JP2003280072A - 閃光装置 - Google Patents

閃光装置

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JP2003280072A
JP2003280072A JP2002084857A JP2002084857A JP2003280072A JP 2003280072 A JP2003280072 A JP 2003280072A JP 2002084857 A JP2002084857 A JP 2002084857A JP 2002084857 A JP2002084857 A JP 2002084857A JP 2003280072 A JP2003280072 A JP 2003280072A
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JP
Japan
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reflector
flash
auxiliary
auxiliary reflecting
fresnel lens
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Pending
Application number
JP2002084857A
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English (en)
Inventor
Haruo Onozuka
春夫 小野塚
Jiyun Hirahisa
純 平久
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照射角可変の閃光装置において、閃光管を保持
する反射器の外側に、複数の補助反射部材が入れ子式に
組み合わされて成る伸縮自在の補助反射機構を設け、集
光レンズに対する反射器の相対位置の変化に伴い、補助
反射機構を伸縮させて集光効率を高める。 【解決手段】閃光管14を保持した反射器12は、フレ
ネルレンズ16の光軸方向に沿って前後移動可能であ
り、反射器12の外側においてフレネルレンズ16と反
射器12の間には伸縮自在な補助反射機構20が設けら
れている。補助反射機構20は、複数の補助反射器パー
ツ21、22が入れ子式に組み合わされた構造から成
る。反射器12の移動に伴い、補助反射機構20が引き
出され、閃光管14から発生する光は、無駄なくフレネ
ルレンズ16に入射する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカメラに適用される
閃光装置に係り、特に照射角(配光角)を変化させるこ
とができる閃光装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、カメラに用いられる閃光装置の照
射角可変装置として、発光部前面に設けた集光レンズと
閃光発光管(閃光管)との距離を変えることにより、照
射角を変える手段が知られている(特開平1−2395
41号公報)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段は、閃光管が装着されている反射器と集光レン
ズとが近接している場合には、発光管からの光束が有効
に集光レンズを通過していくが、集光レンズと反射器が
離れた場合は、集光レンズに入射しない無駄な光束が発
生し、出射効率が低下するという欠点がある。 【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、集光レンズを介して出射される閃光光量の低下
を防止できる照射角可変の閃光装置を提供することを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、閃光を発する閃光管と、前記閃光管を保持
するとともに、前記閃光管から発生した光を前方に向け
て反射させる略半円筒形状の反射器と、前記反射器の開
口側前方に配設された集光レンズと、を備え、前記閃光
管及び前記反射器を前記集光レンズに対して相対移動可
能な閃光装置において、前記反射器の外側に、複数の補
助反射部材を入れ子式に組み合わせてなる伸縮自在の補
助反射機構が設けられ、前記集光レンズと前記反射器の
相対位置の変化に伴って前記補助反射機構が伸縮する構
造を有していることを特徴としている。 【0006】本発明によれば、閃光管を装着した略半円
筒状の反射器の外側に伸縮自在の補助反射機構を設け、
集光レンズに対して反射器を相対移動させる動作に合わ
せて集光レンズと反射器の間の光路周辺を覆うように補
助反射機構を伸縮させる。これにより、補助反射機構及
び反射器からなる光反射手段を常に集光レンズに近接さ
せておくことができ、閃光管から発生する光は、反射器
又は補助反射機構の反射作用によって拡散が防止され、
無駄なく集光レンズに入射する。したがって、従来の閃
光装置と比較して集光効率を高めることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る閃光装置の好ましい実施の形態について詳説する。 【0008】図1は、本発明の実施の形態に係る閃光装
置の正面図であり、図2は図1の2−2線に沿う概略断
面図である。なお、図2(a)は、照射角が最も大きい
状態(ワイド時)を示し、図1(b)は、照射角が最も
小さい状態(テレ時)を示す。 【0009】この閃光装置10は、例えば、撮影光学系
にズームレンズを搭載したコンパクトカメラに内蔵さ
れ、撮影光学系の焦点距離に応じて照射角が可変され
る。ワイド側では撮影画角が広いために配光範囲を広
げ、テレ側ではガイドナンバーを上げるために照射角を
狭くする。 【0010】図1及び図2に示したように、本実施形態
に係る閃光装置10は、略半円筒形状を有する反射器1
2の内部に閃光管(例えば、キセノン管)14がその長
手方向を反射器12の長手方向と一致させた状態で装着
されており、閃光管14の前方(反射器12の開口部側
前方)にはフレネルレンズ16が設けられている。な
お、「略半円筒形状」には、断面形状が放物線や楕円の
一部を成すものも含むものとする。 【0011】閃光管14を保持した反射器12は、フレ
ネルレンズ16の光軸方向に沿って前後移動可能であ
り、反射器12の外側においてフレネルレンズ16と反
射器12の間には伸縮自在な補助反射機構20が設けら
れている。 【0012】フレネルレンズ16は凸の集光レンズとし
て作用する。例えば、焦点距離f=25mm程度のレン
ズが用いられる。なお、本例では閃光管14側の面(入
射面側)にフレネル溝16Aが形成されているが、閃光
管14と反対側の面(出射面側)にフレネル溝が形成さ
れる構成も可能である。 【0013】補助反射機構20は、複数の(本例では二
つの)補助反射器パーツ21、22が入れ子式に組み合
わされた構造から成り、最も外側の補助反射器パーツ
(以下、「最外郭パーツ」という。)21は、フレネル
レンズ16後面側の所定位置に固定されている。最外郭
パーツ21に対して内側の補助反射器パーツ(以下、
「内郭パーツ」という。)22及び反射器12を摺動さ
せることにより、補助反射機構20をたたみ込んだり
(図2(a))、引き伸ばしたり(図2(b))するこ
とができる。 【0014】図2では、簡略化して示してあるが、最外
郭パーツ21、内郭パーツ22、及び反射器12は隙間
なく連結されており、閃光管14から発せられる光は外
部に拡散せず、フレネルレンズ16に無駄なく入射す
る。 【0015】なお、最外郭パーツ21及び内郭パーツ2
2は、断面形状が放物線や楕円の一部を成すものであっ
てもよいし、単なる平面状のもの(断面が直線のもの)
であってもよい。 【0016】上記の如く構成された閃光装置10によれ
ば、カメラの撮影光学系をワイド側に操作すると、図2
(a)に示したように、閃光管14を保持した反射器1
2がフレネルレンズ16に接近する。ワイド端の時に閃
光管14及び反射器12はフレネルレンズ16に最接近
する。最接近状態において反射器12がフレネルレンズ
16に接触する位置(又は略接触する位置)まで移動
し、実質的に補助反射機構20の反射作用を利用しなく
なる。 【0017】閃光管14から発生する閃光は、反射器1
2(及び必要に応じて補助反射機構20)の内面で反射
され、無駄なくフレネルレンズ16に入射する。これに
より、広角撮影に適した比較的照射角の広い良好な配光
特性を得ることができる。 【0018】他方、カメラの撮影光学系をテレ側に操作
すると、図2(b)に示したように、閃光管14を保持
した反射器12がフレネルレンズ16から遠ざかる位置
に移動する。テレ端の時に閃光管14及び反射器12は
フレネルレンズ16から最も離れた位置に移動する。ワ
イド端からテレ端の中間の位置については、その焦点距
離に応じて反射器12の停止位置が設定される。 【0019】反射器12を移動させる手段については図
示しないが、例えば、撮影レンズ鏡胴を駆動するための
モータ(ズームモータ)を兼用し、該モータの動力によ
って反射器12を駆動する態様がある。また、テレ/ワ
イド切換操作部材の動き(操作による変位)をカムなど
の機械的手段によって反射器12に伝達することによっ
て反射器12を変位させる態様も可能である。 【0020】上述した反射器12の移動に伴い、補助反
射機構20が引き出され、フレネルレンズ16から反射
器12までの間の光路周辺が補助反射機構20によって
隙間なく包囲される。 【0021】閃光管14から発生する閃光は、反射器1
2及び補助反射機構20の内面で反射され、拡散が防止
されつつ、フレネルレンズ16に導かれる。これによ
り、集光効率が高められ、望遠撮影に適した比較的狭い
照射角の良好な配光特性を得ることができる。 【0022】上述した実施形態では、定位置に固定され
たフレネルレンズ16に対して反射器12を近づける方
向又は遠ざける方向に移動させる例を説明したが、本発
明の適用範囲はこれに限定されず、フレネルレンズ16
側を移動させる態様も可能である。 【0023】また、上述した実施形態では、最外郭パー
ツ21と内郭パーツ22の二つの部材からなる補助反射
機構20を例示したが、多段伸縮式の補助反射機構20
の構成はこれに限定されず、二つ以上任意の数の補助反
射部材を組み合わせることが可能である。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、閃
光管を装着した反射器の外側に、入れ子式構造からなる
伸縮自在の補助反射機構を設け、集光レンズに対する反
射器の相対位置の変化に伴い、補助反射機構を伸縮させ
るようにしたので、補助反射機構及び反射器からなる光
反射手段を常に集光レンズに近接させておくことがで
き、閃光管から発生する光を無駄なく集光レンズに入射
させることができる。 【0025】これにより、集光効率が高められ、被写体
に対して良好な補助光を照射することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る閃光装置の正面図 【図2】図1の2−2線に沿う概略断面図であり、図2
(a)は照射角が最も大きい状態(ワイド時)を示し、
図2(b)は照射角が最も小さい状態(ワイド時)を示
す図 【符号の説明】 10…閃光装置、12…反射器、14…閃光管、16…
フレネルレンズ、20…補助反射機構、21…補助反射
器パーツ(最外郭パーツ)、22…補助反射器パーツ
(内郭パーツ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 閃光を発する閃光管と、前記閃光管を保
    持するとともに、前記閃光管から発生した光を前方に向
    けて反射させる略半円筒形状の反射器と、前記反射器の
    開口側前方に配設された集光レンズと、を備え、前記閃
    光管及び前記反射器を前記集光レンズに対して相対移動
    可能な閃光装置において、 前記反射器の外側に、複数の補助反射部材を入れ子式に
    組み合わせてなる伸縮自在の補助反射機構が設けられ、
    前記集光レンズと前記反射器の相対位置の変化に伴って
    前記補助反射機構が伸縮する構造を有していることを特
    徴とする閃光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6303078B1 (ja) * 2017-06-19 2018-03-28 日清工業有限公司 ストロボ装置

Cited By (3)

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WO2018235140A1 (ja) * 2017-06-19 2018-12-27 日清工業有限公司 ストロボ装置
US11086199B2 (en) 2017-06-19 2021-08-10 Nissin Industries Ltd. Strobe device

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