JP5091575B2 - 映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像入力信号に対応する第1フレームレートを、第1フレームレートよりも高い第2フレームレートに変換する映像表示装置に関する。
従来、1フレーム期間を複数の分割フレーム期間に分割した上で、分割フレーム期間毎に映像フレームを表示することによって、映像入力信号に対応するオリジナルフレームレート(第1フレームレート)をn倍速のフレームレート(第2フレームレート)に変換する技術が知られている。分割フレーム期間毎に表示される映像フレームを生成する技術としては、(1)黒挿入技術及び(2)フレーム補間技術などが挙げられる。
(1)黒挿入技術では、オリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレーム(黒表示フレーム)が生成される。続いて、低輝度フレームがオリジナルフレーム間に挿入される(例えば、特許文献1)。
(2)フレーム補間技術では、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとに基づいて動きベクトルなどを推定した上で、動きベクトルなどによってオリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームが生成される。続いて、動き補償フレームがオリジナルフレーム間に挿入される。
なお、上述した黒挿入技術及びフレーム補間技術によれば、ホールド型表示において生じる動画ボケを抑制することができる。
特開2006−259619号公報([0047]〜[0049])
しかしながら、黒挿入技術では、動画ボケを抑制することが可能であるが、低輝度フレームが挿入されるため、1フレーム期間における輝度が低下してしまう。
フレーム補間技術では、動画ボケを効果的に抑制するためには、動き補償フレームを高い精度で生成する必要がある。従って、フレーム補間技術のみによって動画ボケを抑制するには、動き補償フレームの生成に必要な処理負荷や回路規模が増大してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、1フレーム期間における輝度の低下を抑制し、かつ、処理負荷の低減を図るとともに、動画ボケを効果的に抑制することを可能とする映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一の特徴では、映像入力信号に対応する第1フレームレートを、前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートに変換する映像表示装置は、映像入力信号に対応するオリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレームを生成する第1生成部(低輝度フレーム生成部230)と、前記オリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームを生成する第2生成部(動き補償フレーム生成部240)と、前記低輝度フレームと前記動き補償フレームとを合成して合成フレームを生成する合成部(合成比率変更部250及び合成部260)と、前記オリジナルフレーム間に前記合成フレームを挿入する挿入部(出力部270)とを備え、前記合成部は、映像入力信号に基づいて取得された映像特性に応じて、前記低輝度フレームと前記動き補償フレームとの合成比率を変更する。
かかる特徴によれば、低輝度フレーム及び動き補償フレームを合成することによって、合成フレームが生成されている。従って、低輝度フレームのみによってオリジナルフレームを補間する場合に比べて、1フレーム期間における輝度の低下を抑制することができる。一方で、動き補償フレームのみによってオリジナルフレームを補間する場合に比べて、動き補償フレームの生成に必要な処理負荷や回路規模を小さくすることができる。
また、合成部は、映像入力信号に基づいて取得された映像特性に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更する。従って、動画ボケを適切に抑制することができる。
本発明の上述した特徴において、前記合成部は、フレームを構成する複数の単位領域毎に前記合成比率を変更することが好ましい。
本発明の上述した特徴において、前記映像特性は、映像入力信号に基づいて取得された輝度であり、前記合成部は、前記輝度が高いほど、前記動き補償フレームの寄与度を大きくすることが好ましい。
本発明の上述した特徴において、前記映像特性は、映像入力信号に基づいて取得された彩度であり、前記合成部は、前記彩度に応じて、前記合成比率を変更することが好ましい。
本発明の上述した特徴において、前記映像特性は、映像入力信号に基づいて取得された色相であり、前記合成部は、前記色相の視認性に応じて、前記合成比率を変更することが好ましい。
本発明の上述した特徴において、前記映像特性は、映像入力信号に基づいて取得された動き量であり、前記合成部は、前記動き量が大きいほど、前記動き補償フレームの寄与度を大きくすることが好ましい。
本発明の上述した特徴において、前記映像特性は、映像入力信号に基づいて取得された前記単位領域の輪郭量であり、前記合成部は、前記単位領域の輪郭量が大きいほど、前記単位領域における前記動き補償フレームの寄与度を大きくすることが好ましい。
本発明によれば、1フレーム期間における輝度の低下を抑制し、かつ、処理負荷の低減を図るとともに、動画ボケを効果的に抑制することを可能とする映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(映像表示装置の構成)
以下において、第1実施形態に係る映像表示装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る映像表示装置100を示す図である。
図1に示すように、映像表示装置100は、光源10と、フライアイレンズユニット20と、複数の液晶パネル30(液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30B)と、クロスダイクロイックプリズム40と、投写レンズユニット50とを有する。
光源10は、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bを含む白色光を発する。例えば、光源10は、白色光を発するUHPランプなどである。
フライアイレンズユニット20は、光源10が発する白色光を均一化する光学素子である。具体的には、フライアイレンズユニット20は、一対のフライアイレンズによって構成されており、各フライアイレンズは、複数の微小レンズによって構成されている。
液晶パネル30Rは、映像出力信号(赤出力信号R)に応じて、赤成分光Rを変調する光学素子である。液晶パネル30Gは、映像出力信号(緑出力信号G)に応じて、緑成分光Gを変調する光学素子である。液晶パネル30Bは、映像出力信号(青出力信号B)に応じて、青成分光Bを変調する光学素子である。
クロスダイクロイックプリズム40は、各液晶パネル30から出射された色成分光を合成して、各色成分光の合成光を投写レンズユニット50側に出射する。
投写レンズユニット50は、クロスダイクロイックプリズム40から出射された合成光(すなわち、映像光)をスクリーン(不図示)に投写する。
また、映像表示装置100は、ダイクロイックミラー61と、ダイクロイックミラー62と、反射ミラー71と、反射ミラー72と、反射ミラー73とを有する。
ダイクロイックミラー61は、青成分光Bを透過して、赤成分光R及び緑成分光Gを反射する色分離素子である。ダイクロイックミラー62は、赤成分光Rを透過して、緑成分光Gを反射する色分離素子である。
反射ミラー71は、青成分光Bを反射して、青成分光Bを液晶パネル30B側に導く。反射ミラー72及び反射ミラー73は、赤成分光Rを反射して、赤成分光Rを液晶パネル30R側に導く。
(信号処理部の構成)
以下において、第1実施形態に係る信号処理部の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る信号処理部200の構成を示すブロック図である。なお、信号処理部200は、映像表示装置100に設けられている。
信号処理部200は、1フレーム期間を複数の分割フレーム期間に分割した上で、分割フレーム期間毎に映像フレームを表示することによって、映像入力信号に対応するオリジナルフレームレート(第1フレームレート)をn倍速のフレームレート(第2フレームレート)に変換する。第1実施形態では、信号処理部200は、オリジナルフレームレートを2倍速のフレームレートに変換するケースを例に挙げて説明する。
具体的には、信号処理部200は、オリジナルフレームとオリジナルフレームに基づいて生成された合成フレームとを交互に出力する。合成フレームは、後述するように、オリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレームとオリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームとが合成されたフレームである。
図2に示すように、信号処理部200は、入力信号受付部210と、オリジナルフレーム生成部220と、低輝度フレーム生成部230と、動き補償フレーム生成部240と、合成比率変更部250と、合成部260と、出力部270とを有する。
入力信号受付部210は、DVD再生装置やTVチューナなどから映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)を取得する。
オリジナルフレーム生成部220は、映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)に基づいて、オリジナルフレームを生成する。具体的には、オリジナルフレーム生成部220は、映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)を映像出力信号(赤出力信号R、緑出力信号G及び青出力信号B)に変換する。続いて、オリジナルフレーム生成部220は、オリジナルフレームに対応する映像出力信号を出力部270に出力する。
例えば、オリジナルフレーム生成部220は、γ補正を行う回路、オリジナルフレームと合成フレームとを同期させるための遅延回路(バッファ)などを有する。
低輝度フレーム生成部230は、オリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレームを生成する。具体的には、低輝度フレーム生成部230は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームに対応する映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)に基づいて、低輝度フレームに対応する映像信号を生成して、低輝度フレームに対応する映像信号を合成部260に出力する。なお、低輝度フレームは、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間に合成フレームの生成に用いられる。
例えば、図3(a)及び図3(b)に示す輝度をオリジナルフレーム(分割フレーム#1に相当するフレーム)が有するケースについて考える。図3(a)は、一般的なフレームの生成方法を示しており、図3(b)は、第1実施形態で用いられるフレーム(低輝度フレーム)の生成方法を示している。
図3(a)に示すように、一般的には、オリジナルフレーム(分割フレーム#1に相当するフレーム)を単純にコピーして、分割フレーム#2に相当するフレームが生成される。
一方で、図3(b)に示すように、第1実施形態では、低輝度フレーム生成部230は、オリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレーム(分割フレーム#2に相当するフレーム)を生成する。
なお、図3(b)では、低輝度フレームの輝度がオリジナルフレームの輝度の半分であるケースについて例示している。例えば、フレーム期間#1では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は100%であり、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は50%である。同様に、フレーム期間#2では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は50%であり、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は25%である。フレーム期間#3では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は70%であり、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は35%である。
動き補償フレーム生成部240は、オリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームを生成する。具体的には、動き補償フレーム生成部240は、n番目のオリジナルフレーム及びn+1番目のオリジナルフレームに対応する映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)に基づいて、動き補償フレームに対応する映像信号を生成して、動き補償フレームに対応する映像信号を合成部260に出力する。なお、動き補償フレームは、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間に合成フレームの生成に用いられる。
例えば、動き補償フレーム生成部240は、図4に示すように、遅延回路241と、動きエリア特定部242と、動きベクトル生成部243と、フレーム生成部244とを有する。
なお、図4では、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間に挿入される合成フレームの生成に用いられる動き補償フレームの生成について説明する。すなわち、n+1番目のオリジナルフレームに対応する映像入力信号(F(n+1))が入力されたケースについて説明する。
遅延回路241は、オリジナルフレームに対応する映像入力信号を遅延させる回路である。具体的には、遅延回路241は、n番目のオリジナルフレームに対応する映像入力信号(F(n))を遅延させて出力する。
動きエリア特定部242は、映像入力信号(F(n))と映像入力信号(F(n+1))とに基づいて、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間で移動する物体が含まれる動きエリア(M(n))を特定する。
動きベクトル生成部243は、映像入力信号(F(n))と映像入力信号(F(n+1))とに基づいて、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間で移動する物体の動きベクトル(V(n))を算出する。なお、動きベクトル(V(n))の算出方法としては、フレームに含まれるブロック毎にドットマッチングやブロックマッチングを行う方法などのように、既存の方法を用いることが可能である。
フレーム生成部244は、動きエリア特定部242によって特定された動きエリア(M(n))については、動きベクトル生成部243によって算出された動きベクトル(V(n))に応じて、動きエリア(M(n))に対応する動き補償フレームの一部分を生成する。また、フレーム生成部244は、動きエリア特定部242によって特定された動きエリア(M(n))以外(すなわち、静止エリア)については、映像入力信号(F(n))又は映像入力信号(F(n+1))に応じて、静止エリアに対応する動き補償フレームの他部分を生成する。
例えば、n番目のオリジナルフレームが図5(a)に示すフレームであり、n+1番目のオリジナルフレームが図5(b)に示すフレームであるケースについて考える。
図5(c)に示すように、動きベクトル生成部243は、n番目のオリジナルフレーム及びn+1番目のオリジナルフレームに基づいて、動きベクトル(V(n))を算出する。
図5(d)に示すように、動きエリア特定部242は、n番目のオリジナルフレーム及びn+1番目のオリジナルフレームに基づいて、動きエリア(M(n))を特定する。
図5(e)に示すように、フレーム生成部244は、オリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームを生成する。
図2に戻って、合成比率変更部250は、映像入力信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)に基づいて、オリジナルフレームの映像特性を取得する。続いて、合成比率変更部250は、オリジナルフレームの映像特性に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更する。
例えば、合成比率変更部250は、図6に示すように、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームの平均輝度を取得して、平均輝度に応じて合成比率を変更する。なお、図6において、縦軸は、合成フレームに対する低輝度フレームの寄与度(α)を示しており、横軸は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームの平均輝度を示している。
図6に示すように、オリジナルフレームの平均輝度が0〜L(例えば、50%)の範囲では、低輝度フレームの寄与度(α)は一定である。また、オリジナルフレームの平均輝度がL〜L(例えば、100%)の範囲では、オリジナルフレームの平均輝度が高いほど、低輝度フレームの寄与度(α)は小さくなる。
すなわち、オリジナルフレームの平均輝度が0〜Lの範囲では、動き補償フレームの寄与度(1−α)は一定である。また、オリジナルフレームの平均輝度がL〜Lの範囲では、オリジナルフレームの平均輝度が高いほど、動き補償フレームの寄与度(1−α)は大きくなる。
合成部260は、合成比率変更部250によって変更された合成比率に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとを合成して合成フレームを生成する。合成部260は、低輝度フレーム及び動き補償フレームに対応する映像信号を合成比率に応じて合成して、合成フレームに対応する映像出力信号(赤出力信号R、緑出力信号G及び青出力信号B)を生成する。続いて、合成部260は、合成フレームに対応する映像出力信号を出力部270に出力する。
出力部270は、オリジナルフレーム及び合成フレームに対応する映像出力信号(赤出力信号R、緑出力信号G及び青出力信号B)を出力する。具体的には、出力部270は、赤出力信号Rを液晶パネル30Rに出力し、緑出力信号Gを液晶パネル30Gに出力し、青出力信号Bを液晶パネル30Bに出力する。
(作用及び効果)
第1実施形態によれば、低輝度フレーム及び動き補償フレームを合成することによって、合成フレームが生成されている。従って、低輝度フレームのみによってオリジナルフレームを補間する場合に比べて、1フレーム期間における輝度の低下を抑制することができる。一方で、動き補償フレームのみによってオリジナルフレームを補間する場合に比べて、動き補償フレームの生成に必要な処理負荷や回路規模を小さくすることができる。
また、合成比率変更部250は、映像入力信号に基づいて取得された映像特性に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更する。従って、オリジナルフレームに含まれる物体の動きによって生じる動画ボケを適切に抑制することができる。
具体的には、第1実施形態では、合成比率変更部250は、映像入力信号に基づいて取得された輝度が高いほど、動き補償フレームの寄与度を大きくして、低輝度フレームの寄与度を小さくする。従って、1フレーム期間における輝度の低下を抑制しながら、動画ボケを適切に抑制することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、低輝度フレーム生成部230は、オリジナルフレームの輝度を単に低下させた低輝度フレームを生成する(図3を参照)。
これに対して、第2実施形態では、低輝度フレーム生成部230は、輝度集積法を用いて低輝度フレームを生成する。輝度集積法とは、1フレーム期間における輝度が一定であることを条件として、分割フレーム#2の輝度を分割フレーム#1に集積する方法である。
例えば、図3(a)及び図3(b)と同様に、図7(a)及び図7(b)に示す輝度をオリジナルフレーム(分割フレーム#1に相当するフレーム)が有するケースについて考える。図7(a)は、第1実施形態において低輝度フレームを生成する方法を示しており、図7(b)は、第2実施形態において低輝度フレームを生成する方法を示している。
図7(a)に示すように、第1実施形態では、図3(b)に示したように、オリジナルフレームの輝度を単純に低下させた低輝度フレームが生成される。
一方で、図7(b)に示すように、第2実施形態では、低輝度フレーム生成部230は、図7(a)における分割フレーム#2の輝度を分割フレーム#1の輝度に集積する。
例えば、フレーム期間#1では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は100%であり、分割フレーム#2の輝度をこれ以上分割フレーム#1の輝度に集積できないため、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は図7(a)と同様に50%である。
一方で、フレーム期間#2では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は75%であり、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は0%である。すなわち、図7(a)において分割フレーム#2に割り当てられていた輝度(25%)が分割フレーム#1に集積されている。
フレーム期間#3では、分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの輝度は100%であり、分割フレーム#2に相当する低輝度フレームの輝度は5%である。すなわち、図7(a)において分割フレーム#2に割り当てられていた輝度(35%)のうち、輝度(30%)が分割フレーム#1に集積されている。
なお、合成部260は、輝度が集積された後における分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームと、輝度が集積される前における分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームとを合成してもよい。このようなケースで用いられる合成比率は、分割フレーム#2における合成比率を流用してもよい。例えば、輝度が集積された後における分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの寄与度を“α”(すなわち、低輝度フレームの寄与度)とし、輝度が集積される前における分割フレーム#1に相当するオリジナルフレームの寄与度を“1−α”(すなわち、動き補償フレームの寄与度)としてもよい。
(作用及び効果)
第2実施形態によれば、輝度集積法によって分割フレーム期間#1に輝度を集積することによって、視認性を考慮した輝度の低下を抑制することができる。一方で、分割フレーム期間#2において低輝度フレーム(すなわち、これを用いた合成フレーム)を挿入することによって、オリジナルフレームに含まれる物体の動きによって生じる動ボケを効果的に抑制することができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、合成比率変更部250は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームの平均輝度(映像特性)に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更する。
これに対して、第3実施形態では、合成比率変更部250は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームの彩度(映像特性)に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更してもよい。
合成比率変更部250は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームの色相(映像特性)に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更してもよい。
合成比率変更部250は、n番目のオリジナルフレームとn+1番目のオリジナルフレームとの間における動き量(映像特性)に応じて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更してもよい。具体的には、合成比率変更部250は、動き量が大きいほど、低輝度フレームの寄与度(α)を小さくして、動き補償フレームの寄与度(1−α)を大きくする。これによって、オリジナルフレームに含まれる物体の動きによって生じる動ボケを効果的に抑制することができる。
合成比率変更部250は、n番目(又は、n+1番目)のオリジナルフレームを構成する単位領域の輪郭量に応じて、その単位領域に対応する低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更してもよい。具体的には、合成比率変更部250は、輪郭量が大きいほど、低輝度フレームの寄与度(α)を小さくして、動き補償フレームの寄与度(1−α)を大きくする。これによって、オリジナルフレームに含まれる物体の動きによって生じる動ボケを効果的に抑制することができる。
なお、輪郭量は、単位領域に含まれる各画素値の水平微分及び垂直微分の積算値、単位領域に含まれる各画素値をハイパスフィルタにかけた後に取得された値の積算値などである。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では特に触れていないが、合成比率変更部250は、オリジナルフレームの全領域について、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を一律に変更してもよい。また、合成比率変更部250は、フレームを構成する単位領域毎に、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を個別に変更してもよい。
上述した実施形態では、オリジナルフレームの輝度を低下させることによって、低輝度フレームが生成されるがこれに限定されるものではない。オリジナルフレームに基づいて生成された動き補償フレームの輝度を低下させることによって、低輝度フレームが生成されてもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、合成比率変更部250は、複数種類の映像特性(輝度、彩度、色相、動き量及び輪郭量)のうち、2以上の映像特性を組み合わせて、低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率を変更してもよい。
第1実施形態に係る映像表示装置100の構成を示す図である。 第1実施形態に係る信号処理部200の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る低輝度フレームの生成例について示す図である。 第1実施形態に係る動き補償フレーム生成部240の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る動き補償フレームの生成例について示す図である。 第1実施形態に係る低輝度フレームと動き補償フレームとの合成比率について示す図である。 第2実施形態に係る低輝度フレームの生成例について示す図である。
符号の説明
10・・・光源、20・・・フライアイレンズユニット、30・・・液晶パネル、40・・・クロスダイクロイックプリズム、50・・・投写レンズユニット、61〜62・・・ダイクロイックミラー、71〜73・・・反射ミラー、100・・・映像表示装置、200・・・信号処理部、210・・・入力信号受付部、220・・・オリジナルフレーム生成部、230・・・低輝度フレーム生成部、240・・・動き補償フレーム生成部、241・・・遅延回路、242・・・動きエリア特定部、243・・・動きベクトル生成部、244・・・フレーム生成部、250・・・合成比率変更部、260・・・合成部、270・・・出力部

Claims (1)

  1. 映像入力信号に対応する第1フレームレートを、前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートに変換する映像表示装置であって、
    映像入力信号に対応するオリジナルフレームの輝度を低下させた低輝度フレームを生成する第1生成部と、前記オリジナルフレームに含まれる物体の動きが補償された動き補償フレームを生成する第2生成部と、前記低輝度フレームと前記動き補償フレームとを合成して合成フレームを生成する合成部と、前記オリジナルフレーム間に前記合成フレームを挿入する挿入部と、を備えており、
    前記合成部は、映像入力信号に基づいて取得された輝度が高いほど、前記低輝度フレームと前記動き補償フレームとの合成比率を前記動き補償フレームの寄与度が大きくなるように変更すると共に、フレームを構成する複数の単位領域毎に前記合成比率を変更する映像表示装置において、
    前記第2生成部は、動きベクトルに応じて、前記動き補償フレームの動きエリアを生成すると共に、連続するオリジナルフレームの映像入力信号の一方に応じて、静止エリアを生成する
    ことを特徴とする映像表示装置。
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