JP2003279139A - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム

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JP2003279139A
JP2003279139A JP2002085585A JP2002085585A JP2003279139A JP 2003279139 A JP2003279139 A JP 2003279139A JP 2002085585 A JP2002085585 A JP 2002085585A JP 2002085585 A JP2002085585 A JP 2002085585A JP 2003279139 A JP2003279139 A JP 2003279139A
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hot water
cogeneration system
control unit
supply tank
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Masashi Takazawa
正志 高澤
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを抑えると共に、総合効率を向上させ
たコージェネレーションシステムを提供することにあ
る。 【解決手段】 制御ボックス15に通気用のスリットを
設け、この制御ボックス15を放熱器14と、送風機1
6が設けらた放熱室3へ配設することにより、送風機1
6で、制御ボックス15内を冷却することが可能とな
る。さらに、給湯槽17へ接続される給水配管24を、
電力供給を行なう制御ボックス15と、排気トップ80
とを経由させることにより、この制御ボックス15内を
冷却できるとともに、給湯槽17へ給水される水の温度
も上昇させられるため、熱回収効率が改善され、総合効
率を向上させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発電と給湯とを行なうコージ
ェネレーションシステムの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでのコージェネレーションシステ
ムでは、ガスや灯油などの燃料を内燃機関で燃焼させ、
この内燃機関の駆動力により発電機を運転し、その発電
された電力をパワーコンバータで商用電源の電源周波数
に変換し、前記商用電源の位相に同調させて、電力線へ
の電源供給を行なうと共に、前記内燃機関を冷却する冷
却水路上に熱回収部を設け、給湯槽への熱回収を行なわ
せて、湯水を貯留し、給湯をも行なっていた。
【0003】この内燃機関の冷却水路上には、前記熱回
収部のほか、この熱回収部で前記給湯槽への熱回収をし
切れ無かった熱を放熱させるための放熱器と、この冷却
水路内の冷却水を循環させる冷却水ポンプとが設けら
れ、前記放熱器は、放熱用送風機が設けられた放熱室へ
配設されて冷却され、前記内燃機関や、前記冷却水ポン
プは、前記パワーコンバータも含め、前記放熱用送風機
とは異なる機械室用送風機が設けらた、機械室へ配設さ
れて冷却されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コージェネレ
ーションシステムも家庭向け用などの小型のものを考え
た場合、発電量は、数キロワット程度で良いものの、こ
のコージェネレーションシステムでの発電電力量に対す
る、運転するための消費電力量の占める比率が大きくな
るため、このコージェネレーションシステムでの運転に
関わる補機点数が多いことは、その消費電力量の増加に
繋がることから、最終的な発電効率を低下させてしまう
結果となり、また、前記補機点数が多いことは、当然な
がらコストもアップしていることを意味している。
【0005】このため、この小型のコージェネレーショ
ンシステムでは、このシステム内で消費してしまう前記
消費電力量の低減、および、コストの低減を行なうこと
が要望されていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、コストを抑える
と共に、熱回収や、発電などの総合効率を向上させたコ
ージェネレーションシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内燃機関の駆動力で発電機が発電を行ない、この発
電機に接続された制御部で商用電源に同調させて電力供
給を行なうと共に、前記内燃機関の冷却水から給湯槽へ
熱回収を行ない給湯を行なうコージェネレーションレー
ションにおいて、前記給湯槽への給水を行なう給水配管
を、前記制御部を経て前記給湯槽へ接続する給水配管と
したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のものにおいて、前記制御部を内蔵した箱を経た前記給
水配管を、前記内燃機関の排気ガスの排気トップをも経
由させて、前記給湯槽へ接続した給水配管としたことを
特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のものにおいて、前記制御部の外箱の表面に凹
溝を設けて、この凹溝に前記給水配管を設けたことを特
徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のものにおいて、前記制御部の外箱の表面に、
前記給湯槽へ給水される水を流通させるジャケットを設
け、このジャケットを通じて、前記給湯槽へ給水したこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のものにおいて、前記制御部を前記水
冷のみならず、空冷可能としたことを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のものにおいて、前記制御部に温度センサを設け、この
温度センサからの温度信号に基づいて、前記空冷を可能
としたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図8を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明による電力供給を主体とし
たコージェネレーションシステムの一部を破断して示し
た斜視図である。
【0015】このコージェネレーションシステム100
の構成は、機械室1と、蓄熱室2と、放熱室3とに大別
されており、機械室1は、このコージェネレーションシ
ステム100の下部右側に位置して、ベース部材60上
に取り付けられ、通気口62を設けられた底板61へ、
内燃機関10と、この内燃機関10の駆動力で駆動され
る発電機11とが配設されており、これらの他には、冷
却水ポンプ12と、排ガス装置13と、図示しない燃料
供給装置とが納められ、外装パネル70と、外装パネル
71とにより覆われて設けられている。
【0016】また、蓄熱室2は、このコージェネレーシ
ョンシステム100の左側に位置して、ベース部材60
上にアングルで固定された、給湯槽17が納められ、外
装パネル75と、76と、天面パネル74とにより覆わ
れている。
【0017】さらに、この機械室1の上部には、鋼材6
3a〜63c、および、64に支持されて設けられた放
熱室3が設けられており、この放熱室3の底面には、ド
レンパン65が設けられており、蓄熱室2側の側壁へ
は、仕切板77が取り付けられている。
【0018】また、この放熱室3内には、内燃機関10
の冷却水を流通させて放熱させる放熱器14と、このコ
ージェネレーションシステム100の制御を行なう制御
部や、発電した電力の供給を行なうパワーコンバータな
どの制御装置18と、ボックス内温度センサ19とを内
蔵した制御ボックス15と、この放熱室3内の空気を大
気側へ放出させる送風機16とが納められ、外装パネル
72、および、スリット31が設けられた外装パネル7
3と、排気トップ80、および、吹出しグリル78が取
り付けられた吹出し口79を有した天面パネル74とに
より覆われている。
【0019】この放熱器14は、放熱室3の1つ面へ側
して配設され、制御ボックス15は、そのケース上の前
面にスリット29と、裏面にスリット30とが設けられ
て、放熱器14と対向した面へ配設され、送風機16
は、この放熱室3の天面の前記天面パネル74に設けら
れた吹出し口79の直下に位置して配設されている。
【0020】また、この放熱室3の底面となるドレンパ
ン65は、図2に示す様に、両側端部を上方に曲げられ
た板金66、および、67を、鋼材64上へ間隔を設け
て並べ、前記機械室1の天面に開口部が設けられる様に
取り付けられており、前記開口部には、この開口部より
幅広で、両側端部を下方に曲げられた板金68が、前記
開口部との間に通風可能な間隔を持って、この開口部を
覆う様に取り付けられ、このドレンパン65の下方に設
けられた機械室1内の空気が、この放熱室3へ流通可能
とされている。
【0021】そして、この送風機16が、制御装置18
からの指示により、運転を開始すると、図3に示す様
に、送風機16が、放熱室3内の空気を大気中へ放出さ
せる様に送風を行なうため、放熱器14では、大気側か
ら放熱室3内へ、この放熱器14を冷却しながら通過し
て空気が流れ、制御ボックス15では、外装パネル73
上に設けられたスリット31より大気側から空気が流入
し、制御ボックス15の前面に設けられたスリット29
と、裏面に設けられたスリット30とを流通して、この
制御ボックス15内を冷却しながら通過して、放熱室3
内へ空気が流れ、この放熱室3の下方に位置する機械室
1では、ドレンパン65上に設けられた板金66と、板
金68との間隔、および、板金67と、板金68との間
隔より、機械室1内の空気が、放熱室3へと吸引される
ため、機械室1の底板61に設けられた通気口62よ
り、空気が侵入して、内燃機関10や、発電機11など
を冷却しながら流通して、放熱室3内へと空気が流れ
る。
【0022】この様に、放熱室3内の側面の放熱器14
と対向する位置へ制御ボックス15を設け、この制御ボ
ックス15の前面と、裏面とに、空気の流通するスリッ
トを設けることにより、制御ボックス15内に納めたパ
ワーコンバータや、制御部などの制御装置18を、送風
機16で空冷することが可能となる。
【0023】さらに、機械室1をこの放熱室3に隣接し
て設け、放熱室3と、機械室1とを連通して設けること
により、前記送風機16で、この機械室1の空冷までも
が可能となる。
【0024】また、このコージェネレーションシステム
100を図4の様に回路図に示して説明すると、制御装
置18へ発電要求内の信号が送られると、この制御装置
18より内燃機関10の運転開始の指示が出され、内燃
機関10は、燃料供給装置21から供給される燃料と、
吸気装置22から吸入される燃焼用空気とを混合器23
で混合して吸引し、この内燃機関内部で燃焼させて、排
気ガスを排ガス装置13を経由させて、排気トップ80
より排出し、前記燃焼により発生した駆動力で、発電機
11を運転して発電を行ない、この発電された電力を制
御装置18に含まれた前記パワーコンバータで商用電源
の電源周波数、および、位相に同調させて、負荷へと供
給し、この内燃機関10の運転開始の指示と共に、冷却
水ポンプ12へも運転開始の指示が出され、この内燃機
関10の冷却水路内に停流した冷却水を循環させる。
【0025】ここで、この冷却水路上に設けられている
三方弁28は、ワックスなどの封入材が封入され、この
三方弁28内を流通する前記冷却水の温度により、前記
封入材の体積が変化し、自動的に流通先を切替える機械
式の弁であり、前記冷却水の温度が、例えば、60℃未
満の場合は、矢印a方向を選択し、60℃以上となった
場合には、矢印b方向へ切替える弁である。
【0026】そして、この時、前記冷却水の水温は、ま
だ低く、前記60℃未満となっているため、内燃機関1
0から流出した冷却水は、排ガス装置13を経由して、
三方弁28を矢印a方向へ進み、冷却水ポンプ12を経
由して、内燃機関10へと戻る冷却水路を循環して、こ
の内燃機関10の暖機運転を行うことになり、前記冷却
水の温度が、前記60℃以上となると、三方弁28内に
封入された前記封入材の体積が変化して、前記冷却水の
流通先は、矢印b方向へと切替えられ、内燃機関10か
ら流出した前記冷却水は、排ガス装置13を経由して、
三方弁28を矢印b方向へ進み、給湯槽17内に設けら
れた熱供給管27を流通し、放熱器14を流通して、冷
却水ポンプ12を経由し、内燃機関10へと戻る冷却水
路を循環して、前記冷却水から、給湯槽17内に貯留さ
れた水への熱回収を行なう。
【0027】また、前記冷却水の温度が、例えば、80
℃以上となった場合、給湯槽17への熱回収を行なうに
も、給湯可能な温度を超えてしまう温度、かつ、内燃機
関10の冷却が十分に行なえない温度として、この冷却
水の温度信号を冷却水路上に設けた冷却水温度センサ2
6で検出し、制御装置18で放熱器14での強制空冷を
判断して、送風機16の運転を行なわせ、前記冷却水の
温度が上昇することを抑える。
【0028】ここで、このコージェネレーションシステ
ム100は、上述の様に、発電主体のコージェネレーシ
ョンシステムであり、給湯要求の有無に関わらず、内燃
機関10、および、発電機11は、運転して発電を行な
い、制御ボックス15内に納められたパワーコンバータ
などの制御装置18は発熱するため、上記説明での前記
冷却水の温度が、前記80℃未満となっている状況で
も、制御ボックス15内に設けられたボックス内温度セ
ンサ19からの温度信号により、制御装置18から送風
機16の運転が行なわれる。
【0029】この時、例えば、前記冷却水の温度が、前
記60℃未満の状態であれば、前記冷却水の温度も低
く、内燃機関10の暖機運転を行っている最中であるた
め、放熱器14を流通しない冷却水路上を循環している
ため、制御ボックス15内に設けられたボックス内温度
センサ19からの温度信号により、制御装置18から送
風機16を運転させても、特に問題となることは無い。
【0030】また、前記冷却水の温度が、前記80℃以
上の状態であれば、上記説明の様に、給湯槽17への熱
回収を行なうにも、給湯可能な温度を超えてしまう温度
であるとともに、前記冷却水が、給湯槽17での熱回収
を行なっても前記80℃以上となってしまうことは、給
湯槽17内に貯留された水への熱回収が完了されている
ことを意味し、かつ、内燃機関10の冷却が十分に行な
えない温度であり、冷却水温度センサ26からの温度信
号としても、送風機16を運転させる必要があることか
ら、制御ボックス15内に設けられたボックス内温度セ
ンサ19からの温度信号により、制御装置18から送風
機16を運転させても、特に問題となることは無い。
【0031】しかし、前記冷却水の温度が、前記60℃
以上で、前記冷却水から給湯槽17への熱回収が行なわ
れ、放熱器14での放熱が必要とされる前記80℃未満
の温度であるときでは、前記給湯槽17内に貯留された
水への前記冷却水からの熱回収が継続されている状態
で、前記冷却水の温度としては、送風機16の運転を行
う必要は無いが、ボックス内温度センサ19の温度信号
により、制御ボックス15内の温度が上昇し、冷却の必
要があるとして、制御装置18から送風機16の運転が
行なわれてしまうため、送風機16からの送風を受け
て、放熱器14での放熱が行なわれて、前記冷却水の温
度は下降してしまい、給湯槽17への熱回収効率を低下
させてしまうこととなる。
【0032】このため、図5に示す様に、第2の三方弁
32を設けて、内燃機関10の暖機運転を行なう冷却水
路と、給湯槽17での熱回収を行なう冷却水路と、給湯
槽17での熱回収、および、放熱器14での放熱を行な
う冷却水路とに分割することにより、前記冷却水の温度
が、放熱器14での放熱を必要とされる前記80℃未満
の温度であっても、前記冷却水は、放熱器14を流通し
ない冷却水路上を循環するため、前記冷却水の無駄な放
熱を避けることが可能となる。
【0033】また、この第2の三方弁32も、これまで
の前記三方弁28と同様の前記冷却水の温度による機械
式のものであれば、コストアップとはなってしまうが、
特に電力を必要としないため、発電効率を低下させるこ
とも無く、給湯槽17での熱回収効率を低下させてしま
うことも無い。
【0034】ところで、本願実施の形態では、図4、お
よび、図5に示す様に、前記給湯槽17への給水を行な
う給水配管24を、制御ボックス15、および、排気ト
ップ80を経由させて、給湯槽17へ接続したもので、
この制御ボックス15は、図6に示す様に、凹溝40を
設けた構造となっており、この溝40へ前記給水配管2
4が設けられたもので、通常、水道などの上水道から供
給される水の水温は、季節により上下するが、5〜15
℃前後となっているため、この水を制御ボックス15の
表面を流通させることにより、この制御ボックス15内
を冷却することが可能となる。
【0035】この他、この制御ボックス15の表面に設
ける給水配管24については、図7に示す様に、制御ボ
ックス15に、給湯槽17へ給水される前記水が流通す
るジャケット41を設けても、この制御ボックス15内
を冷却するは可能である。
【0036】また、排気トップ80では、図8に示す様
に、この排気トップ80の外周に給水配管24を設け、
大気へ排出される排気ガスからの熱回収も行なえる様に
している。
【0037】これにより、給湯槽17内へ給水される前
記水の温度は、制御ボックス15と、排気トップ80と
からの熱回収により、配水元の上水道を流通している水
のい温度よりも上昇するため、給湯槽17内で熱供給管
27からの熱回収を行なわせるにしても、短時間で、給
湯可能な温度へと到達させることが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より、前記制御部を内蔵した
前記箱の前面と、裏面とにスリット状の通風口を設け
て、送風機と、放熱器とを納めた放熱室の前記放熱器と
対向する位置へ配設するとともに、前記放熱室の下方
へ、機械室を連通して設けることにより、前記送風機
で、前記放熱器と、前記制御部と、前記機械室との空冷
を行なうことが可能となり、さらに、給湯槽へ給水を行
なう給水配管を、前記制御部の外箱、および、排気トッ
プを経由させて接続することにより、前記制御部が冷却
できるとともに、前記制御部、および、大気へ排出され
る排気ガスからの熱回収も可能となるため、熱回収効率
を上昇させて総合効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコージェネレーションシステムの
一部を破断して示した図である。
【図2】本コージェネレーションシステムのドレンパン
部について示した構成断面図である。
【図3】本コージェネレーションシステム内を冷却する
空気の流れを示した図である。
【図4】本コージェネレーションシステムの概略につい
て示した回路図である。
【図5】図4に示す回路図の熱回収効率を改善した冷却
水路の回路図である。
【図6】制御部の外箱へ設ける給水配管について示した
図である。
【図7】制御部を外箱へ図6とは異なる給水配管を設け
た図である。
【図8】排気トップへ設けた給水配管について示した図
である。
【符号の説明】
1 機械室 2 蓄熱室 3 放熱室 10 内燃機関 11 発電機 14 放熱器 15 制御ボックス 16 送風機 17 給湯槽 18 制御装置 19 ボックス内温度センサ 24 給水配管 25 給湯配管 26 冷却水温度センサ 29 スリット 30 スリット 31 スリット 80 排気トップ 100 コージェネレーションシステム 101 コージェネレーションシステム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の駆動力で発電機が発電を行な
    い、この発電機に接続された制御部で商用電源に同調さ
    せて電力供給を行なうと共に、前記内燃機関の冷却水か
    ら給湯槽へ熱回収を行ない給湯を行なうコージェネレー
    ションレーションにおいて、 前記給湯槽への給水を行なう給水配管を、前記制御部を
    経て前記給湯槽へ接続する給水配管としたことを特徴と
    するコージェネレーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記制御部を内蔵した箱を経た前記給水
    配管を、前記内燃機関の排気ガスの排気トップをも経由
    させて、前記給湯槽へ接続した給水配管としたことを特
    徴とする請求項1に記載のコージェネレーションシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記制御部の外箱の表面に凹溝を設け
    て、この凹溝に前記給水配管を設けたことを特徴とする
    請求項1または2に記載のコージェネレーションシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記制御部の外箱の表面に、前記給湯槽
    へ給水される水を流通させるジャケットを設け、このジ
    ャケットを通じて、前記給湯槽へ給水したことを特徴と
    する請求項1または2に記載のコージェネレーションシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記制御部を前記水冷のみならず、空冷
    可能としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載のコージェネレーションシステム。
  6. 【請求項6】 前記制御部に温度センサを設け、この温
    度センサからの温度信号に基づいて、前記空冷を可能と
    したことを特徴とする請求項5に記載のコージェネレー
    ションシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002761A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Ebara Corp コージェネレーションシステムおよび発電装置
JP2009047338A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Honda Motor Co Ltd コージェネレーション装置

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