JP2003277254A - 外用貼付薬 - Google Patents

外用貼付薬

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JP2003277254A
JP2003277254A JP2002075950A JP2002075950A JP2003277254A JP 2003277254 A JP2003277254 A JP 2003277254A JP 2002075950 A JP2002075950 A JP 2002075950A JP 2002075950 A JP2002075950 A JP 2002075950A JP 2003277254 A JP2003277254 A JP 2003277254A
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JP
Japan
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patch
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therapeutic
treatment
knob
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JP2002075950A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yazaki
誠一 矢崎
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KYORITSU YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
KYORITSU YAKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療用貼付体を剥離紙から剥がし易く、また
患部に貼り付けやすい外用貼付薬を提供する。 【解決手段】 剥離紙に治療用貼付体を設けた外用貼付
薬であって、前記剥離紙は分割線によってベース部とツ
マミ部とに分離すると共に、治療用貼付体を前記分割線
を跨いで剥離紙に仮貼付するという手段を用いた。ま
た、治療用貼付体を複数行列設してなる外用貼付薬にあ
っては、剥離紙を治療用貼付体の列設方向に形成した分
割線によってベース部とツマミ部とに分離すると共に、
治療用貼付体を分割線を跨いで剥離紙に仮貼付し、さら
に、ツマミ部は各治療用貼付体ごとに分割するという手
段を設け、ベース部の左右にツマミ部を配して治療用貼
付体を複数列設けたり、各スリットごとにツマミ部の角
を切除するという手段を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、治療用貼付体を
剥離紙から剥がし易く、また患部に貼り付け易いように
構成した外用貼付薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外用貼付薬の一例として磁気治療器を挙
げると、従来の磁気治療器は、図7に示したように、一
枚の剥離紙10に複数の治療用貼付体20を配列してな
る(同図(A)参照)。治療用貼付体20は、絆創膏等
の貼付体21の中央に小粒の磁石22を貼着してなり、
これに対応して剥離紙10には前記磁石22の透孔11
が形成されている(同図(B)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構造の外
用貼付薬の問題点は主に三つある。一つは、治療用貼付
体20の剥がし難さである。即ち、従来の構造である
と、先ず当該貼付体21の一部を剥離紙10から浮か
せ、次に該部を指で摘んで貼付体21全体を剥離紙10
からめくり取る操作が必要となるが、その際、先に浮か
せた貼付体21の一部が皺よったり折れ曲がることがあ
り、さらに皺よったり折れ曲がった部分が貼付体21の
粘着層にくっついてしまうことが往々にしてある。具体
的には、貼付体21は柔軟性のある素材を基体とするた
め、その一部を爪でひっかいたりして剥離紙10から浮
かせるときや、浮かせた部分を摘むときに、容易に折れ
曲がったり等するのである。このように貼付体21の一
部が折れ曲がったり、さらに重畳した部分等は、患部へ
の貼着力が弱まり、該弱い部分を契機として貼付体21
が患部から剥がれやすくなるといった結果をもたらす。
【0004】もう一つは、治療用貼付体21の貼り付け
難さである。即ち、従来の外用貼付薬は、貼付体21の
全部を剥離紙10から完全に剥がした状態で患部に貼り
付けるものであるが、上述したように貼付体21は腰の
ない素材であるため、貼付体21をピンと張った状態で
患部に貼り付けにくい。この際、貼付体21を両手で引
っ張ってピンと張った状態とすることも可能であるが、
指で摘んだ部分は指の脂や汚れが付着して貼着力が低下
するといった問題も発生する。
【0005】他の一つは、治療用貼付体20を幾つか使
った場合に剥離紙10の残部が多いことである。即ち、
従来の外用貼付薬は、一枚の剥離紙10に複数の治療用
貼付体20を配列してなるため、一部の貼付体20を使
ったとしても、常に剥離紙10の全部が残ってしまう。
この点、貼付体20ごとに、その部分の剥離紙10を除
去できれば、携帯性等の利便性が増す。
【0006】本発明は上述した課題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、治療用貼付体を剥離紙か
ら剥がし易く、また患部に貼り付けやすい外用貼付薬を
提供することである。また、数個の貼付体を配列した場
合でもあっても、その使用分ごとに剥離紙を除去するこ
とができる構造を開示することも目的の一つである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明が講じた手段は、剥離紙に治療用貼付体を
設けた外用貼付薬であって、前記剥離紙は分割線によっ
てベース部とツマミ部とに分離すると共に、治療用貼付
体を前記分割線を跨いで剥離紙に仮貼付するというもの
である。
【0008】また、請求項2では、剥離紙に治療用貼付
体を複数行列設してなる外用貼付薬であって、前記剥離
紙は前記治療用貼付体の列設方向に形成した分割線によ
ってベース部とツマミ部とに分離すると共に、治療用貼
付体を前記分割線を跨いで剥離紙に仮貼付し、さらに、
前記ツマミ部は各治療用貼付体ごとに分割するという手
段を設けた。
【0009】請求項3では、ベース部の左右にツマミ部
を配して治療用貼付体を複数列設けるという手段を用
い、請求項4では、各スリットごとにツマミ部の角を切
除するという手段を用いた。
【0010】請求項5では、ベース部に各治療用貼付体
ごとで分離可能なミシン目を設けるという手段を用い
た。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明の
第一実施形態に係る外用貼付薬の全体図であって、図
中、1は治療用貼付体、2は該貼付体1を複数(同実施
形態では二列五行の計10個)列設してなる剥離紙であ
る。剥離紙2は、長手方向に形成された二本の分割線2
aによって中央のベースシート2bと左右のツマミシー
ト2c・2dに分割されており、各貼付体1は前記分割
線2aを跨ぐようにして列設されている。また、ツマミ
シート2c・2dは、各貼付体1ごとを区画するスリッ
ト2eを形成することによって、計10片のツマミ片2
fに分割されている。さらに、各スリット2eごとに、
ツマミ片2fの角は丸く切除されている。
【0012】なお、本実施形態では治療用貼付体1とし
て、その粘着面中央に小粒の磁石1aを設けた磁気治療
器を適用しており、これに対応するように、剥離紙2の
分割線2a上には磁石1aの透孔3を形成している(図
2参照)。また、4は当該外用貼付薬を製造ライン上で
搬送するシートフィーダー用の係止孔である。
【0013】次に、図3に従って、当該外用貼付体の使
用方法について説明する。該外用貼付薬において治療用
貼付体1を剥離紙2から剥がすには、ツマミ片2fを摘
んで貼付体1をベースシート2bから剥がす(同図
(A)参照)。このとき貼付体1は、丁度半分の粘着層
が露出した状態となり、その粘着層を患部にあて(同図
(B)参照)、最後にツマミ片2fを剥がして、残る半
分の粘着層を患部に貼付する(同図(C)参照)。
【0014】このように治療用貼付体1のベースシート
2bからの引き剥がし作業はツマミ片2fを摘んで行う
ことができるため、簡単であり、しかも、貼付体1が皺
よったり、折れ曲がったりすることがない。また、ツマ
ミ片2fの角は切除されているため、スリット2eの位
置を容易に知ることができる。また、患部への貼り付け
の際も、ツマミ片2fによって貼付体1の形状を保持し
た状態で簡単に行うことができる。さらに、ツマミ片2
fを摘んでいれば、張り直しも容易に行うことができ
る。また、この間、貼付体1の粘着層に一切指が触れる
ことがないので、貼付体1の粘着力を損なうことがな
い。
【0015】なお、上記実施形態では、ベースシート2
bの左右にツマミシート2c・2dを設けたが、図4に
示したように、これは片方であってもよい。ここで必要
なことは、各ツマミシート2c・2dにスリット2eを
設け、各貼付体1ごとに該ツマミシート2c・2dを分
割することである。また、貼付体1の行数も上記実施形
態の一列五行に限定されないことはもちろんであって、
それ以上であってもよいし、一方、図5に示したよう
に、二列一行であってもよい。必要なことはベースシー
ト2bとツマミシート2c又はツマミシート2dの分割
線2aを跨ぐようにして治療用貼付体1を列設すること
である。
【0016】図6は、本発明の第二実施形態を示したも
ので、ベースシート2bにツマミシート2c・2dのス
リット2eから延長されるミシン目5を設けたこと以外
は上記第一実施形態と変わるところはない。当該実施形
態によれば、ミシン目5によってベースシート2bを破
断することができる。このため、貼付体1をベースシー
ト2bから剥がした後に、当該箇所のベースシート2b
を破断することで、ベースシート2bの不要な残部を除
去・廃棄することができる。また、本外用治療薬を携帯
するときは、適当なミシン目5でベースシート2bを破
断することによって、必要な個数分の貼付体1をコンパ
クトに携帯することもできる。
【0017】以上、実施形態は貼付体1の具体的構成例
として磁気治療器を説明したが、絆創膏等に薬剤等の治
療部を備えたものであれば、創傷用の絆創膏の他、魚の
目やたこの治療用パッドに代表される皮膚吸収形の外用
貼付薬であっても適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
剥離紙をベース部とツマミ部とに分割し、その分割線上
に治療用貼付体を設けたので、貼付体の粘着層に指が一
切触れることなく、該貼付体をベース部から容易に剥が
すことができ、また、貼付体の形状を保持したまま患部
に張り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る外用貼付薬を示し
た正面図
【図2】同外用貼付薬の背面図
【図3】同外用貼付薬の使用方法を示した手順説明図
【図4】同実施形態の変形例に係る外用貼付薬の正面図
【図5】同実施形態のさらなる変形例に係る外用貼付薬
の正面図
【図6】本発明の第二実施形態に係る外用貼付薬を示し
た正面図
【図7】従来の外用貼付薬を示した説明図
【符号の説明】
1 治療用貼付体 1a 磁石 2 剥離紙 2a 分割線 2b ベースシート(ベース部) 2c・2d ツマミシート(ツマミ部) 2e スリット 2f ツマミ片 3 透孔 4 シートフィーダー用係止孔 5 ミシン目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AB81 AB83 AB99 AC04 AC12 BA15A BB01A BB03A BB14A DA02 EA05 EA23 EA24 EA29 EB03 EB11 EB23 ED04 EE59 FB05 GD06 GD08 4C076 AA80 BB31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離紙に治療用貼付体を設けた外用貼付薬
    であって、前記剥離紙は分割線によってベース部とツマ
    ミ部とに分離すると共に、前記治療用貼付体を前記分割
    線を跨いで剥離紙に仮貼付したことを特徴とする外用貼
    付薬。
  2. 【請求項2】剥離紙に治療用貼付体を複数行列設してな
    る外用貼付薬であって、前記剥離紙は前記治療用貼付体
    の行方向に形成した分割線によってベース部とツマミ部
    とに分離すると共に、治療用貼付体を前記分割線を跨い
    で剥離紙に仮貼付し、さらに、前記ツマミ部はスリット
    を介して各治療用貼付体ごとに分割したことを特徴とす
    る外用貼付薬。
  3. 【請求項3】ベース部の左右にツマミ部を配して治療用
    貼付体を複数列設けた請求項1または2記載の外用貼付
    薬。
  4. 【請求項4】各スリットごとにツマミ部の角を切除した
    請求項2または3記載の外用貼付薬。
  5. 【請求項5】ベース部に各治療用貼付体ごとで分離可能
    なミシン目を設けた請求項2、3または4記載の外用貼
    付薬。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070802A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Aguru Co., Ltd. 経皮貼り剤及びその製造方法
WO2012029831A1 (ja) 2010-08-31 2012-03-08 ニチバン株式会社 貼付体シート、及び、その使用、並びに、貼付体シートの貼付方法
KR200470035Y1 (ko) * 2011-08-09 2013-11-25 웬-핑 왕 약용 밴드 구조체
WO2018151474A1 (ko) * 2017-02-15 2018-08-23 박영준 의료용 드레싱재

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