JP2003277255A - 集合ユニット型貼付剤 - Google Patents

集合ユニット型貼付剤

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JP2003277255A JP2002081823A JP2002081823A JP2003277255A JP 2003277255 A JP2003277255 A JP 2003277255A JP 2002081823 A JP2002081823 A JP 2002081823A JP 2002081823 A JP2002081823 A JP 2002081823A JP 2003277255 A JP2003277255 A JP 2003277255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚刺激性が低減され、しかも、皮膚に対す
る付着性に優れた貼付剤を提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムからなる支持体2
と粘着剤層3を有する複数の積層体ユニット4が、前記
ポリエステルフィルムを介して保持体5に保持されてい
ることを特徴とする集合ユニット型貼付剤。保持体5
は、伸縮性を有する織布または不織布からなることが好
ましい。積層体ユニット4は、互いに離隔していること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚に与える刺激
が非常に低減され、しかも、皮膚への付着性に優れた集
合ユニット型の貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】薬物の投与法として、錠剤、カプセル
剤、シロップ剤等の製剤を使用する経口投与法が広く用
いられている。しかしながら、経口投与法には、吸収さ
れた後に薬物が肝臓で初回通過効果を受けやすいこと
や、投与後一時的に、必要以上に血中濃度が上昇し、そ
の結果、副作用が起こりやすいこと等の欠点がある。こ
のような経口投与法の有する欠点を解消するために、経
皮吸収型製剤の開発が積極的に進められている。経皮吸
収型製剤は経口投与法の欠点を補うだけでなく、投与回
数の減少や、コンプライアンスの向上、投与及びその中
止の容易さ等の利点も期待され、老人や小児の患者で特
に有用であることが知られている。
【0003】しかしながら、経皮吸収型製剤、特に貼付
剤による経皮投与は、経口投与に比べて安全性には問題
がないが、皮膚に長時間貼付すると、発汗、蒸れ、かぶ
れ等の皮膚刺激による不快感を与える場合がある。この
ような皮膚刺激の原因としては、例えば、貼付剤が通気
性に乏しいこと、伸縮性に乏しいこと、粘着力が強すぎ
ること等が挙げられる。
【0004】これらの問題点を解決する手段として、貼
付剤に通気性を付与する方法について、例えば、穿孔針
を用いて粘着テープに物理的に穿孔する方法(特開昭5
6−112255号公報)、通気性支持体に粘着剤を部
分的(例えば縞状に)塗布する方法(実開昭56−78
841号公報)等の種種の検討がなされている。しかし
ながら、前者の例は、通気性は得られるが、物理的穿孔
では孔の密度に限界があり、微細に観察した場合に、通
気性に富む部分とそうでない部分とが存在することにな
るため、均一な密度の通気性を形成するのが難しいとい
う欠点があった。また、後者の粘着剤を部分的に塗布す
る方法では、通気性の大幅な向上が難しいばかりでな
く、粘着部分が少なく、しかも支持体に伸縮性がないた
め、人体の動きに貼付剤が追随せず接着性に乏しいとい
う欠点があった。
【0005】また、特開平10−287557号公報に
は、厚み方向に貫通する複数の線状切り込みが設けられ
たポリエステルフィルムと柔軟性を有する織布または不
織布とを積層した支持体に、粘着層を積層してなる貼付
剤が開示されている。しかしながら、適用製剤面積内部
のポリエステルフィルムに切り込みを入れるだけでは、
製剤全体での柔軟性に欠けるため、上記問題点を解決す
るには不十分であるばかりでなく、皮膚刺激を低減する
ことも改善できているとは言い難い。
【0006】なお、このような全身性の効果を期待する
経皮吸収型製剤は、投与量を正確にするために、粘着力
を有する薬物含有層を支持体上に積層し、薬剤の効果が
期待される面積に裁断される。一般に、その粘着力は製
剤の適用時間及び剥離時や剥離後の皮膚刺激性に応じて
調整される。粘着力と皮膚刺激性は比例関係にあるの
で、理想的には適用時間中の有効面積が変化することな
く、製剤剥離時に角質層をできるだけ剥離しない製剤が
望まれるが、特に製剤の面積が10cmより大きい場
合には、皮膚への追従性が低下するため、高い粘着力が
要求される。追従性を増加させる手段としては、伸縮性
のある支持体を用いることが考えられるが、織布や不織
布などの支持体では製剤の密封効果の低減により、薬物
の皮膚透過性低下が懸念されることや、製剤適用時の適
用面積が個人で異なる危険性がある。
【0007】また、ポリウレタンなどの伸縮性フィルム
を用いた場合は、薬物の支持体への移行がある場合が多
く、皮膚透過性や経時安定性に影響することが予想され
る。これらの薬物皮膚透過性低下の解決策としては、薬
物の移行が認められないポリエチレンテレフタレートな
どのポリエステルフィルムを支持体に用いる方法がある
が、そのようなフィルムは伸縮性が全くなく、特に面積
が10cm以上の製剤の場合は、高い粘着力が必要と
なり、皮膚刺激性に影響することが多い。その傾向は製
剤面積が大きいほど顕著であり、製剤の面積と皮膚刺激
性に相関関係があることが予想される。
【0008】これらの問題点を解決する手段として、種
々の経皮吸収型製剤が検討されており、支持体について
多くの工夫がなされている。例えば、特開平5−309
128号公報には、厚み0.5〜6μmのポリエステル
製フィルムと秤量5〜20g/mのポリエステル製不
織布とを積層した支持体の不織布面上に、粘着剤層を積
層してなる貼付剤が開示されている。さらに、特許第2
505674号公報には、特定の強度、伸度を有し、か
つ固形微粒子を含有する厚み0.5〜4.9μmのポリ
エステル製フィルムを用いた貼付剤が開示されており、
さらにこのフィルムに支持体を積層した貼付剤が開示さ
れている。しかしながら、これらの従来の支持体を用い
た貼付剤は、柔軟性の観点から、上記問題点を解決する
には不十分なものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、このような従来技術の問題点を解決し、皮膚刺激が
著しく低減され、しかも、皮膚に対する追随性が高く、
付着性が改善された貼付剤を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリエステルフィ
ルムからなる支持体と粘着剤層とを有する複数の積層体
ユニットを、前記ポリエステルフィルムを介して保持体
に保持させることにより、通気性が高められ、皮膚刺激
低減効果、すなわち、かぶれの低減、蒸れの防止等の効
果が高められた集合ユニット型貼付剤が得られることを
見出した。
【0011】すなわち、本発明は、ポリエステルフィル
ムからなる支持体と粘着剤層を有する複数の積層体ユニ
ットが、前記ポリエステルフィルムを介して保持体に保
持されていることを特徴とする集合ユニット型貼付剤で
ある。本発明はまた、保持体が、織布または不織布から
なることを特徴とする前記集合ユニット型貼付剤であ
る。本発明はまた、保持体が、伸縮性を有する織布また
は不織布からなることを特徴とする前記集合ユニット型
貼付剤である。本発明はまた、1つの積層体ユニットの
面積が、4cm以下であることを特徴とする前記集合
ユニット型貼付剤である。本発明はまた、1つの積層体
ユニットの面積が、1cm以下であることを特徴とす
る前記集合ユニット型貼付剤である。本発明はまた、集
合ユニット型貼付剤の面積が、10cm以上である前
記集合ユニット型貼付剤である。本発明はまた、ポリエ
ステルフィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムである前記集合ユニット型貼付剤である。本発明はま
た、積層体ユニット同士が、互いに離隔していることを
特徴とする前記集合ユニット型貼付剤である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集合ユニット型貼
付剤について詳しく説明する。本発明の集合ユニット型
貼付剤は、ポリエステルフィルムからなる支持体の片面
に粘着剤層を支持してなる複数の積層体ユニットが、前
記ポリエステルフィルムを介して保持体に保持されてい
ることを特徴とするものである。本発明の集合ユニット
型貼付剤の例を図1〜3に示す。図1〜3において、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。本発明
の集合ユニット型貼付剤1における支持体2は、ポリエ
ステルフィルムからなり、その片面に粘着剤層3を支持
している。この支持体2と粘着剤層3からなる積層体は
1つの積層体ユニット4を形成している。また、本発明
の集合ユニット型貼付剤における保持体5は、支持体2
と粘着剤層3の積層体からなるユニット4を、支持体2
のポリエステルフィルムの粘着剤層3を支持するほうの
面とは反対の面を介して複数保持している。
【0013】本発明の集合ユニット型貼付剤1における
保持体5を構成する材料は、特に限定されないが、織布
または不織布を用いることが好ましく、伸縮性を有する
ものであることがさらに好ましい。これらの中でも、伸
縮性を有する織布を用いることが特に好ましい。また、
保持体5の目付は特に限定されないが、目付が小さくな
りすぎると取り扱いが不十分になる傾向にあり、他方、
目付が大きくなり過ぎると柔軟性及び伸縮性が不十分と
なる傾向にあるため、10g/m〜200g/m
あることが好ましい。また、伸縮性については、縦方向
伸度および横方向伸度とも特にその限定はないが、50
%以上であることが好ましく、150%以上であるもの
がより好ましい。なお、この伸度(縦方向伸度および横
方向伸度)は、日本薬局方「絆創膏」に記載の引っ張り
強度測定方法に準拠して以下のように測定された値であ
る。すなわち、幅12mm、長さ200mmの試験片を
調製し、あらかじめ亜硝酸ナトリウム飽和溶液の蒸気で
飽和したデシケーターに入れ、常温で4時間放置した。
その後、振子式試験器機で標点距離150mm(引っ張
る前の長さ=150mm)にして25〜50mm幅の留
金で試験片の両端部を堅くはさみ、300mm/分の速
度で引っ張り、切断時の長さを測定した。得られた測定
値に基づいて、以下の式により伸度を算出した。 伸度(%)={((切断面の長さ)−(引っ張る前の長
さ))/(引っ張る前の長さ)}×100
【0014】本発明の集合ユニット型貼付剤1の支持体
2において用いられるポリエステルフィルムの材質は、
ポリエステル製であれば特に限定されないが、安全性、
汎用性の面から、ポリエチレンテレフタレートフィルム
であることが好ましい。またポリエステルフィルムの厚
みに関しても特に限定されないが、薄くなりすぎると製
造工程及び製剤貼付時に破損する可能性があり、他方厚
くなりすぎると製剤の使用感に問題を生じる可能性があ
るため、0.5〜30μmであることが好ましい。
【0015】本発明の集合ユニット型貼付剤1における
粘着剤層3の基剤としては、アクリル系高分子またはゴ
ム系の高分子を用いることが好ましい。アクリル系高分
子としては、2−エチルヘキシルアクリレート、メチル
アクリレート、ブチルアクリレート、ヒドロキシエチル
アクリレート、2−エチルヘキシルメタアクリレート等
に代表される(メタ)アクリル酸誘導体を少なくとも一
種含有させて共重合したものであれば特に限定されず、
例えば、医薬品添加物事典2000(日本医薬品添加剤
協会編集)に粘着剤として収載されているアクリル酸・
アクリル酸オクチルエステル共重合体、アクリル酸エス
テル・酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸2−エチルヘ
キシル・メタクリル酸2−エチルヘキシル・メタクリル
酸ドデシル共重合体、アクリル酸メチル・アクリル酸2
−エチルヘキシル共重合樹脂エマルジョン、アクリル樹
脂アルカノールアミン液に含有するアクリル系高分子等
の粘着剤、DURO−TAKアクリル粘着剤シリーズ
(ナショナルスターチアンドケミカル社製)、オイドラ
ギットシリーズ(樋口商会社製)等を使用することがで
きる。
【0016】ゴム系の高分子としては、スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体(以下、「SIS」
と略記する。)、イソプレンゴム、ポリイソブチレン
(以下、「PIB」と略記する。)、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合(以下、「SBS」と略
記する。)、スチレン−ブタジエンゴム(以下、「SB
R」と略記する。)、ポリシロキサン等が挙げられ、そ
の中でも、SISとPIBが好ましく、特にSISが好
ましい。なお、このようなアクリル系高分子またはゴム
系の高分子は、2種以上を混合して使用してもよく、粘
着剤層3の組成全体の質量に基づく配合量は、粘着剤層
の形成及び充分な透過性を考慮して、10〜90質量%
であることが好ましく、さらに30〜90質量%である
ことが好ましく、特に30〜70質量%の量であること
が好ましい。
【0017】本発明の集合ユニット型貼付剤1の粘着剤
層3には、可塑剤を含有させてもよい。使用されること
ができる可塑剤としては、石油系オイル(例えば、パラ
フィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、
芳香族系プロセスオイル等)、スクワラン、スクワレ
ン、植物系オイル(例えば、オリーブ油、ツバキ油、ひ
まし油、トール油、ラッカセイ油)、シリコンオイル、
二塩基酸エステル(例えば、ジブチルフタレート、ジオ
クチルフタレート等)、液状ゴム(例えば、ポリブテ
ン、液状イソプレンゴム)、液状脂肪酸エステル類(ミ
リスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、セバシ
ン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル)、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、サリチル酸グ
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリアセチン、クエン酸トリエチル、クロタミト
ン等が挙げられる。これらの中でも特に、流動パラフィ
ン、液状ポリブテン、クロタミトン、セバシン酸ジエチ
ル、ラウリン酸ヘキシルが好ましい。これらの可塑剤は
2種以上を混合して使用してもよく、粘着剤層3の組成
全体の質量に基づく配合量は、充分な透過性及び貼付製
剤としての充分な凝集力の維持を考慮して、合計で、1
0〜70質量%であることが好ましく、さらに10〜6
0質量%であることが好ましく、特に10〜50質量%
であることが好ましい。
【0018】本発明の集合ユニット型貼付剤1における
粘着剤層3には、粘着力が不充分である場合には粘着付
与樹脂を含有させてもよい。使用され得る粘着付与樹脂
としては、ロジン誘導体(例えば、ロジン、ロジンのグ
リセリンエステル、水添ロジン、水添ロジンのグリセリ
ンエステル、ロジンのペンタエリストールエステル
等)、脂環族飽和炭化水素樹脂(例えば、アルコンP1
00:荒川化学工業社製)、脂肪族系炭化水素樹脂(例
えば、クイントンB170:日本ゼオン社製)、テルペ
ン樹脂(例えば、クリアロンP−125:ヤスハラケミ
カル社製)、マレイン酸レジン等が挙げられる。これら
の中でも、特に水添ロジンのグリセリンエステル、脂環
族飽和炭化水素樹脂、脂肪族系炭化水素樹脂、テルペン
樹脂が好ましい。このような粘着付与樹脂の粘着剤層3
組成全体の質量に基づく配合量は、貼付剤としての充分
な粘着力及び剥離時の皮膚への刺激性を考慮して、5〜
70質量%であることが好ましく、さらに5〜60質量
%であることが好ましく、特に10〜50質量%である
ことが好ましい。
【0019】本発明の粘着剤層3に薬物を含有させる場
合に使用することができる薬物は、経皮吸収される薬物
であればその種類は限定されないが、例えば、催眠・鎮
静剤(塩酸フルラゼパム、塩酸リルマザホン、フェノバ
ルビタール、アモバルビタール等)、解熱消炎鎮痛剤
(酒石酸ブトルファノール、クエン酸ペリソキサール、
アセトアミノフェン、メフェナム酸、ジクロフェナック
ナトリウム、アスピリン、アルクロフェナク、ケトプロ
フェン、フルルビプロフェン、ナプロキセン、ピロキシ
カム、ペンタゾシン、インドメタシン、サリチル酸グリ
コール、アミノピリン、ロキソプロフェン等)、ステロ
イド系抗炎症剤(ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、
デキサメタゾン、ベタメタゾン等)、興奮・覚醒剤(塩
酸メタンフェタミン、塩酸メチルフェニデート等)、精
神神経用剤(塩酸イミプラミン、ジアゼパム、塩酸セル
トラリン、マレイン酸フルボキサミン、塩酸パロキセチ
ン、臭化水素酸シタロプラム、塩酸フルオキセチン、ア
ルプラゾラム、塩酸クロルプロマジン等)、ホルモン剤
(エストラジオール、エストリオール、プロゲステロ
ン、酢酸ノルエチステロン、酢酸メテロノン、テストス
テロン等)、局所麻酔剤(塩酸リドカイン、塩酸プロカ
イン、塩酸テトラカイン等)、泌尿器官用剤(塩酸オキ
シブチニン、塩酸タムスロシン等)、骨格筋弛緩剤(塩
酸チザニジン、塩酸エペリゾン、メシル酸プリジノール
等)、自律神経用剤(塩化カルプロニウム、臭化ネオス
チグミン等)、抗てんかん剤(バルプロ酸ナトリウム、
クロナゼパム等)、抗パーキンソン剤(メシル酸ペルゴ
リド、メシル酸ブロモクリプチン、塩酸トリヘキシフェ
ニジル、塩酸アマンタジン、塩酸ロピニロール、カベル
ゴリン等)、抗ヒスタミン剤(フマル酸クレマスチン、
タンニン酸ジフェンヒドラミン等)、利尿剤(ヒドロフ
ルメチアジド、フォロセミド等)、呼吸促進剤(塩酸ロ
ベリン、ジモルホラミン、塩酸ナロキソン等)、抗片頭
痛剤(メシル酸ジヒドロエルゴタミン、スマトリプタン
等)、気管支拡張剤(塩酸ツロブテロール、塩酸プロカ
テロール等)、強心剤(塩酸イソプレナリン、塩酸ドパ
ミン等)、冠血管拡張剤(塩酸ジルチアゼム、塩酸ベラ
パミル、硝酸イソソルビド、ニトログリセリン等)、末
梢血管拡張剤(クエン酸ニカメタート、塩酸トラゾリン
等)、禁煙補助薬(ニコチン等)、循環器官用剤(塩酸
フルナリジン、塩酸ニカルジピン、塩酸ベニジピン、塩
酸エホニジピン、フマル酸ビソプロロール、酒石酸メト
プロロール等)、不整脈用剤(塩酸プロプラノロール、
塩酸アルプレノロール、ナドロール等)、抗アレルギー
剤(フマル酸ケトチフェン、塩酸アゼラスチン等)、鎮
暈剤(メシル酸ベタヒスチン、塩酸ジフェニドール
等)、セロトニン受容体拮抗制吐剤(塩酸オンダンセト
ロン、塩酸グラニセトロン等)、消化管運動改善剤(ド
ンペリドン、シサプリド等)、血糖降下剤(グリベンク
ラミド、トルブタミド等)、食欲抑制剤(マジンドール
等)、化学療法剤(イソニアシド、エチオナミド等)、
血液凝固促進剤(ワルファリンカリウム等)、抗アルツ
ハイマー剤(タクリン、塩酸ドネペジル等)、痛風治療
薬(コルヒチン、プロベネシド等)、麻薬系の鎮痛剤
(硫酸モルヒネ、クエン酸フェンタニル等)が挙げられ
る。
【0020】このような薬物の粘着剤層3組成全体の質
量に基づく配合量は、0.1〜60質量%であることが
好ましく、さらに0.1〜40質量%であることが好ま
しく、特に0.1〜20質量%であることが好ましい。
【0021】本発明の集合ユニット型貼付剤1の粘着剤
層3には、必要に応じて、抗酸化剤(トコフェノール、
アスコルビン酸及びその誘導体、ジブチルヒドロキシト
ルエン等)、充填剤(炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニ
ウム、酸化チタン等)、架橋剤(イソシアネート化合
物、エポキシ樹脂等)、防腐剤(パラオキシ安息香酸エ
チル、パラオキシ安息香酸プロピル等)、紫外線吸収剤
(p−アミノ安息香酸誘導体、サリチル酸誘導体等)を
配合することができる。
【0022】本発明の集合ユニット型貼付剤1におけ
る、粘着剤層3の支持体2への積層方法は、特に限定さ
れないが、例えば、各基剤成分、または薬物を含有する
場合には薬物と基剤成分を熱融解させ、離型紙または支
持体2に塗工した後、支持体または離型紙と貼り合わせ
て貼付剤を得る方法、または、基剤成分、または薬物を
含有する場合には薬物と基剤成分をトルエン、ヘキサ
ン、酢酸エチル等の溶媒へ溶解させ、離型紙または支持
体2に伸展後、溶媒を乾燥除去し、支持体2または離型
紙と貼り合わせて貼付剤を得る方法などがある。
【0023】本発明の集合ユニット型貼付剤1は、上記
した説明以外の組成や構成部分の素材に関しては特に制
限されない。なお、一般に、製剤の保存中に粘着剤層3
を保護する目的で離型紙(図示していない)を設ける
が、その離型紙はシリコーン処理されたポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のフィルムやシ
リコーン処理された上質紙を用いることができる。
【0024】本発明の集合ユニット型貼付剤1は、保持
体5にポリエステルフィルム支持体2を介して、粘着剤
層3を2つ以上保持させることにより、従来の貼付剤に
比べて通気性が高く、付着性に優れたものとなる。本発
明の集合ユニット型貼付剤1の製造法は、このような構
成を有する貼付剤を製造することができる方法であれば
特に限定されないが、例えば離型紙上に薬物含有粘着剤
層3とポリエステルフィルム支持体2を積層したシート
を、ハーフカットマシンを用いてポリエステルフィルム
2及び粘着剤層3のみ格子状に打ち抜き、接着剤を塗布
した保持体5を積層する方法によって、図2に示す形態
を有する製剤を製造することができる。また、格子状の
余分な粘着剤層3及びポリエステルフィルム2を除いた
後、接着剤を塗布した保持体5を積層した場合には、図
1に示す形態を有する集合ユニット型貼付剤を製造する
ことができる。また、複数の円形の貼付剤を残すように
余分な粘着剤層3及びポリエステルフィルム2を除いた
後、接着剤を塗布した保持体5を積層した場合には、図
3に示す形態を有する集合ユニット型貼付剤1を製造す
ることができる。これらの製造法において保持体5を積
層する際に使用される接着剤は、特に限定されないが、
安全性、汎用性及び付着性を考慮し、シリコーン系接着
剤、ポリエステル系接着剤または炭化水素系ポリマーと
粘着付与樹脂を含有する接着剤を使用することが好まし
い。
【0025】本発明の集合ユニット型貼付剤1はこのよ
うな構造を有することにより、皮膚が動く度毎に各ユニ
ット4間の隙間が広がり、広がった隙間に空気が通りや
すくなる。そのため、本発明の集合ユニット型貼付剤1
は十分な通気性を有し、従来の貼付剤に比べて、発汗時
の皮膚の蒸れやかぶれ等の皮膚刺激が低減された貼付剤
を提供することができる。さらに、各ユニット4間が自
由に広がることで皮膚の大きな動きにも追従しやすく、
貼付中の剥がれが改善され、特に製剤の面積が大きい場
合であっても、粘着力を上げることなく付着性のよい貼
付剤を提供することができる。また、皮膚への付着性が
良いため、粘着剤の粘着力を低く抑えることができ、皮
膚からの剥離時の角質損傷も改善され、この点からも皮
膚刺激性の抑えられた貼付剤となっている。このような
効果は、集合ユニット型貼付剤の有効面積が大きいほど
顕著であり、特に10cm以上である場合に有用であ
る。
【0026】本発明の集合ユニット型貼付剤1によれ
ば、積層体ユニット4の間に間隔があってもなくても、
皮膚の動きに応じて隙間ができるので、上記のような効
果が得られる。すなわち、各ユニットは接触していても
よいし、図1に示すように間隔6を有していてもよい。
各ユニット4の形態は、例えば図1〜3に示されている
ような形態があるが、その他の形態を採ってもよい。す
なわち、各積層体ユニット4の形態は、図1及び2のよ
うに四角形などの多角形や、図3のような円形等のいず
れの種類であってもよい。なお、各積層体ユニット4の
面積は、0.09cm〜4.0cmとすることが好
ましく、さらに0.25cm〜1.0cmとするこ
とが好ましい。また、各ユニット4が間隔6を有する集
合ユニット型貼付剤の場合の単一ユニット同士の間隔6
については特に限定はないが、製造コスト及び使用感を
考慮すると、最小間隔を2mm以下とするのが好まし
く、さらに好ましくは1mm以下である。
【0027】なお、図2に示す形態を有する集合ユニッ
ト型貼付剤1は、上記の製造方法に加え、あらかじめ保
持体5とポリエステルフィルム2を接着剤を用いて積層
した支持体2を作成し、粘着剤層3をポリエステルフィ
ルム2側に積層した後、粘着剤層3及びポリエステルフ
ィルム2のみハーフカットマシンを用いて格子状に打ち
抜き、離型紙を積層する方法や、保持体5及び支持体2
からなる積層体の支持体であるポリエステルフィルムの
みをハーフカットマシンで打ち抜いた後、離型紙上に積
層された粘着剤層3とポリエステルフィルム側を貼り合
わせても、集合ユニット型貼付剤を製造することができ
る。あらかじめ織布及び不織布をポリエステルフィルム
へ積層する際の方法は、特に限定されないが、例えば、
前記した接着剤を用いて保持体5とポリエステルフィル
ム2を積層する接着剤ラミネート法に加え、押し出しラ
ミネート法でも積層可能である。この押し出しラミネー
ト法の場合には、加工性を向上させる目的でアンカー剤
を用いてもよく、そのアンカー剤としては、安全性、汎
用性を考慮し、アルキルチタネートまたはポリエステル
樹脂が好ましく、特にポリエステル樹脂が好ましい。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を示して、本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しな
い範囲での種々の変更が可能である。尚、実施例におい
て、「%」は、全て質量%を意味するものとする。
【0029】 ・薬物含有粘着剤層塗工溶液A(トルエンを除いた質量%) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 17.0% ポリイソブチレン 11.8% 脂環族炭化水素樹脂 38.4% 流動パラフィン 31.5% l−メントール 0.8% ケトプロフェン 0.5% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全量 100.0% 上記成分のうち、予め、ケトプロフェン、l−メントー
ル及び流動パラフィンを、乳鉢を用いて充分粉砕混合し
た後、固形分が60%になるように、トルエンに溶解し
た上記の残りの成分と混合し、薬物含有粘着剤層塗工溶
液Aを得た。
【0030】(実施例1)シリコーン処理された離型紙
上に上記薬物含有粘着剤層塗工溶液Aを塗工し、溶剤を
除去して、薬物含有粘着剤層3(厚さ:100μm)を
形成した。次いで、この粘着剤層3を厚さ20μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム支持体2へ転写し
た。さらに、支持体2に、ポリエチレンテレフタレート
製織布5をポリエステル接着剤を用いて貼り合わせた。
次に、離型紙を剥離した後、ハーフカットマシーンを用
いて、薬物含有粘着剤層3及びポリエチレンテレフタレ
ートフィルム製支持体2からなる積層体4のみを、1辺
が2cmの正方形の格子状の刃型で厚み方向へ裁断し
た。このシートを再度シリコーン処理された離型紙上に
貼り合わせ、40cmの正方形の刃型で打ち抜くこと
により集合ユニット型貼付剤1を得た。
【0031】(実施例2)実施例1における格子状の刃
型の1辺の長さを1cmにしたこと以外は、実施例1と
同様にして集合ユニット型貼付剤1を得た。
【0032】(実施例3)実施例1における格子状の刃
型の1辺の長さを0.5cmにしたこと以外は、実施例
1と同様にして集合ユニット型貼付剤1を得た。
【0033】(実施例4)あらかじめ、ポリエステル樹
脂でアンカー処理したポリエチレンテレフタレート製織
布に、押し出しラミネート法を用いて、厚さ20μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムを積層し、支持体
2及び保持体5の積層体を得た。この積層体のポリエチ
レンテレフタレートフィルム2のみをハーフカットマシ
ーンを用いて、1辺が0.75cmの正方形の格子状の
刃型で厚み方向へ裁断した。さらに、シリコーン処理さ
れた離型紙上に100μmの厚さで塗工された薬物含有
粘着剤層3を、得られた支持体2のハーフカット面へ転
写した。このシートを40cmの正方形の刃型で打ち
抜くことにより集合ユニット型貼付剤を得た。
【0034】(実施例5)シリコーン処理された離型紙
上に、薬物含有粘着剤層用塗工溶液Aを塗工し、溶剤を
除去して薬物含有粘着剤層3(100μm)を形成し
た。そしてこの粘着剤層3を厚さ20μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム製支持体2へ転写した。ハー
フカットマシーンを用いて、薬物含有粘着剤層3及びポ
リエチレンテレフタレートフィルム製支持体2の部分
を、1辺が2cmの正方形が1mmの間隔6を空けて格
子状に配列された刃型で厚み方向へ裁断した。さらに、
格子状の1mm幅の薬物含有粘着剤層3及びポリエチレ
ンテレフタレートフィルム製支持体2を除去した後、ポ
リエチレンテレフタレート製織布をポリエステル接着剤
を用いて4cmの正方形の貼付剤が配列している側に
貼り合わせた。このシートを貼付剤の有効面積が、40
cmになるよう正方形の刃型で打ち抜くことにより集
合ユニット型貼付剤1を得た。
【0035】(比較例1)ハーフカットマシーンで格子
状に裁断する工程を除いたこと以外は、実施例1と同様
にして、実施例1〜3の集合ユニット型貼付剤と同じ面
積を有する経皮吸収製剤を得た。
【0036】(比較例2)ハーフカットマシーンで格子
状に裁断する工程を除いたこと以外は、実施例4と同様
にして、実施例4の集合ユニット型貼付剤と同じ面積を
有する経皮吸収製剤を得た。
【0037】 ・薬物含有粘着剤層塗工溶液(B)(トルエンを除いた質量%) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 15.0% ポリイソブチレン 8.8% 脂環族炭化水素樹脂 48.4% 流動パラフィン 26.5% l−メントール 0.8% ケトプロフェン 0.5% −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全量 100.0%
【0038】(比較例3)シリコーン処理した離型紙上
に、薬物含有粘着剤層塗工溶液Aに対して粘着付与樹脂
(脂環族炭化水素樹脂)を10%増量した薬物含有粘着
剤層塗工溶液Bを塗工し、溶剤を除去して薬物含有粘着
剤層3(100μm)を形成した。そしてこの粘着剤層
3を厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム製支持体2へ転写し、経皮吸収型製剤を得た。
【0039】(試験例1) ・付着性試験 実施例1〜5及び比較例1〜3で得られた40cm
各経皮吸収型製剤を、30名のボランティアの胸に48
時間貼付し、貼付後12、24、48時間後に、各製剤
の皮膚に対する付着性について評価した。表1に示す付
着性スコア表に従い、評価を行なった。30名の評価の
平均値を表3に示す。
【0040】
【表1】
【0041】・皮膚刺激性評価 上記付着性試験において、貼付剤を剥離した後1時間後
及び24時間後の皮膚の状態を、下記表2に示す判定法
で判定し、下記式に従い皮膚刺激指数を算出した。 皮膚刺激指数=(各々の剥離直後と24時間後の判定で
刺激の高い値の和/被験者の人数)×100
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】表3に示される結果から明らかであるよう
に、本発明の実施例1〜5において得られた集合ユニッ
ト型貼付剤は、比較例1〜3において得られた経皮吸収
型製剤に比べて、貼付した際の付着性が高く、皮膚への
刺激も著しく低減され、実用に充分耐えられることが解
った。
【0045】
【発明の効果】本発明の集合ユニット型貼付剤は、通気
性が優れているため、従来の貼付剤に比べて、皮膚刺激
性が著しく低減されており、発汗、蒸れ、かぶれ等が生
じにくい。しかも、皮膚に対する追随性が高く、付着性
が非常に優れている。本発明の集合ユニット型貼付剤
は、経皮吸収性に優れ、皮膚刺激性が低く、しかも皮膚
に対する付着性に優れた外用製剤として非常に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合ユニット型貼付剤の一例を示す図
であり、(a)は平面図、(b)は断面図を示し、四角
形の積層体ユニット4を格子状に互いに離隔するように
配置したものである。
【図2】本発明の集合ユニット型貼付剤の一例を示す図
であり、(a)は平面図、(b)は断面図を示し、四角
形の積層体ユニット4を格子状に配置したものである。
【図3】本発明の集合ユニット型貼付剤の一例を示す図
であり、(a)は平面図、(b)は断面図を示し、円形
の積層体ユニット4を配置したものである。
【符号の説明】
1 集合ユニット型貼付剤 2 支持体 3 粘着剤層 4 積層体ユニット 5 保持体 6 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀次 茨城県つくば市観音台1丁目25番11号 久 光製薬株式会社筑波研究所内 Fターム(参考) 4C076 AA74 AA77 BB31 CC04 CC18 DD37 EE24 EE30 EE48 FF67 FF70

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムからなる支持体と
    粘着剤層を有する複数の積層体ユニットが、前記ポリエ
    ステルフィルムを介して保持体に保持されていることを
    特徴とする集合ユニット型貼付剤。
  2. 【請求項2】 保持体が、織布または不織布からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の集合ユニット型貼付剤。
  3. 【請求項3】 保持体が、伸縮性を有する織布または不
    織布からなることを特徴とする請求項1または2に記載
    の集合ユニット型貼付剤。
  4. 【請求項4】 1つの積層体ユニットの面積が、4cm
    以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の集合ユニット型貼付剤。
  5. 【請求項5】 1つの積層体ユニットの面積が、1cm
    以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の集合ユニット型貼付剤。
  6. 【請求項6】 集合ユニット型貼付剤の面積が、10c
    以上である請求項1〜5のいずれかに記載の集合ユ
    ニット型貼付剤。
  7. 【請求項7】 ポリエステルフィルムが、ポリエチレン
    テレフタレートフィルムである請求項1〜6のいずれか
    に記載の集合ユニット型貼付剤。
  8. 【請求項8】 積層体ユニット同士が、互いに離隔して
    いることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    集合ユニット型貼付剤。
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