JP2003278970A - コンポジットホースの継手 - Google Patents

コンポジットホースの継手

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JP2003278970A
JP2003278970A JP2002084147A JP2002084147A JP2003278970A JP 2003278970 A JP2003278970 A JP 2003278970A JP 2002084147 A JP2002084147 A JP 2002084147A JP 2002084147 A JP2002084147 A JP 2002084147A JP 2003278970 A JP2003278970 A JP 2003278970A
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JP
Japan
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fitting
flange
joint
nipple
flange body
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Application number
JP2002084147A
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English (en)
Inventor
Susumu Fujita
進 藤田
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MEIJI FLEX KK
Original Assignee
MEIJI FLEX KK
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はコンポジットホースの継手に関
し、この継手の軽量化を行うことでコンポジットホース
の端部の操作を行い易く、しかも継手を形成するフラン
ジ体の1つを多種類のニップルに適用できるようにした
継手に係る。 【解決手段】 継手を形成するニップル体とフランジ体
のうちのフランジ体をセラミック強化金属で形成し、し
かもニップル体に対して着脱自在フリー結合としたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンポジットホー
スの継手に関し、特にコンポジットホースの継手のうち
フランジ継手に係り、このフランジ継手のフランジ体を
MMC材(商品名:セランクス株式会社)で形成するこ
とでコンポジットホース端部の軽量化と繰りかえし利用
を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】コンポジットホースの端部に設けたフラ
ンジ継手を図3により説明すれば次のとおりである。コ
ンポジットホース4′は内ら旋輪42′を心材としてこ
の心材に合成樹脂製のフィルムを所定厚さに巻着して形
成した積層体4′に外ら旋輪43′を巻着して形成した
ら旋ホース44′の先端部をフランジ継手10′に取付
けた構成とされている。
【0003】そしてフランジ継手10′は、ニップル体
1′とフランジ体2′とスリーブ体3′、座金11′で
形成されており、フランジ体2′は複数個の連結孔2
1′を備え座金11′と共にニップル体1′にそれぞれ
溶着12′,13′されて一体的に固着されており、ス
リーブ体3′の基部はニップル体に溶着14′されて固
着されており、スリーブ体の自由端部とニップル体の自
由端部によってら旋ホース44′の先端部が圧着状に掴
持されている構造とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3で示した従来のフ
ランジ継手は構成部材のそれぞれを鉄あるいはステンレ
スの鋳造製を金属加工したもので全体の重量で重く、し
かも継手全体の重量の殆んどの重さをになうものであっ
た。この発明はフランジ体の本来の機能を損なうことな
くフランジ体の重量を軽減させることで継手の重量を軽
くし、コンポジットホースの端部取り扱いを容易にでき
るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、継手の形成
部材の1つであるフランジ体をMMC(商品名:セラン
クス株式会社)で形成すること前記課題を解決したもの
である。MMCはフィラーとしてセラミック強化材を用
い金属マトリックス中に複合一体化したもので、製造法
としては溶融合金とセラミック強化材を混合・希釈し、
これをダイキャスト等の所望型に鋳込むことで所望形状
の製品が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に係るコンポジットホー
スの継手を形成するフランジ体は、SiC30%のセラ
ミックとAl合金70%よりなるMMC材を用いること
で鋳鉄の重量2.6に対して重量が1であり、剛性比
1.6に対して1.8である特性からなるものである。
従って、この材料で形成されたフランジ体はアルミニウ
ムとほぼ同じ重量で剛性、強度は鋳鉄以上の性情を有す
るものである。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図1により説明すれば次
のとおりである。同図は、継手を形成する部材であるフ
ランジ体を除くニップル体1とフランジ体2で構成され
る継手体を符号20として示したもので、同図から明ら
かなように、この実施例で示した継手体20はニップル
体1に対してフランジ体2を遊嵌状に取付けられている
ように形成されている。また21はフランジ体に形成し
た複数個の連結孔である。なお符号11はニップル体1
の先端に設けた座金でフランジ体2の抜止を防止する機
能を備えている。またこの座金は他の継手の座金に対す
るシール座金としての機能を備えている。上記したフラ
ンジ体はMMC材で形成されている。
【0008】〔他の実施例〕この発明に係る継手の構成
部材であるフランジ体の実施例が図2に示されている同
図のフランジ体2は素材としてMMC材で形成され、し
かも全体が例えばフッソ,エポキシあるいはポリエステ
ル等の合成樹脂材22でコーティングされた構造とされ
ている。この発明に係る継手は上記実施例に限定される
ものでなく、ニップル体をMMC材で形成するとか、あ
るいは継手の構成部材の形状とは任意に設計できるもの
である。
【0009】
【発明の効果】この発明は継手の構成部材であるフラン
ジ体とニップル体とを遊嵌状に着脱自在に組立てたので
ニップル体を流体の性情に対応させたものに交換した場
合でも同一のフランジ体を使用することができるもので
ある。またこの発明はフランジ体表面に必要に応じて耐
流体性情の合成樹脂材をコーティングすることで耐蝕機
能を付与されるものである。またこの発明はフランジ体
をMMC材で形成したので従来の金属製に比較して重量
を1/3程度に軽減させ継手全体の重量を従来のものに
比較して約20%程度軽減させるものでコンポジットホ
ース端部の操作を軽快に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る継手体の説明図である。
【図2】この発明に係るフランジ体の他の実施例の説明
図である。
【図3】従来の継手の説明図である。
【符号の説明】
1 ニップル体 11 座金 2 フランジ体 21 連結孔 22 コーティング MMC セラミック強化金属材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジットホースの継手において継手
    の形成部材であるニップル体とこのニップル体に嵌着さ
    れているフランジ体とのうちのフランジ体をセラミック
    強化金属材で形成したことを特徴とするコンポジットホ
    ースの継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンポジットホースの継
    手において、ニップル体に対してフランジ体を遊嵌状に
    取付けたことを特徴とするコンポジットホースの継手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンポジットホースの継
    手において、フランジ体の表面に耐流体性情の機能を備
    えた合成樹脂材をコーティングしたことを特徴とするコ
    ンポジットホースの継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105875A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Ti Automotive (Fuldabrueck) Gmbh 原動機付車両用ユニットおよび原動機付車両用ユニットを製造するための方法

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KR20140068763A (ko) * 2012-11-28 2014-06-09 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 자동차 조립 유닛 및 자동차 조립 유닛의 제조 방법
KR101945060B1 (ko) 2012-11-28 2019-02-01 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 자동차 조립 유닛 및 자동차 조립 유닛의 제조 방법

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