JP2003273750A - 符号誤り検出訂正装置 - Google Patents

符号誤り検出訂正装置

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JP2003273750A
JP2003273750A JP2002072108A JP2002072108A JP2003273750A JP 2003273750 A JP2003273750 A JP 2003273750A JP 2002072108 A JP2002072108 A JP 2002072108A JP 2002072108 A JP2002072108 A JP 2002072108A JP 2003273750 A JP2003273750 A JP 2003273750A
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JP2002072108A
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Kazuhiko Sakai
一彦 酒井
Satoru Kagohashi
悟 籠橋
Naoki Chiba
直紀 千葉
Yasuhiro Oba
康弘 大場
Yuichi Uzawa
裕一 鵜沢
Masato Ota
昌人 太田
Yukihiro Kikuchi
行博 菊池
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BCH符号を用いた符号誤り検出訂正装置に
関し、シンドローム演算部においてリアルタイム処理の
必要ない回路をタイムシェアリングして共用し、回路規
模を削減する。 【解決手段】 受信信号Y1(x),Y2(x)を入力
して奇数項シンドロームを算出する奇数項シンドローム
算出部(11),(12)は、処理する受信信号の個数
分備えるが、該奇数項シンドローム算出部で算出した奇
数項シンドロームを入力して偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部(13)を各系統の受信
信号に対してタイムシェアリングして共用化する。ま
た、偶数項シンドローム算出部は、各奇数項シンドロー
ムを2のべき乗演算する演算回路をタイムシェアリング
して共用化し、更に、奇数項シンドローム算出部におい
て、受信信号を生成多項式の最小多項式で除算した除算
結果を基底変換する変換部等をタイムシェアリングして
共用化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送や情報記
憶を行う装置において、符号情報中に発生したビット誤
りを検出し、誤りを訂正する符号誤り検出訂正装置に関
する。ディジタルデータを伝送又は記憶する際の信頼性
向上のために、誤り訂正能力を有する検査符号を付加し
て送信又は記録し、受信又は再生の過程でこの検査符号
に従って誤り位置を検出して訂正する手法が用いられて
いる。誤り訂正符号としては、システムに応じて様々な
ものが採用される。本発明は、BCH符号(Bose-Chaud
huri-Hocquenghem code )を用いた符号誤り検出訂正装
置に関し、特にその誤り訂正方式におけるシンドローム
演算法に関する。尚、本誤り検出訂正装置は、WDM
(Wavelength Division Multiplexing)用伝送装置内の
誤り訂正処理部等を始めとし、種々の伝送装置に適用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】BCH符号は、ガロア体GF(2)の拡
大体GF(2m )において、αをGF(2m )上の原始
元としたとき、生成多項式G(x)として、 G(x)=LCM[M1 (x),M3 (x),…,M
2t-1(x)] により生成される符号である。ここで、M2t-1(x)
は、α2t-1を根とする最小次数の多項式、LCM[ ]
は、最小公倍多項式である。
【0003】復号器におけるシンドローム演算は、求め
るシンドローム全体を奇数項と偶数項とに分けることが
できる。受信信号を受信多項式Y(x)とすると、Y
(x)を(x−αi )で除算して奇数項シンドロームを
求める方法、或いはY(x)をMi (x)で除算し、そ
の結果を基底変換して奇数項シンドロームを算出する等
の方法がある。
【0004】ここで、ガロア体GF(2)上の任意の多
項式F(x)に対して、(F(x))2 =F(x2 )が
成り立つことから、偶数項シンドロームの算出は、S2
=(S1)2 ,S4=(S1)4 ,S6=(S3)2
S8=(S1)8 ,S10=(S5)2 ,S12=(S
3)4 ,S14=(S7)2 ,…ように、奇数項シンド
ロームを偶数乗して求めることができる。
【0005】この方式では、t重誤り訂正回路におい
て、t個の2乗回路、以下概算で、t/2個の4乗回
路、t/4個の8乗回路、…を構成する。このように、
求める偶数項シンドロームの数だけ演算回路を備えるこ
とになるため、多チャネルインターリーブを実施する誤
り検出訂正装置など、誤り検出訂正ブロックを複数有す
る装置では、全チャネルに亙って基底変換部と偶数項シ
ンドローム算出部を備えていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、誤り検出訂
正数を増やすために生成多項式の次数を高くすると、求
めるシンドロームの個数が多くなり、また、扱うガロア
拡大体のビットレンジも増加し、奇数項シンドローム算
出部、偶数項シンドローム算出部の回路規模が増大する
という問題がある。また、多チャネルインターリーブを
実施する場合、回路規模の増加が全チャネルに及ぶため
更に大規模化する。
【0007】従って、データの信頼性向上のために、よ
り高い訂正能力を持つ高次符号を適用した場合や、多チ
ャネルインターリーブを実施した場合に、誤り検出訂正
装置の回路規模が大きくなり、ハードウェア化が困難と
なるといった問題を生じていた。本発明は、上記問題を
解決するために、シンドローム演算部のリアルタイム処
理の必要ない回路をタイムシェアリングして共用するこ
とにより、回路規模を削減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の符号誤り検出訂
正装置は、(1)並列入力される複数系統の受信信号の
それぞれについて奇数項シンドローム、偶数項シンドロ
ームの算出を行うことにより、BCH符号化された信号
についての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正装置にお
いて、奇数項シンドロームの算出処理を行う、奇数項シ
ンドローム算出部を複数系統分備え、奇数項シンドロー
ムに基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算
出する偶数項シンドローム算出部を備え、前記複数系統
分の各奇数項シンドローム算出部間で、算出した奇数項
シンドロームの前記偶数項シンドローム算出部への入力
タイミングを異ならせ、該偶数項シンドローム算出部を
複数系統で時分割的に共用したものである。
【0009】また、(2)受信信号について奇数項シン
ドローム、偶数項シンドロームの算出を行うことによ
り、BCH符号化された信号についての誤り検出・訂正
を行う誤り検出訂正装置において、奇数項シンドローム
の算出処理を行う、奇数項シンドローム算出部と、奇数
項シンドロームに基づいて乗算処理を行い、偶数項シン
ドロームを算出する偶数項シンドローム算出部とを有
し、該偶数項シンドローム算出部は、セレクタと乗算回
路とを備え、該セレクタは、入力された奇数項シンドロ
ーム又は乗算回路で乗算処理された後の信号を選択的に
該乗算回路に入力することにより、前記偶数項シンドロ
ームを算出するものである。
【0010】また、(3)上記(2)の誤り検出訂正装
置において、前記セレクタと前記乗算回路は、前記奇数
項シンドロームの各要素対応に設けられたセレクタと乗
算回路の組みが奇数項シンドロームの要素の総数分集ま
って構成されたものである。
【0011】また、(4)並列入力される複数系統の受
信信号のそれぞれについて奇数項シンドローム、偶数項
シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号化さ
れた信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正
装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行う奇
数項シンドローム算出部と、奇数項シンドロームに基づ
いて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出する偶
数項シンドローム算出部を備え、該奇数項シンドローム
算出部は、入力される受信信号に対して該信号の生成多
項式の各最小多項式毎に除算を行う最小多項式除算部
と、各最小多項式除算結果から奇数項シンドロームを算
出する基底変換部とを有し、該基底変換部及び前記偶数
項シンドローム算出部を各系統の受信信号で時分割的に
共用化した構成を有するものである。
【0012】また、(5)受信信号について奇数項シン
ドローム、偶数項シンドロームの算出を行うことによ
り、BCH符号化された信号についての誤り検出・訂正
を行う誤り検出訂正装置において、奇数項シンドローム
の算出処理を行う、奇数項シンドローム算出部と、奇数
項シンドロームに基づいて乗算処理を行い、偶数項シン
ドロームを算出する偶数項シンドローム算出部とを有
し、該奇数項シンドローム算出部は、入力される受信信
号に対して該信号の生成多項式の各最小多項式毎に除算
を行う最小多項式除算部と、各最小多項式除算結果から
奇数項シンドロームを出力する基底変換部とを備え、該
最小多項式除算部は、nビット並列の受信信号に対し、
1ビット毎に生成多項式の各最小多項式の除算を行うリ
ニア・フィードバック・シフトレジスタと、各最小多項
式除算結果をn乗演算するn乗演算部と、各n乗演算結
果に各最小多項式の根αi を乗算する乗算部とを備え、
該n乗演算部又はαi を乗算する乗算部を複数の最小多
項式除算結果に対して時分割的に共用化した構成を有す
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示し、第1チャネルch1及び第2チャネルch2の2
系統の受信信号Y1(x),Y2(x)に対して、t重
誤り訂正処理するBCH誤り訂正装置のシンドローム演
算部の構成例を示しているが、受信信号は2系統に限ら
ず、それ以上有する場合でも同様に実施可能である。
【0014】シンドローム演算部(10)は、2系統の
受信信号Y1(x),Y2(x)をそれぞれの系統対応
の奇数項シンドローム算出部(11),(12)に入力
し、各奇数項シンドローム算出部(11),(12)
は、それぞれ受信信号Y1(x),Y2(x)に対して
奇数項シンドロームS1,S3,S5,…,S(2t−
1)を算出して出力する。各S1,S3,S5,…のそ
れぞれを奇数項シンドロームの要素と称す。
【0015】すなわち、処理する受信信号の個数分、奇
数項シンドローム算出部(11),(12)を設け、各
奇数項シンドローム算出部(11),(12)で算出し
た各受信信号の奇数項シンドロームを、共通の偶数項シ
ンドローム算出部(13)に入力する。偶数項シンドロ
ーム算出部(13)は、各系統の受信信号に対してタイ
ムシェアリングにより、各系統の受信信号の偶数項シン
ドロームS2,S4,S6,…,S(2t)を算出す
る。
【0016】偶数項シンドロームは奇数項シンドローム
から算出されるため、奇数項シンドロームと違って、受
信信号の入力に合わせてリアルタイムで処理する必要が
なく、偶数項シンドローム算出部(13)の処理を、複
数の系統の受信信号に対してタイムシェアリングして共
用化することにより、回路規模を削減することができ
る。
【0017】図2は本発明の第2の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(20)は、受信信号を入力し、奇数項
シンドロームを算出する奇数項シンドローム算出部(2
1)と、該奇数項シンドローム算出部(21)で算出し
た奇数項シンドロームを入力し、偶数項シンドロームを
算出する偶数項シンドローム算出部(22)とを備え
る。
【0018】偶数項シンドロームの算出において、第1
項シンドロームS1を2乗,4乗,8乗,…,2n 乗し
て算出される偶数項シンドロームの集合{S2,S4,
S8,S16,S32,S64,…}をS1系列とし、
第3項シンドロームS3を2 n 乗して算出される偶数項
シンドロームの集合{S6,S12,S24,S48,
…}をS3系列とし、第j項シンドロームSjを2n
して算出される偶数項シンドロームの集合{S2j,S
4j,S8j,…}をSj系列とすると、S1系列シン
ドロームは、第1項シンドロームS1の2乗結果を繰り
返し2乗演算することにより算出される。また、S3系
列シンドロームは、第3項シンドロームS3の2乗結果
を繰り返し2乗演算することにより算出され、Sj系列
シンドロームは、第j項シンドロームSjの2乗結果を
繰り返し2乗演算することにより算出される。
【0019】そこで、偶数項シンドロームの算出部(2
2)において、2乗演算を行う2乗演算回路(23−
1),(24−1),…,(25−1)を、S1系列、
S3系列、…St系列の各算出回路(23),(2
4),…,(25)にそれぞれ1つ備え、奇数項シンド
ローム演算部(21)から入力される奇数項シンドロー
ム又はその2乗演算結果の何れかをセレクタ部(SE
L)で選択して2乗演算回路(23−1),(24−
1),…,(25−1)に入力する。
【0020】セレクタ部(SEL)は、奇数項シンドロ
ームを一度選択して2乗演算回路(23−1),(24
−1),…,(25−1)に入力すると、以降はその2
乗演算結果を保持するフリップフロップ回路(FF)の
出力を選択して2乗演算回路(23−1),(24−
1),…,(25−1)に入力する。
【0021】従って、S1系列の算出回路(23)につ
いて言うと、2乗演算回路(23−1)から順次、S
2,S4,S8,S16,S32,S64の偶数項シン
ドロームが出力され、それらを保持するフリップフロッ
プ回路(FF)等のレジスタを備えることにより、2乗
演算回路(23−1),(24−1),…,(25−
1)を、同系列内の各偶数項シンドロームの演算にタイ
ムシェアリングして共用し、回路規模を削減することが
可能となる。
【0022】図3は本発明の第3の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(30)は、前述の図2に示した実施形
態の2乗演算回路を、2以上の系列の偶数項シンドロー
ム算出回路でタイムシェアリングして共用化したもので
ある。
【0023】図3に示す構成例では、S3系列とS5系
列の偶数項シンドロームの算出に、1つの2乗演算回路
(34−1)を共通に設け、タイムシェアリングして共
用する構成例を示している。すなわち、S3系列,S5
系列算出回路(34)において、2乗演算回路(34−
1)への入力を、S3系列とS5系列とから選択する選
択部(34−2)を備え、該選択部(34−2)により
S3系列とS5系列との算出を切り分けることにより、
2乗演算回路(34−1)をタイムシェアリングして共
用し、回路規模を更に削減している。
【0024】S3系列の偶数項シンドロームS6,S1
2,S24,S48を記憶保持するフリップフロップ回
路(FF)等のレジスタと、S5系列の偶数項シンドロ
ームS10,S20,S40を記憶保持するフリップフ
ロップ回路(FF)等のレジスタは、別々に備えられ
る。タイムシェアリングによる2乗演算回路(34−
1)の演算結果の各レジスタへの書き込み制御は、各フ
リップフロップ回路(FF)等のレジスタのエネーブル
端子ENへの制御信号(LOOP4),(LOOP3)
の印加により行うことができる。
【0025】なお、2乗演算回路(34−1)の共用化
に際して、偶数項シンドロームの系列が短いもの同士を
組み合わせて共用化することにより、他の系列の2乗演
算回路で行われる2乗演算処理時間を均一化し、全体の
2乗演算処理時間を短縮化することができる。
【0026】図4は本発明の第4の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(40)は、前述の図2に示した実施形
態の1つの2乗演算回路を、全ての系列の偶数項シンド
ローム算出回路でタイムシェアリングして共用するよう
にしたものである。
【0027】図4に示すように、S1系列,S3系列,
…,St系列の各系列の偶数項シンドロームを算出する
2乗演算を、1つの2乗演算回路(42−1)で行い、
この1つの2乗演算回路(42−1)への入力を選択部
(42−2)により、各系列対応に切り分けることによ
り、2乗演算回路(42−1)をタイムシェアリングで
共用し、回路規模を削減することができる。
【0028】各系列の偶数項シンドロームを記憶保持す
るフリップフロップ回路(FF)等のレジスタは、それ
ぞれ各系列毎に別々に備える。タイムシェアリングによ
る2乗演算回路(42−1)の演算結果の各レジスタへ
の書き込み制御は、図3の実施形態と同様に、各フリッ
プフロップ回路(FF)等のレジスタのエネーブル端子
ENへの制御信号(LOOP6),(LOOP4),
…,(LOOP1)の印加により行うことができる。
【0029】図5は本発明の第5の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(50)は、受信信号を入力し、奇数項
シンドロームを算出する奇数項シンドローム算出部(5
1)と、該奇数項シンドローム算出部(51)で算出し
た奇数項シンドロームを入力し、偶数項シンドロームを
算出する偶数項シンドローム算出部(52)とを備え
る。
【0030】偶数項シンドローム算出部(52)は、前
述のS1系列,S3系列,…Sj系列の各系列の算出回
路(53),(54),…において、入力されるシンド
ロームとその2i 乗演算結果の一方を選択するセレクタ
部(SEL)をi個(i=2,3,4,…)と、入力デ
ータに対して2i 乗演算を行う2i 乗演算回路をi個
と、入力されるシンドロームを2i-1 乗,2i-2 乗,2
i-3 乗,…,2乗するべき乗回路をi−1個と、乗算結
果を算出シンドロームの個数分保持するフリップフロッ
プ回路(FF)等のレジスタ部とを備え、2i 乗演算回
路を同系列内の偶数項シンドロームの算出にタイムシェ
アリングにより共用する。
【0031】図5に示す構成例では、S1系列算出回路
(53)において、入力されるシンドロームとその4乗
演算結果の一方を選択する2個のセレクタ部(53−
1),(53−2)と、入力データに対して4乗演算を
行う2個の4乗演算回路(53−3),(53−4)
と、入力される奇数項シンドロームを2乗する1個の2
乗回路(53−5)と、それらの乗算結果(S4,S1
6,S64,S2,S8,S32,)を算出シンドロー
ム数分保持するフリップフロップ回路(FF)等のレジ
スタ部とを備え、4乗演算回路(53−3),(53−
4)をタイムシェアリングにより共用する。S3系列算
出回路(54)においても同様に、シンドロームS12
とシンドロームS48の算出に4乗演算回路(54−
1)をタイムシェアリングにより共用する。
【0032】図6は本発明の第6の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(60)は、受信信号を入力し、奇数項
シンドロームS1〜Stの算出と偶数項シンドロームの
初期値S12 〜St2 の算出とを行う奇数項シンドロー
ム算出部(61)と、後続の偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部(62)とを備え、偶数
項シンドローム算出部(62)は、2i 乗演算回路(i
は2以上の整数)を同系列内の偶数項シンドローム算出
にタイムシェアリングにより共用する。
【0033】入力シンドロームを2i 乗,(2i
2 乗,(2i 3 乗,…,(2i n 乗(i=2,3,
4,…)して算出される集合を一つの系列とすると、偶
数項シンドローム算出部(62)は、各系列対応に、入
力シンドローム又は2i 乗演算結果の一方を選択するセ
レクタ部(SEL)と、入力データを2i 乗演算する2
i乗演算回路と、2i 乗演算結果を算出シンドロームの
個数分保持するフリップフロップ回路(FF)等のレジ
スタ部とを有する同系列偶数項シンドロームの算出回路
(63),(64),…を備える。各系列の算出回路
(63),(64),…において、2i 乗演算回路を同
系列内の偶数項シンドローム算出にタイムシェアリング
により共用する。
【0034】図6に示す構成例では、偶数項シンドロー
ム算出部(62)のS1系列算出回路(63)におい
て、奇数項シンドロームS1の4乗演算を順次行うこと
により、偶数項シンドロームS4,S16,S64を得
る。また、S2系列算出回路(64)において、シンド
ロームS2の4乗演算を順次行うことにより、偶数項シ
ンドロームS8,S32を得る。また、S3系列算出回
路(65)において、シンドロームS3の4乗演算を順
次行うことにより、偶数項シンドロームS12,S48
を得る。また、S6系列算出回路(66)において、シ
ンドロームS6の4乗演算を行うことにより偶数項シン
ドロームS24を得る。
【0035】図7は本発明の第7の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(70)は、受信信号を入力し、奇数項
シンドロームを算出する奇数項シンドローム算出部(7
1)と、該奇数項シンドローム算出部(71)で算出し
た奇数項シンドロームを入力し、偶数項シンドロームを
算出する偶数項シンドローム算出部(72)とを備え
る。
【0036】偶数項シンドローム算出部(72)は、シ
ンドロームS1を2乗,4乗,8乗,…,2n 乗して算
出される偶数項シンドロームの集合{S2,S4,S
8,S16,S32,S64,…}をS1系列とし、シ
ンドロームS3を2n 乗して算出される偶数項シンドロ
ームの集合{S6,S12,S24,S48,…}をS
3系列とし、シンドロームSjを2n 乗して算出される
偶数項シンドロームの集合{S2j,S4j,S8j,
…}をSj系列とすると、各系列を更にm分割したもの
を同系列と見なして、図5,図6に示した実施形態と同
様の手段で同系列の偶数項シンドロームを算出する算出
回路(73),(74),(75),(76),…を備
える。
【0037】図7には、S1系列及びS3系列をそれぞ
れ8乗回路(72−1),4乗回路(72−2)を用い
て2分割し、それぞれS1−1系列算出回路(73)、
S1−2系列算出回路(74)、S3−1系列算出回路
(75)、S3−2系列算出回路(76)として、それ
ぞれの算出回路において2乗演算回路(73−1),
(74−1),(75−1),(76−1)を、各系列
内の偶数項シンドローム算出にタイムシェアリングして
共用する構成例を示している。こうすることにより、2
乗演算の繰り返し演算回数を減らし、演算処理の高速化
を図ることができる。
【0038】図8は本発明の第8の実施形態を示し、1
系統の受信信号に対してt重誤り訂正処理するBCH誤
り訂正装置又は図1の複数系統のBCH誤り訂正装置に
おけるシンドローム演算部を示す。この実施形態のシン
ドローム演算部(80)は、受信信号を入力し、奇数項
シンドロームを算出する奇数項シンドローム算出部(8
1)と奇数項シンドローム算出部(81)で算出した奇
数項シンドロームを入力し、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部(82)とを備える。
【0039】偶数項シンドローム算出部(82)は、各
奇数項シンドロームを2乗して算出される偶数項シンド
ロームの集合{S2,S6,S10,S14,S18,
S22,…}を2乗系列、4乗して算出される集合{S
8,S12,S20,S28,…}を4乗系列、2i
して算出される集合{S2i,S4i,S8i,…}を
i 系列とすると、各系列対応の算出回路(83),
(84),(85),…において、入力される各奇数項
シンドロームを1つずつ順次選択して出力するセレクタ
部(83−1),(84−1),(85−1),…と、
入力データを2i乗演算する2i 乗演算回路(i=1,
2,3,…)(83−2),(84−2),(85−
2),…と、2i 乗演算結果を算出シンドロームの個数
分保持するフリップフロップ回路(FF)等のレジスタ
部とを備える。
【0040】2乗系列算出回路(83)では、2乗演算
回路(83−2)により偶数項シンドロームS2,S
6,S10,S14,S18,S22,を算出して出力
する。4乗系列算出回路(84)では、4乗演算回路
(84−2)により偶数項シンドロームS4,S12,
S20,S28,S39,…を算出して出力する。8乗
系列算出回路(85)では、8乗演算回路(85−2)
により偶数項シンドロームS8,S24,S40,S5
6,S72,…を算出して出力する。各系列の算出回路
(83),(84),(85),…において2i 乗演算
回路(i=1,2,3,…)を同系列内の各偶数項シン
ドローム算出にタイムシェアリングにより共用する。
【0041】図9は本発明の第9の実施形態を示す。こ
の実施形態は図1〜図8に示した各実施形態のBCH誤
り訂正装置において、偶数項シンドローム算出部の各系
列の算出回路における2乗演算回路又はそれより高次の
2のべき乗演算回路の両方又は一方を、メモリ(92−
1),(92−2),…(92−3)を用いて構成した
ものである。メモリ(92−1),(92−2),…
(92−3)には2乗演算回路又はそれより高次の2の
べき乗演算結果を格納しておき、該演算結果を読み出す
ことにより演算結果を得る。
【0042】図10は本発明の第10の実施形態を示
す。この実施形態は図1〜図9に示した実施形態のBC
H誤り訂正装置において、偶数項シンドローム算出部の
各系列の算出回路における2i 演算を、それぞれ1つの
2乗回路(102−1),(102−2),…で繰り返
し行い、その演算回数に同期して発生するイネーブルパ
ルス(LOOP1),(LOOP2),(LOOP3)
…で、2乗回路(102−1),(102−2),…か
ら出力される演算結果を、フリップフロップ回路(F
F)等の各偶数項シンドローム保持レジスタにラッチす
る構成としたものである。
【0043】図11は本発明の第11の実施形態を示
す。この実施形態は図1〜図10に示したBCH誤り訂
正装置のシンドローム演算部(110)において、奇数
項シンドローム算出部(111)は、受信信号Y(x)
を入力し、該受信信号Y(x)に対して生成多項式G
(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,
…,2t−1)毎に除算を行う最小多項式除算部(11
3)と、該最小多項式除算結果に対して基底変換を行っ
て奇数項シンドロームを算出する基底変換部(114)
とにより構成したものである。
【0044】図12は本発明の第12の実施形態を示
す。この実施形態は、2系統又はそれ以上の受信信号を
t重誤り訂正処理するBCH誤り訂正装置のシンドロー
ム演算部(120)において、奇数項シンドローム算出
部(121)は、受信信号を入力し、生成多項式G
(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,
…,2t−1)毎に除算を行う最小多項式除算部(12
3)と、最小多項式除算結果div1〜div(2t−
1)から奇数項シンドロームを算出する基底変換部(1
24)とを備え、偶数項シンドローム算出部(122)
は図1〜図10に示し実施形態と同様な構成を備え、基
底変換部(124)と偶数項シンドローム算出部(12
2)とを、各系統の受信信号に対してタイムシェアリン
グにより共用する構成としたものである。
【0045】図13は本発明の第13の実施形態を示
す。この実施形態は、図11又は図12に示すBCH誤
り訂正装置において、奇数項シンドローム算出部(13
1)における基底変換部(134)の各基底変換回路の
全部又は一部をメモリを用いて構成し、変換結果を該メ
モリに保持しておき、該メモリ内容を読み出して変換結
果を得るようにしたものである。
【0046】図14は本発明の第14の実施形態を示
す。この実施形態は、図11〜図13の最小多項式除算
部を有するBCH誤り訂正装置において、nビット並列
(n=2,4,8,…)の受信信号Y(x)を入力する
場合、最小多項式除算部(141)はnビット並列の受
信信号の1ビット毎に、生成多項式G(x)の最小多項
式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t−1)の
除算を行うリニア・フィードバック・シフトレジスタ
(LFSR)部(142)と、最小多項式除算結果をn
乗演算するn乗演算部(143)と、n乗演算結果に各
最小多項式の根αiを乗ずる乗算部(144)とから構
成したものである。
【0047】図15は本発明の第15の実施形態を示
す。この実施形態は、図14のBCH誤り訂正装置にお
いて、シンドローム演算部(150)は、受信信号を入
力し、生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i
=1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算を行う最小
多項式除算部(151)と、最小多項式除算結果div
1〜div(2t−1)から奇数項シンドロームS1〜
S(t)を算出する基底変換部(155)と、偶数項シ
ンドローム算出部(156)とを備える。
【0048】最小多項式除算部(151)は、nビット
並列(n=2,4,8,…)の受信信号を入力し、1ビ
ット毎に生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)
(i=1,3,5,7,…,2t−1)の除算を行うリ
ニア・フィードバック・シフトレジスタ(LFSR)部
(152)と、最小多項式除算結果をn乗演算するn乗
演算部(153)と、n乗演算結果にαi を乗算する乗
算部(154)とを有し、n乗演算部(153)のn乗
回路を各最小多項式Mi(x)毎にタイムシェアリング
して共用する構成としたものである。
【0049】図16は本発明の第16の実施形態を示
す。この実施形態は、図14のBCH誤り訂正装置にお
いて、シンドローム演算部(160)は、受信信号を入
力し、生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i
=1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算を行う最小
多項式除算部(161)と、最小多項式除算結果div
1〜div(2t−1)から奇数項シンドロームS1〜
S(t)を算出する基底変換部(165)と、偶数項シ
ンドローム算出部(166)とを備える。
【0050】最小多項式除算部(161)は、nビット
並列(n=2,4,8,…)の受信信号を入力し、1ビ
ット毎に生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)
(i=1,3,5,7,…,2t−1)の除算を行うリ
ニア・フィードバック・シフトレジスタ(LFSR)部
(162)と、最小多項式除算結果をn乗演算するn乗
演算部(163)と、n乗演算結果にαi を乗算する乗
算部(164)とを有し、n乗演算部(163)のn乗
回路を全ての最小多項式Mi(x)にタイムシェアリン
グして共用する構成としたものである。
【0051】図17は本発明の第17の実施形態を示
す。この実施形態は、2系統又はそれ以上の受信信号を
2ビット以上の並列処理を行うt重誤りBCH誤り訂正
装置のシンドローム演算部(170)において、受信信
号を入力し、生成多項式G(x)の最小多項式Mi
(x)(i=1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算
を行う最小多項式除算部(171)と、最小多項式除算
結果から奇数項シンドロームを算出する基底変換部(1
75)と、偶数項シンドローム算出部(176)とを備
え、最小多項式除算部(171)は、nビット並列(n
=2,4,8,…)の受信信号を入力し、1ビット毎に
生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,
3,5,7,…,2t−1)の除算を行うリニア・フィ
ードバック・シフトレジスタ(LFSR)部(172)
と、最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演算部(1
73)と、n乗演算結果にαi を乗算する乗算部(17
4)とを具備し、n乗回路を各系統の受信信号でタイム
シェアリングして共用する構成としたものである。
【0052】図18は本発明の第18の実施形態を示
す。この実施形態は、2系統又はそれ以上の受信信号を
2ビット以上の並列処理を行うt重誤りBCH誤り訂正
装置のシンドローム演算部(180)において、受信信
号を入力し、生成多項式G(x)の最小多項式Mi
(x)(i=1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算
を行う最小多項式除算部(181)と、最小多項式除算
結果から奇数項シンドロームを算出する基底変換部(1
85)と、偶数項シンドローム算出部(186)とを備
え、最小多項式除算部(181)は、nビット並列(n
=2,4,8,…)の受信信号を入力し、1ビット毎に
生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,
3,5,7,…,2t−1)の除算を行うリニア・フィ
ードバック・シフトレジスタ(LFSR)部(182)
と、最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演算部(1
83)と、n乗演算結果にαi を乗算する乗算部(18
4)とを具備し、n乗演算部(183)のn乗回路とα
i 乗算部(184)とを各系統の受信信号でタイムシェ
アリングして共用する構成としたものである。
【0053】図19は本発明の第19の実施形態を示
す。この実施形態は、2系統又はそれ以上の受信信号を
2ビット以上の並列処理を行うt重誤りBCH誤り訂正
装置のシンドローム演算部(190)において、受信信
号を入力し、生成多項式G(x)の最小多項式Mi
(x)(i=1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算
を行う最小多項式除算部(191)と、最小多項式除算
結果から奇数項シンドロームを算出する基底変換部(1
95)と、偶数項シンドローム算出部(196)とを備
え、最小多項式除算部(191)は、nビット並列(n
=2,4,8,…)の受信信号を入力し、1ビット毎に
生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,
3,5,7,…,2t−1)の除算を行うリニア・フィ
ードバック・シフトレジスタ(LFSR)部(192)
と、最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演算部(1
93)と、n乗演算結果にαi を乗算する乗算部(19
4)とを具備し、n乗演算部(193)のn乗演算回路
とαi 乗算部(194)の種類毎(α1 ,α2 ,α3
…)の各αi 乗算回路を、各系統の受信信号でタイムシ
ェアリングして共用する構成としたものである。
【0054】図20は本発明の第20の実施形態を示
す。この実施形態は、図14〜図19と同様のBCH誤
り訂正装置のシンドローム演算部(200)において、
n乗演算部(203)のn乗演算回路とαi 乗算部(2
04)のαi 乗算演算回路の全部又は一部をメモリを用
いて構成し、演算結果を該メモリに予め格納しておき、
該メモリ内容を読み出して演算結果を得るようにしたも
のである。
【0055】
【実施例】図21は本発明によるシンドローム演算部の
一構成例を示し、2系統の受信信号を処理する構成例を
示す。ここで2系統の受信信号を第1チャネルch1及
び第2チャネルch2の受信信号をY1(x),Y2
(x)とする。また、扱う符号はBCH符号の39訂正
処理であり、ガロア拡大体はGF(213)であるとす
る。
【0056】シンドローム演算回路(210)の奇数項
シンドローム算出部(211)は、最小多項式除算部
(213)と基底変換部(216)とを備える。最小多
項式除算部(213)は、第1チャネルch1の受信信
号Y1(x)を入力し、39個の13次最小多項式M1
(x),M3(x),M5(x),…M77(x)で除
算して最小多項式剰余div1,div3,div5,
…,div77を算出する第1の最小多項式除算部#1
(214)と、第2チャネルch2の受信信号Y2
(x)を入力し、同様に最小多項式M1(x),M3
(x),M5(x),…M77(x)の最小多項式剰余
div1,div3,div5,…,div77を算出
する第2の最小多項式除算部#2(215)を備える。
【0057】剰余演算は受信信号のフレーム単位に実行
し、第1の最小多項式除算部#1(214)と第2の最
小多項式除算部#2(215)とで同時に算出され、第
1チャネルch1及び第2チャネルch2のそれぞれの
最小多項式剰余div1〜div77は1フレーム間保
持される。演算開始及び演算結果の保持は、演算制御信
号により制御される。
【0058】基底変換部(216)は、第1チャネルc
h1の最小多項式剰余と第2チャネルch2の最小多項
式剰余とを入力し、セレクタ制御信号により先ず第1チ
ャネルch1の最小多項式剰余を選択し、各基底変換回
路で第1チャネルch1の基底変換を実行し、第1チャ
ネルch1奇数項シンドロームS1〜S77を算出す
る。
【0059】上記の演算結果は、第1チャネルch1の
奇数項シンドローム保持レジスタにそれぞれ格納し、第
1チャネルch1の奇数項シンドローム演算完了のタイ
ミングで、第2チャネルch2の最小多項式剰余を選択
するセレクタ制御信号を受信し、各基底変換回路で第2
チャネルch2の基底変換を実施し、第2チャネルch
2の奇数項シンドロームS1〜S77を算出する。
【0060】上記の演算結果は、第2チャネルch2奇
数項シンドローム保持レジスタに順次格納し、第2チャ
ネルch2の奇数項シンドローム演算完了で演算回路を
停止する。次の最小多項式剰余が算出されるまで基底変
換部(216)は待機し、最小多項式剰余が更新される
と上記の動作を繰り返す。
【0061】こうして、基底変換部(216)の基底変
換回路を、第1及び第2チャネルch1,ch2の受信
信号でタイムシェアリングして共用し、第1チャネルc
h1の奇数項シンドロームS1,S3,S5,…S77
と第2チャネルch2の奇数項シンドロームS1,S
3,S5,…S77をそれぞれ算出する。
【0062】偶数項シンドローム算出部(217)は、
第1チャネルch1の奇数項シンドロームのS1〜S3
9と第2チャネルch2の奇数項シンドロームのS1〜
S39とを入力し、セレクタ制御信号により先ず第1チ
ャネルch1奇数項シンドロームを選択し、演算制御信
号の指示により第1チャネルch1の偶数項シンドロー
ム演算を開始する。
【0063】上記の演算結果は、第1チャネルch1の
偶数項シンドローム保持レジスタに順次格納し、第1チ
ャネルch1の偶数項シンドローム演算完了のタイミン
グで、第2チャネルch2の奇数項シンドロームを選択
するセレクタ制御信号を受信し、演算制御信号の指示に
より第2チャネルch2の偶数項シンドローム演算を開
始する。
【0064】上記の演算結果は、第2チャネルch2の
偶数項シンドローム保持レジスタに順次格納し、第2チ
ャネルch2の偶数項シンドローム演算完了で演算回路
を停止する。次の奇数項シンドロームが算出されるまで
偶数項シンドローム算出部(217)は待機し、奇数項
シンドロームが算出されると、上記の演算処理を繰り返
す。
【0065】図22に本発明における最小多項式除算部
の構成例を示す。最小多項式除算部は、39個の最小多
項式M1(x)〜M77(x)でそれぞれ除算演算する
39個の除算回路から成る。受信信号i_hwdtは全
ての除算回路に入力され、それぞれの除算回路は制御信
号i_lat_tpで制御され、演算結果を演算結果保
持レジスタにラッチすると共に、演算レジスタをクリア
し、出力の除算結果を次の制御信号i_lat_tpに
よる制御が開始されるまで保持する。
【0066】図23に本発明における基底変換部の構成
例を示す。基底変換部は、第1チャネルch1、第2チ
ャネルch2の各最小多項式の剰余39個を入力し、そ
れぞれの剰余を個別に基底変換して奇数項シンドローム
を算出する。基底変換部は同図に示すように、M1
(x)の剰余を除く、M3(x)〜M77(x)の38
個の13ビットGF(213)の剰余を個別に基底変換す
る回路から成る。
【0067】基底変換部の各基底変換回路は、第1チャ
ネルch1,第2チャネルch2で共用するために、第
1チャネルch1と第2チャネルch2の2種類の剰余
を入力する。M1(x)の剰余は、そのままシンドロー
ムS1となるため、演算せずに他の演算結果とタイミン
グを合わせるためにフリップフロップ回路(FF)等で
保持した後に出力される。また、第1チャネルch1用
の変換タイミング信号i_change_tp1と第2
チャネルch2用の変換タイミング信号i_chang
e_tp2とを入力し、第1チャネルch1及び第2チ
ャネルch2の選択制御に使用する。
【0068】図24は、本発明における各基底変換回路
の構成例を示し、第1チャネルch1及び第2チャネル
ch2の受信信号に対する最小多項式の剰余を選択する
セレクタ(24−1)と、基底変換演算回路(24−
2)と、第1チャネルch1用及び第2チャネルch2
用の13ビット演算結果保持レジスタ(24−3),
(24−4)とから構成される。
【0069】第1チャネルch1用変換タイミング信号
i_change_tp1及び第2チャネルch2用変
換タイミング信号i_change_tp2をセレクタ
の制御信号として加え、第1チャネルch1及び第2チ
ャネルch2を選択すると共に、演算結果保持レジスタ
のイネーブル信号として用いる。38個の基底変換回路
は全て同様の構成とすることができる。
【0070】図25は、本発明における最小多項式M3
(x)の剰余からシンドロームS3を算出する13ビッ
トGF(213)の基底変換演算回路の構成例を示す。他
の最小多項式M5(x)〜M77(x)についての37
個の基底変換演算回路も同様な回路構成とすることがで
きる。
【0071】図26は本発明における偶数項シンドロー
ム算出部の構成例を示し、1個の64乗回路、1個の1
6乗回路、3個の8乗回路、5個の4乗回路、10個の
2乗回路から成る偶数項シンドローム算出部を示してい
る。各べき乗回路は、第1チャネルch1及び第2チャ
ネルch2の奇数項シンドローム(i_ch1_s1〜
s39,i_ch2_s1〜s39)を入力する。ま
た、第1チャネルch1用の演算タイミング信号(i_
power_en_ch1)と第2チャネルch2用の
演算タイミング信号(i_power_en_ch2)
を入力する。
【0072】また、各べき乗回路は、64乗回路用イネ
ーブル信号(i_power_lp6)、16乗回路用
イネーブル信号(i_power_lp4)、8乗回路
用イネーブル信号(i_power_lp3)、4乗回
路用イネーブル信号(i_power_lp2)又は2
乗回路用イネーブル信号(i_power_lp1)を
入力し、該イネーブル信号により、64乗回路は2乗演
算を6回繰り返し、16乗回路は2乗演算を4回繰り返
し、8乗回路は2乗演算を3回繰り返し、4乗回路は2
乗演算を2回繰り返し、2乗回路は2乗演算を1回行
い、それぞれ、64乗、16乗、8乗、4乗、2乗の演
算結果を出力する。
【0073】図27は本発明における64乗回路の構成
例を示し、第1チャネルch1のシンドロームS1(i
_ch1_s1)と第1チャネルch1の2乗回路演算
結果の何れかを選択するセレクタ(27−1)と、第2
チャネルch2のシンドロームS1(i_ch1_s
2)と第2チャネルch2の2乗回路演算結果の何れか
を選択するセレクタ(27−2)と、上記2つの選択結
果の何れかを選択するセレクタ(27−3)と、13ビ
ットGF(213)の2乗演算回路(27−4)と、第1
チャネルch1の2乗演算結果を保持する13ビット6
段のシフトレジスタ(27−5)と、第2チャネルch
2の2乗演算結果を保持する13ビット6段のシフトレ
ジスタ(27−6)とから構成される。
【0074】その他の16乗回路、8乗回路、4乗回
路、2乗回路は、入力するシンドローム、制御信号、シ
フトレジスタの段数が異なるが、上記64乗回路と同様
な構成とすることができる。図28に本発明における1
3ビットGF(213)の2乗演算回路の構成例を示す。
【0075】次に、上記の図21等に示した実施例の動
作について説明する。第1及び第2の最小多項式除算部
#1,#2(214,215)は、処理するフレーム単
位の開始位置で前フレームの演算結果を保持レジスタに
移すと同時に、演算レジスタを初期化して当該フレーム
の演算を開始する。演算結果保持レジスタは、1フレー
ム間、データを保持する。従って、第1及び第2の最小
多項式除算部#1,#2(214,215)からの出力
は、同一タイミングで1フレーム毎に更新される。
【0076】基底変換部(216)は、最小多項式除算
部(213)からのデータが更新された直後に第1チャ
ネルch1の基底変換を開始する。全ての基底変換回路
のセレクタ(24−1)が第1チャネルch1の最小多
項式除算結果を選択し、1クロックサイクルで演算を終
了し、第1チャネルch1用の演算結果保持レジスタを
イネーブルにして演算結果を格納する。
【0077】次のクロックサイクルで全ての基底変換回
路のセレクタが第2チャネルch2の最小多項式除算結
果を選択し、1クロックサイクルで演算を終了し、第2
チャネルch2用の演算結果保持レジスタをイネーブル
にして演算結果を格納する。次に演算するのは、1フレ
ーム後に最小多項式除算部(213)からのデータが更
新された直後であり、同様の動作を繰り返す。
【0078】偶数項シンドローム算出部(217)は、
基底変換部(216)の第1チャネルch1のデータが
更新された直後に第1チャネルch1の偶数項シンドロ
ームの演算を開始する。各n乗回路は、第1クロックサ
イクルでセレクタにより入力シンドロームを選択する。
セレクタは全て第1チャネルch1側を選択する。
【0079】図27の64乗回路を例に説明すると、最
初のクロックサイクルでセレクタ(27−1)は、シン
ドロームS1を選択し、セレクタ(27−3)は第1チ
ャネルch1側を選択し、シンドロームS1を2乗回路
(27−4)で2乗演算した結果がフリップフロップ回
路FF(27−5)の1段目に格納される。
【0080】次のクロックサイクルでセレクタ(27−
1)は2乗演算結果を選択し、セレクタ(27−3)は
同様に第1チャネルch1側を選択し、シンドロームS
1を2乗演算した結果を2乗回路(27−4)で2乗演
算し、シンドロームS1の4乗演算結果をフリップフロ
ップ回路FF(27−5)の1段目に格納する。1クロ
ックサイクル前のフリップフロップ回路FF(27−
5)の1段目に格納されていたシンドロームS1の2乗
演算結果はフリップフロップ回路FF(27−5)の2
段目にシフトする。
【0081】次のクロックサイクルでセレクタ(27−
1)は2乗演算結果を選択し、セレクタ(27−3)は
同様に第1チャネルch1側を選択し、シンドロームS
1を4乗演算した結果を2乗回路(27−4)で2乗演
算し、シンドロームS1の8乗演算結果をフリップフロ
ップ回路FF(27−5)の1段目に格納する。
【0082】1クロックサイクル前のフリップフロップ
回路FF(27−5)の2段目に格納されていたシンド
ロームS1の2乗演算結果は、フリップフロップ回路F
F(27−5)の3段目にシフトする。フリップフロッ
プ回路FFの1段目に格納されていたシンドロームS1
の4乗演算結果は、フリップフロップ回路FFの2段目
にシフトする。このような動作をシンドロームS1の6
4乗が算出されるまでの6クロックサイクル間続けた
後、停止する。
【0083】停止した状態では、フリップフロップ回路
FF(27−5)の6段目にシンドロームS1の2乗演
算結果が格納され、これがシンドロームS2となる。フ
リップフロップ回路FFの5段目にシンドロームS1の
4乗演算結果が格納され、これがシンドロームS4とな
る。フリップフロップ回路FFの4段目にシンドローム
S1の8乗演算結果が格納され、これがシンドロームS
8となる。
【0084】フリップフロップ回路FF(27−5)の
3段目にシンドロームS1の16乗演算結果が格納さ
れ、これがシンドロームS16となる。フリップフロッ
プ回路FFの2段目にシンドロームS1の32乗演算結
果が格納され、これがシンドロームS32となる。フリ
ップフロップ回路FFの1段目にシンドロームS1の6
4乗演算結果が格納され、これがシンドロームS64と
なる。
【0085】また、第1チャネルch1の演算が終了後
の次のクロックサイクルでセレクタ(27−2)は、第
2チャネルch2のシンドロームS1を選択し、セレク
タ(27−3)は第2チャネルch2側を選択し、第1
チャネルch1と同様の演算を6クロックサイクル間で
演算し、停止する。その他のn乗回路も同様の動作で偶
数項シンドロームを算出する。
【0086】(付記1) 並列入力される複数系統の受
信信号のそれぞれについて奇数項シンドローム、偶数項
シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号化さ
れた信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正
装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行う、
奇数項シンドローム算出部を複数系統分備え、奇数項シ
ンドロームに基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロ
ームを算出する偶数項シンドローム算出部を備え、前記
複数系統分の各奇数項シンドローム算出部間で、算出し
た奇数項シンドロームの前記偶数項シンドローム算出部
への入力タイミングを異ならせ、該偶数項シンドローム
算出部を複数系統で時分割的に共用した、ことを特徴と
する符号誤り検出訂正装置。 (付記2) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、各奇数項シンドローム毎にその2の
べき乗回の乗算により算出される各偶数項シンドローム
の系列毎にセレクタ部及び2乗演算部を備え、セレクタ
部は奇数項シンドローム又は2乗演算部の2乗演算結果
を選択して2乗演算部に入力し、2乗演算部は入力され
たシンドロームの2乗を算出して出力し、2乗演算部を
複数の偶数項シンドロームの算出に時分割的に共用化し
た構成を有することを特徴とする符号誤り検出訂正装
置。 (付記3) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、セレクタと乗算回路とを備え、該セ
レクタは、入力された奇数項シンドローム又は乗算回路
で乗算処理された後の信号を選択的に該乗算回路に入力
することにより、前記偶数項シンドロームを算出する、
ことを特徴とする符号誤り検出訂正装置。 (付記4) 上記付記2の符号誤まり検出訂正装置にお
いて、偶数項シンドローム算出部は、各奇数項シンドロ
ームの2のべき乗回の乗算により算出される各偶数項シ
ンドロームの系列を算出するためのセレクタ部及び2乗
演算部を備え、セレクタ部は奇数項シンドローム又は2
乗演算部の2乗演算結果を選択して2乗演算部に入力
し、2乗演算部は入力されたシンドロームの2乗を算出
して出力し、2乗演算部を種類の異なる系列の全ての偶
数項シンドロームの算出に時分割的に共用化した構成を
有することを特徴とする符号誤り検出訂正装置。 (付記5) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、各奇数項シンドローム毎にその2の
べき乗回の乗算により算出される各偶数項シンドローム
の系列毎にセレクタ部及び2のべき乗演算部を備え、セ
レクタ部は奇数項シンドローム又は2のべき乗演算部の
演算結果を選択して2のべき乗演算部に入力し、2のべ
き乗演算部は入力されたシンドロームの2のべき乗を算
出して出力し、2のべき乗演算部を複数の偶数項シンド
ロームの算出に時分割的に共用化した構成を有すること
を特徴とする符号誤り検出訂正装置。 (付記6) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、入力されるシンドロームに対して2
i のべき乗回(iは2以上の整数)の乗算により算出さ
れる各偶数項シンドロームの系列毎にセレクタ部及び2
i のべき乗演算部を備え、セレクタ部は入力されたシン
ドローム又は2i のべき乗演算部の演算結果を選択して
i のべき乗演算部に入力し、2i のべき乗演算部は入
力されたシンドロームの2i のべき乗を算出して出力
し、2i のべき乗演算部を複数の偶数項シンドロームの
算出に時分割的に共用化した構成を有することを特徴と
する符号誤り検出訂正装置。 (付記7) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、各奇数項シンドローム毎にその2の
べき乗回の乗算により算出される各偶数項シンドローム
の系列を更に分割し、該分割した系列毎にセレクタ部及
び2乗演算部を備え、セレクタ部は入力されたシンドロ
ーム又は2乗演算部の2乗演算結果を選択して2乗演算
部に入力し、2乗演算部は入力されたシンドロームの2
乗を算出して出力し、2乗演算部を複数の偶数項シンド
ロームの算出に時分割的に共用化した構成を有すること
を特徴とする符号誤り検出訂正装置。 (付記8) 受信信号について奇数項シンドローム、偶
数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符号
化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検出
訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を行
う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部とを有し、該偶数項シン
ドローム算出部は、奇数項シンドロームに対して、2i
回(iは1以上の整数)の乗算を行う2i 乗算部と、該
各2i 乗算部に奇数項シンドロームを選択して入力する
セレクタ部とを備え、該2i 乗算部を、各奇数項シンド
ロームから算出される偶数項シンドロームの算出に時分
割的に共用化した構成を有することを特徴とする符号誤
り検出訂正装置。 (付記9) 前記シンドローム演算部は、2乗演算又は
i 演算の演算結果をメモリに記憶保持しておき、該メ
モリ内容を読み出して2乗演算又は2i 演算の演算結果
を出力する構成を有することを特徴とする付記1乃至8
の何れかに記載の符号誤り検出訂正装置。 (付記10) 前記シンドローム演算部は、乗算演算の
繰り返しにより偶数項シンドロームを出力する乗算演算
部と、該乗算演算部の出力を、乗算回数に応じて発生さ
れるイネーブルパルスで、偶数項シンドローム保持レジ
スタにラッチさせる手段とを備えたことを特徴とする付
記1乃至9の何れかに記載の符号誤り検出訂正装置。 (付記11) 前記シンドローム演算部は、入力される
受信信号に対して該信号の生成多項式G(x)の最小多
項式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t−1)
毎に除算を行う最小多項式除算部と、最小多項式除算結
果から奇数項シンドロームを算出する基底変換部とを有
する奇数項シンドローム算出部を備えたことを特徴とす
る付記1乃至10の何れかに記載の符号誤り検出訂正装
置。 (付記12) 並列入力される複数系統の受信信号のそ
れぞれについて奇数項シンドローム、偶数項シンドロー
ムの算出を行うことにより、BCH符号化された信号に
ついての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正装置におい
て、奇数項シンドロームの算出処理を行う、奇数項シン
ドローム算出部を複数系統分備え、奇数項シンドローム
に基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出
する偶数項シンドローム算出部を備え、該奇数項シンド
ローム算出部は、入力される受信信号に対して該信号の
生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i=1,
3,5,7,…,2t−1)毎に除算を行う最小多項式
除算部と、最小多項式除算結果から奇数項シンドローム
を算出する基底変換部とを有し、該基底変換部及び前記
偶数項シンドローム算出部を各系統の受信信号で時分割
的に共用化したことを特徴とする符号誤り検出訂正装
置。 (付記13) 受信信号について奇数項シンドローム、
偶数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符
号化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検
出訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を
行う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドロー
ムに基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算
出する偶数項シンドローム算出部とを有し、該奇数項シ
ンドローム算出部は、入力される受信信号に対して該信
号の生成多項式G(x)の最小多項式Mi(x)(i=
1,3,5,7,…,2t−1)毎に除算を行う最小多
項式除算部と、各最小多項式除算結果から奇数項シンド
ロームを読み出し可能な基底変換変換メモリを有する基
底変換部とを備え、該基底変換部又は前記偶数項シンド
ローム算出部を時分割的に共用化したことを特徴とする
符号誤り検出訂正装置。 (付記14) 前記最小多項式除算部は、nビット並列
の受信信号に対し、1ビット毎に生成多項式G(x)の
最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t
−1)の除算を行うリニア・フィードバック・シフトレ
ジスタと、各最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演
算部と、n乗演算結果をαi 乗算する乗算部とを備えた
ことを特徴とする付記11乃至13の何れかに記載の符
号誤り検出訂正装置。 (付記15) 前記最小多項式除算部は、前記n乗演算
部を、各最小多項式Mi(x)毎のリニア・フィードバ
ック・シフトレジスタの演算出力に対して時分割的に共
用化したことを特徴とする付記14に記載の符号誤り検
出訂正装置。 (付記16) 前記最小多項式除算部は、前記n乗演算
部を、複数の最小多項式Mi(x)のリニア・フィード
バック・シフトレジスタの演算出力に対して時分割的に
共用化したことを特徴とする付記14に記載の符号誤り
検出訂正装置。 (付記17) 前記最小多項式除算部は、nビット並列
の受信信号に対し、1ビット毎に生成多項式G(x)の
最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t
−1)の除算を行うリニア・フィードバック・シフトレ
ジスタと、各最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演
算部と、n乗演算結果をαi 乗算する乗算部とを備え、
該n乗演算部を、複数の各系統の受信信号で時分割的に
共用化したことを特徴とする付記12に記載の符号誤り
検出訂正装置。 (付記18) 前記最小多項式除算部は、nビット並列
の受信信号に対し、1ビット毎に生成多項式G(x)の
最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t
−1)の除算を行うリニア・フィードバック・シフトレ
ジスタと、各最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演
算部と、n乗演算結果をαi 乗算する乗算部とを備え、
該n乗演算部と前記αi 乗算する乗算部とを、各系統の
受信信号で時分割的に共用化したことを特徴とする付記
12に記載の符号誤り検出訂正装置。 (付記19) 前記最小多項式除算部は、nビット並列
の受信信号に対し、1ビット毎に生成多項式G(x)の
最小多項式Mi(x)(i=1,3,5,7,…,2t
−1)の除算を行うリニア・フィードバック・シフトレ
ジスタと、各最小多項式除算結果をn乗演算するn乗演
算部と、n乗演算結果をαi 乗算する乗算部とを備え、
該n乗演算部と、αi 乗算の種類毎の各乗算部とを、各
系統の受信信号で時分割的に共用化したことを特徴とす
る付記12に記載の符号誤り検出訂正装置。 (付記20) 前記最小多項式除算部は、前記n乗演算
部及びαi 乗算する乗算部を、該演算結果を記憶保持す
るメモリにより構成したことを特徴とする付記14乃至
19に記載の符号誤り検出訂正装置。 (付記21) 受信信号について奇数項シンドローム、
偶数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符
号化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検
出訂正装置において、奇数項シンドロームの算出処理を
行う、奇数項シンドローム算出部と、奇数項シンドロー
ムに基づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算
出する偶数項シンドローム算出部とを有し、該奇数項シ
ンドローム算出部は、入力される受信信号に対して該信
号の生成多項式の各最小多項式毎に除算を行う最小多項
式除算部と、各最小多項式除算結果から奇数項シンドロ
ームを出力する基底変換部とを備え、該最小多項式除算
部は、nビット並列の受信信号に対し、1ビット毎に生
成多項式の各最小多項式の除算を行うリニア・フィード
バック・シフトレジスタと、各最小多項式除算結果をn
乗演算するn乗演算部と、各n乗演算結果に各最小多項
式の根αi を乗算する乗算部とを備え、該n乗演算部又
はαi を乗算する乗算部を複数の最小多項式除算結果に
対して時分割的に共用化した構成を有することを特徴と
する符号誤り検出訂正装置。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り検出訂正装置のシンドローム演算部において、求め
るべきシンドロームのうち、奇数項シンドロームを先に
算出し、残りの偶数項シンドロームについては、算出し
たシンドロームに基づいて算出することとしたので、シ
ンドローム算出用の回路部のうち、偶数項シンドローム
算出を行う回路部分をタイムシェアリングして共用する
ことことができる。よって、シンドローム算出部全体と
して回路規模を削減することができる。訂正能力向上の
ための符号の高次化や多チャネルインターリーブを行っ
た誤り検出訂正装置のハードウェア化の実現に寄与する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の系統の受信信号に対して偶数項シンドロ
ーム算出部を共用する本発明の実施形態を示す図であ
る。
【図2】2乗演算回路を同系列内の各偶数項シンドロー
ムの演算に共用する本発明の実施形態を示す図である。
【図3】2乗演算回路を2以上の系列の偶数項シンドロ
ーム算出に共用する本発明の実施形態を示す図である。
【図4】1つの2乗演算回路を全ての系列の偶数項シン
ドローム算出に共用する本発明の実施形態を示す図であ
る。
【図5】2i 演算回路(iは2以上の整数)を同系列内
の各偶数項シンドロームの演算に共用する本発明の実施
形態を示す図である。
【図6】2i 演算回路(iは2以上の整数)のみの演算
回路で偶数項シンドローム演算部を構成した本発明の実
施形態を示す図である。
【図7】同系列を更に分割して系列化した各偶数項シン
ドロームの算出に2乗演算回路を共用する本発明の実施
形態を示す図である。
【図8】2i 系列の各偶数項シンドロームの算出に2i
演算回路を共用する本発明の実施形態を示す図である。
【図9】2乗演算結果を記憶するメモリを用いて偶数項
シンドロームを算出する本発明の実施形態を示す図であ
る。
【図10】偶数項シンドロームの2乗演算繰り返し回数
に応じたイネーブルパルスにより2のべき乗演算結果を
記憶保持する本発明の実施形態を示す図である。
【図11】各最小多項式除算結果を基底変換して各奇数
項シンドロームを算出する本発明の実施形態を示す図で
ある。
【図12】複数の系統の受信信号に対して奇数項シンド
ローム算出の基底変換部及び偶数項シンドローム算出部
を共用する本発明の実施形態を示す図である。
【図13】奇数項シンドローム算出の基底変換部をメモ
リで構成した本発明の実施形態を示す図である。
【図14】奇数項シンドローム算出における最小多項式
除算をリニア・フィードバック・シフトレジスタを用い
て行う本発明の実施形態を示す図である。
【図15】最小多項式除算結果をn乗するn乗演算部を
各最小多項式毎に共用する本発明の実施形態を示す図で
ある。
【図16】最小多項式除算結果をn乗するn乗演算部を
複数の最小多項式で共用する本発明の実施形態を示す図
である。
【図17】最小多項式除算結果をn乗するn乗演算部を
複数の系統の受信信号で共用する本発明の実施形態を示
す図である。
【図18】最小多項式除算におけるn乗回路とαi 乗算
部とを各系統の受信信号で共用する本発明の実施形態を
示す図である。
【図19】最小多項式除算におけるn乗回路と各αi
算回路を各系統の受信信号でタイムシェアリングして共
用する本発明の実施形態を示す図である。
【図20】最小多項式除算におけるn乗演算と各αi
算をメモリを用いて行う本発明の実施形態を示す図であ
る。
【図21】本発明のシンドローム演算部の構成例を示す
図である。
【図22】本発明の最小多項式除算部の構成例を示す図
である。
【図23】本発明の基底変換部の構成例を示す図であ
る。
【図24】本発明の基底変換部の基底変換回路の構成例
を示す図である。
【図25】本発明におけるシンドロームS3を算出する
基底変換演算回路の構成例を示す図である。
【図26】本発明における偶数項シンドローム算出部の
構成例を示す図である。
【図27】本発明の偶数項シンドローム算出における6
4乗回路の構成例を示す図である。
【図28】本発明の偶数項シンドローム算出における2
乗演算回路の構成例を示す図である。
【符号の説明】
(10) シンドローム演算部 (11) 第1チャネルch1の受信信号の奇数項シン
ドローム算出部 (12) 第2チャネルch2の受信信号の奇数項シン
ドローム算出部 (13) 偶数項シンドローム算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 籠橋 悟 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 千葉 直紀 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 大場 康弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鵜沢 裕一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 太田 昌人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 菊池 行博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA11 AB02 AD04 AD06 AE07 5J065 AA01 AB01 AC02 AC03 AD11 AE06 AF03 AG02 AH03 AH04 AH05 AH06 AH09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列入力される複数系統の受信信号のそ
    れぞれについて奇数項シンドローム、偶数項シンドロー
    ムの算出を行うことにより、BCH符号化された信号に
    ついての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正装置におい
    て、 奇数項シンドロームの算出処理を行う、奇数項シンドロ
    ーム算出部を複数系統分備え、奇数項シンドロームに基
    づいて乗算処理を行い、偶数項シンドロームを算出する
    偶数項シンドローム算出部を備え、 前記複数系統分の各奇数項シンドローム算出部間で、算
    出した奇数項シンドロームの前記偶数項シンドローム算
    出部への入力タイミングを異ならせ、該偶数項シンドロ
    ーム算出部を複数系統で時分割的に共用した、ことを特
    徴とする符号誤り検出訂正装置。
  2. 【請求項2】 受信信号について奇数項シンドローム、
    偶数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符
    号化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検
    出訂正装置において、 奇数項シンドロームの算出処理を行う、奇数項シンドロ
    ーム算出部と、 奇数項シンドロームに基づいて乗算処理を行い、偶数項
    シンドロームを算出する偶数項シンドローム算出部とを
    有し、 該偶数項シンドローム算出部は、セレクタと乗算回路と
    を備え、該セレクタは、入力された奇数項シンドローム
    又は乗算回路で乗算処理された後の信号を選択的に該乗
    算回路に入力することにより、前記偶数項シンドローム
    を算出する、ことを特徴とする符号誤り検出訂正装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の誤り検出訂正装置におい
    て、 前記セレクタと前記乗算回路は、前記奇数項シンドロー
    ムの各要素対応に設けられたセレクタと乗算回路の組み
    が奇数項シンドロームの要素の総数分集まって構成され
    た、ことを特徴とする符号誤り検出訂正装置。
  4. 【請求項4】 並列入力される複数系統の受信信号のそ
    れぞれについて奇数項シンドローム、偶数項シンドロー
    ムの算出を行うことにより、BCH符号化された信号に
    ついての誤り検出・訂正を行う誤り検出訂正装置におい
    て、 奇数項シンドロームの算出処理を行う奇数項シンドロー
    ム算出部と、奇数項シンドロームに基づいて乗算処理を
    行い、偶数項シンドロームを算出する偶数項シンドロー
    ム算出部を備え、 該奇数項シンドローム算出部は、入力される受信信号に
    対して該信号の生成多項式の各最小多項式毎に除算を行
    う最小多項式除算部と、各最小多項式除算結果から奇数
    項シンドロームを算出する基底変換部とを有し、該基底
    変換部及び前記偶数項シンドローム算出部を各系統の受
    信信号で時分割的に共用化した構成を有することを特徴
    とする符号誤り検出訂正装置。
  5. 【請求項5】 受信信号について奇数項シンドローム、
    偶数項シンドロームの算出を行うことにより、BCH符
    号化された信号についての誤り検出・訂正を行う誤り検
    出訂正装置において、 奇数項シンドロームの算出処理を行う、奇数項シンドロ
    ーム算出部と、 奇数項シンドロームに基づいて乗算処理を行い、偶数項
    シンドロームを算出する偶数項シンドローム算出部とを
    有し、 該奇数項シンドローム算出部は、入力される受信信号に
    対して該信号の生成多項式の各最小多項式毎に除算を行
    う最小多項式除算部と、各最小多項式除算結果から奇数
    項シンドロームを出力する基底変換部とを備え、 該最小多項式除算部は、nビット並列の受信信号に対
    し、1ビット毎に生成多項式の各最小多項式の除算を行
    うリニア・フィードバック・シフトレジスタと、各最小
    多項式除算結果をn乗演算するn乗演算部と、各n乗演
    算結果に各最小多項式の根αi を乗算する乗算部とを備
    え、該n乗演算部又はαi を乗算する乗算部を複数の最
    小多項式除算結果に対して時分割的に共用化した構成を
    有することを特徴とする符号誤り検出訂正装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100954671B1 (ko) 2008-03-28 2010-04-27 주식회사 케이티 신호 분할 방식의 부호화/복호화 장치 및 그 방법
US8719669B2 (en) 2011-03-29 2014-05-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Error correction decoder and error correction method thereof

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