JP2016524101A - 高圧用途用デュアルベローズセパレータ - Google Patents
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Abstract
デュアルベローズを使用する高圧セパレータ/アキュムレータが提供される。デュアルベローズは、機械的にはリンクされていないが、流体媒体を介して動作的に結合されている。高圧セパレータは、第1の内部空間を画定するハウジングを含む。ハウジングは、第1の流体システム及び第2の流体システムと流体連通している。セパレータの内部に第1のベローズが結合されており、第1のベローズは、体積が変化する空間を画定する。この空間は、第1の流体システムと流体連通している。セパレータの内部に第2のベローズが結合されており、第2のベローズは、第1のベローズと略対向しており、体積が変化する空間を画定する。この空間は、第2の流体システムと流体連通している。しかしながら、これら2つの流体システムは、セパレータによって互いに対して隔離されている。ハウジングには、第1のベローズと第2のベローズとの間で力を伝達する流体媒体が充填される。
Description
本発明は、高圧用途用デュアルベローズセパレータに関する。
流体システムは、多くの産業市場において、いたるところで見られる。これらのシステムは、圧力及び/又は温度が変化することが多い。流体システムの拡張及び収縮を相殺することに有用な装置の1つとして、金属ベローズアキュムレーがある。金属ベローズアキュムレータは、システムの圧力、特に、温度が変化するシステムにおいて圧力を維持する為の流体の出入りを可能にする。例えば、一定圧力において温度が上昇すると、ほとんどの流体は密度が減少して、体積の拡張が引き起こされる。これは一般にボイルの法則として知られている。一定圧力において温度が下降すると、ほとんどの流体は密度が増加して、体積の縮小が引き起こされる。ベローズアキュムレータは、閉じた流体システムにおいて温度変化が発生した場合に、全てのシステムにおいて拡張及び収縮を引き起こす。
図1A及び図1Bに、先行技術のアキュムレータ100の断面図を示す。図1Aでは、アキュムレータ100は拡張状態102で示されている。この構造のアキュムレータ100は、第1の空間106を画定するハウジング104又は外殻と、第2の空間110を画定する、端部プレート109を有するベローズ108と、を有する。第1の空間106は、所望の圧力及び温度下にある。第1の空間106は、第1の流体ポート112と流体連通してよく、第1の流体ポート112は、第1の空間106の圧力及び/又は温度を調整する。ベローズ108は、例えば、個別に形成された複数のダイヤフラム114が溶接部116に沿って互いに溶接されている溶接ベローズであってよく、或いは、円筒状管がベローズに冷間成形された成形ベローズであってよい。第1の空間106が大気圧及び大気温度で維持されている状況では、ハウジング104は不要であってよい。第2の空間110は、第2の流体ポート118を通じてシステムと流体連通している。第2の空間110は、流体(気体又は液体)でほぼ満たされている。図示されている拡張状態では、第2の空間110の圧力は、第1の空間106の圧力より大きく、これによってベローズ108の拡張が引き起こされている。第1の流体ポート112又は第2の流体ポート118のいずれかが、流体システム又は調整済み圧力源と流体連通してよいことが理解されよう。
図1Bでは、アキュムレータ100は圧縮された状態120で示されている。この状態では、ベローズ108は圧縮され、これによって第2の空間110の体積が減少し、第1の空間106の体積が増加し、このことは、第1の空間106が上述の圧力調整システムと連通していない場合には、第1の空間106の圧力が低下するように作用する可能性がある。
第1及び第2の空間106、110内の圧力が変化すると、ベローズ108は、より拡張された状態から、より圧縮された状態に動く。圧縮状態120と完全拡張状態102とで圧力差は最大になる。
ベローズ108は、圧縮状態120における非常に高い圧力差に耐えることが可能であり、これは、積み重ねられたベローズが接触を通じて互いに支持し合い、ゆがみの量を制限する為である。一方、拡張状態のベローズ108は壊れやすい。特に、ベローズの薄い金属と溶接部によって、完全拡張状態でベローズ108が耐えうる最大差圧が制限される。これは、個々のダイヤフラム114が隣接するダイヤフラムを有効に支持しない為である。
しかしながら、ベローズが耐えうる最大差圧にもかかわらず、高圧ベローズセパレータが望ましい。従って、業界においては、拡張状態で大きな差圧に耐えられる高圧ベローズセパレータが必要とされている。従って、上記の背景技術に対して改良がなされた高圧ベローズセパレータが望ましい。
本発明は、背景技術の課題を解決するためのものである。
この「発明の概要」では、後で「発明を実施するための形態」において詳述される概念のうちの幾つかを簡単に紹介する。この「発明の概要」、並びに上述の「背景技術」は、本特許請求対象の重要な態様又は不可欠な態様を明らかにすることを意図したものではない。更に、この「発明の概要」は、本特許請求対象の範囲を特定することの助けとして用いられることを意図したものではない。
本明細書に記載の技術は、特に、デュアルベローズを使用する高圧セパレータ/アキュムレータを提供する。デュアルベローズは、機械的にはリンクされていないが、流体媒体を介して動作的に結合されている。具体的には、高圧セパレータは、特定の態様では、第1の内部空間を画定するハウジングを有する。ハウジングは、第1の流体システム及び第2の流体システムと流体連通している。セパレータの内部に第1のベローズが結合されており、第1のベローズは、体積が変化する空間を画定する。この空間は、第1の流体システムと流体連通している。セパレータの内部に第2のベローズが結合されており、第2のベローズは、第1のベローズと略対向しており、体積が変化する空間を画定する。この空間は、第2の流体システムと流体連通している。しかしながら、これら2つの流体システムは、セパレータによって互いに対して隔離されている。ハウジングには、第1のベローズと第2のベローズとの間で力を伝達する流体媒体が充填される。
「発明を実施するための形態」及び以下の図面を精査することにより、本発明のシステム及び方法の上記の態様及び他の態様が明らかになるであろう。
好ましい実施形態を含む、本発明の非限定的且つ非網羅的な実施形態を、以下の図面を参照しながら説明する。特に断らない限り、各図面を通して類似の参照符号は類似の要素を表す。
以下では、本出願の技術を、添付図面を参照しながら、より詳細に説明する。添付図面は、本明細書の一部を成し、特定の例示的実施形態を例として図示する。これらの実施形態は、当業者であれば本出願の技術を実施することが可能になるように、十分詳細に開示されている。しかしながら、実施形態は、多様な形態で実施されてよく、本明細書に記載の実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。従って、以下の詳細説明は、限定的な意味に取られるべきではない。
本出願の技術は、差圧が高いことにより従来型のベローズを使用できない可能性がある流体システムにおいて使用可能なデュアルベローズセパレータを具体的に参照して説明される。しかしながら、本出願の技術は、ベローズが完全拡張状態の場合に圧力差要求を減らすとベローズの摩耗及び疲労が減って、寿命が延び、保守作業が減る可能性があるようなセパレータ用途であれば有用であると考えられる。更に、本出願の技術は、例示的実施形態に関して説明される。「例示的」という語は、本明細書では「例、事例、又は実例としての役割を果たす」という意味で用いられる。本明細書において「例示的」として記載される実施形態はいずれも、他の実施形態より好ましいか有利であるとは必ずしも解釈されるべきではない。更に、特に断らない限り、本明細書に記載の全ての実施形態は例示的であると見なされるべきである。
ここで図2、図3を参照すると、アキュムレータ200の部分断面図が示されている。この断面は、アキュムレータの中心線201に沿っており、便宜上、アキュムレータ200の断面の半分だけが示されている。アキュムレータ200はハウジング202を有し、ハウジング202には、システム側側部204と圧力制御側側部206とがある。アキュムレータ200は、システム側側部204に第1のポート208を有し、第1のポート208によってアキュムレータ200は流体システムと流体連通する。流体システムは便宜上図示されていないが、当該技術分野では一般に知られている。アキュムレータ200は、圧力制御側側部206に第2のポート210を有し、第2のポート210は調整済み圧力源と流体連通してよい。アキュムレータの第1及び第2の流体ポートは、最初は蓋がされているか封止されていてよい。例えば、アキュムレータ200が流体を流体システムに注入するように設計されていた場合、第1及び第2のポートは、(具体的には図示されていないが)破裂板などで封止されてよい。これにより、アキュムレータ200に流体を充填してシステム内に設置することが可能になり、流体ポートの一方に駆動力をかけることが可能になる。
アキュムレータ200は、第1のベローズ212及び第2のベローズ214を有する。この例示的実施形態では、ベローズ212、214は、ステンレス鋼、ニッケル合金、チタン、チタン合金などから造られたエッジ溶接金属ベローズで構成されてよい。第1のベローズ212は、第1の近位端216及び第1の遠位端218を有する。第1の近位端は、アキュムレータ200のシステム側側部204でハウジング202と結合されている。第1の遠位端はプレート220において終端されており、プレート220はピストンと称されてよい。第1のベローズ212は、第1のポート208及び流体システムと流体連通する第1の空間222を画定しており、これによって、第1の空間222は流体システムとほぼ同じ圧力になり、この圧力は図ではP2として示されている。第2のベローズ214は、第2の近位端224及び第2の遠位端226を有する。第2の近位端224は、アキュムレータ200の圧力制御側側部206でハウジング202と結合されている。第2の遠位端226はプレート228において終端されており、プレート228もピストンと称されてよい。第2のベローズ214は、第2のポート210及び調整済み圧力源と流体連通する第2の空間230を画定しており、これによって、第2の空間230は調整済み圧力源とほぼ同じ圧力になり、この圧力は図ではP2として示されている。
アキュムレータ200のハウジング202は、ハウジング内部であって第1及び第2のベローズ212、214の外側に第3の空間232を画定する。第3の空間232には流体Fが所定の圧力まで充填され、この圧力は図ではP3として示されている。流体Fは低熱膨張液体であってよく、例えば、シリコーンジェル、油圧油などであってよい。
図2を具体的に参照すると、アキュムレータ200は平衡状態212で示されている。言い換えると、圧力制御側と流体システム側の圧力がほぼ等しく、即ち、P1≒P2≒P3である。平衡状態又は略平衡状態では、ベローズ212、214は、L1、L2で示されるそれぞれの自由長まで拡張する。プレート220、220は、流体F及び距離L3によって隔てられており、距離L3は、効率の為に最小化されてよい。なお、第1のベローズ212と第2のベローズ214は、流体Fによって作用的に結合されているが、機械的にはリンクされていない。自由長L1及びL2は、主に、それらが均衡したときのばね定数に関係する。
次に図3を参照すると、P1<P2の状態のアキュムレータ200が示されている。この場合、図に見られるように、第1のベローズ212は拡張して、L2’>L2となる。これに対応して、第2のベローズ214は収縮して、L1’<L1となる。なお、プレート220とプレート228の間の距離L3は、ほぼ同じままのはずである。この構造では、流体システムと調整済み圧力源との間の圧力差が非常に大きくなってもよく、それは、収縮した第2のベローズ214が空間230と空間232との間の高い差圧に耐えうる為である。第2のベローズ214が高い差圧にさらされているであろう間、第1のベローズ212は、拡張状態で同様に高い差圧にさらされないように、圧力が比較的一定のままであり、即ち、圧力P2≒P3である。
次に図4を参照すると、P2<P1の状態のアキュムレータ200が示されている。この場合、図に見られるように、第1のベローズ212は収縮して、L2”<L2となる。これに対応して、第2のベローズ214は拡張して、L1”>L1となる。上述の場合と同様に、プレート220とプレート228の間の距離L3は、ほぼ同じままのはずである。この構造では、流体システムと調整済み圧力源との間の圧力差が非常に大きくなってもよく、それは、収縮した第1のベローズ212が空間222と空間232との間の高い差圧に耐えうる為である。第1のベローズ212が高い差圧にさらされているであろう間、第2のベローズ214は、拡張状態で同様に高い差圧にさらされないように、圧力が比較的一定のままであり、即ち、圧力P1≒P3である。
アキュムレータ200は、流体システムの圧力が高く、調整済み圧力源の圧力が低いシステム、又は流体システムの圧力が低く、調整済み圧力源の圧力が高いシステムのいずれにも対応可能である。そのような流体システムとして、有害な流体が必要とされる用途のものがあってよい。
一例示的用途では、アキュムレータ200は、衛星への給油に役立つ可能性がある。一般に、ロケット燃料などの流体をアキュムレータなどの貯蔵装置から衛星のタンクに移す為には、駆動力が必要である。ほとんどの用途では、駆動力はポンプである。しかしながら、ほとんどのポンプはエラストマ封止材を使用する。これに対し、ロケット燃料は一般に、ほとんどのエラストマと適合せず、エラストマを使用すると、ほとんどのポンプは要求を満たさなくなる。アキュムレータ200は、この問題を解決する為に、ポンプ吐出と流体連通する可能性のある調整済み圧力源と、タンクと流体連通する可能性のある流体システムとを分離する。例えば、給油操作を容易にする為に、アキュムレータ200は、第1又は第2の空間222、230に燃料を充填してよい。金属ベローズは、燃料を収容し、その燃料をポンプから隔離する。アキュムレータ200は、他の用途ももちろん可能であり、例えば、パイプライン、油井、及び油井やぐらを有するような炭化水素流体流体システムで使用されることも可能である。
特定の構造及び材料に固有の言い回しで技術を記載してきたが、当然のことながら、添付の特許請求の範囲で定義される本発明は、記載された特定の構造及び材料に必ずしも限定されるものではない。むしろ、それらの特定の態様は、特許請求される本発明を実施する形態として記述されたものである。本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく本発明の多様な実施形態を実施することが可能である為、本発明は、この後に添付されている特許請求の範囲に属するものである。特に断らない限り、本明細書(の特許請求の範囲以外)で使用されている全ての数値又は数式、例えば、寸法、物理特性等を表す数値又は数式は、「略(approximately)」という語によって、あらゆる事例において修正されるものと理解されたい。少なくとも、且つ、特許請求の範囲に対する均等論の適用を限定する試みとしてではなく、「略(approximately)」という語によって修正された各数値パラメータは、少なくとも、記載された有効桁数を踏まえて、且つ、通常の丸め技法を適用することによって解釈されるべきである。更に、本明細書で開示されている全ての範囲は、あらゆる副範囲又はあらゆる副範囲に帰属するあらゆる個別の値を包含するか、これらを記載する特許請求の範囲に対する裏付けを与えるものと理解されたい。例えば、述べられた範囲が1から10であれば、これは、最小値1と最大値10の間であり、且つ/又は、最小値1及び最大値10を含むあらゆる副範囲又は個別の値、即ち、1以上の最小値から始まり10以下の最大値で終わる全ての副範囲(例えば、5.5から10、2.34から3.56など)、又は1から10までの任意の値(例えば、3、5.8、9.9994など)を包含し、且つ、これらを記載する特許請求の範囲に対する裏付けを与えるものと見なされるべきである。
Claims (11)
- 第1の側部と、前記第1の側部と対向する第2の側部と、を含む第1の内部空間を画定するハウジングであって、第1の流体システムと流体連通するように構成された第1のポートと、第2の流体システムと流体連通するように構成された第2のポートと、を備える前記ハウジングと、
前記第1の内部空間内にあって第2の内部空間を画定し、前記ハウジングの前記第1の側部と結合されている第1のベローズであって、前記第2の内部空間は、前記第1のポートと流体連通しており、前記第1の内部空間と流体連通してない、前記第1のベローズと、
前記第1の内部空間内にあって第3の内部空間を画定し、前記ハウジングの前記第2の側部と結合されている第2のベローズであって、前記第3の内部空間は、前記第2のポートと流体連通しており、前記第1の内部空間と流体連通しておらず、前記第2のベローズは動作可能であって前記第1のベローズと機械的には結合していない、前記第2のベローズと、
前記第1の内部空間内に所定の圧力まで充填された流体媒体であって、前記流体媒体は前記第1のベローズと前記第2のベローズとを機械的に分離しており、前記流体媒体は前記第1のベローズと前記第2のベローズとの間で力を伝達する、前記流体媒体と、
を備える装置。 - 前記流体媒体はシリコーンジェルである、請求項1に記載の装置。
- 前記流体媒体は油圧油である、請求項1に記載の装置。
- 前記第1のベローズは金属ベローズである、請求項1に記載の装置。
- 前記第2のベローズは金属ベローズである、請求項4に記載の装置。
- 前記第1のベローズ及び前記第2のベローズは同一材料から成形される、請求項5に記載の装置。
- 前記第1のベローズはエッジ溶接金属ベローズである、請求項1に記載の装置。
- 前記第2のベローズはエッジ溶接金属ベローズである、請求項7に記載の装置。
- 前記第1のベローズの第1の遠位端に第1のプレートが溶接されている、請求項7に記載の装置。
- 前記第1のベローズの第1の遠位端に第1のプレートが溶接されていて、前記第2のベローズの第2の遠位端に第2のプレートが溶接されている、請求項8に記載の装置。
- 流体システムに流体を注入する方法であって、
アキュムレータを設けるステップであって、前記アキュムレータは、第1の流体システムと流体連通するように構成された第1のポートと、第2の流体システムと流体連通するように構成された第2のポートと、を有するハウジングと、前記ハウジングの内部にあって前記第1のポートと流体連通している第1のベローズと、前記ハウジングの内部にあって前記第2のポートと流体連通しており、前記第1のベローズと機械的には結合していない第2のベローズと、前記ハウジングの内部にあって前記第1のベローズと前記第2のベローズとの間で力を伝達する流体媒体と、を備える、前記アキュムレータを設ける前記ステップと、
前記第1のポートを前記第1の流体システムと流体連通させるステップと、
前記第2のポートを前記第2の流体システムと流体連通させるステップと、を含み、前記第2の流体システムは、
前記第1又は第2のベローズの少なくとも一方を拡張させて、前記流体媒体の端から端まで力が伝達されるようにし、
前記第1又は第2のベローズの他方を収縮させ、前記第1又は第2の流体システムの少なくとも一方に流体が注入される、
方法。
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