JP2003276233A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003276233A
JP2003276233A JP2002078581A JP2002078581A JP2003276233A JP 2003276233 A JP2003276233 A JP 2003276233A JP 2002078581 A JP2002078581 A JP 2002078581A JP 2002078581 A JP2002078581 A JP 2002078581A JP 2003276233 A JP2003276233 A JP 2003276233A
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image forming
light
light beam
forming apparatus
image
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JP2002078581A
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English (en)
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Kosuke Kubota
浩介 久保田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度のレジストレーションコントロールを
実現し位置ずれの少ない高品位の画像を得る。 【解決手段】 画像形成装置の立ち上げシーケンスにお
いて、ステップ100でポリゴンミラーが所定の回転数
に到達後、ステップ104にて主走査方向のレジコンを
行いステップ106にて感光体等を駆動する駆動モータ
を駆動する。ステップ102における光源の発光光量制
御では、光検出器による光ビームの検出が駆動モータの
振動を受けないため、光ビームの検出結果に基づいて行
われるレジコン制御の精度低下が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像形成部
にて形成した複数色画像を重ね合わせ記録媒体上に転写
することによりカラー画像を形成する画像形成装置に係
り、詳しくは、画像形成部に画像を書き込む光ビームの
位置ずれを検出し画像形成時にその位置ずれに応じた補
正を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置のカラー化、高速化の要望
に応えるため、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の4色毎にそれぞれ画像形成
部を備え、それら各画像形成部に対応した光走査装置
(Rastor Output Scanning:ROS)を備えるいわゆるタ
ンデムカラープリンタが提案されている。
【0003】タンデムカラープリンタは、それぞれの画
像形成部により各色の画像を形成し、順次重ね合わせる
ことで、カラー画像を高速に形成することができる。た
だし、一般に各画像形成部上に形成された画像は、狙い
の位置よりもずれた場所に形成されるため、高品位な画
像を得るには、光走査装置による画像形成部上の書き込
み位置を補正して位置ずれを抑えた画像形成を行う必要
がある。
【0004】各画像の位置ずれは、部品公差に起因する
ものについては画像形成装置の組立・調整にて補正され
る。ただし、ユーザーの使用下でも、感光体、トナーカ
ートリッジなどの部品交換、あるいは、温湿度などの環
境変動による経時的な要因で、随時、位置ずれが発生す
る。そのため、良好な画像形成を継続するには、位置ず
れ補正を適宜行う必要があり、従来より、画像形成装置
内に、位置ずれを検出し補正するためのレジストレーシ
ョンコントロール(以下、レジコンと呼ぶことがある)
機能を内蔵させ、画像位置ずれを許容量内に収める制御
がなされている。
【0005】このレジコンの方法として、画像形成プロ
セスで各色の画像の位置ずれを検出するためのレジスト
レーションマーク(以下、レジストマーク又は単にマー
クと呼ぶことがある)を形成し、それら各色レジストマ
ークの相対位置をCCDなどの光検出器で検出した結果
に基づき、光走査装置による画像形成部への画像書き込
みタイミングを遅延する方法が考案されており、これに
よって、画像の位置ずれを抑えた画像形成が行われてい
る。
【0006】例えば、特開平6−171156号公報で
は、レジストマークを画像担持体に形成し、主走査及び
副走査方向それぞれの位置ずれを検出し補正する方法が
開示されている。ただしこの方法では、レジコンを行う
度に画像担持体にレジストマークを形成しており、通
常、このマーク形成にはトナー像が用いられるため、実
際のドキュメントを形成するトナー以外に、レジストマ
ークを形成するためのトナーを画像形成装置内に余分に
持つ必要がある。また、マーク形成に使用したトナーは
記録媒体上には転写されないため、クリーナーにより廃
トナーとして回収される。そのために、回収トナーを収
容するための容器を大きくする必要があり、画像形成装
置全体が大型化してしまう問題点がある。
【0007】これに対し、本出願人による特願2001
−67594号264655号では、光(走査)ビーム
を書き込み開始位置検出器(光検出器)にて検出し、そ
の検出情報に基づいて主走査方向のレジストレーション
コントロールを行う方法が提案されている。この光検出
器を用いた主走査方向のレジコンでは、レジストマーク
を形成する必要がないことから、上述した廃トナー処理
の問題を考慮しなくてもよい利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、感光体や転写体等を駆動するモータ等、画像形
成装置に内蔵された各種駆動装置の振動(微振動)が光
検出器に伝わると、光検出器に入射する光ビームの位置
が変動して検出タイミングがずれるため、レジコンによ
る画像の位置ずれ補正精度が低下する問題がある。また
この従来例では、レジコンを画像形成プロセスのどのタ
イミングで行うかに関する記載がない。
【0009】本発明は上記事実を考慮して、光ビームの
位置ずれ検出に悪影響を及ぼす駆動装置の振動を排除
し、より精度の高いレジストレーションコントロールを
実現することで、位置ずれの少ない高品位の画像が得ら
れる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の画像形成部と、前記
複数の画像形成部に対応する複数の光ビームを走査する
光走査装置と、前記光ビームが入射することにより光ビ
ームの走査位置を検出する検出手段と、前記検出手段に
よる検出結果に基づいて光ビームの主走査方向位置ずれ
を補正する補正手段と、を備えた画像形成装置におい
て、前記検出手段による光ビームの走査位置検出後に前
記光走査装置以外の駆動装置を駆動させることを特徴と
している。
【0011】請求項1に記載の発明では、光ビームの主
走査方向の位置ずれ補正を行う際、駆動状態の光走査装
置において光ビームが照射され、その光ビームが検出手
段で検出されてから光走査装置以外の駆動装置が駆動す
る。なお、ここでの検出手段には光検出器などを用いる
ことができ、補正手段は、その光検出器などから出力さ
れる出力値や時間変動などの検出結果に基づいて、光ビ
ームの主走査方向での画像書き込みタイミングなどを補
正する。
【0012】これにより、画像形成装置に発生する微振
動の影響を受けることなく、より精度の高い光ビームの
位置ずれ補正を行うことができて、位置ずれの少ない高
品位の画像が得られる。
【0013】請求項2に記載の発明は、複数の画像形成
部と、前記複数の画像形成部に対応する複数の光ビーム
を走査する光走査装置と、前記光ビームが入射すること
により光ビームの走査位置を検出する検出手段と、前記
検出手段による検出結果に基づいて光ビームの主走査方
向位置ずれを補正する補正手段と、を備えた画像形成装
置において、前記検出手段による光ビームの走査位置検
出時に前記光走査装置以外の駆動装置を停止状態とする
ことを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明では、光ビームの主
走査方向の位置ずれ補正を行う際は、光走査装置以外の
駆動装置が停止状態となり、駆動状態の光走査装置にお
いて光ビームが照射され検出手段での検出が行われる。
これにより、画像形成装置に発生する微振動の影響を受
けることなく、より精度の高い位置ずれ補正が行われ
て、位置ずれの少ない高品位の画像を得ることができ
る。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2記載の画像形成装置において、前記補正手段によ
る光ビームの主走査方向位置ずれ補正前に光ビームの副
主走査方向位置ずれ補正を行うことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明では、主走査方向の
光ビーム位置ずれ補正を行う前に、副走査方向の位置ず
れ補正が行われる。この副走査方向の位置ずれ補正で
は、例えば、画像形成部で形成された画像の濃度、装置
内の測定温度情報などに基づいて、光ビームの光量を調
整するとともに、光偏向器などによる光ビームの偏向走
査タイミングを調整することで、副走査方向の位置補正
が行われる。
【0017】これにより、主走査方向の位置ずれ補正を
する際に行われる光量調整を省くことができ、補正時間
の短縮が可能となる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項2又は請
求項3記載の画像形成装置において、前記検出手段によ
る光ビームの走査位置検出時に前記光走査装置以外の駆
動装置を停止させる停止モード及び停止させない非停止
モードを含むモード切り替えが可能なモード切替手段を
有することを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明では、モード切替手
段でのモード切り替えにより、検出手段による光ビーム
の走査位置検出時に、光走査装置以外の駆動装置を停止
させる停止モード、又は、停止させない非停止モードに
設定することができる。これにより、非停止モードで
は、駆動装置の停止、駆動に伴うロス時間が削減され、
高速プリントに対応することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】[第1の実施形態]図1に本実施形態に係
るタンデム方式のカラー画像形成装置、図2にそのカラ
ー画像形成装置に搭載された光走査装置が示されてい
る。
【0022】図示のように、カラー画像形成装置10
は、装置略中央に直立して配置された光走査装置12を
備えており、光走査装置12からは、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色
に対応した光ビーム(以下、走査ビームと呼ぶことがあ
る)AY、AM、AC、AKが左方向に出力される。光
走査装置12の左方には、縦方向に沿って上から順に、
感光体ドラム14Y、14M、14C、14Kが直列配
置され、各感光体ドラム14の近傍には、対応する帯電
器16Y、16M、16C、16K、及び、現像器18
Y、18M、18C、18Kが配設されている。それら
感光体ドラム14、帯電器16、現像器18によって、
各色の画像形成部が構成されている。
【0023】感光体ドラム14は、帯電器16によって
帯電され、光走査装置12からの光ビームによりドラム
表面が走査露光されることで静電潜像を形成する。静電
潜像は、現像器18により現像されて各色のトナー像と
なり、Y色及びM色、C色及びK色の組み合わせで、1
次中間転写体20YM、20CKに転写され、1次中間
転写体20YM、20CKから2次中間転写体22へと
転写されて重ね合わせられる。2次中間転写体22の近
傍には、2次中間転写体22を帯電する転写用帯電器2
4、及び、2次中間転写体22から廃トナーを回収する
クリーナー26が配設されている。また、1次中間転写
体20YM、20CKと2次中間転写体22、及び上記
の各画像形成部などを駆動する駆動モータ27は、それ
らの近傍に配置されている。
【0024】そして2次中間転写体22上でカラー化し
たトナー像は、装置下部の給紙カセット28から送り出
される記録用紙30上に2次中間転写体22から一括転
写され、記録用紙30が上方の定着器32に送られるこ
とで転写像から定着像となる。以上のプロセスにより、
カラー画像形成装置10によってカラー画像が記録用紙
30に形成され、記録用紙30は装置上部の排紙トレイ
34に排出される。
【0025】次に、光走査装置12について説明する。
【0026】図2に示すように、光走査装置12は単一
の光学箱36を備え、光学箱36内の一側面側に4つの
光源38Y、38M、38C、38Kが設けられてい
る。各光源の半導体レーザからは、画像情報に応じて変
調される光ビームAY、AM、AC、AKが出射され、
光ビームAY、AMは光学箱36内の上部側に配置され
た共通の反射ミラー40YM、42YMにより反射さ
れ、光ビームAY、AMは光学箱36内の下部側に配置
された共通の反射ミラー40CK、42CKにより反射
されて、光学箱36の底面中央に配置された12面の反
射面を備えるポリゴンミラー44へと入射し、2本ずつ
双方向に偏向走査される(双方向スプレイペイント方
式)。
【0027】各偏向ビームは、結像光学系としてのfθ
レンズ46(46A、46B)、46’(46A’、4
6B’)を透過することで走査速度が補正され、各ビー
ムの光路上に設けられた反射ミラー48YM、48CK
と、図示を省略した複数の反射ミラーにより感光体ドラ
ム14Y、14M、14C、14Kに導かれて結像さ
れ、感光体ドラム上を略等速走査する。
【0028】また、光学箱36内には、光ビームAC、
AKの光路上で光ビーム主走査方向(図2の矢印C、
K)における走査開始位置近傍に、光ビームAC、AK
による主走査開始(Start of Scan:SOS)のタイミ
ングの同期をとるために各光ビームを検出するSOSセ
ンサ50CK(SOS2)が配置されている。同様に、
光ビームAY、AMの光路上で光ビーム主走査方向(図2
の矢印Y、M)における走査開始位置近傍には、SOSセ
ンサ50YM(SOS1)が配置されており、その走査
終了位置近傍に、光ビームによる主走査終了(End of S
can:EOS)のタイミングの同期をとるために光ビー
ムを検出するEOSセンサ52が配置されており、それ
ら各センサはコントローラ54に接続されている。また
コントローラ54には、カラー画像形成装置10の動作
に関する各種設定や印字開始命令などを入力するための
入力装置56、及び、カラー画像形成装置10内の温度
を計測する温度センサ58が接続されている。
【0029】SOSセンサ50YM、50CK及びEO
Sセンサ52は、各光ビームがセンサ(検出器)上を通
過する毎に、検出信号をコントローラ54へ出力する。
コントローラ54では、各センサからの出力信号に基づ
いて画像情報の書き出し位置を決定する水平同期信号を
生成する。水平同期信号から所定時間の経過後に、画像
情報信号がコントローラ54から光走査装置12へ出力
される。この画像情報信号に基づいて各光源の半導体レ
ーザが変調され、光源38Y、38M、38C、38K
から光ビームAY、AM、AC、AKが出射される。
【0030】次に、感光体ドラム露光後の画像形成プロ
セスと、各色画像の位置ずれを補正するレジストレーシ
ョンコントロールについて説明する。
【0031】上述したように、感光体ドラム14に形成
された静電潜像は、現像によってトナー像とされ、各色
のトナー像は中間転写部材に転写される。この中間転写
部材には、従来、無端ベルトが多く用いられている。ベ
ルト方式は、レイアウト上の自由度は高いが、ベルトを
張架する張架ロールの組み付けばらつきや部品公差など
により、駆動の際、ベルト本体に駆動方向と直交する方
向への変位が生じて(「ベルトウォーク」と呼ばれ
る)、転写像に歪みが起こる欠点がある。これに対し、
本実施形態では、中間転写部材に、剛性の高いドラム状
の1次中間転写体20YM、20CK及び2次中間転写
体22を用いていることで、歪みの少ない良好な転写像
が得られている。
【0032】図3に、本実施形態によるトナー像の転写
動作、図4に各光ビームの書き出しタイミングを示した
タイミングチャートが示されている。
【0033】感光体ドラム14Y、14M上のトナー像
を1次中間転写体20YMに転写する際は、図3に示す
1次転写点PY1でのプロセス方向(中間転写体回転方
向/光ビーム副走査方向)の位置を合わせる必要があ
る。同様に、感光体ドラム14C、14K上のトナー像
を1次中間転写体20CKに転写する際は、1次転写点
PC1でのプロセス方向の位置を合わせる必要がある。
さらに、1次中間転写体20YM上のトナー像と、1次
中間転写体20CKのトナー像とを2次中間転写体22
に転写する際は、2次転写点PCK2でのプロセス方向
の位置を合わせる必要がある。
【0034】そのため、図4に示すように、各色に対応
する画像情報信号の出力タイミングは、露光点PY0
PM0、PC0、PK0から2次転写点PCK2までの移動
時間に応じて設定されている。
【0035】また、副走査方向(プロセス方向)のレジ
ストレーションコントロールによる各色画像の位置を合
わせは、感光体ドラムへの画像の書き込みタイミング
を、各色毎に差を持たせることで行われる。具体的に
は、画像情報の出力開始時間をポリゴンミラー44の1
分割面による1走査時間単位で遅延させることにより行
っている。
【0036】位置ずれ量の検出は、図5に示すようなレ
ジストレーションマークを画像形成し、形成されたマー
クトナー像60Y、60M、60C、60Kが各色毎に
転写される2次中間転写体22の転写点付近に配置され
た検出器62で各マークトナー像を読み取り、その検出
結果に基づいてコントローラ54にて位置ずれ量が演算
されることにより行われる。この検出器62は、プロセ
ス方向の位置ずれのみを検出できればよいため、安価な
2分割光検出器などが使用できる。
【0037】図6に、検出器62の概略図を示す。検出
器62は、2次中間転写体22上のマークトナー像60
に光を照射する光源(LED)64と、マークトナー像
60上で反射した光を受光する2分割光検出器66及び
レンズ68から構成される。光源64からの照射光(L
ED光)L1が2次中間転写体22上で反射し、その反
射光L2がレンズ68により集光されて2分割光検出器
66へと導かれる。
【0038】2次中間転写体22上に転写されたマーク
トナー像60の光の反射率は、2次中間転写体22表面
の光の反射率と異なるため、マークトナー像60がLE
D光の照射位置に達すると、2分割光検出器66が反応
する量のLED反射光が入射し、マークトナー像60の
位置が検出される。
【0039】また、転写体と反射率差が少ないK色のマ
ークトナー像60Kの場合などは、図5に示すように、
他色のマークトナー像の周辺部を覆うことで、K色の位
置ずれを検出することができる(図はマークトナー像6
0Yを例とした場合)。
【0040】また、本実施形態のカラー画像形成装置1
0では、温度、湿度等の環境要因による感光体の感度変
化、画像形成でのトナー消費に起因する現像濃度変化な
どに対応するため、画像形成前に、外部環境情報(温
度、湿度)、内部情報(感光体経年時間、トナーの充填
情報など)、及び、濃度検出器にて読み取った形成トナ
ー像の濃度情報から、画像形成時のROS光源の発光強
度、感光体、現像器の電位を変化させるプロセス制御
が、画像形成開始前、及び、規定量の画像形成が行われ
た後に行われる。
【0041】主走査方向のレジストレーションコントロ
ールは、図2に示す光走査装置12内部に設けた光検出
器(SOSセンサ)の出力を用いて行われる。複数の光
ビームを同時に走査する光走査装置の場合、光学設計
上、各光ビームの主走査方向の位置を完全に合わせるこ
とは難しいため、本実施形態では、図7に示すように、
それぞれの走査ビームはオフセットしている。このずれ
ている走査ビームを、前述したように、YMはSOS1
(SOSセンサ50YM)へ、CKはSOS2(SOS
センサ50CK)へ入射させる。
【0042】図8に示すように、1つの光検出器から
は、入射する2つの光ビームに対応した2つの検出信号
が出力される。正常動作時に光検出器から得られる出力
の順番は、光学設計によって決定されるため、出力の時
間間隔の計測もしくは順次光源を点灯させることで、光
検出器の2つの出力がいずれの光ビーム位置検出による
ものかを判別できる。この光ビームの位置検出結果に基
づき、位置検出後に出力する画像情報信号を、光ビーム
毎に設定されている遅延時間後に出力させる光源38の
発光制御が行われる。
【0043】光ビーム毎に設定されている遅延時間は、
Y、M、C、Kの各走査線位置ずれが許容範囲内に収ま
るよう工場出荷時に調整される。ただし、光走査装置周
辺の環境変化により機械的変動が生じることで、走査ビ
ーム位置はずれてしまう。このずれ量を補正するため、
所定の期間毎、あるいは環境変動などをトリガとして、
レジコンが行われる。
【0044】副走査方向については、前述した方法によ
るレジコンが実施され、主走査方向に関しては、光検出
器からの出力の時間差を検出し、その変動量から光ビー
ムのずれ量を算出して画像の書き出しタイミングに補正
を加え、走査方向の位置ずれを補正するレジコンが行わ
れる。
【0045】ここで、上記の光検出器による光量変化と
検出位置変化の関係について説明する。光検出器(SO
Sセンサ)は、PD(Photo Diode)に入射した光が光
電変換され、出力電流はゲイン抵抗によりI/V変換さ
れる。図9に示すように、PDが1つの場合(PD7
0)、光量の変化によって光ビームの検出位置に変化が
生じる。この位置変化は、PDからの出力が飽和してい
ない領域で使用すると顕著である。
【0046】走査ビーム光量は、前述したプロセス制御
により設定される所定の光源発光光量に比例して変動す
るため、そのような光量変化による位置変化を緩和する
目的から、通常は、PDを2個備えた2分割光位置検出
器が使用される。
【0047】図10に示すように、2分割光位置検出器
72は、2つ設けられたPD74、76それぞれの出力
のクロスポイント(CP)にて検出出力が発生する構成
であるため、光量変化による影響を受けにくくなってい
る。ただし、図示のように、若干では有るが光量変化に
よる検出出力の位置変動は存在する。
【0048】一方、光検出器を走査する光ビームが走査
方向の垂直方向に生じる位置変動は、光学系により小さ
くなるよう設計されている。しかし、ポリゴンミラーの
鏡面の倒れや、各種駆動源の振動による反射ミラーなど
の光学部品の共振が存在するため、その位置は一定では
ない。また、2分割位置検出器の分割線は、走査ビーム
の走査方向と直交している事が望ましいが、組み付け誤
差などによるばらつきで多少の傾むきは生じてしまう。
【0049】図11に示すように、走査方向との垂直方
向に対し、PD74、76の分割線DLが傾き、上記の
振動で光ビームの走査位置が走査方向の垂直方向に変動
すると(図中矢印Y方向)、光検出器の検出位置ずれに
より(図中矢印X方向)、走査線の主走査方向の位置ず
れとなってしまう。そのため、主走査方向のレジコン制
御に影響が及び、画像の位置ずれ補正精度が低下してし
まうことになるため、その改善が望まれる。
【0050】次に、レジコン制御部について説明する。
図12にはレジコン制御部の概略構成が示されている。
【0051】レジコン制御部80は、図1で示したコン
トローラ54に内蔵されており、YMの走査ビームのS
OS間隔82、CKの走査ビームのSOS間隔84、M
の走査ビームのSOS−EOS間隔86、温度センサ5
8で計測されるカラー画像形成装置10内部の温度情報
88、レジコン時の光量情報90、プロセス方向のレジ
コン終了時の光量(印字時の光量)92が入力され、各
画像情報の遅延量94Y、94M、94C、94Kがそ
れぞれ光源38Y、38M、38C、38Kへ、またポ
リゴンミラー44を回転駆動させるポリゴンモータのP
LL(phase locked loop)制御部96へ制御信号が出
力される。
【0052】そしてSOS間隔の変化量から、YM及び
CKそれぞれの2つの光ビームについて、走査方向の位
置ずれ量を補正する。Mの走査ビームのSOS−EOS
間隔、及び、カラー画像形成装置10内部の温度情報か
ら、光走査装置12の倍率変動分と、YM、CKの走査
方向が相反する走査ビームの主走査方向の位置ずれ分を
求める。SOS−EOS間隔の変動量のうち、倍率に相
当する変動量と主走査方向の位置ずれに相当する変動量
は、温度センサや光走査装置の構成によって変化する
が、ほぼ一定であるので、予め近似できるようにした計
算式又はLUTにより値を求める。
【0053】また、SOSセンサの光量による検出出力
の変動量を補正するため、レジコン制御を行ったときの
光量情報と、プロセス方向のレジコン後の印字に使用す
る光量情報から、各画像情報の遅延量に補正を行う構成
である。
【0054】次に、カラー画像形成装置10の動作と本
実施形態の作用について説明する。
【0055】図13には、カラー画像形成装置10の立
ち上げシーケンスが示されている。印字開始命令がコン
トローラ54から出力されると、カラー画像形成装置1
0は印字をするためにマシンの立ち上げ動作を行う。こ
の動作では、定着器(Fuser)32を待機温度から使用
温度まで加熱するFUSER立ち上げシーケンス、光走査装
置12のポリゴンミラー44を静止状態から定常回転数
まで回転させる起動シーケンスなどが行われる。この2
つのシーケンスは、他のシーケンスと比べ電力消費量が
大きいため、画像形成装置の電源容量によっては同時に
実施できない場合がある。そのときは、一方のシーケン
スの開始時間をずらし、他方のシーケンスを先に始める
ことで、休止状態から画像形成可能状態となるまでの時
間を短縮させることもある。本実施形態では、特にFUSE
R立ち上げシーケンスがどのタイミングで始まるかは問
題としない。
【0056】上記の起動シーケンスにより、ステップ1
00でポリゴンミラー44が所定の回転数に達すると、
それとほぼ同じタイミングでSOS同期信号を得るた
め、光走査装置12の光源38Y、38M、38C、3
8Kが点灯する。このとき、光ビームが所定の光量とな
るよう、ステップ102で光源38の発光光量制御も行
われる。なお、ここでの所定光量は、プロセス制御によ
って決定される前回の画像形成に使用した光量を補正し
たものである。
【0057】次に、走査ビームがSOSセンサ50Y
M、50CKに入射した際の検出出力(SOS出力)に
基づき、各画像情報の出力を行う。通常モードの動作で
は、カラー画像形成装置10は、SOS出力検出後に、
ステップ104の主走査方向のレジコンを行う。
【0058】ここでは、1つのSOSセンサに対し2つ
の走査ビームを入射させているため、SOSセンサから
2つの出力が発生する。図14に示すように、入射させ
る2つの走査ビームの点灯を順次行うことで、SOS出
力に対応する走査ビームを判定している。なお、同時に
点灯させSOS出力の時間間隔から走査ビームに対応す
るSOSを判定する方法もある。
【0059】次に、ステップ106に移行し、SOS出
力から、それぞれの走査ビームの間隔の測定を行う。S
OS間隔の測定は、VIDEOクロックより十分に早い
クロックで計測される。
【0060】主走査方向の位置ずれを補正するためのS
OS計測が終了すると、ステップ108に移行し、感光
体ドラム14Y、14M、14C、14K、1次中間転
写体20YM、20CK、2次中間転写体22を駆動す
る駆動モータ27を駆動させる。
【0061】次にステップ110で、印字画像の濃度を
補正するためのプロセス制御を行う。ここでは、印字画
像濃度を検出するための濃度パッチが印字され、濃度検
出器によって読み取られる。この濃度検出器の出力に基
づき、光源38の発光光量が再調整される。印字濃度が
所定の濃度となるよう設定された後、ステップ112に
移行して、副走査(プロセス)方向のレジコンが行われ
る。
【0062】プロセス制御については副走査方向のレジ
コン後に行ってもよいが、レジコンマークの濃度が低い
と、マークの位置を正確に検出することが難しくなるた
め、本実施形態ではレジコン前にプロセス制御を行って
いる。
【0063】上記のシーケンスを経て、画像形成を開始
するための準備が整う。さらに、ここでは説明を省いた
他のすべての画像形成準備が終了すると、コントローラ
54は、画像形成のための画像情報信号を光走査装置1
2へ出力し、印字が開始される。図15に示すように、
各走査ビームのSOS出力が検出され、レジコン制御に
基づき所定の遅延が行われて画像情報が出力される。
【0064】以上説明したように、本実施形態のカラー
画像形成装置10では、光ビームの主走査方向の位置ず
れ補正を行う際に、駆動状態の光走査装置12において
光ビームが照射され、その光ビームがSOSセンサで検
出されてから駆動モータ27が駆動するため、カラー画
像形成装置10に発生する微振動の影響を受けることな
く、より精度の高い光ビームの位置ずれ補正が行われ、
位置ずれの少ない高品位の画像が得られる。
【0065】なお、本実施の形態では、主走査方向の光
ビーム位置補正が必要な場合の動作について述べている
が、連続して画像を形成するモードなどは、位置ずれ補
正を行う条件となるまで新たに位置ずれ量を検出する必
要はなく、そのため、連続モードでは、最初に測定した
値を用いて印字が行われる。また、画像形成装置内に
は、画像形成部を駆動する駆動モータ27以外にも各種
駆動装置が設けられており、それらを上記のシーケンス
にて駆動制御することもできる。
【0066】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。第2の実施形態は、JOB
中のレジコン制御に関するもので、図16に第2実施形
態のシーケンスが示されている。
【0067】上述したカラー画像形成装置10には、画
像形成装置内の温度を計測する温度センサ58が内蔵さ
れており、その計測温度が所定の温度を超えたことが検
出されると、マシンフレームの熱膨張、光源の波長変
動、光学部品の位置変動などによる走査位置ずれを補正
するため、位置ずれ検出要求が出されて補正動作が実行
される。また、印字枚数に基づいて決められる位置ずれ
検出要求が発生した場合も同様に補正が行われる。
【0068】温度センサ58からの温度情報、あるいは
印字枚数に基づく位置ずれ検出要求が発生した場合、連
続した印字中でも、印字を一時的に中断して位置ずれ検
出を行う必要が有る。図16に示すように、ステップ2
00における印字動作中で位置ずれ検出要求が発生する
と、画像形成装置内の用紙が排出されたことを確認後、
ステップ202で、光走査装置12以外の駆動装置を停
止する。そして稼働状態の光走査装置12では、コント
ローラ54から他の駆動装置(駆動モータ27等)の停
止信号が出力されたのを受けて、所定時間後に、ステッ
プ204で走査ビーム位置ずれ検出(主走査方向のレジ
コン)を行う。このレジコンは、第1の実施形態で述べ
たものと同じである。
【0069】よって、ステップ206の光量制御、ステ
ップ208のSOS間隔測定を実施後、ステップ210
に移行し、一旦停止させた駆動モータ27等を駆動させ
る。そして、ステップ212でのプロセス制御、ステッ
プ214での副走査方向のレジコンを第1実施形態と同
様に行い、ステップ216に移行して中断した画像形成
動作を再開する。
【0070】このように、第2の実施形態では、JOB
中に光ビームの主走査方向の位置ずれ補正を行う必要が
生じると、光走査装置12以外の駆動装置が停止状態と
なって、光走査装置12内のSOSセンサにより光ビー
ムの位置ずれ検出が行われるため、振動による影響が取
り除かれたより精度の高い位置ずれ補正が行われて、位
置ずれの少ない高品位の画像が得られる。
【0071】また、このようJOB中のレジコンでは、
副走査方向のレジコンを主走査方向のレジコン前に実施
することも可能であり、以下の第3の実施形態でその変
形例を説明する。
【0072】[第3の実施形態]図17には、本発明の
第3の実施形態のシーケンスが示されている。このシー
ケンスでは、ステップ300のJOB中に位置ずれ検出
要求が発生すると、第2実施形態と同様に、画像形成装
置内の用紙排出が確認された後、ステップ302でプロ
セス制御を行い、ステップ304にて副走査方向のレジ
コンを実施する。このレジコン制御が終了すると、ステ
ップ306に移行して光走査装置12以外の駆動装置を
停止し、所定時間経過後に、ステップ308で主走査方
向のレジコンを行う。このレジコン制御では、以前のプ
ロセス制御(ステップ302)において光量制御が行わ
れているため、ステップ310に示すSOS間隔測定結
果に基づいてレジコン制御が行われる。そしてステップ
312に移行し、駆動モータ27等が駆動して、ステッ
プ314で画像形成動作を再開する。
【0073】このように、第3の実施形態では、主走査
方向の光ビーム位置ずれ補正を行う前に、副走査方向の
位置ずれ補正を行うことで、主走査方向の位置ずれ補正
に掛かる時間を短縮することができ、より短い時間でJ
OBを再開することができる。
【0074】[第4の実施形態]次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。
【0075】第4の実施形態では、カラー画像形成装置
10に設けられた入力装置56によって、上述した光走
査装置12以外の駆動装置を停止させて光ビームの位置
ずれ補正を行う「停止モード」と、駆動装置を停止させ
ないで位置ずれ補正を行う「非停止モード」とが、ユー
ザーのオペレーションで切り替えられるようになってい
る。
【0076】これにより、非停止モードでは、駆動装置
の停止、駆動に伴うロス時間が削減されて、高速プリン
トに対応することができる。
【0077】なお、この両モードの切り替えについて
は、自動で切り替えることも可能であり、その場合は、
例えば、前述の温度情報や印字枚数に応じて切り替わる
ような制御を実施することもできる。
【0078】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は上記構成とした
ので、光ビームの位置ずれ検出に悪影響を及ぼす駆動装
置の振動を排除したより精度の高いレジストレーション
コントロールが実現され、位置ずれの少ない高品位の画
像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るカラー画像形成
装置の概略構成図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る光走査装置の概
略構成図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係るトナー像の転写
動作を示した図である。
【図4】 本発明の一実施の形態に係る各光ビームの書
き出しタイミングを示したタイミングチャートである。
【図5】 画像の位置ずれを検出するためのレジストレ
ーションマークを示した示した図である。
【図6】 図5のレジストレーションマークを検出する
検出器の概略図である。
【図7】 各光ビームの走査方向におけるオフセット関
係を示した図である。
【図8】 1つの光検出器に2つの光ビームが入射する
際の水平同期信号の出力タイミングを示した図である。
【図9】 光ビームの光量変化により光検出器の出力が
変化する様子を示した図である。
【図10】 2分割光位置検出器の検出出力が変化する
様子を示した図である。
【図11】 2分割光位置検出器の検出位置ずれにより
光ビームが主走査方向の位置ずれする様子を示した図で
ある。
【図12】 本発明の一実施の形態に係るレジコン制御
部の入出力関係を示した概略図である。
【図13】 本発明の第1の実施形態に係るカラー画像
形成装置の立ち上げシーケンスを示した図である。
【図14】 YMの走査ビームのSOS間隔測定及びV
IDEOクロックの関係を示した図である。
【図15】 走査ビームのSOS間隔測定に基づくレジ
コン制御により画像情報信号が遅延される関係を示した
図である。
【図16】 本発明の第2の実施形態に係るカラー画像
形成装置の印字中におけるレジコンシーケンスを示した
図である。
【図17】 本発明の第3の実施形態に係るカラー画像
形成装置の印字中におけるレジコンシーケンスを示した
図である。
【符号の説明】
10...カラー画像形成装置(画像形成装置) 12...光走査装置 14Y、14M、14C、14K...感光体ドラム
(複数の画像形成部) 16Y、16M、16C、16K...帯電器(複数の
画像形成部) 18Y、18M、18C、18K...現像器(複数の
画像形成部) 27...駆動モータ(駆動装置) 50YM、50CK...SOSセンサ(検出手段) 52...EOSセンサ(検出手段) 56...入力装置(モード切替手段) 80...レジコン制御部(補正手段) AY、AM、AC、AK...光ビーム(複数の光ビー
ム)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/036 H04N 1/04 104A 1/113 Fターム(参考) 2C362 BA04 BA50 BA52 BA53 BA69 BA89 BB31 BB32 BB37 BB46 CB62 2H045 BA22 BA34 CB61 DA21 DA41 2H076 AB05 AB13 AB16 AB18 AB34 AB67 AB68 DA07 DA08 DA22 EA01 5C051 AA02 CA07 DA02 DB02 DB22 DB24 DB30 DC02 DC04 DC05 DE02 DE09 DE30 EA01 5C072 AA03 BA04 HA02 HA06 HA09 HA13 HB04 HB08 HB11 QA14 XA01 XA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成部と、前記複数の画像形
    成部に対応する複数の光ビームを走査する光走査装置
    と、前記光ビームが入射することにより光ビームの走査
    位置を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結
    果に基づいて光ビームの主走査方向位置ずれを補正する
    補正手段と、を備えた画像形成装置において、 前記検出手段による光ビームの走査位置検出後に前記光
    走査装置以外の駆動装置を駆動させることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像形成部と、前記複数の画像形
    成部に対応する複数の光ビームを走査する光走査装置
    と、前記光ビームが入射することにより光ビームの走査
    位置を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結
    果に基づいて光ビームの主走査方向位置ずれを補正する
    補正手段と、を備えた画像形成装置において、 前記検出手段による光ビームの走査位置検出時に前記光
    走査装置以外の駆動装置を停止状態とすることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段による光ビームの主走査方
    向位置ずれ補正前に光ビームの副主走査方向位置ずれ補
    正を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段による光ビームの走査位置
    検出時に前記光走査装置以外の駆動装置を停止させる停
    止モード及び停止させない非停止モードを含むモード切
    り替えが可能なモード切替手段を有することを特徴とす
    る請求項2又は請求項3記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007033876A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
US11385562B1 (en) 2021-03-02 2022-07-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and position control method

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