JP2003274319A - 映像補正システム、映像補正方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

映像補正システム、映像補正方法、プログラム、及び記録媒体

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JP2003274319A
JP2003274319A JP2002069176A JP2002069176A JP2003274319A JP 2003274319 A JP2003274319 A JP 2003274319A JP 2002069176 A JP2002069176 A JP 2002069176A JP 2002069176 A JP2002069176 A JP 2002069176A JP 2003274319 A JP2003274319 A JP 2003274319A
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signal
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JP2002069176A
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Toshihiro Yasuda
敏博 安田
Junji Maeda
淳司 前田
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AstroDesign Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 重ね合せ領域における黒浮きを補正して、映
像品質を向上する。 【解決手段】 映像補正システム1は、オフセット加算
回路20a,20bと、プロジェクタ30a,30bと
を備える。オフセット加算回路20a,20bは、映像
信号に基づく複数の映像の内、少なくとも一部の領域を
重ね合わせて映写した際の輝度分布に応じて、輝度信号
をオフセット値として前記映像信号に加算する。プロジ
ェクタ30a,30bは、オフセット加算回路20a,
20bにより前記オフセット値がそれぞれ加算された映
像信号に基づいて、前記複数の映像をスクリーンに映写
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像補正システ
ム、映像補正方法、プログラム、及び記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プロジェクタに入力された映像信
号から複数の映像を生成し、これら複数の映像をスクリ
ーンに映写することにより、所望の映像を表示するマル
チ画面方式のプロジェクタが実用化されている。この様
なプロジェクタによって映写された映像は、複数の映像
が重なり合う領域(以下、「重ね合せ領域」と記す。)
を有する。
【0003】黒浮きは、上述した重ね合せ領域において
重畳される。黒浮きとは、LCD(Liquid Crystal Dis
play)の散乱光等に起因する輝度分布の乱れにより、映
像暗部の階調が失われて黒い部分が灰色っぽく浮いて見
える現象である。黒浮きの性質は、映像の重ね合せ領域
の形状、重ね合せ枚数、プロジェクタの特性等に応じて
異なるが、重ね合せ領域において特に顕著である。この
黒浮きが、映像品質を低下させる一因となっていた。
【0004】黒浮きを補正して映像品質を向上する技術
としては、例えば、特開平8−251614に記載のビ
デオプロジェクターが開示されている。このビデオプロ
ジェクターは三管式のプロジェクタであり、黒浮きを低
減すべく、各管から投射される光の光軸が同一線上に存
在しない点、及び光軸からの離間に伴いスクリーンに到
達する光量が減少する点に着目し、映像信号と補正信号
の比率を可変にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、映像に重ね合せ領域の存在しない場合を想定
したものであり、映像に重ね合せ領域を有するマルチ画
面方式のプロジェクタには適用されない。すなわち、上
記ビデオプロジェクターによって映写された映像であっ
ても、各映像を重ね合わせると、重ね合せ領域の形状、
重ね合せ枚数、映写機の特性の差異等に依存して新たな
黒浮きが発生する。この黒浮きが、映像品質を低下させ
る一因となっている。
【0006】以下、図面を参照して、重ね合せ領域に発
生する黒浮きについて詳述する。図6は、従来技術にお
ける2×2のマルチ画面方式の映像処理システム100
の全体構成を示す概念図である。図6に示す様に、映像
処理システム100は、映像信号を出力する映像ソース
100a,100b,100c,100dと、映像信号
を映像として映写するプロジェクタ300a,300
b,300c,300dと、映像を表示するスクリーン
400とを備えて構成されている。
【0007】映像ソース100a〜100dから出力さ
れた映像信号は、プロジェクタ300a〜300dによ
り映像としてスクリーン400に表示される。簡単の
為、プロジェクタ300a〜300dからスクリーン4
00の表示面に投射される散乱光の輝度は、投射面全体
において一定であるものとする。このとき各プロジェク
タ300a,300b,300c,300dから映写さ
れる、重ね合わせ前の映像の輝度は、図7(a)に示す
様に、それぞれY1,Y2,Y3,Y4により表され
る。
【0008】ここで、プロジェクタ300a〜300d
からスクリーン400に映写される複数の映像を、図7
(b)に示す様に重ね合わせると、映像の重ね合せ枚数
及び組合せの相違から九つの領域に分類される。これら
九つの領域を、左端の列から順にY1,Y1+Y3,Y
3,Y1+Y2,Y1+Y2+Y3+Y4,Y3+Y
4,Y2,Y2+Y4,Y4と表す。
【0009】上記各領域は散乱光の輝度がそれぞれ異な
るので、各領域間で均一な黒色は表示されない。例え
ば、スクリーン400の中央に位置する正方形領域41
0は、4台のプロジェクタ300a〜300dから映写
される映像が全て重なり合う。このため、スクリーン4
00には本来の黒色よりも明るい色で映像が表示され
る。つまり、黒浮きが発生する。
【0010】なお、重ね合せ領域を有するマルチ画面方
式の映写機には、重ね合せ領域の形状や枚数に応じて輝
度に対する乗算補正(ブレンディング補正又はエッジス
ムージング処理)を施すものもある。しかしながら、輝
度に対する乗算は輝度信号の振幅に対して作用するもの
である。これに対して、黒浮きの原因となる輝度オフセ
ットは、輝度信号の振幅とは無関係に輝度信号のない映
像においても発生するものである。したがって、乗算補
正によって重ね合せ領域の黒浮きが補正されるものでは
ない。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて為さ
れたものであり、重ね合せ領域における黒浮きを補正し
て、映像品質を向上した映像補正システム、映像補正方
法、プログラム、及び記録媒体を提供することを課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決する為、以下の様な特徴を備えている。本発明に係
る映像補正システムは、映像信号に基づく複数の映像の
内、少なくとも一部の領域を重ね合わせて映写した際の
輝度分布に応じて、輝度信号をオフセット値として前記
映像信号に加算する加算手段と、前記加算手段により前
記オフセット値が加算された映像信号に基づいて、前記
複数の映像をスクリーンに映写する映写手段とを備える
ことを特徴としている。
【0013】本発明に係る映像補正方法は、加算手段
が、映像信号に基づく複数の映像の内、少なくとも一部
の領域を重ね合わせて映写した際の輝度分布に応じて、
輝度信号をオフセット値として前記映像信号に加算する
加算工程と、映写手段が、前記加算工程にて前記オフセ
ット値が加算された映像信号に基づいて、前記複数の映
像をスクリーンに映写する映写工程とを含むことを特徴
としている。
【0014】本発明に係るプログラムは、コンピュータ
に、映像信号に基づく複数の映像の内、少なくとも一部
の領域を重ね合わせて映写した際の輝度分布に応じて、
輝度信号をオフセット値として前記映像信号に加算する
機能と、前記オフセット値が加算された映像信号に基づ
いて、前記複数の映像をスクリーンに映写する機能とを
実現させる。
【0015】黒浮きは、映像内の輝度分布に起因し、複
数の映像の重ね合せ領域において特に顕著である。これ
らの発明によれば、当該重ね合せ領域における輝度の差
は、オフセット値として映像信号に加算された輝度信号
により低減或いは消滅される。これにより、重ね合せ領
域における黒浮きが補正される。その結果、映像品質が
向上する。
【0016】本発明に係る映像補正システムにおいて好
ましくは、前記加算手段により前記オフセット値が加算
された映像信号は、ガンマ補正された信号である。
【0017】本発明に係る映像補正方法において好まし
くは、前記加算工程にて前記オフセット値が加算された
映像信号は、ガンマ補正された信号である。
【0018】本発明に係るプログラムにおいて好ましく
は、前記オフセット値が加算された映像信号は、ガンマ
補正された信号である。
【0019】これらの発明によれば、スクリーンに映写
される複数の映像の基となる映像信号は、ガンマ補正さ
れた信号である。すなわち、ガンマ補正された映像信号
に基づく複数の映像がスクリーンに映写されることにな
る。したがって、映像内の複数の領域間における輝度や
色彩の差を低減又は消滅した、より高精度な補正が可能
となる。その結果、映像品質が一層向上する。
【0020】本発明に係る映像補正システムにおいて、
より好ましくは、前記加算手段は、前記映写手段の特性
に応じたオフセット値を前記映像信号に加算する。
【0021】本発明に係る映像補正方法において、より
好ましくは、前記加算工程では、前記加算手段は、前記
映写手段の特性に応じたオフセット値を前記映像信号に
加算する。
【0022】本発明に係るプログラムにおいて、より好
ましくは、映写手段の特性に応じたオフセット値を前記
映像信号に加算する機能をコンピュータに実現させる。
【0023】これらの発明によれば、映写手段の特性に
応じたオフセット値が映像信号に加算される。これによ
り、映写手段の特性が反映された映像信号に基づく映像
をスクリーンに映写することができる。したがって、プ
ロジェクタなどの輝度特性や色彩特性に応じた木目細や
かな黒浮き補正が可能となる。その結果、映像品質が一
層向上する。
【0024】本発明に係る映像補正システムにおいて好
ましくは、前記加算手段は、前記オフセット値が加算さ
れた映像信号に対応する領域を前記映写手段に提示し、
前記映写手段は、前記加算手段により提示された前記領
域に基づいて、当該領域を示す情報を前記スクリーンに
表示する。
【0025】本発明に係る映像補正方法において好まし
くは、前記加算工程では、前記加算手段は、前記オフセ
ット値が加算された映像信号に対応する領域を前記映写
手段に提示し、前記映写工程では、前記映写手段は、前
記加算工程にて前記加算手段により提示された前記領域
に基づいて、当該領域を示す情報を前記スクリーンに表
示する。
【0026】本発明に係るプログラムにおいて好ましく
は、前記オフセット値が加算された映像信号に対応する
領域を映写手段に提示する機能と、前記映写手段に提示
された前記領域に基づいて、当該領域を示す情報を前記
スクリーンに表示する機能とをコンピュータに実現させ
る。
【0027】これらの発明によれば、前記オフセット値
が加算された映像信号に対応する領域が前記映写手段に
提示される。そして、当該映写手段に提示された領域を
示す情報がスクリーンに表示される。したがって、映像
の視者は、当該領域を示す情報を目印として、オフセッ
ト値が加算された領域及びその境界を容易に認識でき
る。これらの発明において、上記領域を示す情報とし
て、枠(縁取り)やコーナマーカ等を使用することが好
適である。
【0028】本発明に係る映像補正システムにおいて、
より好ましくは、前記オフセット値を格納する格納手段
を更に備え、前記加算手段は、映像信号の入力に伴っ
て、前記オフセット値を前記格納手段から取得し、当該
オフセット値を前記映像信号に加算する。
【0029】本発明に係る映像補正方法において、より
好ましくは、前記オフセット値を格納手段に格納する格
納工程を更に含み、前記加算工程にて、前記加算手段
は、映像信号の入力に伴って、前記オフセット値を前記
格納手段から取得し、当該オフセット値を前記映像信号
に加算する。
【0030】本発明に係るプログラムにおいて、より好
ましくは、映像信号の入力に伴って、前記オフセット値
を格納手段から取得し、当該オフセット値を前記映像信
号に加算する機能をコンピュータに実現させる。
【0031】これらの発明によれば、映像信号の入力に
伴って、オフセット値が格納手段から取得され、当該オ
フセット値が映像信号に加算される。これにより、オフ
セット値を格納手段に一旦格納しておけば、映写の都
度、ユーザが自らオフセット値を指定入力することな
く、黒浮き補正が施された高品質な映像がスクリーンに
映写される。なお、オフセット値が格納手段から取得さ
れるタイミングは、例えば、加算手段の電源投入時等で
あってもよい。
【0032】また、上述したプログラムが格納された、
コンピュータが読み取り可能な記録媒体を、映像補正シ
ステムと独立した単体の製品として提供(販売、配布
等)すれば、本発明に係る映像補正技術を広範かつ容易
に実施できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施の形態を詳細に説明する。図1(a)は、本実
施の形態における映像補正システム1の全体構成を示す
概念図である。映像補正システム1は、2×2のマルチ
画面を想定して構成されている。図1(a)に示す様
に、映像補正システム1は、映像ソース10a,10
b,10c,10dと、オフセット加算回路20a,2
0b,20c,20dと、プロジェクタ30a,30
b,30c,30dと、スクリーン40とを備える。各
装置は、相互に各種信号の入出力が可能な様に電気的に
接続されている。
【0034】映像ソース10a〜10dは、オフセット
加算回路20a〜20dに対してそれぞれ映像信号を出
力するパーソナルコンピュータ等の端末装置である。
【0035】オフセット加算回路20a〜20dは、映
像ソース10a〜10dから入力される映像信号に、輝
度信号をオフセット値として加算する回路である。オフ
セット値としての輝度信号は、上記映像信号に基づく複
数の映像の内、少なくとも一部の領域を重ね合わせて映
写した際の輝度分布に応じて加算される。
【0036】プロジェクタ30a〜30dは、映像ソー
ス10a〜10dからオフセット加算回路20a〜20
dを経由して入力されたそれぞれの映像信号を、映像と
してスクリーン40に映写する液晶プロジェクタ等の映
写装置である。
【0037】スクリーン40は、プロジェクタ30a〜
30dから映写された映像を表示する映写幕である。
【0038】以下、図1(b)を参照して、本発明に係
る映像補正システムの主要部であるオフセット加算回路
の内部構成について詳細に説明する。なお、映像ソース
10a〜10d、プロジェクタ30a〜30d、及びス
クリーン40の内部構成は、従来技術における映像処理
システムの映像ソース、プロジェクタ、及びスクリーン
とそれぞれ同様である。
【0039】図1(b)は、オフセット加算回路20a
の機能的構成を示すブロック図である。図1(b)に示
す様に、オフセット加算回路20aは、オフセット値発
生回路21と加算回路22と遅延回路23とを備えて構
成される。
【0040】オフセット値発生回路21は、映像ソース
10aから出力される映像信号の同期信号を入力信号と
し、当該入力信号に加算すべきオフセット値を発生す
る。好適には、このオフセット値はプロジェクタ30a
の輝度特性や色彩特性に応じた値である。また、このオ
フセット値はメモリ等の格納手段から所定のタイミング
で取得されたものであってもよい。オフセット値発生回
路21は、発生されたオフセット値を加算回路22に出
力する。
【0041】加算回路22は、映像ソース10aから出
力される映像信号、及びオフセット値発生回路21から
出力されるオフセット値を入力信号とし、当該映像信号
にオフセット値を加算する。また、加算回路22は、オ
フセット値が加算された映像信号を補正済の映像信号と
して、プロジェクタ30aに出力する。
【0042】遅延回路23は、オフセット値が加算され
ることにより遅延した補正済の映像信号と、オフセット
値が加算されない元の映像信号との同期をとるために、
オフセット値発生回路21と並列に接続される様に組み
込まれた周知の遅延回路である。
【0043】なお、オフセット加算回路20aは、ガン
マ補正機能を有する回路を更に備えるものとしてもよ
い。すなわち、ガンマ補正回路(図示せず)は、所定の
LUT(Look Up Table)を参照して、オフセット加算
回路20aの有する加算回路22によりオフセット値が
加算された映像信号に対してガンマ補正を施す。LUT
には、電気信号により表現される輝度や色彩を、人間の
視覚により実際の映像として認識される輝度や色彩に補
正するために必要なデータが格納されている。
【0044】オフセット加算回路20aにガンマ補正回
路を追加することにより、スクリーン40に映写される
複数の映像の基となる映像信号は、ガンマ補正された信
号となる。したがって、映像上の領域間における輝度や
色彩の差を低減又は消滅した、より高精度な補正が可能
となり、映像品質が一層向上する。
【0045】以上、オフセット加算回路20aの内部構
成について詳述したが、オフセット加算回路20b,2
0c,20dの内部構成は、オフセット加算回路20a
の内部構成と同様である。したがって、各構成部分の図
示及び詳細な説明は省略する。
【0046】次に、オフセット加算回路20aによって
実行される黒浮き補正処理について、図2及び図3を参
照して、より詳細に説明する。本説明では簡単の為、ス
クリーン上に重ね合わせる映像として、2種類の映像4
1,42を想定する。
【0047】まず、図2は、本発明に係る黒浮き補正処
理と比較すべく、当該黒浮き補正処理が施されない場合
における映像内の輝度分布を示す図である。図2におい
て、プロジェクタ30a,30bにより映写された映像
41,42の輝度は、共に“0×47”である。ここ
で、“0×”は、0×以降の数値が16進数により表記
されていることを示す。
【0048】図2に示す様に、映像41及び映像42の
重ね合せ領域50aの輝度は、各映像41,42の輝度
を加算した値、すなわち“0×8E”となる。これに対
して、領域50b,50cの輝度は、各映像41,42
の輝度、すなわち“0×47”のままである。したがっ
て、領域50b,50cと比較して輝度の高い重ね合せ
領域50aと、領域50b,50cとの間に輝度の差が
生じ、この輝度の差が黒浮きの要因となる。
【0049】続いて、図3は、本発明に係る黒浮き補正
処理が施された場合における映像内の輝度分布を示す図
である。図3において、映像41,42の輝度は領域に
よって異なる。すなわち、重ね合わせが予定されている
領域41a,42aの輝度は、共に“0×47”であ
る。これに対して、領域41b,42cの輝度は、各映
像41a,42aの輝度を加算した値、すなわち“0×
8E”に設定されている。したがって、映像41及び映
像42の重ね合せ領域60a、及び他の領域60b,6
0cの輝度は、共に“0×8E”となる。黒浮き補正処
理を実行した結果、スクリーン40に映写される全ての
領域の輝度が均一となり、黒浮きが消滅する。
【0050】次に、上述した黒浮き補正処理を映像41
〜44に適用した場合の映像40について、図4を参照
して説明する。図4は、オフセット加算回路によって映
像信号に加算されるオフセット値と、スクリーン40上
の表示領域との対応関係を示す図である。図4におい
て、映像41は、プロジェクタ30aによって、スクリ
ーン40の所定の表示領域に映写される映像である。同
様に、映像42,43,44は、プロジェクタ30b,
30c,30dによって、スクリーン40の所定の表示
領域に映写される映像である。
【0051】簡単の為、各プロジェクタ30a,30
b,30c,30dから投射される散乱光の輝度は、投
射面全体において一定であるものとする。このとき、黒
浮き補正処理の実行前における映像41,42,43,
44の輝度は、それぞれY1,Y2,Y3,Y4により
表される。
【0052】黒浮き補正処理の実行に伴い、映像41
は、それぞれ輝度の異なる領域41a〜41dを有す
る。図4に示す様に、領域41aに対応するオフセット
値はE1(=Y2+Y3+Y4)に設定され、領域41
bに対応するオフセット値はE5(=Y4)に設定され
ている。また、領域41cに対応するオフセット値はE
5(=Y4)に設定され、領域41dに対応するオフセ
ット値はE0(=0)に設定されている。
【0053】以下、映像42に関しても同様に、領域4
2aに対応するオフセット値はE2(=Y1+Y3+Y
4)に設定され、領域42bに対応するオフセット値は
E6(=Y3)に設定されている。また、領域42cに
対応するオフセット値はE6(=Y3)に設定され、領
域42dに対応するオフセット値はE0(=0)に設定
されている。
【0054】また、映像43に関しても同様に、領域4
3aに対応するオフセット値はE3(=Y1+Y2+Y
4)に設定され、領域43bに対応するオフセット値は
E7(=Y2)に設定されている。また、領域43cに
対応するオフセット値はE7(=Y2)に設定され、領
域43dに対応するオフセット値はE0(=0)に設定
されている。
【0055】更に、映像44に関しても同様に、領域4
4aに対応するオフセット値はE4(=Y1+Y2+Y
3)に設定され、領域44bに対応するオフセット値は
E8(=Y1)に設定されている。また、領域44cに
対応するオフセット値はE8(=Y1)に設定され、領
域44dに対応するオフセット値はE0(=0)に設定
されている。
【0056】映像45は、映像41〜44を部分的に重
ね合わせてスクリーン上に映写した映像である。映像4
5は、各映像41,42,43,44が黒浮き補正処理
の実行前に有する輝度に、上述したオフセット値を加算
することにより得られる映像である。このため、映像4
5を構成する九つの領域45a〜45iの輝度は、全て
“Y1+Y2+Y3+Y4”となり、各領域間における
輝度の差は相互に補完される。したがって、輝度の差に
起因する黒浮きは発生しない。
【0057】以上説明した様に、本発明に係る映像補正
システム1は、オフセット加算回路20a〜20dとプ
ロジェクタ30a〜30dとを備える。オフセット加算
回路20a〜20dは、映像信号に基づく複数の映像4
1〜44の内、少なくとも一部の領域を重ね合わせて映
写した際の輝度分布に応じて、輝度信号をオフセット値
として映像信号に加算する。プロジェクタ30a〜30
dは、オフセット加算回路20a〜20dによりオフセ
ット値がそれぞれ加算された映像信号に基づいて、複数
の映像41〜44をスクリーン40に映写する。つま
り、映像補正システム1は、補正対象となる映像信号の
輝度分布に応じて、当該輝度分布とは反対の輝度分布を
有する信号をオフセット値として、映像信号に加算す
る。
【0058】黒浮きは、映像の輝度分布に起因し、複数
の映像41〜44の重ね合せ領域45d(図4参照)に
おいて最も顕著である。映像補正システム1によれば、
重ね合せ領域45dにおける輝度の差は、オフセット値
として映像信号に加算された輝度信号により低減或いは
消滅される。これにより、重ね合せ領域45dにおける
黒浮きが補正される。その結果、スクリーン40に映写
される映像の品質及び視認性が向上する。また、他の重
ね合せ領域45a〜45c,45e〜45iに関しても
同様に、黒浮きが補正される。
【0059】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明に係る映像補正システムの好適な一例であり、こ
れに限定されるものではない。例えば、本実施の形態で
は、複数の映像の内、少なくとも一部の領域が重なり合
う映像を例示して説明したが、本発明は、必ずしも映像
同士が重なり合う場合にのみ適用されるものではない。
すなわち、複数の映像間に重なり合う領域が存在しない
場合であっても、本発明を適用可能である。
【0060】例えば、図5に示す様に、映像46,47
の表示領域外の投射光46a,47b(散乱光や迷光、
外光等)の重ね合わせにより、映像46,47の周辺に
輝度の差が発生する場合にも本発明を適用可能である。
つまり、プロジェクタ30eにより映写される映像46
の輝度分布とは反対の輝度分布を有するオフセット値
を、映像46の基となる映像信号に加算する。同様に、
プロジェクタ30fにより映写される映像47の輝度分
布とは反対の輝度分布を有するオフセット値を、映像4
7の基となる映像信号に加算する。これにより、映像4
6,47の輝度が画面全体で均一となり黒浮きが補正さ
れる。
【0061】また、映像補正システム1は、以下に示す
変形態様をとることも可能である。すなわち、オフセッ
ト加算回路20a〜20dは、オフセット値が加算され
た映像信号に対応する領域をプロジェクタ30a〜30
dに提示する。プロジェクタ30a〜30dは、オフセ
ット加算回路20a〜20dにより提示された領域に基
づいて、縁取り枠やコーナマーカ等の領域指示情報をス
クリーン40に表示する。これにより、映像の視者は、
領域指示情報を目印として、オフセット値が加算された
領域(すなわち、補正された領域)及びその境界を容易
に認識できる。また、映像の視者は、オフセット値が加
算された領域とオフセット値が加算されていない領域と
を比較することで、黒浮き補正の効果を簡易迅速に把握
できる。
【0062】
【発明の効果】これらの発明によれば、当該重ね合せ領
域における輝度の差は、オフセット値として映像信号に
加算された輝度信号により低減或いは消滅される。これ
により、重ね合せ領域における黒浮きが補正される。そ
の結果、映像品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明に係る映像補正システム
の全体構成を示す概念図である。図1(b)は、オフセ
ット加算回路の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】黒浮き補正処理が実行されない場合における映
像内の輝度分布を示す図である。
【図3】黒浮き補正処理が実行された場合における映像
内の輝度分布を示す図である。
【図4】オフセット加算回路によって映像信号に加算さ
れるオフセット値と、スクリーン上の表示領域との対応
関係を示す図である。
【図5】本発明の変形態様における映像内の輝度分布と
オフセット値との関係を示す図である。
【図6】従来技術に係る映像処理システムの全体構成を
示す概念図である。
【図7】図7(a)は、従来技術に係る映像処理システ
ムによって映写された複数の映像の輝度を示す図であ
る。図7(b)は、複数の映像を重ね合わせた場合の輝
度分布を示す図である。
【符号の説明】
1…映像補正システム、20a,20b,20c,20
d…オフセット加算回路、21…オフセット値発生回
路、22…加算回路、23…遅延回路、30a,30
b,30c,30d…プロジェクタ、40…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C058 BA23 BA24 BB25 EA03 5C082 AA02 AA34 AA36 BA12 BB51 BD02 BD07 CA22 CB01 MM10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に基づく複数の映像の内、少なく
    とも一部の領域を重ね合わせて映写した際の輝度分布に
    応じて、輝度信号をオフセット値として前記映像信号に
    加算する加算手段と、 前記加算手段により前記オフセット値が加算された映像
    信号に基づいて、前記複数の映像をスクリーンに映写す
    る映写手段とを備えることを特徴とする映像補正システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記加算手段により前記オフセット値が加
    算された映像信号は、ガンマ補正された信号であること
    を特徴とする請求項1に記載の映像補正システム。
  3. 【請求項3】前記加算手段は、前記映写手段の特性に応
    じたオフセット値を前記映像信号に加算することを特徴
    とする請求項1に記載の映像補正システム。
  4. 【請求項4】前記加算手段は、前記オフセット値が加算
    された映像信号に対応する領域を前記映写手段に提示
    し、 前記映写手段は、前記加算手段により提示された前記領
    域に基づいて、当該領域を示す情報を前記スクリーンに
    表示することを特徴とする請求項1に記載の映像補正シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記オフセット値を格納する格納手段を更
    に備え、 前記加算手段は、映像信号の入力に伴って、前記オフセ
    ット値を前記格納手段から取得し、当該オフセット値を
    前記映像信号に加算することを特徴とする請求項1に記
    載の映像補正システム。
  6. 【請求項6】加算手段が、映像信号に基づく複数の映像
    の内、少なくとも一部の領域を重ね合わせて映写した際
    の輝度分布に応じて、輝度信号をオフセット値として前
    記映像信号に加算する加算工程と、 映写手段が、前記加算工程にて前記オフセット値が加算
    された映像信号に基づいて、前記複数の映像をスクリー
    ンに映写する映写工程とを含むことを特徴とする映像補
    正方法。
  7. 【請求項7】前記加算工程にて前記オフセット値が加算
    された映像信号は、ガンマ補正された信号であることを
    特徴とする請求項6に記載の映像補正方法。
  8. 【請求項8】前記加算工程では、前記加算手段は、前記
    映写手段の特性に応じたオフセット値を前記映像信号に
    加算することを特徴とする請求項6に記載の映像補正方
    法。
  9. 【請求項9】前記加算工程では、前記加算手段は、前記
    オフセット値が加算された映像信号に対応する領域を前
    記映写手段に提示し、 前記映写工程では、前記映写手段は、前記加算工程にて
    前記加算手段により提示された前記領域に基づいて、当
    該領域を示す情報を前記スクリーンに表示することを特
    徴とする請求項6に記載の映像補正方法。
  10. 【請求項10】前記オフセット値を格納手段に格納する
    格納工程を更に含み、 前記加算工程にて、前記加算手段は、映像信号の入力に
    伴って、前記オフセット値を前記格納手段から取得し、
    当該オフセット値を前記映像信号に加算することを特徴
    とする請求項6に記載の映像補正方法。
  11. 【請求項11】コンピュータに、 映像信号に基づく複数の映像の内、少なくとも一部の領
    域を重ね合わせて映写した際の輝度分布に応じて、輝度
    信号をオフセット値として前記映像信号に加算する機能
    と、 前記オフセット値が加算された映像信号に基づいて、前
    記複数の映像をスクリーンに映写する機能とを実現させ
    るためのプログラム。
  12. 【請求項12】前記オフセット値が加算された映像信号
    は、ガンマ補正された信号であることを特徴とする請求
    項11に記載のプログラム。
  13. 【請求項13】映写手段の特性に応じたオフセット値を
    前記映像信号に加算する機能をコンピュータに実現させ
    るための請求項11に記載のプログラム。
  14. 【請求項14】前記オフセット値が加算された映像信号
    に対応する領域を映写手段に提示する機能と、 前記映写手段に提示された前記領域に基づいて、当該領
    域を示す情報を前記スクリーンに表示する機能とをコン
    ピュータに実現させるための請求項11に記載の映像補
    正方法。
  15. 【請求項15】映像信号の入力に伴って、前記オフセッ
    ト値を格納手段から取得し、当該オフセット値を前記映
    像信号に加算する機能をコンピュータに実現させるため
    の請求項11に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】請求項11〜15の何れか一項に記載の
    プログラムが格納された、コンピュータが読み取り可能
    な記録媒体。
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