JP2003278540A - エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置 - Google Patents

エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置

Info

Publication number
JP2003278540A
JP2003278540A JP2002084883A JP2002084883A JP2003278540A JP 2003278540 A JP2003278540 A JP 2003278540A JP 2002084883 A JP2002084883 A JP 2002084883A JP 2002084883 A JP2002084883 A JP 2002084883A JP 2003278540 A JP2003278540 A JP 2003278540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
filter
gas pressure
exhaust pipe
pulsation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002084883A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Nakamura
秀一 中村
Akira Kawakami
彰 川上
Kazuyoshi Toyoshima
一喜 豊嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2002084883A priority Critical patent/JP2003278540A/ja
Publication of JP2003278540A publication Critical patent/JP2003278540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パティキュレートフィルタの制御装置におい
て、エンジンの排気脈動の影響を受けず、フィルタの圧
力損失を正確に検出して、フィルタで捕集したパティキ
ュレートの捕集量を的確に検出する。 【解決手段】 排気管11にその内部の排気ガス圧を検
出する圧力センサ13を接続する所定長さの導管32の
途中に、上記排気ガス圧の脈動を減衰させ導管32内の
気柱の共鳴を抑制するためのダンピング容器15とし
て、上記排気管11内部の排気ガス圧の脈動による変動
成分を含む圧力センサ13からの検出信号に対してカッ
トオフ周波数f(Hz)が、エンジンのアイドル回転時の
脈動周波数をf0(Hz)として、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状のものを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気管
又は吸気管内部のガス圧を検出するガス圧検出装置、及
びエンジンの排気管から排出される排気ガスに含まれる
排気微粒子、即ちパティキュレートをフィルタで捕集
し、この捕集されたパティキュレートを加熱焼却してフ
ィルタを再生する際の制御を行うパティキュレートフィ
ルタの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの排気管から排出される
排気ガスに含まれるパティキュレートをフィルタで捕集
し、この捕集されたパティキュレートを加熱焼却してフ
ィルタを再生するパティキュレートフィルタ(以下、
「PF」と略称する)の再生装置としては、例えば特開
平7−279646号公報、特開平8−312329号
公報に記載されたものが提案されている。
【0003】このようなPFの再生装置におけるフィル
タ再生は、フィルタで捕集したパティキュレートが所定
量以上になった状態で行うと、フィルタ温度が高温にな
り過ぎ、フィルタの亀裂や溶損を生じることがあった。
また、フィルタで捕集したパティキュレートが少ない状
態でフィルタ再生を行うと、再生不良を生じたり、パテ
ィキュレートを加熱焼却するための電気ヒータへの通電
頻度が高くなり、電力消費量が増えるものであった。そ
のため、エンジンの運転中には、常時、フィルタで捕集
したパティキュレートの捕集量を的確に検出する必要が
ある。
【0004】上記パティキュレートの捕集量を示す指標
としては、パティキュレートを捕集するフィルタの圧力
損失、エンジン回転速度、過給圧等があり、これらフィ
ルタ圧損、エンジン回転速度、過給圧等から刻々の圧損
係数を算出してパティキュレートの捕集量を推定する方
法がとられている。そして、上記フィルタ圧損を検出す
るため、フィルタの上流側にて排気管の圧力測定部に所
定長さの導管(例えば長さ約1mのパイプ、ホース等)
を介して排気ガス圧を検出する圧力センサが接続されて
いる。なお、上記排気管に所定長さの導管を介して圧力
センサを接続するのは、例えばプラスチックで出来た圧
力センサ本体の耐熱性、寿命の制限から高温の排気管に
は直接接続することができないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のPFの再生装置におけるフィルタ再生制御において
は、エンジン運転中にはエンジンの排気脈動があり、こ
の排気脈動によるパルスによってパティキュレートを捕
集するフィルタの上流圧が変動し、更にこの圧力変動に
より上記排気管の圧力測定部から圧力センサに至るまで
の導管内の気柱の共鳴を引き起こし、フィルタの圧力損
失を正確に検出するのが困難なことがあった。したがっ
て、フィルタで捕集したパティキュレートの捕集量を的
確に検出することができないことがあった。また、前記
パティキュレートの捕集量の推定に必要な過給圧の検出
も適正に行えないことがあった。このことから、フィル
タ再生を適正な時期に行えず、フィルタの亀裂や溶損を
生じたり、電力消費量が増えるものであった。
【0006】この状態を、図7を参照して簡単に説明す
る。図7は、横軸をエンジン回転速度にとり、縦軸をフ
ィルタ圧損にとり、エンジン回転速度に対するフィルタ
圧損を例えば5分間計測したときの圧損分布を示すグラ
フである。このグラフにおいて、符号Aを付した圧損分
布の領域は、フィルタ再生を行う前のフィルタ圧損の変
化幅を示しており、符号Bを付した圧損分布の領域は、
フィルタ再生を行った後のフィルタ圧損の変化幅を示し
ている。この場合、フィルタ再生前もフィルタ再生後
も、圧損変化幅はかなり大きくなっており、フィルタの
圧力損失を正確に検出するのが困難であることがわか
る。
【0007】また、上記と同様のことは、エンジンの排
気管又は吸気管内部のガス圧を検出する場合にも発生
し、そのガス圧の脈動により、更にこの脈動による圧力
変動により上記排気管又は吸気管の圧力測定部から圧力
センサに至るまでの導管内の気柱の共鳴を引き起こし、
当該ガス圧を正確に検出するのが困難なことがあった。
したがって、例えば燃料の噴射制御が適正に行えないこ
とがあった。
【0008】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、エンジンのガス圧の脈動の影響を受けず当該ガス
圧を正確に検出することができるエンジンのガス圧検出
装置、及びエンジンの排気脈動の影響を受けず、フィル
タの圧力損失を正確に検出して、フィルタで捕集したパ
ティキュレートの捕集量を的確に検出することができる
パティキュレートフィルタの制御装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるエンジンのガス圧検出装置は、エンジ
ンの排気管又は吸気管に所定長さの導管を介して接続さ
れ、該排気管又は吸気管内部のガス圧を検出する圧力検
出手段と、上記導管の途中に設けられ、上記ガス圧の脈
動を減衰させ導管内の気柱の共鳴を抑制するためのダン
ピング容器と、を備えたものである。
【0010】このような構成により、エンジンの排気管
又は吸気管に接続された所定長さの導管の途中に設けら
れたダンピング容器により、上記排気管又は吸気管内部
のガス圧の脈動を減衰させ導管内の気柱の共鳴を抑制
し、上記所定長さの導管を介してエンジンの排気管又は
吸気管に接続された圧力検出手段により、上記排気管又
は吸気管内部のガス圧を検出する。これにより、エンジ
ンのガス圧の脈動の影響を受けず当該ガス圧を正確に検
出することができる。
【0011】そして、上記ダンピング容器は、上記排気
管又は吸気管内部のガス圧の脈動による変動成分を含む
圧力検出手段からの検出信号に対してカットオフ周波数
f(Hz)が、エンジンのアイドル回転時の脈動周波数を
0(Hz)として、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状とされている。これにより、上記ダン
ピング容器で、上記排気管又は吸気管内部のガス圧の脈
動による変動成分を減衰させる。
【0012】また、本発明によるパティキュレートフィ
ルタの制御装置は、エンジンの排気管の途中に設けられ
排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィ
ルタ手段と、このフィルタ手段の上流側に設けられ上記
捕集されたパティキュレートを加熱焼却するための加熱
手段と、上記フィルタ手段の少なくとも上流側にて排気
管に所定長さの導管を介して接続され、該排気管内部の
排気ガス圧を検出する圧力検出手段と、少なくとも上記
圧力検出手段からの検出信号及びエンジン回転速度信号
を入力して上記加熱手段の動作を制御するPF制御手段
と、を備えてなるパティキュレートフィルタの制御装置
において、上記導管の途中に、上記排気ガス圧の脈動を
減衰させ導管内の気柱の共鳴を抑制するためのダンピン
グ容器を設けたものである。
【0013】このような構成により、上記排気管に所定
長さで接続された導管の途中に設けられたダンピング容
器により、上記排気ガス圧の脈動を減衰させ導管内の気
柱の共鳴を抑制する。これにより、エンジンの排気脈動
の影響を受けず、フィルタ手段の圧力損失を正確に検出
して、該フィルタ手段で捕集したパティキュレートの捕
集量を的確に検出することができる。
【0014】そして、上記ダンピング容器は、上記排気
管内部の排気ガス圧の脈動による変動成分を含む圧力検
出手段からの検出信号に対してカットオフ周波数f(H
z)が、エンジンのアイドル回転時の脈動周波数をf
0(Hz)として、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状とされている。これにより、上記ダン
ピング容器により、上記排気管内部の排気ガス圧の脈動
による変動成分を減衰させる。
【0015】さらに、上記PF制御手段へ入力するエン
ジン回転速度信号は、エンジンのタコメータからの出力
信号を取り込むものとしてもよい。或いは、上記PF制
御手段へ入力するエンジン回転速度信号は、エンジンE
CUからの出力信号を取り込むものとしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるエ
ンジンのガス圧検出装置の実施形態を示す概略構成図で
ある。このエンジンのガス圧検出装置は、エンジンの排
気管又は吸気管内部のガス圧を検出するもので、図1に
示すように、圧力センサ1と、ダンピング容器2とを備
えて成る。
【0017】上記圧力センサ1は、エンジンの排気管3
又は吸気管内部のガス圧を検出する圧力検出手段となる
もので、上記エンジンの排気管3又は吸気管に所定長さ
の導管4を介して接続されている。なお、導管4は、例
えば長さ約1mのパイプ、ホース等から成る。また、上
記排気管3又は吸気管に所定長さの導管4を介して圧力
センサ1を接続するのは、該圧力センサ1の本体が例え
ばプラスチックで出来ており、その耐熱性、寿命の制限
から高温の排気管3又は吸気管には直接接続することが
できないからである。
【0018】上記導管4の途中には、ダンピング容器2
が設けられている。このダンピング容器2は、上記排気
管3又は吸気管内部のガス圧の脈動を減衰させ導管4内
の気柱の共鳴を抑制する一種のローパス音響フィルタと
なるもので、上記ガス圧の脈動による変動成分を含む上
記圧力センサ1からの検出信号に対してカットオフ周波
数f(Hz)が、エンジンのアイドル回転時の脈動周波数
をf0(Hz)として、 f0/4≦f≦f0 となるような形状、容積とされている。例えば、上記導
管4の途中において該導管4の断面積を拡張する箱形容
器から成る。
【0019】ここで、上記カットオフ周波数fについて
説明する。上記ダンピング容器2について、排気管3又
は吸気管内部のガス圧の脈動による変動成分を含む圧力
センサ1からの検出信号に対してカットオフ周波数がf
であるということは、導管4の途中のダンピング容器2
の存在により、上記圧力センサ1から出力される検出信
号が該カットオフ周波数fより低周波の信号のみとな
り、それより高周波の検出信号は減衰させるということ
である。そして、一般に、エンジンにおいて、排気ガス
又は吸気ガスの脈動の基本周波数F(Hz)は、エンジン
回転速度をN(rpm)とし、エンジンの気筒数をzとす
ると、 F=N×z/120 で表わされる。
【0020】このような状態で、エンジンのガス圧の脈
動による影響が、検出するガス圧に現れるのはアイドル
回転速度以上であるので、エンジンのアイドル回転速度
をN 0(rpm)とすると、アイドル回転時の排気ガス又は
吸気ガスの脈動周波数f0(Hz)は、 f0=N0×z/120 となる。例えば、エンジンの気筒数z=6で、アイドル
回転速度N0=400であるとすると、アイドル回転時
の脈動周波数f0=20(Hz)となる。また、アイドル
回転速度N0=600であるとすると、f0=30(Hz)
となる。
【0021】このように求められるアイドル回転時の脈
動周波数f0に対して、上記圧力センサ1からの検出信
号に対してカットオフ周波数fが、f0/4≦f≦f0
定められている。これは、カットオフ周波数fがf0
りも高いとエンジンのガス圧の脈動による影響を受け、
0/4よりも低いとエンジンの回転変動に対する応答
が遅れて、いずれも正確なガス圧が検出できないことと
なるからである。
【0022】例えば、アイドル回転時の脈動周波数f0
=20(Hz)とすると、カットオフ周波数f=5〜20
(Hz)となる。また、f0=30(Hz)とすると、カッ
トオフ周波数f=7.5〜30(Hz)となる。具体的に
は、圧力センサ1からの検出信号に対してカットオフ周
波数fを20(Hz)程度とすればよい。
【0023】そして、上記圧力センサ1からの検出信号
は、エンジンECU5に入力されるようになっている。
この場合、上記圧力センサ1で検出されたエンジンの排
気管3又は吸気管内部のガス圧の検出信号は、上記ダン
ピング容器2で上記排気管3又は吸気管のガス圧の脈動
による変動成分が減衰されて、エンジンのガス圧の脈動
による影響を受けないものとなる。したがって、エンジ
ンの排気管3又は吸気管内部のガス圧を正確に検出し
て、その検出信号がエンジンECU5に送られる。これ
により、上記エンジンECU5は、正確に検出されたガ
ス圧により、例えば燃料の噴射制御を適正に行うことが
できる。
【0024】図2は、上記エンジンのガス圧検出装置の
関連発明としてのパティキュレートフィルタ(PF)の
制御装置の実施形態を示す概略構成図である。このPF
の制御装置は、エンジン10の排気管11から排出され
る排気ガスに含まれる排気微粒子、即ちパティキュレー
トをフィルタで捕集し、この捕集されたパティキュレー
トを加熱焼却してフィルタを再生する際の制御を行うも
ので、図2に示すように、PFモジュール12a,12
bと、圧力センサ13と、PFコントローラ14と、ダ
ンピング容器15とを備えている。
【0025】図2において、エンジン10の排気マニホ
ールド16には、排気管11が接続されている。また、
この排気管11の一部には、排気ガスのもつエネルギー
を利用してエンジン10の吸入空気を加圧するターボチ
ャージャのタービン20及びコンプレッサ21が設けら
れている。そして、上記コンプレッサ21から吸気通路
17が延びており、インタークーラ19を介してエンジ
ン10の吸気マニホールド18に接続されている。な
お、符号22は、排気ガス流量を制御するバタフライバ
ルブ等の切替え弁を示している。
【0026】上記排気管11の途中に設けられた分岐部
としてのチャンバ23の下流には、バタフライバルブ等
の切替え弁24a,24bを介して複数のPFモジュー
ル12a,12bが並列に設けられている。このPFモ
ジュール12a,12bは、エンジン10の排気管11
の排気ガス中に含まれるパティキュレート(カーボン、
炭化水素等の排気微粒子)を捕集すると共に、この捕集
されたパティキュレートを加熱焼却してフィルタを再生
するもので、それぞれのハウジング内にフィルタ本体2
5a,25bと、電気ヒータ26a,26bとを内蔵し
ている。
【0027】上記フィルタ本体25a,25bは、実際
に排気管11の排気ガス中に含まれるパティキュレート
を捕集するフィルタ手段となるもので、例えば炭化珪素
(SiC)を材料として角柱状の多数のセルから成るモノ
リス形状に焼成され、各セルは隣接するもの同士で一端
部と他端部とが交互に封止プレートで目詰めされてい
る。これにより、排気ガスは、多数配列されたセルの間
にて、互いに隣接するセルの中に流れ込んでパティキュ
レートが捕集されながら通過するようになる。
【0028】上記フィルタ本体25a,25bの上流側
には、電気ヒータ26a,26bが設けられている。こ
の電気ヒータ26a,26bは、上記フィルタ本体25
a,25bで捕集されたパティキュレートを加熱焼却す
るための加熱手段となるもので、例えば渦巻き形状に形
成されて、該フィルタ本体25a,25bの前面側に対
面して設けられている。そして、この電気ヒータ26
a,26bは、後述のPFコントローラ14から制御指
令及び電力が供給されて動作する。なお、上記電気ヒー
タ26a,26bとフィルタ本体25a,25bとの間
には、それぞれ温度センサ27a,27bが設けられ、
該電気ヒータ26a,26bの加熱による上記フィルタ
本体25a,25bの上流側の温度を計測して、PFコ
ントローラ14へ送るようになっている。
【0029】また、前記切替え弁24a,24bは、上
記複数のPFモジュール12a,12b内のフィルタ本
体25a,25bにおけるパティキュレートの捕集量に
応じて該PFモジュール12a,12bのパティキュレ
ート捕集運転とフィルタ再生運転とを切り替えるもの
で、やはり後述のPFコントローラ14からの制御指令
により動作するようになっている。なお、図2におい
て、符号28a,28bは、上記切替え弁24a,24
bをそれぞれ開閉するための電磁弁を示している。
【0030】前記複数のPFモジュール12a,12b
の上流側に設けられたチャンバ23には、所定長さの導
管32を介して圧力センサ13が設けられている。この
圧力センサ13は、上記フィルタ本体25a,25bの
上流側の排気ガス圧を検出する圧力検出手段となるもの
で、その検出信号を後述のPFコントローラ14へ送る
ようになっている。なお、上記導管32は、例えば長さ
約1mのパイプ、ホース等から成る。また、上記チャン
バ23に所定長さの導管32を介して圧力センサ13を
接続するのは、該圧力センサ13の本体が例えばプラス
チックで出来ており、その耐熱性、寿命の制限から高温
のチャンバ23には直接接続することができないからで
ある。
【0031】なお、上記圧力センサ13とは別個に、大
気圧を計測する第2の圧力センサ29が設けられ、この
大気圧をもって上記フィルタ本体25a,25bの下流
側の排気ガス圧とし、その検出信号をPFコントローラ
14へ送るようになっている。
【0032】また、前記エンジン10には、エンジン回
転センサ30が取り付けられている。このエンジン回転
センサ30は、エンジン10の出力軸の回転速度を計測
するもので、その計測したエンジン回転速度の信号が後
述のPFコントローラ14へ送られるようになってい
る。
【0033】そして、PFコントローラ14は、少なく
とも上記圧力センサ13からの検出信号及びエンジン回
転センサ30からのエンジン回転速度信号を入力して上
記PFモジュール12a,12b内の電気ヒータ26
a,26bの動作を制御するPF制御手段となるもので
ある。なお、前記吸気通路17の途中には、第3の圧力
センサ31が設けられ、エンジン給気圧を計測して上記
PFコントローラ14へ送るようになっている。
【0034】ここで、本発明においては、上記導管32
の途中にダンピング容器15が設けられている。このダ
ンピング容器15は、上記排気管11、即ちフィルタ本
体25a,25bの上流側の排気ガス圧の脈動を減衰さ
せ導管32内の気柱の共鳴を抑制する一種のローパス音
響フィルタとなるもので、上記排気ガス圧の脈動による
変動成分を含む上記圧力センサ13からの検出信号に対
してカットオフ周波数f(Hz)が、エンジンのアイドル
回転時の脈動周波数をf0(Hz)として、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状、容積とされている。例えば、上記導
管32の途中において該導管32の断面積を拡張する箱
形容器から成る。
【0035】そして、上記圧力センサ13とダンピング
容器15とにより、図1に示す圧力センサ1とダンピン
グ容器2とから成るガス圧検出装置と同様のガス圧検出
装置を構成しており、全く同様に動作するようになって
いる。そして、上記の範囲にカットオフ周波数fを定め
たのは、該カットオフ周波数fがエンジン10のアイド
ル回転時の脈動周波数f0よりも高いとエンジンの排気
ガス圧の脈動による影響を受け、f0/4よりも低いと
エンジン10の回転変動に対する応答が遅れて、いずれ
も正確なフィルタ本体25a,25bの圧力損失が検出
できないこととなるからである。
【0036】例えば、アイドル回転時の脈動周波数f0
=20(Hz)とすると、カットオフ周波数f=5〜20
(Hz)となる。また、f0=30(Hz)とすると、カッ
トオフ周波数f=7.5〜30(Hz)となる。具体的に
は、圧力センサ13からの検出信号に対してカットオフ
周波数fを20(Hz)程度とすればよい。
【0037】そして、上記圧力センサ13で検出された
排気管11内部の排気ガス圧の検出信号は、ダンピング
容器15の作用によりエンジンの排気ガス圧の脈動によ
る影響を受けないものとなる。したがって、エンジンの
排気管11内部の排気ガス圧を正確に検出して、その検
出信号がPFコントローラ14に取り込まれる。これに
より、上記PFコントローラ14は、エンジン10の排
気脈動の影響を受けず、フィルタ本体25a,25bの
圧力損失を正確に検出して、該フィルタ本体25a,2
5bで捕集したパティキュレートの捕集量を的確に検出
することができる。そして、この捕集されたパティキュ
レートを加熱焼却してフィルタを再生する際の制御を適
正に行うことができる。
【0038】次に、このように構成されたPFの制御装
置の動作について、図3〜図5を参照して説明する。ま
ず、図3は、PFの制御装置の全体的な動作の流れを示
している。初めに、エンジンキースイッチを操作して装
置の動作をスタートさせる。次に、PFコントローラ1
4は、前述の各種センサ(13,27a,27b,2
9,30,31)からの信号を入力して、エンジン回転
速度、フィルタ上流圧、フィルタ下流圧、フィルタ上流
側の温度、エンジン給気圧等のパラメータを読み込む
(ステップS1)。
【0039】次に、上記各種センサからのパラメータを
読み込んで、エンジン10が回転しているか否かを判断
する(ステップS2)。まだエンジン10がスタートし
ておらず回転していないときは、“No”側に進んでステ
ップS3に入り、PFコントローラ14は、PFモジュ
ール12a,12b内の電気ヒータ26a,26bをOF
Fして、処理を終了しステップS1に戻る。
【0040】一方、上記エンジン10がスタートして回
転しているときは、“Yes”側に進んでステップS4に
入る。そして、PFコントローラ14は、上記PFモジ
ュール12a,12b内のフィルタ本体25a,25b
が再生中か否かを判断する。まだ、フィルタ再生をして
いない場合は、“No”側に進んでステップS5に入り、
エンジン10の排気管11から排出される排気ガスのパ
ティキュレートを捕集する運転を行う(図4参照)。フ
ィルタ再生中の場合は、“Yes”側に進んでステップS
6に入り、排気ガスのパティキュレートを捕集したフィ
ルタについて再生運転を行う(図5参照)。
【0041】図4は、図3に示すステップS5のパティ
キュレート捕集運転の動作を示している。このパティキ
ュレート捕集運転は、図2において、例えば第1のPF
モジュール12a側の切替え弁24aを開いて第1のフ
ィルタ本体25aで排気管11から排出される排気ガス
中のパティキュレートを捕集するものである。このと
き、第2のPFモジュール12b側の切替え弁24bは
閉じており、動作停止中か或いは前のパティキュレート
捕集運転後のフィルタ再生運転を行っている。
【0042】このパティキュレート捕集運転において
は、まず、上記フィルタ本体25aで捕集するパティキ
ュレート捕集量、即ちすす詰まり量の推定計算をする
(ステップS11)。このとき、PFコントローラ14
は、図2に示す圧力センサ13で検出したフィルタ本体
25aの上流側の排気ガス圧と、エンジン回転センサ3
0で検出したエンジン回転速度信号と、第3の圧力セン
サ31で検出したエンジン給気圧とを取り込み、上記エ
ンジン回転速度とエンジン給気圧とから排気ガス流量を
推定し、この排気ガス流量とフィルタ上流側の排気ガス
圧(フィルタ圧損)との関係によりすす詰まり量の推定
計算を行う。
【0043】次に、PFコントローラ14は、上記求め
たすす詰まり量に基づいて、そのすす詰まり量が予め定
められたしきい値よりも多いか否かを判断する(ステッ
プS12)。まだ、しきい値よりも少ない場合は、“N
o”側に進んでステップS13に入る。このステップS
13では、上記フィルタ圧損が予め定められたしきい値
よりも大きいか否かを判断する。まだ、しきい値よりも
小さい場合は、“No”側に進んでステップS14に入
る。このステップS14では、第1のPFモジュール1
2a内の第1の電気ヒータ26aはOFFのままで、パテ
ィキュレート捕集運転の状態となる。
【0044】一方、上記ステップS12で、すす詰まり
量が所定のしきい値よりも多いと判断された場合、又は
上記ステップS13で、フィルタ圧損が所定のしきい値
よりも大きいと判断された場合は、それぞれ“Yes”に
進んでステップS15に入り、前記第1の切替え弁24
aを切り替えて閉とする。そして、ステップS16で、
PFコントローラ14の制御により第1の電気ヒータ2
6aに電流を供給し、第1のフィルタ本体25aについ
てフィルタ再生運転を行う。
【0045】このとき同時に、上記ステップS15で
は、第2のPFモジュール12b側の切替え弁24bを
開いて、この第2のPFモジュール12b側に排気管1
1からの排気ガスを流して、パティキュレート捕集運転
を行う。
【0046】図5は、図3に示すステップS6及び図4
に示すステップS16のフィルタ再生運転の動作を示し
ている。このフィルタ再生運転においては、まず、図2
に示す第1の温度センサ27aで第1のフィルタ本体2
5aの上流側の温度を検出する(ステップS21)。こ
のとき、例えばフィルタ本体25aの上流側の温度が約
600℃以上であるかを検出する。
【0047】そして、PFコントローラ14は、上記第
1の温度センサ27aからの検出信号を入力して、該検
出した温度に応じて第1の電気ヒータ26aに供給する
電流をデューティ制御する(ステップS22)。すなわ
ち、上記電気ヒータ26aに供給する電流量を短いパル
ス幅で制御して、上記フィルタ本体25aの上流側の温
度が約600℃以上となるように制御する。この状態で、
第1のフィルタ本体25aで捕集したパティキュレート
を加熱焼却して該フィルタ本体25aを再生し、フィル
タ再生中の信号を出力する(ステップS23)。
【0048】次に、このフィルタ再生を行う時間として
予め設定された所定時間に対し、現在の経過時間が越え
ているか否かを判断する(ステップS24)。まだ、所
定時間を越えていない場合は、“No”側に進んで図3の
ステップS1に戻り、引き続きフィルタ再生を行う。一
方、所定時間を経過した場合は、“Yes”側に進んでス
テップS25に入り、第1の電気ヒータ26aに供給す
る電流をOFFして、フィルタ再生を終了する。
【0049】その後、上記第2のPFモジュール12b
側のパティキュレート捕集運転において、すす詰まり量
がしきい値を越えた場合は、第2の切替えバルブ24b
を閉じて、該第2のPFモジュール12b側のフィルタ
本体25bについてフィルタ再生を行う。このとき、第
1の切替えバルブ24aを再び開いて、第1のPFモジ
ュール12a側においてパティキュレート捕集運転を行
う。このように、第1のPFモジュール12aと第2の
PFモジュール12bとで、交互にパティキュレート捕
集運転とフィルタ再生とを行う。
【0050】上記のようなPFの制御装置のパティキュ
レート捕集運転とフィルタ再生の制御においては、図6
に示すように、符号A′を付して示すフィルタ再生を行
う前のフィルタ圧損の変化幅も、符号B′を付して示す
フィルタ再生を行った後のフィルタ圧損の変化幅も、図
7に示す従来例のそれぞれの変化幅A,Bに比べて小さ
くなっている。したがって、本発明においては、フィル
タの圧力損失を正確に検出することができる。
【0051】なお、図2においては、エンジン回転速度
を検出するための手段として別個にエンジン回転センサ
30を設けたものとしたが、PFコントローラ14へ入
力するエンジン回転速度信号は、エンジン10のタコメ
ータ(図示省略)からの出力信号を取り込んでもよい
し、エンジンECU(図示省略)からの出力信号を取り
込んでもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
請求項1に係るエンジンのガス圧検出装置によれば、エ
ンジンの排気管又は吸気管に接続された所定長さの導管
の途中に設けられたダンピング容器により、上記排気管
又は吸気管内部のガス圧の脈動を減衰させ導管内の気柱
の共鳴を抑制し、上記所定長さの導管を介してエンジン
の排気管又は吸気管に接続された圧力検出手段により、
上記排気管又は吸気管内部のガス圧を検出することがで
きる。これにより、エンジンのガス圧の脈動の影響を受
けず当該ガス圧を正確に検出することができる。したが
って、例えば燃料の噴射制御を適正に行うことができ
る。
【0053】そして、請求項2に係る発明によれば、上
記ダンピング容器は、上記排気管又は吸気管内部のガス
圧の脈動による変動成分を含む圧力検出手段からの検出
信号に対してカットオフ周波数f(Hz)が、エンジンの
アイドル回転時の脈動周波数をf0(Hz)として、f0
4≦f≦f0となるような形状とされたことにより、該
ダンピング容器で、上記排気管又は吸気管内部のガス圧
の脈動による変動成分を減衰させることができる。した
がって、エンジンのガス圧の脈動の影響を受けず当該ガ
ス圧を正確に検出することができる。
【0054】また、請求項3,5,6に係るPFの制御
装置によれば、上記排気管に所定長さで接続された導管
の途中に設けられたダンピング容器により、上記排気ガ
ス圧の脈動を減衰させ導管内の気柱の共鳴を抑制するこ
とができる。これにより、エンジンの排気脈動の影響を
受けず、フィルタ手段の圧力損失を正確に検出して、該
フィルタ手段で捕集したパティキュレートの捕集量を的
確に検出することができる。また、前記パティキュレー
トの捕集量の推定に必要な過給圧の検出も適正に行うこ
とができる。したがって、フィルタ再生を適正な時期に
行うように制御して、フィルタ手段の亀裂や溶損を防止
し、電力消費量を低減することができる。また、上記フ
ィルタ再生を適正な時期に行うことにより、フィルタ手
段、加熱手段などの寿命が延び、コスト低下を図ること
ができる。
【0055】そして、請求項4に係る発明によれば、上
記ダンピング容器は、上記排気管内部の排気ガス圧の脈
動による変動成分を含む圧力検出手段からの検出信号に
対してカットオフ周波数f(Hz)が、エンジンのアイド
ル回転時の脈動周波数をf0(Hz)として、f0/4≦f
≦f0となるような形状とされたことにより、該ダンピ
ング容器で、上記排気管内部の排気ガス圧の脈動による
変動成分を減衰させることができる。したがって、エン
ジンの排気ガス圧の脈動の影響を受けず当該排気ガス圧
を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるエンジンのガス圧検出装置の実
施形態を示す概略構成図である。
【図2】 本発明によるPFの制御装置の実施形態を示
す概略構成図である。
【図3】 上記PFの制御装置の全体的な動作の流れを
示すフローチャートである。
【図4】 上記PFの制御装置のパティキュレート捕集
運転の動作を示すフローチャートである。
【図5】 上記PFの制御装置のフィルタ再生運転の動
作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明のPFの制御装置において、エンジン
回転速度に対するフィルタ圧損を所定時間だけ計測した
ときの圧損分布を示すグラフである。
【図7】 従来例において、エンジン回転速度に対する
フィルタ圧損を所定時間だけ計測したときの圧損分布を
示すグラフである。
【符号の説明】
1,13…圧力センサ 2,15…ダンピング容器 3,11…排気管 4,32…導管 10…エンジン 12a,12b…PFモジュール 14…PFコントローラ 23…チャンバ 24a,24b…切替え弁 25a,25b…フィルタ手段 26a,26b…電気ヒータ 27a,27b…温度センサ 30…エンジン回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 35/00 368 F02D 35/00 368Z 45/00 364 45/00 364D G01L 19/06 101 G01L 19/06 101 (72)発明者 豊嶋 一喜 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA22 AA27 BB14 CC60 DD20 EE40 FF36 GG11 HH09 HH11 3G004 BA00 BA04 CA02 DA01 DA25 EA02 3G084 DA04 FA00 FA11 3G090 AA02 AA04 BA04 CB24 DA03 DA13 DA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの排気管又は吸気管に所定長さの
    導管を介して接続され、該排気管又は吸気管内部のガス
    圧を検出する圧力検出手段と、 上記導管の途中に設けられ、上記ガス圧の脈動を減衰さ
    せ導管内の気柱の共鳴を抑制するためのダンピング容器
    と、を備えたことを特徴とするエンジンのガス圧検出装
    置。
  2. 【請求項2】上記ダンピング容器は、上記排気管又は吸
    気管内部のガス圧の脈動による変動成分を含む圧力検出
    手段からの検出信号に対してカットオフ周波数f(Hz)
    が、エンジンのアイドル回転時の脈動周波数をf0(H
    z)として、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状とされていることを特徴とする請求項
    1記載のエンジンのガス圧検出装置。
  3. 【請求項3】エンジンの排気管の途中に設けられ排気ガ
    ス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタ手
    段と、このフィルタ手段の上流側に設けられ上記捕集さ
    れたパティキュレートを加熱焼却するための加熱手段
    と、上記フィルタ手段の少なくとも上流側にて排気管に
    所定長さの導管を介して接続され、該排気管内部の排気
    ガス圧を検出する圧力検出手段と、少なくとも上記圧力
    検出手段からの検出信号及びエンジン回転速度信号を入
    力して上記加熱手段の動作を制御するPF制御手段と、
    を備えてなるパティキュレートフィルタの制御装置にお
    いて、上記導管の途中に、上記排気ガス圧の脈動を減衰
    させ導管内の気柱の共鳴を抑制するためのダンピング容
    器を設けたことを特徴とするパティキュレートフィルタ
    の制御装置。
  4. 【請求項4】上記ダンピング容器は、上記排気管内部の
    排気ガス圧の脈動による変動成分を含む圧力検出手段か
    らの検出信号に対してカットオフ周波数f(Hz)が、エ
    ンジンのアイドル回転時の脈動周波数をf0(Hz)とし
    て、 f0/4≦f≦f0 ただし、f0=N0×z/120 N0:エンジンのアイドル回転速度(rpm) z:エンジンの気筒数 となるような形状とされていることを特徴とする請求項
    3記載のパティキュレートフィルタの制御装置。
  5. 【請求項5】上記PF制御手段へ入力するエンジン回転
    速度信号は、エンジンのタコメータからの出力信号を取
    り込むものとしたことを特徴とする請求項3又は4記載
    のパティキュレートフィルタの制御装置。
  6. 【請求項6】上記PF制御手段へ入力するエンジン回転
    速度信号は、エンジンECUからの出力信号を取り込む
    ものとしたことを特徴とする請求項3又は4記載のパテ
    ィキュレートフィルタの制御装置。
JP2002084883A 2002-03-26 2002-03-26 エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置 Pending JP2003278540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002084883A JP2003278540A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002084883A JP2003278540A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003278540A true JP2003278540A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29232040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002084883A Pending JP2003278540A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003278540A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161572A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
US7551093B2 (en) 2002-03-08 2009-06-23 Robert Bosch Gmbh Method and device for warning a driver
WO2011030739A1 (ja) * 2009-09-08 2011-03-17 株式会社 豊田自動織機 過給機付き内燃機関
JP2013064376A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関
KR101393031B1 (ko) * 2012-06-07 2014-05-08 자동차부품연구원 배출가스 정화장치 및 그 제어방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7551093B2 (en) 2002-03-08 2009-06-23 Robert Bosch Gmbh Method and device for warning a driver
JP2006161572A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP4525319B2 (ja) * 2004-12-02 2010-08-18 トヨタ自動車株式会社 排気浄化装置
WO2011030739A1 (ja) * 2009-09-08 2011-03-17 株式会社 豊田自動織機 過給機付き内燃機関
JP2011080462A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Toyota Industries Corp 過給機付き内燃機関
US9239021B2 (en) 2009-09-08 2016-01-19 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Internal combustion engine with supercharger
JP2013064376A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関
KR101393031B1 (ko) * 2012-06-07 2014-05-08 자동차부품연구원 배출가스 정화장치 및 그 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4075573B2 (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
US7264642B2 (en) Exhaust gas cleaning apparatus
US6990802B2 (en) Apparatus and method for regenerating particulate filter that removes particulates out of exhaust gas for internal combustion engine
JP2004019496A (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
WO2004016914A1 (ja) フィルタ制御装置
JPH0621551B2 (ja) パティキュレートトラップの再生装置
KR20030022043A (ko) 엔진의 배기 정화 장치
JP4453718B2 (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
JP2004197722A (ja) パティキュレートフィルタの再生装置及びエンジンの排気ガス浄化装置
JP2003278540A (ja) エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置
JP2003279432A (ja) エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置
JP2004308439A (ja) 排気浄化装置
JP2004150416A (ja) パティキュレートフィルタの再生方法
JP3915671B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2003269236A (ja) エンジンのガス圧検出装置及びパティキュレートフィルタの制御装置
KR101178128B1 (ko) 입자상물질 포집재생여과기 장착차량의 배압 감응형 배기라인
JP2006242072A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH0367013A (ja) ディーゼルエンジンの微粒子捕集装置
JPH06137133A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4103748B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2005163652A (ja) 排気浄化装置
JP2848204B2 (ja) 排気微粒子浄化装置
JPH0913951A (ja) パティキュレートトラップ装置
JPH08218847A (ja) ディーゼル機関の排気浄化方法
JP3385820B2 (ja) パティキュレートトラップ装置