JP2003274494A - 多チャネル音響再生装置 - Google Patents
多チャネル音響再生装置Info
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Abstract
ンプ1において、音像定位のために、各スピーカ2L,
2R,2C;2SL,2SR;2Wから聴取者3への距
離DL,DR,DC;DSL,DSR;DWの差による
遅延時間を調整するにあたって、調整の分解能を高め
る。 【解決手段】 音響信号源4からの入力音響信号を2値
信号生成回路11で2値信号とした後、2値信号処理回
路12において前記遅延時間を調整する。調整後は、ス
イッチング増幅回路13で電力増幅し、ローパスフィル
タ14を介して前記各スピーカ2に与える。したがっ
て、PCMなどのマルチビットの信号に比べてサンプリ
ング周波数が数十〜百倍程度も高い前記2値信号の高い
分解能で、前記遅延時間を調整することができる。ま
た、ビットストリームを順次遅延するだけで遅延処理を
行うことができ、容易に遅延処理を行うこともできる。
Description
ンアンプなどとして実現され、入力された複数系統の音
響信号を増幅し、増幅した信号で、電気音響変換手段で
あるそれぞれの系統のスピーカを駆動する多チャネル音
響再生装置に関する。
加えて、近年では、デジタルビデオディスクやデジタル
テレビの普及によって、3チャネル以上の多チャネルの
音響再生再生装置も用いられるようになっている。これ
らの音響再生再生装置では、前述のように、複数の系統
の音響信号を増幅して、それぞれの系統のスピーカを駆
動するにあたって、各チャネルの音響信号は、相互に関
連することなく個別に増幅され、電気音響変換されるの
が一般的である。また、臨場感の付加などのために、他
のチャネルの音響信号を混合することも従来から広く行
われている。
の音響再生で重要な設定要素に、チャネル間の時間差管
理がある。これは、スピーカから放射された音波は、そ
の空間伝達速度(約340m/sec)によって、これ
を受音する点(Listening Point)の距
離で時間遅延が生じ、音源が複数個あるマルチチャネル
音響では、それぞれの距離が異なる場合に、その時間差
を調整しなければならないからである。また、前記臨場
感の付加等を実現するためにも、所望とする反射波や残
響音を表現するための時間差の調整が重要となる。さら
にまた、マルチウェイスピーカをマルチアンプで駆動す
る場合には、それぞれのスピーカユニットの音源位置を
同一平面上に並べるために前記時間差の調整が重要とな
る。
から広く用いられているアナログ音響信号の場合には、
前記時間差を調整するためにはアナログ遅延器が必要で
あるが、一般にアナログ信号のままで信号を遅延させる
アナログ遅延器は、精度および遅延時間を充分確保する
ことが困難であるという問題がある。そこで、これも前
記音響信号として従来から広く用いられているPCMデ
ジタル音響信号の場合には、信号の伝送経路にバッファ
メモリを設け、これに前記遅延時間に対応した時間だけ
該PCMデジタル音響信号を保持させた後に出力させる
ことで、所望とする充分な遅延時間を確保することがで
きる。
ネルの音響再生の代表である5.1ch再生等では所期
の効果を発揮することができるけれども、前記マルチウ
エイスピーカをマルチアンプで駆動する場合には、それ
ぞれのスピーカユニットの音源位置を同一平面上に並べ
るためには、mm単位の調整が必要であり、分解能が不
足するという問題がある。また、ハイエンドのユーザに
は、人間の認識の限界を超える性能を要求することがあ
り、このような場合にも、44.1kHz等のサンプリ
ング周波数による1cm弱程度の音源位置の調整能力で
は、分解能が不足するという問題がある。さらにまた、
一部で研究されている『マトリクス音源による仮想音源
定位』に用いる多チャネル音響の再生では、波面を正確
に合わせるために前記mm単位の音源位置設定が要求さ
れ、この場合にも遅延時間に高い精度の分解能が要求さ
れる。
調整することができる多チャネル音響再生装置を提供す
ることである。
再生装置は、入力された複数系統の音響信号を増幅し、
増幅した信号を電気音響変換手段に供給する装置におい
て、少なくとも最終段の増幅回路として、各系統間でサ
ンプリング周期が相互に等しく、かつ各系統毎の入力音
響信号に対応した2値信号に応答して定電圧をスイッチ
ングすることで電力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞ
れ備え、少なくとも1つの系統において、前記最終段の
増幅回路の前段側に、少なくとも前記2値信号の遅延を
行うことができる信号処理回路を備えることを特徴とす
る。
変換手段(スピーカシステム)を用いてマルチチャネル
ステレオ再生やマルチウェイ再生を実現するプリメイン
アンプなどとして実現される多チャネル音響再生装置に
おいて、音像定位やマルチウェイスピーカの音源位置合
わせなどのために各系統間の時間差を調整するにあたっ
て、少なくとも1つの系統に設けた2値信号処理を行う
信号処理回路の遅延処理で行う。
Mなどのマルチビットの信号に比べてサンプリング周波
数が数十〜百倍程度も高く、前記遅延時間の分解能を高
め、微調整を行うことができる。また、2値信号は各ビ
ットが同じ重みのデータであり、そのビットストリーム
を順次遅延するだけで遅延処理を行うことができるの
で、各ビットのデータの重みが異なるマルチビットの信
号をシリアル伝送した場合に比べて、容易に遅延処理を
行うこともできる。
は、各系統の音響信号源が前記サンプリング周期が一定
の2値信号で音響信号を出力することを特徴とする。
で線形の信号であるので、入力音響信号に対して、前記
遅延処理をバッファ等で容易に行うことができるととも
に、2値化への変換処理を行う必要もなく、前記音響信
号源からのビットストリームをそのまま使用することが
できる。
装置は、各系統の音響信号源がリニアPCM信号で音響
信号を出力することを特徴とする。
アPCM信号は、非圧縮で線形の信号であるので、前記
信号処理回路が入力音響信号を2値信号へ変換処理すれ
ば、該リニアPCM信号を本発明に使用することができ
る。
は、各系統の音響信号源が非圧縮で線形のアナログ信号
で音響信号を出力することを特徴とする。
縮で線形のアナログ信号であるので、前記信号処理回路
が入力音響信号を2値信号へ変換処理すれば、該アナロ
グ信号を本発明に使用することができる。
図1に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
装置であるプリメインアンプ1の電気的構成を示すブロ
ック図である。このプリメインアンプ1は、いわゆる
5.1チャネルの入力された6系統の音響信号を増幅
し、その増幅信号で対応する電気音響変換手段であるス
ピーカ2L,2R,2C;2SL,2SR;2W(総称
するときには、以下参照符2で示す)をそれぞれ駆動す
るものである。
ピーカ2L,2R,2C;2SL,2SRは、聴取者3
を取囲むように、該聴取者3に対して、前方左、前方
右、前方中央、後方左および後方右にそれぞれ配置さ
れ、1または周波数帯域毎の複数のスピーカユニットか
ら成り、フルレンジの音響信号を再生する。前記スピー
カ2Wは、低域の音響信号を再生するものであり、適宜
配置(図1では聴取者3の前方右)される。
から2値信号を作成する2値信号生成回路11と、前記
2値信号生成回路11からの2値信号に、図示しない制
御回路からの制御信号に応答した所定の処理を施す2値
信号処理回路12と、前記2値信号処理回路12で信号
処理が施された2値信号に応答して定電圧をスイッチン
グすることで電力増幅動作を行なうスイッチング増幅回
路13と、前記スイッチング増幅回路13で増幅された
2値信号を平滑化してアナログ音響信号に変換するロー
パスフィルタ14とが、前記各前方左、前方右、前方中
央、後方左、後方右および低域の各チャネル毎に設けら
れて構成されており、前記スピーカ2と同様に、各チャ
ネルの構成を総称するときには数字のみの参照符で示
し、各チャネルの構成を個別に示すときには数字に前記
L,R,C;SL,SR,Wの英字を付した参照符で示
す。
ルゴリズム等によって作成される各チャネル間でサンプ
リング周期が一定の1ビット信号であり、該2値信号を
各々異なる電圧に割当てたパルス信号を生成した場合、
該パルス信号から抽出された低周波数成分が、元のアナ
ログの音響信号に一致するものである。
ディスクプレーヤやデジタル衛星放送の受信装置などで
実現され、前記プリメインアンプ1の2値信号生成回路
11へ、前記5.1チャネルの音響信号をそれぞれ出力
するものであり、アナログ信号、リニアPCM信号また
は2値信号の何れかの形態で出力する。2値信号生成回
路11は、入力音響信号が、アナログ信号である場合に
は前記高次ΔΣ変調アルゴリズムによって2値信号に変
換し、リニアPCM信号である場合にも2値信号に変換
し、2値信号の場合にはバイパスする。
は、前記2値信号生成回路11からの2値信号に対し
て、2値信号処理回路12は、前記図示しない制御回路
からの個別の制御信号にそれぞれ応答して、2値信号の
ままで、少なくとも遅延処理を含む信号処理を行うこと
である。この遅延処理は、前記受音点である聴取者3か
らスピーカ2までの距離Dが等距離に配置されることが
前提とされているものの、実際にはリスニングルーム5
の寸法的な条件によってそのような等距離配置が困難で
ある場合に、前記受音点ヘの音波到達時間の誤差を補正
するためのものである。
るための信号であり、たとえば最短の距離のスピーカに
対応した2値信号に対する遅延時間を0とし、残余のス
ピーカに対応した2値信号には、距離差に対応した遅延
時間が設定されている。2値信号処理回路12での遅延
処理以外の処理としては、音量レベルの調整、音質調
整、残響音の付加のために他のチャネルの信号成分のレ
ベルおよび位相(時間)を調整して加算するなどであ
り、これらの処理の後は再度ΔΣ変調されて2値信号と
され、また各チャネル間のサンプリング周期が厳密に一
致するように遅延処理も行われる。前記遅延処理は、2
値信号の伝送経路にバッファメモリを設け、遅延すべき
時間だけ2値信号のビットストームを該バッファメモリ
に順次に貯えた後、出力することで実現される。
ERMOS−FETやSIT(静電誘導トランジスタ)
などを備え、2値信号(1ビット信号)の状態に応じ
て、ハイレベルの電源電圧とローレベルの電源電圧との
何れかをスイッチングして出力することで、前記2値信
号の電力増幅を行うものである。そして、各スイッチン
グ増幅回路13L,13R,13C;13SL,13S
R;13Wは、相互に等しく構成される。
ダンス負荷(スピーカの場合、4〜8Ω)に対して、充
分な電流を流すことができるL(コイルインダクタン
ス)とC(キャパシタンス)とによって構成される低域
通過回路であり、スピーカ2のネットワーク側に設けら
れてもよい。
1において、各チャネル間の2値信号生成プロセス、2
値信号処理プロセスおよびスイッチング増幅プロセス
は、前記図示しない制御回路によって、2値信号が持つ
サンプリング周波数に対応したクロックで時間管理され
ており、高い精度の時間補正精度が保存されている。し
たがって、前記2値信号のサンプリング周波数は、たと
えばコンパクトディスクで用いられている44.lkH
zの64倍から128倍の周波数であり、その時間分解
能で2値信号処理回路12において遅延時間を調整する
と、音源配置距離Dの誤差を、1mm以下の精度、たと
えば前記64倍で約0.12mm単位で微調整すること
ができる。
ータであり、前述のようにそのビットストリームを順次
遅延するだけで遅延処理を行うことができるので、各ビ
ットのデータの重みが異なるマルチビットの信号をシリ
アル伝送した場合に比べて、送受信や遅延処理のハード
ウエアおよび/またはプロトコルを単純化でき、2値信
号処理回路12のコストを低減することもできる。
マルチビットのリニアPCM信号または非圧縮で線形の
アナログ信号の何れかとするので、圧縮された信号やP
WM変調された信号等のように、伸長やサンプリング周
期を復元する煩雑な処理が必要とならずに、本発明で用
いる一定周期のサンプリングによる2値信号を得ること
ができる。
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
生装置であるプリメインアンプ21の電気的構成を示す
ブロック図である。このプリメインアンプ21は、前述
のプリメインアンプ1に類似している。このプリメイン
アンプ21は、いわゆるマルチウェイ再生を実現するプ
リメインアンプであり、音響信号源24からの左右2チ
ャネルの入力音響信号を、高域、中域および低域の各周
波数帯域に分離して増幅し、左右それぞれのマルチウェ
イのスピーカ22L,22Rに与えるものである。
よび低域の各周波数帯域のスピーカユニット22LH,
22LM,22LLを備えており、同様に前記スピーカ
22Rは、スピーカユニット22RH,22RM,22
RLを備えている。
は、前記2値信号生成回路11、2値信号処理回路1
2、スイッチング増幅回路13およびローパスフィルタ
14に対応する2値信号生成回路31、2値信号処理回
路32、スイッチング増幅回路33およびローパスフィ
ルタ34が設けられるともに、周波数帯域を分離するた
めのフィルタ30が設けられており、前記6チャネルに
それぞれ対応して、LH,LM,LL;RH,RM,R
Lの英字を付した参照符で示している。
グの入力音響信号は、フィルタ30LH,30LM,3
0LLに共通に入力され、同様に右チャネルのアナログ
の入力音響信号は、フィルタ30RH,30RM,30
RLに共通に入力される。これによって、左右各チャネ
ルの入力音響信号は、前記高域、中域および低域の各周
波数帯域に分離され、2値信号生成回路31で2値信号
に変換された後、2値信号処理回路32に入力される。
ーカユニット22LH,22RHと、中域のスピーカユ
ニット22LM,22RMと、低域のスピーカユニット
22LL,22RLとの音源位置合わせのための遅延処
理を含む信号処理を行う。前記音源位置合わせは、バッ
フル板22LB,22RBに取付けられている前記各ス
ピーカユニット22LH,22RH;22LM,22R
M;22LL,22RLの径やコーン形状の違いなどに
よる音源位置のずれを補正するためのものであり、たと
えば図2に示すように同一平面に取付けられた場合、低
域のスピーカユニット22LL,22RLの音源位置が
最後方となり、中域のスピーカユニット22LM,22
RM、高域のスピーカユニット22LH,22RHの順
で、前方になる。
は、マルチウェイスピーカ22L,22Rの音源位置合
わせを、前述のように2値信号の分解能を利用して、高
精度に行うことができる。
リニアPCM信号である場合には、フィルタ30に代え
て、それらの入力音響信号の周波数帯域を分離するデジ
タルシグナルプロセッサ等を用いることで、同様の音源
位置合わせを行うことができる。
上のように、複数系統の電気音響変換手段(スピーカシ
ステム)を用いてマルチチャネルステレオ再生やマルチ
ウェイ再生を実現するプリメインアンプなどとして実現
される多チャネル音響再生装置において、少なくとも最
終段の増幅回路として、各系統間でサンプリング周期が
相互に等しく、かつ各系統毎の入力音響信号に対応した
2値信号に応答して定電圧をスイッチングすることで電
力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞれ備え、音像定位
やマルチウェイスピーカの音源位置合わせなどのために
各系統間の時間差を調整するにあたって、少なくとも1
つの系統に設けた2値信号処理を行う信号処理回路の遅
延処理で行う。
などのマルチビットの信号に比べてサンプリング周波数
が数十〜百倍程度も高く、前記遅延時間の分解能を高
め、微調整を行うことができる。また、2値信号は各ビ
ットが同じ重みのデータであり、そのビットストリーム
を順次遅延するだけで遅延処理を行うことができるの
で、各ビットのデータの重みが異なるマルチビットの信
号をシリアル伝送した場合に比べて、容易に遅延処理を
行うこともできる。
は、以上のように、入力音響信号を、サンプリング周期
が一定で、非圧縮で線形の信号である2値信号とする。
処理をバッファ等で容易に行うことができるとともに、
2値化への変換処理を行う必要もなく、音響信号源から
のビットストリームをそのまま使用することができる。
装置は、以上のように、入力音響信号を、非圧縮で線形
の信号であるマルチビットのリニアPCM信号とする。
処理すれば、該リニアPCM信号を本発明に使用するこ
とができる。
は、以上のように、入力音響信号を、非圧縮で線形のア
ナログ信号とする。
処理すれば、該アナログ信号を本発明に使用することが
できる。
ルチチャネル再生を実現するプリメインアンプの電気的
構成を示すブロック図である。
マルチウェイ再生を実現するプリメインアンプの電気的
構成を示すブロック図である。
段) 2R 前方右チャネルのスピーカ(電気音響変換手
段) 2C 前方中央チャネルのスピーカ(電気音響変換手
段) 2SL 後方左チャネルのスピーカ(電気音響変換手
段) 2SR 後方右チャネルのスピーカ(電気音響変換手
段) 2W 低域チャネルのスピーカ(電気音響変換手段) 3 聴取者 4,24 音響信号源 5 リスニングルーム 11L,11R,11C;11SL,11SR;11W
2値信号生成回路 12L,12R,12C;12SL,12SR;12W
2値信号処理回路 13L,13R,13C;13SL,13SR;13W
スイッチング増幅回路 14L,14R,14C;14SL,14SR;14W
ローパスフィルタ 22L 左チャネルのスピーカ(電気音響変換手段) 22R 右チャネルのスピーカ(電気音響変換手段) 22LH,22RH 高域のスピーカユニット(電気音
響変換手段) 22LM,22RM 中域のスピーカユニット(電気音
響変換手段) 22LL,22RL 低域のスピーカユニット(電気音
響変換手段) 22LB,22RB バッフル板 30LH,30LM,30LL;30RH,30RM,
30RL フィルタ 31LH,31LM,31LL;31RH,31RM,
31RL2値信号生成回路 32LH,32LM,32LL;32RH,32RM,
32RL2値信号処理回路 33LH,33LM,33LL;33RH,33RM,
33RLスイッチング増幅回路 34LH,34LM,34LL;34RH,34RM,
34RLローパスフィルタ
Claims (4)
- 【請求項1】入力された複数系統の音響信号を増幅し、
増幅した信号を電気音響変換手段に供給する装置におい
て、 少なくとも最終段の増幅回路として、各系統間でサンプ
リング周期が相互に等しく、かつ各系統毎の入力音響信
号に対応した2値信号に応答して定電圧をスイッチング
することで電力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞれ備
え、 少なくとも1つの系統において、前記最終段の増幅回路
の前段側に、少なくとも前記2値信号の遅延を行うこと
ができる信号処理回路を備えることを特徴とする多チャ
ネル音響再生装置。 - 【請求項2】各系統の音響信号源が前記サンプリング周
期が一定の2値信号で音響信号を出力することを特徴と
する請求項1記載の多チャネル音響再生装置。 - 【請求項3】各系統の音響信号源がリニアPCM信号で
音響信号を出力することを特徴とする請求項1記載の多
チャネル音響再生装置。 - 【請求項4】各系統の音響信号源が非圧縮で線形のアナ
ログ信号で音響信号を出力することを特徴とする請求項
1記載の多チャネル音響再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076395A JP4381647B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 多チャネル音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076395A JP4381647B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 多チャネル音響再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003274494A true JP2003274494A (ja) | 2003-09-26 |
JP4381647B2 JP4381647B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=29205181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002076395A Expired - Fee Related JP4381647B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 多チャネル音響再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4381647B2 (ja) |
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-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076395A patent/JP4381647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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