JP2003276273A - インクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置 - Google Patents

インクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置

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JP2003276273A
JP2003276273A JP2003000587A JP2003000587A JP2003276273A JP 2003276273 A JP2003276273 A JP 2003276273A JP 2003000587 A JP2003000587 A JP 2003000587A JP 2003000587 A JP2003000587 A JP 2003000587A JP 2003276273 A JP2003276273 A JP 2003276273A
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carrier
clutch
gear
head gap
carrier shaft
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JP2003000587A
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Jin-Ho Park
辰昊 朴
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3088Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the printer frame, e.g. for rotation of an eccentric carriage guide shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙厚さの変化に応じて用紙と印刷ヘッドと
のギャップを自動的に調整できるインクジェットプリン
タのヘッドギャップ調整装置を提供する。 【解決手段】 インクを噴射するノズルを有する印刷ヘ
ッド130を装着したキャリア120と、キャリア12
0の移動をガイドするキャリアシャフト150を有する
シャーシ110と、キャリア120をキャリアシャフト
150に沿って左右に移動させるキャリア駆動部と、印
刷する用紙を給紙する給紙ローラを駆動させる給紙ロー
ラ駆動部161と、を含むインクジェットプリンタ10
0において、偏心カム状の両端部を有するキャリアシャ
フト150を回転させてキャリア120を昇降させるキ
ャリア昇降部と、ヘッドギャップ調整時にキャリア12
0によって給紙ローラ駆動部161の駆動力をキャリア
シャフト150に伝えるクラッチ手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのヘッドギャップ(head gap)調整装置
に係り、より詳しくは、用紙の厚さの変化に応じて用紙
と印刷ヘッドとのギャップを自動的に調整できるように
したインクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のインクジェットプリンタ
のキャリアアセンブリを示す側面図である。一般に、イ
ンクジェットプリンタは、下部にインクを噴射するため
のノズル31を有する印刷ヘッド30と、印刷ヘッド3
0を装着したキャリア20と、キャリア20の移動をガ
イドするキャリアシャフト50及び案内レール11の両
端を固定するシャーシ(chassis)10と、を備
える。キャリア20は、キャリアシャフト50及び案内
レール11に沿って左右に移動できるよう、背面に支持
ブラケット51とガイドスライダ22を形成している。
【0003】給紙トレイまたはカセットからピックアッ
プローラ(図示せず)によってピックアップされた用紙
40は、給紙ローラ60を通して印刷ヘッド30の下部
を通過する。この際、印刷ヘッド30は、キャリア20
に装着された状態でキャリアシャフト50と案内レール
11に沿って左右に移動しつつ、ノズル31を通してイ
ンクを噴射して印刷作業を行う。
【0004】しかし、このようなインクジェットプリン
タは、一般に印刷ヘッド30の下部のノズル31と用紙
40との距離が一定に固定されている。従って、一般用
紙より2〜3倍厚い封筒やハガキなどの用紙を印刷する
場合、印刷ヘッド30の下部のノズル31と用紙との距
離が、一般用紙の印刷時より狭くなったり、用紙の厚さ
の変化によって一定に保たれなかったりする。このよう
な場合、用紙に噴射されたインクに染みや広がりが生
じ、印刷解像度が劣化する、という問題点が発生する。
【0005】このような問題点を解決するため、従来の
インクジェットプリンタは、用紙40の厚さに応じて用
紙40とヘッドとのギャップを調整できるヘッドギャッ
プ調整装置90を設けている。図9は、図8の’A’方
向に沿って示したヘッドギャップ調整装置の平面図であ
る。
【0006】ヘッドギャップ調整装置90は、キャリア
20の上端部に位置したガイドスライダ22に形成され
たキャリアガイド21と、キャリアガイド21を前後に
移動させるカム面を有するカム23と、キャリアガイド
21をカム23側に加圧する圧縮バネ24と、圧縮バネ
24を収容及び支持するバネガイド25と、から構成さ
れる。
【0007】このようなヘッドギャップ調整装置90の
動作を説明すれば、封筒、ハガキなどを印刷するために
印刷ヘッド30と用紙40とのギャップを広くする場
合、カム23はユーザによってカム面に沿ってキャリア
ガイド21を押えるようB方向に回転される。
【0008】この際、バネガイド25がキャリア20に
固定されているため、キャリアガイド21は圧縮バネ2
4の反発力によってD方向に付勢される。しかし、キャ
リアガイド21に弾性的に結合されたガイドスライダ2
2は、ガイドレール11に沿って左右に滑走できるよう
配されており前後に移動できないため、ガイドスライダ
22は動かず、バネガイド25がカム23のカム表面の
偏心量ほど後ろ側に押されることになる。
【0009】従って、印刷ヘッド30を装着したキャリ
ア20は、バネガイド25が後ろ側に押されることによ
ってキャリアシャフト50を回転軸にC方向に回転し、
これによってキャリア20はキャリアシャフト50を軸
にしてその手前、すなわち印刷ヘッド30のノズル31
の手前が持ち上げられるよう上昇する。
【0010】再度、一般用紙を印刷するために印刷ヘッ
ド30と用紙40とのギャップを狭くする場合、カム2
3はユーザによって前述したB方向とは逆方向に回転さ
れ、キャリア20はキャリアシャフト50を軸にして元
の位置に戻るよう下降する。
【0011】しかし、このような従来のインクジェット
プリンタは、キャリア20の手前を昇降させることによ
り用紙40と印刷ヘッド30とのギャップを増減させる
構造を有するので、印刷ヘッド30のノズル31が用紙
40に対して平行にならず傾斜配置されてしまう。この
場合、ノズル31の両終端間に高さの違いが生ずるた
め、ノズル31が用紙40に印刷を行う際の開始点と終
了点で解像度の偏差が発生する、という問題点がある。
【0012】また、従来のインクジェットプリンタは、
印刷ヘッド30と用紙40とのギャップの調整を比較的
簡単な構造及び仕組みで行えるという長所はあるもの
の、ヘッドギャップを調整するためにはユーザが用紙の
種類に応じてその都度カム23を操作しなければならな
い。これは、ユーザーにとっては操作が煩雑になり不便
な上、用紙の種類を間違える等の誤操作をした場合には
印刷エラーが発生したり印刷結果に不具合が生じる、と
ういう問題点があった。
【0013】このような問題点を改善するため、図10
に示されたインクジェットプリンタのヘッドギャップ調
整装置が提案された。図10のヘッドギャップ調整装置
は、キャリアシャフト50’の両端部50’a、50’
bを一定偏心量(δ)を有する偏心カム形態に構成し、
このキャリアシャフト50’に別の駆動モータによって
駆動される動力伝達装置を連結してキャリアシャフト5
0’を回転させることによってキャリア20’を昇降さ
せる。
【0014】しかし、この方法も、ヘッドギャップ調整
のために新たな駆動モータと動力伝達装置を設けなけれ
ばならないので製造コストの上昇を招くだけではなく、
別の駆動モータと動力伝達装置を設置する空間を確保し
なければならないので機器のサイズが大きくなってしま
う、という問題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した問題点を解決するため、用紙厚さの変化に応じて用
紙と印刷ヘッドとのギャップを自動的に調整できるイン
クジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置を提供す
ることである。
【0016】また、本発明の他の目的は、別の駆動モー
タを使用せずに、キャリア駆動モータと給紙ローラ駆動
モータの駆動力を用いて用紙と印刷ヘッドとのギャップ
を調整できるインクジェットプリンタのヘッドギャップ
調整装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の主たる観点によれば、インクを噴射するノ
ズルを有する印刷ヘッドを装着したキャリアと、前記キ
ャリアの移動をガイドするキャリアシャフトを有するシ
ャーシと、前記キャリアを前記キャリアシャフトに沿っ
て左右に移動させるキャリア駆動部と、印刷する用紙を
給紙する給紙ローラを駆動させる給紙ローラ駆動部と、
前記キャリアシャフトを回転させて前記キャリアを昇降
させるキャリア昇降部を備えた前記印刷ヘッドのノズル
と前記用紙とのギャップを調整するためのヘッドギャッ
プ調整部と、を含むインクジェットプリンタにおいて、
前記ヘッドギャップ調整部は、ヘッドギャップ調整時
に、前記キャリア駆動部により移動される前記キャリア
によって、前記給紙ローラ駆動部の駆動力を前記キャリ
アシャフトに伝えるよう動作するクラッチ手段を備える
こと、を特徴とするインクジェットプリンタのヘッドギ
ャップ調整装置が提供される。
【0018】上記記載の発明では、前記キャリア駆動モ
ータの駆動力により前記キャリアが移動して前記クラッ
チ手段を作動させ、これにより前記給紙ローラ駆動部の
駆動力が前記キャリアシャフトに伝達されて前記キャリ
アシャフトを回転させ、前記キャリア昇降部の作用によ
り前記キャリアが昇降してヘッドギャップの調整が行わ
れる。従って、別の駆動モータを使用せずに、キャリア
駆動モータと給紙ローラ駆動モータの駆動力を用いて用
紙と印刷ヘッドとのギャップを調整することができる。
【0019】前記クラッチ手段は、前記給紙ローラ駆動
部の駆動力を前記給紙ローラ駆動部から前記キャリアシ
ャフトに伝えたり遮断するクラッチ部と、前記給紙ロー
ラ駆動部の駆動力を前記キャリアシャフトに伝えるよう
前記クラッチ部を作動する作動部と、を備える如く構成
すれば、前記作動部がクラッチ部を作動させることによ
り、前記給紙ローラ駆動部の駆動力が前記キャリアシャ
フトへ伝達される。
【0020】前記クラッチ部は、前記キャリアシャフト
の一端部に固定された偏心回転ギアと、前記給紙ローラ
駆動部と前記偏心回転ギアを連結したり遮断するよう前
記シャーシに配されたクラッチと、を備える如く構成す
れば、前記給紙ローラ駆動部と前記偏心回転ギアが前記
クラッチにより連結されると前記キャリアシャフトは回
転し、前記給紙ローラ駆動部と前記偏心回転ギアが前記
クラッチにより遮断されると前記キャリアシャフトの回
転は停止される。
【0021】前記キャリア昇降部は、その中心軸が前記
キャリアシャフトの中心軸について一定量ほど偏心され
た偏心カムを構成するキャリアシャフトの両端部と、前
記キャリアシャフトの両端部を回転及び昇降可能に支持
する支持ブッシングと、を備える如く構成すれば、前記
キャリアシャフトの両端部が前記支持ブッシング内で回
転すると、その中心軸が前記キャリアシャフトの中心軸
に対して一定量ほど偏心されているため、前記キャリア
シャフトの中心軸が垂直に上昇または下降し、従って、
前記キャリアシャフト自体も垂直に上昇または下降す
る。
【0022】前記クラッチは、前記給紙ローラ駆動部と
噛合う第1クラッチギアと、前記第1クラッチギアと同
軸連結され、前記第1クラッチギア及び前記偏心回転ギ
アと噛合う動力伝達位置と、前記第1クラッチギアと隔
離される動力遮断位置と、の間を移動できるよう配され
た第2クラッチギアと、前記第2クラッチギアを前記動
力遮断位置に置かれるよう弾性的に加圧する弾性バネ
と、を備える、如く構成すれば、前記給紙ローラ駆動部
の動力は前記第1クラッチギアに伝達され、前記第2ク
ラッチギアが動力伝達位置にあるとき、前記第1クラッ
チギアに伝達された動力は前記第2クラッチギアを通し
て前記偏心回転ギアに伝達される。また、前記第2クラ
ッチギアが前記弾性バネの弾性力により動力遮断位置に
あるとき、前記第1クラッチギアに伝達された動力は前
記第2クラッチギアに伝達されず、従って前記偏心回転
ギアへの伝達が遮断される。
【0023】前記作動部は、前記キャリアによって押さ
れる時、前記第2クラッチギアが前記動力伝達位置に押
圧されるよう前記シャーシに摺動可能に配された板状の
部材を備える、如く構成すれば、前記板状の部材が前記
キャリアによって前記シャーシの内側から前記シャーシ
の外側に向かって押されると、前記板状の部材は前記シ
ャーシの外側に突出し、前記突出された部分が前記第2
クラッチギアを前記動力伝達位置に押圧する。
【0024】前記作動部は、前記キャリアによって押さ
れる時、前記クラッチに過渡に作用する衝撃力を吸収す
る緩衝部を備える、如く構成すれば、前記キャリアの衝
突による衝撃によって前記クラッチが破損されるのを防
止することができる。
【0025】前記偏心回転ギアは、少なくとも二つの位
置間へだけ回転するよう制限するストッパ部材をさらに
備える、如く構成すれば、前記インクジェットプリンタ
のヘッドギャップの調整において、ヘッドギャップを、
該当する印刷用紙に最も適する幅に調整することができ
る。
【0026】前記ストッパ部材は、前記シャーシから前
記偏心回伝ギア側に突出形成された突出部と、前記突出
部と噛合うよう前記偏心回伝ギアの一側面で前記偏心回
転ギアが回転する際前記突出部が形成する移動軌跡上に
形成された二つの対応突出部と、を備える如く構成すれ
ば、前記突出部と前記二つの対応突出部のいづれかが噛
合って前記偏心回転ギアの回転が停止することによっ
て、前記インクジェットプリンタのヘッドギャップを、
該当する印刷用紙に最も適する幅に調整することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づいて、
本発明に係る望ましい実施の形態について詳述する。
【0028】図1は、本実施形態にかかるインクジェッ
トプリンタのヘッドギャップ調整装置が適用されたイン
クジェットプリンタ100の概略を示した斜視図であ
る。
【0029】本実施形態にかかるインクジェットプリン
タ100は、インクを噴射するノズルを有する印刷ヘッ
ド130が装着されるキャリア120と、キャリア12
0の移動をガイドするキャリアシャフト150及び案内
レール111を支持する側面フレーム112、112’
を備えるシャーシ110と、キャリアシャフト150に
沿ってキャリア120を左右に移動させるキャリア駆動
部121(図2)と、印刷する用紙を給紙する給紙ロー
ラ160を駆動する給紙ローラ駆動部161と、キャリ
アシャフト150を回転及び昇降させることにより印刷
ヘッド130のノズルと用紙とのギャップを調整するヘ
ッドギャップ 調整装置200(図2)と、を備える。
【0030】キャリア120は、案内レール111の垂
直壁111’と接触しつつ左右に移動できるよう上端の
背面に形成されるガイドスライダ122と、キャリアシ
ャフト150を収容して左右に移動できるよう支持する
支持ブラケット126と、を備える。
【0031】図2は、図1に示したインクジェットプリ
ンタのヘッドギャップ調整装置の斜視図である。キャリ
ア駆動部121は、シャーシ110の背面フレーム11
5に固定されたキャリア駆動モータ128と、キャリア
駆動ベルト123と、から構成される。キャリア駆動ベ
ルト123は、キャリア駆動モータ128の駆動ギア1
24と連結され、キャリア120を左右に移動させるた
めにキャリア120の背面に形成される動力伝達歯車部
125にキャリア駆動モータ128の動力を伝える。
【0032】給紙ローラ駆動部161は、側面フレーム
112の下部に固定された給紙ローラ駆動モータ162
と、動力伝達プリー166と、給紙ローラ駆動ギア16
9と、から構成される。動力伝達プリー166は、動力
伝達ベルト165を通して給紙ローラ駆動モータ162
の駆動プリー163と連結され、動力伝達ギア167を
有する。給紙ローラ駆動ギア169は、動力伝達ギア1
67と噛合う。
【0033】図3、図4、及び図5は、図1に示したヘ
ッドギャップ調整装置の動作を例示する部分断面図であ
る。図6は、図1に示したヘッドギャップ調整装置の偏
心回転ギアの斜視図である。図7は、図1に示したヘッ
ドギャップ調整装置のキャリア昇降部及び偏心回転ギア
の動作を例示する部分側面図である。
【0034】ヘッドギャップ調整装置200は、印刷ヘ
ッド130が装着されたキャリア120を昇降させるキ
ャリア昇降部113と、クラッチ装置190、201
と、から構成される。ヘッドギャップの調整を行うに
は、給紙ローラ駆動部161の駆動力でキャリアシャフ
ト150を回転させることによりキャリア昇降部113
を通してキャリア120を昇降させる。このとき、クラ
ッチ装置190、201は、給紙ローラ駆動部161の
駆動力をキャリアシャフト150に伝達する役割りを果
たす。
【0035】図7に示した通り、キャリア昇降部113
は、キャリアシャフト150の両端部150’、15
0”と、キャリアシャフト150の両端部150’、1
50”を収容して支持する支持ブッシング114と、か
ら構成される。キャリアシャフト150の両端部15
0’、150”は、その中心軸196’がキャリアシャ
フト150の中心軸211について一定量ほど偏心され
た偏心カムを有する。支持ブッシング114は、シャー
シ110の側面フレーム112、112’にそれぞれ配
される。
【0036】キャリアシャフト150、及びキャリアシ
ャフト150の両端部150’、150”は、円形断面
を有する。両端部150’、150”のうち一端部15
0’は、後述する偏心回転ギア196を通してキャリア
シャフト150を回転させるために、偏心回転ギア19
6の支持孔159に溶接またはカップリングキーによっ
て一体に固定されている。
【0037】従って、キャリアシャフト150の両端部
150’、150”が、後述するクラッチ部190と偏
心回転ギア196によって支持ブッシング114内で回
転されると、キャリアシャフト150はその両端部15
0’、150”の中心軸196’を中心として回転され
る。このとき、中心軸196’はキャリアシャフト15
0の中心軸211から偏心されているので、キャリアシ
ャフト150は回転されつつその中心軸211が垂直に
上昇または下降し、従って、キャリアシャフト150自
体も垂直に上昇または下降する。よって、支持ブラケッ
ト126を通してキャリアシャフト150に固定されて
いるキャリア120も、キャリアシャフト150の垂直
移動と共に垂直に移動する。その垂直移動距離は、中心
軸211が垂直移動した距離、すなわち中心軸211に
対する中心軸196’の偏心量の二倍となる。
【0038】このとき、キャリア120のガイドスライ
ダ122は、案内レール111の垂直壁111’に沿っ
てガイドされるので、キャリア120に装着された印刷
ヘッド130のノズルは、前後に傾かず水平状態を保っ
たまま昇降するように案内される。
【0039】図2、図3、図4、及び図5に示された、
クラッチ装置190、201は、給紙ローラ駆動モータ
162の動力をキャリアシャフト150に選択的に伝達
するものである。クラッチ装置190、201は、クラ
ッチ部190と、作動部201と、から構成される。ク
ラッチ部190は、給紙ローラ駆動部161の給紙ロー
ラ駆動ギア169の回転力をキャリアシャフト150に
伝達したり遮断する。作動部201は、給紙ローラ駆動
ギア169の回転力をキャリアシャフト150に伝える
ようにクラッチ部190を作動させる。
【0040】クラッチ部190は、キャリアシャフト1
50の一端部150’に形成された偏心回転ギア196
と、給紙ローラ駆動ギア169の回転力を偏心回転ギア
196に伝達したり遮断するよう側面フレーム112に
配されたクラッチ191と、から構成される。
【0041】図6に示した通り、偏心回転ギア196
は、円周面上に第2クラッチギア193と噛合う部分歯
車197を形成している。偏心回転ギア196に部分歯
車197を形成した理由は、キャリア120を昇降させ
るためにはキャリアシャフト150を必ずしも360°
回転させる必要がないからである。
【0042】偏心回転ギア196の一側面には、後述す
るストッパ部材の突出部199が移動する空間を形成す
る溝198”、および突出部199とぶつかり合って偏
心回転ギア196の回転を停止させるよう溝198”内
に形成された二つの横壁198、198’が形成されて
いる。
【0043】クラッチ191は、側面フレーム112に
固定された回動軸194と、第1クラッチギア192
と、第2クラッチギア193と、弾性バネ195と、か
ら構成される。第1クラッチギア192は、回動軸19
4に回動可能に支持され、その円周面上に給紙ローラ駆
動ギア169と噛合う歯車が形成される。第2クラッチ
ギア193は、回動軸194に回動可能に支持され、そ
の円周面上に偏心回転ギア196と噛合う歯車が形成さ
れる。弾性バネ195は、第1クラッチギア192と第
2クラッチギア193との間で回動軸194に支持され
る。
【0044】第1クラッチギア192及び第2クラッチ
ギア193には、お互いが対向する面にクラッチ歯車が
形成される。第2クラッチギア193は、図5に示され
る第1クラッチギア192及び偏心回転ギア196と噛
合っている動力伝達位置と、図3に示される偏心回転ギ
ア196のみと噛合っていて第1クラッチギア192と
は隔離される動力遮断位置と、の間を移動することがで
きる。弾性バネ195は、その弾性力により、第1クラ
ッチギア192と第2クラッチギア193を隔離された
状態、即ち動力が遮断された状態にする。第1クラッチ
ギア192及び第2クラッチギア193は、ヘッドギャ
ップ調整中は動力伝達位置に置かれ、通常時及びヘッド
ギャップ調整後は弾性バネ195によって動力遮断位置
に置かれる。
【0045】弾性バネ195は、第1クラッチギア19
2と第2クラッチギア193との間に配されることが望
ましいが、第1クラッチギア192の中心部を通して回
動軸194に支持されて第2クラッチギア193を弾性
的に加圧するように配されることも可能である。
【0046】図3、図4、及び図5に示される、作動部
201は、キャリア120が図面の左方向へ移動するこ
とにより、キャリア120に押されて第2クラッチギア
193を動力伝達位置に押圧するものであり、側面フレ
ーム112のガイド116に摺動可能に配され、板状の
部材で構成される。作動部201は、側面フレーム11
2のガイド116に摺動可能に配された移動スライド2
02と、キャリア120が図面の左方向へ移動した際に
キャリア120の支持ブラケット126の近傍に形成さ
れた作動突出部127と接触する衝突接触部207と、
作動突出部127の衝突力を第2クラッチギア193に
伝える凸状の作動棒203と、により構成される。
【0047】選択的に、作動部201は、キャリア12
0の作動突出部127が衝突接触部207に衝突する際
にクラッチ191に過渡な衝撃が加わるのを防止する緩
衝部205を含むことができる。緩衝部205は、移動
スライド202と作動棒203を弾性的に連結するU字
形の連結部で構成される。
【0048】また、図7に示した通り、本実施形態にか
かるヘッドギャップ調整装置200は、支持孔159に
キャリアシャフト150の一端部150’を固定した偏
心回転ギア196が、二つの位置間へだけ回転するよう
制限するストッパ部材(198、198’;199)を
備える。ストッパ部材は、側面フレーム112から偏心
回転ギア196側に突出された突出部199と、突出部
199と噛合うよう偏心回転ギア196の溝198”内
に形成された二つの横壁198、198’と、からな
る。
【0049】横壁198、198’は、突出部199と
噛合って偏心回転ギア196の回転が停止されたとき
に、キャリア120が完全に上昇または下降される位置
に応ずる角度、例えば約180°間隔、に形成される。
すなわち、二つの横壁198、198’が位置する地点
は、キャリアシャフト150の両端部150’、15
0”が支持ブッシング114内で回動する際、一方は、
その偏心量によってキャリア120が完全に上昇されて
ヘッドギャップが増加される封筒やハガキなどへの印刷
のための’ワイド(Wide)’モードに相当する位置
であり、もう一方は、その偏心量によってキャリア12
0が完全に下降されてヘッドギャップが減少される一般
用紙への印刷のための’ナロー(Narrow)’モー
ドに相当する位置となる。
【0050】従って、ヘッドギャップを調整するために
第2クラッチギア193が第1クラッチギア192及び
偏心回転ギア196と噛合う動力伝達位置に置かれ、こ
の状態で給紙ローラ駆動モータ162が駆動されると、
偏心回転ギア196は突出部199が二つの横壁19
8、198’と噛合うことよって、二つの横壁198、
198’間の角度の範囲内、すなわち前述した例におい
ては180°の範囲内、で回動する。
【0051】以上のように構成された、本実施形態にか
かるインクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置
200の作用を、図1から図7に基づいて、以下に詳述
する。
【0052】まず、プリンタ制御部(図示せず)は、ユ
ーザによって制御パネル(図示せず)の’ヘッドギャッ
プ調整’ボタン(図示せず)が押された場合、あるい
は、用紙の種類のようなユーザにより入力されたデータ
と現在のプリンタのヘッドギャップ状態とを比較して一
致しないと判断された場合、ヘッドギャップ調整命令を
出す。
【0053】前述した後者の方法にてヘッドギャップ調
整命令が出された場合を例にとって説明する。現在のプ
リンタのヘッドギャップモードが’ナロー’モードで、
用紙の種類のようなユーザにより入力されたデータに基
づいて判断した結果調節すべきヘッドギャップモード
が’ワイド’モードだと仮定する。
【0054】まず、図3に示した通り、キャリア駆動モ
ータ128は、制御部の命令に応じて駆動ベルト123
及び動力伝達歯車部125を通して、キャリア120を
印刷往復区間の外に位置した作動部201まで移動させ
る。
【0055】次に、図4に示した通り、キャリア120
が作動部201まで到達すると、キャリア120の作動
突出部127は作動部201の衝突接触部207と接触
及び衝突し、作動部201は図面の左方向へ押されるこ
とになる。これにより、作動部201の作動棒203
は、弾性バネ195の弾性力に逆らって第2クラッチギ
ア193を第1クラッチギア192と噛合う動力伝達位
置まで移動させる。このとき、作動突出部127によっ
て衝突接触部207に働く過度な衝撃力は、緩衝部20
5によって吸収される。
【0056】そして、図5に示した通り、第2クラッチ
ギア193が第1クラッチギア192と完全に噛合った
後にキャリア120が止まれば、制御部は給紙ローラ駆
動モータ162を、例えば図5に示した通り、時計方向
に駆動させて、駆動プリー163、動力伝達プリー16
6、動力伝達ギア167、及び給紙ローラ駆動ギア16
9を通して、第1クラッチギア192を時計方向に回転
させる。これにより、第2クラッチギア193も時計方
向に回転し、図7に示した通り、第2クラッチギア19
3と噛合った偏心回転ギア196は、キャリアシャフト
150の両端部150’、150”の中心軸196’に
ついて反時計方向に回転する。
【0057】偏心回転ギア196が反時計方向に回転す
ると、両端部150’、150”のうち一端部150’
が偏心回転ギア196の支持孔159に一体に固定され
ているキャリアシャフト150の両端部150’、15
0”は、支持ブッシング114内で偏心回転ギア196
と共に回転する。このとき、キャリアシャフト150の
両端部150’、150”の中心軸196’は、キャリ
アシャフト150の中心軸211について一定偏心量を
有するので、両端部150’、150”が中心軸19
6’について回転すると、中心軸211は上方向に垂直
移動し、これに伴ない、キャリアシャフト150も中心
軸211が垂直移動した距離ほど上昇される。
【0058】キャリアシャフト150が支持ブラケット
126内で回転しつつ上昇すると、支持ブラケット12
6を通してキャリアシャフト150に固定されているキ
ャリア120も共に上昇する。このとき、キャリア12
0は、ガイドスライダ122が案内レール111の垂直
壁111’に沿って垂直移動するようガイドされるの
で、キャリア120に装着された印刷ヘッド130のノ
ズルは前後に傾かず水平に維持される。
【0059】偏心回転ギア196が約180°ほど回転
して、側面フレーム112に形成されている突出部19
9が横壁198’と噛合うことにより偏心回転ギア19
6の回転が停止されると、制御部は給紙ローラ駆動モー
タ162の作動を中止させる。このとき、キャリア12
0は完全に’ワイド’モードの状態にまで上昇してお
り、印刷ヘッド130のノズルと用紙とのギャップは、
封筒などを印刷するのに適切な間隔に維持される。
【0060】その後、キャリア120は制御部によって
図4に示した位置に戻される。よって、第2クラッチギ
ア193は、弾性バネ195が側面フレーム112側に
作用する弾性力によって、偏心回転ギア196とは噛合
っているが、第1クラッチギア192とは離れる動力遮
断位置に復帰される。このとき、第2クラッチギア19
3がクラッチ歯車の面摩擦などによって第1クラッチギ
ア192から離れない場合もありうるので、給紙ローラ
駆動モータ162は第1クラッチギア192を一定量反
時計方向に回すよう駆動される。
【0061】前述したヘッドギャップが’ワイド’モー
ドになった状態において、偏心回転ギア196は、キャ
リアシャフト150の両端部150’、150”と支持
ブッシング114との接触、弾性バネ195が第2クラ
ッチギア193に対して側面フレーム112側に作用す
る弾性力、及びストッパ部材198’、199の噛合い
などによって、流動されずに同じ位置に維持される。
【0062】そして、キャリア120は制御部の印刷命
令に応じて印刷動作を行なう。
【0063】ヘッドギャップを’ナロー’モードに調整
する動作は、前述した動作の逆順に行なわれる。
【0064】以上、本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において、各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり、それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0065】
【発明の効果】前述した通り、本発明に係るインクジェ
ットプリンタのヘッドギャップ調整装置は、用紙厚さの
変化に応じて用紙と印刷ヘッドとのギャップを自動的に
調整することができるので、ユーザーにとって操作が容
易になり、また、操作ミスによる印刷の失敗を防ぐこと
ができる。
【0066】また、前記用紙と印刷ヘッドとのギャップ
の調整は、キャリア駆動モータと給紙ローラ駆動モータ
の駆動力を用いて行われるので、別の駆動モータを使用
する必要がなく、製造コストを低く抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるインクジェットプリンタの
ヘッドギャップ調整装置が適用されたインクジェットプ
リンタの部分斜視図。
【図2】図1に示したインクジェットプリンタのヘッド
ギャップ調整装置の詳細を示す部分斜視図。
【図3】図1に示したヘッドギャップ調整装置の動作を
例示する部分断面図。
【図4】図1に示したヘッドギャップ調整装置の動作を
例示する部分断面図。
【図5】図1に示したヘッドギャップ調整装置の動作を
例示する部分断面図。
【図6】図1に示したヘッドギャップ調整装置の偏心回
転ギアの斜視図。
【図7】図1に示したヘッドギャップ調整装置のキャリ
ア昇降部及び偏心回転ギアの動作を例示する部分側面
図。
【図8】従来のインクジェットプリンタのキャリアアセ
ンブリの側面図。
【図9】図8の’A’方向に沿って示したヘッドギャッ
プ調整装置の平面図。
【図10】従来の他のインクジェットプリンタのヘッド
ギャップ調整装置の概念を示す正面図。
【符号の説明】
100 インクジェットプリンタ 112、112’ 側面フレーム 120 キャリア 121 キャリア駆動部 128 キャリア駆動モータ 130 印刷ヘッド 150 キャリアシャフト 160 給紙ローラ 161 給紙ローラ駆動部 162 給紙ローラ駆動モータ 200 ヘッドギャップ 調整装置 190 クラッチ部 201 作動部 196 偏心回転ギア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射するノズルを有する印刷ヘ
    ッドを装着したキャリアと、前記キャリアの移動をガイ
    ドするキャリアシャフトを有するシャーシと、前記キャ
    リアを前記キャリアシャフトに沿って左右に移動させる
    キャリア駆動部と、印刷する用紙を給紙する給紙ローラ
    を駆動させる給紙ローラ駆動部と、前記キャリアシャフ
    トを回転させて前記キャリアを昇降させるキャリア昇降
    部を備えた前記印刷ヘッドのノズルと前記用紙とのギャ
    ップを調整するためのヘッドギャップ調整部と、を含む
    インクジェットプリンタにおいて、 前記ヘッドギャップ調整部は、ヘッドギャップ調整時
    に、前記キャリア駆動部により移動される前記キャリア
    によって、前記給紙ローラ駆動部の駆動力を前記キャリ
    アシャフトに伝えるよう動作するクラッチ手段を備える
    ことを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドギャ
    ップ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ手段は、 前記給紙ローラ駆動部の駆動力を前記給紙ローラ駆動部
    から前記キャリアシャフトに伝えたり遮断するクラッチ
    部と、 前記給紙ローラ駆動部の駆動力を前記キャリアシャフト
    に伝えるよう前記クラッチ部を作動する作動部と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ部は、 前記キャリアシャフトの一端部に固定された偏心回転ギ
    アと、 前記給紙ローラ駆動部と前記偏心回転ギアを連結したり
    遮断するよう前記シャーシに配されたクラッチと、 を備えることを特徴とする請求項2に記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリア昇降部は、 その中心軸が前記キャリアシャフトの中心軸について一
    定量ほど偏心された偏心カムを構成するキャリアシャフ
    トの両端部と、 前記キャリアシャフトの両端部を回転及び昇降可能に支
    持する支持ブッシングと、 を備えることを特徴とする請求項3に記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  5. 【請求項5】 前記クラッチは、 前記給紙ローラ駆動部と噛合う第1クラッチギアと、 前記第1クラッチギアと同軸連結され、前記第1クラッ
    チギア及び前記偏心回転ギアと噛合う動力伝達位置と、
    前記第1クラッチギアと隔離される動力遮断位置と、の
    間を移動できるよう配された第2クラッチギアと、 前記第2クラッチギアを前記動力遮断位置に置かれるよ
    う弾性的に加圧する弾性バネと、 を備えることを特徴とする請求項4に記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  6. 【請求項6】 前記作動部は、前記キャリアによって押
    される時、前記第2クラッチギアが前記動力伝達位置に
    押圧されるよう前記シャーシに摺動可能に配された板状
    の部材を備えること、を特徴とする請求項5に記載のイ
    ンクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  7. 【請求項7】 前記作動部は、前記キャリアによって押
    される時、前記クラッチに過渡に作用する衝撃力を吸収
    する緩衝部を備えること、を特徴とする請求項6に記載
    のインクジェットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  8. 【請求項8】 前記偏心回転ギアは、少なくとも二つの
    位置間へだけ回転するよう制限するストッパ部材をさら
    に備えること、を特徴とする請求項7に記載のインクジ
    ェットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
  9. 【請求項9】 前記ストッパ部材は、 前記シャーシから前記偏心回伝ギア側に突出形成された
    突出部と、 前記突出部と噛合うよう前記偏心回伝ギアの一側面で前
    記偏心回転ギアが回転する際前記突出部が形成する移動
    軌跡上に形成された二つの対応突出部と、 を備えることを特徴とする請求項8に記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッドギャップ調整装置。
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