JP2003275344A - ウッドゴルフクラブヘッドおよびウッドゴルフクラブ - Google Patents

ウッドゴルフクラブヘッドおよびウッドゴルフクラブ

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JP2003275344A JP2002087809A JP2002087809A JP2003275344A JP 2003275344 A JP2003275344 A JP 2003275344A JP 2002087809 A JP2002087809 A JP 2002087809A JP 2002087809 A JP2002087809 A JP 2002087809A JP 2003275344 A JP2003275344 A JP 2003275344A
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裕史 長尾
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泰之 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心地良い打球音を発し、かつ打球動作や打点
の良し悪しの判断をも容易に行うことができるウッドゴ
ルフクラブヘッドおよびウッドゴルフクラブを提供す
る。 【解決手段】 本発明に係るウッドゴルフクラブのヘッ
ド1は、フェース部2と、クラウン部3と、サイド部4
と、ソール部と、ネック部6とを備え、フェース部2の
中央部を拘束した状態での一次の固有振動数と、当該ヘ
ッド1の非拘束状態での一次の固有振動数との比を、
n:n+1(nは1以上3以下の整数)とする。好まし
くは、上記比の値を1:2と2:3のいずれかにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウッドゴルフクラ
ブヘッドおよびウッドゴルフクラブに関し、特にゴルフ
ボールを打球した際の打球音を改善することができるウ
ッドゴルフクラブヘッドおよび該ヘッドを備えたウッド
ゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフクラブの打球音は重要視さ
れてきており、様々な改善提案がなされている。またゴ
ルフクラブヘッドの大型化に伴い、打球音は大きくなる
傾向にある。加えて打球時に聞こえる打球音は、ゴルフ
クラブヘッドの良し悪しだけではなく、打球動作や打球
点の良し悪しなど様々な情報を打球者のみならず周囲の
ものにまで与えるものであるから、このような観点から
も打球音の音色の重要性は増しているといえる。
【0003】打球音の改善に関し、従来から種々の提案
がなされているが、その中に下記の各公報に記載のもの
がある。
【0004】たとえば特開平10−179817号公報
には、フェース部材の材質および熱処理条件を適切に選
択することで、6〜8kHzの周波数帯域の打球音残響
性を高めたチタン製ゴルフクラブウッドの製造方法が開
示されている。
【0005】特開平10−179818号公報には、フ
ェース部材の材質および熱処理条件を適切に選択するこ
とで、6〜8kHzの周波数帯域の打球音残響性を高
め、4〜6kHzの周波数帯域の打球音残響性を低くし
たチタン製ゴルフクラブウッドの製造方法が開示されて
いる。
【0006】特開平10−179819号公報には、フ
ェース部材の材質および熱処理条件を適切に選択するこ
とで、4〜6kHzおよび8〜10kHzの周波数帯域
の打球音残響性を高めたチタン製ゴルフクラブウッドの
製造方法が開示されている。
【0007】特開2000−300700号公報には、
インパクト加振法による測定法において、インパクト音
のピーク周波数が4500〜8000Hzの範囲にあ
り、かつ、該インパクト音のピーク周波数のピーク音圧
が78dB(A)以上を示すように、打撃主要部ないし
全体を構成したゴルフクラブが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ゴルフクラブの打球音
は、短いといえども減衰して聞こえなくなるまでに約
0.5秒ほどかかり、その内訳は、最初にボールとヘッ
ドの衝突によって生じる大きな打撃音と、それに続くボ
ールがヘッドから離れた後の、主にヘッドによる残響音
とに大別される。
【0009】打球音のエネルギーは、ボールとヘッドの
衝突によってヘッドにもたらされるものであるが、この
間ヘッドはフェース面の打点にボールが衝突時の大きな
力で押しつけられた状態となっている。その後、ボール
はヘッドから離れ、ヘッドはヘッド自身の固有振動数の
周波数の音を中心として、これにシャフトなどヘッドに
付属している他の部品の音などの種々の音が加わった残
響音を発する。これらの音全体が合わさって打球音とな
る。
【0010】ところで、物体が振動することで音は発生
するが、一般に物体はその物体固有の幾つかの振動しや
すい振動モードと振動数とをもっており、それを固有振
動数と呼んでいる。誰がどのような強さで叩いても音叉
がいつも同じ高さ(周波数)の音を出したり、ギターな
どがその弦の長さの半波長や1波長の周波数の高さの音
を出すのはこの原理を利用したものである。なお、周波
数と振動数はほぼ同じ意味であるが、音や電波に関する
場合に周波数を、物体に関する場合には振動数を用いる
ことが多い。
【0011】また、基本周波数の異なるいくつかの単音
を同時に聞くとき、それらの基本周波数が簡単な整数比
をなすときは澄んだ快音感を生じる。この時それらの音
は協和しているといい、その組合せを協和音という。こ
れに対して基本周波数が簡単な整数比からずれていると
きは、濁った不快な感じを受ける。このとき音は協和し
ておらず、その組合せを不協和音という。
【0012】たとえば2つの単音の基本周波数の比が
1:2のときは音楽上のオクターブの和音、2:3は純
5度、3:4は純4度の和音になる。ただし、比が簡単
でなくなるほど協和の度合いは低くなる。また、2つの
音だけでなく、3つの音が2以上5以下の簡単な自然数
の整数比をもつと、音楽でいうところの和音となり、よ
り快適な音となることが知られている。
【0013】前述のように、打球音は、最初フェース面
のほぼ中央部分を拘束した状態での各種の振動モードの
固有振動数の音が基本となり、その後拘束のない状態で
のヘッドの各種の振動モードの固有振動数が基本となっ
た音である。
【0014】したがって、打球した際の前半部の音と後
半部の音の振動数が簡単な整数比、たとえば2:3や
1:2であれば、打球音はその立ち上がりから収束に至
るまで不協和音を生ずることなく自然な心地良い音とな
るが、これらの比から固有振動数がずれたヘッドでは、
打球音が耳障りな不協和音となってゴルファーに不快感
を与えることに加え、打点の良否、いわゆるナイスショ
ットの判断を著しく困難にしてしまう。
【0015】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものである。本発明の目的は、心地良い打球音を発
し、打球動作や打点の良し悪しの判断をも容易に行うこ
とができるウッドゴルフクラブヘッドおよびウッドゴル
フクラブを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウッドゴル
フクラブヘッドは、フェース部の中央部を拘束した状態
での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態での
一次の固有振動数との比を、n:n+1(nは1以上3
以下の整数)としたことを特徴とする。
【0017】ヘッドの拘束状態での一次の固有振動数
と、ヘッドの非拘束状態での一次の固有振動数との関係
を上記のように整数比の関係とすることにより、拘束状
態のヘッドから発する音と、非拘束状態のヘッドから発
する音とを協和させることができ、打球音を協和音ある
いはそれに近い音とすることができる。
【0018】好ましくは、当該比の値を、1:2、2:
3のいずれかにする。つまり、非拘束状態での一次の固
有振動数をフェース部の中央部を拘束した状態での一次
の固有振動数の2倍あるいは1.5倍とする。なお、
2.0±0.1倍以内(オクターブの関係)あるいは
1.5±0.1倍以内(純5度の関係)とした場合も、
実質同一である。
【0019】この場合、拘束状態のヘッドから発する音
と、非拘束状態のヘッドから発する音を、オクターブの
関係あるいは純5度の関係とすることができる。よっ
て、これらの音を協和させることができ、打球音を協和
音あるいはそれに近い音とすることができる。
【0020】フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数は、好ましくは、600Hz以上120
0Hz以下である。またヘッドの体積は、好ましくは、
300cm3以上500cm3以下である。
【0021】フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態でのソール
部が関係する振動モードでの固有振動数との比を1:3
にすることが好ましい。つまり、非拘束状態でのソール
部が関係する振動モードでの固有振動数を、拘束状態の
一次の固有振動数の3倍とする。なお、3±0.2倍以
内であれば実質同一である。また、「ソール部が関係す
る振動モード」とは、ソール部が凸凹する振動モード
(たとえば図12,13に示すモード3,4)のことで
ある。
【0022】また、フェース部の中央部を拘束した状態
での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態での
フェース部が関係する振動モードでの固有振動数との比
を1:n(nは3以上5以下の整数)とすることが好ま
しい。つまり、フェース部が関係する振動モードでの固
有振動数を、拘束状態での一次の固有振動数の3倍、4
倍あるいは5倍とする。なお、3±0.2倍以内、4±
0.2倍以内、5±0.2倍以内の場合も実質同一であ
る。ここで、「フェース部が関係する振動モード」と
は、フェース部が凸凹する振動モード(たとえば図14
に示すモード5)のことである。
【0023】また、フェース部が凸凹する振動モードの
固有振動数とともにソール部が凸凹する振動モードの固
有振動数をも、フェース拘束状態での一次の固有振動数
および非拘束状態でのヘッドの一次の固有振動数と協和
音の関係とすることにより、打球音をより一層効果的に
協和音とすることができる。たとえば、フェース拘束状
態での一次の固有振動数、非拘束状態でのヘッドの一次
の固有振動数、非拘束状態でのソール部が関係する振動
モードでのヘッドの固有振動数と、非拘束状態でのフェ
ース部が関係する振動モードでのヘッドの固有振動数と
を、1:2:3:4とすることにより、打球音を協和音
あるいはそれに近い音とすることができる。
【0024】本発明のウッドゴルフクラブは、上述のゴ
ルフクラブヘッドを備える。それにより、打球時に協和
音あるいはそれに近い音を発するゴルフクラブが得られ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のウッドゴルフクラブは、
ヘッド、シャフトおよびグリップを備える。ヘッドは、
たとえば金属製であり、フェース部、クラウン部、サイ
ド部およびソール部を有する。シャフトおよびグリップ
としては周知のものを採用する。
【0026】本発明では、ウッドゴルフクラブヘッドに
おけるフェース部やクラウン部などの各部の肉厚や弾性
率を変化させることによって各部の剛性を変化させ、そ
れにより各振動モードにおける固有振動数を変化させて
フェース部拘束時のヘッドの固有振動数と、非拘束(フ
リー)時のヘッドの固有振動数を変化させ、その比を
1:2や2:3,3:4などの和音の関係にすることに
より、自然で心地良い打球音を発生させるようにしたも
のである。
【0027】ここで、「非拘束時」とは、ヘッドを全く
拘束していない状態のことで、いわゆる自由振動の状態
である。これに対し、固有振動数測定時などヘッドをフ
ェース部中央で加振機に接着固定して加振するような状
態を強制振動の状態と呼ぶ。
【0028】フェース部拘束時におけるヘッドの固有振
動数は、フェース部中央を加振機に接着剤等にて固定し
て共振周波数を走査することにより測定することができ
る。また、ヘッドの非拘束の状態での固有振動数は、ヘ
ッドのネック端など剛性が非常に高く影響の比較的少な
い箇所で剛性のほとんどない糸等を用いてヘッドを保持
して近似的にヘッドを非拘束状態にし、微小な加速度セ
ンサをヘッド各部に貼り付けて固有振動数を測定するこ
とができる。
【0029】本願発明者等は、ウッドゴルフクラブヘッ
ドの振動モードおよび固有振動数を詳細に評価するた
め、今回プロ−メカニカ(パナメトリック・テクノロジ
ー・コーポレーション社製)の有限要素法の固有値解析
ソフトを用いた。
【0030】解析用データはフェース面やクラウン面な
ど各面の中立面のサーフェスを用い、解析用メッシュに
はシェル要素を用い、メッシュ分割サイズは自動設定と
し、各面間の結合は節点共有とした。
【0031】そして各部の肉厚を任意に設定し、かつそ
の材料の弾性率を設定し、拘束条件を設定することによ
り、当該ヘッドの各種の振動モードやその固有振動数を
解析し算出することができる。
【0032】たとえば薄肉中空構造を持つチタンメタル
ウッドにおいて、フェース部、クラウン部、サイド部、
ソール部およびネック部の各部の肉厚を設定し、チタン
材料の比重および弾性率を入力し、フェース部の中央を
拘束する条件を設定すれば、フェース部拘束状態におけ
るヘッドの固有振動数を算出でき、拘束なしにすれば非
拘束状態におけるヘッドの固有振動数を算出することが
できる。
【0033】一例として体積が300cm3程度のチタ
ンウッドヘッドにおいて、フェース部肉厚2.8mm、
クラウン部肉厚1.0mm、サイド部肉厚1.0mm、
ソール部肉厚1.2mmの場合、フェース部拘束状態に
おけるヘッドの固有振動数は、1058、1919,2
576,3122,3521,3942,4622…H
zで、非拘束状態におけるヘッドの固有振動数は、19
37,2615,3194,3548,3903,45
31、4940…Hzとなる。
【0034】このとき、非拘束状態におけるヘッドの一
次の固有振動数は、フェース部拘束状態におけるヘッド
の一次の固有振動数の1.83倍となっており、必ずし
も協和音の関係にはなっていない。
【0035】そこで、本発明に係るウッドゴルフクラブ
ヘッドでは、フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態での一次の
固有振動数との比を、簡単な整数比、たとえばn:n+
1(nは1以上3以下の整数)とする。
【0036】好ましくは、フェース部の中央部を拘束し
た状態での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状
態での一次の固有振動数との比を、1:2、2:3のい
ずれかにする。つまり、非拘束状態での一次の固有振動
数をフェース部の中央部を拘束した状態での一次の固有
振動数の2倍(オクターブの関係)あるいは1.5倍
(純5度の関係)とする。なお、2.0±0.1倍以内
あるいは1.5±0.1倍以内とした場合も、実質同一
である。
【0037】ヘッドの拘束状態での一次の固有振動数
と、ヘッドの非拘束状態での一次の固有振動数との関係
を上記のものとすることにより、拘束状態のヘッドから
発する音と、非拘束状態のヘッドから発する音との関係
を、協和音の関係、たとえばオクターブの関係あるいは
純5度の関係とすることができる。したがって、打球音
を協和音あるいはそれに近い音とすることができ、心地
良い打球音を発し、かつ打球動作や打点の良し悪しの判
断をも容易に行えるウッドゴルフクラブが得られる。
【0038】フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数は、好ましくは、600Hz以上120
0Hz以下である。
【0039】フェース拘束時の一次の固有振動数が12
00Hzを超えるウッドゴルフクラブヘッドは、剛性が
高いので打球音が元々あまり大きくない。よって、上述
した協和音の効果をそれほど期待できない。他方、フェ
ース拘束時の一次の固有振動数が600Hz下回ると、
ヘッドの剛性が低くなり、強度や反発性能等の点で好ま
しくない影響があるものと考えられる。したがって、フ
ェース拘束時の一次の固有振動数を上記範囲とすること
により、ヘッドの強度や反発性能等の低下を抑制しなが
ら打球音を協和音あるいはそれに近い音とすることがで
きる。
【0040】上記ヘッドの体積は、好ましくは、300
cm3以上500cm3以下である。通常ヘッド質量はヘ
ッド以外の要素との関係でほぼ決定されてしまうので、
ヘッド体積を大きくしてもヘッド質量を増大させること
はできない。そのため、ヘッド体積が大きくなればなる
ほどヘッド各部の肉厚が薄くなり、打球音が大きくな
る。したがって、ヘッド体積を300cm3以上と大き
くした場合に、上述した協和音の効果が顕著となる。し
かし、ヘッドの体積が500cm3を超えると、ヘッド
の重心が高くなりすぎたり、ヘッドの各部肉厚が薄くな
りすぎて打球音が極端に大きくなり、かえって好ましい
ものではなくなる。
【0041】フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態でのソール
部が関係する振動モードでの固有振動数との比を1:3
にすることが好ましい。つまり、非拘束状態でのソール
部が関係する振動モードでの固有振動数を、拘束状態の
一次の固有振動数の3倍とする。なお、3.0±0.2
倍以内であれば実質同一である。また、「ソール部が関
係する振動モード」とは、ソール部が凸凹する振動モー
ド(たとえば図12,13に示すモード3,4)のこと
である。
【0042】このようにフェース拘束状態での一次の固
有振動数と、非拘束状態での一次の固有振動数とを協和
音の関係にするとともに、打球時の発音部として大きな
影響があるソール部が凸凹する振動モードの固有振動数
をも協和音の関係とすることにより、打球音を協和音あ
るいはそれに近い音とすることができる。
【0043】フェース部の中央部を拘束した状態での一
次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状態でのフェー
ス部が関係する振動モードでの固有振動数との比を1:
n(nは3以上5以下の整数)とすることが好ましい。
つまり、フェース部が関係する振動モードでの固有振動
数を、拘束状態での一次の固有振動数の3倍、4倍ある
いは5倍とする。なお、3.0±0.2倍以内、4.0
±0.2倍以内、5.0±0.2倍以内の場合も実質同
一である。ここで、「フェース部が関係する振動モー
ド」とは、フェース部が凸凹する振動モード(たとえば
図14に示すモード5)のことである。
【0044】この場合にも、フェース拘束状態での一次
の固有振動数と、非拘束状態での一次の固有振動数とを
協和音の関係にするとともに、打球時の発音部として大
きな影響があるフェース部が凸凹する振動モードの固有
振動数をも協和音の関係とすることにより、打球音を協
和音あるいはそれに近い音とすることができる。
【0045】また、フェース部が凸凹する振動モードの
固有振動数とともにソール部が凸凹する振動モードの固
有振動数をも、フェース拘束状態での一次の固有振動数
および非拘束状態での一次の固有振動数と協和音の関係
とすることにより、打球音をより一層協和音に近づける
ことができる。たとえば、フェース拘束状態での一次の
固有振動数、非拘束状態での一次の固有振動数、非拘束
状態でのソール部が関係する振動モードでの固有振動数
および非拘束状態でのフェース部が関係する振動モード
での固有振動数を、1:2:3:4とすることにより、
打球音を協和音あるいはそれに近い音とすることができ
る。
【0046】
【実施例】以下、図1〜図16を用いて、本発明の実施
例について説明する。
【0047】図1は、本発明の実施例1における金属製
ウッドゴルフクラブのヘッド1の斜視図である。図2
は、図1のヘッド1の断面図である。なお、シャフトお
よびグリップとしては周知のものを採用できるので、本
願明細書において図示および説明は省略する。
【0048】図1および図2に示すように、本発明のヘ
ッド1は、フェース部2と、クラウン部3と、サイド部
4と、ソール部5とを備え、チタンあるいはチタン合金
で構成される。このヘッド1を作製するには、たとえば
フェース部2、クラウン部3、サイド部4およびソール
部5を構成する各パーツを鍛造成形し、該パーツを溶接
等により接合すればよい。また、本発明のゴルフクラブ
を作製するには、該ヘッド1を周知の手法でシャフトお
よびグリップと接続すればよい。
【0049】本実施例では、標準的なヘッドの例とし
て、体積が300cm3、フェース部2の肉厚が2.8
mm、クラウン部3の肉厚が1.0mm、サイド部4の
肉厚が1.0mm、ソール部5の肉厚が1.2mmのヘ
ッドを挙げ、このヘッドの各部の肉厚や材料の弾性率等
の各種パラメータを変化させる。
【0050】この標準的なヘッドの振動モードおよび固
有振動数を詳細に評価するため、上述のプロ−メカニカ
(パナメトリック・テクノロジー・コーポレーション社
製)の有限要素法の固有値解析ソフトを用い、表1、表
2に示すように各部の肉厚およびその材料の弾性率を設
定し、拘束条件を設定することにより、当該ヘッドの各
種の振動モードとその固有振動数を算出した。なお、比
重はすべて4.83とした。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】拘束時の振動モードは、図3〜図9に示す
モード1〜7であり、非拘束時の振動モードは、図10
〜図16に示すモード1〜7である。これらの図では、
変形前のヘッド1を実線で示し、ヘッドの各部の変形後
の状態の一例を破線で示している。
【0054】上記の標準的なヘッドのフェース拘束時の
固有振動数は、表1および表2の1a,1bに示す値と
なり、フェース中央部拘束の一次の固有振動数(モード
1)と、非拘束の状態のヘッドの一次の固有振動数(モ
ード1)との比b1/a1の値は、1.83となってお
り、必ずしも協和音の関係にはなっていない。
【0055】そこで、表1の2a,2bのようにフェー
ス部2の肉厚を1割下げると、フェース中央部拘束時の
一次の固有振動数と、非拘束の状態のヘッドの一次の固
有振動数との比b1/a1の値を2.0とすることがで
きる。また、クラウン部3の肉厚を2割厚くしても、表
1の3a,3bに示すように、フェース中央部拘束時の
一次の固有振動数と、非拘束の状態のヘッドの一次の固
有振動数との比b1/a1の値を約2.0とすることが
できる。なお、表1には示していないが、クラウン部3
だけでなく、サイド部4やソール部5に対しても同様に
肉厚を厚くすることにより、上記比の値をほぼ2とする
ことができる。
【0056】上記のように各部の肉厚だけでなく、フェ
ース部2の剛性を下げる手段としてフェース部2の弾性
率を下げても、表1の4a,4bのように上記比b1/
a1の値をほぼ2とすることができる。同様に、フェー
ス部2以外の部分の剛性を上げる手段としてクラウン部
3、サイド部4あるいはソール部5の弾性率を上げて
も、上記比の値をほぼ2とすることができる。また、ヘ
ッド1の各部の肉厚と、各部の弾性率との双方を変化さ
せて上記比の値をほぼ2とすることもできる。
【0057】なお、各部の弾性率を下げる方法として
は、チタン合金の場合は熱処理による方法があり、材料
自体をチタンからアルミニウム、鋼からチタン、アルミ
ニウムからマグネシウムに変えることも有効である。各
部の弾性率を上げるには、これらとは逆の方法が考えら
れる。すなわち、チタン合金の場合は冷間処理による方
法があり、材料自体をアルミニウムからチタン、チタン
から鋼、マグネシウムからアルミニウムに変えることが
考えられる。
【0058】次に、表2の5a,5bに示すように、フ
ェース部2の肉厚を2割上げると、フェース中央部拘束
時の一次の固有振動数と、非拘束の状態のヘッドの一次
の固有振動数との比b1/a1の値を1.5に近い値と
することができる。また、表2の6a,6bに示すよう
に、クラウン部3の肉厚を4割下げても、上記比の値を
ほぼ1.5に近い値とすることができる。
【0059】各部の肉厚だけでなく、フェース部2の弾
性率を上げたり、フェース部2以外の部分の弾性率を下
げることによっても、表2の7a,7bに示すように、
上記比の値を1.5に近い値とすることができる。ま
た、各部の肉厚と、各部の弾性率とをともに調節するこ
とで、上記比の値をほぼ1.5に近い値とすることも可
能である。
【0060】なお、表2に示す例では、比b1/a1の
値を1.5±0.1の範囲内にはないが、ヘッド1の肉
厚や弾性率を適切に調節することで、比b1/a1の値
を1.5±0.1の範囲内にすることは可能である。
【0061】ソール部5が主に振動するモードであるソ
ール関連の振動モードには、図12,13に示す非拘束
時のモード3,4が対応するが、クラウン部3の肉厚を
適当に厚くすることにより、表1の3a,3bに示すよ
うに、フェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束状
態のヘッドの一次の固有振動数との比b1/a1の値を
約2.0とし、かつフェース拘束時の一次の固有振動数
と、非拘束の状態のヘッドの三次の固有振動数(モード
3:ソール関連の振動モード)との比b3/a1の値を
約3.0とすることができる。
【0062】また、表2の5a,5bに示すように、フ
ェース部2の肉厚を適当に厚くすることにより、フェー
ス拘束時の一次の固有振動数と、非拘束状態のヘッドの
一次の固有振動数との比b1/a1の値を約1.5と
し、かつフェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束
の状態のヘッドの四次の固有振動数(モード4:ソール
関連の振動モード)との比b4/a1の値を約3.0と
することができる。
【0063】フェース部2が主に振動するモードである
フェース関連の振動モードには、図14〜16に示す非
拘束時のモード5〜7が対応するが、フェース部2の弾
性率を適当に下げることにより、表1の4a,4bに示
すように、フェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘
束状態のヘッドの一次の固有振動数との比b1/a1の
値を約2.0とし、かつフェース拘束時の一次の固有振
動数と、非拘束の状態のヘッドの七次の固有振動数(モ
ード7:フェース関連の振動モード)との比b7/a1
の値を約5.0とすることができる。
【0064】また表2の6a,6bに示すように、フェ
ース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束状態のヘッド
の一次の固有振動数との比b1/a1の値を約1.5と
し、かつフェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束
の状態のヘッドの七次の固有振動数(モード7:フェー
ス関連の振動モード)との比b6/a1の値を約4.0
とすることができる。
【0065】また、クラウン部3の肉厚を適切に厚くす
ることにより、表1の3a,3bに示すように、フェー
ス拘束時の一次の固有振動数と、非拘束状態のヘッドの
一次の固有振動数との比b1/a1の値を約2.0と
し、かつフェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束
の状態のヘッドの三次の固有振動数(モード3:ソール
関連の振動モード)との比b3/a1の値を約3.0と
し、さらにフェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘
束の状態のヘッドの七次の固有振動数(モード7:フェ
ース関連の振動モード)との比b7/a1の値を約5.
0とすることができる。
【0066】さらに、表2の7a,7bに示すように、
フェース拘束時の一次の固有振動数と、非拘束状態のヘ
ッドの一次の固有振動数との比b1/a1の値を約1.
5とし、かつフェース拘束時の一次の固有振動数と、非
拘束の状態のヘッドの四次の固有振動数(モード4:ソ
ール関連の振動モード)との比b4/a1の値を約3.
0とし、かつフェース拘束時の一次の固有振動数と、非
拘束の状態のヘッドの七次の固有振動数(モード7:フ
ェース関連の振動モード)との比b7/a1の値を約
4.0とすることができる。
【0067】なお、上述の実施例では、ヘッド1のフェ
ース拘束状態での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非
拘束状態での一次の固有振動数との比を、1:2あるい
は2:3とした場合について説明したが、ヘッド1の各
部の厚みや材質を適切に調節することで、上記の比を
3:4とすることも当然に可能である。
【0068】以上のように本発明の実施の形態および実
施例について説明を行なったが、今回開示した実施の形
態および実施例は全ての点で例示であって制限的なもの
ではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内での全ての変更が含まれる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドの拘束状態での
一次の固有振動数と、ヘッドの非拘束状態での一次の固
有振動数との関係を適切に調節することにより、拘束状
態のヘッドから発する音と、非拘束状態のヘッドから発
する音を、協和音あるいはそれに近い関係の音とするこ
とができる。具体的には、たとえば拘束状態のヘッドか
ら発する音と、非拘束状態のヘッドから発する音をオク
ターブの関係や純5度の関係とすることができる。した
がって、打球音を協和音あるいはそれに近い音とするこ
とができ、心地良い打球音を得ることができるばかりで
なく、打球動作や打点の良し悪しの判断をも容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金属製ウッドゴルフクラブヘッドの
斜視図である。
【図2】 本発明の金属製ウッドゴルフクラブヘッドの
断面図である。
【図3】 フェース中央部を拘束した場合の一次の振動
モード(モード1)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図4】 フェース中央部を拘束した場合の二次の振動
モード(モード2)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図5】 フェース中央部を拘束した場合の三次の振動
モード(モード3)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図6】 フェース中央部を拘束した場合の四次の振動
モード(モード4)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図7】 フェース中央部を拘束した場合の五次の振動
モード(モード5)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図8】 フェース中央部を拘束した場合の六次の振動
モード(モード6)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図9】 フェース中央部を拘束した場合の七次の振動
モード(モード7)におけるヘッドの変形状態を示す模
式図である。
【図10】 ヘッドの非拘束状態の一次の振動モード
(モード1)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図11】 ヘッドの非拘束状態の二次の振動モード
(モード2)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図12】 ヘッドの非拘束状態の三次の振動モード
(モード3)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図13】 ヘッドの非拘束状態の四次の振動モード
(モード4)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図14】 ヘッドの非拘束状態の五次の振動モード
(モード5)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図15】 ヘッドの非拘束状態の六次の振動モード
(モード6)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【図16】 ヘッドの非拘束状態の七次の振動モード
(モード7)におけるヘッドの変形状態を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 ヘッド、2 フェース部、3 クラウン部、4 サ
イド部、5 ソール部、6 ネック部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 泰之 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 (72)発明者 辻 圭 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 Fターム(参考) 2C002 AA02 CH01 CH02 CH06 CS05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフクラブヘッドのフェース部(2)
    の中央部を拘束した状態での一次の固有振動数と、当該
    ヘッドの非拘束状態での一次の固有振動数との比を、
    n:n+1(nは1以上3以下の整数)とした、ウッド
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記比を、1:2、2:3のいずれかに
    した、ウッドゴルフクラブヘッド。
  3. 【請求項3】 前記フェース部(2)の中央部を拘束し
    た状態での一次の固有振動数は、600Hz以上120
    0Hz以下である、請求項1または請求項2に記載のウ
    ッドゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドの体積が300cm3以上5
    00cm3以下である、請求項3に記載のウッドゴルフ
    クラブヘッド。
  5. 【請求項5】 前記フェース部(2)の中央部を拘束し
    た状態での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状
    態でのソール部(5)が関係する振動モードでの固有振
    動数との比を1:3にした、請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載のウッドゴルフクラブヘッド。
  6. 【請求項6】 前記フェース部(2)の中央部を拘束し
    た状態での一次の固有振動数と、当該ヘッドの非拘束状
    態での前記フェース部(2)が関係する振動モードでの
    固有振動数との比を1:n(nは3以上5以下の整数)
    とした、請求項1から請求項5のいずれかに記載のウッ
    ドゴルフクラブヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のヘッドを備えたウッドゴルフクラブ。
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