JPH0842764A - 軽量コンポジットホース - Google Patents

軽量コンポジットホース

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Publication number
JPH0842764A
JPH0842764A JP20029794A JP20029794A JPH0842764A JP H0842764 A JPH0842764 A JP H0842764A JP 20029794 A JP20029794 A JP 20029794A JP 20029794 A JP20029794 A JP 20029794A JP H0842764 A JPH0842764 A JP H0842764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite hose
spiral
hose
weight
cylindrical body
Prior art date
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Pending
Application number
JP20029794A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fujita
進 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEIJI FLEX KK
Original Assignee
MEIJI FLEX KK
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Publication date
Application filed by MEIJI FLEX KK filed Critical MEIJI FLEX KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はコンポジットホースの軽量化に関
するもので、軽量化に際してはコンポジットホースの
内,外螺旋輪(螺旋輪)の重量を軽減することでホース
全体の軽量化を行うものである。 【構成】 螺旋輪は金属性円形線に円孔を形成した中空
円筒体として形成されている。 【効果】 螺旋輪を中空円筒体として形成したので従来
の無垢円柱体に比較して軽量化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンポジットホースの
軽量化に関し、具体的にはコンポジットホースの形成部
材である内または外螺旋輪の軽量化によってホース全体
の重量を軽減化しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンポジットホースは図7に示す
ように、内螺旋輪1’および外螺旋輪2’とはいずれも
断面円形の無垢の円柱体で形成されており、耐腐蝕性の
観点から通常ステンレス材で形成されていた。また、前
記両螺旋輪で挟持されている積層体3’は合成樹脂フィ
ルムの多重巻から形成されており、コンポジットホース
の長さの増大に比例してその重量も増加し取扱に不便さ
を感じさせていた。またこの問題の解決策の1つとし
て、実開平2−76287号で技術開示されているが、
この開示技術は内螺旋輪を外螺旋輪より細く形成しよう
とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公知技術に関
して内螺旋輪を細くすると、ホースに繰返しの屈曲が加
えられた場合いわゆるワイヤ乱れ(外螺旋輪が内螺旋輪
をのり越えてピッチの乱れが生じその部分にくびれが生
ずる現象)を生じさせるものである。
【0004】この発明は所望の剛性とフレキシビリティ
それに繰返しの屈曲使用に耐えられ、しかも従来仕様と
同等の機能を有するホースの場合は、従来ホースと比較
してホース全体の重量を軽量化したコンポジットホース
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はコンポジット
ホースの内および外螺旋輪の重量を軽減することで、ホ
ース全体の重量を軽減しようとするものであり、この目
的を達成するための内および外螺旋輪(以下単に「螺旋
輪」と云う)の基本形状を図1および図2で説明すれば
次のとおりである。
【0006】図1に示した軽量化螺旋輪10は金属性円
形線11に円孔12を形成した中空円筒体として形成さ
れている。図2に示した螺旋輪10は金属性円形線11
に円孔12を形成し、しかも線11に合成樹脂材等の耐
蝕材13を被覆した中空円筒体として形成されている。
【0007】
【作用】この発明に係るコンポジットホースの内,外螺
旋輪はそれぞれ中空円筒体として形成したので、前記両
螺旋輪の重量は従来のものに比べて軽量化され、コンポ
ジットホース全体の軽量化に寄与するものである。また
中空円(内螺旋輪)筒体は化学薬品によっては腐蝕性が
あるが、合成樹脂材、例えばポリプロピレンあるいはフ
ッ素樹脂等を被覆することにより全ての化学薬品の耐化
学性に対応出来るので多目的ホースとして使用できる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図3により説明すれば次
のとおりである。同図において100はこの発明に係る
軽量コンポジットホースであり、1は内螺旋輪、2は外
螺旋輪、3は積層体である。同図から明らかなように、
螺旋輪1,2はいずれも中空円筒体10として構成され
ている。
【0009】積層体3は図4に示すように、ステンレス
製の中空円筒体10で形成した両螺旋輪1,2間に挟持
状に保持されており、内螺旋輪を芯としてこの芯に直接
接触して内布31が巻着されている。この内布表面には
ポリプロピレン製のフィルムを右または左方向に螺旋巻
して形成されるフィルム層32が形成されている。
【0010】またフィルム層32表面にはポリプロピレ
ン製のチューブ33が挿着され、このチューブ33表面
にはポリプロピレン製のフィルム34、このフィルム3
4の表面にはポリプロピレン製の第1補強布35が巻着
されており、更にこの補強布表面にはポリプロピレン製
のフィルムを所望厚さに巻着してフィルム層36が形成
されている。このフィルム層36にポリプロピレン製の
第2補強布37を巻着し、この補強布37表面に外被3
8を被覆した段階で積層体が形成される。
【0011】この発明に係る軽量コンポジットホースと
継手具との結合状態を説明すれば次のとおりである。図
5に示すように、スリーブ7とニップル8で形成される
継手金具20に対してこの発明に係るコンポジットホー
スを接続する場合には、積層体3の形成部材である内螺
旋輪1と外螺旋2と内布31(図4参照)を先端から所
望長さLにわたって除去して露積層体Xとし、この露積
層体Xに、特に図示しないが、シール部材を介在させて
ニップル8とスリーブ7間に挿入し、前記両部材に挿着
されている他の部位のうち内螺旋輪1は内面をニップル
表面に形成した鋸歯状突起面81に対接させ、外螺旋輪
はスリーブ8に形成されている2条螺旋溝71,72の
一方の螺旋溝71に係合した状態で結合が行われてい
る。なお他の一方の螺旋溝72には内螺旋輪1によって
押圧された積層体の外表面が嵌装状に保持されている。
【0012】この発明に係る軽量化螺旋輪10の他の実
施例を図6で示せば次のとおりである。この軽量化螺旋
輪の場合はいずれも中空体として形成されている。同図
中(a)は半円形の金属パイプ、(b)は三角形の金属
パイプ(c)は半円形の金属パイプに同形状の合成樹脂
材を被覆したもの、(d)は三角形の金属パイプに同形
状の合成樹脂材を被覆したもの、(e)は円形の金属パ
イプに半円形の合成樹脂材を被覆したもの、(f)は円
形の金属パイプに三角形の合成樹脂材を被覆したもの。
このように合成樹脂材を被覆したものは耐化学,耐薬品
に対応できるもので多目的ホースとして使用できる。
【0013】この発明は上記実施例に限定されるもので
なく、例えば積層体に関して内布フィルム,チューブ,
第1補強布,第2補強布,外被等の材料および内布,フ
ィルムの巻着層,チューブと外被以外の形成部材につい
てはコンポジットホースの使用目的に応じて、例えばフ
ッ素樹脂などの付加変更を任意に行なえるものである。
また材料は例えばアルミ材、剛材などの材料についても
任意に選択設計できるものである。
【0014】また中空円筒体として形成した軽量化螺旋
輪を内また外のいずれか1つまたは両方に使用すると
か、あるいは耐蝕材を被覆したものを単一または選択し
て使用するとかは任意に行なえるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は内および外螺旋輪の形状を中
空円筒体として形成したので螺旋輪全体が軽量化されて
おり、そのため重量もそれに比例して減少するのでコン
ポジットホース全体の軽量化に寄与するものである。ま
たこの発明は中空円筒体に耐蝕材を付設することで充分
な耐科学,薬品性を確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る螺旋輪の要部断面図である。
【図2】この発明に係る螺旋輪の要部断面図である。
【図3】この発明の実施例の要部断面図である。
【図4】実施例における積層体の断面説明図である。
【図5】コンポジットホースと継手金具との結合状態を
示す要部断面図である。
【図6】この発明の他の実施例の断面図である。
【図7】従来例を用いたホースの要部断面図である。
【符号の説明】
1 内螺旋輪 2 外螺旋輪 3 積層体 10 内,外螺旋輪(螺旋輪) 11 金属性円形線 12 円孔 13 耐蝕材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内螺旋輪と外螺旋輪とで積層体を挟持状
    に保持して形成するコンポジットホースにおいて、前記
    両螺旋輪のいずれか1つまたは両者を中空筒体として構
    成したことを特徴とする軽量コンポジットホース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中空筒体に耐蝕材を付設
    したことを特徴とする軽量コンポジットホース。
JP20029794A 1994-08-03 1994-08-03 軽量コンポジットホース Pending JPH0842764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20029794A JPH0842764A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 軽量コンポジットホース

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JPH0842764A true JPH0842764A (ja) 1996-02-16

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ID=16421979

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JP (1) JPH0842764A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370336A (en) * 2000-12-20 2002-06-26 Meijiflex Co Ltd Composite hose with hollow inner spiral coil
KR20020057566A (ko) * 2001-01-05 2002-07-11 가와모리 킨야 콤포지트 호스

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370336A (en) * 2000-12-20 2002-06-26 Meijiflex Co Ltd Composite hose with hollow inner spiral coil
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127