JP2003282226A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JP2003282226A
JP2003282226A JP2002080711A JP2002080711A JP2003282226A JP 2003282226 A JP2003282226 A JP 2003282226A JP 2002080711 A JP2002080711 A JP 2002080711A JP 2002080711 A JP2002080711 A JP 2002080711A JP 2003282226 A JP2003282226 A JP 2003282226A
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JP
Japan
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series circuit
capacitor
internal connection
connection point
diode
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Application number
JP2002080711A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Mino
和明 三野
Michio Tamate
道雄 玉手
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の部品点数を削減し、また、フィルタを
構成するリアクトルやコンデンサの定数を小さくして装
置の小形・軽量化、低コスト化を図る。 【解決手段】 ダイオード直列回路と、コンデンサ直列
回路と、スイッチングアーム直列回路とを並列接続し、
かつ、スイッチングアームに並列にコンデンサをそれぞ
れ接続すると共に、加熱コイルの一端をスイッチングア
ーム直列回路の内部接続点に接続し、加熱コイルの他端
を前記コンデンサ直列回路の内部接続点に接続して誘導
加熱器を構成する。N(Nは2以上の自然数)台の誘導
加熱器のダイオード直列回路の内部接続点同士を接続し
た第1の接続点と、コンデンサ直列回路の内部接続点同
士を接続した第2の接続点との間に、単一のリアクトル
と単相交流電源とを直列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やレスト
ランなどで使用される誘導加熱調理器や金属溶解、シー
ムレス溶接などに使用される産業用誘導加熱装置に関
し、詳しくは、スイッチング素子を用いて交流電源から
高周波交流を作り出す電力変換回路の構成方法に特徴を
有する誘導加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、同一構成の2台の誘導加熱器1
01,201を単相交流電源ACに並列に接続した従来
の誘導加熱装置の主回路構成図である。以下、一方の誘
導加熱器101を例に挙げてその構成を説明する。
【0003】図7において、ダイオードD,Dから
なるダイオード直列回路と、コンデンサC,Cから
なるコンデンサ直列回路と、互いに逆並列接続された半
導体スイッチング素子S及びダイオードDからなる
スイッチングアーム、並びに、半導体スイッチング素子
及びダイオードDからなるスイッチングアームに
より構成されたスイッチングアーム直列回路とが、各々
並列接続されている。また、各スイッチングアームに
は、コンデンサC,Cがそれぞれ並列に接続されて
いる。
【0004】前記ダイオード直列回路の内部接続点とコ
ンデンサ直列回路の内部接続点との間には、リアクトル
を介して単相交流電源ACが接続されている。更
に、スイッチングアーム直列回路の内部接続点とコンデ
ンサ直列回路の内部接続点との間には、加熱コイルLo
が接続されている。ここで、リアクトルLはコンデ
ンサCまたはCと共にフィルタを構成しており、交
流入力電流の高調波を低減する役割を果たしている。
【0005】また、他方の誘導加熱器201は、リアク
トルL、ダイオードD〜D、コンデンサC〜C
、半導体スイッチング素子S,S及び加熱コイル
Lo から構成されている。なお、並列接続される誘導
加熱器は2台に限らず、3台以上の場合もある。
【0006】以下、この従来技術の運転時の動作を説明
する。まず、誘導加熱器101において、交流電源電圧
が正(ダイオードD側を正極性とする)の期間にスイ
ッチング素子Sをオンさせると、交流電源AC→リア
クトルL→ダイオードD→スイッチング素子S
加熱コイルLo→交流電源ACの経路で加熱コイルLo
の電流が増加する。交流電源ACにはダイオードD
を介してコンデンサCが並列に接続されているので、
高周波的にはコンデンサCから加熱コイルLoに電
流が供給されることになる。
【0007】次に、スイッチング素子Sをオフさせる
と、加熱コイルLoの電流はコンデンサCを充電
し、かつコンデンサCを放電する方向にコンデンサC
に流れ込み、コンデンサCの電圧は緩やかに上昇す
るのでスイッチング素子Sは零電圧ターンオフ動作と
なる。その後、ダイオードDが自然に導通し、加熱コ
イルLoを流れる電流がコンデンサCを充電する。
この時、スイッチング素子Sをオンさせると、コンデ
ンサCと加熱コイルLoとは共振回路を構成してい
るので、電流はスイッチング素子Sを通る経路に反転
する。この状態でスイッチング素子Sをオフさせる
と、加熱コイルLoの電流はコンデンサCを充電
し、かつコンデンサCを放電する方向にコンデンサC
に流れ込み、コンデンサCの電圧は緩やかに上昇す
るのでスイッチング素子Sは零電圧ターンオフ動作と
なる。
【0008】次にダイオードDが自然に導通し、加熱
コイルLoを流れる電流がコンデンサCを充電す
る。この時、スイッチング素子Sをオンさせるとコン
デンサCと加熱コイルLoとは共振回路を構成して
いるので、電流はスイッチング素子Sを通る経路に反
転する。このような動作を高周波で繰り返すことによ
り、加熱コイルLoには高周波の電流が供給される。
交流電源電圧が負の期間には、スイッチング素子S
の動作を正の期間の動作と逆にするだけで、全体の
動作は同様となる。
【0009】図8は誘導加熱装置の他の従来技術を示す
もので、この従来技術においても、同一構成の2台の誘
導加熱器102,202を単相交流電源ACに並列に接
続して構成されている。この従来技術では、図7におい
て各スイッチングアームに並列接続されていたコンデン
サC,C,C,Cを除去すると共にし、加熱コ
イルLo,Lo に並列にコンデンサC,C10が接
続される。
【0010】一方の誘導加熱器102の動作を略述する
と、交流電源電圧が正の期間にスイッチング素子S
オンさせると、交流電源AC→リアクトルL→ダイオ
ードD→スイッチング素子S→加熱コイルLo
交流電源ACの経路で加熱コイルLoの電流が増加す
る。この時、コンデンサCはスイッチング素子S
が正になるように充電されており、この極性を正極性と
する。ここで、交流電源ACにはダイオードDを介し
てコンデンサCが並列に接続されているので、高周波
的には、コンデンサCから加熱コイルLoの電流が
供給される。
【0011】スイッチング素子Sをオフさせると、加
熱コイルLoの電流はコンデンサCに流れ込むた
め、コンデンサCの電圧は緩やかに低下してスイッチ
ング素子Sは零電圧ターンオフ動作となる。コンデン
サCの電圧が低下すると次にダイオードDが自然に
導通し、加熱コイルLoを介してコンデンサCを正
の極性に充電する。この時、スイッチング素子Sをオ
ンさせると、コンデンサCと加熱コイルLoとは共
振回路を構成しているので、電流はスイッチング素子S
を通る経路に反転し、コンデンサCは負の方向に充
電される。この状態でスイッチング素子Sをオフさせ
ると、加熱コイルLoの電流はコンデンサCを放電
させる。
【0012】その後、スイッチング素子Sの電圧は緩
やかに上昇し、スイッチング素子S は零電圧ターンオ
フ動作となる。次にダイオードDが自然に導通し、コ
ンデンサCを充電する。この時、スイッチング素子S
をオンさせるとコンデンサCと加熱コイルLo
は共振回路を構成しているので、電流はスイッチング素
子Sを通る経路に反転する。
【0013】以上のような動作を高周波で繰り返すこと
により、加熱コイルLoには高周波の電流が供給され
る。交流電源電圧が負の期間には、スイッチング素子S
,Sの動作を交流電源電圧が正の期間の動作と逆に
するだけで、全体の動作は同様となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図7,図8に示した従
来技術では、交流電源に並列接続される複数台の誘導加
熱器が何れも同一の構成であり、誘導加熱器の台数に比
例して部品点数も増加する。そこで請求項1〜請求項6
に記載した発明は、回路構成部品を一部共通化すること
によって全体の部品点数を削減し、装置の小形・軽量
化、低コスト化を可能にした誘導加熱装置を提供しよう
とするものである。
【0015】また、請求項7に記載した発明は、ある誘
導加熱器のスイッチング素子を駆動するための制御信号
に対して他の誘導加熱器のスイッチング素子を駆動する
ための制御信号の位相をずらすことにより、交流入力電
流に含まれる高調波の周波数を高くし、これによってフ
ィルタを構成するリアクトルやコンデンサの定数(イン
ダクタンス値や容量値)を小さくしてこれらの部品の小
形・軽量化、低コスト化を図った誘導加熱装置を提供し
ようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、2個のダイオードからなる
ダイオード直列回路と、2個のコンデンサからなるコン
デンサ直列回路と、逆並列接続された半導体スイッチン
グ素子及びダイオードからそれぞれ構成された2個のス
イッチングアームからなるスイッチングアーム直列回路
とを並列接続し、かつ、前記スイッチングアームに並列
にコンデンサをそれぞれ接続すると共に、加熱コイルの
一端を前記スイッチングアーム直列回路の内部接続点に
接続し、前記加熱コイルの他端を前記コンデンサ直列回
路の内部接続点に接続して誘導加熱器を構成し、N(N
は2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記ダイオー
ド直列回路の内部接続点同士を接続した第1の接続点
と、前記コンデンサ直列回路の内部接続点同士を接続し
た第2の接続点との間に、単一のリアクトルと単相交流
電源とを直列に接続したものである。
【0017】請求項2記載の発明は、2個のダイオード
からなるダイオード直列回路と、2個のコンデンサから
なるコンデンサ直列回路と、逆並列接続された半導体ス
イッチング素子及びダイオードからそれぞれ構成された
2個のスイッチングアームからなるスイッチングアーム
直列回路とを並列接続し、かつ、加熱コイルの一端を前
記スイッチングアーム直列回路の内部接続点に接続し、
前記加熱コイルの他端を前記コンデンサ直列回路の内部
接続点に接続すると共に、前記加熱コイルに並列にコン
デンサを接続して誘導加熱器を構成し、N(Nは2以上
の自然数)台の前記誘導加熱器の前記ダイオード直列回
路の内部接続点同士を接続した第1の接続点と、前記コ
ンデンサ直列回路の内部接続点同士を接続した第2の接
続点との間に、単一のリアクトルと単相交流電源とを直
列に接続したものである。
【0018】請求項3記載の発明は、2個のコンデンサ
からなるコンデンサ直列回路と、逆並列接続された半導
体スイッチング素子及びダイオードからそれぞれ構成さ
れた2個のスイッチングアームからなるスイッチングア
ーム直列回路とを並列接続し、かつ、前記スイッチング
アームに並列にコンデンサをそれぞれ接続すると共に、
加熱コイルの一端を前記スイッチングアーム直列回路の
内部接続点に接続し、前記加熱コイルの他端を前記コン
デンサ直列回路の内部接続点に接続して誘導加熱器を構
成し、N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の
前記コンデンサ直列回路をそれぞれ並列に接続すると共
に各コンデンサ直列回路の内部接続点同士を接続し、か
つ、これらのコンデンサ直列回路に対して、2個のダイ
オードからなる単一のダイオード直列回路を並列に接続
し、このダイオード直列回路の内部接続点と前記コンデ
ンサ直列回路の内部接続点との間に、単一のリアクトル
と単相交流電源とを直列に接続したものである。
【0019】請求項4記載の発明は、2個のコンデンサ
からなるコンデンサ直列回路と、逆並列接続された半導
体スイッチング素子及びダイオードからそれぞれ構成さ
れた2個のスイッチングアームからなるスイッチングア
ーム直列回路とを並列接続し、かつ、加熱コイルの一端
を前記スイッチングアーム直列回路の内部接続点に接続
し、前記加熱コイルの他端を前記コンデンサ直列回路の
内部接続点に接続すると共に、前記加熱コイルに並列に
コンデンサを接続して誘導加熱器を構成し、N(Nは2
以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記コンデンサ直
列回路をそれぞれ並列に接続すると共に各コンデンサ直
列回路の内部接続点同士を接続し、かつ、これらのコン
デンサ直列回路に対して、2個のダイオードからなる単
一のダイオード直列回路を並列に接続し、このダイオー
ド直列回路の内部接続点と前記コンデンサ直列回路の内
部接続点との間に、単一のリアクトルと単相交流電源と
を直列に接続したものである。
【0020】請求項5記載の発明は、逆並列接続された
半導体スイッチング素子及びダイオードからそれぞれ構
成された2個のスイッチングアームからなるスイッチン
グアーム直列回路と、前記スイッチングアームにそれぞ
れ並列に接続されたコンデンサと、前記スイッチングア
ーム直列回路の内部接続点に一端が接続された加熱コイ
ルとによって誘導加熱器を構成すると共に、2個のダイ
オードからなる単一のダイオード直列回路と、2個のコ
ンデンサからなる単一のコンデンサ直列回路と、N(N
は2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記スイッチ
ングアーム直列回路とをそれぞれ並列に接続し、各誘導
加熱器の前記加熱コイルの他端を一括して前記コンデン
サ直列回路の内部接続点に接続し、前記ダイオード直列
回路の内部接続点と前記コンデンサ直列回路の内部接続
点との間に、単一のリアクトルと単相交流電源とを直列
に接続したものである。
【0021】請求項6記載の発明は、逆並列接続された
半導体スイッチング素子及びダイオードからそれぞれ構
成された2個のスイッチングアームからなるスイッチン
グアーム直列回路と、前記スイッチングアーム直列回路
の内部接続点に一端が接続された加熱コイルと、この加
熱コイルに並列に接続されたコンデンサとによって誘導
加熱器を構成すると共に、2個のダイオードからなる単
一のダイオード直列回路と、2個のコンデンサからなる
単一のコンデンサ直列回路と、N(Nは2以上の自然
数)台の前記誘導加熱器の前記スイッチングアーム直列
回路とをそれぞれ並列に接続し、各誘導加熱器の前記加
熱コイルの他端を一括して前記コンデンサ直列回路の内
部接続点に接続し、前記ダイオード直列回路の内部接続
点と前記コンデンサ直列回路の内部接続点との間に、単
一のリアクトルと単相交流電源とを直列に接続したもの
である。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れか1項に記載した誘導加熱装置において、1台の誘導
加熱器の半導体スイッチング素子を駆動する制御信号に
対して、他の誘導加熱器の半導体スイッチング素子を駆
動する制御信号の位相をずらしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず、図1は本発明の第1実施形態を示
す誘導加熱装置の主回路構成図であり、請求項1に相当
する。なお、図7と同一の回路部品については同一の参
照符号を付してある。この実施形態では、ダイオードD
〜D、コンデンサC〜C、スイッチング素子S
,S及び加熱コイルLoにより第1の誘導加熱器
11が構成され、同様にしてダイオードD〜D、コ
ンデンサC〜C、スイッチング素子S,S及び
加熱コイルLoにより第2の誘導加熱器21が構成さ
れている。
【0024】そして、ダイオードD,Dからなるダ
イオード直列回路の内部接続点とダイオードD,D
からなるダイオード直列回路の内部接続点とが接続され
(この接続点を第1の接続点とする)、コンデンサ
,Cからなるコンデンサ直列回路の内部接続点と
コンデンサC,Cからなるコンデンサ直列回路の内
部接続点とが接続されている(この接続点を第2の接続
点とする)と共に、第1の接続点と第2の接続点との間
に、リアクトルLと単相交流電源ACとが直列に接続
されている。すなわち、本実施形態では第1,第2の誘
導加熱器11,21が交流入力側のリアクトルLを共
用しており、見方を変えれば、第1の誘導加熱器11と
リアクトルLとによって図7の誘導加熱器101が構
成され、第2の誘導加熱器21とリアクトルLとによ
って図7の誘導加熱器201が構成される。
【0025】この実施形態の動作は図7と概ね同様であ
るが、第1の誘導加熱器11の入力電流はリアクトルL
を流れ、第2の誘導加熱器21の入力電流もリアクト
ルL を流れる。よって、リアクトルLは各誘導加熱
器11,12に対して従来と同様にフィルタの役割を果
たす。このように本実施形態では、図7におけるリアク
トルL,Lを単一のリアクトルLによって構成す
ることができるので、誘導加熱装置全体としての部品点
数が削減され、装置の小形・軽量化、低コスト化が可能
となる。
【0026】次に、図2は本発明の第2実施形態を示す
誘導加熱装置の主回路構成図であり、請求項2に相当す
る。なお、図1、図8と同一の回路部品については同一
の参照符号を付してある。この実施形態は、ダイオード
〜D、コンデンサC,C,C、スイッチン
グ素子S,S及び加熱コイルLoにより第1の誘
導加熱器12が構成され、同様にしてダイオードD
、コンデンサC,C,C10、スイッチング素
子S,S及び加熱コイルLoにより第2の誘導加
熱器22が構成されている。
【0027】また、図1と同様に、誘導加熱器12,2
2の各ダイオード直列回路の内部接続点同士が接続さ
れ、各コンデンサ直列回路の内部接続点同士が接続され
ていると共に、これらの接続点の間に、リアクトルL
と単相交流電源ACとが直列に接続されている。本実施
形態においても、第1,第2の誘導加熱器12,22が
リアクトルLを共用しており、言い換えれば、第1の
誘導加熱器12とリアクトルLとによって図8の誘導
加熱器102が構成され、第2の誘導加熱器22とリア
クトルL とによって図8の誘導加熱器202が構成さ
れている。
【0028】本実施形態でも、リアクトルLは各誘導
加熱器12,22に対して従来と同様にフィルタの役割
を果たしており、図8におけるリアクトルL,L
単一のリアクトルLによって構成することで部品点数
の削減、装置の小形・軽量化、低コスト化が可能とな
る。
【0029】図3は本発明の第3実施形態を示す誘導加
熱装置の主回路構成図であり、請求項3に相当する。な
お、この実施形態の回路構成部品は図1と同一である。
この実施形態では、コンデンサC〜C、スイッチン
グ素子S,S、ダイオードD,D及び加熱コイ
ルLoにより第1の誘導加熱器13が構成され、同様
にしてコンデンサC〜C、スイッチング素子S
、ダイオードD,D及び加熱コイルLoによ
り第2の誘導加熱器23が構成されている。
【0030】そして、コンデンサC,Cの直列回路
とコンデンサC,Cの直列回路とが並列に接続さ
れ、かつ、コンデンサ直列回路の内部接続点同士が一括
して接続されており、これらのコンデンサ直列回路に対
して並列にダイオードD,D の直列回路が接続され
ると共に、ダイオード直列回路の内部接続点とコンデン
サ直列回路の内部接続点との間にリアクトルLと単相
交流電源ACとが直列に接続されている。既に明らかな
ように、本実施形態では誘導加熱器13,23がダイオ
ードD,D及びリアクトルLを共用しているた
め、図7の従来技術に比べてダイオード直列回路及びリ
アクトルの部品点数を削減でき、装置の小形・軽量化、
低コスト化が可能となる。
【0031】図4は本発明の第4実施形態を示す誘導加
熱装置の主回路構成図であり、請求項4に相当する。な
お、この実施形態の回路構成部品は図2と同一である。
この実施形態では、コンデンサC,C,C、スイ
ッチング素子S,S 、ダイオードD,D及び加
熱コイルLoにより第1の誘導加熱器14が構成さ
れ、同様にしてコンデンサC,C,C10、スイッ
チング素子S,S、ダイオードD,D及び加熱
コイルLoにより第2の誘導加熱器24が構成されて
いる。
【0032】そして、図3と同様にコンデンサC,C
の直列回路とコンデンサC,C の直列回路とが並
列に接続され、かつ、コンデンサ直列回路の内部接続点
同士が一括して接続されており、これらのコンデンサ直
列回路に対して並列にダイオードD,Dの直列回路
が接続されると共に、ダイオード直列回路の内部接続点
とコンデンサ直列回路の内部接続点との間にリアクトル
と単相交流電源ACとが直列に接続されている。本
実施形態においても、誘導加熱器14,24がダイオー
ドD,D及びリアクトルLを共用しているため、
図8の従来技術に比べてダイオード直列回路及びリアク
トルの部品点数を削減でき、装置の小形・軽量化、低コ
スト化が可能となる。
【0033】図5は本発明の第5実施形態を示す誘導加
熱装置の主回路構成図であり、請求項5に相当する。な
お、この実施形態の回路構成部品は図1,図3と同一で
ある。この実施形態では、スイッチング素子S
、ダイオードD,D、コンデンサC,C
び加熱コイルLoにより第1の誘導加熱器15が構成
され、同様にしてスイッチング素子S,S、ダイオ
ードD,D、コンデンサC,C及び加熱コイル
Loにより第2の誘導加熱器25が構成されている。
【0034】そして、スイッチング素子S,Sから
なるスイッチングアーム直列回路とスイッチング素子S
,Sからなるスイッチングアーム直列回路とが並列
に接続され、これらのスイッチングアーム直列回路に並
列にダイオードD,Dの直列回路とコンデンサ
,Cの直列回路とが接続されている。また、誘導
加熱器15内のスイッチングアーム直列回路の内部接続
点に加熱コイルLoの一端が接続され、誘導加熱器2
5内のスイッチングアーム直列回路の内部接続点に加熱
コイルLoの一端が接続されており、これらの加熱コ
イルLo,Loの他端は一括してコンデンサ直列回路
の内部接続点に接続されている。更に、ダイオード直列
回路の内部接続点とコンデンサ直列回路の内部接続点と
の間に、リアクトルLと単相交流電源ACとが直列に
接続されている。
【0035】本実施形態では誘導加熱器15,25が入
力側のダイオードD,D、コンデンサC,C
びリアクトルLを共用しているため、図7の従来技術
に比べてダイオード直列回路、コンデンサ直列回路及び
リアクトルの部品点数を削減でき、装置の小形・軽量
化、低コスト化が可能となる。
【0036】図6は本発明の第6実施形態を示す誘導加
熱装置の主回路構成図であり、請求項6に相当する。な
お、この実施形態の回路構成部品は図2,図4と同一で
ある。この実施形態では、スイッチング素子S
、ダイオードD,D、コンデンサC及び加熱
コイルLoにより第1の誘導加熱器16が構成され、
同様にしてスイッチング素子S,S、ダイオードD
,D、コンデンサC 及び加熱コイルLoによ
り第2の誘導加熱器26が構成されている。
【0037】そして、図5と同様にスイッチング素子S
,Sからなるスイッチングアーム直列回路とスイッ
チング素子S,Sからなるスイッチングアーム直列
回路とが並列に接続され、これらのスイッチングアーム
直列回路に並列にダイオードD,Dの直列回路とコ
ンデンサC,Cの直列回路とが接続されている。ま
た、誘導加熱器16内のスイッチングアーム直列回路の
内部接続点に加熱コイルLoの一端が接続され、誘導
加熱器26内のスイッチングアーム直列回路の内部接続
点に加熱コイルLoの一端が接続されており、これら
の加熱コイルLo ,Loの他端は一括してコンデンサ
直列回路の内部接続点に接続されている。更に、ダイオ
ード直列回路の内部接続点とコンデンサ直列回路の内部
接続点との間に、リアクトルLと単相交流電源ACと
が直列に接続されている。
【0038】本実施形態においても、誘導加熱器16,
26が入力側のダイオードD,D 、コンデンサ
,C及びリアクトルLを共用しているため、図
8の従来技術に比べてダイオード直列回路、コンデンサ
直列回路及びリアクトルの部品点数を削減でき、装置の
小形・軽量化、低コスト化が可能となる。
【0039】上記各実施形態では、何れも誘導加熱器が
2台の場合につき説明したが、請求項1〜6記載の発明
は一般にN(Nは2以上の自然数)台の誘導加熱器を並
列接続して一つの誘導加熱装置を構成する場合に適用す
ることができる。
【0040】次に、請求項7に記載した発明の実施形態
を説明する。なお、この発明は、上記各実施形態に係る
誘導加熱装置に適用可能である。各実施形態において、
1台の誘導加熱器のスイッチング素子を駆動する制御信
号に対し、他の誘導加熱器のスイッチング素子を駆動す
る制御信号の位相をずらすことにより、交流入力電流に
含まれる高調波成分の周波数を高くすることができる。
【0041】すなわち、スイッチング素子がオンするこ
とで交流電源から加熱コイルにエネルギーを送るので入
力電流が増加し、スイッチング素子がオフすることで入
力電流が減少する。よって、誘導加熱器が単体で動作し
ている場合はスイッチング周波数と等しい周波数の高調
波成分が入力電流に含まれる。そこで、N台の誘導加熱
器が動作しているときに、各誘導加熱器における制御信
号の位相をずらすことで、入力電流に含まれる高調波成
分の周波数を誘導加熱器のスイッチング周波数のN倍に
することができる。Nが3以上の場合には制御信号の位
相を順次ずらせばよい。
【0042】第1〜第6実施形態におけるリアクトルL
とコンデンサC,CまたはC ,Cは、入力電
流の高調波成分を低減するような定数に決定するため、
高調波成分の周波数が高くなるほど、リアクトルやコン
デンサの定数(インダクタンス値や容量値)は小さくな
る。これにより、リアクトルLやコンデンサC,C
またはC,Cを小形・軽量化することができ、こ
の点でも装置を低コスト化することができる。
【0043】更に、このように複数台の誘導加熱器間で
制御信号の位相をずらすことによって、コンデンサ電圧
の変動も抑制することができ、スイッチング素子やダイ
オード等の半導体素子に印加される電圧を低減できると
いう効果もある。この点を、図5の誘導加熱装置を例に
挙げて説明する。
【0044】図5において、例えば誘導加熱器15内の
スイッチング素子Sがオンすると、高周波的にはコン
デンサC→スイッチング素子S→加熱コイルLo
→コンデンサCの経路で電流が流れ、スイッチング素
子Sがオフすると、加熱コイルLo→コンデンサC
→ダイオードD→加熱コイルLoの経路で電流が
流れてコンデンサCの電圧が上昇する。また、スイッ
チング素子Sをオンすると、加熱コイルLoとコン
デンサC との共振により加熱コイルLoを流れる電
流は逆転し、コンデンサC→加熱コイルLo→スイ
ッチング素子S→コンデンサCの経路で電流が流れ
る。更に、スイッチング素子Sをオフすると、加熱コ
イルLo→ダイオードD →コンデンサC→加熱コ
イルLoの経路で電流が流れるため、コンデンサC
の電圧が上昇する。
【0045】ここで、コンデンサCの電圧が上昇した
ときに他方の誘導加熱器25内のスイッチング素子S
をオンすると、コンデンサC→加熱コイルLo→ス
イッチング素子S→コンデンサCの経路で電流が流
れるため、コンデンサCの電圧の上昇を抑制すること
ができる。また、コンデンサCの電圧が上昇したとき
に誘導加熱器25内のスイッチング素子Sをオンする
と、コンデンサC→加熱コイルLo→スイッチング
素子S→コンデンサCの経路で電流が流れるため、
コンデンサCの電圧の上昇を抑制することができる。
このように、各誘導加熱器間でスイッチング素子を駆動
する制御信号の位相をずらすことにより、共振回路を構
成するコンデンサの電圧上昇を防止することができる。
【0046】本発明の各実施形態において、誘導加熱器
内のダイオード直列回路やスイッチングアーム直列回路
を構成する半導体素子に印加される電圧はコンデンサ直
列回路を構成するコンデンサ(例えばC,Cまたは
,C)の電圧の和であり、これらのコンデンサの
電圧の上昇を抑制することによって半導体素子への印加
電圧が耐圧を超えて破損するのを防止でき、装置を安全
に動作させることが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱コイ
ルを備えた誘導加熱器を複数台並列接続してなる誘導加
熱装置において、リアクトルやダイオード、コンデンサ
等を各誘導加熱器が共用することによって部品点数を削
減することができ、装置の小形・軽量化、低コスト化が
可能である。また、各誘導加熱器のスイッチング素子に
対する制御信号の位相をずらすことでリアクトルやコン
デンサの小形化が可能であると共に、コンデンサ電圧の
上昇を防いで半導体素子の破損を防止し、装置を安全に
動作させることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図3】本発明の第3実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図4】本発明の第4実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図5】本発明の第5実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図6】本発明の第6実施形態を示す主回路構成図であ
る。
【図7】従来技術を示す主回路構成図である。
【図8】従来技術を示す主回路構成図である。
【符号の説明】
11〜16,21〜26 誘導加熱器 AC 単相交流電源 L リアクトル D〜D ダイオード C〜C コンデンサ S〜S 半導体スイッチング素子 Lo,Lo 加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K051 AA07 AB08 CD45 5H007 BB04 BB11 CA01 CB09 CB12 CC01 CC05 CC07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個のダイオードからなるダイオード直列
    回路と、2個のコンデンサからなるコンデンサ直列回路
    と、逆並列接続された半導体スイッチング素子及びダイ
    オードからそれぞれ構成された2個のスイッチングアー
    ムからなるスイッチングアーム直列回路とを並列接続
    し、かつ、前記スイッチングアームに並列にコンデンサ
    をそれぞれ接続すると共に、加熱コイルの一端を前記ス
    イッチングアーム直列回路の内部接続点に接続し、前記
    加熱コイルの他端を前記コンデンサ直列回路の内部接続
    点に接続して誘導加熱器を構成し、 N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記ダ
    イオード直列回路の内部接続点同士を接続した第1の接
    続点と、前記コンデンサ直列回路の内部接続点同士を接
    続した第2の接続点との間に、単一のリアクトルと単相
    交流電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱
    装置。
  2. 【請求項2】2個のダイオードからなるダイオード直列
    回路と、2個のコンデンサからなるコンデンサ直列回路
    と、逆並列接続された半導体スイッチング素子及びダイ
    オードからそれぞれ構成された2個のスイッチングアー
    ムからなるスイッチングアーム直列回路とを並列接続
    し、かつ、加熱コイルの一端を前記スイッチングアーム
    直列回路の内部接続点に接続し、前記加熱コイルの他端
    を前記コンデンサ直列回路の内部接続点に接続すると共
    に、前記加熱コイルに並列にコンデンサを接続して誘導
    加熱器を構成し、 N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記ダ
    イオード直列回路の内部接続点同士を接続した第1の接
    続点と、前記コンデンサ直列回路の内部接続点同士を接
    続した第2の接続点との間に、単一のリアクトルと単相
    交流電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱
    装置。
  3. 【請求項3】2個のコンデンサからなるコンデンサ直列
    回路と、逆並列接続された半導体スイッチング素子及び
    ダイオードからそれぞれ構成された2個のスイッチング
    アームからなるスイッチングアーム直列回路とを並列接
    続し、かつ、前記スイッチングアームに並列にコンデン
    サをそれぞれ接続すると共に、加熱コイルの一端を前記
    スイッチングアーム直列回路の内部接続点に接続し、前
    記加熱コイルの他端を前記コンデンサ直列回路の内部接
    続点に接続して誘導加熱器を構成し、 N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記コ
    ンデンサ直列回路をそれぞれ並列に接続すると共に各コ
    ンデンサ直列回路の内部接続点同士を接続し、かつ、こ
    れらのコンデンサ直列回路に対して、2個のダイオード
    からなる単一のダイオード直列回路を並列に接続し、こ
    のダイオード直列回路の内部接続点と前記コンデンサ直
    列回路の内部接続点との間に、単一のリアクトルと単相
    交流電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱
    装置。
  4. 【請求項4】2個のコンデンサからなるコンデンサ直列
    回路と、逆並列接続された半導体スイッチング素子及び
    ダイオードからそれぞれ構成された2個のスイッチング
    アームからなるスイッチングアーム直列回路とを並列接
    続し、かつ、加熱コイルの一端を前記スイッチングアー
    ム直列回路の内部接続点に接続し、前記加熱コイルの他
    端を前記コンデンサ直列回路の内部接続点に接続すると
    共に、前記加熱コイルに並列にコンデンサを接続して誘
    導加熱器を構成し、 N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の前記コ
    ンデンサ直列回路をそれぞれ並列に接続すると共に各コ
    ンデンサ直列回路の内部接続点同士を接続し、かつ、こ
    れらのコンデンサ直列回路に対して、2個のダイオード
    からなる単一のダイオード直列回路を並列に接続し、こ
    のダイオード直列回路の内部接続点と前記コンデンサ直
    列回路の内部接続点との間に、単一のリアクトルと単相
    交流電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱
    装置。
  5. 【請求項5】逆並列接続された半導体スイッチング素子
    及びダイオードからそれぞれ構成された2個のスイッチ
    ングアームからなるスイッチングアーム直列回路と、前
    記スイッチングアームにそれぞれ並列に接続されたコン
    デンサと、前記スイッチングアーム直列回路の内部接続
    点に一端が接続された加熱コイルとによって誘導加熱器
    を構成すると共に、 2個のダイオードからなる単一のダイオード直列回路
    と、2個のコンデンサからなる単一のコンデンサ直列回
    路と、N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の
    前記スイッチングアーム直列回路とをそれぞれ並列に接
    続し、各誘導加熱器の前記加熱コイルの他端を一括して
    前記コンデンサ直列回路の内部接続点に接続し、前記ダ
    イオード直列回路の内部接続点と前記コンデンサ直列回
    路の内部接続点との間に、単一のリアクトルと単相交流
    電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱装
    置。
  6. 【請求項6】逆並列接続された半導体スイッチング素子
    及びダイオードからそれぞれ構成された2個のスイッチ
    ングアームからなるスイッチングアーム直列回路と、前
    記スイッチングアーム直列回路の内部接続点に一端が接
    続された加熱コイルと、この加熱コイルに並列に接続さ
    れたコンデンサとによって誘導加熱器を構成すると共
    に、 2個のダイオードからなる単一のダイオード直列回路
    と、2個のコンデンサからなる単一のコンデンサ直列回
    路と、N(Nは2以上の自然数)台の前記誘導加熱器の
    前記スイッチングアーム直列回路とをそれぞれ並列に接
    続し、各誘導加熱器の前記加熱コイルの他端を一括して
    前記コンデンサ直列回路の内部接続点に接続し、前記ダ
    イオード直列回路の内部接続点と前記コンデンサ直列回
    路の内部接続点との間に、単一のリアクトルと単相交流
    電源とを直列に接続したことを特徴とする誘導加熱装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の何れか1項に記載した誘導
    加熱装置において、 1台の誘導加熱器の半導体スイッチング素子を駆動する
    制御信号に対して、他の誘導加熱器の半導体スイッチン
    グ素子を駆動する制御信号の位相をずらしたことを特徴
    とする誘導加熱装置。
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