い結合状態になるように線路長方向に電磁界的に結
合するように配置したことにより、先端開放ストリップ
線路151・153・155間の相互アドミッタンスY13b・Y3
5bと、先端短絡ストリップ線路152・154・156間の相互
アドミッタンスY24b・Y46bとを十分に大きくできる
ために、通過帯域の近傍に急峻な減衰極f1bを持たせ
ることができるというものである。
【0005】また、一対の接地電極103・104もストリッ
プライン共振器の電極151〜156の一部と誘電体層141〜1
47とを挟んで配置されることから、ストリップライン共
振器の各電極151〜156の自己アドミッタンスY1b〜Y
6bを大きくすることができるため、狭帯域化を実現す
ることができるというものである。
【0006】さらに、各共振器の先端開放ストリップ線
路151・153・155の線路長を通過帯域の高周波側の第2
の減衰極f2bの波長の略4分の1または先端短絡スト
リップ線路152・154・156の線路長を通過帯域の高周波
側の第2の減衰極f2bの波長の略2分の1としたこと
により、第2の減衰極f2bを通過帯域の2次高調波や
3次高調波の減衰極として利用できると同時に、各共振
器の共振器長を通過帯域の周波数の4分の1波長より短
くすることにより基板内蔵型のフィルタとして小型化す
ることができるというものである。
【0007】さらに、先端短絡ストリップ線路152・154
・156の長さを線路幅の2〜3倍とし、先端開放ストリ
ップ線路151・153・155との接続部の幅をほぼ同等にす
ることにより、共振電流の流れをスムーズにし、通過帯
域の挿入損失を減らすことができるというものである。
【0008】そして、結合用コンデンサC1b・C2b
のコンデンサ電極106・113を先端開放ストリップ線路15
1・155間に挟むことにより、フィルタ自体を小型化する
ことができるというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平10−276005号公報に開示されたフィルタは、先端開
放ストリップ線路151・153・155間の結合アドミッタン
スY13b・Y35bと先端短絡ストリップ線路152・154・
156間の結合アドミッタンスY24b・Y46bとの並列共
振現象を利用して第1の減衰極f1bを発現しているた
め、通過帯域の近傍にて大きな減衰量が得られるもの
の、減衰極の帯域が狭く、通過帯域の近傍にて大きな減
衰量を得ると同時に帯域の広い減衰極を確保することが
困難であるという問題点があった。
【0010】また、減衰極が狭いため、ストリップ線路
の幅や積層ずれ、あるいは誘電体層141〜147間の厚みの
ばらつき等にて減衰極が移動してしまい、所望の帯域に
て所望の減衰量を得ることが困難であるという問題点が
あった。
【0011】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みて案
出されたものであり、その目的は、フィルタの通過帯域
の近傍の減衰極の帯域を広げることができるとともに、
十分な減衰量を確保しやすいフィルタを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタは、通
過帯域の低周波側の近傍に第1の減衰極を、高周波側に
第2の減衰極を有する周波数帯域特性を持つフィルタで
あって、一対の接地電極間に挟まれた複数の誘電体層か
ら成る誘電体基板の内部に、一端が前記接地電極に接続
された先端短絡ストリップ線路と、この先端短絡ストリ
ップ線路の他端に接続された先端開放ストリップ線路と
から成る共振器を3組配設させるとともにそれらの内2
組の共振器を他の1組の共振器と異なる層内に位置させ
て、各共振器を線路長方向に電磁界的に結合させて成
り、前記先端開放ストリップ線路の線路長を前記第2の
減衰極の波長の略4分の1または前記先端短絡ストリッ
プ線路の線路長を前記第2の減衰極の波長の略2分の1
とするとともに、前記2組の共振器の前記先端開放スト
リップ線路は、それぞれその前記先端短絡ストリップ線
路の上下の層内に互いに対向させて形成された略同形状
の先端開放ストリップライン電極と、前記先端短絡スト
リップ線路と同じ層内に前記先端開放ストリップライン
電極に対向させて形成された、前記先端開放ストリップ
ライン電極と略同じ外形形状の枠状電極と、上下の前記
先端開放ストリップライン電極および前記枠状電極を接
続する貫通導体とから成り、前記2組の共振器の一方の
前記枠状電極の内側にコンデンサ電極を配置して一方の
入出力端子とし、かつ他方の前記枠状電極の内側に並列
共振用コンデンサ電極と、一端が前記並列共振用コンデ
ンサ電極に接続され、他端が前記枠状電極に接続された
並列共振用ストリップ線路とを配置して、これら並列共
振用コンデンサ電極と並列共振用ストリップ線路との接
続点を他方の入出力端子としたことを特徴とするもので
ある。
【0013】また、本発明のフィルタは、上記構成にお
いて、前記一方の前記枠状電極の内側に配置した前記コ
ンデンサ電極に代えて、並列共振用コンデンサ電極と、
一端が前記並列共振用コンデンサ電極に接続され、他端
が前記枠状電極に接続された並列共振用ストリップ線路
とを配置して、これら並列共振用コンデンサ電極と並列
共振用ストリップ線路との接続点を一方の入出力端子と
したことを特徴とするものである。
【0014】本発明のフィルタによれば、共振器を構成
する先端開放ストリップ線路および先端短絡ストリップ
線路の各電極を線路長方向に配置し、各電極間の相互ア
ドミッタンスを大きくしたことにより、通過帯域の近傍
に急峻な減衰極を持たせることができる。また、各電極
を接地電極にて挟み、自己アドミッタンスを大きくした
ことにより、狭帯域化することができる。
【0015】また、各共振器の先端開放ストリップ線路
の線路長を通過帯域の高周波側の第2の減衰極の波長の
略4分の1または先端短絡ストリップ線路の線路長を通
過帯域の高周波側の第2の減衰極の波長の略2分の1と
したことにより、第2の減衰極を通過帯域の2次高調波
や3次高調波の減衰極として利用することができる。
【0016】また、各共振器の共振器長を通過帯域の周
波数の4分の1波長より短くすることにより、基板内蔵
型のフィルタとして小型化することができる。
【0017】さらに、先端短絡ストリップ線路の長さを
線路幅の2〜3倍とし、先端開放ストリップ線路との接
続部の幅をほぼ同等にすることにより、共振電流の流れ
をスムーズにし、通過帯域の挿入損失を減らすことがで
きる。
【0018】また、並列共振用コンデンサ電極と並列共
振用ストリップ線路との並列共振現象により、通過帯域
の低周波側の近傍に新たな減衰極を発現させることがで
きるため、この新たな減衰極を適切に設けることにより
減衰極の帯域を広げることができ、ストリップ線路の幅
や積層ずれ、あるいは誘電体層間の厚みのばらつき等に
起因して減衰極が移動しても、所望の帯域にて所望の減
衰量が得られるフィルタを実現することができる。
【0019】また、先端開放ストリップ線路を構成する
上下の先端開放ストリップライン電極に挟まれるように
して枠状電極の内側にコンデンサ電極・並列共振用コン
デンサ電極および並列共振用ストリップ線路を配置した
ことにより、フィルタ自体を小型化できると同時に、全
体の形状を大きくすることなく新たな減衰極を発現させ
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルタについて
図面を参照しつつ説明する。
【0021】図1(a)〜(h)は、本発明の第1のフ
ィルタの実施の形態の一例を示す分解平面図であり、図
2(a)および(b)は、それぞれ図1中に示すA−A
A断面図とB―BB断面図である。また、図1に示すフ
ィルタの等価回路図を図3に示す。また、図4は図1に
示すフィルタにおける周波数特性を示す線図であり、横
軸は周波数(単位:GHz)を、縦軸は信号通過量S21
(単位:dB)を表す。
【0022】これらの図において、1および2は入出力
端子、41〜48は複数の誘電体層、3および4は複数の誘
電体層41〜47を挟む一対の接地電極、51a〜c・53a〜
cおよび55a〜cは先端開放ストリップ線路(51a・51
b・53a・53b・53c・55a・55bは先端開放ストリッ
プライン電極、51c・55cは枠状電極であり、これらに
より各先端開放ストリップ線路が構成されている)、52
・54および56は先端短絡ストリップ線路、6はコンデン
サ電極、7は並列共振用コンデンサ電極、8は並列共振
用ストリップ線路、9は一対の接地導体3・4間を接続
する貫通導体、10は対向する先端開放ストリップライン
電極51a・51bおよび枠状電極51cを接続する貫通導
体、11は対向する先端開放ストリップライン電極55a・
55bおよび枠状電極55cを接続する貫通導体、12は対向
する先端開放ストリップライン電極53a・53b・53cを
接続する貫通導体である。
【0023】また、先端開放ストリップ線路51a〜c・
53a〜cおよび55a〜cの自己アドミッタンスをそれぞ
れY1・Y3およびY5とし、先端短絡ストリップ線路
52・54および56の自己アドミッタンスをそれぞれY2・
Y4およびY6とし、先端開放ストリップ線路51a〜c
と53a〜cとの間の相互アドミッタンスをY13、先端開
放ストリップ線路53a〜cと55a〜cとの間の相互アド
ミッタンスをY35、先端短絡ストリップ線路52と54との
間の相互アドミッタンスをY24、先端短絡ストリップ線
路54と56との間の相互アドミッタンスをY46とし、コン
デンサ電極6と先端開放ストリップ線路51a〜cとの間
に生じる容量をC1、並列共振用コンデンサ電極7と先
端開放ストリップ線路55a〜cとの間に生じる容量をC
2、並列共振用ストリップ線路8によって生じるインダ
クタンス成分をL2として等価的に表す。
【0024】本発明の第1のフィルタによれば、各電極
を側結合に近い結合状態になるように線路長方向に電磁
界的に結合するように配置したことにより、先端開放ス
トリップ線路51a〜c・53a〜c・55a〜c間の相互ア
ドミッタンスY13・Y35と、先端短絡ストリップ線路52
・54・56間の相互アドミッタンスY24・Y46とを十分に
大きくできるため、入出力端子1・2間に直列に挿入さ
れるY13とY24との並列共振による減衰極、およびY35
とY46との並列共振による減衰極を通過帯域の近傍に設
定でき、通過帯域の低周波側の近傍に急峻な減衰極f1
を持たせることができる。
【0025】また、一対の接地電極3・4も、ストリッ
プライン共振器の各電極を構成する各線路51a〜c・52
・53a〜c・54・55a〜c・56の一部と誘電体層41〜47
とを挟んで配置されることから、ストリップライン共振
器の各電極を構成する各線路51a〜c・52・53a〜c・
54・55a〜c・56の自己アドミッタンスY1〜Y6を大
きくすることができ、51a〜cおよび52、53a〜cおよ
び54、55a〜c・56からなる各ストリップライン共振器
自体の帯域を狭くすることができるため、フィルタとし
ても狭帯域化を実現することができる。
【0026】さらに、各共振器の先端開放ストリップ線
路51a〜c・53a〜c・55a〜cの線路長を通過帯域の
高周波側の第2の減衰極f2の波長の略4分の1とする
か、または先端短絡ストリップ線路52・54・56の線路長
を通過帯域の高周波側の第2の減衰極f2の波長の略2
分の1としたことにより、第2の減衰極f2を通過帯域
の2次高調波や3次高調波の減衰極として利用できると
同時に、各共振器の共振器長を通過帯域の周波数の4分
の1波長より短くすることにより基板内蔵型のフィルタ
として小型化することができるものとなる。
【0027】さらにまた、先端短絡ストリップ線路52・
54・56の線路長を線路幅の2〜3倍とし、先端開放スト
リップ線路51a〜c・53a〜c・55a〜cとの接続部の
幅をほぼ同等にすることにより、共振電流の流れをスム
ーズにして通過帯域の挿入損失を減らすことができる。
【0028】また、並列共振用コンデンサC2と並列共
振用インダクタL2との並列共振現象により通過帯域の
低周波側に新たな減衰極f3を発現させることができる
ため、通過帯域の低周波側の近傍の減衰極f1のさらに
低周波側に新たな減衰極f3を適切に設けることにより
減衰極の帯域を広げることができ、ストリップラインの
幅や積層ずれ、誘電体間の厚みのばらつき等に起因して
減衰極が移動しても所望の帯域にて所望の減衰量を得る
フィルタを実現することができる。
【0029】また、先端開放ストリップ線路55a〜cを
構成する上下の先端開放ストリップライン電極55a・55
bに挟まれるようにして枠状電極55cの内側に並列共振
用コンデンサ電極7・並列共振用ストリップ線路8を配
置したことにより、並列共振用コンデンサ電極7および
並列共振用ストリップ線路8の電極を新たに別の層や別
の場所に設ける必要がないことから、全体の形状を大き
くすることなく新たな減衰極f3を発現させることがで
きる。
【0030】次に、本発明の第2のフィルタについて図
面を参照しつつ説明する。
【0031】図5(a)〜(h)は、本発明の第2のフ
ィルタの実施の形態の一例を示す分解平面図であり、図
6(a)および(b)はそれぞれ図5中に示すAa−A
Aa断面図およびBa―BBa断面図である。また、図
5に示すフィルタの等価回路図を図7に示す。また、図
8は図1に示すフィルタにおける周波数特性を示す線図
であり、横軸は周波数(単位:GHz)を、縦軸は信号
通過量S21(単位:dB)を表す。
【0032】これらの図において、図1〜図4と同様の
箇所には同じ符号を付してあり、1および2は入出力端
子、41〜48は複数の誘電体層、3および4は複数の誘電
体層41〜47を挟む一対の接地電極、51a〜c・53a〜c
および55a〜cは先端開放ストリップ線路(51a・51b
・53a・53b・53c・55a・55bは先端開放ストリップ
ライン電極、51c・55cは枠状電極であり、これらによ
り各先端開放ストリップ線路が構成されている)、52・
54および56は先端短絡ストリップ線路である。また、7
および7’は並列共振用コンデンサ電極、8および8’
は並列共振用ストリップ線路、9は一対の接地導体3・
4間を接続する貫通導体、10は対向する先端開放ストリ
ップライン電極51a・51bおよび枠状電極51cを接続す
る貫通導体、11は対向する先端開放ストリップライン電
極55a・55bおよび枠状電極55cを接続する貫通導体、
12は対向する先端開放ストリップライン電極53a・53b
・53cを接続する貫通導体である。
【0033】また、先端開放ストリップ線路51a〜c・
53a〜cおよび55a〜cの自己アドミッタンスをそれぞ
れY1a・Y3aおよびY5aとし、先端短絡ストリッ
プ線路52・54および56の自己アドミッタンスをそれぞれ
Y2a・Y4aおよびY6aとし、先端開放ストリップ
線路51a〜cと53a〜cとの間の相互アドミッタンスを
Y13a、先端開放ストリップ線路53a〜cと55a〜cと
の間の相互アドミッタンスをY35a、先端短絡ストリッ
プ線路52と54との間の相互アドミッタンスをY24a、先
端短絡ストリップ線路54と56との間の相互アドミッタン
スをY46aとし、並列共振用コンデンサ電極7’と先端
開放ストリップ線路51a〜cとの間に生じる容量をC1
a、並列共振用コンデンサ電極7と先端開放ストリップ
線路55a〜cとの間に生じる容量をC2a、並列共振用
ストリップ線路8’によって生じるインダクタンス成分
をL1a、並列共振用ストリップ線路8によって生じる
インダクタンス成分をL2aとして等価的に表す。
【0034】本発明の第2のフィルタによれば、各電極
を側結合に近い結合状態になるように線路長方向に電磁
界的に結合するように配置したことにより、先端開放ス
トリップ線路51a〜c・53a〜c・55a〜c間の相互ア
ドミッタンスY13a・Y35aと、先端短絡ストリップ線
路52・54・56間の相互アドミッタンスY24a・Y46aと
を十分に大きくできるため、入出力端子1・2間に直列
に挿入されるY13aとY24aとの並列共振による減衰
極、およびY35aとY46aとの並列共振による減衰極を
通過帯域の近傍に設定でき、通過帯域の低周波側の近傍
に急峻な減衰極f1aを持たせることができる。
【0035】また、一対の接地電極3・4もストリップ
ライン共振器の各電極を構成する各線路51a〜c・52・
53a〜c・54・55a〜c・56の一部と誘電体層41〜47と
を挟んで配置されることから、ストリップライン共振器
の各電極を構成する各線路51a〜c・52・53a〜c・54
・55a〜c・56の自己アドミッタンスY1a〜Y6aを
大きくすることができ、51a〜cおよび52、53a〜cお
よび54、55a〜c・56からなる各ストリップライン共振
器自体の帯域を狭くすることができるため、フィルタと
しても狭帯域化を実現することができる。
【0036】さらに、各共振器の先端開放ストリップ線
路51a〜c・53a〜c・55a〜cの線路長を通過帯域の
高周波側の第2の減衰極f2aの波長の略4分の1とす
るか、または先端短絡ストリップ線路52・54・56の線路
長を通過帯域の高周波側の第2の減衰極f2aの波長の
略2分の1としたことにより、第2の減衰極f2aを通
過帯域の2次高調波や3次高調波の減衰極として利用で
きると同時に、各共振器の共振器長を通過帯域の周波数
の4分の1波長より短くすることにより基板内蔵型のフ
ィルタとして小型化することができるものとなる。
【0037】さらにまた、先端短絡ストリップ線路52・
54・56の線路長を線路幅の2〜3倍とし、先端開放スト
リップ線路51a〜c・53a〜c・55a〜cとの接続部の
幅をほぼ同等にすることにより、共振電流の流れをスム
ーズにして通過帯域の挿入損失を減らすことができる。
【0038】また、並列共振用コンデンサC2aと並列
共振用インダクタL2aとの並列共振現象により通過帯
域の低周波側に新たな減衰極f3aを、並列共振用コン
デンサC1aと並列共振用インダクタL1aとの並列共
振現象により通過帯域の低周波側に新たな減衰極f4a
をそれぞれ発現させることができるため、通過帯域の低
周波側の近傍の減衰極f1aのさらに低周波側に新たな
減衰極f3a・f4aを適切に設けることにより減衰極
の帯域を本発明の第1のフィルタに比べてさらに広げる
ことができ、ストリップラインの幅や積層ずれ、誘電体
間の厚みのばらつき等に起因して減衰極が移動しても所
望の帯域にて所望の減衰量を得るフィルタを実現するこ
とができる。
【0039】また、先端開放ストリップ線路55a〜cを
構成する上下の先端開放ストリップライン電極55a・55
bに挟まれるようにして枠状電極55cの内側に並列共振
用コンデンサ電極7および並列共振用ストリップ線路8
を配置するとともに、先端開放ストリップ線路51a〜c
を構成する上下の先端開放ストリップライン電極51a・
51bに挟まれるようにして枠状電極51cの内側に並列共
振用コンデンサ電極7’および並列共振用ストリップ線
路8’を配置したことにより、並列共振用コンデンサ電
極7・7’および並列共振用ストリップ線路8・8’の
電極を新たに別の層や別の場所に設ける必要がないこと
から、全体の形状を大きくすることなく新たな減衰極f
3aおよびf4aを発現させることができる。
【0040】本発明のフィルタは、例えば誘電体層がセ
ラミックスから成る場合であれば、焼成後に各誘電体層
となる誘電体セラミックグリーンシートに所定の孔開け
加工を施すとともに各電極のパターン形状および貫通導
体となる貫通孔やグリーンシートの側面等に導体ペース
トを塗布し、これらを積層して焼成することによって製
作される。あるいは、誘電体層がフッ素樹脂やガラスエ
ポキシ樹脂・ポリイミド樹脂から成る樹脂基板を用い、
その誘電体層の表面に被着された銅箔をエッチングして
各電極パターン形成を行ない、さらに層間接続用ビア導
体を形成して積層プレスするような多層基板によって製
作される。
【0041】本発明のフィルタを構成する誘電体層に
は、アルミナセラミックス・ムライトセラミックス等の
セラミックス材料やガラスセラミックス等の無機系材
料、あるいは四フッ化エチレン樹脂(ポリテトラフルオ
ロエチレン;PTFE)・四フッ化エチレン−エチレン
共重合樹脂(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合
樹脂;ETFE)・四フッ化エチレン−パーフルオロア
ルコキシエチレン共重合樹脂(テトラフルオロエチレン
−パーフルテロアルキルビニルエーテル共重合樹脂;P
FA)等のフッ素樹脂やガラスエポキシ樹脂・ポリイミ
ド等の樹脂系材料等が用いられる。また、電極には、高
周波信号伝送用の金属材料の導体層、例えばCu層・M
o−Mnのメタライズ層上にNiメッキ層およびAuメ
ッキ層を被着させたもの・Wのメタライズ層上にNiメ
ッキ層およびAuメッキ層を被着させたもの・Cr−C
u合金層・Cr−Cu合金層上にNiメッキ層およびA
uメッキ層を被着させたもの・Ta2N層上にNi−C
r合金層およびAuメッキ層を被着させたもの・Ti層
上にPt層およびAuメッキ層を被着させたもの・また
はNi−Cr合金層上にPt層およびAuメッキ層を被
着させたもの等を用いて、厚膜印刷法あるいは各種の薄
膜形成方法やメッキ法等により形成される。その厚みや
幅は、伝送される高周波信号の周波数や用途等に応じて
設定される。
【0042】なお、本発明は以上の実施の形態の例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で変更や改良を加えることは何ら差し支えない。例え
ば、上面に電子部品などを実装しフィルタを内蔵したモ
ジュールとし構成したり、その他の誘電体を積層し構成
可能なダイプレクサやバラン等の部品と一体化してもよ
い。
【0043】
【発明の効果】本発明のフィルタによれば、通過帯域の
低周波側の近傍に第1の減衰極を、高周波側に第2の減
衰極を有する周波数帯域特性を持つフィルタであって、
一対の接地電極間に挟まれた複数の誘電体層から成る誘
電体基板の内部に、一端が接地電極に接続された先端短
絡ストリップ線路と、この先端短絡ストリップ線路の他
端に接続された先端開放ストリップ線路とから成る共振
器を3組配設させるとともにそれらの内2組の共振器を
他の1組の共振器と異なる層内に位置させて、各共振器
を線路長方向に電磁界的に結合させて成り、前記先端開
放ストリップ線路の線路長を前記第2の減衰極の波長の
略4分の1または前記先端短絡ストリップ線路の線路長
を前記第2の減衰極の波長の略2分の1とするととも
に、前記2組の共振器の前記先端開放ストリップ線路
は、それぞれその前記先端短絡ストリップ線路の上下の
層内に互いに対向させて形成された略同形状の先端開放
ストリップライン電極と、前記先端短絡ストリップ線路
と同じ層内に前記先端開放ストリップライン電極に対向
させて形成された、前記先端開放ストリップライン電極
と略同じ外形形状の枠状電極と、上下の前記先端開放ス
トリップライン電極および前記枠状電極を接続する貫通
導体とから成り、前記2組の共振器の一方の前記枠状電
極の内側にコンデンサ電極を配置して一方の入出力端子
とし、かつ他方の前記枠状電極の内側に並列共振用コン
デンサ電極と、一端が前記並列共振用コンデンサ電極に
接続され、他端が前記枠状電極に接続された並列共振用
ストリップ線路とを配置して、これら並列共振用コンデ
ンサ電極と並列共振用ストリップ線路との接続点を他方
の入出力端子としたことから、共振器を構成する先端開
放ストリップ線路および先端短絡ストリップ線路の各電
極を線路長方向に配置し、各電極間の相互アドミッタン
スを大きくしたことにより、通過帯域の近傍に急峻な減
衰極を持たせることができる。また、各電極を接地電極
にて挟み、自己アドミッタンスを大きくしたことによ
り、狭帯域化することができる。
【0044】また、各共振器の先端開放ストリップ線路
の線路長を通過帯域の高周波側の第2の減衰極の波長の
略4分の1または先端短絡ストリップ線路の線路長を通
過帯域の高周波側の第2の減衰極の波長の略2分の1と
したことにより、第2の減衰極を通過帯域の2次高調波
や3次高調波の減衰極として利用することができる。
【0045】また、各共振器の共振器長を通過帯域の周
波数の4分の1波長より短くすることにより、基板内蔵
型のフィルタとして小型化することができる。
【0046】さらに、先端短絡ストリップ線路の長さを
線路幅の2〜3倍とし、先端開放ストリップ線路との接
続部の幅をほぼ同等にすることにより、共振電流の流れ
をスムーズにし、通過帯域の挿入損失を減らすことがで
きる。
【0047】また、並列共振用コンデンサと並列共振用
インダクタとの並列共振現象により、通過帯域の低周波
側の近傍に新たな減衰極を発現させることができるた
め、すなわち、2組の共振器の先端開放ストリップ線路
を構成する、貫通導体により接続された上下の先端開放
ストリップライン電極の間に挟まれるようにして枠状電
極の内側に、並列共振用コンデンサ電極と、一端が並列
共振用コンデンサ電極に接続され、他端が枠状電極に接
続された並列共振用ストリップ線路との並列共振現象に
よって通過帯域の低周波側の近傍の第1の減衰極のさら
に低周波側に新たな第3の減衰極を発現させることがで
きるため、この新たな減衰極を適切に設けることにより
フィルタの通過帯域の低周波側の近傍の減衰極の帯域を
広げることができ、ストリップ線路の幅や積層ずれ、あ
るいは誘電体層間の厚みのばらつき等に起因して減衰極
が移動しても、所望の帯域にて所望の減衰量を確保しや
すいフィルタを実現することができる。
【0048】また、先端開放ストリップ線路を構成する
上下の先端開放ストリップライン電極に挟まれるように
して枠状電極の内側にコンデンサ電極・並列共振用コン
デンサ電極および並列共振用ストリップ線路を配置した
ことにより、フィルタ自体を小型化できると同時に、全
体の形状を大きくすることなく新たな減衰極を発現させ
ることができる。
【0049】また、本発明のフィルタによれば、上記構
成において、一方の枠状電極の内側に配置したコンデン
サ電極に代えて、並列共振用コンデンサ電極と、一端が
並列共振用コンデンサ電極に接続され、他端が枠状電極
に接続された並列共振用ストリップ線路とを配置して、
これら並列共振用コンデンサ電極と並列共振用ストリッ
プ線路との接続点を一方の入出力端子としたときには、
2組の共振器の並列共振用コンデンサ電極と並列共振用
ストリップ線路との並列共振現象によって、通過帯域の
低周波側の近傍の第1の減衰極のさらに低周波側に新た
に第3および第4の減衰極を発現させることができるた
め、フィルタの通過帯域の低周波側の近傍の減衰極の帯
域を広げることができ、所望の帯域にて所望の減衰量を
確保しやすいフィルタを実現することができる。
【0050】以上により、本発明のフィルタによれば、
フィルタの通過帯域の近傍の減衰極の帯域を広げること
ができるとともに、十分な減衰量を確保しやすいフィル
タを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(h)は本発明の第1のフィルタの実
施の形態の一例を示す分解平面図である。
【図2】(a)および(b)は図1に示すフィルタの例
のA−AA線断面図およびB−BB線断面図である。
【図3】図1に示すフィルタの等価回路図である。
【図4】図1に示すフィルタの信号通過量の周波数特性
を示す線図である。
【図5】(a)〜(h)は本発明の第2のフィルタの実
施の形態の一例を示す分解平面図である。
【図6】(a)および(b)は図5に示すフィルタの例
のAa−AAa線断面図およびBa−BBa線断面図で
ある。
【図7】図5に示すフィルタの等価回路図である。
【図8】図5に示すフィルタの信号通過量の周波数特性
を示す線図である。
【図9】(a)〜(h)は従来のフィルタの例を示す分
解平面図である。
【図10】(a)および(b)は図9に示すフィルタの
例のAb−AAb線断面図およびBb−BBb線断面図
である。
【図11】図9に示すフィルタの等価回路図である。
【図12】図9に示すフィルタの信号通過量の周波数特
性を示す線図である。
【符号の説明】
1、2・・・入出力端子 3、4・・・接地電極 41〜48・・・誘電体層 51a〜c、53a〜c、55a〜c・・・先端開放ストリッ
プ線路 51a、51b、53a〜c、55a、55b・・・先端開放スト
リップライン電極 51c、55c・・・枠状電極 52、54、56・・・先端短絡ストリップ線路 6・・・コンデンサ電極 7、7’・・・並列共振用コンデンサ電極 8、8’・・・並列共振用ストリップ線路 9、10、11、12・・・貫通導体 f1a、f1b・・・第1の減衰極 f2a、f2b・・・第2の減衰極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過帯域の低周波側の近傍に第1の減衰
    極を、高周波側に第2の減衰極を有する周波数帯域特性
    を持つフィルタであって、一対の接地電極間に挟まれた
    複数の誘電体層から成る誘電体基板の内部に、一端が前
    記接地電極に接続された先端短絡ストリップ線路と、該
    先端短絡ストリップ線路の他端に接続された先端開放ス
    トリップ線路とから成る共振器を3組配設させるととも
    にそれらの内2組の共振器を他の1組の共振器と異なる
    層内に位置させて、各共振器を線路長方向に電磁界的に
    結合させて成り、前記先端開放ストリップ線路の線路長
    を前記第2の減衰極の波長の略4分の1または前記先端
    短絡ストリップ線路の線路長を前記第2の減衰極の波長
    の略2分の1とするとともに、前記2組の共振器の前記
    先端開放ストリップ線路は、それぞれその前記先端短絡
    ストリップ線路の上下の層内に互いに対向させて形成さ
    れた略同形状の先端開放ストリップライン電極と、前記
    先端短絡ストリップ線路と同じ層内に前記先端開放スト
    リップライン電極に対向させて形成された、前記先端開
    放ストリップライン電極と略同じ外形形状の枠状電極
    と、上下の前記先端開放ストリップライン電極および前
    記枠状電極を接続する貫通導体とから成り、前記2組の
    共振器の一方の前記枠状電極の内側にコンデンサ電極を
    配置して一方の入出力端子とし、かつ他方の前記枠状電
    極の内側に並列共振用コンデンサ電極と、一端が前記並
    列共振用コンデンサ電極に接続され、他端が前記枠状電
    極に接続された並列共振用ストリップ線路とを配置し
    て、これら並列共振用コンデンサ電極と並列共振用スト
    リップ線路との接続点を他方の入出力端子としたことを
    特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記一方の前記枠状電極の内側に配置し
    た前記コンデンサ電極に代えて、並列共振用コンデンサ
    電極と、一端が前記並列共振用コンデンサ電極に接続さ
    れ、他端が前記枠状電極に接続された並列共振用ストリ
    ップ線路とを配置して、これら並列共振用コンデンサ電
    極と並列共振用ストリップ線路との接続点を一方の入出
    力端子としたことを特徴とする請求項1記載のフィル
    タ。
JP2002081861A 2002-03-22 2002-03-22 フィルタ Expired - Fee Related JP3811417B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081861A JP3811417B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081861A JP3811417B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 フィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003283205A true JP2003283205A (ja) 2003-10-03
JP3811417B2 JP3811417B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=29230319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002081861A Expired - Fee Related JP3811417B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3811417B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311492A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Kyocera Corp フィルタおよびフィルタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311492A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Kyocera Corp フィルタおよびフィルタ装置
JP4628262B2 (ja) * 2005-03-29 2011-02-09 京セラ株式会社 フィルタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3811417B2 (ja) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4000072B2 (ja) ローパスフィルタ内蔵配線基板
US6521976B2 (en) Multilayer LC composite component
JP2004289760A (ja) ローパスフィルタ内蔵配線基板
JP4693587B2 (ja) バンドパスフィルタ
JP4243443B2 (ja) バラントランス
JP4693588B2 (ja) バンドパスフィルタ
JP4628262B2 (ja) フィルタ装置
JP4009178B2 (ja) ローパスフィルタ
JP2004088744A (ja) 2ポート型アイソレータおよび通信装置
JP2003283205A (ja) フィルタ
JP2003023332A (ja) 電子回路用配線基板
JP4336319B2 (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP2004296927A (ja) 電子部品収納用配線基板
JP3898590B2 (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP3176859B2 (ja) 誘電体フィルタ
JP4284151B2 (ja) フィルタ装置
JP4157439B2 (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP4303664B2 (ja) フィルタ装置
JP2004153416A (ja) 平衡型積層ストリップラインフィルタ
JP2003101307A (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP2003037465A (ja) 電子回路用配線基板
JP5361660B2 (ja) フィルタ装置
JP2004266696A (ja) 積層型バンドパスフィルタ
JP3808386B2 (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP2001016009A (ja) ストリップライン共振器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060515

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060526

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees