JP2003283087A - プリント配線基板およびその製造方法 - Google Patents

プリント配線基板およびその製造方法

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JP2003283087A
JP2003283087A JP2003001397A JP2003001397A JP2003283087A JP 2003283087 A JP2003283087 A JP 2003283087A JP 2003001397 A JP2003001397 A JP 2003001397A JP 2003001397 A JP2003001397 A JP 2003001397A JP 2003283087 A JP2003283087 A JP 2003283087A
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electrically insulating
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resin
thickness
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JP2003001397A
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Shozo Ochi
正三 越智
Fumio Echigo
文雄 越後
Yoji Ueda
洋二 上田
Yasushi Nakagiri
康司 中桐
Takeshi Suzuki
武 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電ペースト等の導電体にて層間の電気的接
続を行う多層配線基板において、急激な温度変化を生じ
る電子機器の過酷な使用環境下においては、若干の特性
劣化が見られるという課題があった。 【解決手段】 コア層102とその両面の樹脂層101
と厚さ方向の貫通孔104に充填された導電体105と
を備えた電気絶縁性基材の両面に金属箔106を重ね、
加熱加圧する。導電体105内の導電フィラーの平均粒
子直径が樹脂層101の厚みと同一又はこれより大きい
ので、加熱加圧時に導電フィラーが樹脂層101内に拡
散するのを防止できる。その結果、導電フィラーが緻密
化され、高い接続信頼性を有するビアホール接続を備え
たプリント配線基板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子部品が実装
されるプリント配線基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、薄型化、軽量
化、高機能化が進展する中で、電子機器を構成する各種
電子部品の小型化や薄型化等とともに、これら電子部品
が実装されるプリント配線基板についても高密度実装を
可能とする様々な技術開発が盛んである。
【0003】特に最近は急速な実装技術の進展に伴い、
LSI等の半導体装置のベアチップをプリント配線基板
上に直接かつ高密度に実装でき、かつ高速信号処理回路
にも対応できる多層配線構造の回路基板が安価に供給さ
れることが強く要望されてきている。このような多層配
線回路基板では微細な配線ピッチで形成された複数層の
配線パターン間の高い電気的接続信頼性や優れた高周波
特性を備えていることが重要であり、また半導体ベアチ
ップとの高い接続信頼性が要求される。
【0004】この課題に対して、スルーホール内壁の銅
めっき導体で層間接続を実現した従来の主流であった多
層配線基板に代わって、インタースティシャルビアホー
ル(以下,IVHという)に導電体を充填して層間接続
の信頼性の向上を図るとともに、部品ランド直下や任意
の層間にIVHを形成でき、基板サイズの小型化や高密
度実装を実現できる全層IVH構造の樹脂多層配線基板
が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】図4A〜図4GにIVH構造を備えたプリ
ント配線基板の製造方法を示す。まず、図4Aに示すよ
うに、アラミド不織布に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸さ
せたアラミドエポキシプリプレグである多孔質基材40
2の両面にポリエステル等の離形フィルム401をラミ
ネートする。
【0006】次に図4Bに示すように、多孔質基材40
2の所定の箇所にレーザー加工法により貫通孔403を
形成する。
【0007】次に図4Cに示すように、貫通孔403に
導電ペースト404を充填する。充填する方法として
は、貫通孔403を形成した多孔質基材402をスクリ
ーン印刷機のテーブル上に設置し、直接導電ペースト4
04を離形フィルム401の上から印刷する。この際、
印刷面の離形フィルム401は印刷マスクの役割と多孔
質基材402の表面の汚染防止の役割とを果たす。
【0008】その後、多孔質基材402の両面から離形
フィルム401を剥離して、多孔質基材402の両面に
銅箔等の金属箔405を貼り付ける。
【0009】この状態で加熱加圧することにより、図4
Dに示すように、多孔質基材402は圧縮され、その厚
さは薄くなる。その際、貫通孔403内の導電ペースト
404も圧縮される。その時に導電ペースト404内の
バインダ成分が押し出され、導電フィラー同士および導
電フィラーと金属箔405との間の結合が強固になり、
導電ペースト404中の導電フィラーが緻密化され、両
表面の金属箔405間の電気的接続が得られる。その
後、多孔質基材402の構成成分である熱硬化性樹脂お
よび導電ペースト404のバインダ成分が硬化する。
【0010】そして図4Eに示すように、金属箔405
を所定のパターンに選択エッチングして両面配線基板が
完成する。
【0011】さらに、図4Fに示すように、前記両面配
線基板の両側に、厚さ方向の貫通孔に導電性ペースト4
08が印刷により充填された多孔質基材406と金属箔
407とをそれぞれ貼り付ける。そして、これを加熱加
圧した後、両表面の金属箔407を所定のパターンに選
択エッチングすることによって、図4Gに示すような多
層配線基板が完成する。
【0012】
【特許文献1】特開平6−268345号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成および製造方法において、多孔質基材402
の材料としてアラミドエポキシプリプレグを使用した場
合、急激な温度変化を生じる電子機器の過酷な使用環境
下においては、若干の特性劣化が見られるために、さら
なる信頼性の高い樹脂配線基板が望まれていた。
【0014】これらの課題を解決するために、多孔質基
材402としてガラスクロスに熱硬化性エポキシ樹脂を
含浸させたガラスエポキシプリプレグを使用する事が考
えられる。しかしながら、ガラスエポキシプリプレグの
場合、ガラスクロスの両側に樹脂層が形成されているた
め、この両側に金属箔をそれぞれ積層する場合、加熱加
圧の際に樹脂流れを生じて接続信頼性が得られなくなる
という課題があった。
【0015】本発明は上記課題を解決し、層間の高い信
頼性の電気的接続を実現したプリント配線基板およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線基
板は、上記の目的を達成するために、電気絶縁性基材
と、前記電気絶縁性基材の厚さ方向に開けられた貫通孔
に充填された、導電フィラーを含む導電体と、前記電気
絶縁性基材の両面に所定のパターンに形成され、前記導
電体と電気的に接続された配線層とを有し、前記電気絶
縁性基材は、コア層と前記コア層の両側の樹脂層とを有
し、前記コア層は、保持材と、前記保持材に含浸された
樹脂とを有し、前記樹脂層には無機及び/又は有機フィ
ラーが混入されており、前記導電フィラーの平均粒子直
径は、前記樹脂層の厚みと同一か前記樹脂層の厚みより
も大きく、且つ、前記電気絶縁性基材の厚みと同一か前
記電気絶縁性基材の厚みよりも小さいことを特徴とす
る。
【0017】また、本発明のプリント配線基板の第1の
製造方法は、保持材に樹脂を含浸させたプリプレグから
なるコア層と前記コア層の両側に形成された樹脂層とを
有する電気絶縁性基材に厚さ方向の貫通孔を形成し、前
記貫通孔に導電フィラーを含む導電体を充填し、前記電
気絶縁性基材の両側に金属箔を重ね、前記金属箔を重ね
た前記電気絶縁性基材を加熱加圧して圧縮して前記電気
絶縁性基材を硬化させ、前記金属箔をパターニングして
配線層を形成するプリント配線基板の製造方法であっ
て、前記樹脂層には無機及び/又は有機フィラーが混入
されており、前記導電フィラーの平均粒子直径が、前記
樹脂層の厚みと同一か前記樹脂層の厚みよりも大きく、
且つ、前記電気絶縁性基材の厚みと同一か前記電気絶縁
性基材の厚みよりも小さいことを特徴とする。
【0018】また、本発明のプリント配線基板の第2の
製造方法は、保持材に樹脂を含浸させたプリプレグから
なるコア層と前記コア層の両側に形成された樹脂層とを
有する電気絶縁性基材に厚さ方向の貫通孔を形成し、前
記貫通孔に導電フィラーを含む導電体を充填し、前記電
気絶縁性基材の両側に支持基材に保持された配線層を重
ね、前記配線層を重ねた前記電気絶縁性基材を加熱加圧
して圧縮して前記電気絶縁性基材を硬化させ、前記支持
基材を剥離し除去するプリント配線基板の製造方法であ
って、前記樹脂層には無機及び/又は有機フィラーが混
入されており、前記導電フィラーの平均粒子直径が、前
記樹脂層の厚みと同一か前記樹脂層の厚みよりも大き
く、且つ、前記電気絶縁性基材の厚みと同一か前記電気
絶縁性基材の厚みよりも小さいことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のプリント配線基板におい
ては、導電体内の導電フィラーの平均粒子直径が、樹脂
層の厚みと同一か又はこれより大きく、且つ、電気絶縁
性基材の厚みと同一か又はこれより小さい。また、樹脂
層内には無機及び/又は有機フィラーが混入されてい
る。
【0020】加熱加圧の際に、樹脂層の樹脂が溶融して
も、導電フィラーの平均粒子直径が樹脂層の厚みと同一
かこれより大きいので、導電フィラーが貫通孔から樹脂
層内に流出するのを防止できる。また、導電フィラーに
比べて相対的に薄い樹脂層内に無機及び/又は有機フィ
ラーを含有するので、無機及び/又は有機フィラーが盾
として機能して、導電フィラーが貫通孔から樹脂層内に
流出するのを防止する。これらの相乗効果により、導電
フィラーは貫通孔内にとどまり、導電フィラーに充分な
圧縮力が付与されるので、安定した高い接続信頼性を有
するビアホール接続が実現できる。
【0021】ここで、本発明において導電フィラーの平
均粒径とは、「体積度数分布の中央値」を意味する。
【0022】前記導電フィラーの平均粒子直径が前記樹
脂層の厚みの2倍以下であることが好ましい。導電フィ
ラーがこれより大きいと、導電体内での導電フィラーの
充填率が小さくなり、隣り合う導電フィラー同士の接触
面積が小さくなるので、電気導電性が低下する。
【0023】また、前記導電フィラーの平均粒子直径が
5〜10μmであることが好ましい。これにより、加熱
加圧の際に、導電フィラーが緻密化され、導電フィラー
同士および導電フィラーと金属箔との間の結合が強固に
なり、安定した電気的接続が得られる。
【0024】また、前記無機及び/又は有機フィラーの
平均粒子直径が0.5〜3μmであることが好ましい。
ここで、本発明において無機及び/又は有機フィラーの
平均粒径とは、「体積度数分布の中央値」を意味する。
無機及び/又は有機フィラーの平均粒子直径がこれより
大きいと、加熱加圧の際に、樹脂層内における無機及び
/又は有機フィラー間の隙間が大きくなり、無機及び/
又は有機フィラーの充填率が低下する。その結果、導電
性フィラーが樹脂層内に流れ込むを防止する、盾として
の効果が得られにくくなる。また、無機及び/又は有機
フィラーの平均粒子直径がこれより小さいと、加熱加圧
の際に、無機及び/又は有機フィラーが流動しやすくな
り、やはり、導電性フィラーが樹脂層内に流れ込むのを
防止する、盾としての効果が得られにくくなる。従っ
て、いずれの場合も、導電フィラーに充分な圧縮力が付
与できず、安定した高い接続信頼性が得られにくくな
る。
【0025】また、前記無機及び/又は有機フィラーの
平均粒子直径が前記導電フィラーの平均粒子直径よりも
小さいことが好ましい。これにより、加熱加圧の際に、
樹脂層内の無機及び/又は有機フィラーの方が、導電体
内の導電フィラーよりも相対的に隙間なく緻密に充填さ
れるから、樹脂層の樹脂や導電体の樹脂成分が流動して
も、緻密に充填された無機及び/又は有機フィラーによ
って、導電フィラーが樹脂層内に流れ込むのが防止され
る。その結果、導電フィラーに充分な圧縮力が付与され
るので、安定した高い接続信頼性が得られる。
【0026】また、前記無機フィラーがSiO2、Ti
2、Al23、MgO、SiCおよびAlNから選ば
れた少なくとも1つの粉末であることが好ましい。これ
により、曲げ強度などの機械的強度がさらに向上し、剛
性に優れたプリント配線基板を得ることができる。
【0027】また、前記樹脂層の厚みが3〜20μmで
あることが好ましい。より好ましくは3〜10μmであ
る。樹脂層がこれより薄いと、樹脂の量が不足するため
に金属箔との充分な接着が得られにくくなる。また、樹
脂層がこれより厚いと、加熱加圧の際の樹脂層内の樹脂
の流動が増大し、導電体内の導電フィラーが樹脂層内に
流入しやすくなり、その結果、導電フィラーに充分な圧
縮力が付与できず、安定した高い接続信頼性が得られに
くくなる。
【0028】また、前記樹脂層の厚みが前記無機及び/
又は有機フィラーの平均粒子直径より大きいことが好ま
しい。これにより、樹脂層内の樹脂と金属箔との密着性
が向上する。また、加熱加圧の際に樹脂層内の樹脂が流
動して樹脂層の厚みの減少を生じやすくなるので、導電
フィラーに充分な圧縮力を付与することができ、安定し
た高い接続信頼性が得られる。
【0029】また、前記保持材がガラスクロスであるこ
とが好ましい。これにより、電気絶縁性基材の上に形成
された配線パターンに電子部品等を実装した時、高い実
装強度を得ることが可能になる。
【0030】また、前記保持材に含浸された樹脂及び前
記樹脂層を構成する樹脂が熱硬化性エポキシ樹脂である
ことが好ましい。これにより、電気絶縁性基材と金属箔
との密着性と耐湿性が向上し、温度サイクル試験やプレ
ッシャークッカー試験等の信頼性試験において層間剥離
等が防止されて、電気的接続抵抗値の変化を抑制するこ
とが可能になる。
【0031】また、上記の本発明のプリント配線基板が
複数枚積層されていても良い。これにより、超小型化さ
れた電子部品等を高密度実装することが可能な緻密配線
パターンを形成することができ、剛性、吸湿性に優れた
多層プリント配線基板を提供できる。
【0032】次に本発明のプリント配線基板の第1及び
第2の製造方法においては、導電体内の導電フィラーの
平均粒子直径が、樹脂層の厚みと同一か又はこれより大
きく、且つ、電気絶縁性基材の厚みと同一か又はこれよ
り小さい。また、樹脂層内には無機及び/又は有機フィ
ラーが混入されている。
【0033】加熱加圧の際に、樹脂層の樹脂が溶融して
も、導電フィラーの平均粒子直径が樹脂層の厚みと同一
かこれより大きいので、導電フィラーが貫通孔から樹脂
層内に流出するのを防止できる。また、導電フィラーに
比べて相対的に薄い樹脂層内に無機及び/又は有機フィ
ラーを含有するので、無機及び/又は有機フィラーが盾
として機能して、導電フィラーが貫通孔から樹脂層内に
流出するのを防止する。これらの相乗効果により、導電
フィラーは貫通孔内にとどまり、導電フィラーに充分な
圧縮力が付与されるので、安定した高い接続信頼性を有
するビアホール接続を備えたプリント配線基板を提供す
ることができる。
【0034】上記の製造方法において、前記電気絶縁性
基材に前記貫通孔を形成する前に前記電気絶縁性基材の
両表面に離型フィルムをラミネートし、前記離型フィル
ムを剥離した後に前記金属箔(又は前記配線層)を重ね
ることが好ましい。これにより、離形フィルムを印刷マ
スクとして機能させることができる。また、電気絶縁性
基材表面の汚染を防止できるので、電気絶縁性基材と金
属箔(又は配線層)との密着性を向上させることができ
る。
【0035】また、前記導電体の硬化開始温度が、前記
電気絶縁性基材の硬化開始温度よりも低いことが好まし
い。これにより、加熱加圧の際に、導電体が電気絶縁性
基材よりも早く硬化が開始する。従って、導電体内の導
電フィラーが外部に流れ出るのを抑制し、ビアの形状を
保持することが可能となり、また、安定した接続信頼性
が得られる。
【0036】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。なお、本発明は下記の実施の形
態に限定されるものではない。
【0037】(実施の形態1)図1A〜図1Fは、本発
明の実施の形態1における両面配線基板の製造方法を示
す工程断面図である。
【0038】まず図1Aに示すように、保持材としての
厚さ100μmのガラスクロスに平均粒子直径が2μm
のSiCの微粒子を混入させた熱硬化性エポキシ樹脂を
含浸させたコア層102と、その両側に形成された厚さ
7μmの樹脂層101とを備えた総厚さ114μmのプ
リプレグを準備した。樹脂層101は、コア層102に
含浸させたのと同じ、平均粒子直径が2μmのSiCの
微粒子を混入させた熱硬化性エポキシ樹脂からなる。
【0039】なお、ガラスクロスの代わりにガラス不織
布を用い、両面に樹脂層を形成した電気絶縁性基材を使
用する事も可能である。
【0040】また、微粒子の材料は上記のSiCに限定
されず、無機フィラーであればSiO2、TiO2、Al
23、MgO及びAlNを、有機フィラーであればベン
ゾグアナミン、ポリアミド、ポリイミド、メラミン樹
脂、エポキシ樹脂等を用いることができ、2種以上の粒
子を混合してもよく、無機フィラーと有機フィラーとを
混合させても良い。
【0041】次に図1Bに示すように、前記プリプレグ
の両面にポリエステルの離形フィルム103をラミネー
トした。ラミネートは120℃程度の温度で行った。こ
れにより、プリプレグの表面の樹脂層101がわずかに
溶融して離形フィルム103を貼りつけることができ
た。離形フィルムとして19μm厚のポリエチレンテレ
フタレート(PET)からなるフィルムを用いた。な
お、離型フィルム103としては、PET以外のポリエ
ステルやこれ以外の樹脂フィルムも使用可能である。
【0042】次に図1Cに示すように、前記プリプレグ
の所定の箇所にレーザー加工法により貫通孔104を形
成した。レーザー加工機により形成された貫通孔104
の孔径は約200μmであった。貫通孔104をレーザ
ー加工法によって形成すると、配線パターンの微細化に
応じた微細な直径を有する貫通孔の形成を容易かつ高速
に行うことができる。
【0043】次に図1Dに示すように、貫通孔104に
導電ペースト105を充填した。充填方法としては、ス
クリーン印刷機により、直接導電ペースト105を離形
フィルム103上から印刷することで充填した。この
際、印刷面と反対側より和紙等の多孔質シートを介して
真空吸着することにより、貫通孔104内の導電ペース
ト105中の樹脂成分(バインダ成分)を吸い取り、導
電フィラーの割合を増加させることで導電フィラーを更
に緻密に充填することができた。
【0044】なお、導電フィラーとしては一般的な金属
フィラーを用いることが可能であり、例えば銅、金、白
金、銀、パラジウム、ニッケル、錫、鉛及びこれらの合
金から選ばれる少なくとも一つの微粒子などが挙げられ
る。
【0045】また、導電性ペーストの樹脂成分として
は、例えばビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキ
シ樹脂などのグリシジルエーテル型のエポキシ樹脂、脂
環式エポキシ樹脂、グリシジルアミン型のエポキシ樹
脂、グリシジルエステル型のエポキシ樹脂などが挙げら
れる。
【0046】導電ペースト105の印刷法による充填時
には、離形フィルム103は印刷マスクの役割とプリプ
レグ表面の汚染防止の役割とを果たしている。
【0047】なお、導電ペースト105中の導電フィラ
ーの平均粒子直径は10μmであった。これは樹脂層1
01の厚みよりも大きく、また樹脂層101に含有され
る微粒子の粒径よりも大きい。
【0048】次に図1Eに示すように、プリプレグの両
面から離形フィルム103を剥離し、図1Fに示すよう
に、プリプレグの両面に銅箔等の金属箔106を重ね合
わせ、加熱加圧した。加熱加圧は真空プレスにより行っ
た。
【0049】加熱加圧直後の断面図を図3に示す。図
中、111は樹脂層101内に混入された微粒子、11
5は貫通孔104内に充填された導電性ペーストを構成
する導電フィラーである。実際には、コア層102内に
も微粒子111が混入しているが、図示を省略してい
る。図3に示すように、導電フィラー115の平均粒子
直径が樹脂層101の厚みよりも大きいので、加熱加圧
の際に、樹脂層101の樹脂や導電性ペースト内の樹脂
成分が溶融し流動しても、導電フィラー115がコア層
102に設けられた貫通孔104から樹脂層101内に
流入するのが防止される。また、樹脂層101内の樹脂
がコア層102内に流入し、樹脂層101内において微
粒子111の充填率が向上する。緻密に充填された微粒
子111が、導電フィラー115が樹脂層101内に流
入するのを阻止する(微粒子の「盾」としての効果)。
これらの相乗効果により、導電フィラー115は貫通孔
104内にとどまり、導電フィラー115に充分な圧縮
力が付与されるので、安定した高い接続信頼性を有する
ビアホール接続が実現できる。
【0050】この状態で加熱加圧を続けることにより、
図1Gに示すように、プリプレグは圧縮されて薄くなっ
た。その際、貫通孔104内の導電ペースト105も圧
縮される。その時に導電ペースト105内の樹脂成分が
押し出され、導電フィラー115同士および導電フィラ
ー115と金属箔106との間の結合が強固になり、導
電ペースト105中の導電フィラー115が緻密化され
た。その後、プリプレグの構成成分である樹脂層101
及びコア層102内の熱硬化性樹脂と導電ペースト10
5内の樹脂成分とが硬化した。
【0051】最後に図1Hに示すように、金属箔106
を所定のパターンに選択エッチングすることによってプ
リプレグ表裏に配線層107を形成した。かくして、表
裏の配線層107が導電ペースト105により電気的接
続された両面配線基板100が完成した。
【0052】本実施の形態のプリント配線基板100
は、電子部品の実装強度が向上し、かつ接続信頼性及び
吸湿特性に優れる。
【0053】(実施の形態2)図2A〜図2Dは、本発
明の実施の形態2における両面配線基板の製造方法を示
す工程断面図である。
【0054】まず図2Aに示すように、実施の形態1の
図1Hの両面配線基板100と同様にして作製されたコ
ア基板210を準備した。
【0055】次に、図2Bに示すように、コア基板21
0の両側に実施の形態1の図1Eに示したのと同じ電気
絶縁性基材220を重ね合わせ、更にその両側に金属箔
206を重ね合わせ、加熱加圧した。加熱加圧は真空熱
プレスにより行った。
【0056】この加熱加圧により、図2Cに示すよう
に、電気絶縁性基材220は圧縮されて薄くなり、さら
にコア基板210の配線層107が電気絶縁性基材22
0内に埋め込まれた。その際、電気絶縁性基材220の
導電ペースト205が圧縮され、導電ペースト205内
のバインダ成分が押し出され、導電フィラー同士および
導電フィラーと金属箔206(及び配線層107)との
間の結合が強固になり、導電ペースト205中の導電フ
ィラーが緻密化された。ここで、実施の形態1と同様に
導電フィラーの平均粒子直径が電気絶縁性基材220の
樹脂層201の厚みよりも大きいので、加熱加圧の際
に、樹脂層201の樹脂や導電性ペースト205内の樹
脂成分が溶融し流動しても、導電フィラーが電気絶縁性
基材220のコア層202に設けられた貫通孔204か
ら外部に流出するのが防止される。その後、電気絶縁性
基材220の樹脂層201及びコア層202内の熱硬化
性樹脂と導電ペースト205内の樹脂成分とが硬化し
た。
【0057】さらに、図2Cに示すように、金属箔20
6を所定のパターンに選択エッチングすることによって
配線層207を形成した。かくして、配線層107と配
線層207とが導電ペースト205により電気的接続さ
れた4層配線基板が完成した。
【0058】最後に、図2Dに示すように、上記4層配
線基板の両側に実施の形態1の図1Eに示したのと同じ
電気絶縁性基材230を重ね合わせ、更にその両側に金
属箔を重ね合わせ、図2B、図2Cと同様の工程を経
て、配線層207と表裏の配線層208とが電気的接続
された6層配線基板が完成した。
【0059】本実施の形態の6層配線基板は、超小型化
された電子部品等を高密度実装することが可能な緻密配
線パターンを形成でき、剛性、吸湿性に優れた多層プリ
ント配線基板である。
【0060】なお、本実施の形態2においてはコア基板
210として実施の形態1で作成した両面配線基板10
0を用いたが、本発明はこれに限られず、通常用いられ
ている両面基板や多層基板でも同様の効果が得られる。
【0061】なお、前記実施の形態1及び2において
は、コア層がガラスクロス基材を含む例を用いたが、本
発明はこれに限られず、例えば芳香族ポリアミド繊維の
基材、ガラス不織布基材、アラミド布基材、アラミド不
織布基材などでも同様の効果が得られる。
【0062】また、前記実施の形態1及び2において
は、樹脂層の材料として熱硬化性エポキシ樹脂を用いた
が、本発明はこれに限られず、例えばフェノール系樹
脂、ナフタレン系樹脂、ユリア樹脂、アミノ樹脂、アル
キッド樹脂、ケイ素樹脂、フラン樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂などを用いても同様の効果
が得られる。
【0063】また、前記実施の形態1及び2において
は、プリント配線基板上の配線層を、電気絶縁性基材の
表面に金属箔を積層した後、該金属箔をエッチングして
形成したが、本発明はこれに限られない。例えば、支持
基材上に積層した金属箔をエッチングして得た配線層を
電気絶縁性基材上に転写することにより形成することも
できる。即ち、図1F(又は図2B)において、金属箔
106(又は金属箔206)の代わりに、予め支持基材
上にパターニングして形成した配線層を支持基材ととも
に重ねる。そして、加熱加圧後、支持基材を剥離し除去
することにより、配線層を電気絶縁性基材側に転写する
ことができる。この場合、転写された配線層は、実施の
形態2の配線層107と同様に、被転写側の樹脂層内に
埋設される。このような方法でも、実施の形態1,2と
同様の効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、加熱加圧の際に、樹脂層の樹脂が溶融して
も、導電フィラーの平均粒子直径が樹脂層の厚みと同一
かこれより大きいので、導電フィラーが貫通孔から樹脂
層内に流出するのを防止できる。また、導電フィラーに
比べて相対的に薄い樹脂層内に無機及び/又は有機フィ
ラーを含有するので、無機及び/又は有機フィラーが盾
として機能して、導電フィラーが貫通孔から樹脂層内に
流出するのを防止する。これらの相乗効果により、導電
フィラーは貫通孔内にとどまり、導電フィラーに充分な
圧縮力が付与されるので、安定した高い接続信頼性を有
するビアホール接続が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A〜図1Hは、本発明の実施の形態1にお
けるプリント配線基板の製造方法を工程順に示した断面
【図2】図2A〜図2Dは、本発明の実施の形態2にお
ける多層プリント配線基板の製造方法を工程順に示した
断面図
【図3】本発明の実施の形態1において加熱加圧時の導
電フィラーの挙動を説明するための模式的断面図
【図4】図4A〜図4Gは、従来の多層プリント配線基
板の製造方法を工程順に示した断面図
【符号の説明】
100 両面配線基板 101 コア層 102 樹脂層 103 離形フィルム 104 貫通孔 105 導電ペースト 106 金属箔 107 配線層 111 微粒子(無機及び/又は有機フィラー) 115 導電フィラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 洋二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中桐 康司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 武 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E351 AA03 BB01 BB26 BB31 BB49 CC11 DD01 DD52 GG04 GG06 5E317 AA24 BB02 BB12 BB25 CC22 CC25 CC51 CD01 CD31 CD32 GG05 GG11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性基材と、 前記電気絶縁性基材の厚さ方向に開けられた貫通孔に充
    填された、導電フィラーを含む導電体と、 前記電気絶縁性基材の両面に所定のパターンに形成さ
    れ、前記導電体と電気的に接続された配線層とを有し、 前記電気絶縁性基材は、コア層と前記コア層の両側の樹
    脂層とを有し、 前記コア層は、保持材と、前記保持材に含浸された樹脂
    とを有し、 前記樹脂層には無機及び/又は有機フィラーが混入され
    ており、 前記導電フィラーの平均粒子直径は、前記樹脂層の厚み
    と同一か前記樹脂層の厚みよりも大きく、且つ、前記電
    気絶縁性基材の厚みと同一か前記電気絶縁性基材の厚み
    よりも小さいことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 前記導電フィラーの平均粒子直径が前記
    樹脂層の厚みの2倍以下である請求項1に記載のプリン
    ト配線基板。
  3. 【請求項3】 前記導電フィラーの平均粒子直径が5〜
    10μmである請求項1に記載のプリント配線基板。
  4. 【請求項4】 前記無機及び/又は有機フィラーの平均
    粒子直径が0.5〜3μmである請求項1に記載のプリ
    ント配線基板。
  5. 【請求項5】 前記無機及び/又は有機フィラーの平均
    粒子直径が前記導電フィラーの平均粒子直径よりも小さ
    い請求項1に記載のプリント配線基板。
  6. 【請求項6】 前記無機フィラーがSiO2、TiO2
    Al23、MgO、SiCおよびAlNから選ばれた少
    なくとも1つの粉末である請求項1に記載のプリント配
    線基板。
  7. 【請求項7】 前記樹脂層の厚みが3〜20μmである
    請求項1に記載のプリント配線基板。
  8. 【請求項8】 前記樹脂層の厚みが前記無機及び/又は
    有機フィラーの平均粒子直径より大きい請求項1に記載
    のプリント配線基板。
  9. 【請求項9】 前記保持材がガラスクロスである請求項
    1に記載のプリント配線基板。
  10. 【請求項10】 前記保持材に含浸された樹脂及び前記
    樹脂層を構成する樹脂が熱硬化性エポキシ樹脂である請
    求項1に記載のプリント配線基板。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のプリント配線基板が
    複数枚積層されてなるプリント配線基板。
  12. 【請求項12】 保持材に樹脂を含浸させたプリプレグ
    からなるコア層と前記コア層の両側に形成された樹脂層
    とを有する電気絶縁性基材に厚さ方向の貫通孔を形成
    し、 前記貫通孔に導電フィラーを含む導電体を充填し、 前記電気絶縁性基材の両側に金属箔を重ね、 前記金属箔を重ねた前記電気絶縁性基材を加熱加圧して
    圧縮して前記電気絶縁性基材を硬化させ、 前記金属箔をパターニングして配線層を形成するプリン
    ト配線基板の製造方法であって、 前記樹脂層には無機及び/又は有機フィラーが混入され
    ており、 前記導電フィラーの平均粒子直径が、前記樹脂層の厚み
    と同一か前記樹脂層の厚みよりも大きく、且つ、前記電
    気絶縁性基材の厚みと同一か前記電気絶縁性基材の厚み
    よりも小さいことを特徴とするプリント配線基板の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 保持材に樹脂を含浸させたプリプレグ
    からなるコア層と前記コア層の両側に形成された樹脂層
    とを有する電気絶縁性基材に厚さ方向の貫通孔を形成
    し、 前記貫通孔に導電フィラーを含む導電体を充填し、 前記電気絶縁性基材の両側に支持基材に保持された配線
    層を重ね、 前記配線層を重ねた前記電気絶縁性基材を加熱加圧して
    圧縮して前記電気絶縁性基材を硬化させ、 前記支持基材を剥離し除去するプリント配線基板の製造
    方法であって、 前記樹脂層には無機及び/又は有機フィラーが混入され
    ており、 前記導電フィラーの平均粒子直径が、前記樹脂層の厚み
    と同一か前記樹脂層の厚みよりも大きく、且つ、前記電
    気絶縁性基材の厚みと同一か前記電気絶縁性基材の厚み
    よりも小さいことを特徴とするプリント配線基板の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 前記電気絶縁性基材に前記貫通孔を形
    成する前に前記電気絶縁性基材の両表面に離型フィルム
    をラミネートし、 前記離型フィルムを剥離した後に前記金属箔を重ねる請
    求項12に記載のプリント配線基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記電気絶縁性基材に前記貫通孔を形
    成する前に前記電気絶縁性基材の両表面に離型フィルム
    をラミネートし、 前記離型フィルムを剥離した後に前記配線層を重ねる請
    求項13に記載のプリント配線基板の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記導電体の硬化開始温度が、前記電
    気絶縁性基材の硬化開始温度よりも低い請求項12又は
    13に記載のプリント配線基板の製造方法。
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