JP4381647B2 - 多チャネル音響再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるプリメインアンプなどとして実現され、入力された複数系統の音響信号を増幅し、増幅した信号で、電気音響変換手段であるそれぞれの系統のスピーカを駆動する多チャネル音響再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からの2チャネルのステレオ再生に加えて、近年では、デジタルビデオディスクやデジタルテレビの普及によって、3チャネル以上の多チャネルの音響再生再生装置も用いられるようになっている。これらの音響再生再生装置では、前述のように、複数の系統の音響信号を増幅して、それぞれの系統のスピーカを駆動するにあたって、各チャネルの音響信号は、相互に関連することなく個別に増幅され、電気音響変換されるのが一般的である。また、臨場感の付加などのために、他のチャネルの音響信号を混合することも従来から広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、多チャネルの音響再生で重要な設定要素に、チャネル間の時間差管理がある。これは、スピーカから放射された音波は、その空間伝達速度(約340m/sec)によって、これを受音する点(Listening Point)の距離で時間遅延が生じ、音源が複数個あるマルチチャネル音響では、それぞれの距離が異なる場合に、その時間差を調整しなければならないからである。また、前記臨場感の付加等を実現するためにも、所望とする反射波や残響音を表現するための時間差の調整が重要となる。さらにまた、マルチウェイスピーカをマルチアンプで駆動する場合には、それぞれのスピーカユニットの音源位置を同一平面上に並べるために前記時間差の調整が重要となる。
【0004】
しかしながら、前記音響信号として、従来から広く用いられているアナログ音響信号の場合には、前記時間差を調整するためにはアナログ遅延器が必要であるが、一般にアナログ信号のままで信号を遅延させるアナログ遅延器は、精度および遅延時間を充分確保することが困難であるという問題がある。そこで、これも前記音響信号として従来から広く用いられているPCMデジタル音響信号の場合には、信号の伝送経路にバッファメモリを設け、これに前記遅延時間に対応した時間だけ該PCMデジタル音響信号を保持させた後に出力させることで、所望とする充分な遅延時間を確保することができる。
【0005】
ところが、このような手法は、前記多チャネルの音響再生の代表である5.1ch再生等では所期の効果を発揮することができるけれども、前記マルチウエイスピーカをマルチアンプで駆動する場合には、それぞれのスピーカユニットの音源位置を同一平面上に並べるためには、mm単位の調整が必要であり、分解能が不足するという問題がある。また、ハイエンドのユーザには、人間の認識の限界を超える性能を要求することがあり、このような場合にも、44.1kHz等のサンプリング周波数による1cm弱程度の音源位置の調整能力では、分解能が不足するという問題がある。さらにまた、一部で研究されている『マトリクス音源による仮想音源定位』に用いる多チャネル音響の再生では、波面を正確に合わせるために前記mm単位の音源位置設定が要求され、この場合にも遅延時間に高い精度の分解能が要求される。
【0006】
本発明の目的は、高い分解能で遅延時間を調整することができる多チャネル音響再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の多チャネル音響再生装置は、入力された複数系統の音響信号を増幅し、増幅した信号を電気音響変換手段に供給する装置において、少なくとも最終段の増幅回路として、各系統間でサンプリング周期が相互に等しく、かつ各系統毎の入力音響信号に対応した2値信号に応答して定電圧をスイッチングすることで電力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞれ備え、少なくとも1つの系統において、前記最終段の増幅回路の前段側に、少なくとも前記2値信号の遅延を行うことができる信号処理回路を備えることを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、複数系統の電気音響変換手段(スピーカシステム)を用いてマルチチャネルステレオ再生やマルチウェイ再生を実現するプリメインアンプなどとして実現される多チャネル音響再生装置において、音像定位やマルチウェイスピーカの音源位置合わせなどのために各系統間の時間差を調整するにあたって、少なくとも1つの系統に設けた2値信号処理を行う信号処理回路の遅延処理で行う。
【0009】
したがって、音響信号の2値信号は、PCMなどのマルチビットの信号に比べてサンプリング周波数が数十〜百倍程度も高く、前記遅延時間の分解能を高め、微調整を行うことができる。また、2値信号は各ビットが同じ重みのデータであり、そのビットストリームを順次遅延するだけで遅延処理を行うことができるので、各ビットのデータの重みが異なるマルチビットの信号をシリアル伝送した場合に比べて、容易に遅延処理を行うこともできる。
【0010】
また、本発明の多チャネル音響再生装置は、各系統の音響信号源が前記サンプリング周期が一定の2値信号で音響信号を出力することを特徴とする。
【0011】
上記の構成によれば、2値信号は、非圧縮で線形の信号であるので、入力音響信号に対して、前記遅延処理をバッファ等で容易に行うことができるとともに、2値化への変換処理を行う必要もなく、前記音響信号源からのビットストリームをそのまま使用することができる。
【0012】
さらにまた、本発明の多チャネル音響再生装置は、各系統の音響信号源がリニアPCM信号で音響信号を出力することを特徴とする。
【0013】
上記の構成によれば、マルチビットのリニアPCM信号は、非圧縮で線形の信号であるので、前記信号処理回路が入力音響信号を2値信号へ変換処理すれば、該リニアPCM信号を本発明に使用することができる。
【0014】
また、本発明の多チャネル音響再生装置は、各系統の音響信号源が非圧縮で線形のアナログ信号で音響信号を出力することを特徴とする。
【0015】
上記の構成によれば、入力音響信号が非圧縮で線形のアナログ信号であるので、前記信号処理回路が入力音響信号を2値信号へ変換処理すれば、該アナログ信号を本発明に使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図1に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0017】
図1は、本発明の実施の一形態の音響再生装置であるプリメインアンプ1の電気的構成を示すブロック図である。このプリメインアンプ1は、いわゆる5.1チャネルの入力された6系統の音響信号を増幅し、その増幅信号で対応する電気音響変換手段であるスピーカ2L,2R,2C;2SL,2SR;2W(総称するときには、以下参照符2で示す)をそれぞれ駆動するものである。
【0018】
前記5.1チャネルに対応して、前記各スピーカ2L,2R,2C;2SL,2SRは、聴取者3を取囲むように、該聴取者3に対して、前方左、前方右、前方中央、後方左および後方右にそれぞれ配置され、1または周波数帯域毎の複数のスピーカユニットから成り、フルレンジの音響信号を再生する。前記スピーカ2Wは、低域の音響信号を再生するものであり、適宜配置(図1では聴取者3の前方右)される。
【0019】
前記プリメインアンプ1は、入力音響信号から2値信号を作成する2値信号生成回路11と、前記2値信号生成回路11からの2値信号に、図示しない制御回路からの制御信号に応答した所定の処理を施す2値信号処理回路12と、前記2値信号処理回路12で信号処理が施された2値信号に応答して定電圧をスイッチングすることで電力増幅動作を行なうスイッチング増幅回路13と、前記スイッチング増幅回路13で増幅された2値信号を平滑化してアナログ音響信号に変換するローパスフィルタ14とが、前記各前方左、前方右、前方中央、後方左、後方右および低域の各チャネル毎に設けられて構成されており、前記スピーカ2と同様に、各チャネルの構成を総称するときには数字のみの参照符で示し、各チャネルの構成を個別に示すときには数字に前記L,R,C;SL,SR,Wの英字を付した参照符で示す。
【0020】
ここで、2値信号とは、高次のΔΣ変調アルゴリズム等によって作成される各チャネル間でサンプリング周期が一定の1ビット信号であり、該2値信号を各々異なる電圧に割当てたパルス信号を生成した場合、該パルス信号から抽出された低周波数成分が、元のアナログの音響信号に一致するものである。
【0021】
音響信号源4は、たとえばデジタルビデオディスクプレーヤやデジタル衛星放送の受信装置などで実現され、前記プリメインアンプ1の2値信号生成回路11へ、前記5.1チャネルの音響信号をそれぞれ出力するものであり、アナログ信号、リニアPCM信号または2値信号の何れかの形態で出力する。2値信号生成回路11は、入力音響信号が、アナログ信号である場合には前記高次ΔΣ変調アルゴリズムによって2値信号に変換し、リニアPCM信号である場合にも2値信号に変換し、2値信号の場合にはバイパスする。
【0022】
注目すべきは、このプリメインアンプ1では、前記2値信号生成回路11からの2値信号に対して、2値信号処理回路12は、前記図示しない制御回路からの個別の制御信号にそれぞれ応答して、2値信号のままで、少なくとも遅延処理を含む信号処理を行うことである。この遅延処理は、前記受音点である聴取者3からスピーカ2までの距離Dが等距離に配置されることが前提とされているものの、実際にはリスニングルーム5の寸法的な条件によってそのような等距離配置が困難である場合に、前記受音点ヘの音波到達時間の誤差を補正するためのものである。
【0023】
前記制御信号は、前記距離Dの差を補正するための信号であり、たとえば最短の距離のスピーカに対応した2値信号に対する遅延時間を0とし、残余のスピーカに対応した2値信号には、距離差に対応した遅延時間が設定されている。2値信号処理回路12での遅延処理以外の処理としては、音量レベルの調整、音質調整、残響音の付加のために他のチャネルの信号成分のレベルおよび位相(時間)を調整して加算するなどであり、これらの処理の後は再度ΔΣ変調されて2値信号とされ、また各チャネル間のサンプリング周期が厳密に一致するように遅延処理も行われる。前記遅延処理は、2値信号の伝送経路にバッファメモリを設け、遅延すべき時間だけ2値信号のビットストームを該バッファメモリに順次に貯えた後、出力することで実現される。
【0024】
前記スイッチング増幅回路13は、POWERMOS−FETやSIT(静電誘導トランジスタ)などを備え、2値信号(1ビット信号)の状態に応じて、ハイレベルの電源電圧とローレベルの電源電圧との何れかをスイッチングして出力することで、前記2値信号の電力増幅を行うものである。そして、各スイッチング増幅回路13L,13R,13C;13SL,13SR;13Wは、相互に等しく構成される。
【0025】
前記ローパスフィルタ14は、低インピーダンス負荷(スピーカの場合、4〜8Ω)に対して、充分な電流を流すことができるL(コイルインダクタンス)とC(キャパシタンス)とによって構成される低域通過回路であり、スピーカ2のネットワーク側に設けられてもよい。
【0026】
上述のように構成されるプリメインアンプ1において、各チャネル間の2値信号生成プロセス、2値信号処理プロセスおよびスイッチング増幅プロセスは、前記図示しない制御回路によって、2値信号が持つサンプリング周波数に対応したクロックで時間管理されており、高い精度の時間補正精度が保存されている。したがって、前記2値信号のサンプリング周波数は、たとえばコンパクトディスクで用いられている44.lkHzの64倍から128倍の周波数であり、その時間分解能で2値信号処理回路12において遅延時間を調整すると、音源配置距離Dの誤差を、1mm以下の精度、たとえば前記64倍で約0.12mm単位で微調整することができる。
【0027】
また、2値信号は各ビットが同じ重みのデータであり、前述のようにそのビットストリームを順次遅延するだけで遅延処理を行うことができるので、各ビットのデータの重みが異なるマルチビットの信号をシリアル伝送した場合に比べて、送受信や遅延処理のハードウエアおよび/またはプロトコルを単純化でき、2値信号処理回路12のコストを低減することもできる。
【0028】
さらにまた、入力音響信号を、2値信号、マルチビットのリニアPCM信号または非圧縮で線形のアナログ信号の何れかとするので、圧縮された信号やPWM変調された信号等のように、伸長やサンプリング周期を復元する煩雑な処理が必要とならずに、本発明で用いる一定周期のサンプリングによる2値信号を得ることができる。
【0029】
本発明の実施の他の形態について、図2に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0030】
図2は、本発明の実施の他の形態の音響再生装置であるプリメインアンプ21の電気的構成を示すブロック図である。このプリメインアンプ21は、前述のプリメインアンプ1に類似している。このプリメインアンプ21は、いわゆるマルチウェイ再生を実現するプリメインアンプであり、音響信号源24からの左右2チャネルの入力音響信号を、高域、中域および低域の各周波数帯域に分離して増幅し、左右それぞれのマルチウェイのスピーカ22L,22Rに与えるものである。
【0031】
前記スピーカ22Lは、前記高域、中域および低域の各周波数帯域のスピーカユニット22LH,22LM,22LLを備えており、同様に前記スピーカ22Rは、スピーカユニット22RH,22RM,22RLを備えている。
【0032】
これに対応して、プリメインアンプ21では、前記2値信号生成回路11、2値信号処理回路12、スイッチング増幅回路13およびローパスフィルタ14に対応する2値信号生成回路31、2値信号処理回路32、スイッチング増幅回路33およびローパスフィルタ34が設けられるともに、周波数帯域を分離するためのフィルタ30が設けられており、前記6チャネルにそれぞれ対応して、LH,LM,LL;RH,RM,RLの英字を付した参照符で示している。
【0033】
音響信号源24からの左チャネルのアナログの入力音響信号は、フィルタ30LH,30LM,30LLに共通に入力され、同様に右チャネルのアナログの入力音響信号は、フィルタ30RH,30RM,30RLに共通に入力される。これによって、左右各チャネルの入力音響信号は、前記高域、中域および低域の各周波数帯域に分離され、2値信号生成回路31で2値信号に変換された後、2値信号処理回路32に入力される。
【0034】
前記2値信号処理回路32は、高域のスピーカユニット22LH,22RHと、中域のスピーカユニット22LM,22RMと、低域のスピーカユニット22LL,22RLとの音源位置合わせのための遅延処理を含む信号処理を行う。前記音源位置合わせは、バッフル板22LB,22RBに取付けられている前記各スピーカユニット22LH,22RH;22LM,22RM;22LL,22RLの径やコーン形状の違いなどによる音源位置のずれを補正するためのものであり、たとえば図2に示すように同一平面に取付けられた場合、低域のスピーカユニット22LL,22RLの音源位置が最後方となり、中域のスピーカユニット22LM,22RM、高域のスピーカユニット22LH,22RHの順で、前方になる。
【0035】
このようにして、プリメインアンプ21では、マルチウェイスピーカ22L,22Rの音源位置合わせを、前述のように2値信号の分解能を利用して、高精度に行うことができる。
【0036】
なお、入力音響信号が前記2値信号またはリニアPCM信号である場合には、フィルタ30に代えて、それらの入力音響信号の周波数帯域を分離するデジタルシグナルプロセッサ等を用いることで、同様の音源位置合わせを行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明の多チャネル音響再生装置は、以上のように、複数系統の電気音響変換手段(スピーカシステム)を用いてマルチチャネルステレオ再生やマルチウェイ再生を実現するプリメインアンプなどとして実現される多チャネル音響再生装置において、少なくとも最終段の増幅回路として、各系統間でサンプリング周期が相互に等しく、かつ各系統毎の入力音響信号に対応した2値信号に応答して定電圧をスイッチングすることで電力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞれ備え、音像定位やマルチウェイスピーカの音源位置合わせなどのために各系統間の時間差を調整するにあたって、少なくとも1つの系統に設けた2値信号処理を行う信号処理回路の遅延処理で行う。
【0038】
それゆえ、音響信号の2値信号は、PCMなどのマルチビットの信号に比べてサンプリング周波数が数十〜百倍程度も高く、前記遅延時間の分解能を高め、微調整を行うことができる。また、2値信号は各ビットが同じ重みのデータであり、そのビットストリームを順次遅延するだけで遅延処理を行うことができるので、各ビットのデータの重みが異なるマルチビットの信号をシリアル伝送した場合に比べて、容易に遅延処理を行うこともできる。
【0039】
また、本発明の多チャネル音響再生装置は、以上のように、入力音響信号を、サンプリング周期が一定で、非圧縮で線形の信号である2値信号とする。
【0040】
それゆえ、該入力音響信号に対して、遅延処理をバッファ等で容易に行うことができるとともに、2値化への変換処理を行う必要もなく、音響信号源からのビットストリームをそのまま使用することができる。
【0041】
さらにまた、本発明の多チャネル音響再生装置は、以上のように、入力音響信号を、非圧縮で線形の信号であるマルチビットのリニアPCM信号とする。
【0042】
それゆえ、信号処理回路が2値信号へ変換処理すれば、該リニアPCM信号を本発明に使用することができる。
【0043】
また、本発明の多チャネル音響再生装置は、以上のように、入力音響信号を、非圧縮で線形のアナログ信号とする。
【0044】
それゆえ、信号処理回路が2値信号へ変換処理すれば、該アナログ信号を本発明に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の音響再生装置であるマルチチャネル再生を実現するプリメインアンプの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の他の形態の音響再生装置であるマルチウェイ再生を実現するプリメインアンプの電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,21 プリメインアンプ
2L 前方左チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
2R 前方右チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
2C 前方中央チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
2SL 後方左チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
2SR 後方右チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
2W 低域チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
3 聴取者
4,24 音響信号源
5 リスニングルーム
11L,11R,11C;11SL,11SR;11W 2値信号生成回路
12L,12R,12C;12SL,12SR;12W 2値信号処理回路
13L,13R,13C;13SL,13SR;13W スイッチング増幅回路
14L,14R,14C;14SL,14SR;14W ローパスフィルタ
22L 左チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
22R 右チャネルのスピーカ(電気音響変換手段)
22LH,22RH 高域のスピーカユニット(電気音響変換手段)
22LM,22RM 中域のスピーカユニット(電気音響変換手段)
22LL,22RL 低域のスピーカユニット(電気音響変換手段)
22LB,22RB バッフル板
30LH,30LM,30LL;30RH,30RM,30RL フィルタ
31LH,31LM,31LL;31RH,31RM,31RL
2値信号生成回路
32LH,32LM,32LL;32RH,32RM,32RL
2値信号処理回路
33LH,33LM,33LL;33RH,33RM,33RL
スイッチング増幅回路
34LH,34LM,34LL;34RH,34RM,34RL
ローパスフィルタ

Claims (5)

  1. 入力された複数系統の音響信号を増幅し、増幅した信号を電気音響変換手段に供給する装置において、
    少なくとも最終段の増幅回路として、各系統間でサンプリング周期が相互に等しく、かつ各系統毎の入力音響信号に対応し、さらにPCMなどのマルチビットの信号に比べてサンプリング周波数が数十〜百倍程度高い2値信号に応答して定電圧をスイッチングすることで電力増幅動作を行なう増幅回路をそれぞれ備え、
    少なくとも1つの系統において、前記最終段の増幅回路の前段側に、少なくとも前記2値信号の遅延を行うことができる信号処理回路を備えることを特徴とする多チャネル音響再生装置。
  2. 上記2値信号は、さらに高次ΣΔ変調アルゴリズムによって44.1kHzの64倍から128倍の周波数にオーバーサンプリングされたものであることを特徴とする請求項1に記載の多チャネル音響再生装置
  3. 各系統の音響信号源が前記サンプリング周期が一定の2値信号で音響信号を出力することを特徴とする請求項1記載の多チャネル音響再生装置。
  4. 各系統の音響信号源がリニアPCM信号で音響信号を出力することを特徴とする請求項1記載の多チャネル音響再生装置。
  5. 各系統の音響信号源が非圧縮で線形のアナログ信号で音響信号を出力することを特徴とする請求項1記載の多チャネル音響再生装置。
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