JP2003277242A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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Abstract
通りがよいこと等の感触の良さ及びツヤの良さ等を満た
し、その効果が長期間の連用によっても損なわれない、
毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】(A)末端に第4級窒素含有基を有するシ
リコーン化合物の1種又は2種以上と、(B)25℃に
おいて10000mm2/s以上の粘度を有するシリコ
ーン化合物[成分(A)を除く]の1種又は2種以上
と、(C)界面活性能を有するカチオン性物質[成分
(A)を除く]の1種又は2種以上とを、含有すること
を特徴とする毛髪化粧料。
Description
し、更に詳しくは仕上がりの感触及びツヤが良好で、そ
の効果が長期間の連用によっても損なわれない毛髪化粧
料に関するものである。
毛髪を保護すると共に感触を向上させる目的で、毛髪化
粧料中にコンディショニング剤としてカチオン化セルロ
ース等のカチオン性ポリマーやシロキサン化合物等が広
く用いられている。しかしこれらのコンディショニング
剤を単独で配合した製品を長期間連用すると、毛髪上に
蓄積し、べたつき感、ごわつき感が生じる等の欠点があ
った。
の目的でカチオン界面活性剤も多用されているが、ツヤ
を与える効果に劣るなどの欠点があった。
記欠点を解消する技術が求められていた。すなわち、本
発明の目的は、使用後の髪のまとまりやすさ、しなやか
さ、櫛通りがよいこと等の感触の良さ及びツヤの良さ等
を満たし、その効果が長期間の連用によっても損なわれ
ない毛髪化粧料を提供することにある。
的を達成するために鋭意研究を行った結果、特定のカチ
オン化シリコーン化合物と、特定のシリコーン化合物
と、カチオン性物質とを含有することを特徴とする毛髪
化粧料によって上記欠点が改善されることを見出し、本
発明を完成した。
端に第4級窒素含有基を有するシリコーン化合物の1種
又は2種以上と、(B)25℃において10000mm
2/s以上の粘度を有するシリコーン化合物[成分
(A)を除く]の1種又は2種以上と、(C)界面活性
能を有するカチオン性物質[成分(A)を除く]の1種
又は2種以上とを、含有することを特徴とする毛髪化粧
料である。
下記式(1)
異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜30の飽和
又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケニ
ル)基、R4CONH(CH2)p−基[但し、R4は炭素
数7〜21の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル
(又はアルケニル)基、pは1〜5の整数を表す。]の
いずれかを表し;R2は、それぞれ同一であっても異な
っていてもよく、炭素数1〜18の2価のアルキレン基
又はオキシアルキレン基を表し;R3は、それぞれ同一
であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜
30の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又は
アルケニル)基を表し;nは、2〜200の整数を表
し;X-は、対イオンを表す。]で表されるシリコーン
化合物である請求項1に記載の毛髪化粧料である。
られる抽出物もしくは圧搾物、ペプチド誘導体又はロー
ヤルゼリーもしくはその抽出物からなる群より選ばれる
1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1
又は2に記載の毛髪化粧料である。
する。
コーン化合物は、末端に第4級窒素含有基を有している
ものならいずれも使用できるが、両末端に第4級窒素含
有基を有するものが望ましく、中でも一般式(1)
異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜30の飽和
又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケニ
ル)基、R4CONH(CH2)p−基[但し、R4は炭素
数7〜21の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル
(又はアルケニル)基、pは1〜5の整数を表す。]の
いずれかを表し;R2は、それぞれ同一であっても異な
っていてもよく、炭素数1〜18の2価のアルキレン基
又はオキシアルキレン基を表し;R3は、それぞれ同一
であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜
30の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又は
アルケニル)基を表し;nは、2〜200の整数を表
し;X-は、対イオンを表す。}で表されるシリコーン
化合物が望ましい。一般式(2)
異なっていてもよく、炭素数7〜21の飽和又は不飽和
の直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケニル)基を表
し;mは、10〜100の整数を表し;Y-は、対イオ
ンを表す。]で表されるシリコーン化合物はさらに望ま
しく使用される。
えば、InternationalCosmetic
Ingredient Dictionary and
Handbook中にQUATERNIUM−80とし
て掲載されているものなどが挙げられ、市販品としては
ABIL QUAT3270、ABIL QUAT32
72、ABIL QUAT3474(ゴールドシュミッ
ト社製)などが好適に使用でき、中でも一般式(2)に
おいてmが50〜100のものが特に望ましい。本発明
における末端に第4級窒素含有基を有するシリコーン化
合物は、使用性を損なわない範囲で十分なコンディショ
ニング効果を与えるために本発明組成物中に0.01〜
25質量%(以下、%と略す。)配合されることが望ま
しく、さらに望ましくは0.1〜10%配合される。
コーン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、
脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂
肪族アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリ
コーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素含有変性シリ
コーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、ベ
タイン基含有変性シリコーン(特開平3−130294
号公報に記載の方法に従って得られるシロキサン化合物
等)又はこれらの共変性シリコーン等が挙げられ、25
℃において10000mm2/s以上の粘度を有するも
の、好ましくは100000〜10000000mm2
/sのものが用いられる。優れたコンディショニング効
果を付与するためには、これらシロキサン化合物のうち
不揮発性のもの、特にジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、
フッ素基含有変性シリコーン及びアルコキシ変性シリコ
ーン等が望ましく、その中でもジメチルポリシロキサン
がさらに望ましい。
以上を混合して使用することができ、使用性を損なわな
い範囲で十分なコンディショニング効果を与えるために
は、本発明組成物中に0.01〜25%配合されること
が望ましい。
低粘度のシリコーン化合物、好ましくはジメチルポリシ
ロキサン及び/又はメチルフェニルポリシロキサン及び
/又は環状シリコーンと組み合わせて用いることがで
き、25℃において100000mm2/s以上のシリ
コーン化合物を用いる場合には1000mm2/s以下
のシリコーン化合物と組み合わせて用いることが望まし
く、25℃において500000mm2/s以上のシリ
コーン化合物を用いる場合には1000mm2/s以下
のシリコーン化合物と組み合わせて用いることが特に望
ましい。
チオン性化合物としては、特に限定されないが、たとえ
ば、下記一般式(3)
2個は炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基、ヒ
ドロキシアルキル基又はヒドロキシアルケニル基を表
し、残りは、炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロ
キシアルキル基又はベンジル基を表し、Zはハロゲン原
子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を表す]で示され
るモノアルキル型又はジアルキル型カチオン界面活性
剤、
は炭素数1〜4のアルキル基、qは1〜4の整数を表
す。]で表されるアミドアミン化合物、化学式(5)
基を示し、Aは酸を示す]で表されるアルギニン誘導
体、その他、分子中にアミド結合を有するアミド型カチ
オン界面活性剤、分子中にエステル結合を有するエステ
ル型カチオン界面活性剤などが挙げられる。
個又は2個の炭素数8〜24のアルキル基は、例えばセ
チル基、ステアリル基、ベヘニル基、12−ヒドロキシ
ステアリル基等であり、炭素数16〜22のアルキル基
が好ましく、特に好ましいものとしてはステアリル基及
びベヘニル基が挙げられる。残りの炭素数1〜3のアル
キル基もしくはヒドロキシアルキル基又はベンジル基
は、好ましいものとしては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ヒドロキシメチル基及びヒドロキシエチル基が
挙げられる。Zのハロゲン原子は、好ましくは塩素原子
又は臭素原子である。
型又はジアルキル型カチオン界面活性剤としては、例え
ば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルア
ンモニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニ
ウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジ
セチルジメチルアンモニウム、及びセチルトリエチルア
ンモニウムメチルサルフェート等を挙げることができ
る。その中でも特に、塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘ
ニルトリメチルアンモニウム及び塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム並びにこれらの混合物が好ましい。
化合物としては、例えば、ステアリン酸ジエチルアミノ
エチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミ
ド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミ
チン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエ
チルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノ
エチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミ
ド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリ
ン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメ
チルアミノプロプルアミド、パルミチン酸ジエチルアミ
ノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピ
ルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミ
ド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘ
ニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメ
チルアミノプロピルアミド等が挙げられる。これらの中
でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ス
テアリン酸ジエチルアミノエチルアミドが好適に用いら
れる。これらのアミドアミン化合物は通常、酸と共に使
用され、組成物中でカチオン性物質として存在する。こ
の場合、酸は組成物のpHが2.5〜6.5に調整され
る量を配合することが望ましく、さらに望ましくはpH
3.0〜5.5に調整される。
導体としては、例えば、N−[3−アルキル(12,1
4)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニ
ン塩酸塩等が挙げられ、市販品としては、アミセーフL
MA−60(味の素社製)が提供されており、好適に使
用できる。
れ単独でも、また2種以上を混合しても用いることがで
きる。本発明の組成物中への配合量としては、0.2〜
10%が好ましく、特に好ましくは、1〜5%の範囲で
ある。カチオン性界面活性剤の毛髪処理剤中での含有量
が0.2%より少ない場合は、その効果を充分に発揮す
ることができない場合があり、また、10%を越える
と、毛髪に吸着する量が多くなりすぎ、感触上不都合が
生じる上に、組成物の安定性を保つことが難しい場合が
ある。
出物や圧搾物、ペプチド誘導体並びにローヤルゼリー及
びその抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上
を含有すると、さらに高い効果が得られる。
物は、それぞれの葉、根、茎、花、皮、枝、果実、果皮
等の1種又は2種以上の部位から適当な溶媒により抽出
又は直接圧搾することにより得ることができ、圧搾と抽
出を組合わせて行なっても良い。
ル、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン等のアルコール類、冷水、熱水等の水、
スクワラン、ヒマワリ油、パラフィン油、エステル油等
の油類、アセトン、酢酸エチル等から選ばれる1種又は
2種以上の混液が使用可能であり、これらの中では、水
やアルコール類等の極性溶媒から選ばれる1種又は2種
以上の混液が望ましい。
カゲルクロマトグラフィー等の吸着系クロマトグラフィ
ーを用いて分画して得られる抽出物を用いることもでき
る。また、抽出液中の溶媒を蒸留後さらに適当な溶媒に
溶解したり、上記抽出液の濃縮物あるいは乾燥粉末を、
本発明に使用することもできる。
組成物中に、合計でエキス分(乾燥残分相当)として
0.0001〜5%配合されることが望ましく、さらに
望ましくは0.001〜1%である。0.0001%未
満では、配合しても本発明の効果が発揮されない場合が
あり、5%を越えると、最終製品の製造工程上好ましく
ない場合がある。
に生息する植物のいずれも用いることができ、例として
ブドウ、アセンヤク、アマチャ、ビロウドアオイ、アル
ニカ、アロエ、イカリソウ、イチョウ、イラクサ、カワ
ラヨモギ、ウイキョウ、ウコン、ウスベニアオイ、ノイ
バラ、ヒキオコシ、オイギ、コガネバナ、ナルコユリ、
キハダ、オウレン、オオムギ、オトギリソウ、セイヨウ
オトギリソウ、オランダガラシ、オレンジ、ヨモギ、カ
ミツレ、カンゾウ、キキョウ、キク、キナノキ、キュウ
リ、アンズ、スイカズラ、クララ、クマザサ、ケイヒ、
ゲンチアナ、ゲンノショウコ、ゴボウ、ヒレハリソウ、
サフラン、サボンソウ、セージ、サンザシ、クチナシ、
サンショウ、シイタケ、アカヤジオウ、シソ、シナノ
キ、シャクヤク、ドクダミ、ワレモコウ、ショウブ、ト
ウネズミモチ、シラカバ、スギナ、セイヨウキズタ、セ
イヨウネズ、セイヨウノコギリソウ、セイヨウヤドロ
ギ、センキュウ、センブリ、クワ、ダイオウ、ネツメ、
ワイルドタイム、タチジャコウソウ、チャ、チョウジ、
ウンシュウミカン、トウキンセンカ、トウキ、モモ、ダ
イダイ、トマト、ニクズク、セイヨウニワトコ、オタネ
ニンジン、スイカズラ、ノバラ、パセリ、ハマメリス、
ヨロイグサ、ビワ、フキタンポポ、マツホド、プルー
ン、ヘチマ、ベニバナ、セイヨウハッカ、ホップ、セイ
ヨウトチノキ、ムクロジ、コウスイハッカ、モモ、ヤグ
ルマギク、ユキノシタ、ユズ、ユリ、ハトムギ、ラベン
ダー、リンゴ、マンネンタケ、レタス、レモン、レンギ
ョウ、マンネンロウ、ローズセンチフォリア、ゲッケイ
ジュ、褐藻類、紅藻類、緑藻類等が挙げられる。
品種別配合成分規格(粧配規)に適合するもの又はこれ
に準ずるものが好適に用いられる。
は、例えば、天然ペプチド、合成ペプチド、タンパク質
(蛋白質)を酸、アルカリ又は酵素で部分加水分解して
得られる蛋白質加水分解物等が挙げられ、また、これら
ペプチドのカチオン化物、アシル化物、アルキルエステ
ル化物、シリル化物等の誘導体を用いることもできる。
天然ペプチドとしては、例えば、グルタチオン、バシト
ラシンA、インシュリン、グルカゴン、オキシトシン、
バソプレシン等が挙げられ、合成ペプチドとしては、例
えば、ポリグリシン、ポリリシン、ポリグルタミン酸、
ポリセリン等が挙げられる。
パク質としては、例えば、コラーゲン、ゼラチン、ケラ
チン、絹フィブロイン、セリシン、カゼイン、コンキオ
リン、エラスチン、鶏等の卵の卵黄タンパク、卵白タン
パク等の動物由来のものや、大豆、アーモンド、小麦、
ビール粕、トウモロコシ、米、イモ類の蛋白質等の植物
由来のもの、さらには、サッカロミセス属、カンディタ
属、エンドミコプシス属の酵母菌や、ビール酵母菌、清
酒酵母菌より分離した酵母蛋白質、キノコ類(担子菌)
やクロレラより分離したタンパク等の微生物由来のもの
が挙げられる。
わない範囲で十分なコンディショニング効果を与えるた
めには、これらペプチド誘導体のうちでも、特に魚類や
貝類などの海洋生物又は植物より得られるコラーゲン、
ケラチン、コンキオリン、絹フィブロイン、小麦蛋白
質、大豆蛋白質等の蛋白質加水分解物又はこれらのカチ
オン化物、アシル化物、アルキルエステル化物、シリル
化物等の誘導体が望ましく、その分子量は、特に規定さ
れるものではないが、平均分子量50〜50000が好
ましく、さらに平均分子量200〜10000が好まし
い。また、これらのペプチド誘導体の好ましい配合量
は、本発明の毛髪化粧料中に、乾燥物換算で0.000
1〜10%、より好ましくは0.001〜5%である。
0.0001%未満では、配合しても本発明の効果が発
揮されない場合があり、10%を越えると、乾燥後ごわ
つき感が生じる場合があり好ましくない。
ーロッパミツバチ又はトウヨウミツバチの分泌物であ
り、また、ローヤルゼリーの抽出物はローヤルゼリーよ
り適当な溶媒により抽出することにより得ることができ
る。抽出溶媒としては、エタノール、メタノール、1,
3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン等のアルコール類、冷水、熱水等から選ばれる1
種又は2種以上の混液が使用可能である。これらのロー
ヤルゼリー又はその抽出物として、「ローヤルゼリ
ー」、「ローヤルゼリーエキス」、「油溶性ローヤルゼ
リーエキス」として粧配規に収載されているもの又はこ
れに準ずるものが好適に用いられる。これらのローヤル
ゼリー又はその抽出物の好ましい配合量は、本発明の毛
髪化粧料中に、乾燥物換算で0.00001〜5%、よ
り好ましくは0.0001〜1%である。0.0000
1%未満では、配合しても本発明の効果が発揮されない
場合があり、5%を越えると、乾燥後べたつき感が生じ
る場合があり好ましくない。
加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で毛
髪化粧料に通常使用されている任意の成分を使用するこ
とが出来る。これらの成分としては、アニオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐
剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、
香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖
剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
するものを広く指し、例えば、ヘアーローション、ヘア
ーリキッド、ヘアークリーム、シャンプー、ヘアーリン
ス、ヘアートリートメント、ヘアーフォーム、ヘアース
プレー、パーマ剤、染毛剤等が含まれ、その中でもヘア
ーリンスやヘアートリートメントなど洗い流す製品に使
用した場合に特に効果的である。
が、本発明はこれにより限定されるものではない。
6で採用した試験法、評価法を説明する。
ッド法)パネル(30人)がPOE(3)ラウリルエー
テル硫酸ナトリウムの20%水溶液にて洗髪後、頭髪を
左右半々に分け、一方にコントロールとして、下記組成
のヘアーリンス(pH4.5)を、他方に試料をそれぞ
れ塗布し、同時にリンスした後、毛髪を乾燥させ、左右
の毛髪のまとまり易さ、しなやかさ、櫛通り及びツヤの
良否等の仕上がり具合を官能評価した。また、上記と同
様の操作を1日1回行い、30日間連続使用を行った後
の毛髪の仕上がり具合について、上記項目に従って官能
評価を行った。
(コントロールより良いと答えた人数で評価)。 ◎・・・良いと答えた人数が19名以上 ○・・・良いと答えた人数が16〜18名 △・・・良いと答えた人数が8〜15名 ×・・・良いと答えた人数が7名以下
し、30日間連続使用を行い、毛髪のまとまり易さ、し
なやかさ、櫛通り、ツヤの良否等の仕上がり具合を官能
評価したところ、表1に示すように、本発明の成分を用
いた実施例1〜8のヘアーリンスはいずれも優れた性能
を示していた。
し、30日間連続使用を行い、毛髪のまとまり易さ、し
なやかさ、櫛通り、ツヤの良否等の仕上がり具合を官能
評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結
果を得た。
4.0)を調製し、30日間連続使用を行い、毛髪のま
とまり易さ、しなやかさ、櫛通り、ツヤの良否等の仕上
がり具合を官能評価したところ、いずれの特性も優れて
おり、良好な結果を得た。
トを調製し、30日間連続使用を行い、毛髪のまとまり
易さ、しなやかさ、櫛通り、ツヤの良否等の仕上がり具
合を官能評価したところ、いずれの特性も優れており、
良好な結果を得た。
製し、30日間連続使用を行い、毛髪のまとまり易さ、
しなやかさ、櫛通り、ツヤの良否等、頭髪の状態につい
て官能評価したところ、いずれの特性も優れており、良
好な結果を得た。
製し、30日間連続使用を行い、毛髪のまとまり易さ、
しなやかさ、櫛通り、ツヤの良否等、頭髪の状態につい
て官能評価したところ、いずれの特性も優れており、良
好な結果を得た。
のものである。
後の髪のまとまりやすさ、しなやかさ、櫛通りがよいこ
と等の感触の良さ及びツヤの良さ等を満たし、その効果
が長期間の連用によっても損なわれない毛髪化粧料を提
供することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)末端に第4級窒素含有基を有する
シリコーン化合物の1種又は2種以上と、(B)25℃
において10000mm2/s以上の粘度を有するシリ
コーン化合物[成分(A)を除く]の1種又は2種以上
と、(C)界面活性能を有するカチオン性物質[成分
(A)を除く]の1種又は2種以上とを、含有すること
を特徴とする毛髪化粧料。 - 【請求項2】 成分(A)が下記式(1) 【化1】 {但し、R1は、それぞれ同一であっても異なっていて
もよく、水素原子、炭素数1〜30の飽和又は不飽和の
直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケニル)基、R4C
ONH(CH2)p−基[但し、R4は炭素数7〜21の
飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケ
ニル)基、pは1〜5の整数を表す。]のいずれかを表
し;R2は、それぞれ同一であっても異なっていてもよ
く、炭素数1〜18の2価のアルキレン基又はオキシア
ルキレン基を表し;R3は、それぞれ同一であっても異
なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜30の飽和又
は不飽和の直鎖又は分岐鎖アルキル(又はアルケニル)
基を表し;nは、2〜200の整数を表し;X-は、対
イオンを表す。}で表されるシリコーン化合物である請
求項1に記載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 さらに、植物より得られる抽出物もしく
は圧搾物、ペプチド誘導体又はローヤルゼリーもしくは
その抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を
含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の毛髪
化粧料。
Priority Applications (1)
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