JP2003275891A - ハンダペーストおよび、このハンダペーストを使用した接続部及びこの接続部を設けた電子装置 - Google Patents

ハンダペーストおよび、このハンダペーストを使用した接続部及びこの接続部を設けた電子装置

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JP2003275891A
JP2003275891A JP2002081130A JP2002081130A JP2003275891A JP 2003275891 A JP2003275891 A JP 2003275891A JP 2002081130 A JP2002081130 A JP 2002081130A JP 2002081130 A JP2002081130 A JP 2002081130A JP 2003275891 A JP2003275891 A JP 2003275891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Sn−Zn−Bi系のPbフリーはんだを使
用したハンダ接続部分の経時的劣化を抑制する。 【解決手段】 本発明はフラックス中にハンダ合金粉末
および金属粉末を有するハンダペーストであって、前記
ハンダ合金粉末はSnとZnとBiとを構成元素として
含み、前記金属粉末はFeまたはCoの少なくとも1つ
の構成元素を含むことを特徴とするハンダペーストであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンダペーストの組
成、および該ハンダを介して電子部品と配線基板とを電
気的に接続した接続部およびこの接続部を設けた電子装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は一般的な電子部品と回路基板とを
電気的に接続した電子装置である。
【0003】この電子装置1は大略回路基板2と電子部
品3とから構成されている。この回路基板2は絶縁基板
20上にCu配線パターン21を形成したものである。
絶縁基板20は例えばセラミクス基板やガラスエポキシ
樹脂基板等により構成されている。Cu配線パターン2
1は例えばメッキ、蒸着またはスパッタリングにより形
成することができる。
【0004】次に電子部品3は半導体チップなどの電子
素子を樹脂パッケージ30内に封止したものである。樹
脂パッケージ30に複数の外部リード31を設けてい
る。外部リード31は、先端部32が樹脂パッケージ3
0の底面と略同一面となるようにクランク状に折り曲げ
られている。この先端部32の表面は主にSn−Pbメ
ッキされている。
【0005】この実装部32とCu配線パターン21と
はハンダ層4を介して接続されている。このハンダ層4
はSn−Pb系の合金が広く使われていた。しかしPb
の毒性のために使用されなくなってきた。変わってSn
−Zn系の合金、具体的にはSn−Zn−Biの合金が
使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6はSn−Zn−B
iのハンダ合金粉末を使用したハンダ付けの断面図であ
る。図示するようにSn−Zn−Biのハンダ合金を用
いて回路基板2上のCu配線パターン21と電子部品3
の先端部32とがハンダ付けされている。このCu配線
パターン21とハンダ層との界面にZnCu化合物層4
3が形成される。このZnCu化合物層43はハンダ合
金粉末中のZnとCu配線パターン21のCuとの親和
性が高いためにCu配線パターン21上に形成される。
次に電子部品3の先端部32をメッキしたPbとハンダ
合金粉末に含まれるBiとが反応してPb−Bi化合物
の固まりができ、このPb−Bi化合物が平面状の層を
形成する。このPb−Bi化合物はSn−Zn−Biの
ハンダ合金より重い為に底部に位置するZnCu化合物
層43と隣接した上部に形成される。従ってZnCu化
合物層43とPb−Bi化合物層42との2層が形成さ
れる。
【0007】上記電子装置1は電子部品3を回路基板2
に実装したものである。この回路基板2はリフロー装置
の加熱によって電子部品3の外部リード31と回路基板
2のCu配線パターン21とがハンダ付けされる。詳細
にはリフロー加熱は予備加熱に続いて本加熱の2回でお
こなわれる。このリフロー加熱の予備加熱は約150度
Cであり、Pb−Bi化合物層42の融点は、例えばP
b44重量%−Bi56重量%の場合で約125度Cで
ある。このためにPb−Bi化合物層42は予備加熱で
ZnCu化合物層43と溶融剥離する。その後Pb−B
i化合物層42は本加熱の約210度Cに加熱されてZ
nCu化合物層43との間に空洞が生じて2度と融着す
ることがない。従って電子部品3と回路基板2との接合
不良となる。
【0008】また電子装置1は電子部品3を回路基板2
の表裏両面に実装したものがある。この両面実装された
電子装置1の実装方法は下記のように行われる。 (1)最初に回路基板2の表に電子部品3を仮実装す
る。 (2)その後に回路基板2の表面を上方向にしてリフロ
ー装置の加熱によって電子部品3の外部リード31と回
路基板2のCu配線パターン21とがハンダ付けされ
る。 (3)次に回路基板2の表裏を返して裏に電子部品3を
仮実装する。 (4)続いて回路基板2の裏面を上方向にしてリフロー
装置の加熱によって電子部品3の外部リード31と回路
基板2のCu配線パターン21とがハンダ付けされる。
【0009】この裏面実装の加熱にて電子部品3を実装
した回路基板2が湾曲する。従って既に実装された電子
部品3の外部リード31と回路基板2のCu配線パター
ン21とのハンダ付け部分に応力が生じる。そして加熱
されたハンダ付け部分、詳細にはPb−Bi化合物層4
2とZnCu化合物層43とが溶融剥離する。
【0010】本発明の目的は金属粉末41をハンダペー
スト4中に存在させることにより、Cu配線パターン2
1上のZnCu化合物層43の隣接部にPb−Bi成分
が形成することを抑制する。従って電子部品3と回路基
板2との接合不良を防止する。結果としてハンダ接続部
の接合強度が長期間にわたり安定し、電子装置の信頼性
および寿命を向上させる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明はフラックス中にハンダ合金
粉末および金属粉末を有するハンダペーストであって、
前記ハンダ合金粉末はSnとZnとBiとを構成元素と
して含み、前記金属粉末はFeまたはCoの少なくとも
1つの構成元素を含むことを特徴とするハンダペースト
を提供する。つまりPb−Bi成分が底部に位置するZ
nCu化合物層へ沈降する途中で、はんだ内に散在した
金属粉末のFeまたはCoのいずれかの金属粉末に捕獲
される。従ってPb−Bi成分がZnCu化合物層と隣
接した部位に形成されることを防止して、電子部品と回
路基板との接合不良を抑止し、電気的に導通不良になる
ことを防止する。結果として電子装置の信頼性を改善で
きるものである。
【0012】次に請求項2に記載の発明は前記金属粉末
は、前記ハンダ合金粉末の融点において、ハンダ合金粉
末に対する前記金属粉末の固溶限界を越える量で含むこ
とを特徴とするハンダペーストを提供する。従って金属
粉末はハンダ合金粉末の融点において、ハンダ合金粉末
の固有限界を越える量で含まれる。このために金属粉末
はハンダ溶融時に加熱溶融されることがなく金属粒の状
態で適切にハンダ中に分散させることができる。結果と
して金属粉末は容易にハンダ中のPb−Bi成分を容易
に捕獲することができる。
【0013】続いて請求項3に記載の発明は請求項1に
記載の金属粉末はFeまたはFeを構成元素として含む
合金であることを特徴とするハンダペーストを提供す
る。従ってPb−Bi成分と親和性の良い金属粉末のF
e、またはFeを含む合金粉末はPb−Bi成分を容易
に捕獲することができる。結果としてPb−Bi化合物
層がZnCu化合物層と隣接した部位に形成されること
を防止する。
【0014】次に請求項4に記載の発明は請求項1に記
載の金属粉末はCoまたはCoを構成元素として含む合
金であることを特徴とするハンダペーストを提供する。
従ってPb−Bi成分と親和性の良い金属粉末のCo、
またはCoを含む合金粉末はPb−Bi成分を容易に捕
獲することができる。結果としてPb−Bi化合物層が
ZnCu化合物層と隣接した部位に形成されることを防
止する。
【0015】さらに請求項5に記載の発明はSnとZn
とBiとから成るハンダを介して、少なくとも表面に構
成元素としてPbを含む電子部品の端子と、回路基板の
電極とを導電接続した接続部であって、前記ハンダにF
eまたはCoの少なくとも1つを構成元素として含むこ
とを特徴とする接続部を提供する。従って、Pb−Bi
成分がZnCu化合物層と隣接した部位に形成されるこ
とがない電子部品の端子と回路基板の電極とを導電接続
した接続部となる。このために、電子部品と回路基板と
の接合不良を抑止し、電気的に導通不良になることを防
止する。結果として電子装置の信頼性を改善できるもの
である。
【0016】請求項6に記載の発明は少なくとも表面に
構成元素としてPbを含む電子部品の端子と、前記端子
を覆うハンダ層とを備えた電子装置であって、前記ハン
ダ層はSnとZnとBiとを構成元素として含む合金よ
りなるハンダと、前記ハンダ中に金属粉末のFeまたは
Coの少なくとも1つを構成元素として含むことを特徴
とする電子装置を提供する。従ってPb−Bi成分がZ
nCu化合物層と隣接した部位に形成されることがな
い。このために、電子部品と回路基板との接合不良を抑
止し、電気的に導通不良になることを防止する。結果と
して電子装置の信頼性を改善できるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係
る電子装置の製造方法の説明図である。
【0018】まず最初図1(a)に示したように回路基
板2におけるCu配線パターン21上にハンダペースト
4を塗布する。ハンダペースト4は具体的にスクリーン
印刷の手法によりCu配線パターン21上に塗布され
る。より詳細には開口部が形成されたメタルマスクを位
置合わせして回路基板2上に載置した状態で開口部内に
ハンダペーストを充填し、その後にマスクを除去するこ
とにより形成される。
【0019】ハンダペーストとしてはフラックス中にハ
ンダ合金粉末40Aおよび金属粉末41Aを分散させた
ものが使用される。
【0020】フラックスとしては、ロジン100重量部
に対して、溶媒50〜90重量部、粘調剤5〜20重量
部、界面活性剤0.5〜10重量部を混合したものが使
用される。溶媒としては例えばベンゼン、トルエン、α
―テレビネオールを、粘調剤としては、たとえばグリセ
リン、ポリエチレングリコール、硬化ひまし油を、界面
活性剤としては例えばアミンハロゲン化水素酸塩、ジフ
ェニルグアニジンHBrを使用することができる。
【0021】ハンダ合金粉末40Aとしては、たとえば
組成がSn−8Zn−3Bi(Sn89重量%、Zn8
重量%、Bi3重量%)が使用される。ハンダ合金粉末
40Aは、たとえば平均粒径が20〜40μmのものを
使用する。
【0022】金属粉末41Aは、Fe、Feを含む合金
またはCo、Coを含む合金が使用される。金属粉末4
1Aの平均粒径は、たとえば40μm以下、さらに好ま
しくは5〜40μm、最も好ましくは5〜20μmであ
る。金属粉末41Aの平均粒径が不当に大きければ、ハ
ンダ合金粉末40Aが溶融した場合の金属粒子41Aの
分散性が悪くなる。一方、平均粒径を不当に小さくすれ
ば、製造コストが上昇する反面、それに見合うだけの効
果の上積みを期待できない。金属粉末41Aの分散性を
考慮した場合には、金属粉末41Aとして略球形を有す
る。
【0023】次に図1(b)に示したように回路基板2
上に電子部品3を載置する。このとき外部リード31の
実装部32とCu配線パターン21とを位置合わせ済で
ある。
【0024】続いて、回路基板2と電子部品3とをリフ
ロー加熱する、具体的には接合部のハンダ付け温度は約
210度Cである。これによりハンダペースト4が溶融
する。その後、回路基板2と電子部品3とを冷却する。
従って実装部32とCu配線パターン21とがハンダ層
4を介して接続される。しかし加熱時にハンダ合金中の
ZnとCu配線パターン21中のCuとが反応し、Cu
配線パターン21の表面にZnCu化合物層43が形成
される。
【0025】ハンダペーストとしては、ハンダ合金粉末
40Aと金属粉末41Aとを混合したものが使用され
る。好ましくは、金属粉末41Aは、ハンダ合金粉末4
0Aの融点において、ハンダ合金粉末40Aに対する金
属粉末41Aの固溶限界を越える量で含まれている。し
たがってハンダ合金粉末40Aを溶融させたとしても、
金属粉末41Aが非溶融の状態の金属粒が存在する。そ
の結果、ハンダ層4は、図1(b)に示したようにハン
ダ合金粉末のSn―Zn−Biと金属粉末41Aとが分
散したものとなる。
【0026】図2はSn Fe系の相平衡図であり、図
3はSn−Co系の相平衡図である。1例として図2を
参照して説明する。上記Sn−Fe合金の融点はSnの
融点である232度C以上であり、合金中のSn量を増
加するほど融点は上昇する。従ってハンダ合金粉末40
Aが融解しても、金属粉末41Aが融解することなくマ
トリックス40中に融解しない金属粉末41Aが残る。
次に図3を参照すると、図2と同様に合金中のSn量を
増加するほど融点は上昇する。従ってハンダ合金粉末4
0Aが融解しても、金属粉末41Aが融解することなく
マトリックス40中に融解しない金属粉末41Aが残
る。従って金属粉末41Aを適切にハンダペースト4中
に分散させることができる。
【0027】図4(a)、(b)は金属粉末41A、例
えばFeの表面または内部にPb−Bi化合物層42が
捕獲された模式図である。
【0028】このようにしてマトリクス40中に融解し
ない金属粉末41Aが存在している。つまり金属粉末4
1AのFeがマトリクス40中を固体拡散した状態であ
る。従ってPb−Bi成分がCu配線パターン21に到
達する前に金属粉末41Aにより捕獲される。つまり、
図4に模式的に示したように金属粉末41Aの表面また
は内部にPb−Bi化合物層42が捕獲される。このこ
とは本発明者が金属粉末41Aの断面を電子顕微鏡観察
し確認している。
【0029】<実施例>以下、本発明の実施例1 5を
比較例1とともに説明する。
【0030】電子装置1は図1(a)と(b)に図示し
た要領で製造した。ハンダペーストは、メタルマスクを
用いたスクリーン印刷によりCu配線パターン21上に
塗布した。
【0031】ハンダペーストの組成としては、下記表1
に示すようにSn−Zn−Biハンダ合金粉末とフラッ
クスとを混合したものに、さらに金属粉末を実施例1〜
5に記載したとおりに添加した。
【0032】Sn−Zn−Biハンダ合金粉末として
は、実施例1〜4は組成がSn−8Zn−3Biであ
り、詳細はSn89重量%、Zn8重量%、Bi3重量
%で融点193度Cであり、平均粒径が20μm〜40
μmの略球形のものを80重量部使用する。次に実施例
5は組成がSn−8Zn−3Bi、平均粒径が20μm
〜40μmである略球形のものを90重量部使用した。
【0033】金属粉末としては、実施例1は純FeにS
nめっきを施した形態であり、実施例2は純CoにSn
めっきを施した形態で、実施例3はFeとSnとの重量
比率が50:50となるように調整した合金の形態であ
り、実施例4はSnとCoとの重量比率が50:50と
なるように調整した合金の形態で、実施例5は金属粉末
を添加していない。
【0034】
【表1】
【0035】フラックスの成分は下記表2に示した通り
である。表2に示した組成のフラックスは、具体的には
昭和電工(株)製の製品名Juffit−E 8Z3B
05M2である。
【0036】
【表2】
【0037】<引張り強度試験>これらの各実施例のP
b−Bi化合物層42の有無を試験した。Pb−Bi化
合物層42が有る場合引張り強度が小さく、無い場合は
引張り強度が大きい。この関係を利用して各実施例は引
張り強度にて比較する。
【0038】引張り強度試験は図1に示したような電子
装置1を接合直後に室温に保持した場合の回路基板2と
電子部品3の外部リード31との接続強度を試験した。
具体的には外部リード31の1本当りの接続強度を測定
した。測定方法は電子部品3本体を除去した外部リード
31の1本を垂直に引っ張り上げ、そして外部リード3
1とCu配線パターン21とが剥離したときの強度を測
定した。このリード31の接続面積は縦0.25×横1
mmである。実施例1は1000〜1010(gf/pi
n)であり、実施例2は980〜990(gf/pi
n)であり、実施例3は1050〜1100(gf/p
in)であり、実施例4は1020〜1080(gf/
pin)であり、実施例5は250〜300(gf/p
in)であった。電子装置1が必要とする接続強度は少
なくとも500〜600(gf/pin)とされてい
る。結果として、金属粉末を含む実施例1〜4は金属粉
末を含まない実施例5の約2〜3倍の強度が得られる。
このように本実施例の金属粉末を使用することにより、
Pb−Bi化合物層42の形成が抑制されている。した
がって、Sn−Zn−BiのPbフリーハンダをつかっ
たハンダ接続部の接続不良を効果的に回避することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のハンダペ
ーストを使用するとCu配線パターン上のZnCu化合
物層の隣接部にPb−Bi成分が形成することを抑制す
る。従って電子部品と回路基板との接合不良を防止す
る。結果としてハンダ接続部の接合強度が長期間にわた
り安定し、電子装置の信頼性および寿命を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子装置の製造方法の説明図、
【図2】 Sn−Fe系の相平衡状態図、
【図3】 Sn−Co系の相平衡状態図、
【図4】 金属粉末41Aの表面または内部にPb−B
i化合物層が形成された模式図、
【図5】 一般的な電子部品と回路基板とを電気的に接
続した電子装置、
【図6】 Sn−Zn−Biのハンダ合金粉末を使用し
たハンダ付けの断面である。
【符号の説明】
1 電子部品装置、 2 回路基板、 21 Cu配線パターン、 3 電子部品、 32 電子部品の実装部、 4 ハンダ層、 40 マトリクス、 40A ハンダ合金粉末、 41A 金属粉末、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラックス中にハンダ合金粉末および金
    属粉末を有するハンダペーストであって、 前記ハンダ合金粉末はSnとZnとBiとを構成元素と
    して含み、 前記金属粉末はFeまたはCoの少なくとも1つの構成
    元素を含むことを特徴とするハンダペースト。
  2. 【請求項2】 前記金属粉末は、前記ハンダ合金粉末の
    融点において、ハンダ合金粉末に対する前記金属粉末の
    固溶限界を越える量で含むことを特徴とするハンダペー
    スト。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の金属粉末はFeまたは
    Feを構成元素として含む合金であることを特徴とする
    ハンダペースト。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の金属粉末はCoまたは
    Coを構成元素として含む合金であることを特徴とする
    ハンダペースト。
  5. 【請求項5】 SnとZnとBiとから成るハンダを介
    して、 少なくとも表面に構成元素としてPbを含む電子部品の
    端子と、 回路基板の電極とを導電接続した接続部であって、 前記ハンダにFeまたはCoの少なくとも1つを構成元
    素として含むことを特徴とする接続部。
  6. 【請求項6】 少なくとも表面に構成元素としてPbを
    含む電子部品の端子と、 前記端子を覆うハンダ層とを備えた電子装置であって、 前記ハンダ層はSnとZnとBiとを構成元素として含
    む合金よりなるハンダと、 前記ハンダ中にFeまたはCoの少なくとも1つを構成
    元素とする金属粉末を含むことを特徴とする電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100445018C (zh) * 2006-08-16 2008-12-24 东莞市普赛特电子科技有限公司 无铅软钎料
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