JP2003280044A - 電気泳動表示パネル用前面基板及びその製造方法 - Google Patents

電気泳動表示パネル用前面基板及びその製造方法

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JP2003280044A
JP2003280044A JP2002085056A JP2002085056A JP2003280044A JP 2003280044 A JP2003280044 A JP 2003280044A JP 2002085056 A JP2002085056 A JP 2002085056A JP 2002085056 A JP2002085056 A JP 2002085056A JP 2003280044 A JP2003280044 A JP 2003280044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー表示を行う電気泳動表示パネル用前面基
板であって、高精細、高品位、且つ廉価な電気泳動表示
パネル用前面基板、及び製造方法を提供すること。 【解決手段】長尺帯状の透明基材5上に、透明電極4、
カラーフィルタ層14、カプセル型電気泳動層3が順次
に設けられ、長尺帯状の保護基材91がラミネートされ
たこと。透明電極が設けられた長尺帯状の透明基材上
に、着色フォトポリマー層、所望する色数の着色パター
ンからなるカラーフィルタ層、カプセル型電気泳動層を
形成する工程、長尺帯状の保護基材をラミネートする工
程を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散媒中に分散さ
れた電気泳動粒子の電界の印加による電気泳動現象を利
用した表示パネル及びその製造方法に関するものであ
り、特に、分散媒中に分散された電気泳動粒子の電界の
印加による電気泳動現象を利用して、2色以上の着色パ
ターンからなるカラーフィルタ層を設け、カラー表示を
行う電気泳動表示パネル用前面基板その製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、情報表示
も様々な形態を持ってなされている。可変情報の表示と
しては、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレイ等が主
流となっている。CRTやバックライトを使用するタイ
プの液晶ディスプレイ等の発光型ディスプレイは、長時
間にわたる使用においては見る者の目を疲れさせ、文書
等を読むのには適さない。
【0003】一方、バックライトを使用しないタイプの
液晶ディスプレイは偏光板の使用による画面の暗さが顕
著に現れ、視認性が悪いという問題がある。さらに、こ
れらのディスプレイの表示画像はメモリー性を持たず、
電気的なエネルギー供給が停止されると同時に消えてし
まうという欠点がある。
【0004】今後さらに普及するであろう、所謂PDA
や電子ブック等の携帯可能な情報機器のディスプレイの
他、新聞や本、雑誌、ポスター等の印刷物、さらにはプ
リンター等から紙へ出力したハードコピーのディスプレ
イ表示への置き換わりにおいては、長時間にわたる使用
においても見る者の目を疲れさせにくく、視認性が良好
で、消費電力が少なく、かつ画像のメモリー性を有して
いることが必要であると考えられる。
【0005】これらの要求をある程度満足する非発光型
のディスプレイとして、従来より、電気泳動表示装置
や、例えば、特開2000−162651号公報に開示
されている二色ボール表示装置が知られている。また、
分散媒中に分散された電気泳動粒子の電界の印加による
電気泳動現象を利用した電気泳動表示装置は、例えば、
特公昭50−15115号公報などに示されるように多
数報告されている。
【0006】しかしながら、従来の技術では単色表示は
行えるが、多色の表示を行うのは困難であった。これは
多色の電気泳動粒子をあらかじめ決められた画素に配置
する技術が困難であったからである。このため、単色の
電気泳動粒子の上にカラーフィルタを重ねた構造も知ら
れている。
【0007】従来の技術では、カラーフィルタは枚葉状
のガラス板上に印刷、フォトリソグラフィーを利用した
電着、染色などの方法でレッド、グリーン、ブルー、そ
して必要ならばブラックの着色パターンを設けている。
カラー表示を行う電気泳動表示パネルは、この枚葉状の
カラーフィルタに電気泳動粒子の層を塗布して作成して
いるが、これは非常に手間がかかり量産化に適さないと
言う問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたものであり、基板上のカラ
ーフィルタ層上に電気泳動粒子の層を形成した、カラー
表示を行う電気泳動表示パネル用前面基板であって、高
精細、高品位、且つ廉価な電気泳動表示パネル用前面基
板を提供することを課題とする。また、上記電気泳動表
示パネル用前面基板の製造方法を提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
電気泳動表示パネル用前面基板であって、長尺帯状の透
明基材上に、透明電極、着色フォトポリマーを用いスリ
ット光による露光によって形成された所望する色数の着
色パターンからなるカラーフィルタ層、塗布によって形
成されたカプセル型電気泳動層が順次に設けられ、該カ
プセル型電気泳動層上に長尺帯状の保護基材が粘着層を
介してラミネートされたことを特徴とする電気泳動表示
パネル用前面基板である。
【0010】本発明の第2の発明は、電気泳動表示パネ
ル用前面基板であって、長尺帯状の透明基材上に、透明
電極、塗布によって所定の部分にだけ形成された剥離
層、着色フォトポリマーを用いスリット光による露光に
よって形成された所望する色数の着色パターンからなる
カラーフィルタ層、塗布によって形成されたカプセル型
電気泳動層が順次に設けられ、該カプセル型電気泳動層
上に長尺帯状の保護基材が粘着層を介してラミネートさ
れたことを特徴とする電気泳動表示パネル用前面基板で
ある。
【0011】また、本発明の第3の発明は、上記発明に
よる電気泳動表示パネル用前面基板において、前記スリ
ット光が、レーザー光、レンチキュラーレンズを透過し
た光、又は電子線であることを特徴とする電気泳動表示
パネル用前面基板である。
【0012】本発明の第4の発明は、電気泳動表示パネ
ル用前面基板の製造方法において、 1)予め、透明電極が設けられた長尺帯状の透明基材上
に、着色フォトポリマーを塗布し、乾燥させ、着色フォ
トポリマー層を形成する工程、 2)該着色フォトポリマー層にスリット光を用いて露光
し、現像処理を行って着色パターンを形成する工程、 3)上記1)、2)の工程を所望する色数の回数繰り返
し、所望する色数の着色パターンからなるカラーフィル
タ層を形成する工程、 4)該カラーフィルタ層上に、カプセル型電気泳動層を
塗布によって形成する工程、 5)該カプセル型電気泳動層上に、長尺帯状の保護基材
を粘着層を介してラミネートする工程、 を少なくとも具備することを特徴とする電気泳動表示パ
ネル用前面基板の製造方法である。
【0013】本発明の第5の発明は、電気泳動表示パネ
ル用前面基板の製造方法において、 1)予め、透明電極が設けられた長尺帯状の透明基材上
の所定の部分にだけ剥離剤を塗布し、所定の部分にだけ
剥離層を形成する工程、 2)該所定の部分にだけ剥離層を形成した透明基材上の
全面に、着色フォトポリマーを塗布し、乾燥させ、着色
フォトポリマー層を形成する工程、 3)該着色フォトポリマー層にスリット光を用いて露光
し、現像処理を行って着色パターンを形成する工程、 4)上記2)、3)の工程を所望する色数の回数繰り返
し、所望する色数の着色パターンからなるカラーフィル
タ層を形成する工程、 5)該カラーフィルタ層上に、カプセル型電気泳動層を
塗布によって形成する工程、 6)該カプセル型電気泳動層上に、長尺帯状の保護基材
を粘着層を介してラミネートする工程、 を少なくとも具備することを特徴とする電気泳動表示パ
ネル用前面基板の製造方法である。
【0014】また、本発明の第6の発明は、上記発明に
よる電気泳動表示パネル用前面基板の製造方法におい
て、前記スリット光が、レーザー光、レンチキュラーレ
ンズを透過した光、又は電子線であることを特徴とする
電気泳動表示パネル用前面基板の製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による電気泳動表
示パネル用前面基板及びその製造方法を詳細に説明す
る。図1は、本発明による電気泳動表示パネル用前面基
板の一実施例を示す断面図である。図1は、加法混色に
より色再現を行う電気泳動表示パネル用前面基板の部分
を模式的に示すものである。
【0016】図1に示すように、本発明による電気泳動
表示パネル用前面基板(10)は、長尺帯状の透明基材
(5)上に、透明電極(4)、着色フォトポリマーを用
いスリット光による露光によって形成された所望する色
数の着色パターンからなるカラーフィルタ層(14)、
塗布によって形成されたカプセル型電気泳動層(3)が
順次に設けられ、該カプセル型電気泳動層上に長尺帯状
の保護基材(91)が粘着層を介してラミネートされた
ものである。
【0017】電気泳動表示パネル用前面基板(10)の
カラーフィルタ層(14)は、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の着色パターン(11)、(1
2)、(13)で構成されている。各着色パターンの形
状は、例えば、ストライプ状のものである。また、カプ
セル型電気泳動層(3)は、白色の電気泳動粒子(2
1)と黒色の電気泳動粒子(20)とを封入したマイク
ロカプセル(22)を含むカプセル型電気泳動層であ
る。また、保護基材(91)は、カプセル型電気泳動層
(3)を保護するものであり、電気泳動表示パネル用前
面基板(10)が電気泳動表示パネルとして組み立てに
用いられる際には、保護基材(91)は剥離され、電気
泳動表示パネル用前面基板(10)が背面基板と重ねら
れる。
【0018】図2は、図1に示す電気泳動表示パネル用
前面基板(10)を用いた電気泳動表示パネルの一例を
模式的に示す断面図である。図2に示すように、電気泳
動表示パネル(100)は、保護基材(91)が剥離さ
れた電気泳動表示パネル用前面基板(10’)と電気泳
動表示パネル用背面基板(30)とが重ね合わされたも
のである。電気泳動表示パネル用背面基板(30)は、
基材(1)上に第一の電極(2)が形成されたものであ
る。第一の電極(2)は対向する着色パターンの各々に
対応した電極であり、各々の第一の電極(2)は基材
(1)上に形成された図示せぬスイッチング素子に接続
されている。尚、本願において、透明基材(5)上の透
明電極(4)は、電気泳動表示パネル用前面基板(1
0)が電気泳動表示パネルに組み立てられた際には、第
二の電極と称することとする。
【0019】透明基材(5)上に形成された透明電極
(第二の電極)(4)は、透明基材(5)の全面に形成
されている。図1では透明電極(第二の電極)(4)を
透明基材(5)とカラーフィルタ層(14)の間の例に
示しているが、透明電極(第二の電極)(4)の位置
は、特に限定されない。すなわち、透明電極(第二の電
極)(4)は透明基材(5)うえ、透明基材(5)と剥
離層との間、剥離層とカラーフィルタ層との間、または
カラーフィルタ層上のいずれかに蒸着法、スパッタ法、
CVD法などの従来の技術により形成されていてばよ
い。
【0020】マイクロカプセルへの電界の印加は、第二
の電極(4)の電位を一定な電位とし、この第二の電極
(4)の電位を基準として第一の電極(2)の電位を変
動させ正極又は負極とする。マイクロカプセルに電界が
印加されると、黒色粒子(20)が負に帯電している場
合には、第一の電極(2)が正極の時、黒色粒子は第一
の電極(2)側に移動し、白色粒子(21)は第二の電
極(4)側に移動する。表示色は外光がカラーフィルタ
層を通過し白色粒子で反射した色光、すなわち、カラー
フィルタ層の色となる。また逆に、第一の電極(2)が
負極の時、黒色粒子(20)は第二の電極(4)側に移
動し表示色は黒色となる。図2は、黒色粒子(20)が
負に帯電し、第一の電極(2)が全て正極の場合を表し
ている。
【0021】電界の印加により光学的反射特性が白色と
黒色に変化するマイクロカプセル(22)が各々レッ
ド、グリーン、ブルーの着色パターンを通した色を反射
して色を表示する。各着色パターン毎に印加される電界
を制御することで、加法混色によるカラー表示が可能と
なる。
【0022】次に、本発明による電気泳動表示パネル用
前面基板の製造方法について説明する。まず、カプセル
型電気泳動層(3)の形成に用いるマイクロカプセルイ
ンキの調製について説明する。はじめに、透明分散媒と
白色粒子と黒色粒子を用いて分散液を作成する。透明分
散媒は、例えば、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂
環式炭化水素、ハロゲン化炭化水素、各種エステル類、
アルコール系溶媒、またはその他の種々の油等を単独ま
たは適宜混合した溶媒を用いることが出来る。
【0023】白色粒子(21)としては、公知の酸化チ
タン、シリカ、アルミナ、タルク、酸化亜鉛等の白色無
機顔料、酢酸ビニルエマルションなどの有機化合物、さ
らにはこれらの複合体などを使用する。黒色粒子(2
0)は、無機炭素等の無機顔料の他、ガラスあるいは樹
脂等の微粉末、さらにはこれらの複合体などを使用す
る。必要に応じて、粒子の表面を種々の界面活性剤、分
散剤、有機及び無機化合物、金属等を用いて処理するこ
とで所望の表面電荷を付与することができるのみなら
ず、分散液中での分散安定性を向上させることができ
る。
【0024】透明分散媒中に白色粒子と黒色粒子とが分
散している分散系に電界を印加し、表示色を変化させる
場合には、白色粒子と黒色粒子とを、極性が反対の電荷
に帯電させるか、同一の電荷に帯電していても、帯電量
の差を十分に設けることで、白色分散媒中に黒色粒子が
分散している分散系と同様な色表示が可能となる。
【0025】分散液は、複合コアセルベーション法等の
相分離法、界面重合法、in−situ法、溶解分散冷
却法等、公知の方法を用いて作成されるマイクロカプセ
ルに封入する。必要に応じて、ふるい分け、比重分離法
などの任意の方法により、作成したマイクロカプセルの
径の分布を制御する。これらのマイクロカプセルを、遠
心分離などで脱水し、所定のバインダに分散してインキ
化する。
【0026】次に、透明基材上に透明電極(4)を形成
する方法について説明する。透明基材(5)は、長尺帯
状で連続して巻き取りが可能なポリエチレンテレフタレ
ートやポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、アク
リル樹脂、ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルム等
を好適に用いることができる。透明電極(4)はITO
(Indium Tin Oxide)のような透明性を有するものが用
いられる。必要ならばこの他に水蒸気防止層、アンチグ
レア層、ハードコート層を基板の両面のどちらかに設け
ることも可能である。透明電極(第二の電極)(4)
は、透明基材上、透明基材と剥離層との間、剥離層とカ
ラーフィルタ層との間、またはカラーフィルタ層上のい
ずれに形成してもよい。この形成には蒸着法、スパッタ
法、CVD法などの従来の技術が用いられる。
【0027】透明電極(第二の電極)(4)上にカラー
フィルター層を設ける前に、後で不要部分を取り除きた
い場合には、不要部分のみに剥離層を設ける。剥離層に
はシリコーン樹脂およびその変性体を含む樹脂などが用
いられる。剥離層のパターニングはフレキソ印刷、凹版
印刷、円筒スクリーン印刷、インクジェット印刷などの
方法を用いて行う。
【0028】次に、カラーフィルター層(14)を形成
する方法について説明する。ここでは、ネガ型着色フォ
トポリマーを用いたアルカリ現像による着色パターンの
形成について説明する。ネガ型着色フォトポリマーを用
いたアルカリ現像法では、カルボキシル基等の酸性官能
基を有するアクリル樹脂等の樹脂成分に、感光性モノマ
ーや光重合開始剤等を好適に配合し、光重合若しくは光
架橋反応を利用してパターニングする。
【0029】まず、赤色顔料をネガ型フォトポリマーに
分散し、粘度を適量の溶剤で調節したものを基材表面に
塗工する。塗工方法はマイクログラビアコーター、キス
コーター、コンマコーター、ダイコーター、バーコータ
ー、カーテンコーターなどの方法によって行う。その
後、予備乾燥を行い、スリット光で赤のパターンに応じ
て紫外線、電子線などの電離放射線を照射し、照射によ
って必要な部分を硬化させる。
【0030】スリット光にはフォトマスクを通した光
や、レーザー光を操作したもの、電子線ビームを操作し
たもの等が用いられる。また、レンチキュラーレンズを
介して光を一定の幅に集めたものを用いると、なお効率
よく硬化できる。その後、未露光部分をアルカリ現像す
る。現像後は水洗、乾燥そして必要であればポストベー
クを行い、着色パターンを形成する。この工程を必要な
色数の回数繰り返すことでカラーフィルタ層を形成す
る。
【0031】次に、カプセル型電気泳動層(3)を形成
する方法、及び保護基材をラミネートする方法について
説明する。先ず、カラーフィルタ層の上にカプセル型電
気泳動層(3)を形成する。上記により調製したマイク
ロカプセルインキを一定の厚みでカラーフィルタ層の上
に塗工する。塗工方法はマイクログラビアコーター、キ
スコーター、コンマコーター、ダイコーター、バーコー
ター、カーテンコーターなどの方法によって行う。これ
を乾燥し、粘着層のついた保護フィルムと重ねあわせ
て、本発明による電気泳動表示パネル用前面基板を製造
する。
【0032】電気泳動表示パネル用前面基板は表示パネ
ルとして組み立てを行うとき、粘着層のついた保護基材
を剥がして、第一の電極が形成された電気泳動表示パネ
ル用背面基板と重ね、端部をシールして表示パネルとす
る。この時に不要の部分に剥離層を塗工していた場合
は、不要な部分のカラーフィルタ層が保護フィルムの方
に転写された状態で剥がれるため、剥離層を塗っていな
かった部分のカラーフィルタ層のみが残る。
【0033】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
る。 <実施例1>まず、テトラクロロエチレン中に、ポリエ
チレン樹脂で表面処理した粒径3μmの酸化チタンおよ
び粒径3μmのカーボンブラックが分散された分散液を
複合コアセルベーション法を用いてゼラチンとアラビア
ゴムから成る膜中に封入し、ふるい分けにより径を40
μmに揃えたマイクロカプセルを作成した。
【0034】表示装置などに使用されている顔料分散方
式の着色フォトポリマーである富士フイルムオーリン
(株)製、製品名カラーモザイク、品番CR−2000
(赤)、CG−2000(緑)、CB−2000(青)
を用い、それぞれレッド、グリーン、ブルーの着色パタ
ーンを作成した。 フィルム基材には三菱化学(株)製:ノバクリア0.2
mm厚のものに透明電極としてITO(indium-tin-oxid
e)をスパッタ法で100μm付けたものを用いた。
【0035】図3に実施例1において用いる装置の一例
の概要を示す。装置はフィルム基材を送り出す給紙部
(40)、一色目の着色パターンを形成する第一ユニッ
ト(50)、二色目の着色パターンを形成する第二ユニ
ット(60)、三色目の着色パターンを形成する第三ユ
ニット(70)、カプセル型電気泳動層を形成する電気
泳動カプセル塗工部(80)、保護基材をラミネートし
て出来上がった表示パネルを巻き取るラミネート部(9
0)からなる。ここではカラーフィルタ層を簡便に説明
するため3色としたが、ブラックのマスク形成等で4色
以上になることもあり、この仕様は限定されない。ま
た、ここで説明に用いるレッド、グリーン、ブルーの色
も限定されない。また図示しない乾燥、硬化装置が温
風、赤外線、遠赤外線、蒸気、電離放射線などを用いて
各ユニット間に配置され、塗工したフィルムを必要に応
じて乾燥、硬化させることができる。
【0036】カラーフィルタ層形成の方法を更に詳しく
説明するため、図3の第一ユニットについて説明する。
第一ユニットはレッドの着色フォトポリマーを塗工する
フォトポリマー塗工部(51)とレッドの着色フォトポ
リマーの所定部分を硬化させるスリット露光装置(5
2)と、未露光の着色フォトポリマーを取り除く現像槽
(53)とで構成されている。実施例1ではフォトポリ
マー塗工部(51)にマイクログラビアコーターを用
い、露光時にレジストの厚みが1.5μmになるように
塗工した。そして、スリット露光装置(52)には幅1
00μm、長さ200μm、スリット間200μmのス
リット(54)とメタルハライドランプ(55)を用い
て200mJ/cm2の露光量でレジストを完全硬化さ
せた。
【0037】そして現像槽(53)にて60秒間アルカ
リ現像を行い、ストライプ状の着色パターンを得た。現
像液の処方は以下の通り。 炭酸ナトリウム 1.5WT% 炭酸水素ナトリウム 0.5WT% 陰イオン系界面活性剤( 花王・ペリレックスNBL) 8.0WT% 水 90.0WT%
【0038】同様に第二ユニット、第三ユニットでグリ
ーン、ブルーのストライプ状の着色パターンを形成し、
カラーフィルタ層を得た。
【0039】次に、前述したマイクロカプセルを以下の
処方で混合し、電気泳動カプセル塗工部(80)のマイ
クログラビアコーターでカプセルがきれいに配列するよ
うな厚みで塗工した。 マイクロカプセル 80部 バインダー 20部 水 5部 カルボキシメチルセルロース 少々 バインダーにはAVECIA(社)製:NeoRez R−9
320を用いた。水は脱イオン水を用いた。
【0040】その後、保護基材(91)をラミネート部
(90)でラミネートし、巻き取った。保護基材(9
1)に保護基材塗工部(92)のナイフコーターで粘着
剤としてAVECIA(社)製:NeoRez R−9320
を0.1μmで塗工した後、貼りあわせ長尺帯状の電気
泳動表示パネル用前面基板を得た。こうして作成した電
気泳動表示パネル用前面基板の保護基材を剥がし、カプ
セル型電気泳動層が露出した状態で、電気泳動表示パネ
ル用背面基板の第一の電極に貼りあわせ、周囲をエポキ
シ樹脂接着剤で封止し電気泳動表示パネルを作成した。
【0041】<実施例2>図4に実施例2において用い
る装置の一例の概要を示す。装置はフィルム基材を送り
出す給紙部(40)、剥離剤塗工部(200)、一色目
の着色パターンを形成する第一ユニット(50)、二色
目の着色パターンを形成する第二ユニット(60)、三
色目の着色パターンを形成する第三ユニット(70)、
カプセル型電気泳動層を形成する電気泳動カプセル塗工
部(80)、保護基材をラミネートして出来上がった表
示パネルを巻き取るラミネート部(90)からなる。こ
こではカラーフィルタ層を簡便に説明するため3色とし
たが、ブラックのマスク形成等で4色以上になることも
あり、この仕様は限定されない。また、ここで説明に用
いるレッド、グリーン、ブルーの色も限定されない。ま
た図示しない乾燥、硬化装置が温風、赤外線、遠赤外
線、蒸気、電離放射線などを用いて各ユニット間に配置
され、塗工したフィルムを必要に応じて乾燥、硬化させ
ることができる。
【0042】剥離剤塗工部(200)でフィルム基材上
のカラーフィルタ層を必要としない部分のみに塗工し
た。剥離剤には日立化成ポリマー(株)製のシリコーン
変性剥離剤を用いた。
【0043】カラーフィルタ層形成の方法を更に詳しく
説明するため、図4の第一ユニットについて説明する。
第一ユニットはレッドの着色フォトポリマーを塗工する
フォトポリマー塗工部(51)とレッドの着色フォトポ
リマーの所定部分を硬化させるスリット露光装置(5
2)と、未露光の着色フォトポリマーを取り除く現像槽
(53)とで構成されている。実施例2ではフィルム基
材に前記剥離剤を塗工した上に、フォトポリマー塗工部
(51)にマイクログラビアコーターを用い、露光時に
レジストの厚みが1.5μmになるように塗工した。そ
して、スリット露光装置(52)には幅100μm、長
さ200μm、スリット間200μmのスリット(5
4)とメタルハライドランプ(55)を用いて200m
J/cm2の露光量でレジストを完全硬化させた。
【0044】そして現像槽(53)にて60秒間アルカ
リ現像を行い、ストライプ状の着色パターンを得た。現
像液の処方は以下の通り。 炭酸ナトリウム 1.5WT% 炭酸水素ナトリウム 0.5WT% 陰イオン系界面活性剤( 花王・ペリレックスNBL) 8.0WT% 水 90.0WT%
【0045】同様に第二ユニット、第三ユニットでグリ
ーン、ブルーのストライプ状の着色パターンを形成し、
カラーフィルタ層を得た。
【0046】次に、前述したマイクロカプセルを以下の
処方で混合し、電気泳動カプセル塗工部(80)のマイ
クログラビアコーターでカプセルがきれいに配列するよ
うな厚みで塗工した。 マイクロカプセル 80部 バインダー 20部 水 5部 カルボキシメチルセルロース 少々 バインダーにはAVECIA(社)製:NeoRez R−9
320を用いた。水は脱イオン水を用いた。
【0047】その後、保護基材(91)をラミネート部
(90)でラミネートし、巻き取った。保護基材(9
1)に保護基材塗工部(92)のナイフコーターで粘着
剤としてAVECIA(社)製:NeoRez R−9320
を0.1μmで塗工した後、貼りあわせ長尺帯状の電気
泳動表示パネル用前面基板を得た。こうして作成した電
気泳動表示パネル用前面基板の保護基材を剥がし、カプ
セル型電気泳動層が露出した状態で、電気泳動表示パネ
ル用背面基板の第一の電極に貼りあわせ、周囲をエポキ
シ樹脂接着剤で封止し電気泳動表示パネルを作成した。
この時、前述した剥離層を塗った部分では、剥離層の上
に形成したカラーフィルタ層およびカプセル型電気泳動
層が保護基材側に貼りついて剥がれるため、剥離層を塗
っていない部分のカラーフィルタ層とカプセル型電気泳
動層のみがフィルム基材に形成された状態となる。
【0048】図5は、実施例2にて得られた電気泳動表
示パネル用前面基板を模式的に示す平面図である。図5
(イ)は電気泳動表示パネル用前面基板から剥離した保
護基材(91)、図5(ロ)は保護基材が剥離された電
気泳動表示パネル用前面基板を示している。図5(ロ)
に示すように、カラーフィルタ層(14)の周囲の剥離
層を形成した部分は、カラーフィルタ層(14)及びカ
プセル型電気泳動層(3)は剥離されている。
【0049】
【発明の効果】本発明は、長尺帯状の透明基材上に、透
明電極、着色フォトポリマーを用いスリット光による露
光によって形成された所望する色数の着色パターンから
なるカラーフィルタ層、塗布によって形成されたカプセ
ル型電気泳動層が順次に設けられ、該カプセル型電気泳
動層上に長尺帯状の保護基材が粘着層を介してラミネー
トされた電気泳動表示パネル用前面基板であるので、高
精細、高品位、且つ廉価な電気泳動表示パネル用前面基
板となる。
【0050】また、本発明は、1)予め、透明電極が設
けられた長尺帯状の透明基材上に、着色フォトポリマー
を塗布し、乾燥させ、着色フォトポリマー層を形成する
工程、2)該着色フォトポリマー層にスリット光を用い
て露光し、現像処理を行って着色パターンを形成する工
程、3)上記1)、2)の工程を所望する色数の回数繰
り返し、所望する色数の着色パターンからなるカラーフ
ィルタ層を形成する工程、4)該カラーフィルタ層上
に、カプセル型電気泳動層を塗布によって形成する工
程、5)該カプセル型電気泳動層上に、長尺帯状の保護
基材を粘着層を介してラミネートする工程、を少なくと
も具備する電気泳動表示パネル用前面基板の製造方法で
あるので、高精細、高品位、且つ廉価な電気泳動表示パ
ネル用前面基板の製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気泳動表示パネル用前面基板の
一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す電気泳動表示パネル用前面基板が用
いられた電気泳動表示パネルの一例を模式的に示す断面
図である。
【図3】実施例1において用いる装置の概要図である。
【図4】実施例2において用いる装置の概要図である。
【図5】実施例2にて得られた電気泳動表示パネル用前
面基板を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・基材 2・・・第一の電極 3・・・カプセル型電気泳動層 4・・・透明電極(第二の電極) 5・・・透明基材 10・・・本発明による電気泳動表示パネル用前面基板 10’・・・保護基材が剥離された電気泳動表示パネル
用前面基板 11・・・レッド(R)の着色パターン 12・・・グリーン(G)の着色パターン 13・・・ブルー(B)の着色パターン 14・・・カラーフィルタ層 20・・・黒色の電気泳動粒子 21・・・白色の電気泳動粒子 22・・・マイクロカプセル 30・・・電気泳動表示パネル用背面基板 40・・・給紙部 50・・・第一ユニット 51・・・フォトポリマー塗工部 52・・・スリット露光装置 53・・・現像槽 54・・・スリット 55・・・メタルハライドランプ 60・・・第二ユニット 70・・・第三ユニット 80・・・電気泳動カプセル塗工部 90・・・ラミネート部 91・・・保護基材 92・・・保護基材塗工部 100・・・電気泳動表示パネル 200・・・剥離剤塗工部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気泳動表示パネル用前面基板であって、
    長尺帯状の透明基材上に、透明電極、着色フォトポリマ
    ーを用いスリット光による露光によって形成された所望
    する色数の着色パターンからなるカラーフィルタ層、塗
    布によって形成されたカプセル型電気泳動層が順次に設
    けられ、該カプセル型電気泳動層上に長尺帯状の保護基
    材が粘着層を介してラミネートされたことを特徴とする
    電気泳動表示パネル用前面基板。
  2. 【請求項2】電気泳動表示パネル用前面基板であって、
    長尺帯状の透明基材上に、透明電極、塗布によって所定
    の部分にだけ形成された剥離層、着色フォトポリマーを
    用いスリット光による露光によって形成された所望する
    色数の着色パターンからなるカラーフィルタ層、塗布に
    よって形成されたカプセル型電気泳動層が順次に設けら
    れ、該カプセル型電気泳動層上に長尺帯状の保護基材が
    粘着層を介してラミネートされたことを特徴とする電気
    泳動表示パネル用前面基板。
  3. 【請求項3】前記スリット光が、レーザー光、レンチキ
    ュラーレンズを透過した光、又は電子線であることを特
    徴とする請求項1、又は請求項2記載の電気泳動表示パ
    ネル用前面基板。
  4. 【請求項4】電気泳動表示パネル用前面基板の製造方法
    において、 1)予め、透明電極が設けられた長尺帯状の透明基材上
    に、着色フォトポリマーを塗布し、乾燥させ、着色フォ
    トポリマー層を形成する工程、 2)該着色フォトポリマー層にスリット光を用いて露光
    し、現像処理を行って着色パターンを形成する工程、 3)上記1)、2)の工程を所望する色数の回数繰り返
    し、所望する色数の着色パターンからなるカラーフィル
    タ層を形成する工程、 4)該カラーフィルタ層上に、カプセル型電気泳動層を
    塗布によって形成する工程、 5)該カプセル型電気泳動層上に、長尺帯状の保護基材
    を粘着層を介してラミネートする工程、 を少なくとも具備することを特徴とする電気泳動表示パ
    ネル用前面基板の製造方法。
  5. 【請求項5】電気泳動表示パネル用前面基板の製造方法
    において、 1)予め、透明電極が設けられた長尺帯状の透明基材上
    の所定の部分にだけ剥離剤を塗布し、所定の部分にだけ
    剥離層を形成する工程、 2)該所定の部分にだけ剥離層を形成した透明基材上の
    全面に、着色フォトポリマーを塗布し、乾燥させ、着色
    フォトポリマー層を形成する工程、 3)該着色フォトポリマー層にスリット光を用いて露光
    し、現像処理を行って着色パターンを形成する工程、 4)上記2)、3)の工程を所望する色数の回数繰り返
    し、所望する色数の着色パターンからなるカラーフィル
    タ層を形成する工程、 5)該カラーフィルタ層上に、カプセル型電気泳動層を
    塗布によって形成する工程、 6)該カプセル型電気泳動層上に、長尺帯状の保護基材
    を粘着層を介してラミネートする工程、 を少なくとも具備することを特徴とする電気泳動表示パ
    ネル用前面基板の製造方法。
  6. 【請求項6】前記スリット光が、レーザー光、レンチキ
    ュラーレンズを透過した光、又は電子線であることを特
    徴とする請求項4、又は請求項5記載の電気泳動表示パ
    ネル用前面基板の製造方法。
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