JP2003279016A - 混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法 - Google Patents
混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法Info
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Abstract
して、又、高温域で燃焼ガスを処理する混合廃棄物の燃
焼炉及びその燃焼方法である。 【解決手段】 筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃
焼炉本体を正・逆に回転可能に設置し、該燃焼炉の一端
にはフィラメントキャップ(2)を装着し、他端には被
燃焼物(X)の圧送装置(3)を設け、かつ、該燃焼炉
内には、被燃焼物(X)を、前・後方向に移動させるた
めのスパイラルに複数本の掻板(4)を炉内壁の軸方向
にそれぞれ設けた混合廃棄物の燃焼炉及び被燃焼物
(X)のうち、木・コークスを最初に燃焼させて、燃焼
炭を作成し、次いで、他の被燃焼物を燃焼炉内に圧送し
て燃焼させ、未燃焼のものは、燃焼炉を回転させること
により、燃焼むらを解消して、ゴミを燃え尽きる迄、炉
内に留めて、燃焼させることを特徴とする燃焼炉におけ
る混合廃棄物の燃焼方法。
Description
焼炉及びその燃焼方法に関するものである。
渣、繊維等の産業廃棄物の焼却は、通常、燃焼炉にて着
火させて燃焼していた。
前処理が必要であり、さらに、燃焼に際して、補助燃料
を必要とするものであり、しかも、排ガスの処理が煩雑
であった。
と、燃焼ムラができ、燃焼炉内に、燃えたゴミと燃えな
いゴミが混在し、その処理が煩雑であった。
産業廃棄物を燃焼させる燃焼炉に、焼却炉が反転する構
造とし、燃焼むらを無くして、又、高温域で燃焼ガスを
処理する混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法を開発・
提供するものである。
を燃焼させる燃焼炉に、焼却炉が反転する構造とし、ゴ
ミが炉内で前・後に移動できる事を利用して、燃え尽き
る迄、炉内に留め、又、燃焼ガスがフィラメントキャッ
プを通過することによる完全燃焼が得られる混合廃棄物
の燃焼炉及びその燃焼方法を開発・提供するものであ
る。
て詳述すると、筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃
焼炉本体を回転可能に設置し、該燃焼炉の一端にはフィ
ラメントキャップ(2)を装着し、他端には被燃焼物
(X)の圧送装置(3)を設け、かつ、該燃焼炉内に
は、被燃焼物(X)を、前・後方向に移動させるための
スパイラルに複数本の掻板(4)を炉内壁の軸方向にそ
れぞれ設けたことを特徴とする混合廃棄物の燃焼炉から
構成される。
て詳述すると、燃焼炉における混合廃棄物の燃焼方法に
おいて、筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃焼炉本
体を回転可能に設置し、該燃焼炉の一端にはフィラメン
トキャップ(2)を装着し、他端には被燃焼物(X)を
燃焼炉に向けて圧送するための圧送装置(3)を設け、
かつ、該燃焼炉内には、被燃焼物(X)を、前・後方向
に移動させるためのスパイラルに複数本の掻板(4)を
炉内壁の軸方向にそれぞれ設け、被燃焼物(X)のう
ち、木・コークスを最初に燃焼させて、燃焼炭を作成
し、次いで、他の被燃焼物を燃焼炉内に圧送して燃焼さ
せ、未燃焼のものは、燃焼炉を回転させることにより、
燃焼むらを解消して、未燃焼物に空気を与えることによ
り、燃焼させることを特徴とする燃焼炉における混合廃
棄物の燃焼方法から構成される。
焼炉本体(1)内に、被燃焼物(X)の一である木屑、
又はコークスを用いて燃焼炭を作っておき、次に、圧送
装置(3)より、被燃焼物となるゴミを燃焼炉本体
(1)内に、圧送し、燃焼すべきゴミをなるべく、燃焼
炉本体(1)の図面において右方向,即ち,圧送装置
(3)側にかき寄せておき、燃焼炉本体(1)を回転さ
せながら燃焼させるものである。
炉本体(1)を逆転させて、これらを再度、燃焼炉本体
(1)の右に寄せて、燃焼させるものであり、最終的に
燃えないものは、燃焼炉本体(1)の左側のフィラメン
トキャップ(2)を取り外し正転はき出しをするもので
ある。
置である,二次燃焼室(A)に連通し、ダクト(B)を
介して、一次冷却装置である,蒸気室(C)を通り、二
次冷却装置である,クーリングタワー(D)の周囲を巻
回する冷却管(E)を通り、誘ガス処理装置である,誘
引通風機(F)でバックフィルタ(G)内の空気を煙突
(H)より大気中に放出するものである。
(1)を設け、該燃焼炉本体を回転可能に設置し、該燃
焼炉の一端にはフィラメントキャップ(2)を装着し、
他端には被燃焼物(X)の圧送装置(3)を設け、か
つ、該燃焼炉内には、被燃焼物(X)を、前・後方向に
移動させるためのスパイラルに複数本のウェブ(4)を
炉内壁の軸方向にそれぞれ設けたことにより、燃焼炉本
体内の被燃焼物(X)を上・下方向又は前進および後退
が可能であり、燃焼炭を常に燃焼炉本体(1)内に止め
置くことが可能であり、常に高温を維持でき、また、フ
ィラメントキャップ(2)を装着しているため、必ず、
800℃の高温域を通過するため、大気汚染をすること
がなく、住みよい環境を維持することができる効果があ
る。
方法において、筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃
焼炉本体を回転可能に設置し、該燃焼炉の一端にはフィ
ラメントキャップ(2)を装着し、他端には被燃焼物
(X)を燃焼炉に向けて圧送するための圧送装置(3)
を設け、かつ、該燃焼炉内には、被燃焼物(X)を、前
・後方向に移動させるためのスパイラルに複数本の掻板
(4)を炉内壁の軸方向にそれぞれ設け、被燃焼物
(X)のうち、木・コークスを最初に燃焼させて、燃焼
炭を作成し、次いで、他の被燃焼物を燃焼炉内に圧送し
て燃焼させ、不燃焼のものは、燃焼炉を回転させること
により、燃焼むらを解消して、燃焼させることにより、
被燃焼物の前処理が殆ど必要なく、従って、補助燃料が
殆ど不要であり、混合ゴミが燃焼処理でき、排出するガ
スの処理が簡単であり、また、建設費も従来と変わらな
い等極めて有益なる効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃
焼炉本体を正・逆に回転可能に設置し、該燃焼炉の一端
にはフィラメントキャップ(2)を装着し、他端には被
燃焼物(X)の圧送装置(3)を設け、かつ、該燃焼炉
内には、被燃焼物(X)を、前・後方向に移動させるた
めのスパイラルに複数本の掻板(4)を炉内壁の軸方向
にそれぞれ設けたことを特徴とする混合廃棄物の燃焼
炉。 - 【請求項2】 燃焼炉における混合廃棄物の燃焼方法に
おいて、筒状体の燃焼炉本体(1)を設け、該燃焼炉本
体を正・逆に回転可能に設置し、該燃焼炉の一端にはフ
ィラメントキャップ(2)を装着し、他端には被燃焼物
(X)を燃焼炉に向けて圧送するための圧送装置(3)
を設け、かつ、該燃焼炉内には、被燃焼物(X)を、前
・後方向に移動させるためのスパイラルに複数本の掻板
(4)を炉内壁の軸方向にそれぞれ設け、被燃焼物
(X)のうち、木・コークスを最初に燃焼させて、燃焼
炭を作成し、次いで、他の被燃焼物を燃焼炉内に圧送し
て燃焼させ、不燃焼のものは、燃焼炉を回転させること
により、燃焼むらを解消して、ゴミを燃え尽きる迄、炉
内に留めて、燃焼させることを特徴とする燃焼炉におけ
る混合廃棄物の燃焼方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085990A JP2003279016A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085990A JP2003279016A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003279016A true JP2003279016A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29232747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085990A Pending JP2003279016A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 混合廃棄物の燃焼炉及びその燃焼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003279016A (ja) |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002085990A patent/JP2003279016A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050415 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20050704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050926 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |