JP3197836U - 傘収納ケース - Google Patents

Abstract

【課題】畳んだ傘を、手を濡らすことなく車両の助手席や運転席から後ろを振り返りながら片手で容易に収納可能な傘収納ケースを提供する。【解決手段】傘収納ケース１は円錐筒状の側面に傘挿入側が底部側より大きい細長い扇形状の開口３を設け、濡れた傘が筒の内面に密着しないように針金等で成形した取付枠５に巻きつけた網状の布４を筒内側に取り付けたものである。傘収納ケースの底部には着脱可能なキャップ２を備え、底部に溜まった雨水を捨てることを容易にする。また、折り畳み式のスタンド７の両端を傘収納ケースの取付穴９に挿入して取り付け、スタンドは固定ピン８を車両床面のマット１５に刺して固定する。【選択図】図４

Description

自動車に備え付ける傘の収納具に関するものである。

自動車に備え付ける傘収納具に関するものは、袋状のものや筒状のものなど多くの利用がある。

実開平６−９６６ 特開２０００−７９０４８ 特開２００８−１２２４４ 特開２０１０−１１５３８７ 特開２０１５−１９８７４

自動車に乗車するときに傘をたたんで座席脇に置いたり、床に置いたりする場合が多い。 雨傘の場合は、車内などが濡れないように袋状の収納用品や、筒状の収納具があるが、 傘を畳んで乗り込むときにどうしても両手で傘を丸めながら収納しなければならなず手が濡れてしまう。

本考案は、畳んだ傘を片手で容易に収納できる構造を有し、手を濡らすことなく収納可能である。 さらに、車両の助手席や運転席に乗り込む場合でも足元に置くことなく、助手席背面や運転席背面に設置した収納ケースに前席から後ろを振り返りながら片手で収納が可能である。

円錐筒状の傘収納ケース（１）本体の側面に細長い扇形状の開口（３）を備え、水滴などで傘が傘収納ケース（１）の内面に密着することを防止するため網状の布（４）を取り付けた取付枠（５）を傘収納ケース（１）に挿入し固定する構造である。

傘収納ケース（１）本体の側面の細長い扇形状の開口（３）は片手で傘を捻りながら収納できる機能を持つ。 傘収納ケース（１）の挿入側の径および開口（３）は底部側より大きいため傘の収納が容易になる。

網状の布（４）はマジックテープ（登録商標）またはホックなどで取付枠（５）に取り付ける方法とする。 取付枠（５）は爪（６）で傘収納ケース（１）本体に固定する。 この爪（６）は板状とするなどの方法もある。

傘収納ケース（１）の底部は着脱可能なキャップ（２）を備えケース底部に溜まった雨水を捨てることを容易にする構造とする。

傘収納ケース（１）は折り畳み式のスタンド（７）を備え、スタンドの両端を傘収納ケース（１）のスタンド取付穴（９）に挿入して取り付ける。 傘収納ケース（１）に取り付けられたスタンドは固定ピン（８）などを車両床面のマット（１５）に刺して固定する。 また、スタンド（７）の底部と床マット（１５）にマジックテープ（登録商標）を取り付け固定する方法もある。

傘収納ケース（１）は取付穴（１１）に紐（１０）等を通してヘッドレストの支柱（１３）にフック（１２）で吊り下げることも可能である。 なお、ヘッドレストの支柱（１３）がない構造の場合は、座席背もたれに紐を廻して取り付けてもよい。

本傘収納ケース（１）は、助手席（１７）や運転席（１６）に乗車する場合でも座席脇に傘を置くことなく、前席から後ろを振り向きながら片手で収納ケース（１）に収納できる。 また、後席に乗車する一般的な場合でも手を濡らさず片手で収納可能である。

傘（１４）を収納する時の様子を示す傘収納ケース（１）の斜視図。 取付枠（５）に網状の布（４）を取り付けた状態を示す斜視図。 網状の布（４）を外した状態を示す取付枠（５）の斜視図。 自動車の助手席背面にスタンド（７）を利用して設置する例を示す斜視図。 ヘッドレストの支柱（１３）にフック（１２）と紐（１０）を利用して設置する例を示す斜視図。

自動車内助手席背面部などに設置。（図４参照）

１ 傘収納ケース
２ キャップ
３ 開口
４ 網状の布
５ 取付枠
６ 爪
７ スタンド
８ 固定ピン
９ スタンド取付穴
１０ 紐
１１ 取付穴
１２ フック
１３ ヘッドレストの支柱
１４ 傘
１５ 自動車床マット
１６ 運転席
１７ 助手席

Claims (1)

1. 円錐筒状の側面に細長い扇形状の開口を設け、濡れた傘が筒内面に密着しないように筒内側に網状の布を具備する片手で傘が収納可能であることを特徴とした傘収納ケース。