JP2003278702A - ベローズ式液圧アキュムレータ - Google Patents
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Abstract
ローズが破損しても、内部に封入したガスがアキュムレ
ータ外に流出することを防ぐ。 【解決手段】 圧力空間11を形成するシェル12と、
圧力空間11をガス室15と液体室16とに区画する蛇
腹状のベローズ13とを備えたベローズ式液圧アキュム
レータAにおいて、液体室16内にシェル12に対して
固定関係にあり且つ内部に液体出入り口12cと連通す
る補助液体室19を形成する補助シェル17を配置し、
この補助シェル17の内部を液体出入り口12cに連通
する第1部分19aと補助シェル17に設けられた連通
路(孔17d)を介して液体室16に連通する第2部分
19bとに区画する可動壁部材(ピストン18)を設け
た。
Description
る液圧アキュムレータに関し、特に、内部が伸縮自在な
ベローズにより、加圧ガスを封入したガス室と、外部に
連通した液体室とに区画されるベローズ式液圧アキュム
レータに関する。
開2000−356201、特開2000−32050
1、特開2000−249101、DE1995432
6A1等の各公報に示されていて、これらのアキュムレ
ータにおいては、圧力空間を形成するシェルと、圧力空
間を、加圧ガスを封入したガス室と、外部に連通した液
体室とに区画するベローズにて液圧アキュムレータ構造
が構成されている。
来のアキュムレータにおいては、ベローズが破損したと
き、アキュムレータ機能が消失することは勿論のこと、
アキュムレータ内に封入した加圧ガスがアキュムレータ
外に流出して当該アキュムレータを適用した液圧回路に
流入するおそれがある。
に対処すべくなされたものであり、圧力空間を形成する
シェルと、前記圧力空間内に位置し且つ自己の一端を前
記シェルの一端壁に固定されて前記圧力空間を、加圧ガ
スが封入される外側のガス室と前記一端壁に形成された
液体出入り口に連通する内側の液体室とに区画する蛇腹
状のベローズとを備えたベローズ式液圧アキュムレータ
において、前記液体室内に前記シェルに対して固定関係
にあり且つ内部に前記液体出入り口と連通する補助液体
室を形成する補助シェルを配置し、この補助シェルの内
部を前記液体出入り口に連通する第1部分と前記補助シ
ェルに設けられた連通路を介して前記液体室に連通する
第2部分とに区画する可動壁部材を設けたこと(請求項
1に係る発明)に特徴がある。
ルと、前記圧力空間内に位置し且つ自己の一端を前記シ
ェルの一端壁に固定されて前記圧力空間を、加圧ガスが
封入される内側のガス室と前記一端壁に形成された液体
出入り口に連通する外側の液体室とに区画する蛇腹状の
ベローズとを備えたベローズ式液圧アキュムレータにお
いて、前記シェルの外側に前記シェルに対して固定関係
にあり且つ内部に前記液体出入り口と連通する補助液体
室を形成する補助シェルを配置し、この補助シェルの内
部を同補助シェルの前記シェルから離れた底壁部に形成
された第2の液体出入り口に連通する第1部分と前記シ
ェルの前記液体出入り口を介して前記液体室に連通する
第2部分とに区画する可動壁部材を設けたこと(請求項
2に係る発明)に特徴がある。
大容積および最小容積は、その最大容積から最小容積を
差し引いた容積に相当する液量が前記補助液体室から前
記液体室に送り込まれたとき前記ベローズの他端と前記
シェルの他端壁との間には両者の衝接を回避するために
隙間が残存するように設定されている一方、前記最大容
積から前記最小容積を差し引いた容積に相当する液量が
前記液体室から前記補助液体室に送り込まれたとき前記
ベローズの他端とこれに対向する前記補助シェルの端壁
との間には両者の衝接を回避するために隙間が残存する
ように設定されていること(請求項3に係る発明)が望
ましい。
て、前記補助シェルがシリンダ孔を形成する筒状壁部と
前記シリンダ孔と前記液体室とを分離する底壁部とを有
し、前記底壁には前記連通路を形成する孔が形成されて
いること(請求項4に係る発明)、または、前記補助シ
ェルがシリンダ孔を形成する筒状壁部と前記シリンダ孔
と前記液体室を分離する底壁部とを有し、前記可動壁部
材は前記シリンダ孔に対して液密且つ摺動可能に嵌合す
るピストンで形成され、前記底壁には前記連通路を形成
する孔が形成されていること(請求項5に係る発明)も
可能である。
ークが前記補助シェルの前記底壁部と前記シェルの前記
一端壁とで制限されること(請求項6に係る発明)も可
能である。また、前記ベローズが蛇腹状部とこの蛇腹状
部の他端に結合した可動プレートとから成り、この可動
プレートと前記補助シェルの前記底壁部との対向面の少
なくとも一方には、その他方に着座・離脱することで前
記補助シェルの前記底壁部の前記孔と前記液体室とを分
離・連通する環状シール部材が設けられていること(請
求項7に係る発明)も可能である。
に形成されていること(請求項8に係る発明)が望まし
い。また、前記ベローズの蛇腹状部は金属製であること
(請求項9に係る発明)も可能である。
求項1〜9に係る発明)においては、シェルとベローズ
にて液圧アキュムレータ構造が構成されるとともに、シ
ェルと補助シェルと可動壁部材にても液圧アキュムレー
タ構造が構成される。このため、仮にベローズが破損し
ても、アキュムレータ機能が残存して機能することは勿
論のこと、当該アキュムレータのガス室に封入した加圧
ガスがアキュムレータ外に流出することを防ぐ(換言す
れば、液圧回路へのガスの流入を防ぐ)ことが可能であ
る。
ェル内のベローズ内に補助シェルと可動壁部材が配置さ
れるため、当該アキュムレータをコンパクトに構成する
ことが可能である。また、請求項2に係る発明において
は、シェルの外側に補助シェルが配置され、この補助シ
ェル内に可動壁部材が配置されるため、シェルとベロー
ズの既存の構成を活用して当該アキュムレータを構成す
ることが可能である。
ローズのストローク量を第2部分に流入・流出可能な液
量で規定していて、ベローズの他端とこれに対向する端
壁との衝接を回避した状態にてベローズの過度なストロ
ークを規制することができるため、ベローズを効果的に
保護することが可能である。
助シェルをシンプルかつ安価に構成することが可能であ
る。また、請求項5に係る発明においては、補助シェル
および可動壁部材(ピストン)をシンプルかつ安価に構
成することが可能である。また、請求項6に係る発明に
おいては、ピストンのストロークを補助シェルの底壁部
とシェルの一端壁とで制限することができ、ピストンの
摺動を低圧側にも高圧側にも機械的なストッパ(補助シ
ェルの底壁部とシェルの一端壁)にて的確に規制するこ
とが可能である。
動壁部材が補助シェルの内部を区画しなくなった場合に
おいて、ベローズと補助シェル間の液体室が低圧となっ
たときに、環状シール部材が補助シェルの底壁部の孔と
液体室とを分離(補助シェルの底壁部の孔と液体室との
連通を遮断)して、ベローズの過度な収縮(潰れ)を防
ぐ。また、請求項8に係る発明においては、ピストンに
て必要な外周面ガイド長さを確保する上で軽量化が可能
である。また、請求項9に係る発明においては、液体室
に高圧の加圧液体を蓄積することが可能である。
面に基づいて説明する。図1および図2は本発明による
ベローズ式液圧アキュムレータの一実施形態を示してい
て、このアキュムレータAは、圧力空間11を形成する
シェル12と、圧力空間11内に配設した蛇腹状のベロ
ーズ13とを備えている。シェル12は、上下2部材で
構成されていて、これらの部材は液密的に接合連結され
ており、上端壁12aにはガス充填口を封止する栓部材
14が気密的に取付けられている。
部13aと、この蛇腹状部13aの図示上端に気密且つ
液密的に結合した金属製の可動プレート13bとから成
り、蛇腹状部13aの図示下端をシェル12の下端壁1
2bに気密且つ液密的に固定されて、圧力空間11を、
所定の加圧ガスが封入される外側のガス室15と、シェ
ル12の下端壁12bに形成された液体出入り口12c
に連通する内側の液体室16とに区画している。また、
このベローズ13内、すなわち、液体室16内には、補
助シェル17とピストン18が配置されている。
成する円筒状壁部17bと、シリンダ孔17aと液体室
16とを分離する上底の底壁部17cとを有していて、
底壁部17cには連通路を形成する孔17dが形成され
ている。また、この補助シェル17は、図示下端にてシ
ェル12の下端壁12bに液密的に固定されていて、内
部に前記液体出入り口12cと連通する補助液体室19
を形成している。
(補助液体室19)を、液体出入り口12cに連通する
第1部分19aと、補助シェル17の孔17dを介して
液体室16に連通する第2部分19bとに区画する可動
壁部材であり、有底円筒容器形状に形成されていて、外
周にはシールリング18aが装着されており、シリンダ
孔17aに対して液密且つ摺動可能に嵌合されている。
また、ピストン18は、そのストロークが補助シェル1
7の底壁部17cとの当接(図2の状態)とシェル12
の下端壁12bとの当接(図1の状態)により制限され
るように構成されている。
13と補助シェル17間の液体室16と補助液体室19
の第2部分19bに液体が封入されていて、第2部分1
9bの最大容積(図2の状態の容積)から最小容積(図
1の状態の容積)を差し引いた容積に相当する液量Qが
補助液体室19から液体室16に送り込まれたとき図2
に示したようにベローズ13の可動プレート13bとシ
ェル12の上端壁12aとの間には両者の衝接を回避す
るために隙間が残存し、上記した液量Qが液体室16か
ら補助液体室19に送り込まれたとき図1に示したよう
にベローズ13の可動プレート13bとこれに対向する
補助シェル17の底壁部17cとの間には両者の衝接を
回避するために隙間が残存するように、第2部分19b
の最大容積と最小容積が設定されている。
13における可動プレート13bの下面、すなわち補助
シェル17の底壁部17cとの対向面に、環状シール部
材21が設けられている。環状シール部材21は、補助
シェル17の底壁部17cに対して着座・離脱すること
が可能で、補助シェル17の底壁部17cの孔17dと
液体室16とを分離・連通することが可能である。
ュムレータAは、シェル12の液体出入り口12cが液
圧回路(例えば、車両用液圧ブレーキ配管)に連通する
ようにして使用され、その使用時において図1の状態か
ら図2の状態に変化することで補助液体室19の第1部
分19aに液圧回路からの圧液が蓄液され、また図2の
状態から図1の状態に変化することで補助液体室19の
第1部分19aから液圧回路に圧液が戻される。
図2の状態に変化するときには、補助液体室19の第2
部分19bから孔17dを通してベローズ13と補助シ
ェル17間の液体室16に液体が流れ、また、アキュム
レータAが図2の状態から図1の状態に変化するときに
は、ベローズ13と補助シェル17間の液体室16から
孔17dを通して補助液体室19の第2部分19bに液
体が流れる。
Aにおいては、シェル12とベローズ13にて液圧アキ
ュムレータ構造が構成されるとともに、シェル12と補
助シェル17とピストン18にても液圧アキュムレータ
構造が構成される。このため、仮にベローズ13が破損
しても、アキュムレータ機能が残存して機能することは
勿論のこと、当該アキュムレータAのガス室15に封入
した加圧ガスがアキュムレータ外に流出することを防ぐ
(換言すれば、液圧回路へのガスの流入を防ぐ)ことが
可能である。
シェル12内のベローズ13内に補助シェル17とピス
トン18が配置されるため、当該アキュムレータAをコ
ンパクトに構成することが可能である。また、ベローズ
13のストローク量を補助液体室19の第2部分19b
に流入・流出可能な液量Qで規定していて、ベローズ1
3の可動プレート13bこれに対向するシェル12の上
端壁12aまたは補助シェル17の底壁端17cとの衝
接を回避した状態にてベローズ13の過度なストローク
を規制することができるため、ベローズ13を効果的に
保護することが可能である。
補助シェル17を、シリンダ孔17aを形成する筒状壁
部17bとシリンダ孔17aと液体室16を分離する底
壁部17cとを有する構成とし、補助液体室19を第1
部分19aと第2部分19bに区画する可動壁部材を、
シリンダ孔17aに対して液密且つ摺動可能に嵌合した
ピストン18で構成しているため、補助シェル17およ
び可動壁部材(ピストン18)をシンプルかつ安価に構
成することが可能である。
ェル17の底壁部17cとシェル12の下端壁12bと
で制限することができ、ピストン18の摺動を低圧側
(図1の状態時)にも高圧側(図2の状態時)にも機械
的なストッパ(補助シェル17の底壁部17cとシェル
12の下端壁12b)にて的確に規制することが可能で
ある。
ピストン18が補助シェル17の内部を区画しなくなっ
た場合(例えば、シールリング18aがそのシール機能
を消失した場合)において、ベローズ13と補助シェル
17間の液体室16が低圧となったときに、環状シール
部材21が補助シェル17の底壁部17cの孔17dと
上記した液体室16とを分離(補助シェル17の底壁部
17cの孔17dと液体室16との連通を遮断)して、
ベローズ13の過度な収縮(潰れ)を防ぐ。
ピストン18が有底円筒容器形状に形成されているた
め、ピストン18にて必要な外周面ガイド長さを確保す
る上で軽量化が可能である。また、ベローズ13の蛇腹
状部13aは金属製であるため、液体室16に高圧の加
圧液体を蓄積することが可能である。
に示したように、シェル12内のベローズ13内に補助
シェル17とピストン18を配置して本発明のアキュム
レータAを構成したが、図3および図4に示したよう
に、シェル112外に補助シェル117とピストン11
8を配置して本発明のアキュムレータBを構成すること
も可能である。
においては、シェル112の圧力空間111内に配設さ
れたベローズ113が、円筒状で金属製の蛇腹状部11
3aと、この蛇腹状部113aの図示下端に気密且つ液
密的に結合した金属製の可動プレート113bとから成
り、蛇腹状部113aの図示上端をシェル112の上端
壁112aに気密且つ液密的に固定されて、圧力空間1
11を、所定の加圧ガスが封入される内側のガス室11
5と、シェル112の下端壁112bに形成された液体
出入り口112cに連通する外側の液体室116とに区
画している。
2に対して液密的に固定関係にあり且つ内部に液体出入
り口112cと連通する補助液体室119を形成する補
助シェル117が配置されている。また、補助シェル1
17の内部を同補助シェル117のシェル112から離
れた底壁部117cに形成された第2の液体出入り口1
17dに連通する第1部分119aとシェル112の液
体出入り口112cを介して液体室116に連通する第
2部分119bとに区画するピストン118が設けられ
ている。ピストン118は、補助シェル117の円筒状
壁部117bに形成されたシリンダ孔117aに液密且
つ摺動可能に嵌合されている。
112の外側に補助シェル117が配置され、この補助
シェル117内に可動壁部材としてのピストン118が
配置されるため、シェル112とベローズ113の既存
の構成を活用して当該アキュムレータBを構成すること
が可能である。
上記実施形態のアキュムレータAと同様に、シェル11
2に栓部材114が気密的に組付けられ、ピストン11
8にシールリング118aが装着され、ベローズ113
の可動プレート113bに環状シール部材121が設け
られている。このため、上記実施形態のアキュムレータ
Aと実質的に同等の作用効果を期待することが可能であ
る。
してピストン18,118を採用したが、可動壁部材と
して、例えば、ベローズやダイアフラムを採用して実施
することも可能である。また、上記各実施形態において
は、補助シェル17,117を円筒シリンダ形状として
実施したが、これの形状は角筒状としても実施可能であ
る。また、上記各実施形態においては、ベローズ13,
113の可動プレート13b、113bに環状シール部
材21,121を設けて実施したが、可動プレート13
b、113bの対向側、補助シェル17の底壁部17
c、シェル112の下端壁112bに設けて実施するこ
とも可能である。
示す断面図である。
液状態)での断面図である。
を示す断面図である。
液状態)での断面図である。
b…下端壁、12c…液体出入り口、13…ベローズ、
13a…蛇腹状部、13b…可動プレート、14…栓部
材、15…ガス室、16…液体室、17…補助シェル、
17a…シリンダ孔、17b…筒状壁部、17c…底壁
部、17d…孔、18…ピストン(可動壁部材)、18
a…シールリング、19…補助液体室、19a…第1部
分、19b…第2部分、21…環状シール部材、A…ア
キュムレータ。
Claims (9)
- 【請求項1】 圧力空間を形成するシェルと、前記圧力
空間内に位置し且つ自己の一端を前記シェルの一端壁に
固定されて前記圧力空間を、加圧ガスが封入される外側
のガス室と前記一端壁に形成された液体出入り口に連通
する内側の液体室とに区画する蛇腹状のベローズとを備
えたベローズ式液圧アキュムレータにおいて、前記液体
室内に前記シェルに対して固定関係にあり且つ内部に前
記液体出入り口と連通する補助液体室を形成する補助シ
ェルを配置し、この補助シェルの内部を前記液体出入り
口に連通する第1部分と前記補助シェルに設けられた連
通路を介して前記液体室に連通する第2部分とに区画す
る可動壁部材を設けたことを特徴とするベローズ式液圧
アキュムレータ。 - 【請求項2】 圧力空間を形成するシェルと、前記圧力
空間内に位置し且つ自己の一端を前記シェルの一端壁に
固定されて前記圧力空間を、加圧ガスが封入される内側
のガス室と前記一端壁に形成された液体出入り口に連通
する外側の液体室とに区画する蛇腹状のベローズとを備
えたベローズ式液圧アキュムレータにおいて、前記シェ
ルの外側に前記シェルに対して固定関係にあり且つ内部
に前記液体出入り口と連通する補助液体室を形成する補
助シェルを配置し、この補助シェルの内部を同補助シェ
ルの前記シェルから離れた底壁部に形成された第2の液
体出入り口に連通する第1部分と前記シェルの前記液体
出入り口を介して前記液体室に連通する第2部分とに区
画する可動壁部材を設けたことを特徴とするベローズ式
液圧アキュムレータ。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のベローズ式液
圧アキュムレータであって、前記第2部分の最大容積お
よび最小容積は、その最大容積から最小容積を差し引い
た容積に相当する液量が前記補助液体室から前記液体室
に送り込まれたとき前記ベローズの他端と前記シェルの
他端壁との間には両者の衝接を回避するために隙間が残
存するように設定されている一方、前記最大容積から前
記最小容積を差し引いた容積に相当する液量が前記液体
室から前記補助液体室に送り込まれたとき前記ベローズ
の他端とこれに対向する前記補助シェルの端壁との間に
は両者の衝接を回避するために隙間が残存するように設
定されていることを特徴とするベローズ式液圧アキュム
レータ。 - 【請求項4】 請求項1に記載のベローズ式液圧アキュ
ムレータであって、前記補助シェルがシリンダ孔を形成
する筒状壁部と前記シリンダ孔と前記液体室とを分離す
る底壁部とを有し、前記底壁には前記連通路を形成する
孔が形成されていることを特徴とするベローズ式液圧ア
キュムレータ。 - 【請求項5】 請求項1に記載のベローズ式液圧アキュ
ムレータであって、前記補助シェルがシリンダ孔を形成
する筒状壁部と前記シリンダ孔と前記液体室を分離する
底壁部とを有し、前記可動壁部材は前記シリンダ孔に対
して液密且つ摺動可能に嵌合するピストンで形成され、
前記底壁には前記連通路を形成する孔が形成されている
ことを特徴とするベローズ式液圧アキュムレータ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のベローズ式液圧アキュ
ムレータであって、前記ピストンのストロークが前記補
助シェルの前記底壁部と前記シェルの前記一端壁とで制
限されることを特徴とするベローズ式液圧アキュムレー
タ。 - 【請求項7】 請求項4〜請求項6の何れか一つに記載
のベローズ式液圧アキュムレータであって、前記ベロー
ズが蛇腹状部とこの蛇腹状部の他端に結合した可動プレ
ートとから成り、この可動プレートと前記補助シェルの
前記底壁部との対向面の少なくとも一方には、その他方
に着座・離脱することで前記補助シェルの前記底壁部の
前記孔と前記液体室とを分離・連通する環状シール部材
が設けられていることを特徴とするベローズ式液圧アキ
ュムレータ。 - 【請求項8】 請求項5〜請求項7の何れか一つに記載
のベローズ式液圧アキュムレータであって、前記ピスト
ンは、有底円筒容器形状に形成されていることを特徴と
するベローズ式液圧アキュムレータ。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8の何れか一つに記載
のベローズ式液圧アキュムレータであって、前記ベロー
ズの蛇腹状部が金属製であることを特徴とするベローズ
式液圧アキュムレータ。
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