JP2003279669A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2003279669A
JP2003279669A JP2002081529A JP2002081529A JP2003279669A JP 2003279669 A JP2003279669 A JP 2003279669A JP 2002081529 A JP2002081529 A JP 2002081529A JP 2002081529 A JP2002081529 A JP 2002081529A JP 2003279669 A JP2003279669 A JP 2003279669A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】時刻修正時に正確に番車を規正することがで
き、かつ組立が容易な時計を提供すること。 【解決手段】輪列8に隣接して配置される規正レバー6
2は、おしどり61と係合するばね部622と、このば
ね部622に接続された剛体部621とを備える。ま
た、剛体部621は、その基端部がばね部622に接続
される平板状の剛体部本体621Aと、剛体部本体62
1Aの先端部に垂直に設けられた垂直面部621Bとを
備える。時刻修正の際に、巻真5を一段引き出すと、お
しどり61が回動する。これに伴って、剛体部621が
回動し、垂直面部621Bが四番車81に押し当てら
れ、規正レバー62のばね部622が撓む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、規正レバーを有す
る時計に関する。
【0002】
【背景技術】従来から、指針表示式の時計において、時
刻修正を行う際に、秒針の動きを停止させるための規正
レバーが設けられている。この規制レバーは輪列を構成
する番車の回転を停止させるためのものであり、様々な
構造のものがある。例えば、実開平3−122391号
公報に示すように、全体をばねで構成した規正レバーが
ある。この規制レバーは、巻真の動きに応じて回動する
おしどりに係合されている。巻真を引き出すとおしどり
が回動し、このおしどりの回動に伴って規正レバーの先
端部が番車に当接し、番車の回転が停止される(従来例
1)。また、実開平6−84384号公報に示すよう
に、完全剛体で形成した規正レバーがある。この規制レ
バーは、通常時にはおしどり及びかんぬきに係合されて
おり、時刻修正時にはおしどりとの係合が解除され、か
んぬきのばね力を受けて番車に当接される(従来例
2)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例1のよ
うな構造では、規正レバー全体がばねで構成されてお
り、弾性を有するため、番車に当接した際の反力によ
り、規正レバーに挙動が生じることがある。そのため、
規正レバーの挙動により番車が動いて停止位置がずれて
しまい、正確な位置で停止させることができないという
問題がある。一方、従来例2のような構造では、通常時
には規正レバーはおしどり及びかんぬきの両方に係合し
ているので、規正レバーの取付構造が複雑となり、時計
の組立が難しいという問題がある。
【0004】本発明の目的は、時刻修正時に正確に番車
を規正することができ、かつ組立が容易な時計を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は以下
の構成を採用して前記目的を達成するものである。具体
的には、巻真と、この巻真の軸線方向の動きに応じて回
動するおしどりと、このおしどりに連動して動作する規
正レバーと、この規正レバーに隣接して配置される輪列
とを備える時計であって、前記規正レバーは前記おしど
りに係合するばね部と、このばね部に接続された剛体部
とを有し、時刻修正時には、前記おしどりの回動により
前記剛体部が前記輪列の番車に押し当てられ、前記規正
レバーのばね部が撓むことを特徴とする。
【0006】この構成の本発明では、時刻修正時には、
規正レバーのばね部が撓んでおり、番車に押し当てられ
る規正レバーの剛体部には、この撓みによる力がかかる
ので、確実に輪列の番車の回転を停止させることができ
る。また、規正レバーの番車に押し当てられる部分は剛
体部であるため、番車に押し当てられた際の反力により
挙動が生じてしまうことがなく、正確な位置で番車の回
転を停止させることができる。さらに、規正レバーはお
しどりのみに係合しているので、従来のように規正レバ
ーをおしどりとかんぬきとに係合する場合に比べ、組立
性に優れている。
【0007】この際、時刻修正時に前記規正レバーの剛
体部が押し当てられる前記番車には時間情報表示手段が
設けられていることが好ましい。時刻修正時に、時間情
報表示手段、例えば、指針が設けられた番車以外の番車
を停止させた場合には、この番車は正確な位置で停止す
るものの、番車同士のバックラッシュにより、指針が取
り付けられた番車が多少動いてしまう可能性がある。そ
のため、指針を所定の位置(例えば12時の位置)で止
めることが困難となり、正確な時刻修正を行うことがで
きなくなる虞がある。これに対し、時間情報表示手段が
設けられた番車に規正レバーの剛体部を直接押し当てれ
ば、この番車を確実に停止させることができるので、時
間情報表示手段を所定の位置で止めることができ、正確
な時刻修正が可能となる。
【0008】また、前記おしどりと、前記規正レバーの
ばね部との係合部分は平面的に重なっていることが好ま
しい。おしどりと、規正レバーのばね部との係合部分が
平面的に重なることで、時計の平面サイズを小さくする
ことができる。
【0009】さらに、前記規正レバーの前記剛体部は、
その基端部が前記ばね部に接続される平板状の剛体部本
体と、この剛体部本体の先端部に前記剛体部本体に対し
て垂直に設けられた垂直面部とを有し、時刻修正時には
前記垂直面部が前記番車に押し当てられることが好まし
い。規正レバーの番車に押し当てる部分を垂直面部とす
ることで、番車との当接面を広く確保することができ、
より確実に番車の回転を停止させることができる。
【0010】また、前記巻真と、前記おしどりと、前記
輪列は前記規正レバーのばね部が撓んでいない状態で組
み込まれることが好ましい。巻真はおしどりと係合し、
おしどりは規正レバーと係合しているので、規正レバー
のばね部が撓んだ状態で、巻真やおしどりを組み込もう
とすると、これらの部材はばね部の力を受けるため、組
立性が悪くなる。また、規正レバーのばね部が撓んでい
る場合には剛体部が輪列の番車に押し当てられる状態と
なっているため、輪列を設置しにくくなる。本発明で
は、規正レバーのばね部が撓んでいない状態で巻真、お
しどり、輪列が組み込まれるので、組立性に優れたもの
とすることができる。
【0011】この際、日付表示機能を有し、日付修正時
には、前記規正レバーのばね部は撓んでおらず、日付修
正状態から通常状態に戻すと、前記おしどりが時刻修正
時と反対方向に回動し、このおしどりの回動により、前
記剛体部が、当該剛体部を挟んで前記番車と反対側に設
けられた当接部材に押し当てられるとともに、前記規正
レバーのばね部は、前記剛体部が前記番車から遠ざかる
方向に撓むことが好ましい。
【0012】日付機能を有する本発明の時計では通常時
において、規正レバーのばね部を撓ませており、巻真を
一段引き出し、日付修正状態とすると、おしどりの回動
に伴いばね部の撓みが解除される。さらにもう一段巻真
を引き出して時刻修正状態とすると、おしどりがさらに
回動して、規正レバーのばね部が通常時とは反対方向に
撓む。
【0013】従来の日付表示機能を有する時計では、通
常、おしどりの回動範囲が広いため、おしどりに連動し
て動作する規正レバーの作動範囲は広くなる。そのた
め、規正レバーの先端側(番車との当接側)が、時計内
部の他の部材、例えば、小鉄車や日の裏中間車等に干渉
する虞があり、干渉を避けるために時計の平面サイズを
大きく確保する必要がある。これに対し、本発明では、
通常時に、規正レバーの剛体部は、この剛体部を挟んで
番車と反対側に設けられた当接部材に押し当てられてお
り、作動範囲が制限されているので、時計の平面サイズ
を大きく確保する必要がなくなり、時計の小型化を図る
ことができる。
【0014】また、規正レバーのばね部が撓んでいない
状態を通常時とした場合には、日付機能を有しない時計
に対応したものとなるが、本発明のように規正レバーの
ばね部が撓んだ状態を通常時とすることで、日付機能付
きの時計に対応させることができる。そのため、日付表
示機能を有する時計と、日付表示機能を有しない時計と
で規正レバーの共通化を図ることができ、製造コストを
低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1には、第一実施形態に係る時計
1Aのムーブメント2の内部が示されている。この時計
1Aのムーブメント2は、地板3と、時間標準源である
水晶ユニット4と、時刻修正等に使用され、外部操作部
材である竜頭(図示略)が取り付けられる巻真5及び切
換部材6と、輪列8(ここでは、四番車81のみを図示
している)と、この輪列8を駆動するステップモータ
(図示略)を備えている。なお、図示しないが、時計1
Aの巻真5の軸線方向と直交する方向(6時12時方
向)には、装着用のバンドが取り付けられる。
【0016】水晶ユニット4は、音叉型の水晶振動子を
円筒状の外装ケースで覆ったものであり、外装ケースの
両端部を通る軸線が時計1Aの3時9時方向(巻真5の
軸線方向)と略平行になるように水晶保持部材7に保持
されている。また、水晶ユニット4の一方の端部は図示
しない回路基板に固定されている。水晶保持部材7は、
例えば、ポリアセタール(POM)製である。図2に示
すように、水晶保持部材7には水晶ユニット4を保持す
る凹部71と、図示しないICを収容するIC収容部7
2とが形成されている。水晶保持部材7は、地板3に形
成された水晶保持部材取付部31に凹部71を嵌め込む
ことにより、地板3に取り付けられる。
【0017】図3は水晶保持部材7が取り付けられた地
板3を裏面側(水晶保持部材7等が載置されると反対
側)から見た平面図である。図4は、図3のIV―IV方向
の断面図であり、図5は、図3のV−V方向の断面図であ
る。図3及び図4に示すように凹部71の外側面には、
水晶ユニット4の長手方向と直交する方向(時計1Aの
6時12時方向)に突出した突起74が形成されてい
る。これにより、凹部71の地板3への取り付け位置が
決められる。本実施形態では、突起74と地板3の水晶
保持部材取付部31との間に所定のしめしろをもたせて
取り付けてある。これにより、組立て途中で振動や衝撃
が加わっても、水晶保持部材7の凹部71が地板3の水
晶保持部材取付部31から外れることがない。また、6
時側に突出した突起74と12時側に突出した突起74
は同心の円弧形状となっている。
【0018】図4から図6に示すように水晶ユニット4
は凹部71の内側面により支持されている。また、水晶
ユニット4は隣接して設置される回路押さえ部材10に
設けられた押さえばね11によっても固定されている。
なお、水晶保持部材7には、回路押さえ部材10の設置
位置を決める位置決めピン73が形成されている。
【0019】再度、図1及び図2を参照して説明する
と、切換部材6は、巻真5の動きに応じておしどり回転
軸35を中心に回動するおしどり61と、おしどり61
に連動して動作する規正レバー62と、おしどり61と
係合するかんぬき63とを備える。巻真5及び切換部材
6は地板3に取り付けられた巻真保持部材9に保持され
ている。巻真5、おしどり61、規正レバー62、かん
ぬき63は鋼材であり、強度及びばね性が高いものとな
っている。
【0020】巻真保持部材9は、高強度エンジニアリン
グプラスチック製、例えば、ポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)製であり、水晶保持部材7とは別体であ
る。巻真保持部材9には、巻真5の軸方向の動きを案内
する案内溝91及びおしどり61の回動を規正するため
の当接部92が形成されている。また、巻真5と案内溝
91との間には、部品加工上の寸法ばらつきが発生して
も、きしみが発生しないように所定の隙間をもたせてい
る。ただし、案内溝91は巻真5を案内するという役割
を有しているため、案内溝91と巻真5との間に大きな
隙間を形成することは困難である。従って、この隙間に
より、巻真5の動きによる振動の巻真保持部材9への伝
達を完全に防止することは難しい。なお、部品位置のば
らつきにより巻真5と案内溝91との隙間が形成されな
い場合もある。この場合には、巻真5が軸方向にスライ
ドするたびにその振動が巻真保持部材9に伝わってしま
う。巻真保持部材9に隣接して、電源である電池(図示
略)が取り付けられており、巻真保持部材9には、この
電池の設置位置のズレを防止するための電源ストッパー
部93が形成されている。
【0021】かんぬき63は、地板3に設けられたかん
ぬき回転軸34を中心として作動する。かんぬき63
は、巻真5に設けられたつづみ車51に係合するかんぬ
き本体632と、このかんぬき本体632と連続するか
んぬき戻しばね部631を有している。かんぬき本体6
32には、巻真保持部材9に形成されたかんぬきストッ
パー部94に当接する度決め部632Aが形成されてい
る。また、かんぬき本体632のかんぬき戻しばね部6
31との境界部分には、穴632Bが形成されており、
この穴632Bには、地板3に設けられたピン32が嵌
め込まれる。ピン32と穴632Bとの間には所定の隙
間が形成されている。
【0022】かんぬき戻しばね部631の先端は、曲げ
下げられた引っ掛け部631Aとなっている。この引っ
掛け部631Aを地板3に形成された引っ掛け穴33に
挿入することでかんぬき63が動作する際のばね力が得
られるようになっている(図3参照)。
【0023】ここで、かんぬき63の動作について説明
する。通常時(巻真5が引き出されていない状態)に
は、かんぬき戻しばね部631の反力で、かんぬき回転
軸34を中心に図1の矢印H方向(反時計回り方向)に
モーメントが働く。かんぬき63は、その度決め部63
2Aが巻真保持部材9に形成されたかんぬきストッパー
部94に当接することで、位置決めされている。
【0024】時刻修正の際に巻真5を引き出すと、図示
しないが、おしどり61の回動に伴い、かんぬき63は
かんぬき回転軸34を中心に回動する。これにより、か
んぬき本体632に係合しているつづみ車51が移動す
ることとなる。時刻修正後、巻真5を押し込むと、おし
どり61とかんぬき63の係合がはずれ、おしどり61
は巻真5によってもとの位置に戻される。かんぬき63
はかんぬき戻しばね部631のばね力によって度決め部
632Aが巻真保持部材9のかんぬきストッパー部94
に当接するまで回転した後、通常状態に戻る。
【0025】このようなかんぬき63のかんぬき戻しば
ね部631は、水晶保持部材7のIC収容部72と地板
3との間に配置される。かんぬき戻しばね部631と水
晶保持部材7との間には、かんぬき戻しばね部631が
作動できる隙間が形成されている。かんぬき63を組み
込む際には、地板3に取り付けられた巻真保持部材9に
かんぬき63を保持させ、その後、水晶保持部材7を設
置すればよい。
【0026】図7には、規正レバー62を含む時計1A
の規正構造が示されている。規正レバー62は、輪列8
に隣接して配置されており、時刻修正時に、時間情報表
示手段である秒針が設けられた番車、すなわち四番車8
1の回転を停止させるものである。規正レバー62は、
平面L字形形状であり、おしどり61と係合するばね部
622と、このばね部622に接続された剛体部621
とを備える。ばね部622は、剛体部621と一体化す
るため、プレスの曲げ加工、板材の切削加工、板材の鍛
造加工、あるいはこれらの複合加工によって製造される
のが好ましい。特にばね部622を鍛造加工によって製
造すると、規正レバー62が鋼材である場合、機械的な
強度を増強できるメリットがある。
【0027】おしどり61に設けられた係合突起611
にばね部622の係合穴622Aが係合されており、お
しどり61と規正レバー62との係合部分は平面的に重
なっている。ばね部622の係合穴622Aは長孔形状
である。このような長孔形状とすることで、おしどり6
1と規正レバー62の組み込み性を格段に向上させるこ
とができる。すなわち、係合穴622Aを長孔形状とす
ることで、規正レバー62を組み込む際に、ばね部62
2に塑性変形を生じさせるような力が作用しなくなる。
そのため、おしどり61と、規正レバー62とを係合さ
せる際、ばね部622に作用する力により他の切換部材
6をはじき飛ばし、紛失してしまう事態を防止できる。
さらに、ばね部622には塑性変形を生じさせるような
力が作用しないため、ばね部622に作用した力により
剛体部621やおしどり61等が作動してしまうことが
無く、切換部材6の動作の信頼性を向上させることがで
きる。
【0028】剛体部621は、時刻修正時に四番車81
に押し当てられ、四番車81の回転を停止させるもので
ある。図8に示すように、剛体部621は、その基端部
がばね部622に接続される平板状の剛体部本体621
Aと、剛体部本体621Aの先端部に垂直に設けられた
垂直面部621Bとを備える。剛体部本体621Aの基
端部には穴623が形成されており、この穴623に地
板3に設けられたピン32が所定の隙間を持って嵌め込
まれ、ピン32を中心として剛体部621及びばね部6
22が作動する。
【0029】次に、規正レバー62の動作について説明
する。通常時(巻真5が引き出されていない状態)に
は、剛体部621は四番車81に押し当てられておら
ず、規正レバー62のばね部622は撓んでいない。
【0030】時刻修正の際に、巻真5を一段引き出す
と、おしどり回転軸35を中心としておしどり61が回
動する。このおしどり61の回動により、おしどり61
に設けられた係合突起611が規正レバー62の係合穴
622A内をその長手方向に沿ってスライドする。これ
に伴って、剛体部621が回動し、垂直面部621Bが
四番車81に押し当てられ、規正レバー62のばね部6
22が撓むこととなる。このようにして、四番車81の
回転が停止される。
【0031】時刻修正を終えたのち、巻真5を押し込む
と、おしどり61が時刻修正時とは反対方向に回動し、
規正レバー62の剛体部621は、四番車から離れ、ば
ね部622の撓みが解除される。そして、四番車が再び
回転する。この際、巻真5を所定以上押し込んだ場合に
は、おしどり61が巻真保持部材9の当接部92に当接
し、それ以上、回動することができなくなる。
【0032】なお、このような規正構造に使用される巻
真5、おしどり61及び輪列8は規正レバー62のばね
部622が撓んでいない状態でムーブメント2内部に組
み込まれる。
【0033】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を奏することができる。 (1) 時計1Aの3時9時方向に平行に水晶ユニット4
が配置されているため、3時9時方向に時計1Aを落下
した場合、水晶ユニット4内の水晶には自重による衝撃
が加わる程度で、他の部品の荷重がかからない。従っ
て、水晶の振動周波数の変動が防止され、精度のよい時
計1Aとすることができる。
【0034】(2) また、巻真保持部材9には電源スト
ッパー部93が形成されており、時計1Aを巻真5を下
側にして落下してしまった場合、電池の荷重は電源スト
ッパー部93にかかるが、水晶保持部材7には伝達され
ないので、時計1Aを落下してしまった場合でも時計1
Aの精度を維持することができる。
【0035】(3) さらに、水晶保持部材7は突起74
により地板3と時計1Aの6時12時方向で固定されて
いるが、時計1Aの6時12時方向の落下の衝撃は装着
用のバンドにより吸収されるので、水晶保持部材7及び
水晶ユニット4には、地板3を介して落下時の衝撃が伝
わることがなく、時計1Aの精度の低下を防止すること
ができる。
【0036】(4) また、時刻修正時には、規正レバー
62のばね部622が撓んでおり、四番車81に押し当
てられる規正レバー62の剛体部621には、この撓み
による力がかかるので、確実に四番車81の回転を停止
させることができる。
【0037】(5) 規正レバー62の四番車81に押し
当てられる部分は剛体部621であるため、四番車81
に当接する際に反力により振動してしまうことがないの
で、正確に四番車81の回転を停止させることができ
る。
【0038】(6) さらに、規正レバーを通常時にはお
しどり及びかんぬきに係合させ、時刻修正時にはおしど
りとの係合を解除し、かんぬきのばね力を受けて四番車
に当接させる規正構造が従来から存在するが、本実施形
態の規正構造では、規正レバー62はおしどり61のみ
に係合しているので、従来の規正構造に比べ組立性に優
れている。
【0039】(7) 時刻修正時に、四番車81以外の番
車を停止させた場合には、番車同士のバックラッシュに
より、秒針が取り付けられた番車が多少動いてしまう可
能性があるが、本実施形態では秒針が取り付けられた四
番車81に規正レバー62の剛体部621を直接押し当
てているので、四番車81を確実に停止でき、秒針を所
定の位置で止めることができるので、正確な時刻修正が
可能となる。
【0040】(8) また、おしどり61と、規正レバー
62のばね部622との係合部分は平面的に重なってい
るので、時計1Aの平面サイズを小さくできる。
【0041】(9) さらに、規正レバー62の四番車8
1に押し当てる部分を垂直面部621Bとすることで、
四番車81との当接面を広く確保することができ、より
正確に四番車81の回転を停止させることができる。
【0042】(10) また、本実施形態では、規正レバー
62のばね部622が撓んでいない状態で巻真5、おし
どり61、輪列8が組み込まれており、各部材には、ば
ね部622の撓みによる力がかからないので、組立性に
優れたものとすることができる。
【0043】(11) 前述したように、巻真保持部材9の
案内溝91と巻真5との間には隙間が形成されている
が、この隙間を大きくすることは困難であり、この隙間
により、巻真5の動きによる振動が巻真保持部材9に伝
達されないようにすることは難しい。そのため、巻真保
持部材9と水晶保持部材7とを一体とした場合には、巻
真5の動きによる振動が水晶保持部材まで伝達されてし
まう。これに対し、本実施形態では、水晶ユニット4が
保持される水晶保持部材7と、巻真5が保持される巻真
保持部材9とが別体であるため、巻真5の動きによる振
動の水晶ユニット4への伝達を防止することができる。
従って、水晶の振動周波数等の変動が防止され、時計1
Aの精度を向上させることができる。
【0044】(12) 巻真5の動きに応じて作動する切換
部材6は、水晶保持部材7とは別体の巻真保持部材9に
保持されているため、切換部材6の動作に基づく振動は
水晶保持部材7まで伝達されない。そのため、水晶の振
動周波数等の変動が防止され、時計1Aの精度をより向
上させることができる。
【0045】(13)さらに、巻真5の動きはおしどり61
を介して規正レバー62に伝達されるが、規正レバー6
2のばね部622により巻真5の動きによる振動が吸収
されるため、巻真保持部材9や地板3に振動が伝わりに
くくなる。従って、水晶ユニット4への振動の伝達は確
実に防止され、時計1Aの精度をさらに向上させること
ができる。
【0046】(14) また、切換部材6が保持される部材
を巻真保持部材9とは別に設けてもよいが、この場合、
部材点数が増えてしまい、時計1Aの組立に手間を要す
る可能性がある。巻真保持部材9で切換部材6を保持す
ることで、部材点数を最小限に抑えることができ、時計
1Aの組立作業が容易化される。
【0047】(15) 水晶保持部材7を比較的柔らかいP
OMで形成しているため、水晶保持部材7に振動が加わ
ったとしても、水晶保持部材7自身で振動を吸収し、水
晶ユニット4には振動が加わらないようにすることがで
きる。また、巻真5や切換部材6の動きにより直接振動
を受ける巻真保持部材9を剛性の高いPPS製としてい
るので、耐衝撃性を向上できる。
【0048】(16) さらに、かんぬき63のかんぬき戻
しばね部631は、水晶保持部材7のIC収容部72と
地板3との間に配置されているので、IC収容部72に
収容されるICとの干渉を避けることができる。
【0049】(17) また、水晶保持部材7と巻真保持部
材9とを一体の保持部材とした場合には、かんぬき63
を保持部材上に載置しつつ、かんぬき戻しばね部631
を保持部材と、地板3との間に潜り込ませなければなら
ない。これに対し、本実施形態では、水晶保持部材7と
巻真保持部材9が別体であり、かんぬき63を巻真保持
部材9に取り付けた後、水晶保持部材7を設置すること
ができるため、水晶保持部材7と地板3との間にかんぬ
き戻しばね部631を配置する作業を容易に行える。
【0050】(18) また、巻真保持部材9には、当接部
92が設けられており、巻真5を所定以上押し込むと、
おしどり61が当接部92に当接し、それ以上回動でき
なくなる。そのため、それ以上巻真5を押し込むことが
できなくなり、巻真5の過剰な押し込みが防止される。
【0051】(19) さらに、地板3に当接部92が設け
られている場合には、おしどり61と当接部92とが当
接した際の振動が地板3を介して水晶保持部材7まで伝
達され、さらには水晶ユニット4まで伝達されてしまう
可能性がある。本実施形態では、当接部92は地板3で
はなく、巻真保持部材9に設けられているので、おしど
り61と当接部92とが当接した際の振動は、巻真保持
部材9及び地板3を介して伝達されるので水晶保持部材
7に伝わりにくくなる。従って、水晶ユニット4への振
動の伝達が緩和され、時計1Aの精度の向上を図ること
ができる。
【0052】(20) また、水晶ユニット4を水晶保持部
材7の凹部71の内側面及び回路押さえ部材10の押さ
えばね11の3点で保持しているため、水晶ユニット4
を安定的に保持できる。
【0053】(21) さらに、水晶保持部材7には、回路
押さえ部材10の設置位置を決める位置決めピン73が
形成されているので、回路押さえ部材10の取り付けが
容易となる。
【0054】(22) また、位置決めピン73は水晶保持
部材7に設けられているため、落下等により衝撃を受け
ても、水晶保持部材7と回路押さえ部材10の相対位置
が変わらず、水晶ユニット4を押さえる押さえばね11
の位置がずれないので、より安定的に水晶ユニット4を
保持できる。
【0055】(23) また、水晶保持部材7の凹部71の
外側面には、水晶保持部材7の地板3に対する設置位置
を決めるための突起74が形成されているので、地板3
に対する水晶保持部材7の位置決めが容易となる。
【0056】(24) また、水晶保持部材7の突起74を
地板3に当接させて、水晶保持部材7を地板3に固定し
ても、水晶保持部材7は巻真保持部材9と別体であるた
め、巻真5の動作による振動が、巻真保持部材9及び地
板3を介して水晶保持部材7の水晶ユニット4まで伝達
されることはほとんど無い。そのため、時計1Aの精度
が低下することはない。
【0057】次に、本発明の第二実施形態について説明
する。なお、本実施形態において、第一実施形態と同一
もしくは同様の構成部分には同一符号を付し、説明を省
略あるいは簡略する。図9に第二実施実施形態における
時計1Bの規正構造を示す。時計1Bは時計1Aと異な
り、日付表示機能を有しており、通常状態、日付修正状
態、時刻修正状態の3状態をとることができる。時計1
Bは規正構造以外の構造は、時計1Aと略同様の構造と
なっている。
【0058】この時計1Bでは、時計1Aと同様の巻真
5、おしどり61、規正レバー62が使用されている。
この時計1Bの規正構造は、次の通りである。時刻修正
時には、時計1Aと同様、剛体部621の垂直面部62
1Bが四番車81に押し当てられており、ばね部622
が撓んでいる。時刻修正状態から日付修正状態に戻す
と、おしどり61の回動に伴い剛体部621の垂直面部
621Bが四番車81から離れ、ばね部622の撓みが
解除される。日付修正状態から通常状態に戻す際には、
おしどり61が時刻修正時とは反対側に回動する。この
とき、規正レバー62の剛体部621の垂直面部621
Bが裏押さえ(図示略)に設けられた当接部材82に当
接する。この当接部材82は剛体部621を挟んで四番
車81と反対側に設けられている。これにより、ばね部
622は、垂直面部621Bが四番車81から遠ざかる
方向に撓むこととなる。そのため時計1Bでは、通常
時、ばね部622は撓んだ状態となっている。
【0059】従って、本実施形態によれば、第一実施形
態と同様の効果を奏することができるほか、以下の効果
を奏することができる。 (25) 規正レバー62のばね部622が撓んだ状態を通
常時とすることで、日付表示機能を有しない時計1Aで
使用されていた規正レバー62を日付機能付きの時計に
対応させることができる。そのため、日付表示機能を有
する時計1Bと、日付表示機能を有しない時計1Aとで
規正レバー62を共通化でき、製造コストを低減でき
る。
【0060】(26) また、従来の日付表示機能を有する
時計では、通常、おしどり61の回動範囲が広いため、
おしどり61に連動して動作する規正レバー62の作動
範囲は広くなる。そのため、規正レバー62の剛体部6
21の垂直面部621Bが、時計1B内部の他の部材、
例えば、小鉄車や日の裏中間車等(図示略)と干渉する
虞があり、干渉を避けるために時計の平面サイズを大き
く確保する必要がある。これに対し、本実施形態では通
常時には、規正レバー62の剛体部621の垂直面部6
21Bが、剛体部621を挟んで四番車81と反対側に
設けられた当接部材82に押し当てられており、作動範
囲が制限されているので、時計1Bの平面サイズを大き
く確保する必要がなくなり、時計1Bを小型化できる。
【0061】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施形態では、落下による衝撃及び巻真5等の動き
による振動の双方の水晶への伝達を防止するため、水晶
保持部材7と巻真保持部材9とを別体とし、かつ、水晶
ユニット4を時計の3時9時方向と略平行に設置した
が、落下による衝撃の伝達、巻真5等の動きによる振動
の伝達の何れか一方のみを防止したい場合には、各目的
に応じた構造のみを採用してもよい。
【0062】水晶保持部材7には突起74が設けられて
いるとしたが、図10に示すようにこの突起74を地板
3の水晶保持部材取付部31に形成してもよい。また、
突起74は設けられていなくてもよい。ただし、突起7
4が無い場合には、水晶保持部材7の設置位置を決定す
ることが難しくなり、水晶保持部材7の設置作業に手間
を要する可能性がある。
【0063】巻真保持部材9におしどり61が当接する
当接部92が形成されているとしたが、当接部92は地
板3に形成されていてもよい。ただし、地板3に当接部
92を形成してしまうと、おしどり61が当接する際の
振動が地板3から直接、水晶保持部材7に伝達され、水
晶ユニット4に伝わってしまう虞がある。
【0064】さらに、巻真保持部材9に切換部材6が保
持されているとしたが、切換部材6を保持するための部
材を別途設置してもよい。ただし、この場合、部材点数
が増えてしまうので、時計1A,1Bの組立に手間がか
かる可能性がある。また、巻真保持部材9と、水晶保持
部材7を別の材質としたが、同じ材質としてもよい。こ
のようにすれば、製造コストを低減できる。
【0065】さらに、規正レバー62の剛体部621は
垂直面部621Bを有するとしたが、垂直面部621B
はなくてもよい。このようにすれば、規正レバー62の
製造が容易となる。おしどり61と規正レバー62との
係合部分は平面的に重なっているとしたが、平面的に重
ならず係合していてもよい。このようにすることで、時
計1A、1Bを薄型化できる。
【0066】また、規正レバー62の剛体部621は秒
針が設けられた四番車81を停止させていたが、これに
限らず、他の時計表示情報手段が設けられた番車を停止
させてもよい。他の時計表示情報手段としては、例えば
クロノグラフの運針でもよく、また、指針が所定位置に
固定されており、日付や曜日が表示された文字盤が回転
することで日付や曜日を表示する機能を有する時計にお
いては、文字盤であってもよい。さらに、規正レバー6
2の剛体部621は時計表示情報手段が設けられていな
い番車を停止させてもよい。ただし、時計表示情報手段
が設けられた番車以外の番車を停止させた場合には、番
車同士のバックラッシュにより、時計表示情報手段が取
り付けられた番車が多少動いてしまう可能性がある。さ
らに、前記実施形態では時計1A,1Bはアナログクオ
ーツであったが、これに限らず、電子制御式機械時計等
であってもよい。
【0067】
【発明の効果】このような本発明によれば時刻修正時に
正確に番車を規正することができ、かつ組立が容易な時
計を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の時計のムーブメント内
部を示す斜視図である。
【図2】前記ムーブメントの水晶ユニット、巻真及び切
換部材が取り付けられていない状態を示す斜視図であ
る。
【図3】地板に取り付けられた水晶保持部材を示す平面
図である。
【図4】水晶ユニットの保持状態を示す断面図である。
【図5】水晶ユニットの保持状態を示す断面図である。
【図6】回路押さえ部材が取り付けられたムーブメント
を示す斜視図である。
【図7】前記時計の切り換え構造を示す平面図である。
【図8】前記切り換え構造を示す斜視図である。
【図9】本発明の第二実施形態の時計の切り換え構造を
示す平面図である。
【図10】本発明の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1A,1B…時計、 3…地板、 4…水晶ユニット、
5…巻真、 6…切換部材、7…水晶保持部材、 8
…輪列、 9…巻真保持部材、31…水晶保持部材取付
部、 62…規正レバー、 74…突起、 81…四番
車、82…当接部材、 92…当接部、 621…剛体
部、 621A…剛体部本体、 621B…垂直面部、
622…ばね部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻真と、この巻真の軸線方向の動きに応
    じて回動するおしどりと、このおしどりに連動して動作
    する規正レバーと、この規正レバーに隣接して配置され
    る輪列とを備える時計であって、 前記規正レバーは前記おしどりに係合するばね部と、こ
    のばね部に接続された剛体部とを有し、 時刻修正時には、前記おしどりの回動により前記剛体部
    が前記輪列の番車に押し当てられ、前記規正レバーのば
    ね部が撓むことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の時計において、 時刻修正時に前記規正レバーの剛体部が押し当てられる
    前記番車には時間情報表示手段が設けられていることを
    特徴とする時計。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の時計におい
    て、 前記おしどりと、前記規正レバーのばね部との係合部分
    は平面的に重なっていることを特徴とする時計。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかに記載の時計に
    おいて、 前記規正レバーの前記剛体部は、その基端部が前記ばね
    部に接続される平板状の剛体部本体と、この剛体部本体
    の先端部に前記剛体部本体に対して垂直に設けられた垂
    直面部とを有し、 時刻修正時には前記垂直面部が前記番車に押し当てられ
    ることを特徴とする時計。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載の時計に
    おいて、 前記巻真と、前記おしどりと、前記輪列は前記規正レバ
    ーのばね部が撓んでいない状態で組み込まれることを特
    徴とする時計。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れかに記載の時計に
    おいて、 日付表示機能を有し、 日付修正時には、前記規正レバーのばね部は撓んでおら
    ず、 日付修正状態から通常状態に戻すと、前記おしどりが時
    刻修正時と反対方向に回動し、 このおしどりの回動により、前記剛体部が、当該剛体部
    を挟んで前記番車と反対側に設けられた当接部材に押し
    当てられるとともに、前記規正レバーのばね部は、前記
    剛体部が前記番車から遠ざかる方向に撓むことを特徴と
    する時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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