JPH0453374A - 補正回路付プロジェクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、適正な白バランス調整と輝度調整が行なわれ
る際に好適な補正回路付プロジェクタに関する。

〔発明の概要〕

本発明は、適正な白バランス調整と輝度調整が行なわれ
る際に好適な補正回路付プロジェクタに関し、プロジェ
クタから画像が投射される投射面の色情報と輝度情報と
に基いて、投射面上での白バランス調整と輝度調整とが
各々調整される構成により、投射面の色、濃淡に関りな
く、良好な白バランス調整が行なえるとともに、輝度ム
ラが回避されるようにしたものである。

〔従来の技術］ 液晶表示器に表示等された画像が、壁等のスクリーン（
投射面）に投射されるプロジェクタが知られている。

この場合、投射面の色は白色であること、およびシミ、
凹凸等による輝度の不均一化（濃淡）が無いという理想
的な前提の基に、プロジェクタでの白バランス調整、輝
度調整が行なわれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、−Ｃに投射面が完全な白色であることは
有り得ず、また色彩が施されている場合、あるいは濃淡
が生じている場合が実情であり、理想的な前提に基いた
調整では、良好な白バランス調整が行なえないとともに
、輝度ムラが発生ずるという問題が有った。

本発明の目的は、投射面の色、あるいは濃淡に関りなく
、良好な白バランス調整が行なえるとともに、輝度ムラ
を回避可能とされた補正回路（＝Ｊプロジェクタを提供
するごとにある。

［課題を解決するだめの手段］ 上記目的を達成するために、本発明に係る補正回路イ］
プロジェクタは、 プロジェクタ（５）から映像が投射される投射面（Ｓ）
の色情報と輝度情報とが各々検出される投射面情報検出
手段（３）と、 検出された上記色情報と輝度情報とに基いて、上記投射
面（Ｓ）上での白バランス調整と輝度調整とが各々行な
われる補正回路（７）と、を有することを特徴とする。

〔作用〕

本発明に係る補正回路付プロジェクタでは、投射面の色
情報と輝度情報とに基いて、投射面での白バランス調整
と輝度調整が各々行なわれる。

〔実施例〕 以下、本発明に係る補正回路付プロジェクタの好適な実
施例を、図面に基いて説明する。

第１図において、本発明が適用されたプロジェクタ（１
）は、情報検出部（投射面情報検出手段）（３）とプロ
ジェクタ本体（５）とを有している。

情報検出部（３）は、プロジェクタ本体（５）と一体ま
たは別体に設けられ、通常のＣＣＤ撮像素子、ビデオカ
メラヘッドが用いられ、また、家庭用ビデオカメラ等を
用いることも可能である。

そして、情報検出部（３）では、プロジェクタ本体（５
）の画像が投射される投射面（Ｓ）の色情報と輝度情報
とが例えば１フイ一ルド分の平面画像として検出され、
Ｒ／Ｇ／Ｂ信号、コンポジントビデオ信号等としてプロ
ジェクタ本体（５）の入力端子（１０）に出力される。

この場合、投射面（Ｓ）としては、一般のスクリーン、
壁などが挙げられ、色情報とは投射面（Ｓ）が何色であ
るかの情報である。

また、輝度情報とは投射面（Ｓ）上の輝度分布に関する
情報であって、特に投射面（Ｓ）にシミ、凹凸が生して
いる場合等に生ずる輝度の不均一化（濃淡）に関する情
報である。

入力端子（１０）から入力される信号は、補正回路（７
）に取り込まれて、例えばフィールドメモリに格納され
、補正回路（７）には、入力端子（２０）から投射用の
ビデオ信号（Ｖ）が入力される。

ここで、補正回路（７）では、入力端子（１０）から入
力されてフィールドメモリ等に格納された色情報に基い
て、ビデオ信号（Ｖ）に対する白バランス調整が行なわ
れる一方、同様に格納された輝度情報に基いて、ビデオ
信号（Ｖ）に対する輝度調整が行なわれる。

そして、補正回路（７）でコントロールされるドライバ
（９）を介して、液晶表示部等を含む投射部（１１）か
ら、ビデオ信号（Ｖ）に対応する画像が投射面（Ｓ）上
に投射される。

以上説明したように、本実施例では、情報検出部（３）
で検出される色情報と輝度情報とに基づいて、ビデオ信
号（Ｖ）の白バランス調整と輝度調整とが各々補正回路
（７）で行なわれる。

従って、投射面（Ｓ）に色彩が施こされている場合にお
いても、適正な白バランス調整が行なえるとともに、濃
淡が生じている場合においても輝度ムラを回避して、良
好な画像を投射することが可能となる。

従って、投射面（Ｓ）として使用する壁面の選択度が向
上されるので、プロジェクタ本体（５）の使用範囲、使
用環境が拡大され、利便さが向上される。

また、補正回路（７）の補正処理の範囲を拡大させるこ
とにより、ビデオ信号（Ｖ）に対して様々な処理が可能
となる。

例えば、補正回路（７）のフィールドメモリに格納され
た色情報、輝度情報に対して、マニュアルで適宜な処理
をすることにより、画像の一部の輝度を」二げろ等、変
化に冨んだ画像を投射させることが可能となる。

〔発明の効果〕

以」二の説明で理解されるように、本発明に係る補正回
路付プロジェクタでは、投射面の色情報と輝度情報とに
基いて、投射面での白バランス調整と輝度調整が各々行
なわれる。

従って、投射面の色、濃淡に関りなく、良好な白バラン
ス調整が行なえるとともに、輝度ムラを回避することが
可能となる。

また、投射面として利用できる壁等の選択範囲が広がる
ので、プロジェクタの使用範囲、使用環境が拡大され、
利便さが向上される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る補正回路付プロジェクタの好適
な実施例の構成図である。 （１）はプロジェクタ、（３）は情報検出部、（５）は
プロジェクタ本体、（７）は補正回路、（Ｓ）は投射面
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プロジェクタから映像が投射される投射面の色情報と輝
   度情報とが各々検出される投射面情報検出手段と、 検出された上記色情報と輝度情報とに基いて、上記投射
   面上での白バランス調整と輝度調整とが各々行なわれる
   補正回路と、 を有することを特徴とする補正回路付プロジェクタ。