JP2003273516A - 逐次多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents

逐次多層配線基板及びその製造方法

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JP2003273516A
JP2003273516A JP2002077605A JP2002077605A JP2003273516A JP 2003273516 A JP2003273516 A JP 2003273516A JP 2002077605 A JP2002077605 A JP 2002077605A JP 2002077605 A JP2002077605 A JP 2002077605A JP 2003273516 A JP2003273516 A JP 2003273516A
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Kanae Nakagawa
香苗 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逐次多層配線基板及びその製造方法に関し、
高速信号処理回路を高密度で組み込むのに好適な逐次多
層配線基板を安価に実現することができる手段を提供し
ようとする。 【解決手段】 配線基板1上に形成されてグランド層或
いは電源層である金属層2を含む逐次多層配線層10
と、前記逐次多層配線層10中に布線されて外側導体7
Aが金属層2と接続されると共に中心導体7Cがビア電
極8A、配線8Bと接続されてなる同軸ケーブル7とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速信号処理回路
を組み込むのに好適な逐次多層配線基板及び該逐次多層
配線基板を製造するのに有用な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルを配線基板に組み込むこと
で、クロス・トーク雑音及び特性インピーダンスの変動
などに起因する信号波形の乱れがなく、高速信号処理回
路を構成するのに適しているとされている配線基板に関
する発明が例えば「特公昭45−21438号公報」に
開示されている。
【0003】また、前記発明に関連する様々な改良発明
について、例えば「特開平4−294595号公報」、
「特開平4−302497号公報」、「特開平4−34
2191号公報」、「特開平6−275958号公
報」、「特開平7−115276号公報」、「特開平7
−221455号公報」として開示されている。
【0004】前記各発明で開示された配線基板の基本的
な構造や製造方法は同じであり、何れも製造工程数が多
く、そして、精密且つ高度の技術が必要な筈である。
【0005】例えば前記特開平4−342191号公報
に開示された発明では、表面に配線パターンを形成した
プリント基板にめっきを施したスルーホールが形成さ
れ、そのスルーホールには、プリント基板内部に組み込
んだ同軸ケーブルの中心導体が接続され、また、同軸ケ
ーブルの外部導体はプリント基板内部に積層されている
グランド層に接続した構造になっている。
【0006】この構造を実現するには、同軸ケーブルを
所望の形状に布線する工程、同軸ケーブルの外部導体を
一部エッチングする工程、外部導体をグランド層に接続
する工程など、当該公報に開示されたところを見ただけ
でも、多くの精密な工程、及び、作業者が高度の熟練を
要するであろうことは想像に難くないし、事実、当該公
報に開示された技術に基づく製品と思われる商品名「マ
ルチワイヤ基板」は非常に高価である。
【0007】加えて、このマルチワイヤ基板は、プリン
ト板の配線ルールで製造されている為、微細化には限界
がある。
【0008】現在、高速伝送などギガモジュール用のM
MIC(microwave monolithic
integrated circuit)は高密度化が
著しく進展し、プリント板とでは配線幅やピッチなど配
線ルールに大きな差があり、そのようなMMICはプリ
ント板に搭載できない旨の問題がある。
【0009】また、高周波信号を伝送する場合、隣接す
る信号線間のクロス・トーク雑音が非常に大きい問題と
なるので、高密度配線にする為には、信号線をシールド
することが必要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、高速信号
処理回路を高密度で組み込むのに好適な逐次多層配線基
板を安価に実現することができる手段を提供しようとす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に於ける逐次多層
配線基板及びその製造方法に依れば、セラミック基板や
プリント基板などの基板上に形成された逐次多層配線層
中に予め外部導体に於ける所望の箇所で所望の長さ分が
欠如した微細径の同軸ケーブルが布線され、且つ、該同
軸ケーブルに於ける外部導体はグランド層と接続される
と共に中心導体は配線層と接続された構造の逐次多層配
線基板を実現することが基本になっている。
【0012】前記手段を採ることに依り、クロス・トー
ク雑音や特性インピーダンスの変動に起因する信号波形
の乱れがなく、高速伝送対応の高密度MMICなどの高
速信号処理回路を組み込むのに好適な逐次多層配線基板
を安価に実現することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1である逐次多層配線基板の
基本的部分を説明する為の要部切断説明図であり、
(A)は横断面を、(B)は(A)に見られる線Y−Y
に沿った縦断面をそれぞれ示し、図に於いて、1はセラ
ミック板やプリント板などの配線基板、2はグランド層
又は電源層となる金属層、3は感光性ポリイミド層、4
Aはビア電極、4Bは配線、5は感光性ポリイミド層、
6は導電性部材、7は同軸ケーブル、7Aは同軸ケーブ
ルの外部導体、7Bは同軸ケーブルの絶縁体、7Cは同
軸ケーブルの中心導体、7Dは外部導体の欠如部分、8
Aはビア電極、8Bは配線、10は逐次多層配線層をそ
れぞれ示している。
【0014】図2乃至図4は本発明の実施の形態1であ
る逐次多層配線基板の基本的部分を作製する工程を説明
する為の工程要所に於ける該基本的部分の要部切断説明
図であり、各図の向かって左側は横断面を、右側は縦断
面をそれぞれ示し、以下、これ等の図を参照しつつ説明
する。
【0015】図2(A)参照 (1)スパッタリング法を適用することに依り、セラミ
ックからなる基板1にグランド層となる金属層2を形成
する。
【0016】(2)スピン・コート法を適用することに
依り、金属層2上に感光性ポリイミド層3を形成する。
尚、感光性ポリイミドとして、東レ製のUR5100を
使用した。
【0017】図2(B)参照 (3)リソグラフィ技術を適用することに依り、感光性
ポリイミド層3の露光及び現像を行って直径80〔μ
m〕φのビア孔3Aを形成する。尚、ビア孔3Aの底に
は金属層2の一部が表出される。
【0018】(4)加熱して感光性ポリイミド層3を硬
化させる。加熱硬化後に於ける感光性ポリイミド層3の
層厚は60〔μm〕であった。
【0019】(5)スパッタリング法を適用することに
依り、厚さ500〔nm〕のCuからなるシード層(図
示せず)を形成する。
【0020】(6)レジスト・プロセスを適用すること
に依り、ビア電極及び配線パターンの開口をもつレジス
ト層を形成する。
【0021】(7)電気めっき法を適用することに依
り、表出されているCuからなるシード層上に厚さ7
〔μm〕のCuめっきを行って配線層を形成してからレ
ジスト層の剥離を行い、Cu配線層のリフト・オフに依
るパターニングを行い、次いで、シードのエッチングを
行ってビア電極4A及び配線4Bを形成する。尚、この
ビア電極4Aは、ビア孔3A内で金属層2とコンタクト
していることは云うまでもない。
【0022】図2(C)参照 (8)スピン・コート法を適用することに依り、全面に
感光性ポリイミド層3と同じ感光性ポリイミド層5を形
成し、露光及び現像を行って同軸ケーブル布線用の溝5
Aを形成する。尚、溝5Aに於ける底の一部には、配線
4Bの一部が表出される。
【0023】図3(A)参照 (9)溝5A内に同軸ケーブル7を布線するが、この
際、外部導体7Aと配線4Bとの導通を確保し、且つ、
同軸ケーブル7を固着する目的を以て、配線4Bと外部
導体7Aとの間にはんだ或いは導電性ペーストなどの導
電性部材6を介在させる。
【0024】図の縦断面から明らかなように、同軸ケー
ブル7に於ける外部導体7Aの所要箇所には予め欠如部
分7Dが形成されているので、そこには、絶縁体7Bが
表出されている。
【0025】同軸ケーブル7は市販のものを用いて良い
のであるが、特願2001−324434に開示されて
いるものを用いることが好ましく、その理由は、外部導
体の必要箇所が未被覆になっていて、径が100〔μ
m〕以下の細径であることに依る。市販のものを用いる
のであれば、予め必要部分の外部導体をエッチングなど
で除去しておかなければならない。
【0026】図3(B)参照 (10)スピン・コート法を適用することに依り、全面
にポリイミドを塗布して溝5A及び同軸ケーブル7を埋
め込むポリイミド層を形成する。このポリイミド層につ
いては、さきに形成した感光性ポリイミド層5と一体の
ものとして扱い、同記号、即ち、5で指示する。尚、こ
の場合のポリイミドの粘度は、さきに工程(2)及び
(8)で用いた感光性ポリイミドに比較して低くなるよ
うに調整する。
【0027】図4(A)参照 (11)UV−YAG、若しくは、エキシマ・レーザを
用い、同軸ケーブル7に於ける外部導体7Aの欠如部分
7Dに対応する箇所のポリイミド層5及び絶縁体7Bに
穿孔加工を行い、中心導体7Cの一部を表出するビア孔
7Eを形成する。
【0028】この場合のビア孔7Eの径は50〔μm〕
であり、また、同軸ケーブル7の外部導体7Aに於ける
欠如部分7Dの長さは150〔μm〕にしてあるので、
欠如部分7Dとビア孔7Eとを整合させるのは容易であ
り、ビア孔7Eが外部導体7Aと重なるおそれはない。
【0029】図4(B)参照 (12)スパッタリング法を適用することに依り、厚さ
500〔nm〕のCuからなるシード層(図示せず)を
形成する。
【0030】(13)レジスト・プロセスを適用するこ
とに依り、配線パターンの開口をもつレジスト層を形成
する。
【0031】(14)電気めっき法を適用することに依
り、表出されているCuからなるシード層上に厚さ7
〔μm〕のCuめっきを行ってCu層を形成してからレ
ジスト層の剥離を行い、Cu層のリフト・オフに依るパ
ターニングを行い、次いで、シード層のエッチングを行
ってビア電極8A、配線8B等を形成して完成する。
【0032】実施の形態2 図5乃至図7は本発明の実施の形態2である逐次多層配
線基板を作製する工程を説明する為の工程要所に於ける
該逐次多層配線基板の要部切断説明図であり、各図の左
側は横断面を、右側は縦断面をそれぞれ示し、以下、こ
れ等の図を参照しつつ説明する。
【0033】図5(A)参照 (1)実施の形態1に於ける工程の一部、即ち、図2
(A)及び図2(B)について説明した基板1から始ま
って配線4を形成するまでの工程は、実施の形態2に於
いても同じであるので、ここでの説明は省略し、次の工
程から説明する。
【0034】スピン・コート法を適用することに依り、
全面に感光性ポリイミド層15を形成する。尚、ここで
も感光性ポリイミドとして、東レ製のUR5100を使
用した。
【0035】(2)リソグラフィ技術を適用することに
依り、感光性ポリイミド層15の露光及び現像を行って
配線4Bの一部を表出させる直径80〔μm〕φのビア
孔を形成する。
【0036】(3)加熱して感光性ポリイミド層15を
硬化させる。加熱硬化後に於ける感光性ポリイミド層1
5の層厚は10〔μm〕であった。
【0037】(4)スパッタリング法を適用することに
依り、厚さ500〔nm〕のCuからなるシード層(図
示せず)を形成する。
【0038】(5)レジスト・プロセスを適用すること
に依り、配線パターンの開口をもつレジスト層を形成す
る。
【0039】(6)電気めっき法を適用することに依
り、表出されているCuからなるシード層上に厚さ7
〔μm〕のCuめっきを行ってCu層を形成してからレ
ジスト層の剥離を行い、Cu層のリフト・オフに依るパ
ターニングを行い、次いで、シード層のエッチングを行
ってビア電極16A及び配線16Bを形成する。尚、ビ
ア電極16Aはビア孔内で配線4Bとコンタクトしてい
る。
【0040】図5(B)参照 (7)スピン・コート法を適用することに依り、全面に
感光性ポリイミド層3及び感光性ポリイミド層15と同
じ感光性ポリイミド層5を形成し、露光及び現像を行っ
て同軸ケーブル布線用の溝5Aを形成する。尚、溝5A
の底には、配線16Bの一部が表出される。
【0041】図6(A)参照 (8)溝5A内に同軸ケーブル7を布線する。この場合
も外部導体7Aと配線16Bとの導通を確保し、且つ、
同軸ケーブル7を固着する目的で、配線16Bと外部導
体7Aとの間にはんだ或いは導電性ペーストなどの導電
性部材6を介在させる。
【0042】この場合も同軸ケーブル7は市販のものを
用いて良いが、特願2001−324434に開示され
ているものを用いることが好ましい。その理由は、実施
の形態1と同じである。
【0043】図6(B)参照 (9)スピン・コート法を適用することに依り、全面に
ポリイミドを塗布して溝5A及び同軸ケーブル7を埋め
込むポリイミド層を形成する。このポリイミド層も記号
5で指示する。尚、この場合のポリイミドの粘度も低く
なるように調整してある。
【0044】(10)レーザ・アブレーション法、或い
は、レーザ・アブレーション法+Cuエッチング法を適
用することに依り、同軸ケーブル7に於ける外部導体7
Aの欠如部分7Dに対応する箇所のポリイミド層5、絶
縁体7B、中心導体7C、絶縁体7B、ポリイミド層5
に穿孔加工を行い、配線16Bの一部を表出するビア孔
7Fを形成する。
【0045】図7参照 (11)スパッタリング法を適用することに依り、厚さ
500〔nm〕のCuからなるシード層(図示せず)を
形成する。
【0046】(12)レジスト・プロセスを適用するこ
とに依り、配線パターンの開口をもつレジスト層を形成
する。
【0047】(13)電気めっき法を適用することに依
り、表出されているCuからなるシード層上に厚さ7
〔μm〕のCuめっきを行ってCu層を形成してからレ
ジスト層の剥離を行い、Cu層のリフト・オフに依るパ
ターニングを行い、次いで、シード層のエッチングを行
ってビア電極8A、配線8Bを形成して完成する。
【0048】実施の形態3 実施の形態2の工程(10)に於いて、ビア孔7Fを形
成する際、エキシマ・レーザ若しくはUV−YAGレー
ザを用いて絶縁体7Bの表面から中心導体7Cが完全に
露出するまでエッチングを行い、次いで、Cuエッチン
グ液で中心導体7Cをエッチングし、再び、レーザを用
いて下地の配線15Bが表出するまで絶縁体7Bのエッ
チングを行う。
【0049】実施の形態4 ここでは、さきに説明した逐次多層配線基板をフレキシ
ブル化する場合の実施の形態を説明する。
【0050】図8及び図9は本発明の実施の形態4であ
るフレキシブル逐次多層配線基板を作製する工程を説明
する為の工程要所に於ける該フレキシブル逐次多層配線
基板の要部説明図(図8)及び要部切断側面図(図9)
であり、図8に於ける左側は平面を、同じく右側は切断
側面をそれぞれ示し、以下、これ等の図を参照しつつ説
明する。
【0051】図8(A)参照 (1)スパッタリング法を適用することに依り、ガラス
支持基体21上に厚さ500〔nm〕のCu層22を形
成する。
【0052】図8(B)参照 (2)リソグラフィ技術を適用することに依り、Cu層
22の周辺を帯状に除去しすることで、配線パターン領
域22Aの周囲にガラス支持基体21の表出領域21A
を生成させる。
【0053】図9(A)参照 (3)全面にポリイミド密着改良材を塗布して乾燥し、
ポリイミド密着改良材薄膜23を形成する。ポリイミド
密着改良材薄膜23は図8(B)に見られる表出領域2
1Aの部分でのみガラス支持基体21と接している。
【0054】図9(B)参照 (4)全面に感光性ポリイミドを塗布して感光性ポリイ
ミド層24を形成する。
【0055】図9(C)参照 (5)感光性ポリイミド層24上に例えば実施の形態1
で説明した逐次多層配線基板に於ける逐次多層配線層2
5を形成する。尚、図では、感光性ポリイミド層24と
逐次多層配線層25とを一体に表してあり、また、逐次
多層配線層25に於ける多層配線は図8について説明し
た配線パターン領域22A内にのみ存在するものとす
る。
【0056】図9(D)参照 (6)レーザ若しくはカッターを用い、配線パターン領
域22Aの周縁に対応する逐次多層配線層25に切り込
み25Aを入れる。
【0057】図9(E)参照 (7)逐次多層配線層25をCuからなる配線パターン
領域22Aと共にガラス支持基体21から剥離する。
尚、ガラスとCu膜(逆スパッタなしのスパッタCu
膜)との密着性は悪く、そして、密着改良剤を施したガ
ラスとポリイミドの密着性は良好であり、且つ、ポリイ
ミドとスパッタCu膜との密着も良好であることから、
ポリイミド−スパッタCu膜−ガラスからなる層は、ス
パッタCu膜とガラスとの間で簡単に剥離する。
【0058】図9(F)参照 (8)逐次多層配線層25の下地であるCuからなる配
線パターン領域22Aをエッチング除去してフレキシブ
ル逐次多層配線層25からなる基板を完成する。
【0059】
【発明の効果】本発明に依る配線基板及びその製造方法
に於いては、基板上にグランド層或いは電源層である金
属層を含む逐次多層配線層が形成され、逐次多層配線層
中に外側導体が前記金属層と接続されると共に中心導体
が配線と接続されてなる同軸ケーブルが布線されること
が基本になっている。
【0060】前記構成を採ることに依り、クロス・トー
ク雑音や特性インピーダンスの変動に起因する信号波形
の乱れがなく、高速伝送対応の高密度MMICなどの高
速信号処理回路を組み込むのに好適な逐次多層配線基板
を安価に実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である逐次多層配線基板
の基本的部分を説明する為の要部切断説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1である逐次多層配線基板
の基本的部分を作製する工程を説明する為の工程要所に
於ける該基本的部分の要部切断説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1である逐次多層配線基板
の基本的部分を作製する工程を説明する為の工程要所に
於ける該基本的部分の要部切断説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1である逐次多層配線基板
の基本的部分を作製する工程を説明する為の工程要所に
於ける該基本的部分の要部切断説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2である逐次多層配線基板
を作製する工程を説明する為の工程要所に於ける該逐次
多層配線基板の要部切断説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2である逐次多層配線基板
を作製する工程を説明する為の工程要所に於ける該逐次
多層配線基板の要部切断説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2である逐次多層配線基板
を作製する工程を説明する為の工程要所に於ける該逐次
多層配線基板の要部切断説明図である。
【図8】本発明の実施の形態4であるフレキシブル逐次
多層配線基板を作製する工程を説明する為の工程要所に
於ける該フレキシブル逐次多層配線基板の要部説明図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態4であるフレキシブル逐次
多層配線基板を作製する工程を説明する為の工程要所に
於ける該フレキシブル逐次多層配線基板の要部切断側面
図である。
【符号の説明】
1 セラミック板やプリント板などの配線基板 2 グランド層又は電源層となる金属層 3 感光性ポリイミド層 4A ビア電極 4B 配線 5 感光性ポリイミド層 6 導電性部材 7 同軸ケーブル 7A 同軸ケーブルの外部導体 7B 同軸ケーブルの絶縁体 7C 同軸ケーブルの中心導体 7D 外部導体の欠如部分 8A ビア電極 8B 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E346 AA12 AA15 AA43 BB06 CC10 CC32 CC54 DD03 DD25 DD28 DD33 DD35 DD44 EE33 FF07 FF15 GG15 GG17 GG18 GG22 GG25 HH04 HH06 HH33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成されてグランド層或いは電源
    層である金属層を含む逐次多層配線層と、 前記逐次多層配線層中に布線されて外側導体が前記金属
    層と接続されると共に中心導体が配線と接続されてなる
    同軸ケーブルとを備えてなることを特徴とする逐次多層
    配線基板。
  2. 【請求項2】同軸ケーブルは外部導体が必要箇所に於い
    て必要長さ分だけ欠如したものであることを特徴とする
    請求項1記載の逐次多層配線基板。
  3. 【請求項3】剛性をもつ基体から分離されてフレキシブ
    ル化された逐次多層配線層のみからなることを特徴とす
    る請求項1記載の逐次多層配線基板。
  4. 【請求項4】基板上にグランド層或いは電源層である金
    属層及び該金属層を覆う絶縁層を積層形成する工程と、 次いで、前記絶縁層に前記金属層の一部を表出するビア
    孔を形成してからビア電極及び配線を形成する工程と、 次いで、前記ビア電極及び配線を覆う絶縁層を形成して
    から底に前記配線の一部を表出して延在する同軸ケーブ
    ル布線用の溝を形成する工程と、 次いで、外部導体の必要箇所に必要長さ分の欠如部分を
    もつ同軸ケーブルを前記溝内に布線して前記外部導体と
    前記溝の底に表出されている配線の一部とを導電接続し
    てから前記溝を絶縁層で埋めて固定する工程と、 次いで、前記外部導体の欠如部分に対応する箇所で前記
    溝を埋めた絶縁層並びに前記同軸ケーブルの絶縁体を貫
    通して中心導体を表出するビア孔を形成してから該中心
    導体と導電接続されたビア電極及び配線を形成する工程
    とが含まれてなることを特徴とする逐次多層配線基板の
    製造方法。
  5. 【請求項5】基板が支持基体であって、逐次多層配線層
    を形成する全工程が終了した後、前記支持基体を分離し
    て前記逐次多層配線層をフレキシブル化する工程が含ま
    れてなることを特徴とする請求項4記載の逐次多層配線
    基板の製造方法。
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