JP2003281272A - 順番管理システムおよびプログラム - Google Patents

順番管理システムおよびプログラム

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JP2003281272A
JP2003281272A JP2002081743A JP2002081743A JP2003281272A JP 2003281272 A JP2003281272 A JP 2003281272A JP 2002081743 A JP2002081743 A JP 2002081743A JP 2002081743 A JP2002081743 A JP 2002081743A JP 2003281272 A JP2003281272 A JP 2003281272A
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Japan
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patient
treatment
rehabilitation
item
button
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JP2002081743A
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English (en)
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Katsumi Komi
克巳 小味
Makoto Shimozato
誠 下里
Yoshinori Arita
佳紀 有田
Tetsushi Tatara
哲史 多々良
Yoshitada Todo
良忠 藤堂
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ATHENE KK
KSD KK
Original Assignee
ATHENE KK
KSD KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各患者の治療が円滑となるように各患者の治
療順を決定できる、順番管理システムおよびプログラム
を提供する。 【解決手段】 患者の受付順およびリハビリ項目等に基
づいて、患者ボタンをリリースモニタ画面84上の対応
するリハビリ機種の列に配置する。稼働枠の患者につい
てリハビリ開始の指示を受けたとき、リハビリ時間が経
過したか否かを判断する。リハビリ時間が経過したリハ
ビリ機種において後続の患者の状況を考慮して次に治療
すべき患者を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は順番管理システム
およびプログラムに関し、より特定的には、リハビリテ
ーション(以下、「リハビリ」という)科・整形外科の
医療機関、健康診断実施施設、医療機器を使用する医療
機関等における患者の治療順を管理するための順番管理
システムおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】整形外科診療所の外来では、通常一日1
00人を越える患者に対して、牽引や低周波などの機器
を用いたリハビリを行うのが日常となっている。このリ
ハビリ機器は少ない施設で2、3種類、多い施設では1
0種類を越え、一人の患者が使用する機種も通常複数で
あることが多く、リハビリ機器の使用件数は1日で延べ
数百件から1000件に上る。したがって、整形外科で
は、リハビリ機器を待つ患者の待ち行列を、いかに最適
に管理するかが業務の中で非常に大きな比重を占めてい
る。
【0003】リハビリ室での待ち行列の管理方法は、施
設によって大きく異なるが、大きくは、「患者主導によ
る方法」、「機器担当者誘導による方法」および「専任
スタッフによる集中管理方法」の3つに分類される。
「患者主導による方法」では、患者が各々の自分の判断
で空いているリハビリ機器の列に並ぶ。「機器担当者誘
導による方法」では、通常複数の担当者がリハビリ機器
を担当するためにフロアに配置されており、彼らが患者
を誘導する。「専任スタッフによる集中管理方法」で
は、待ち行列を管理するために専任のスタッフを置き、
カードなどを用いて最適の順番を考えてリハビリ機器担
当者に指示を出す。患者数がごく少ない間は「患者主導
による方法」でも対応可能であるが、患者数が増加する
に従い、「機器担当者誘導による方法」、さらに「専任
スタッフによる集中管理方法」へとより高度な順番管理
システムが必要となってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、「専任スタッ
フによる集中管理方法」を採用する場合には、集中管理
には熟練を要するため、専任スタッフを養成する必要が
あるが、熟練した専任スタッフでもあっても、患者数が
一定以上になると順番を間違いなく管理しきれなくな
り、各患者が自らに課せられたリハビリ項目を円滑に消
化することが難しくなる。それゆえに、この発明の主た
る目的は、各患者の治療が円滑となるように各患者の治
療順を決定できる、順番管理システムおよびプログラム
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の順番管理システムは、1項目以
上の治療を受ける複数の患者の治療順を管理するための
順番管理システムであって、各患者の受付順および治療
項目を決定する受付手段、治療項目の治療時間データお
よび治療項目に対応する治療手段を記憶する記憶手段、
受付順および治療項目に基づいて、患者を対応する治療
手段の列に配置する配置手段、治療手段の列への患者の
配置状況を視認可能に表示する表示手段、順番がきた患
者について治療開始の指示を受けたとき、対応する治療
項目の治療時間データに基づいて治療時間が経過したか
否かを判断する判断手段、ならびに治療時間が経過した
と判断された治療手段において後続の患者の状況を考慮
して次に治療すべき患者を決定する決定手段を備える。
請求項2に記載の順番管理システムは、請求項1に記載
の順番管理システムにおいて、空いている治療手段の列
に優先的に前記患者を配置することを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の順番管理システムは、請
求項1に記載の順番管理システムにおいて、患者の治療
項目に優先度が付与されているとき、優先度が付与され
た治療項目に対応する治療手段の列に優先度順に前記患
者を並べることを特徴とする。請求項4に記載の順番管
理システムは、請求項1から3のいずれかに記載の順番
管理システムにおいて、或る治療手段が空いている場合
において当該治療手段の治療を次に受ける予定の患者が
所定時間内に治療を開始できる場合には、当該患者のた
めに当該治療手段を確保しておくことを特徴とする。
【0007】請求項5に記載の順番管理システムは、請
求項1から4のいずれかに記載の順番管理システムにお
いて、表示手段は、予約治療項目に関する情報を表示可
能であり、決定手段は、患者の予約治療項目の治療状況
を考慮して次に治療すべき患者を決定することを特徴と
する。請求項6に記載のコンピュータに実行させるため
のプログラムは、1項目以上の治療を受ける複数の患者
の治療順を管理するためのプログラムであって、各患者
の受付順および治療項目を決定するステップ、受付順お
よび治療項目に基づいて、患者を治療項目に対応する治
療手段の列に配置するステップ、治療手段の列への患者
の配置状況を表示手段に視認可能に表示するステップ、
順番がきた患者について治療開始の指示を受けたとき、
対応する治療項目の治療時間データに基づいて治療時間
が経過したか否かを判断するステップ、ならびに治療時
間が経過したと判断された治療手段において後続の患者
の状況を考慮して次に治療すべき患者を決定するステッ
プを備える。
【0008】請求項7に記載のプログラムは、請求項6
に記載のプログラムにおいて、各患者を治療項目に対応
する治療手段の列に配置するステップは、空いている治
療手段の列に優先的に患者を配置するステップを含むこ
とを特徴とする。請求項8に記載のプログラムは、請求
項6に記載のプログラムにおいて、各患者を治療項目に
対応する治療手段の列に配置するステップは、患者の治
療項目に優先度が付与されているとき、優先度が付与さ
れた治療項目に対応する治療手段の列に優先度順に患者
を並べるステップを含むことを特徴とする。
【0009】請求項9に記載のプログラムは、請求項6
から8のいずれかに記載のプログラムにおいて、或る治
療手段が空いている場合において当該治療手段の治療を
次に受ける予定の患者が所定時間内に治療を開始できる
場合には、当該患者のために当該治療手段を確保してお
くステップをさらに含むことを特徴とする。請求項10
に記載のプログラムは、請求項6から9のいずれかに記
載のプログラムにおいて、患者の予約治療項目の治療状
況を考慮して次に治療すべき患者を決定するステップを
さらに含むことを特徴とする。
【0010】ここで、「治療項目」は、リハビリ機器を
用いるリハビリ項目だけではなく、リハビリ機器を用い
ないリハビリ項目、リハビリ機器以外の治療機器を用い
る治療項目および治療機器を用いない治療項目を含む。
「治療手段」は、機器を用いる場合・用いない場合のい
ずれをも含む。「治療時間データ」は治療時間を表すデ
ータをいう。
【0011】請求項1に記載の順番管理システムでは、
治療項目に対応する治療手段の列に患者を配置した後、
治療可能な患者の治療を進めていく。このとき、列に配
置された患者の状況に応じて治療すべき患者を決定す
る。したがって、たとえば他の治療項目の治療が長引い
ている場合や、治療を中断あるいはキャンセルする場合
等、患者の状況が当初の予定とは異なる場合であって
も、その状況に応じて患者の治療の順番を調整でき、患
者の治療を円滑に進めることができる。請求項6に記載
のプログラムを用いた場合も同様である請求項2に記載
の順番管理システムでは、患者を空いている治療手段に
優先的に配置することによって患者の治療がさらに円滑
となる。請求項7に記載のプログラムを用いた場合も同
様である。
【0012】請求項3に記載の順番管理システムでは、
治療項目の優先度順に患者を対応する治療手段に並べる
ことによって、最も効果的な治療を円滑に施すことがで
きる。請求項8に記載のプログラムを用いた場合も同様
である。請求項4に記載の順番管理システムでは、治療
手段が空き状態であっても次の患者が所定時間内に治療
を開始できるならば、その患者のために当該治療手段を
確保しておくことによって、当該患者は現在の治療を終
えた後すぐに次の治療を受けることができる。これによ
って、たとえば先に治療を受けにきた患者を優先的に取
り扱うことができ、早く来た人の治療をできるだけ早く
終えることができる。請求項9に記載のプログラムを用
いた場合も同様である。
【0013】請求項5に記載の順番管理システムでは、
たとえばマッサージや理学療法士による治療などの予約
治療項目の治療状況を考慮して治療すべき患者を決定す
るので、予約治療項目の治療とたとえば治療機器による
非予約治療項目の治療とを容易に組み合わせることがで
きる。請求項10に記載のプログラムを用いた場合も同
様である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1を参照して、この
発明の一実施形態の順番管理システム10は、システム
サーバ12を含む。システムサーバ12には、ネットワ
ーク14を介して、受付用のネットワーク端末(以下、
「端末」という)16a、待合室用の端末16b、リハ
ビリ室用の端末16cおよび特殊処置室用の端末16d
が接続される。各端末16a〜16dとしてはたとえば
パーソナルコンピュータが用いられる。システムサーバ
12および各端末16a〜16d間は、たとえばTCP
/IPソケット通信によってメッセージ等の情報を送受
信できる。
【0015】システムサーバ12は、必要な処理を行い
システムサーバ12全体を制御するためのCPU18を
含む。CPU18には、順番管理システム10を動作さ
せるためのプログラムやテーブル(後述)等が格納され
るハードディスク20、所定のプログラムが格納される
ROM22、演算データ等が一時的に記憶されるRAM
24、ディスプレイ等の表示部26、およびネットワー
ク14に接続するための通信制御部28が接続される。
【0016】また、端末16a〜16dは同様に構成さ
れ、同様に操作可能である。端末16a〜16dはそれ
ぞれ、必要な処理を行いそれぞれの端末全体を制御する
ためのCPU30を含み、CPU30には、順番管理シ
ステム10を動作させるためのプログラム等が格納され
るハードディスク32、所定のプログラムが格納される
ROM34、演算データ等が一時的に記憶されるRAM
36、キーボードやマウス等の入力部38、ディスプレ
イ等の表示部40、図示しないスピーカ、およびネット
ワーク14に接続するための通信制御部42が接続され
る。システムサーバ12のハードディスク20には、図
2〜図4に示すようなテーブルが記憶される。これらの
テーブルは、順番管理システム10の動作において必要
に応じて参照され、更新される。
【0017】図2(a)に示す患者マスタは随時発生
し、患者ID、患者名、リハビリ項目、リハビリ項目の
リハビリ時間、およびリハビリ項目の優先度等のデータ
を含む。図2(b)に示すリハビリ項目マスタは随時発
生し、リハビリ項目No.(リハビリ項目番号)、リハ
ビリ項目名、リハビリ項目に対応するリハビリ機種の機
種No.(機種番号)およびリハビリ時間等のデータを
含む。図2(c)に示す機種マスタは随時発生し、機種
No.、機種名、準備時間およびリザーブ時間のデータ
を含む。
【0018】図2(d)に示す機器マスタは随時発生
し、機種No.および機器No.(機器番号)等のデー
タを含む。図2(e)に示す端末マスタはシステム導入
時に発生し、端末ID、端末名および利用可能ポートの
データを含む。図2(f)に示す施設マスタはシステム
導入時および随時発生し、ID、施設名、特殊保留解除
後状態、次開始リハビリ項目通知および仮受付本受付機
能等のデータを含む。ここで、特殊保留解除後状態のデ
ータは、特殊保留状態を解除した後に保留状態にするか
通常状態にするかを表す。次開始リハビリ項目通知のデ
ータは、或るリハビリの終了後つぎのリハビリ項目を画
面上に表示するか否かを表す。仮受付本受付機能のデー
タは、仮受付および本受付を両方とも行うか否かを表
す。
【0019】図3(a)に示すリハビリ受付テーブル
は、患者を受付用の端末16aが受け付けたタイミング
で発生し、受付No.(受付番号)、患者ID、患者名
およびリハビリ項目No.等のデータを含む。図3
(b)に示すリハビリテーブルは、患者を受付用の端末
16aが受け付けたタイミングで発生し、リハビリ終了
状態の患者ボタンをリリースモニタ画面から削除したタ
イミングで消去され、主にリリースモニタ画面で使用さ
れる。リハビリテーブルは、機種No.、機器No.、
順番、受付No.、患者ID、リハビリ項目No.、患
者名、リハビリ開始時刻、保留、リハビリ終了、リハビ
リ開始、リハビリ中および特殊保留等のデータを含む。
【0020】図3(c)に示すリハビリ状況テーブル
は、リハビリ開始待ち状態の患者ボタンを選択しリハビ
リ開始を入力したタイミングで発生し、リハビリ終了状
態の患者ボタンをリリースモニタ画面から削除したタイ
ミングで消去される。このテーブルを参照して、タイマ
機能が終了予定時刻を10秒ごとに監視し、過ぎていれ
ば患者ボタンを終了指示待ち状態とする。リハビリ状況
テーブルは、機種No.、機器No.、開始時刻および
終了予定時刻等のデータを含む。図3(d)に示すリハ
ビリ履歴テーブルは、リハビリ開始待ち状態の患者ボタ
ンを開始したタイミング、リハビリ終了状態の患者ボタ
ンをリリースモニタ画面から削除したタイミング、およ
びリハビリを中止したタイミングで発生する。このテー
ブルは統計データ抽出時に使用される。リハビリ履歴テ
ーブルは、患者ID、患者名、機種No.、機器N
o.、開始時刻、終了時刻および中止等のデータを含
む。
【0021】図4(a)に示す開始予定時刻組み立てテ
ーブルは、シミュレートのときに待ち行列を作るために
用いられ、機種No.、機器No.、開始時刻、患者I
D、リハビリ時間およびリハビリ項目No.等のデータ
を含む。図4(b)に示す開始予定算出用リハビリテー
ブルは、シミュレートのときに待ち行列を作るために用
いられ、機種No.、機器No.、順番、受付No.、
患者ID、リハビリ項目No.、患者名、リハビリ開始
時刻、保留、リハビリ終了、リハビリ開始、リザーブ中
および特殊保留等のデータを含む。
【0022】図4(c)に示す特殊リハビリ予約管理テ
ーブルは随時発生し、患者ID、リハビリ項目No.、
リハビリ項目名、予約日付、予約時刻およびリハビリ時
間のデータを含む。図4(d)に示す特殊リハビリ状況
テーブルは特殊リハビリ状況を表示するために用いら
れ、患者ID、リハビリ項目No.、予約日付、リハビ
リ日付、リハビリ開始時刻、リハビリ開始、リハビリ終
了および中止のデータを含む。
【0023】なお、図5に示す患者マスタ、図6に示す
リハビリ項目マスタ、図7に示す機種マスタ、図8に示
す機器マスタ、図9に示す端末マスタおよび図10に示
す施設マスタは、各端末16a〜16dの表示部40に
表示可能であり、いずれかの端末の入力部38からデー
タを入力、変更等することによって、図2(a)〜
(f)の対応するマスタの内容が更新される。
【0024】ついで、図11〜図13を参照して、順番
管理システム10の主要な動作について説明する。な
お、図11〜図13を参照した以下の動作説明におい
て、特に断らない限り、リハビリ項目とは当日のリハビ
リ項目をいう。まず、受付用の端末16aを用いて患者
が仮受付され(ステップS1)、仮受付順に患者が並べ
られる(ステップS3)。このとき、システムサーバ1
2において、図3(a)に示すリハビリ受付テーブルが
発生され、患者にNo.1から順に受付番号が付与され
る。
【0025】ついで、端末16aを用いて本受付される
(ステップS5)。本受付によって、図3(b)に示す
リハビリテーブルが発生され、リハビリを受ける患者の
リハビリ項目等が決定される。そして、患者の受付順お
よびリハビリ項目等に基づいて、患者ボタンが配置され
る。
【0026】まず、患者のリハビリ項目の優先度に差が
あるか否かが判断される(ステップS7)。リハビリ項
目に優先度に差がない場合には空いているリハビリ項目
から順に患者ボタンが並べられる(ステップS9)。す
なわち、複数の稼働枠に同じ患者ボタンが同時に入るこ
とはできないので、複数の稼働枠が空いている場合に
は、空いている稼働枠の中で最も若い機種No.が設定
されているリハビリ項目の稼働枠に患者ボタンが配置さ
れ、稼働枠が空いているその他のリハビリ項目について
は待ち行列に患者ボタンが並べられる。稼働枠の空きが
1機種の場合には、その稼働枠に患者ボタンが配置され
る。ついで、稼働枠の空いていないリハビリ項目につい
ては、機種No.が若いリハビリ項目から順に患者ボタ
ンが配置される。また、稼働枠が1機種も空いていない
場合には、機種No.が若いリハビリ項目から順に患者
ボタンが配置される。
【0027】一方、ステップS7においてリハビリ項目
の優先度に差がある場合には、リハビリ項目の優先度順
に患者ボタンが並べられる(ステップS11)。このと
き、優先度の最も高いリハビリ項目の稼働枠が空いてい
る場合には、その稼働枠に患者ボタンが配置され、その
他のリハビリ項目については待ち行列に配置される。
【0028】なお、患者の全リハビリ項目中に優先度が
等しいものと異なるものとが混在する場合がある。この
場合には、優先度が等しいリハビリ項目相互については
優先度を考慮する必要はないが、優先度が異なるリハビ
リ項目相互については優先度を考慮して患者ボタンを配
置しなければならない。その他は基本的には上述のステ
ップS9、S11と同様に処理される。そして、本受付
された全リハビリ項目について患者ボタンを配置したか
否かが判断され(ステップS13)、全リハビリ項目に
ついて配置が完了していれば、後述するステップS31
に進む。
【0029】一方、本受付された全リハビリ項目につい
てまだ配置が完了していなければ、ステップS15に進
む。この場合は、該当するリハビリ項目に対応するリハ
ビリ機種が複数ある場合に相当する。したがって、ステ
ップS15において、登録されたリハビリ機種のうち最
も待ち時間の短い待ち行列があるか否かが判断され、最
も待ち時間の短い待ち行列がある場合には、当該リハビ
リ機種に、配置する待ち行列が決定され(ステップS1
7)、ステップS21に進む。一方、ステップS15に
おいて、待ち時間に差がない場合には、登録機種No.
の最も若いリハビリ機種に、配置する待ち行列が決定さ
れ(ステップS19)、ステップS21に進む。なお、
1つのリハビリ機種に複数のリハビリ機器が含まれてい
る場合には、たとえばステップS17およびS19で
は、機器No.の若いリハビリ機器が選択される。
【0030】ステップS21では、待ち行列が決定され
た当該リハビリ項目について稼働枠が空いているか否か
が判断される。稼働枠が空いている場合には、当該患者
の患者ボタンは他の稼働枠へ入っておらず(ステップS
23がNO)、かつ当該患者の患者ボタンがより優先度
の高いリハビリ項目に配置されていなければ(ステップ
S25がNO)、稼働枠へ患者ボタンが配置され(ステ
ップS27)、ステップS13に戻る。一方、稼働枠が
空いていないとき(ステップS21がNO)、当該患者
の患者ボタンが他の稼働枠へ入っているとき(ステップ
S23がYES)、あるいは当該患者の患者ボタンがよ
り優先度の高いリハビリ項目に配置されているとき(ス
テップS25がYES)には、当該リハビリ項目につい
て患者ボタンは待ち行列へ配置され(ステップS2
9)、ステップS13に戻る。このような処理が、本受
付された全リハビリ項目について患者ボタンが配置され
るまで繰り返される。
【0031】上述の処理において、患者ボタンをどこに
配置するかはシステムサーバ12によってテーブルを参
照して決定される。また、患者の配置状況は各端末16
a〜16dの表示部40に表示できるが、実際にはリハ
ビリ室用の端末16cの表示部40に表示されることが
多くなるであろう。
【0032】本受付された全リハビリ項目について患者
ボタンが配置されると、ステップS31に進む。ステッ
プS31では、稼働枠の患者ボタンはオペレータ等から
の指示待ち状態である。そして、稼働枠の患者のリハビ
リを開始する指示がなく(ステップS33がNO)、順
番待ちを中止する指示がなく(ステップS35がN
O)、さらに単体取り消しする指示がない(ステップS
37がNO)場合には、ステップS31に戻る。
【0033】一方、順番待ちを中止する指示があれば
(ステップS35がYES)、当該患者の全ての患者ボ
タンが消去され(ステップS39)、また、単体取り消
しする指示があれば(ステップS37がYES)、当該
患者の稼働枠の患者コマンドが消去され(ステップS4
1)、稼働枠は空き状態となる(ステップS53)。
【0034】ステップS33において、稼働枠の患者の
リハビリを開始する指示があれば、図3(c)に示すリ
ハビリ状況テーブルが発生され、リハビリ時間が経過し
たか否かが判断される(ステップS43)。リハビリ時
間が経過しておらず(ステップS43がNO)、リハビ
リを強制終了する指示がなく(ステップS45がN
O)、さらにリハビリを中止する指示がない(ステップ
S47がNO)場合には、ステップS43に戻る。
【0035】一方、リハビリ時間が経過したときには
(ステップS43がYES)、稼働枠の患者のリハビリ
終了が通知され(ステップS49)、オペレータからの
指示に従って稼働枠の患者ボタンが消去され(ステップ
S50)、稼働枠は空き状態となる(ステップS5
3)。また、リハビリを強制終了する指示がある場合
(ステップS45がYES)、またはリハビリを中止す
る指示がある場合(ステップS47がYES)には、当
該患者の稼働枠の患者ボタンが消去され(ステップS5
1)、ステップS53に進む。稼働枠から患者ボタンを
削除したタイミングで、図3(b)に示すリハビリテー
ブルおよび図3(c)に示すリハビリ状況テーブルが消
去される。このように、たとえば端末16cなどの端末
に指示が与えられると、その指示に応じた処理がシステ
ムサーバ12によってテーブルを参照して施され、処理
結果が表示部40に反映される。
【0036】ステップS53において稼働枠に空き状態
が発生すると、待ち行列に患者ボタンがあるか否かが判
断され(ステップS55)、ない場合には終了する。待
ち行列に患者ボタンがある場合には、先頭の患者はリハ
ビリ中か否かが判断される(ステップS57)。先頭の
患者がリハビリ中でなく(ステップS57がNO)、そ
の患者は保留中でも特殊保留中でもなく(ステップS5
9およびS61がNO)、さらに優先度が最も高い(ス
テップS63がYES)場合には、その患者の患者ボタ
ンが稼働枠へ配置され(ステップS65)、ステップS
31へ戻る。
【0037】一方、ステップS57において、先頭の患
者が他の項目でリハビリ中であれば、そのリハビリはリ
ザーブ時間内に終わるか否かが判断される(ステップS
67)。リハビリがリザーブ時間内に終わる場合には、
先頭の患者をリザーブ状態とする。これによって稼働枠
は空き状態となる(ステップS69)。そして、そのリ
ハビリ項目が終了したか否かが判断され(ステップS7
1)、リハビリ項目が終了するするまで待機し、リハビ
リ項目が終了するとステップS65に進み、その患者の
患者ボタンが稼働枠へ配置される。
【0038】また、ステップS59において患者が保留
中の場合、ステップS61において患者が特殊保留中の
場合、ステップS63において優先度が最も高いもので
はない場合、あるいはステップS67においてリハビリ
がリザーブ時間内に終わらない場合には、その患者の患
者ボタンは稼働枠への移動候補からはずされる(ステッ
プS73)。そして、その待ち行列に次の患者ボタンは
あるか否かが判断される(ステップS75)。次の患者
ボタンがなければ終了し、次の患者ボタンがあればその
患者ボタンの患者はリハビリ中か否かが判断される(ス
テップS77)。その患者がリハビリ中であればステッ
プS67に戻り、一方、リハビリ中でなければステップ
S59に進み、上述した処理が施される。このように、
稼働枠に空き状態が発生すると、システムサーバ12に
よってテーブルを参照して次の患者が決定され、表示部
40には、その患者の患者ボタンが稼働枠に配置された
状態が表示される。
【0039】ついで、より具体的に順番管理システム1
0の動作を説明する。ここでは、図14に示す12名の
患者(テスト太郎からテスト十二蔵まで)がリハビリす
る場合を例に説明する。図14では、各患者ごとに、リ
ハビリ項目名、優先度および登録されているリハビリ機
種No.が記載されている。
【0040】まず、受付用の端末16aの表示部40に
図15に示すようなメインメニュ44が表示される。メ
インメニュ44には、受付を終了するための受付終了ボ
タン46、仮受付するための仮受付ボタン48、本受付
するための本受付ボタン50、リリースモニタ画面を開
くためのリリースモニタボタン52、特殊処理を予約す
るための特殊処理予約管理ボタン54、特殊処理モニタ
画面を開けるための特殊処理モニタボタン56、予実問
い合わせボタン58、システム管理のためのシステム管
理ボタン60、処理を終了するための終了ボタン62が
表示される。
【0041】仮受付ボタン48をクリックすると図16
に示すような仮受付画面64が開く。仮受付画面64が
開くと、受付No.が自動的に振られる。仮受付画面6
4において、患者IDおよび必要に応じて備考内容を入
力した後仮受付ボタン66をクリックする。すると、図
17に示すように確認メッセージ68が表示され「O
K」をクリックすると仮受付が完了し、新しい仮受付画
面64が開く。このような仮受付処理をテスト太郎から
順次行う。
【0042】また、仮受付画面64において、患者ID
および必要に応じて備考内容を入力後、シミュレートボ
タン70をクリックすると、図18に示すようなシミュ
レート結果一覧画面72が開く。このとき、図4(a)
に示す開始予定時刻組み立てテーブルおよび図4(b)
に示す開始予定算出用リハビリテーブルが発生される。
シミュレート結果一覧画面72では、現在の混み状況を
加味しスケジュール(予定時刻)が表示される。シミュ
レート結果を判断し、受け付けを行う場合仮受付ボタン
74をクリックすると、図19に示すような確認メッセ
ージ76が表示され「OK」をクリックすると仮受付が
完了し、仮受付画面64に戻る。図16に示す仮受付画
面64において、閉じるボタン78をクリックすると、
メインメニュ44に戻る。
【0043】上述のようにして仮受付した後、メインメ
ニュ44において本受付ボタン50をクリックすると、
図20に示すような本受付画面80が表示される。本受
付画面80において、受付No.1のテスト太郎(患者
ID:T001)を本受付する。本受付画面80には、
受付No.、患者氏名および仮受付項目等が表示され
る。仮受付項目の中から当日のリハビリ項目を選択し、
本受付ボタン82をクリックすると、図21に示すよう
に、本受付ボタン82が修正ボタン82aに切り替わ
り、本受付が完了する。
【0044】なお、本受付した患者のリハビリ項目を修
正するには、本受付画面80上で修正ボタン82aをク
リックする。すると、患者行が編集可能な状態となりた
とえば白色表示される。ただし、リハビリ中あるいは終
了したリハビリ項目のチェックボックスはON/OFF
できなくなる。リハビリ項目に対するチェックを追加あ
るいは削除した後、本受付ボタン82をクリックする
と、修正が完了する。
【0045】メインメニュ44に戻って、リリースモニ
タボタン52をクリックし、図22に示すようにリリー
スモニタ画面84が開くと、本受付が済んでいる患者の
全リハビリ項目について患者ボタンがリリースモニタ画
面84へ配置されている。リリースモニタ画面84に
は、登録されているリハビリ機種名および機器No.の
他、機器の稼働を制御する稼働ランプボタン86が表示
される。リハビリ機種の右側には、稼働枠および待ち行
列が表示され、稼働枠と待ち行列とで列が構成され、患
者ボタンは稼働枠あるいは待ち行列にいずれかに配置さ
れる。稼働枠の数はマスタの機器台数に一致し、待ち行
列の数はマスタの機種数に一致する。
【0046】また、リリースモニタ画面84の上部に
は、リハビリ開始を指示するためのリハビリ開始ボタン
88、リハビリ終了を指示するためのリハビリ終了ボタ
ン90、リハビリを保留するための保留ボタン92、リ
ハビリ保留を解除するための保留解除ボタン94、順番
待ちを中止するための順番待ち中止ボタン96、単体取
り消しするための単体取り消しボタン98、待ち行列を
中止するための待ち行列中止ボタン100等の機能ボタ
ンが設けられる。
【0047】さらに、リリースモニタ画面84の下部に
は、患者ボタンの状態を表すステータス凡例が表示され
る。ステータスは〜で表され、およびは選択、
はリハビリ開始待ち、は保留中、はリハビリ中、
はリハビリ終了待ち、は機器リザーブ中、は特殊
保留中の各状態を示す。この実施形態では、便宜上、
〜のいずれかの番号を患者ボタンの先頭部分に付加す
ることによって、患者ボタンのステータスを表している
が、実際には各ステータスごとに色を変えることによっ
て、患者ボタンのステータスの識別を容易にしている。
【0048】現段階では、図22に示すように、テスト
太郎のリハビリ項目についてのみ患者ボタンがリリース
モニタ画面84に配置される。テスト太郎はSSP椅子療
法が最も優先度が高く、稼働枠へのエントリはSSP椅子
機種稼働枠となる。残りの項目は対応するリハビリ機種
の待ち行列で待機する。干渉波は待ち時間が同じなの
で、登録機種No.の若い機種干渉波ベッドの待ち行列
へ配置される。稼働枠の患者をリハビリ開始とするた
め、稼働枠の患者ボタンをダブルクリックする。または
患者ボタンを選択後リハビリ開始ボタン88をクリック
する。すると、図23に示すように、その患者ボタンが
リハビリ中の表示(たとえば橙色表示)に替わる。
【0049】なお、或る稼働枠の患者ボタンをクリック
すると、図24に示すように、その患者の全リハビリ項
目の患者ボタンが選択された旨の表示(たとえば、クリ
ックした患者ボタンは水色、その他の患者ボタンは青
色)に替わり、待ち状況を確認できる。また、或る稼働
枠の患者ボタンにカーソルを合わせると、画面上にその
患者のリハビリ項目名・備考内容が表示されるようにし
てもよい。
【0050】ついで、図25に示すように、本受付画面
80に戻り、受付No.2のテスト次郎(患者ID:T
002)を本受付すると、図26に示すように、テスト
次郎には優先度がないため機種No.順に患者ボタンが
配置される。機種No.の最も若いものは機種No.2
の牽引ベッド装置機種であるので、ここの稼働枠で腰椎
牽引療法を行う。テスト次郎のリハビリ開始に伴い、稼
働枠のテスト次郎の患者ボタンをダブルクリックする
と、図27に示すように、その患者ボタンがリハビリ中
の表示に替わる。
【0051】図28に示すように、本受付画面80に戻
り、受付No.3のテスト三郎(患者ID:T003)
を本受付すると、先ほどのテスト次郎と同じくテスト三
郎には優先度がないため、図29に示すように、機種N
o.順に患者ボタンが配置される。このとき、最も若い
機種No.はスーパーライザーである。テスト三郎のリ
ハビリ開始に伴い、稼働枠のテスト三郎の患者ボタンを
ダブルクリックすると、図30に示すように、その患者
ボタンがリハビリ中の表示に替わる。
【0052】図31に示すように、本受付画面80に戻
り、受付No.4のテスト四郎(患者ID:T004)
を本受付する。テスト四郎には優先度がありスーパーラ
イザーが最も高い。図32に示すように、スーパーライ
ザーの稼働枠は1つで他の患者がリハビリ中であるた
め、テスト四郎の患者ボタンは待ち行列へ配置される。
また各待ち行列へは受付No.順に並ぶよう配置され
る。
【0053】図33に示すように、本受付画面80に戻
り、受付No.5のテスト五郎(患者ID:T005)
を本受付する。テスト五郎の最も優先度が高いリハビリ
項目はSSPフリー療法である。図34に示すように、こ
の項目には機種No.25のSSP椅子機種と機種No.
15のSSPベッド機種が登録されているが、待ち時間の
短いSSPベッド機種に患者ボタンが配置される。残りの
リハビリ項目については患者ボタンが各待ち行列へ配置
される。
【0054】テスト五郎のリハビリ開始に伴い、稼働枠
のテスト五郎の患者ボタンをダブルクリックすると、図
35に示すように、その患者ボタンがリハビリ中の表示
に替わる。図36に示すように、本受付画面80に戻
り、受付No.6のテスト六郎(患者ID:T00
6)、受付No.7のテスト七郎(患者ID:T00
7)を本受付する。
【0055】図37に示すように、テスト六郎におい
て、干渉波ベッド療法については、干渉波ベッド機種と
エディット機種とのうち待ち時間の短い干渉波ベッド機
種へ患者ボタンが配置される。また、SSPフリー療法に
ついては、待ち時間の短いSSP椅子機種へ患者ボタンが
配置される。テスト七郎において、干渉波ベッド療法に
ついては待ち時間の短いエディット機種へ患者ボタンが
配置される。このときのテスト六郎の患者ボタンのよう
に、稼働枠へ飛び込んでくる患者ボタンはリハビリ開始
待ち状態となり、その旨を表示するよう着色(たとえば
赤色表示)される。
【0056】テスト太郎は、エディットのリザーブ時間
内にリハビリ(SSP椅子)が終了し、また、テスト次郎
は、干渉波ベッドのリザーブ時間内にリハビリ(牽引ベ
ッド)が終了するので、それぞれリザーブ機能が適用さ
れ、患者ボタンが機器リザーブ中である旨を示すよう表
示が切り替えられている。また、リハビリ時間が経過す
ると、患者ボタンはリハビリ終了待ち状態に切り替えら
れる(たとえば黄色表示される)。図37では、テスト
太郎のリハビリ時間が経過したので、その患者ボタンの
表示が切り替えられた。
【0057】その患者ボタンをダブルクリックする、ま
たは選択後リハビリ終了ボタン90をクリックすると、
「次開始リハビリ項目通知機能」がONのときには、図
38に示すように、次のリハビリ項目を示すメッセージ
が表示される。直近のリハビリ項目がない場合は、予実
問合せを勧めるメッセージが表示される。メッセージを
確認し「OK」をクリックすると、稼働枠の患者ボタン
が消滅する。ここでは、図39に示すように、SSP椅子
稼働枠から患者ボタンが消滅する。なお、「次開始リハ
ビリ項目通知機能」がOFFのときには、稼働枠のリハ
ビリ終了待ち状態の患者ボタンをダブルクリックする、
または選択後リハビリ終了ボタン90をクリックする
と、稼働枠の患者ボタンが消滅する。
【0058】ここで、図39に示すようにSSP椅子の稼
働枠が空くが、テスト六郎は干渉波ベッド2稼働枠へ入
っており待ち行列でそのまま待機する。リザーブ機能が
かかっていた干渉波ベッド1機種へテスト太郎の患者ボ
タンが飛び込む。また、テスト三郎については、自らの
リハビリ項目のうち2番目に機種No.の若いメドマー
に設定されているリザーブ時間内にスーパーライザーに
よるリハビリが終了する(所定のリハビリ時間が経過す
る)場合には、そのメドマーに配置されている患者ボタ
ンがリザーブとされ、リザーブ中である旨を表示(たと
えば黄土色表示)するようその患者ボタンの表示が切り
替えられる。
【0059】このように、いずれかの患者のリハビリが
一定時間内に終了する場合に、表示状態が切り替わる
(たとえば黄土色になる)患者ボタンがある。この患者
は、次に稼働枠に飛び込む権利を予約(リザーブ)され
ている状態にある。この場合、稼働枠に空きができても
待ち行列の後ろの患者は飛び込めない。一方、リザーブ
中の患者はその時点でどこかの稼働枠に入っている。し
たがって上述のように、リハビリ終了に伴って、稼働枠
の患者ボタンをダブルクリックし、次開始リハビリ項目
のメッセージを確認後「OK」をクリックすると(次開
始リハビリ項目通知機能がOFFの場合は不要)、リザ
ーブ中の患者ボタンが稼働枠に飛び込む。
【0060】ついで、図40に示すように、テスト次郎
のリハビリを終了すると、稼働枠のテスト次郎の患者ボ
タンをダブルクリックし、さらに、表示された次開始予
定リハビリ項目のメッセージを「OK」する。すると、
図41に示すように、牽引ベッド装置1稼働枠のテスト
次郎の患者ボタンが消滅し、テスト次郎の患者ボタンが
リザーブ中のエディット機種稼働枠へ入り、テスト次郎
のリハビリを開始させる。牽引ベッド機種稼働枠が空い
たが、待ち行列に患者がいないのでそのままとなる。
【0061】また、テスト三郎のスーパーライザーが終
了すると、その稼働枠のテスト三郎の患者ボタンを消滅
させる。すると、図42に示すように、テスト三郎の患
者ボタンがリザーブ中のメドマー機種稼働枠へ入り、テ
スト三郎のリハビリを開始させる。スーパーライザー機
種稼働枠が空いたので待ち行列の患者を受付順に稼働枠
移動候補となるか調べ、テスト四郎の患者ボタンが受付
No.の若いテスト次郎の患者ボタンを飛び越して(テ
スト次郎はリハビリ中)稼働枠へ移動させ、テスト四郎
のリハビリを開始する。
【0062】テスト五郎のSSPベッド1が終了すると、
図43に示す次のリハビリ項目を通知するメッセージを
「OK」して、その稼働枠のテスト五郎の患者ボタンを
消滅させ、テスト五郎の残りリハビリ項目のうち機種N
o.の若い頚椎牽引機種へ患者ボタンを配置させる。図
44に示すように、本受付画面80に戻って、テスト八
郎、テスト九衛門を本受付する。
【0063】すると、図45に示すように、複数機種を
もつリハビリ項目はそれぞれ待ち時間の短い機種へ、そ
れ以外はリハビリ項目に登録されている機種へ患者ボタ
ンが配置される。なお、リリースモニタ画面84におい
て、患者ボタンを選択後、保留ボタン92をクリックす
ると、図46に示すテスト七郎のように、当該患者は保
留状態になり、その旨を表示(たとえば灰色表示)する
よう患者ボタンが切り替わる。保留状態では、患者ボタ
ンは待ち行列の先頭まで進み、足踏み状態となる。ただ
し、稼働枠に入っていると保留はできない。その状態
で、保留中の患者ボタンを選択後、保留解除ボタン94
をクリックすると、図45に示すテスト七郎のように通
常表示に戻され、当該患者は通常待ち状態になる。
【0064】それからしばらく経過すると、図47に示
すように、リハビリ終了時間が経過しリハビリ終了待ち
状態の患者が多くなってくる。テスト太郎のリハビリ終
了に伴い、稼働枠のテスト太郎の患者ボタンをダブルク
リックし、図48に示すテスト太郎の次開始予定リハビ
リ項目のメッセージを「OK」すると、稼働枠のテスト
太郎の患者ボタンが消滅する。
【0065】すると、図49に示すように、干渉波ベッ
ド機種稼働枠が空いたためテスト八郎の患者ボタンが稼
働枠へ進む。また、テスト次郎、テスト三郎およびテス
ト六郎のリハビリ終了に伴い、それぞれの稼働枠の患者
ボタンを消滅させる。空いた稼働枠へはフローに従い、
待ち行列上の患者ボタンを稼働枠へ進めるあるいは待ち
行列に待機させる処理が取られる。
【0066】また、図50に示すように、テスト四郎の
リハビリ終了に伴い、その稼働枠の患者ボタンを消滅さ
せる。テスト五郎のアクアPT項目にリザーブが適用され
る。図51に示すように、メドマー機種稼働枠は空き状
態であるが、テスト四郎には優先度の高いマニプレ項目
が残っているため稼働枠へは進まない。また、テスト十
男を本受付しリハビリを開始する。
【0067】そして、図52に示すように、テスト九衛
門の頚椎牽引項目にリザーブがかかる。また、テスト十
一蔵を本受付する。テスト十一蔵については、マイクロ
療法の優先度が高く現在その稼働枠が空いているので、
テスト十一蔵の患者ボタンがマイクロ療法の稼働枠に進
められる。
【0068】図53に示すように、テスト九衛門のSSP
フリー療法の終了に伴い、その稼働枠の患者ボタンをダ
ブルクリックすると、次開始予定リハビリ項目としてリ
ザーブ中の頚椎牽引療法が表示される。それを「OK」
すると、図54に示すように稼働枠の患者ボタンが消滅
する。
【0069】また、図54に示すように、リハビリ中の
テスト三郎のマニプレ療法が単体取り消しされる。すな
わち、患者ボタンを選択後、単体取り消しボタン98を
クリックすると確認メッセージが表示される。「はい」
をクリックするとその患者のリハビリ項目が中止され、
患者ボタンは消滅する。なお、単体取り消しされた患者
については、次のリハビリ項目が稼働枠に進む。
【0070】マニプレーション稼働枠に空きができ、マ
ニプレーションはテスト四郎の優先度の最も高いリハビ
リ項目だったので、図55に示すように、その稼働枠へ
テスト四郎の患者ボタンが進められる。そして、テスト
十二蔵を本受付すると、図56に示すように、受付N
o.の若いテスト四郎を飛び越して、メドマー稼働枠へ
テスト十二蔵の患者ボタンが配置される。その後、リハ
ビリを中止する場合には、図56に示すような中止のメ
ッセージが表示されるので、「はい」を選択する。
【0071】その後、図57に示すように、メドマー稼
働枠が空き状態になっても、テスト四郎はリハビリ中の
ため稼働枠へ進まない。図58に示すように、テスト太
郎については、最後のリハビリ項目が終わり、次開始予
定リハビリ項目がないので代わりに患者別リハビリ開始
時刻問い合わせ画面を勧める内容が表示される。なお、
リリースモニタ画面84において、各リハビリ機器名の
左横にある稼働ランプボタン86をクリックすると、機
器停止確認メッセージが表示され、「はい」をクリック
すると、機器停止となり、稼働枠の患者は待ち行列へも
どる。
【0072】また、リハビリ機種に登録されている全て
の台数のリハビリ機器が停止状態となると、リリースモ
ニタ画面84の待ち行列中止ボタン100が使用可能と
なる。待ち行列中止機能を使用するためには、機器停止
されている待ち行列上の患者ボタンを選択後、待ち行列
中止ボタン100をクリックし、さらに、画面に表示さ
れる確認メッセージの「はい」をクリックすると、該当
する待ち行列上のすべての患者ボタンが消滅する。
【0073】また、順番管理システム10では、以下の
ようにして特殊予約を行うことができる。特殊予約はマ
ッサージや理学療法士による治療などの特殊リハビリを
含む予約治療項目について行われる。特殊予約は、どの
端末からでも可能であるが、ここでは特殊処理室用の端
末16dを用いて行う場合を想定する。端末16dの表
示部40に表示されるメインメニュ44の特殊処理予約
管理ボタン54をクリックして、図59に示すように、
特殊リハビリ予約管理画面102を開くと、左上から、
特殊リハビリ項目、担当者名、カレンダ、予約状況枠1
04、予約枠106、患者情報枠108が表示される。
【0074】定期予約を行う場合には次のように操作す
る。まず、予約枠106へ何時から・何分、患者IDを
入力後、定期予約画面ボタン110をクリックすると、
図60に示す特殊リハビリ定期予約管理画面112が表
示される。その画面で、予約枠106で入力した情報、
何時から・何分、患者IDを開始条件として、ルール、
予約範囲を入力後、定期予約ボタン114をクリックす
る。すると、端末16dは、システムサーバ12内のテ
ーブルを見に行き、予約範囲内に重なる予約がなけれ
ば、図61に示すように確認メッセージが表示されるの
で、「OK」をクリックして定期予約を完了する。定期
予約が完了すると、図62に示すように特殊リハビリ予
約管理画面102に戻る。予約状況枠104の患者をク
リックすると、その患者の基本患者情報が患者情報枠
(右下)に表示される。
【0075】なお、定期予約を行う際、重なる予約時間
があれば、特殊リハビリ定期予約管理画面112には、
「このまま処理を行うか否かを問う」確認メッセージが
表示される。重なる時間帯の前までで予約を完了する場
合は「いいえ」をクリックする。重なる時間帯を飛ばし
て予約する場合は「はい」をクリックする。再度ルール
・予約範囲を入力する場合は「キャンセル」をクリック
する。
【0076】通常予約を行う場合には次のように操作す
る。図63に示す特殊リハビリ予約管理画面102にお
いて、予約枠106へ何時から・何分、患者IDを入力
後、予約ボタン116をクリックし指定日へ予約する。
すると、端末16dは、システムサーバ12内のテーブ
ルを見に行き、予約範囲内に重なる予約がなければ、確
認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックし
て予約を完了する。このようにして予約することによっ
て図4(c)に示す特殊リハビリ予約管理テーブルが新
たに発生される。
【0077】また、メインメニュ44の特殊処理モニタ
ボタン56をクリックし、図64に示すように、特殊リ
ハビリ進行状況モニタ画面118を開くと、システム日
付(コンピュータ日付)の予約状況が表示される。特殊
リハビリ項目の画面切り替えは、左上のコンボボックス
(プルダウンメニュー)より行う。この例ではマッサー
ジが選択されている。なお、特殊リハビリ進行状況モニ
タ画面118では図4(d)に示すテーブルが用いられ
る。
【0078】新規当日予約が入ると、図65に示すよう
に、リアルタイムに予約患者が特殊リハビリ進行状況モ
ニタ画面118へ反映される。この例ではテスト十一蔵
が予約されたところである。テスト八郎の特殊リハビリ
の開始に応じて、テスト八郎の行にある開始チェックボ
ックス120をONにする。すると、特殊リハビリの開
始された患者は、リリースモニタ画面84上で特殊保留
状態となり、その旨を表す(たとえば白色表示する)よ
う表示が切り替えられる。たとえば図45の状態におい
てテスト八郎が特殊保留状態になると、図66に示すよ
うに干渉波ベッド1の待ち行列上のテスト八郎の表示が
特殊保留中を表すように切り替わる。処置時間が経過す
ると、図67に示すように、特殊リハビリ進行状況モニ
タ画面118上の該当する患者の行の背景色が変色し
(たとえば橙色になり)、同時に終了音が鳴り続ける。
【0079】図68に示すように、特殊リハビリ進行状
況モニタ画面118上において、背景色が変色した行の
終了チェックボックス122をONし、特殊リハビリ終
了を指示すると同時に終了音が鳴り止む。終了チェック
ボックス122は、背景色が通常(たとえば灰色)の場
合でもチェックONにできる。特殊リハビリ終了が指示
されると、リリースモニタ画面84では特殊保留状態で
あったのが保留状態になり、表示が切り替わる(特殊保
留→保留機能をONに設定してある場合)。特殊保留→
保留機能をONにしていない場合は、通常待ち状態に戻
る。
【0080】特殊リハビリ進行状況モニタ画面118に
おいて、行の中止ボタン124をクリックすると、「特
殊リハビリを中止することを確認する」確認メッセージ
が表示されるので、さらに「はい」をクリックするとそ
の患者の特殊リハビリが中止され、その患者の行は特殊
リハビリ進行状況モニタ画面118上から消滅する。
【0081】さらに、次のようにして患者別予実問合せ
が行われる。たとえば、リハビリが終了し本日の診療を
全て受けた患者が受付へ戻ってきたとき等、受付用の端
末16aや待合室用の端末16bの表示部40に表示さ
れるメインメニュ44の患者別予実問合せボタン58を
クリックすると、図69に示すような患者別予実問合せ
画面126が立ち上がるので、患者IDを入力後、検索
ボタン128をクリックする。
【0082】すると、図70に示すような患者別予実一
覧画面130が表示され、当日のリハビリ実績が表示さ
れる。予めリハビリ項目マスタに設定してあるランクに
基づいて当日のリハビリ項目の診療点数を判断する。リ
ハビリが残っている場合にはスケジュールとして時間が
表示される。入力されたIDの患者が受付けられていな
い場合には、図71に示すように、患者別予実問合せ画
面126上に確認メッセージが表示される。この場合
「OK」をクリックして再度条件を入力する。
【0083】このような順番管理システム10によれ
ば、複数のリハビリ項目の同時受付に連動して一人の患
者が各リハビリ項目の列に同時に並ぶイメージで、リリ
ースモニタ画面84上に視覚的に患者の列を生成する。
そして、オペレータが現実の患者の動きに合わせて開始
・終了等の操作を行うことで、終了した患者がリリース
モニタ画面84上から消え、それに伴って次の処置対象
患者を示し、複数の列全体に対する処置を消化させるこ
とができる。したがって、たとえば他の治療項目の治療
が長引いている場合や、治療を中断あるいはキャンセル
する場合等、患者の状況が当初の予定とは異なる場合で
あっても、その状況に応じて患者の治療の順番を調整で
き、患者の治療を円滑に進めることができる。
【0084】また、患者をステータス表示しているの
で、患者の状況を容易に把握できる。したがって、途中
中断者、再開者等の管理も容易となり、患者数が増えて
も、正確かつ迅速な順番管理ができる。さらに、空いて
いるリハビリ機器に優先的に患者を配置することによっ
て患者の治療が円滑となり、また、治療項目の優先度順
に患者を対応するリハビリ機器に並べることによって、
最も効果的な治療を円滑に施すことができる。
【0085】また、リザーブ機能を利用すると、患者は
現在の治療を終えた後すぐに次の治療を受けることがで
きるので、できるだけ早く治療を終えることができる。
マッサージや理学療法士などによる予約リハビリがある
場合、予約時刻になると中座扱いとなるので、予約リハ
ビリとその他のリハビリ機器による非予約リハビリとの
スケジュール調整が容易となり、両リハビリを容易に組
み合わせることができる。
【0086】また、リハビリ室が複数あって離れていて
も、各部屋に端末を置けば、統合された待ち行列を作る
ことができ、治療順を一元管理できる。機器担当スタッ
フは、手元のリリースモニタ画面で機器稼働状況や待ち
行列の状況を知ることができるので、計画的に患者を誘
導できる。
【0087】また、義務づけられているリハビリ開始、
終了時刻を自動的に記録できるので、スタッフの手間が
省ける。リハビリ受付は、患者がモニタを見ながら自分
で行えるので、受付の仕事は患者の入力を介助するだけ
でよい。したがって、リハビリ受付を行い当日の変更を
確認するためにスタッフや集中管理専任のスタッフが不
要となる。
【0088】また、リハビリ開始、終了の予想時刻が知
らされるため、患者が能動的に計画を組める。さらに、
リハビリ開始までは待っても、いったん始まるとリハビ
リはスムーズに進み終了できるので、いたずらにリハビ
リ室に長く拘束されることがない。さらに、一時中座し
ていても順番は自動的に前へ進み、先頭で順番を待って
いるので、安心して中座することができる。このため、
待ち時間を利用して、診察や処置を受けたり、また院外
に出ることもできるので、有効に時間を使える。なお、
上述の実施形態では、患者にリハビリを行う場合につい
て述べたが、この発明はリハビリ以外の治療を行う場合
に適用できることはいうまでもなく、また、機器の使用
・不使用を問わない。
【0089】
【発明の効果】この発明によれば、患者の状況に応じて
患者の治療の順番を調整でき、患者の治療を円滑に進め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施形態で用いられるマスタを示す
図解図である。
【図3】この発明の実施形態で用いられるテーブルを示
す図解図である。
【図4】この発明の実施形態で用いられるテーブルを示
す図解図である。
【図5】患者マスタの一例を示す図解図である。
【図6】リハビリ項目マスタの一例を示す図解図であ
る。
【図7】機種マスタの一例を示す図解図である。
【図8】機器マスタの一例を示す図解図である。
【図9】端末マスタの一例を示す図解図である。
【図10】施設マスタの一例を示す図解図である。
【図11】この発明の一実施形態の主要動作の一例を示
すフロー図である。
【図12】図11の続きの動作を示すフロー図である。
【図13】図12の続きの動作を示すフロー図である。
【図14】具体例で用いられる条件を示すテーブルであ
る。
【図15】メインメニュの一例を示す図解図である。
【図16】仮受付画面の一例を示す図解図である。
【図17】仮受付画面の他の例を示す図解図である。
【図18】シミュレート結果一覧画面の一例を示す図解
図である。
【図19】シミュレート結果一覧画面の他の例を示す図
解図である。
【図20】本受付画面の一例を示す図解図である。
【図21】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図22】リリースモニタ画面の一例を示す図解図であ
る。
【図23】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図24】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図25】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図26】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図27】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図28】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図29】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図30】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図31】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図32】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図33】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図34】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図35】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図36】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図37】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図38】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図39】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図40】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図41】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図42】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図43】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図44】本受付画面の他の例を示す図解図である。
【図45】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図46】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図47】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図48】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図49】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図50】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図51】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図52】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図53】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図54】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図55】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図56】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図57】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図58】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図59】特殊リハビリ予約管理画面の一例を示す図解
図である。
【図60】特殊リハビリ定期予約管理画面の一例を示す
図解図である。
【図61】特殊リハビリ定期予約管理画面の他の例を示
す図解図である。
【図62】特殊リハビリ予約管理画面の他の例を示す図
解図である。
【図63】特殊リハビリ予約管理画面の他の例を示す図
解図である。
【図64】特殊リハビリ進行状況モニタ画面の一例を示
す図解図である。
【図65】特殊リハビリ進行状況モニタ画面の他の例を
示す図解図である。
【図66】リリースモニタ画面の他の例を示す図解図で
ある。
【図67】特殊リハビリ進行状況モニタ画面の他の例を
示す図解図である。
【図68】特殊リハビリ進行状況モニタ画面の他の例を
示す図解図である。
【図69】患者別予実問合せ画面の一例を示す図解図で
ある。
【図70】患者別予実一覧画面の一例を示す図解図であ
る。
【図71】患者別予実問合せ画面の他の例を示す図解図
である。
【符号の説明】 10 順番管理システム 12 システムサーバ 14 ネットワーク 16a、16b、16c、16d 端末 18、30 CPU 20、32 ハードディスク 22、34 ROM 24、36 RAM 26、40 表示部 28、42 通信制御部 38 入力部 64 仮受付画面 80 本受付画面 84 リリースモニタ画面 88 リハビリ開始ボタン 90 リハビリ終了ボタン 92 保留ボタン 94 保留解除ボタン 96 順番待ち中止ボタン 98 単体取り消しボタン 102 特殊リハビリ予約管理画面 112 特殊リハビリ定期予約管理画面 118 特殊リハビリ進行状況モニタ画面 126 患者別予実問合せ画面 130 患者別予実一覧画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小味 克巳 大阪府羽曳野市恵我之荘4丁目2番13号 (72)発明者 下里 誠 愛知県名古屋市港区八百島1丁目1410番地 (72)発明者 有田 佳紀 大阪府大阪市大正区三軒家東6丁目4番10 号 (72)発明者 多々良 哲史 大阪府枚方市甲斐田町31番4号 (72)発明者 藤堂 良忠 大阪府堺市大仙町4番12号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1項目以上の治療を受ける複数の患者の
    治療順を管理するための順番管理システムであって、 各患者の受付順および治療項目を決定する受付手段、 前記治療項目の治療時間データおよび前記治療項目に対
    応する治療手段を記憶する記憶手段、 前記受付順および前記治療項目に基づいて、前記患者を
    対応する治療手段の列に配置する配置手段、 前記治療手段の列への前記患者の配置状況を視認可能に
    表示する表示手段、 順番がきた患者について治療開始の指示を受けたとき、
    対応する治療項目の治療時間データに基づいて治療時間
    が経過したか否かを判断する判断手段、ならびに前記治
    療時間が経過したと判断された治療手段において後続の
    患者の状況を考慮して次に治療すべき患者を決定する決
    定手段を備える、順番管理システム。
  2. 【請求項2】 空いている治療手段の列に優先的に前記
    患者を配置する、請求項1に記載の順番管理システム。
  3. 【請求項3】 前記患者の治療項目に優先度が付与され
    ているとき、前記優先度が付与された治療項目に対応す
    る治療手段の列に優先度順に前記患者を並べる、請求項
    1に記載の順番管理システム。
  4. 【請求項4】 或る治療手段が空いている場合において
    当該治療手段の治療を次に受ける予定の患者が所定時間
    内に治療を開始できる場合には、当該患者のために当該
    治療手段を確保しておく、請求項1から3のいずれかに
    記載の順番管理システム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、予約治療項目に関する
    情報を表示可能であり、 前記決定手段は、前記患者の前記予約治療項目の治療状
    況を考慮して次に治療すべき患者を決定する、請求項1
    から4のいずれかに記載の順番管理システム。
  6. 【請求項6】 1項目以上の治療を受ける複数の患者の
    治療順を管理するためのプログラムであって、 各患者の受付順および治療項目を決定するステップ、 前記受付順および前記治療項目に基づいて、前記患者を
    前記治療項目に対応する治療手段の列に配置するステッ
    プ、 前記治療手段の列への前記患者の配置状況を表示手段に
    視認可能に表示するステップ、 順番がきた患者について治療開始の指示を受けたとき、
    対応する治療項目の治療時間データに基づいて治療時間
    が経過したか否かを判断するステップ、ならびに前記治
    療時間が経過したと判断された治療手段において後続の
    患者の状況を考慮して次に治療すべき患者を決定するス
    テップを、コンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記各患者を前記治療項目に対応する治
    療手段の列に配置する前記ステップは、空いている治療
    手段の列に優先的に前記患者を配置するステップを含
    む、請求項6に記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 前記各患者を前記治療項目に対応する治
    療手段の列に配置する前記ステップは、前記患者の治療
    項目に優先度が付与されているとき、前記優先度が付与
    された治療項目に対応する治療手段の列に優先度順に前
    記患者を並べるステップを含む、請求項6に記載のプロ
    グラム。
  9. 【請求項9】 或る治療手段が空いている場合において
    当該治療手段の治療を次に受ける予定の患者が所定時間
    内に治療を開始できる場合には、当該患者のために当該
    治療手段を確保しておくステップをさらにコンピュータ
    に実行させるための、請求項6から8のいずれかに記載
    のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記患者の予約治療項目の治療状況を
    考慮して次に治療すべき患者を決定するステップをさら
    にコンピュータに実行させるための、請求項6から9の
    いずれかに記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011005293A (ja) * 2010-09-13 2011-01-13 Yuyama Manufacturing Co Ltd 医療支援システム
JP2015191524A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 フクダ電子株式会社 医用管理装置
JP2020009044A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 グローリー株式会社 会計システム及び会計管理方法
JP2021051340A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 株式会社アクショム 情報処理方法、コンピュータプログラム、情報処理装置、及び情報処理システム

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