JP2002368414A - 高導電性配線基板の製造方法および製造装置ならびに配線基板 - Google Patents

高導電性配線基板の製造方法および製造装置ならびに配線基板

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JP2002368414A
JP2002368414A JP2001175456A JP2001175456A JP2002368414A JP 2002368414 A JP2002368414 A JP 2002368414A JP 2001175456 A JP2001175456 A JP 2001175456A JP 2001175456 A JP2001175456 A JP 2001175456A JP 2002368414 A JP2002368414 A JP 2002368414A
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absorbing
wiring board
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sheet
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JP2001175456A
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Yasuhiro Nakaya
安広 仲谷
Hideki Higashiya
秀樹 東谷
Masayoshi Koyama
雅義 小山
Sadashi Nakamura
禎志 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた面積内に高密度配線を形成する場合
でも、極めて高い接続信頼性を得ることができる配線基
板および配線基板の製造方法、ならびに製造装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の高導電性配線基板の製造方法
は、底面に基材保持材が設けられた絶縁基材に、前記基
材保持材を底とするブラインドビアホールを設ける工程
と、前記絶縁基材の表面に載せた導電性粒子およびバイ
ンダ成分を含有するペーストを、スキージを用いて前記
ブラインドビアホールに充填する工程と、前記絶縁基材
の表面に吸収シートを配置して、前記ペーストの前記バ
インダ成分の一部を前記吸収シートに吸収させることに
より、前記ペースト内の前記導電性粒子の含有率を増大
させる工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高導電性配線基板
の製造方法および製造装置ならびに配線基板に関し、特
に、両面あるいは多層基板等に設けられた微小なブライ
ンドビアホールへのペースト充填に使用される方法およ
び装置、ならびにそれらを使用して作製された配線基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高性能化に伴
い、産業用にとどまらず広く民生用機器の分野において
も、LSI等の半導体チップを高密度に実装できる多層
配線回路基板を、安価に供給することが強く要望されて
いる。このような多層配線回路基板では、微細な配線ピ
ッチで形成された複数層の配線パターン間を、高い信頼
性で電気的に接続することが重要である。
【0003】このような市場の要望に対して、従来多層
配線基板の層間接続の主流となっていたスルーホール内
壁の金属めっき導体に代えて、多層プリント配線基板の
任意の電極を任意の配線パターン位置において層間接続
できるインナービアホール接続法を用いた全層IVH構
造樹脂多層基板と呼ばれるものがある(例えば特開平0
6−268345号公報参照)。このような基板による
と、多層プリント配線基板のビアホール内に導電性ペー
ストを充填して必要な各層間のみを電気的に接続し、ま
た、部品ランド直下にインナービアホールを設けること
ができるために、基板サイズの小型化や高密度実装を実
現することができる。また、インナービアホールにおけ
る電気的接続に導電性ペーストを用いているので、ビア
ホールに印加される応力を緩和することができ、熱衝撃
等による寸法変化に対しても安定な電気的接続を実現す
ることができる。
【0004】この全層IVH構造樹脂多層基板におい
て、インナービアホールのサイズを小さくすることによ
り高密度な層間接続を高い生産性で実現すると共に、高
い信頼性を実現することを目的として、図9に示すよう
なペースト充填方法が従来から提案されている。以下に
従来のペースト充填方法を説明する。
【0005】まず、図9(a)に示すように、電気絶縁
性基材80の一方の主面にカバーフィルム82を形成
し、これと対向するもう一方の主面に配線材料84を形
成する。次に、図9(b)に示すように、電気絶縁性基
材80およびカバーフィルム82を貫通するようにビア
ホール86を形成する。ビアホール86の内部において
配線材料84は露出しており、配線材料84はビアホー
ル86の穴底となる。以下、上記のように穴底が閉塞し
たビアホールをブラインドビアホールと称する。
【0006】次に、図9(c)に示すように、スキージ
88を用いて、印刷によってブラインドビアホール86
に導電性ペースト90を充填する。図9(d)は、印刷
工程後の状態を示しており、導電性ペースト90の表面
とカバーフィルム82の表面とは、ほぼ同じ高さになっ
ている。
【0007】次に図9(e)に示すように、絶縁基材8
0の表面のカバーフィルム82を剥離する。このとき、
ブラインドビアホール86の導電性ペースト90は、カ
バーフィルム82の厚み分だけ絶縁基材80の表面80
aから突出している。
【0008】続いて、カバーフィルム82を剥離した絶
縁基材80の表面に、図9(f)に示すように、配線材
料92を積層し、加熱加圧することによって、図9
(g)に示すように絶縁基材80に配線材料92を接着
させる。
【0009】最後に、絶縁基材80の両面の配線材料8
4および92をエッチングによってパターニングし、図
9(h)に示すような両面配線基板を完成させる。
【0010】上記の製造工程で使用される導電性ペース
ト90には、導電性粒子(銅粉、銀粉など)、樹脂成分
および溶剤が含まれており、これらの含有率は、導電性
ペーストの充填工程、および、最終的に得られる基板の
電気的特性に大きな影響を与える。導電性ペーストにお
いて、印刷特性と層間接続における導電性とは、その構
成材料面から見て相反するものである。すなわち、ペー
ストの体積当たりのフィラ量(導電性粒子量)を多くす
るほど、導電性粒子同士の接触面積が大きくなるので、
抵抗値が低くなり、高い電気的接続信頼性を得ることが
できるが、ペーストの流動性が低下するので、ペースト
量に対する耐刷数や生産性(タクト時間)などの印刷特
性は低下してしまう。従って、導電性粒子の含有率が比
較的低い導電性ペーストを使用する必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の配
線基板は、ビアホールに充填された導電性ペーストの導
電性粒子の含有率が低いので、抵抗値が高くなったり、
接続信頼性に問題が生じるなどの課題があった。また、
図9(f)および(g)で示したように、導電性ペース
ト90が表面80aから突出した絶縁基材80の上に配
線材料92を配置すると、図10に示すように導電性ペ
ースト90がブラインドビアホールから絶縁基材80の
表面80aに流出し、これにより、近接するブラインド
ビアホールとの短絡不良をもたらすという課題があっ
た。
【0012】本発明は上記課題を解決するものであり、
プリント配線基板などの限られた面積内に高密度配線を
形成する場合であっても、極めて高い電気的な接続信頼
性を得ることができる配線基板の製造方法および製造装
置、ならびに、これらを使用して得られる配線基板を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の高導電性配線基
板の製造方法は、底面に基材保持材が設けられた絶縁基
材に、基材保持材を底とするブラインドビアホールを設
ける工程と、絶縁基材の表面に載せた導電性粒子および
バインダ成分を含有するペーストを、スキージを用いて
ブラインドビアホールに充填する工程と、絶縁基材の表
面に吸収シートを配置して、ペーストのバインダ成分の
一部を吸収シートに吸収させることにより、ペースト内
の導電性粒子の含有率を増大させる工程とを有する。こ
のような方法によると、ブラインドビアホールにペース
トを充填する際に、充填の容易さのために導電性粒子の
含有率が比較的低いペーストを使用しても、充填後、吸
収シートをブラインドビアホールに充填されたペースト
に接触させて、ペーストのバインダ成分を吸収シートに
選択的に吸収させるので、最終的にペーストにおける導
電粒子の含有率を上昇させることができる。これによ
り、導電性粒子同士の接触面積が大きくなるので、抵抗
値が低くなり、高い電気的接続信頼性を得ることができ
る。以上のように、本発明の配線基板の製造方法による
と、製造工程を複雑にすることなしに、高い電気的接続
信頼性を有する配線基板を製造することができる。
【0014】上記のような製造方法において、ペースト
のバインダ成分を吸収シートに吸収させることによって
ブラインドビアホール上部に形成された空間に、ペース
トをさらに充填させることが好ましい。これにより、ペ
ーストにおける導電粒子の含有率をさらに上昇させるこ
とができるので、より高い電気的接続信頼性を有する配
線基板を製造することができる。
【0015】さらに、ペーストのバインダ成分を吸収さ
せる工程を、絶縁基材表面に配置された吸収シートをプ
レスして行っても良い。このプレスは、回転しながら、
吸収シートの表面を基材に対して相対的に移動する加圧
ローラを用いて行うことができる。この方法によると、
吸収シートをプレスすることにより、吸収シートをブラ
インドビアホール内のペーストに密着させることができ
るので、ペーストのバインダ成分の吸収をより促進させ
ることができる。従って、短時間で高い電気的接続信頼
性を有する配線基板を製造することができる。また、回
転移動する加圧ローラの直下においてのみ吸収シートが
基材と接触するように、吸収シートの両端をそれぞれ供
給ローラと巻き取りローラとで支持し、供給ローラおよ
び巻き取りローラを回転させることによって、供給ロー
ラから加圧ローラに吸収シートを供給し、加圧ローラに
供給された吸収シートを巻き取りローラで巻き取りなが
ら、加圧ローラによって吸収シートのプレスを行うこと
がより好ましい。この方法によれば、供給ローラおよび
巻き取りローラの回転によって吸収シートが移動するの
で、吸収シートとペーストとの接触部分において、吸収
シートとペ−ストとの間に剪断力が生じ、吸収シートに
ペーストが余分に取られることを防止できる。
【0016】また、ペーストのバインダ成分を吸収させ
る工程は、吸収シートの表面に密封空間を形成し、この
密封空間を減圧させて行っても良い。また、吸収シート
の表面に多孔性板を設けて、この多孔性板の孔空間を減
圧させて行っても良い。上記のような方法によれば、吸
収シート上の密封空間または、吸収シート上に設けられ
た多孔性板の孔空間を減圧させることにより、ペースト
のバインダ成分が吸引されるので、ペーストのバインダ
成分の吸収をより促進させることができる。従って、短
時間で高い電気的接続信頼性を有する配線基板を製造す
ることができる。
【0017】ペーストのバインダ成分を吸収させる工程
の前に、絶縁基材を振動させることにより、ペーストの
導電性粒子とバインダ成分とを分離させても良い。振動
により、ペーストの導電性粒子がブラインドビアホール
の下部に、バインダ成分がブラインドビアホールの上部
に分離される。この場合にペーストが吸収シートに接触
すると、ブラインドビアホールの上部にあるバインダ成
分が吸収シートによって効率的に吸収される。
【0018】ペーストのバインダ成分を吸収させる工程
の前に、ペーストを、ペーストが硬化しない温度まで加
熱させることが好ましい。加熱によってペーストの粘度
が低下して、流動性が増し、吸収シートに吸収され易く
なるからである。
【0019】また、ペーストのバインダ成分を吸収させ
る工程の後に、吸収シートを絶縁基材表面から剥離する
際には、絶縁基材の表面に対して吸収シートを実質的に
平行に移動させながら剥離させることが好ましい。これ
により、吸収シートとペーストとの間に剪断力が生じ、
吸収シートにペーストが余分に取られることが防止でき
る。
【0020】本発明の高導電性配線基板は、導電性粒子
およびバインダ成分を含有するペーストで充填されたビ
アホールを有する絶縁基材と、絶縁基材の両主面にそれ
ぞれ設けられた導電層とを有しており、ビアホールのペ
ーストによって導電層同士が導通されており、ペースト
のバインダ成分の一部が吸収シートによって吸収される
ことにより、ペースト内の導電性粒子の含有率が増大さ
れていることを特徴とする。
【0021】次に本発明の高導電性配線基板の製造装置
について説明する。本発明の高導電性配線基板の製造装
置は、導電性粒子およびバインダ成分を含むペースト
を、スキージによって絶縁基材のブラインドビアホ−ル
に充填するペースト充填装置と、ペーストのバインダ成
分の一部を吸収シートに吸収させる吸収装置とを有す
る。以下、本発明の高導電性配線基板の製造装置に設け
られた様々な吸収装置を説明する。下記に説明するいず
れの吸収装置によっても、簡単な装置で、ブラインドビ
アホールに充填されたペーストのバインダ成分を吸収シ
ートに効率的に吸収させることにより、ブラインドビア
ホールに導電性粒子を高密度に充填させることができ
る。
【0022】本発明の一実施形態の吸収装置は、絶縁基
材を保持する基台と、加圧ローラとを有する。基台に保
持された絶縁基材は、ペーストが充填されたブラインド
ビアホールを有し、表面に吸収シートが設けられてお
り、この吸収シートの上で加圧ローラが回転しながら絶
縁基材に対して相対移動し、吸収シートをプレスして吸
収シートをペーストに密着させる。プレスによって吸収
シートがペーストに密着され、吸収シートにペーストの
バインダ成分を吸収させることができる。
【0023】上記加圧ローラは、表面に弾力性材料がコ
ートされてなることが好ましい。このような加圧用ロー
ラを用いて吸収シートをプレスすれば、ペーストが充填
されたブラインドビアホールに、吸収シートがより押し
込められ、吸収シートが導電性ペーストにより密着する
ので、吸収シートにペーストのバインダ成分をさらに効
果的に吸収させることができるからである。
【0024】また上記吸収装置は、吸収シートの両端を
それぞれ支持する供給ローラおよび巻き取りローラをさ
らに有し、この供給ローラおよび巻き取りローラが、回
転移動する加圧ローラの直下においてのみ吸収シートが
前記基材と接触するように、前記加圧ローラの両側に配
置されていることが好ましい。このような吸収装置にお
いて、供給ローラおよび巻き取りローラを回転させるこ
とによって、供給ローラから加圧ローラに吸収シートを
供給し、加圧ローラに供給された吸収シートを巻き取り
ローラで巻き取ることによって吸収シートが移動するの
で、吸収シートとペーストとの接触部分において、吸収
シートとペーストとの間に剪断力が生じ、吸収シートに
ペーストが余分に取られることが防止できる。
【0025】また、本発明の他の実施形態の吸収装置
は、上記と同様の基台と、吸収シートの上に密封空間を
形成するように設けられた蓋状容器であって、真空排気
装置によって密封空間が減圧される蓋状容器とを有す
る。この装置によると、吸収シート上の蓋状容器内の密
封空間が減圧されることにより、ペーストのバインダ成
分が吸引されるので、ペーストのバインダ成分の吸収を
より促進させることができる。
【0026】また、本発明の他の実施形態の吸収装置
は、上記と同様の基台と、吸収シートの上に設けられた
プレス板であって、吸収シートをプレスしてペーストに
密着させるプレス板とを有する。この装置によると、プ
レス板により吸収シートがプレスされてペーストに密着
されるので、ペーストのバインダ成分の吸収をより促進
させることができる。上記プレス板の吸収シートに対向
する面は、平面または、複数の凸部を有する面であって
も良い。
【0027】また、上記プレス板は、吸収シートとの対
向面に多孔性板を有し、多孔性板に連結された真空排気
装置によって多孔性板の孔空間が減圧されても良い。こ
のような装置によると、吸収シート上の多孔性板の孔空
間が減圧されることにより、ペーストのバインダ成分が
吸引されるので、ペーストのバインダ成分の吸収をより
促進させることができる。
【0028】上記多孔性板は、焼結金属と、多数の穴加
工が施された平板と、有機または無機材料の粒子からな
り粒子間に空隙を有する板のうちのいずれかであること
が好ましい。
【0029】上記いずれの吸収装置もが、絶縁基材を振
動させる振動装置をさらに有することが好ましい。吸収
装置がこのような振動装置を有すれば、ブラインドビア
ホールの下部にペーストの導電性粒子を、上部にペース
トのバインダ成分を分離させることができるので、ブラ
インドビアホール上部のバインダ成分を吸収シートに効
率的に吸収させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の第1実
施形態の配線基板の製造方法について、図1(a)〜
(h)を参照して説明する。
【0031】例えば、未硬化または半硬化状態の電気絶
縁性基材2(以下、絶縁基材と称する)を用意し、底面
2bに例えば電解銅箔からなる配線材料6を接着し、こ
の底面2bに対向する表面2aにPET(ポリエチレン
テレフタラート)フィルムまたはPEN(ポリエチレン
ナフタレート)フィルム等からなるカバーフィルム4を
接着する。さらにこの絶縁基材2に、図1(a)に示す
ように配線材料6を穴底とするブラインドビアホール8
を形成する。上記カバーフィルム4および配線材料6は
一般的に、ラミネート法によって絶縁基材2に接着され
る。また、配線材料6によって閉塞されたブラインドビ
アホール8は例えば、加工エネルギーを調整することに
よりレーザー加工で容易に作製することができる。本実
施形態において、絶縁基材2の底面2bに設けられた配
線材料6は、後の工程で、絶縁基材2を貫通するビアホ
ールに導電性ペースト12を充填するために、絶縁基材
2のビアホールの穴底を塞ぐ保持材(基材保持材)とし
て機能する。本発明において、基材保持材は配線材料6
に限定されない。例えば、図11に示すように、図1
(h)の配線基板30が複数積層されてなる多層配線基
板100を作製する場合には、導電性ペーストの充填を
行う絶縁基材104に接して設けられた他の配線基板1
02が基材保持材として機能する。
【0032】なお、上記電気絶縁性基材2としては、ガ
ラス織布または不織布にエポキシ樹脂を含浸して形成さ
れるガラスエポキシ基板や、アラミド織布または不織布
にエポキシ樹脂を含浸して形成されるアラミド基材や、
ポリイミドなどからなる耐熱性フィルムの両面にイミド
系またはエポキシ系などの接着剤を塗布して形成される
フィルムなどが好適に使用される。
【0033】次に、図1(b)に示すように、カバーフ
ィルム4を密接しながら移動するスキージ10によっ
て、導電性粒子(銅粉、銀粉など)、樹脂成分、および
溶剤が含まれている導電性ペースト12をブラインドビ
アホール8に押し入れて充填させる。図1(c)に示す
ように、ブラインドビアホール8に充填される導電性ペ
ースト12の上面12aの高さが、カバーフィルム4の
上面4aと同様の高さになるようにスキージ10による
充填条件を最適化して、上述した印刷を繰り返し行う。
また、図1(c)に示すように、図1(b)で使用され
る導電性ペースト12に含まれる導電性粒子14の比率
は比較的小さく、導電性粒子14の間には、樹脂成分お
よび溶剤(以下、樹脂成分および溶剤をバインダ成分1
6と称する)が多く存在する。このような組成の導電性
ペースト12を使用するのは、ペースト12の流動性を
高めてブラインドビアホール8への充填を容易にするた
めである。
【0034】次に、図1(d)に示すように、カバーフ
ィルム4の上面4aに吸収シート22を設置し、吸収シ
ート22の上で加圧ローラ18を加圧しながら回転移動
させる。これにより、吸収シート22がブラインドビア
ホール8内に押されて導電性ペースト12に密着し、ペ
ースト12に含有されているバインダ成分16の一部が
選択的に吸収シート22に吸収される。なお、このよう
な吸収工程の前に、あらかじめペースト12を、ペース
ト12が硬化しない温度まで加熱させておくことが好ま
しい。ペースト12を加熱させることにより粘度が低下
して流動性が高まるので、より効果的にペースト12の
バインダ成分を選択的に吸収シート22に吸収させるこ
とができるからである。なお、導電性ペーストのバイン
ダ成分を吸収させる方法は上記の方法に限定されず、下
記の実施形態3〜8で詳細に説明する様々な装置を用い
て行われ得る。
【0035】この後、吸収シート22をカバーフィルム
4の上面4aから剥離する。このとき、吸収シート22
を絶縁基材2の表面に対して実質的に平行移動させ(剪
断させ)ながら、吸収シート22をカバーフィルム4の
上面4aから剥離することが好ましい。吸収シート22
を絶縁基材2の表面に対して垂直方向に浮かして剥離す
ると、吸収シート22の表面に付着した導電性ペースト
が吸収シート22の剥離に従って除去されて、電気的接
続に必要とされる導電性粒子までもが除去されてしまう
恐れがある。従って、絶縁基材2の表面に対して吸収シ
ート22を平行移動させることにより、導電性ペースト
が必要以上に除去されるのを防止する。上述のように導
電性ペースト12のバインダ成分16の一部を吸収させ
ると、吸収前(図1(c))よりも、ペースト12に占
める導電性粒子14の含有率が高くなる(図1
(e))。
【0036】続いて、カバーフィルム4を絶縁基材2か
ら剥離する。このとき、図1(f)に示すように、ブラ
インドビアホール8の端部付近(ホール8の円周付近)
における導電性ペースト12の表面12bは、絶縁基材
2の表面2aからほぼカバーフィルム4の厚み分だけ突
出している。上述の図1(a)〜(f)に示す工程にお
いて、絶縁基材2は未硬化状態または半硬化状態であ
る。
【0037】次に、図1(g)に示すように、上記のよ
うな絶縁基材2の上面2aに配線材料24を配置して、
熱プレスを行う。この加熱加圧工程によって、絶縁基材
2および導電性ペースト12は圧縮され、導電性ペース
ト12内の導電性粒子14同士が強固に結合する。ま
た、配線材料6および24と、導電性ペースト12との
界面における結合も強固になる。このような強固な結合
により、配線材料と導電性ペーストとの電気的接続の信
頼性が向上する。また、この加熱加圧工程によって、導
電性ペースト12および絶縁基材2が硬化される。
【0038】絶縁基材2の上面2aに配線材料24を配
置するときに、従来のようにブラインドビアホール8の
導電性ペースト12がバインダ成分16を多く含むと、
粘度が低く流動性が高いために、導電性ペースト12が
ブラインドビアホール8から絶縁基材2の表面2aに流
出することがあった(図10)。これに対して、本実施
形態によると、図1(g)の工程において導電性ペース
ト12のバインダ成分16の含有率が低いために、粘度
が大きく流動性が小さいので、導電性ペースト12がブ
ラインドビアホール8から絶縁基材2の表面2aに流出
しにくい。従って隣接するブラインドビアホールとの短
絡を防止することができる。
【0039】続いて、フォトリソグラフィー法を用い
て、配線材料24および6をパターン形成し、図1
(h)に示す両面配線基板30を得る。
【0040】以上のような製造方法によって作製された
本実施形態の配線基板と、図9に示した従来の製造方法
によって作製された配線基板とにおいて、1ビアホール
当たりの抵抗値を測定したところ、従来の配線基板の抵
抗値は2.0mΩであったのに対して、本実施形態の配
線基板の抵抗値は1.6mΩであり、抵抗値を低下でき
ることが分かった。なお、上記測定に使用した本実施形
態および従来の配線基板は、絶縁基材がいずれも厚み約
20μmで、ビアホールの直径が50μmであり、本実
施形態の配線基板は厚み20μmのカバーフィルムを使
用して作製され、従来の配線基板は厚み9μmのカバー
フィルムを使用して作製されている。
【0041】なお、上述した本実施形態の製造方法にお
いて、2枚以上の多層カバーフィルムを用いてもよい。
以下に2枚のカバーフィルム4を使用して配線基板30
を製造する方法を説明する。まず、2枚のカバーフィル
ムを絶縁基材2の表面2aに積層した後、図1(b)と
同様にブラインドビアホール8に導電性ペースト12を
充填し、図1(d)と同様に吸収シート22にバインダ
成分16に吸収させる。次に、2枚のカバーフィルムの
うち、上層の吸収シートを剥離した後、再び、図1
(d)と同様に吸収シート22に導電性ペースト12の
バインダ成分16に吸収させる。続いて、2枚のカバー
フィルムのうち、残った下層の吸収シートを剥離した
後、上述した図1(f)〜(h)と同様の工程を行う。
このように2枚以上のカバーフィルム4を使用すれば、
ブラインドビアホールに、より高い含有率で導電粒子を
充填させることができる。また、2枚以上のカバーフィ
ルムを絶縁基材2から1枚ずつ剥離することにより、カ
バーフィルムを剥離する際に、導電性ペースト12がカ
バーフィルムと共に除去されてしまう量を低減させるこ
とができる。以上説明したように、本実施形態による
と、絶縁基材2のブラインドビアホール8に導電性ペー
スト12を充填させた後に、導電性ペースト12のバイ
ンダ成分16の一部を吸収シート22に吸収させること
によって、ブラインドビアホール8中に充填された導電
性ペースト12における導電粒子の含有率を上昇させる
ことができるので、最終的に得られる配線基板におい
て、抵抗値を低下させ、電気的接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0042】なお、本実施形態の製造方法において、カ
バーフィルム4は、導電性ペースト12をブラインドビ
アホール8に充填する際のマスクとしての役割と、絶縁
基材2の表面2aに付着し得る導電性ペースト12を除
去して絶縁基材2の表面2aが汚染されるのを防止する
役割とを果たしている。このようなカバーフィルム4の
厚みは、最終的に得られるブラインドビアホール8に充
填された導電性ペースト12の接続抵抗(導電性粒子1
4同士の接続)に影響を与える。すなわち、導電性ペー
ストの吸収除去工程(図1(d))において、カバーフ
ィルム4の厚みが小さすぎる場合には、導電性ペースト
12が十分に圧縮されず、吸収シート22に十分な量の
バインダ成分16を吸収させることができないので、導
電性粒子の含有率を十分上昇させることができず、導電
性ペースト12の抵抗値が上昇してしまう。一方、カバ
ーフィルム4の厚みを大きくすると、カバーフィルム4
を絶縁基材2から剥離する時に、カバーフィルム4の表
面に付着した導電性ペーストがカバーフィルム4の剥離
に従って除去され、これにより、電気的接続に必要とさ
れる導電性粒子までもが除去されてしまう恐れがある。
【0043】以上のことを考慮して、例えばビアホール
の直径50μmに対して、カバーフィルムの厚みは通常
9〜12μm(カバーフィルム4を絶縁基材2から剥離
する際に、導電性ペーストがカバーフィルム4と共に除
去されてしまう量が少ないように設定された最大の厚
み)であるが、本実施形態では、約12〜20μmとす
ることが好ましい。本実施形態では、図1(d)に示す
工程で、導電性ペースト12のバインダ成分の一部を除
去するので、膜厚が大きいカバーフィルム4を使用して
も、カバーフィルム4を絶縁基材2から剥離する際に、
導電性ペースト12が多量にカバーフィルム4と共に除
去されてしまうことがない。従って、通常よりも膜厚の
大きいカバーフィルム4を使用すれば、ブラインドビア
ホール内に一度により多くの導電性ペーストを供給する
ことができ、最終的に得られる配線基板30において、
より多くの導電粒子をブラインドビアホール12内に充
填させることができる。ただし、上記カバーフィルム4
の厚みは、導電性ペースト12の材料特性(特に粘度)
やビアホール側面の形状(表面粗度、テーパなど)に支
配される部分が多く、適宜最適化される。
【0044】なお、カバーフィルム4のようなマスクは
必要に応じてを使用すれば良く、また、カバーフィルム
4に替えてスクリーンマスクを使用しても良い。吸収シ
ート22は、樹脂成分および溶剤を吸収する材料で形成
されていれば良く、特に材料、構造は限定されないが、
コストを考慮すると紙類が好ましい。
【0045】上記の実施形態では、配線材料を絶縁基材
に接着させた後に、配線材料をパターニングする例を示
したが、配線材料の代わりに既に配線が形成された転写
基材を用いても良い。また、配線材料の代わりに表面に
配線が形成された配線基板を積層しても良い。このよう
な製造方法によれば、配線パターンを認識しながらビア
ホールを加工することが可能となり、さらに高密度な配
線を実現することが可能となる。
【0046】(実施の形態2)本実施形態2の配線基板
の製造方法は、吸収シート22に導電性ペースト12の
バインダ成分16の一部を吸収させた後に、ブラインド
ビアホール8に導電性ペースト12をさらに充填する工
程を有することにおいて、上述した第1の実施の形態と
異なる。以下、本発明の第2の実施形態の製造方法につ
いて、図2(a)〜(d)を参照して説明する。
【0047】図2(a)およびその一部拡大図2(b)
は、実施形態1で説明した図1(e)と同様に、吸収シ
ート22に、導電性ペースト12のバインダ成分16の
一部を吸収させた後の絶縁基材2等を示す図である。実
施形態1で説明したように、配線材料6を穴底とするブ
ラインドビアホール8に充填された導電性ペースト12
のバインダ成分16は、図1(d)に示すように吸収シ
ート22によって吸収されるために、図2(a)および
(b)に示すように、ブラインドビアホール8の上部に
空間9が形成される。
【0048】本実施形態2では、上記のようにブライン
ドビアホール8の上部に形成された空間9に、図2
(c)に示すように導電性ペースト12を充填させる
(第2の充填工程)。この導電性ペースト12の第2の
充填工程は、上述の実施形態1の図1(b)で説明した
第1の充填工程と同様にスキージ10を用いて行われ
る。第2の充填工程において、導電性ペースト12は、
ブラインドビアホール8における導電性ペースト12の
上面12aの高さがカバーフィルム4の上面4aと同様
の高さになるまで充填される。
【0049】このようにして、導電性ペースト12を再
度ブラインドビアホール8に充填することによって、図
2(d)に示すようにブラインドビアホール8に導電性
ペースト12が補充され、ブラインドビアホール8内の
導電性粒子を増加させることができる。なお、図2
(d)において、第2の充填工程によって増加した導電
性粒子を参照番号13で示す。
【0050】以上説明したように、本実施形態による
と、第1の充填工程でブラインドビアホール8に充填し
た導電性ペースト12のバインダ成分16の一部を吸収
シートに吸収させた後、この吸収によってブラインドビ
アホール8の上部に形成された空間部分9に、さらに導
電性ペースト12を充填させる。これにより、ブライン
ドビアホール8内により多量の導電性粒子を充填させる
ことができるので、最終的に得られる配線基板におい
て、電気的接続の信頼性をより向上させることができ
る。なお、本実施形態において、図2(c)および
(d)に示すようにブラインドビアホール8に導電性ペ
ースト12を補充した後、図1(d)と同様に、再び、
導電性ペースト12のバインダ成分の一部を吸収シート
4に吸収させて除去することがより好ましい。これによ
り、ブラインドビアホール8内にさらに高い含有率で導
電性粒子を充填させることができる。
【0051】次に本発明の配線基板の製造装置について
説明する。本発明の配線基板の製造装置は、導電性粒子
およびバインダ成分を含むペーストを、スキージによっ
て絶縁基材のブラインドビアホールに充填するペースト
充填装置に加えて、ペーストのバインダ成分の一部を吸
収シートに吸収させる吸収装置を有する。以下の実施の
形態3〜8で、本発明の様々な態様の吸収装置について
説明する。なお、これらの吸収装置は、上述した実施形
態1の製造方法の導電性ペースト吸収工程(図1の
(d))において使用される。
【0052】(実施の形態3)図3は吸収装置の一例を
示す。図3に示す本実施形態の吸収装置40は、表面に
吸収シート22が設けられた基板材料46を保持する基
台42と、基板材料46の主面に平行な面において、基
板材料46に対して相対移動可能な(図3の矢印44a
方向)支持体44と、支持体44に接続され、基板材料
46の厚み方向(図3の矢印44b)に移動可能な加圧
ローラ18とを備える。なお、上述の基板材料46は、
上述の実施形態1で説明した絶縁基材2と、絶縁基材2
の両主面に設けられた配線材料6およびカバーフィルム
4と、配線材料6を穴底とするブラインドビアホール8
に充填された導電性ペースト12とからなる。
【0053】上記加圧ローラ18は、金属ローラ19の
外周部にウレタンゴムなどの弾力性材料20をコートし
てなることが好ましい。このような加圧ローラ18によ
って吸収シート22をプレスすると、ペースト12で充
填されたブラインドビアホール8に、吸収シート22が
より押し込められ、吸収シート22が導電性ペーストに
より密着するので、吸収シート22に導電性ペースト1
2のバインダ成分16をさらに効果的に吸収させること
ができるからである。
【0054】以下、この吸収装置40の使用方法を説明
する。まず、基台42に上記基板材料46を吸引などの
方法によって保持する。次に、吸収シート22を基板材
料46の表面に配置し、この吸収シート22に加圧ロー
ラ18を接触させながら、ローラ18に圧力を印加す
る。このように、加圧ローラ18に圧力を印加させた状
態で支持体44を移動させて(矢印44a方向)、基板
材料46の主面全体をローラ加圧し、吸収シート22を
導電性ペースト12に密着させて、吸収シート22に導
電性ペースト12のバインダ成分16の一部を吸収させ
る。吸収後、加圧ローラ18を上昇させて(矢印44b
方向)、吸収シート22を基板材料46の表面に対して
平行方向に移動させながら剥離する。本実施形態による
と、簡単な装置でブラインドビアホール8に導電性粒子
を高密度に充填させることができる。
【0055】(実施の形態4)図4は実施の形態4の吸
収装置を示す。図4に示す本実施形態の吸収装置48
は、加圧ローラ18を挟んで供給ローラ52および巻き
取りローラ50を備えることにおいて、図3の吸収装置
40と異なる。吸収装置48において、供給ローラ52
は回転しながら吸収シート22を加圧ローラ18に供給
し、加圧ローラ18に供給された吸収シート22は巻き
取りローラ50が回転しながら巻き取る。また、吸収シ
ート22は、加圧ローラ22の直下においてのみ基板材
料46に接触するように、その両端が上記の2つのロー
ラ50、52によって支持されている。
【0056】以下、この吸収装置48の使用方法を説明
する。まず、上述の吸収装置40と同様に、基台42に
基板材料46を吸引などの方法によって保持する。次
に、吸収シート22を基板材料46の表面に接触しない
ように(吸収シート22と基板材料46表面との距離が
例えば10mm)、巻き取りローラ50および供給ロー
ラ52によってその両端を支持する。さらに、供給ロー
ラ52および巻き取りローラ50を回転させながら、供
給ローラ52から供給される吸収シート22を、巻き取
りローラ50で巻き取って行く。吸収シート22の張力
は例えば供給ローラ52によってコントロール可能であ
る。吸収シート22を上記のように移動させた状態で、
吸収シート22に加圧ローラ18を降下させて、加圧ロ
ーラ18の直下においてのみ吸収シート22を基板材料
46の表面に接触させる。さらに、回転する加圧ローラ
18に圧力を加えながら支持体44を移動させて(矢印
44a方向)、基板材料46の主面全体をローラ加圧
し、吸収シート22に導電性ペースト12のバインダ成
分16の一部を吸収させる。吸収シート22は巻き取り
ローラ50で巻き取られて移動するので、吸収シート2
2と導電性ペースト12との接触部分において、吸収シ
ート22とペースト12との間に剪断力が生じ、吸収シ
ート22にペースト12が余分に取られることが防止で
きる。
【0057】基板材料46の主面全体をローラ加圧した
後、加圧ローラ18を上昇させて(矢印44b方向)、
吸収工程を終える。本実施形態によっても、簡単な装置
でブラインドビアホール8に導電性粒子を高密度に充填
させることができる。
【0058】(実施の形態5)図5は実施の形態5の吸
収装置を示す。図5に示す本実施形態の吸収装置54
は、表面に吸収シート22が設けられた基板材料46を
保持する基台42と、吸収シート22の上部に設けられ
たドーム状の容器(蓋状容器)56を備え、容器56は
真空排気装置(不図示)に接続されている。
【0059】以下、この吸収装置54の使用方法を説明
する。まず、上述の吸収装置40と同様に、基台42に
基板材料46を吸引などの方法によって保持する。次
に、吸収シート22を基板材料46の表面に配置し、吸
収シート22の上に密封空間55を形成するように蓋状
容器(ドーム状容器)56を配置する。さらに、容器5
6に接続された真空排気装置によって、容器内部55の
空気を吸引することにより、容器56の内部55の圧力
を低下させる。容器56の内部55が減圧されることよ
り、吸収シート22を介してペースト12のバインダ成
分の一部が吸引される。
【0060】本実施形態によっても、簡単な装置でブラ
インドビアホール8に導電性粒子を高密度に充填させる
ことができる。
【0061】(実施の形態6)図6は実施の形態6の吸
収装置を示す。図6に示す本実施形態の吸収装置58
は、表面に吸収シート22が設けられた基板材料46を
保持する基台42と、吸収シート22の上部に設けられ
たプレス板60とを備える。また、プレス板60は、基
板材料46との対向面に、焼結金属などの多孔性(通気
性)材料からなる多孔性基材62を有し、この多孔性基
材62は真空排気装置に接続されている。
【0062】以下、吸収装置58の使用方法を説明す
る。まず、上述の吸収装置40と同様に、基台42に基
板材料46を吸引などの方法によって保持する。次に、
吸収シート22を基板材料46の表面に配置し、プレス
板60の多孔性基材62が吸収シート22に密着するよ
うに、吸収シート22の上にプレス板60を配置する。
【0063】続いて、多孔性基材62を真空排気装置で
吸引することによって、多孔性基材62の孔空間を減圧
させるとともに、プレス板60に圧力を加える。プレス
板60によって吸収シートがプレスされることにより、
吸収シートとペーストとが密着し、さらに、多孔性基材
62の孔空間が減圧されることより、吸収シート22を
介してペースト12のバインダ成分の一部が吸引され
る。
【0064】本実施形態によっても、簡単な装置でブラ
インドビアホール8に導電性粒子を高密度に充填させる
ことができる。
【0065】(実施の形態7)図7は実施の形態7の吸
収装置を示す。図7に示す本実施形態の吸収装置64
は、表面に吸収シート22が設けられた基板材料46を
保持する基台42と、吸収シート22の上部に設けられ
たプレス板66とを備える。
【0066】以下、この吸収装置64の使用方法を説明
する。まず、上述の吸収装置40と同様に、基台42に
基板材料46を吸引などの方法によって保持する。次
に、吸収シート22を基板材料46の表面に配置し、プ
レス板66に圧力を加える。これにより、吸収シート2
2がブラインドビアホール内のペースト12に密着し、
ペースト12のバインダ成分の一部が吸収シート22に
吸収される。なお、このような吸収工程において、導電
性ペースト12のバインダ成分16が硬化しない温度ま
で基板材料46を加温させると、導電性ペースト12の
粘度が低下して流動性が上昇するので、吸収シート22
に吸収されやすくなる。
【0067】本実施形態によっても、簡単な装置でブラ
インドビアホール8に導電性粒子を高密度に充填させる
ことができる。
【0068】上記吸収装置64において、プレス板66
の吸収シート22に対向する面65は図7のような平面
に限られず、複数の凸部を有する面であってもよい。こ
の場合、プレス板66の凸部によって吸収シート22が
ブラインドビアホール内に押し込められて、吸収シート
22がブラインドビアホール内のペースト12に密着
し、ペースト12のバインダ成分の一部が吸収シート2
2に吸収される。
【0069】(実施の形態8)図8は実施の形態8の吸
収装置を示す。図8に示す本実施形態の吸収装置68
は、表面に吸収シート22が設けられた基板材料46を
保持する基台42と、基台42に内蔵された振動板70
とを備える。振動板70に振動を印加する方法として
は、例えば超音波、高周波、低周波による振動や衝撃に
よるものなどがあり、ペーストの材料特性、ブラインド
ビアホールの形状などを考慮して、最適な衝撃の印加方
式を適宜選定すればよい。
【0070】以下、この吸収装置68の使用方法を説明
する。まず、上述の吸収装置40と同様に、基台42に
基板材料46を吸引などの方法によって保持する。次
に、吸収シート22を基板材料46の表面に配置して、
基台42に内蔵される振動板70を振動させる。
【0071】振動板70によって基板材料46が振動さ
れることにより、導電性ペースト12の導電性粒子14
がブラインドビアホールの下部に、バインダ成分がブラ
インドビアホールの上部に分離される。このような分離
状態にあるペースト12が吸収シート22に接触する
と、ブラインドビアホールの上部にあるペーストのバイ
ンダ成分が吸収シート22によって効率的に吸収され
る。
【0072】本実施形態によっても、簡単な装置でブラ
インドビアホール8に導電性粒子を高密度に充填させる
ことができる。また、本実施形態8の装置は、他の実施
の形態の装置と組み合わせて構成することがより好まし
い。これにより、より効率的にペーストのバインダ成分
の吸収および除去を行うことができる。なお、組み合わ
せは、ペーストの材料特性、ブラインドビアホールの形
状、装置コストなどを考慮して適宜決定される。
【0073】上述の実施形態3〜8の吸収装置を使用し
てペーストのバインダ成分の一部を吸収除去させる際、
導電性ペースト12のバインダ成分16が硬化しない温
度まで基板材料を加温させることが好ましい。これによ
り、導電性ペースト12の粘度が低下して流動性が高ま
るので、ペーストのバインダ成分が効率的に吸収シート
22に吸収される。また、実施形態3および5〜8の吸
収装置において、吸収シート22を基板材料46の表面
から剥離する際、吸収シート22を基板材料46から浮
かさないで、基板材料46と平行に剪断剥離することが
好ましい。これは、吸収シート22の表面に付着した導
電性ペーストが吸収シート22の剥離に従って除去され
て、電気的接続に必要とされる導電性粒子までもが除去
されてしまうのを防止するためである。
【0074】本発明は、配線基板のみならず、電子部品
におけるブラインドビアを有する基材にも適用可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、ブライ
ンドビアホールに導電性ペーストの導電性粒子を高密度
に充填させることができるので、プリント配線基板など
の限られた面積内に高密度配線を形成する場合であって
も、極めて高い電気的な接続信頼性を実現させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(h)は本発明の実施の形態1に係
る配線基板の製造方法を説明する断面図である。
【図2】 (a)〜(d)は本発明の実施の形態2に係
る配線基板の製造方法を説明する断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係る吸収装置の断面
図である。
【図4】 本発明の実施の形態4に係る吸収装置の断面
図である。
【図5】 本発明の実施の形態5に係る吸収装置の断面
図である。
【図6】 本発明の実施の形態6に係る吸収装置の断面
図である。
【図7】 本発明の実施の形態7に係る吸収装置の断面
図である。
【図8】 本発明の実施の形態8に係る吸収装置の断面
図である。
【図9】 (a)〜(h)は従来のプリント配線基板の
製造工程を示す断面図である。
【図10】 従来のプリント配線基板を示す断面図であ
る。
【図11】 本発明の多層配線基板を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 電気絶縁性基材 2a 電気絶縁性基材の表面 2b 電気絶縁性基材の底面 4 カバーフィルム 4a カバーフィルムの上面 6 配線材料 8 ブラインドビアホール 10 スキージ 12 導電性ペースト 12a、12b 導電性ペーストの上面 14 導電性粒子 16 バインダ成分 18 加圧ローラ 19 金属ローラ 20 弾力性材料 22 吸収シート 24 配線材料 30 両面配線基板 40、48、54、58、64、68 吸収装置 42 基台 44 支持体 46 基板材料 100 多層配線基板
フロントページの続き (72)発明者 小山 雅義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 禎志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E317 AA24 BB01 BB11 CC17 CC18 CC25 CD27 CD36 GG11 GG14 5E346 AA12 AA42 AA43 CC04 CC08 CC09 CC10 FF18 GG15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に基材保持材が設けられた絶縁基材
    に、前記基材保持材を底とするブラインドビアホールを
    設ける工程と、 前記絶縁基材の表面に載せた、導電性粒子およびバイン
    ダ成分を含有するペーストを、スキージを用いて前記ブ
    ラインドビアホールに充填する工程と、 前記絶縁基材の表面に吸収シートを配置して、前記ペー
    ストの前記バインダ成分の一部を前記吸収シートに吸収
    させることにより、前記ペースト内の前記導電性粒子の
    含有率を増大させる工程とを有する高導電性配線基板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ペーストの前記バインダ成分を前記
    吸収シートに吸収させることによって前記ブラインドビ
    アホール上部に形成された空間に、前記ペーストをさら
    に充填する工程を有する請求項1に記載の高導電性配線
    基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸収
    させる工程は、前記絶縁基材表面に配置された前記吸収
    シートをプレスして行われる請求項1または2に記載の
    高導電性配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 回転しながら、前記吸収シートの表面を
    前記基材に対して相対的に移動する加圧ローラを用い
    て、前記吸収シートのプレスを行う請求項3に記載の高
    導電性配線基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 回転移動する前記加圧ローラの直下にお
    いてのみ前記吸収シートが前記基材と接触するように、
    前記吸収シートの両端をそれぞれ供給ローラと巻き取り
    ローラとで支持し、前記供給ローラおよび前記巻き取り
    ローラを回転させることによって、前記供給ローラから
    前記加圧ローラに前記吸収シートを供給し、前記加圧ロ
    ーラに供給された前記吸収シートを前記巻き取りローラ
    で巻き取りながら、前記加圧ローラによって前記吸収シ
    ートのプレスを行う請求項4に記載の高導電性配線基板
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸収
    させる工程は、前記吸収シートの表面に密封空間を形成
    し、前記密封空間を減圧させて行われる請求項1または
    2に記載の高導電性配線基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸収
    させる工程は、前記吸収シートの表面に多孔性板を設け
    て、該多孔性板の孔空間を減圧させて行われる請求項1
    または2に記載の高導電性配線基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸収
    させる工程の前に、前記絶縁基材を振動させることによ
    り、前記ペーストの前記導電性粒子と前記バインダ成分
    とを分離させる工程を有する請求項1から7のいずれか
    に記載の高導電性配線基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸収
    させる工程の前に、前記ペーストを、前記ペーストが硬
    化しない温度まで加熱して粘度を低下させる工程を有す
    る請求項1から8のいずれかに記載の高導電性配線基板
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ペーストの前記バインダ成分を吸
    収させる工程の後に、前記絶縁基材の表面に対して実質
    的に平行に前記吸収シートを移動させながら前記吸収シ
    ートを前記絶縁基材から除去する工程を有する請求項1
    から9のいずれかに記載の高導電性配線基板の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 導電性粒子およびバインダ成分を含有
    するペーストで充填されたビアホールを有する絶縁基材
    と、該絶縁基材の両主面にそれぞれ設けられた導電層と
    を有し、前記ビアホールの前記ペーストによって前記導
    電層同士が導通された高導電性配線基板であって、 前記ペーストの前記バインダ成分の一部が吸収シートに
    よって吸収されることにより、前記ペースト内の前記導
    電性粒子の含有率が増大された高導電性配線基板。
  12. 【請求項12】 導電性粒子およびバインダ成分を含む
    ペーストを、スキージによって絶縁基材のブラインドビ
    アホールに充填するペースト充填装置を備えた高導電性
    配線基板の製造装置が、前記ペーストの前記バインダ成
    分の一部を吸収シートに吸収させる吸収装置を有し、前
    記吸収装置は、 前記ペーストが充填された前記ブラインドビアホールを
    有する前記絶縁基材であって、表面に前記吸収シートが
    設けられた前記絶縁基材を保持する基台と、 前記吸収シートの上で回転しながら前記絶縁基材に対し
    て相対的に移動する加圧ローラであって、前記吸収シー
    トをプレスして前記吸収シートを前記ペーストに密着さ
    せる加圧ローラとを有する高導電性配線基板の製造装
    置。
  13. 【請求項13】 前記加圧ローラは、表面に弾力性材料
    がコートされてなる請求項12に記載の高導電性配線基
    板の製造装置。
  14. 【請求項14】 前記吸収装置は、前記吸収シートの両
    端をそれぞれ支持する供給ローラおよび巻き取りローラ
    を有し、前記供給ローラおよび巻き取りローラは、回転
    移動する前記加圧ローラの直下においてのみ前記吸収シ
    ートが前記基材と接触するように、前記加圧ローラの両
    側に配置され、 前記供給ローラと前記巻き取りローラとを回転させるこ
    とによって、前記供給ローラから前記加圧ローラに前記
    吸収シートを供給し、前記加圧ローラに供給された前記
    吸収シートを前記巻き取りローラで巻き取る請求項12
    に記載の高導電性配線基板の製造装置。
  15. 【請求項15】 導電性粒子およびバインダ成分を含む
    ペーストを、スキージによって絶縁基材のブラインドビ
    アホールに充填するペースト充填装置を備えた高導電性
    配線基板の製造装置が、前記ペーストの前記バインダ成
    分の一部を吸収シートに吸収させる吸収装置を有し、前
    記吸収装置は、 前記ペーストが充填された前記ブラインドビアホールを
    有する前記絶縁基材であって、表面に前記吸収シートが
    設けられた前記絶縁基材を保持する基台と、 前記吸収シートの上に密封空間を形成するように設けら
    れた蓋状容器であって、真空排気装置によって前記密封
    空間が減圧される蓋状容器とを有する高導電性配線基板
    の製造装置。
  16. 【請求項16】 導電性粒子およびバインダ成分を含む
    ペーストを、スキージによって絶縁基材のブラインドビ
    アホールに充填するペースト充填装置を備えた高導電性
    配線基板の製造装置が、前記ペーストの前記バインダ成
    分の一部を吸収シートに吸収させる吸収装置を有し、前
    記吸収装置は、 前記ペーストが充填された前記ブラインドビアホールを
    有する前記絶縁基材であって、表面に前記吸収シートが
    設けられた前記絶縁基材を保持する基台と、 前記吸収シートの上に設けられたプレス板であって、前
    記吸収シートをプレスして前記ペーストに密着させるプ
    レス板とを有する高導電性配線基板の製造装置。
  17. 【請求項17】 前記プレス板の前記吸収シートに対向
    する面が、平面または、複数の凸部を有する面である請
    求項16に記載の高導電性配線基板の製造装置。
  18. 【請求項18】 前記プレス板は、前記吸収シートとの
    対向面に多孔性板を有し、前記多孔性板に連結された真
    空排気装置によって前記多孔性板の孔空間が減圧される
    請求項16に記載の高導電性配線基板の製造装置。
  19. 【請求項19】 前記多孔性板は、焼結金属と、多数の
    穴加工が施された平板と、有機または無機材料の粒子か
    らなり粒子間に空隙を有する板のうちのいずれかである
    請求項18に記載の高導電性配線基板の製造装置。
  20. 【請求項20】 前記絶縁基材を振動させて、前記ペー
    ストの前記導電性粒子と前記バインダ成分とを分離させ
    る振動装置をさらに有する請求項12から19のいずれ
    かに記載の高導電性配線基板の製造装置。
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