JP2003275058A - 跳ね上げ式自動車用シート - Google Patents
跳ね上げ式自動車用シートInfo
- Publication number
- JP2003275058A JP2003275058A JP2002080179A JP2002080179A JP2003275058A JP 2003275058 A JP2003275058 A JP 2003275058A JP 2002080179 A JP2002080179 A JP 2002080179A JP 2002080179 A JP2002080179 A JP 2002080179A JP 2003275058 A JP2003275058 A JP 2003275058A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- baggage
- luggage
- flip
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート前方の床面を荷物置き用スペースとし
て有効に利用して、走行中に荷物が散乱することを防止
することができ、また荷物によってシートが汚れるのも
的確に防止することができる跳ね上げ式自動車用シート
を提供する。 【解決手段】 シートクッションをシートバック側へ跳
ね上げ自在とした跳ね上げ式自動車用シートにおいて、
前記シートクッションの裏面側に荷掛け用のフックを取
り付け、シートクッションをシートバック側へ跳ね上げ
た状態で前記フックに荷物を引っ掛けて保持するように
した。
て有効に利用して、走行中に荷物が散乱することを防止
することができ、また荷物によってシートが汚れるのも
的確に防止することができる跳ね上げ式自動車用シート
を提供する。 【解決手段】 シートクッションをシートバック側へ跳
ね上げ自在とした跳ね上げ式自動車用シートにおいて、
前記シートクッションの裏面側に荷掛け用のフックを取
り付け、シートクッションをシートバック側へ跳ね上げ
た状態で前記フックに荷物を引っ掛けて保持するように
した。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート前方の床面
を荷物置き用スペースとして有効に利用することができ
る跳ね上げ式自動車用シートに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】通常、セダンタイプの自動車にはトラン
クルームと称される荷物置き場が設けられている。ま
た、車室を長くして座席後部を荷室として利用するよう
にしたワゴンタイプの自動車もあるが、いずれのタイプ
の自動車でも荷物を置くための専用のスペースが準備さ
れているのが普通である。 【０００３】しかしながら、ちょっとした買い物程度で
はわざわざ荷物を荷室に収納するのは面倒なため、助手
席側フロントシートのシートクッション上やシート前方
の足元に荷物を置くケースが多い。この場合は、荷物が
何ら拘束されておらずフリーな状態にあるため、急ブレ
ーキをかけたような場合には荷物が転がったり、散らか
ったりして危険であるという問題点や、荷物が濡れてい
たり汚れていたりするとシートを汚してしまうという問
題点があった。また、シートクッション上とシート前方
の足元だけのスペースでは大きな荷物を置くことができ
ないという問題点もあった。特に、雨降りに使用した長
傘を車内へ持ち込んだ場合、適当な置き場所がなくて不
便であった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、走行中に荷物が散乱すること
を防止することができ、また荷物によってシートが汚れ
るのも的確に防止することができ、更には大型の荷物や
長傘のような長尺物も安心して置いておくことができる
跳ね上げ式自動車用シートを提供することを目的として
完成されたものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の跳ね上げ式自動車用シートは、シ
ートクッションをシートバック側へ跳ね上げ自在とした
跳ね上げ式自動車用シートにおいて、前記シートクッシ
ョンの裏面側に荷掛け用のフックを取り付け、シートク
ッションをシートバック側へ跳ね上げた状態で前記フッ
クに荷物を引っ掛けて保持するようにしたことを特徴と
するものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図において、１はシート
クッション１ａおよびシートバック１ｂからなるシート
であり、前記シートクッション１ａは後端部にあるヒン
ジ（図示せず）を中心に回転してシートバック１ｂ側へ
跳ね上げ可能な構造となっている。 【０００７】そして本発明では、前記シートクッション
１ａの裏面側に荷掛け用のフック２を取り付け、シート
クッション１ａをシートバック１ｂ側へ跳ね上げた状態
で、前記フック２に荷物を引っ掛けて保持するように構
成されている。 【０００８】前記荷掛け用のフック２は、シートクッシ
ョン１ａを跳ね上げた状態で荷物Ｐを確実に吊り下げ保
持できるように、シートクッション１ａの前方部裏面側
に取り付けられるものであり、特に図２に示されるよう
に、合成樹脂製の買い物袋のような形の定まらない荷物
Ｐでも的確に吊り下げ保持することが可能で、荷物の散
乱を確実に防止できるものである。また、図３に示され
るように、例えば濡れた長傘のような荷物Ｐでも把手の
部分をフック２に引っ掛けておけば、安定して保持でき
ることとなるとともに、雫が垂れたとしてもシートクッ
ション１ａが跳ね上げられているため、シート表面が濡
れることも防止でき使い勝手に優れたものである。更に
は、本発明ではシートクッション１ａを跳ね上げること
によりシート前方に広大な荷物置き場を形成できるた
め、前記袋物や長傘の荷物Ｐだけでなく、カバン等の大
きな荷物も十分に収納することが可能であり、収納容量
を多いに高めることができるものである。 【０００９】このように構成したものでは、通常はシー
ト１が着座者の使用に供されているが、荷物置き場とし
て使用したい場合には、図１に示されるように、シート
クッション１ａをシートバック１ｂ側へ跳ね上げてシー
ト前方に広いスペースを確保し、この状態で荷物Ｐを積
み込む。この場合、広いスペースに対し荷物Ｐを積み込
むので、優れた作業性を発揮できることとなる。次い
で、図２あるいは図３に示されるように、形の定まらな
い袋物や長傘等の荷物Ｐをフック２に引っ掛けて吊り下
げ保持すれば、安定した状態で荷物Ｐを保管することが
できることとなる。また、シートクッション１ａを跳ね
上げた状態で荷物置き場を確保するため、大きな荷物や
長い荷物も十分に収納することが可能となり、更には荷
物が汚れたり濡れていたりしてもシート表面を汚すこと
がなく、優れた使い勝手を発揮できることとなる。 【００１０】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は走行中に荷物が散乱することを防止することがで
き、また荷物によってシートが汚れるのも的確に防止す
ることができ、更には大型の荷物や長傘のような長尺物
も安心して置いておくことができるものである。よって
本発明は従来の問題点を一掃した跳ね上げ式自動車用シ
ートとして、産業の発展に寄与するところは極めて大で
ある。
を荷物置き用スペースとして有効に利用することができ
る跳ね上げ式自動車用シートに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】通常、セダンタイプの自動車にはトラン
クルームと称される荷物置き場が設けられている。ま
た、車室を長くして座席後部を荷室として利用するよう
にしたワゴンタイプの自動車もあるが、いずれのタイプ
の自動車でも荷物を置くための専用のスペースが準備さ
れているのが普通である。 【０００３】しかしながら、ちょっとした買い物程度で
はわざわざ荷物を荷室に収納するのは面倒なため、助手
席側フロントシートのシートクッション上やシート前方
の足元に荷物を置くケースが多い。この場合は、荷物が
何ら拘束されておらずフリーな状態にあるため、急ブレ
ーキをかけたような場合には荷物が転がったり、散らか
ったりして危険であるという問題点や、荷物が濡れてい
たり汚れていたりするとシートを汚してしまうという問
題点があった。また、シートクッション上とシート前方
の足元だけのスペースでは大きな荷物を置くことができ
ないという問題点もあった。特に、雨降りに使用した長
傘を車内へ持ち込んだ場合、適当な置き場所がなくて不
便であった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、走行中に荷物が散乱すること
を防止することができ、また荷物によってシートが汚れ
るのも的確に防止することができ、更には大型の荷物や
長傘のような長尺物も安心して置いておくことができる
跳ね上げ式自動車用シートを提供することを目的として
完成されたものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の跳ね上げ式自動車用シートは、シ
ートクッションをシートバック側へ跳ね上げ自在とした
跳ね上げ式自動車用シートにおいて、前記シートクッシ
ョンの裏面側に荷掛け用のフックを取り付け、シートク
ッションをシートバック側へ跳ね上げた状態で前記フッ
クに荷物を引っ掛けて保持するようにしたことを特徴と
するものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図において、１はシート
クッション１ａおよびシートバック１ｂからなるシート
であり、前記シートクッション１ａは後端部にあるヒン
ジ（図示せず）を中心に回転してシートバック１ｂ側へ
跳ね上げ可能な構造となっている。 【０００７】そして本発明では、前記シートクッション
１ａの裏面側に荷掛け用のフック２を取り付け、シート
クッション１ａをシートバック１ｂ側へ跳ね上げた状態
で、前記フック２に荷物を引っ掛けて保持するように構
成されている。 【０００８】前記荷掛け用のフック２は、シートクッシ
ョン１ａを跳ね上げた状態で荷物Ｐを確実に吊り下げ保
持できるように、シートクッション１ａの前方部裏面側
に取り付けられるものであり、特に図２に示されるよう
に、合成樹脂製の買い物袋のような形の定まらない荷物
Ｐでも的確に吊り下げ保持することが可能で、荷物の散
乱を確実に防止できるものである。また、図３に示され
るように、例えば濡れた長傘のような荷物Ｐでも把手の
部分をフック２に引っ掛けておけば、安定して保持でき
ることとなるとともに、雫が垂れたとしてもシートクッ
ション１ａが跳ね上げられているため、シート表面が濡
れることも防止でき使い勝手に優れたものである。更に
は、本発明ではシートクッション１ａを跳ね上げること
によりシート前方に広大な荷物置き場を形成できるた
め、前記袋物や長傘の荷物Ｐだけでなく、カバン等の大
きな荷物も十分に収納することが可能であり、収納容量
を多いに高めることができるものである。 【０００９】このように構成したものでは、通常はシー
ト１が着座者の使用に供されているが、荷物置き場とし
て使用したい場合には、図１に示されるように、シート
クッション１ａをシートバック１ｂ側へ跳ね上げてシー
ト前方に広いスペースを確保し、この状態で荷物Ｐを積
み込む。この場合、広いスペースに対し荷物Ｐを積み込
むので、優れた作業性を発揮できることとなる。次い
で、図２あるいは図３に示されるように、形の定まらな
い袋物や長傘等の荷物Ｐをフック２に引っ掛けて吊り下
げ保持すれば、安定した状態で荷物Ｐを保管することが
できることとなる。また、シートクッション１ａを跳ね
上げた状態で荷物置き場を確保するため、大きな荷物や
長い荷物も十分に収納することが可能となり、更には荷
物が汚れたり濡れていたりしてもシート表面を汚すこと
がなく、優れた使い勝手を発揮できることとなる。 【００１０】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は走行中に荷物が散乱することを防止することがで
き、また荷物によってシートが汚れるのも的確に防止す
ることができ、更には大型の荷物や長傘のような長尺物
も安心して置いておくことができるものである。よって
本発明は従来の問題点を一掃した跳ね上げ式自動車用シ
ートとして、産業の発展に寄与するところは極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図１】シートクッション１ａを跳ね上げる工程を示す
説明図である。 【図２】本発明の実施の形態を示す側面図である。 【図３】その他の実施の形態を示す側面図である。 【符号の説明】 １ シート １ａ シートクッション １ｂ シートバック ２ フック
説明図である。 【図２】本発明の実施の形態を示す側面図である。 【図３】その他の実施の形態を示す側面図である。 【符号の説明】 １ シート １ａ シートクッション １ｂ シートバック ２ フック
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 シートクッションをシートバック側へ跳
ね上げ自在とした跳ね上げ式自動車用シートにおいて、
前記シートクッションの裏面側に荷掛け用のフックを取
り付け、シートクッションをシートバック側へ跳ね上げ
た状態で前記フックに荷物を引っ掛けて保持するように
したことを特徴とする跳ね上げ式自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002080179A JP2003275058A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 跳ね上げ式自動車用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002080179A JP2003275058A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 跳ね上げ式自動車用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003275058A true JP2003275058A (ja) | 2003-09-30 |
Family
ID=29206379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002080179A Withdrawn JP2003275058A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 跳ね上げ式自動車用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003275058A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005049370A1 (en) * | 2003-11-24 | 2005-06-02 | Intier Automotive Inc. | Multi purpose seat back protecting panel |
| US7399032B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-07-15 | Intier Automotive Inc. | Multi purpose seat back protecting panel |
| JP2020069086A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | タカノ株式会社 | 椅子のオプション部材の取付構造および椅子 |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002080179A patent/JP2003275058A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005049370A1 (en) * | 2003-11-24 | 2005-06-02 | Intier Automotive Inc. | Multi purpose seat back protecting panel |
| US7399032B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-07-15 | Intier Automotive Inc. | Multi purpose seat back protecting panel |
| JP2020069086A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | タカノ株式会社 | 椅子のオプション部材の取付構造および椅子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |