JP2003272411A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2003272411A JP2002071652A JP2002071652A JP2003272411A JP 2003272411 A JP2003272411 A JP 2003272411A JP 2002071652 A JP2002071652 A JP 2002071652A JP 2002071652 A JP2002071652 A JP 2002071652A JP 2003272411 A JP2003272411 A JP 2003272411A
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恒 福田
Takuya Shinoda
卓哉 信田
Ken Ichioka
一岡  建
Kenji Matsuda
賢治 松田
Hisanaga Onishi
久永 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明器具の高さを放電灯の薄型化に応じてな
るべく低く抑えることができる。 【解決手段】 放電灯1と複数の可視発光ダイオード2
とを照明用光源として組み合わせて器具本体3に配置
し、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを切り替
えて点灯可能とした。また、複数の可視発光ダイオード
2を、器具本体3の複数箇所に集約させて配置した。従
来の白熱灯に替えて可視発光ダイオード2を使用するこ
とで、照明器具の高さを放電灯の薄型化に応じてなるべ
く低く抑えることができる。また、複数の可視発光ダイ
オード2と放電灯1とを機械式スイッチまたはリモート
コントロールなど各種の手段で切り替えることにより、
それぞれ光源を単独で点灯させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放電灯を照明用
光源として利用する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯と白熱灯とを、照明用光源として
組み合わせて用いた照明器具は従来より存在し、例えば
図15に示すような構成である。
【0003】図15において、照明用光源は放電灯(環
形蛍光灯)50および白熱豆球(白熱灯)51を用い
て、機械式スイッチまたはリモートコントロールによ
り、点灯させる光源を切り替えて使用する照明器具であ
る。照明器具本体52を拡散性のカバー53によって覆
うことにより、放電灯50の眩しさを抑え、柔らかい光
となるように工夫されている。図16は点灯切替の動作
を示し、放電灯点灯、白熱灯点灯、消灯の順に動作す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明器具では、近年、高周波点灯専用ランプに代表され
るような、ランプの直径が細く厚みが薄い放電灯が登場
してきているにもかかわらず、白熱灯の外形寸法の方が
大きいため、図15(b)の断面図に示すように、白熱
灯51の高さが最も高くなり、照明器具全体の高さが白
熱灯51の寸法に依存するという問題があった。
【0005】また、従来の照明器具では、例えば放電灯
の寿命が近づいた際に、事前にそれを知らせたり、放電
灯を調光させた場合の調光度合いを知らせる表示を行う
ためには、表示用の部品を別途用意する必要があった。
また、白熱灯の外形寸法が大きいため、白熱灯を複数配
置して使用することが困難であるという問題があった。
また、白熱灯を商用電源で点灯していることが多く、こ
の場合、照明器具の任意の位置に白熱灯を配置すること
が困難であるという問題があった。
【0006】また、図15(a)に示すように、拡散性
カバー53を取り付けることによって、拡散性カバー5
3の外側から見た場合に、放電灯点灯時には放電灯50
のソケット部およびランプ口金50aや照明器具本体5
2の中央部に、影(暗く見るところ)54が少なからず
存在するという問題があった。
【0007】また、放電灯の光色は、その放電灯が持つ
特性により決まっているため、放電灯点灯時の光色を変
化させることが困難であるという問題があった。
【0008】したがって、この発明の目的は、上記問題
点に鑑みてなされたものであり、照明器具の高さを放電
灯の薄型化に応じてなるべく低く抑えることができ、放
電灯の寿命時や調光状態など使用者に何らかの状態表示
を行うことが容易であり、照明器具直下の照度を均一か
つ明るくさせ、照明器具の拡散性カバーの外側から見た
場合の影の発生を抑制し、放電灯点灯時の光色を変化さ
せることができる等、従来の照明器具の問題点を克服し
新しい機能を持った照明器具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の照明器具は、放電灯と複数
の可視発光ダイオードとを照明用光源として組み合わせ
て器具本体に配置し、前記放電灯と前記複数の可視発光
ダイオードとを切り替えて点灯可能とした。
【0010】このように、放電灯と複数の可視発光ダイ
オードとを照明用光源として組み合わせて器具本体に配
置し、放電灯と複数の可視発光ダイオードとを切り替え
て点灯可能としたので、従来の白熱灯に替えて可視発光
ダイオードを使用することで、照明器具の高さを放電灯
の薄型化に応じてなるべく低く抑えることができる。
【0011】また、複数の可視発光ダイオードと放電灯
とを機械式スイッチまたはリモートコントロールなど各
種の手段で切り替えることにより、それぞれの光源を単
独で点灯させることができる。
【0012】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、放電灯と複数の可視発光ダイオー
ドとを同時に点灯させることができる。このように、放
電灯と複数の可視発光ダイオードとを同時に点灯させる
ことができるので、照明器具全体としての光色を所定の
色に変える効果を得る。この際、放電灯と可視発光ダイ
オードをそれぞれ独立させて調光または消灯させること
で光色と照度を多様に設定できる。
【0013】請求項3記載の照明器具は、請求項2記載
の照明器具において、複数の可視発光ダイオードを、照
明器具の状態を表示する表示用として利用可能とした。
このように、複数の可視発光ダイオードを、照明器具の
状態を表示する表示用として利用可能としたので、照明
器具の状態に応じて可視発光ダイオードの点灯状態を変
化させることで、放電灯の寿命時や調光状態など使用者
に何らかの状態表示を行うことが容易にできる。
【0014】請求項4記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、複数の可視発光ダイオードを、器
具本体の複数箇所に集約させて配置した。このように、
複数の可視発光ダイオードを、器具本体の複数箇所に集
約させて配置したので、常夜灯として必要な照度を得
る。また、複数箇所に配置することで照明器具全体を略
均等に発光させる効果を得、各箇所に複数配置すること
で照明器具直下の照度をより高くする効果を得る。
【0015】請求項5記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、複数の可視発光ダイオードを、器
具本体全体に拡散させて配置した。このように、複数の
可視発光ダイオードを、器具本体全体に拡散させて配置
したので、常夜灯として必要な照度を得る。また、拡散
させて配置することで照明器具全体を略均等に発光させ
る効果を得、また指向性の高い可視発光ダイオードを用
いた際の照明器具直下の眩しさを低減する効果を得る。
【0016】請求項6記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、複数の可視発光ダイオー
ドを、放電灯の形状に沿うように、前記放電灯の近傍に
並べて配置した。このように、複数の可視発光ダイオー
ドを、放電灯の形状に沿うように、放電灯の近傍に並べ
て配置したので、請求項2のように可視発光ダイオード
を放電灯と同時に点灯させた際には、放電灯点灯時の照
明器具全体としての光色を所定の色に変える効果を得
る。
【0017】請求項7記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、放電灯と複数の可視発光
ダイオードを覆うように拡散性のカバーを有し、前記放
電灯の点灯時に、拡散性のカバーの外側から見たときに
暗く見える箇所を照射するように、前記複数の可視発光
ダイオードを集約させて配置した。このように、放電灯
と複数の可視発光ダイオードを覆うように拡散性のカバ
ーを有し、放電灯の点灯時に、拡散性のカバーの外側か
ら見たときに暗く見える箇所を照射するように、複数の
可視発光ダイオードを集約させて配置したので、照明器
具の拡散性カバーの外側から見た場合の影の発生を抑制
することができる。
【0018】請求項8記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、複数の可視発光ダイオー
ドは、発光色が異なる複数種の可視発光ダイオードから
なり、それぞれの可視発光ダイオードの光出力を個別に
変化させる手段を備えることにより、可視発光ダイオー
ド点灯時の光色変化が可能である。このように、複数の
可視発光ダイオードは、発光色が異なる複数種の可視発
光ダイオードからなり、それぞれの可視発光ダイオード
の光出力を個別に変化させる手段を備えることにより、
可視発光ダイオード点灯時の光色変化が可能であるの
で、可視発光ダイオードの光色により照明器具の状態を
表示することができるとともに、放電灯点灯時の照明器
具全体としての光色を変化させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1(a)はこの発
明の第1の実施の形態の照明器具の平面図、(b)は断
面図である。
【0020】図1に示すように、この照明器具は、放電
灯点灯装置および可視発光ダイオード2の点灯装置を具
備し、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを照明
用光源として組み合わせて器具本体3に配置している。
また、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを目的
に応じて切り替えて点灯可能とする点灯切替手段を備え
ている。
【0021】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード2は、複数の可視発光ダイオードを一部分に集
約させて配置したLEDユニットとしている。点灯切替
手段は、機械式スイッチまたはリモートコントロールか
らなり、放電灯1と可視発光ダイオード2のそれぞれの
照明用光源が単独で点灯するように構成される。点灯切
替の動作としては、例えば図2に示すように、放電灯点
灯、可視発光ダイオード点灯、消灯の順に動作する。な
お、可視発光ダイオード2が点灯の際、放電灯1は消灯
する。
【0022】この実施の形態によれば、複数の小型可視
発光ダイオード2を集約させて点灯させることにより常
夜灯として必要な照度を得、また照明器具を薄型化する
効果を得る。
【0023】この発明の第2の実施の形態を図3および
図4に基づいて説明する。図2(a)はこの発明の第2
の実施の形態の照明器具の平面図、(b)は断面図であ
る。
【0024】図3に示すように、第1の実施の形態の照
明器具の構成において、複数の可視発光ダイオード2
を、器具本体3の数箇所に集約させて配置した。
【0025】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード2は、複数の可視発光ダイオードを集約させて
配置したLEDユニットとし、これを複数箇所に備えて
いる。点灯切替手段は、機械式スイッチまたはリモート
コントロールからなり、放電灯1と可視発光ダイオード
2のそれぞれの照明用光源が単独で点灯するように構成
される。点灯切替の動作としては、例えば図4に示すよ
うに、放電灯点灯、LED点灯、消灯の順に動作する。
なお、LEDユニット2が点灯の際、放電灯1は消灯す
る。
【0026】この実施の形態によれば、複数の小型可視
発光ダイオード2を複数箇所に集約させて点灯させるこ
とにより、常夜灯として必要な照度を得、また照明器具
を薄型化する効果を得る。また、複数箇所に配置するこ
とで照明器具全体を略均等に発光させる効果を得、各箇
所に複数配置することで照明器具直下の照度をより高く
する効果を得る。
【0027】この発明の第3の実施の形態を図5および
図6に基づいて説明する。図5(a)はこの発明の第3
の実施の形態の照明器具の平面図、(b)は断面図であ
る。
【0028】図5に示すように、この照明器具は、放電
灯点灯装置および可視発光ダイオード2の点灯装置を具
備し、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを照明
用光源として組み合わせて器具本体3に配置している。
また、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを目的
に応じて切り替えて点灯可能とする点灯切替手段を備え
ている。
【0029】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード(LED)2は、器具本体3全体に拡散させて
配置した。点灯切替手段は、機械式スイッチまたはリモ
ートコントロールからなり、放電灯1と可視発光ダイオ
ード2のそれぞれの照明用光源が単独で点灯するように
構成される。点灯切替の動作としては、例えば図6に示
すように、放電灯点灯、LED点灯、消灯の順に動作す
る。なお、LED2が点灯の際、放電灯1は消灯する。
【0030】この実施の形態によれば、複数の小型可視
発光ダイオード2を照明器具全体に拡散させて点灯させ
ることにより、常夜灯として必要な照度を得、また照明
器具を薄型化する効果を得る。また、照明器具全体に拡
散させて配置することで照明器具全体を略均等に発光さ
せる効果を得、また指向性の高い可視発光ダイオードを
用いた際の照明器具直下の眩しさを低減する効果を得
る。
【0031】この発明の第4の実施の形態を図7および
図8に基づいて説明する。図7(a)はこの発明の第4
の実施の形態の照明器具の平面図、(b)は断面図であ
る。
【0032】図7に示すように、この照明器具は、放電
灯および可視発光ダイオードを複数段階に調光させるこ
とのできる点灯装置を具備し、放電灯1と複数の可視発
光ダイオード2とを照明用光源として組み合わせて器具
本体3に配置している。また、放電灯1と複数の可視発
光ダイオード2とを目的に応じて切り替えて点灯、また
は同時に点灯可能とする点灯切替手段を備えている。
【0033】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード(LED)2は、複数の可視発光ダイオード
を、放電灯1の形状に沿うように、放電灯1の近傍に並
べて配置した。点灯切替手段は、機械式スイッチまたは
リモートコントロールからなり、放電灯1と可視発光ダ
イオード2のそれぞれの照明用光源が独立して点灯切替
動作するように構成される。点灯切替の動作としては、
例えば図8に示すように、放電灯およびLED点灯、放
電灯点灯、LED点灯、消灯の順に動作する。
【0034】この実施の形態では、黄橙色の可視発光ダ
イオード2を用いており、放電灯1と同時に点灯させる
ことで照明器具全体としての光色を電球色に変える効果
を得る。また、放電灯1と可視発光ダイオード2をそれ
ぞれ独立させて調光または消灯させることで光色と照度
を多様に設定できる。
【0035】この発明の第5の実施の形態を図9および
図10に基づいて説明する。図9(a)はこの発明の第
5の実施の形態の照明器具の平面図、(b)は断面図で
ある。
【0036】図9に示すように、この照明器具は、放電
灯点灯装置および可視発光ダイオード2の点灯装置を具
備し、放電灯1と複数の可視発光ダイオード2とを照明
用光源として組み合わせて器具本体3に配置し、放電灯
1と複数の可視発光ダイオード2を覆うように拡散性の
カバー4を有する。また、放電灯1と複数の可視発光ダ
イオード2とを目的に応じて切り替えて点灯、または同
時に点灯可能とする点灯切替手段を備えている。
【0037】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード2は、複数の可視発光ダイオードを複数箇所に
集約させて配置したLEDユニットとしている。すなわ
ち、放電灯の点灯時に、拡散性のカバー4の外側から見
たときに暗く見える箇所を照射するように、集約させて
配置した複数の可視発光ダイオード(LEDユニット
B)と、別の位置に集約させて配置した複数の可視発光
ダイオード(LEDユニットA)とを備えている。この
場合、LEDユニットBは、ソケット部に接続される環
形放電灯1のランプ口金5の近傍の2箇所に複数の可視
発光ダイオードを集約させて配置している。これによ
り、拡散性カバー4上のソケット部およびランプ口金5
の影が生じる部位(図中X部)を照射している。点灯切
替手段は、機械式スイッチまたはリモートコントロール
からなり、放電灯1と可視発光ダイオード2のそれぞれ
の照明用光源が独立して点灯切替動作するように構成さ
れる。この場合、放電灯1とLEDユニットBは同時に
点灯する。点灯切替の動作としては、例えば図10に示
すように、放電灯およびLEDユニットB点灯、LED
ユニットA点灯、消灯の順に動作する。
【0038】この実施の形態では、放電灯1の点灯によ
ってできる拡散性カバー4上の陰影を軽減する効果を得
る。
【0039】この発明の第6の実施の形態を図11およ
び図12に基づいて説明する。図11はこの発明の第6
の実施の形態の照明器具の平面図である。
【0040】図11に示すように、この照明器具は、負
荷異常検出機能を有する放電灯点灯装置および可視発光
ダイオード2の点灯装置を具備し、放電灯1と複数の可
視発光ダイオード2とを照明用光源として組み合わせて
器具本体3に配置している。また、放電灯1と複数の可
視発光ダイオード2とを目的に応じて切り替えて点灯可
能とする点灯切替手段を備えている。
【0041】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード2は、複数の可視発光ダイオードを一部分に集
約させて配置したLEDユニットとしている。この可視
発光ダイオード2は、照明器具の状態を表示する表示用
としても利用可能とした。この場合、LEDユニットの
全部または一部が放電灯点灯装置の動作状態に応じて点
灯または点滅する。点灯切替手段は、リモートコントロ
ールからなり、放電灯1と可視発光ダイオード2のそれ
ぞれの照明用光源が単独で点灯するように構成される。
【0042】LED点灯の際には、図12(a)に示す
ように、放電灯点灯状態で放電灯1の負荷異常を検出し
た場合には可視発光ダイオード2の全部が点灯し、負荷
異常時を明確に表示し、負荷異常により消灯した場合で
も最低限の照度は確保される効果を得る。また、図12
(b)示すように、リモートコントロール手段により動
作の切り替えを行った際に可視発光ダイオード2の一部
の表示部6が点滅し、切り替え動作の目視による確認を
明確にする効果を得る。
【0043】この発明の第7の実施の形態を図13およ
び図14に基づいて説明する。図13はこの発明の第7
の実施の形態の照明器具の平面図である。
【0044】図13に示すように、この照明器具は、放
電灯1を100〜25%の複数段階に調光させることの
できる放電灯点灯装置および可視発光ダイオード2の点
灯装置を具備し、放電灯1と複数の可視発光ダイオード
2とを照明用光源として組み合わせて器具本体3に配置
している。また、放電灯1と複数の可視発光ダイオード
2とを目的に応じて切り替えて点灯、または同時に点灯
可能とする点灯切替手段を備えている。
【0045】放電灯1は環形蛍光灯である。可視発光ダ
イオード(LED)2は、複数の可視発光ダイオード
を、放電灯1の形状に沿うように、放電灯1の近傍に並
べて配置した。この場合、放電灯1の外周に沿って配置
した複数の可視発光ダイオードA群2aと、放電灯1の
内周に沿って配置した複数の可視発光ダイオードB群2
bとを具備している。放電灯1の調光具合により内周ま
たは外周に配置した可視発光ダイオード2が点灯または
消灯する。点灯切替手段は、機械式スイッチまたはリモ
ートコントロールからなり、放電灯1と、可視発光ダイ
オードA群2aと、可視発光ダイオードB群2bのそれ
ぞれの照明用光源が単独にて点灯制御可能となるように
構成される。点灯切替の動作としては、例えば図14に
示すように、調光度合が100〜75%の時には全ての
可視発光ダイオード2が点灯し、75〜50%の時には
内周に沿って配置した可視発光ダイオードB群2bのみ
が点灯し、50〜25%の時には可視発光ダイオード2
は全て消灯している。また、可視発光ダイオードB群2
bのみの点灯も可能であり、この後で放電灯1および可
視発光ダイオード2を全て消灯する。
【0046】この実施の形態では、放電灯1の調光度合
を可視発光ダイオードの点灯により表示し、また照明器
具としての調光比を改善する効果を得る。
【0047】なお、第1〜4,6,7の実施の形態で
も、第5の実施の形態と同様に拡散性カバーを取り付け
てもよい。
【0048】また、上記の各実施の形態において、複数
の可視発光ダイオードは、発光色が異なる複数種の可視
発光ダイオードからなり、それぞれの可視発光ダイオー
ドの光出力を個別に変化させる点灯装置を備えていても
よい。これにより可視発光ダイオード点灯時の光色変化
が可能であるので、可視発光ダイオードの光色により照
明器具の状態を表示することができるとともに、放電灯
点灯時の照明器具全体としての光色を変化させることが
できる。
【0049】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の照明器具によ
れば、放電灯と複数の可視発光ダイオードとを照明用光
源として組み合わせて器具本体に配置し、放電灯と複数
の可視発光ダイオードとを切り替えて点灯可能としたの
で、従来の白熱灯に替えて可視発光ダイオードを使用す
ることで、照明器具の高さを放電灯の薄型化に応じてな
るべく低く抑えることができる。
【0050】また、複数の可視発光ダイオードと放電灯
とを機械式スイッチまたはリモートコントロールなど各
種の手段で切り替えることにより、それぞれの光源を単
独で点灯させることができる。
【0051】請求項2では、放電灯と複数の可視発光ダ
イオードとを同時に点灯させることができるので、照明
器具全体としての光色を所定の色に変える効果を得る。
この際、放電灯と可視発光ダイオードをそれぞれ独立さ
せて調光または消灯させることで光色と照度を多様に設
定できる。
【0052】請求項3では、複数の可視発光ダイオード
を、照明器具の状態を表示する表示用として利用可能と
したので、照明器具の状態に応じて可視発光ダイオード
の点灯状態を変化させることで、放電灯の寿命時や調光
状態など使用者に何らかの状態表示を行うことが容易に
できる。
【0053】請求項4では、複数の可視発光ダイオード
を、器具本体の複数箇所に集約させて配置したので、常
夜灯として必要な照度を得る。また、複数箇所に配置す
ることで照明器具全体を略均等に発光させる効果を得、
各箇所に複数配置することで照明器具直下の照度をより
高くする効果を得る。
【0054】請求項5では、複数の可視発光ダイオード
を、器具本体全体に拡散させて配置したので、常夜灯と
して必要な照度を得る。また、拡散させて配置すること
で照明器具全体を略均等に発光させる効果を得、また指
向性の高い可視発光ダイオードを用いた際の照明器具直
下の眩しさを低減する効果を得る。
【0055】請求項6では、複数の可視発光ダイオード
を、複数の可視発光ダイオードを、放電灯の形状に沿う
ように、放電灯の近傍に並べて配置したので、請求項2
のように可視発光ダイオードを放電灯と同時に点灯させ
た際には、放電灯点灯時の照明器具全体としての光色を
所定の色に変える効果を得る。
【0056】請求項7では、放電灯と複数の可視発光ダ
イオードを覆うように拡散性のカバーを有し、放電灯の
点灯時に、拡散性のカバーの外側から見たときに暗く見
える箇所を照射するように、複数の可視発光ダイオード
を集約させて配置したので、照明器具の拡散性カバーの
外側から見た場合の影の発生を抑制することができる。
【0057】請求項8では、複数の可視発光ダイオード
は、発光色が異なる複数種の可視発光ダイオードからな
り、それぞれの可視発光ダイオードの光出力を個別に変
化させる手段を備えることにより、可視発光ダイオード
点灯時の光色変化が可能であるので、可視発光ダイオー
ドの光色により照明器具の状態を表示することができる
とともに、放電灯点灯時の照明器具全体としての光色を
変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態の照明器
具の平面図、(b)は断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の点灯切替の動作
説明図である。
【図3】(a)はこの発明の第2の実施の形態の照明器
具の平面図、(b)は断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態の点灯切替の動作
説明図である。
【図5】(a)はこの発明の第3の実施の形態の照明器
具の平面図、(b)は断面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態の点灯切替の動作
説明図である。
【図7】(a)はこの発明の第4の実施の形態の照明器
具の平面図、(b)は断面図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態の点灯切替の動作
説明図である。
【図9】(a)はこの発明の第5の実施の形態の照明器
具の平面図、(b)は断面図である。
【図10】この発明の第5の実施の形態の点灯切替の動
作説明図である。
【図11】この発明の第6の実施の形態の照明器具の平
面図である。
【図12】この発明の第6の実施の形態の点灯切替の動
作説明図である。
【図13】この発明の第7の実施の形態の照明器具の平
面図である。
【図14】この発明の第7の実施の形態の点灯切替の動
作説明図である。
【図15】従来例の平面図である。
【図16】従来例の点灯切替の動作説明図である。
【符号の説明】
1 放電灯 2 可視発光ダイオード 3 器具本体 4 拡散性カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 1/02 G (72)発明者 一岡 建 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 松田 賢治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 大西 久永 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA06 GA00 GA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯と複数の可視発光ダイオードとを
    照明用光源として組み合わせて器具本体に配置し、前記
    放電灯と前記複数の可視発光ダイオードとを切り替えて
    点灯可能としたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 放電灯と複数の可視発光ダイオードとを
    同時に点灯させることができる請求項1記載の照明器
    具。
  3. 【請求項3】 複数の可視発光ダイオードを、照明器具
    の状態を表示する表示用として利用可能とした請求項2
    記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 複数の可視発光ダイオードを、器具本体
    の複数箇所に集約させて配置した請求項1記載の照明器
    具。
  5. 【請求項5】 複数の可視発光ダイオードを、器具本体
    全体に拡散させて配置した請求項1記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 複数の可視発光ダイオードを、放電灯の
    形状に沿うように、前記放電灯の近傍に並べて配置した
    請求項1または2記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 放電灯と複数の可視発光ダイオードを覆
    うように拡散性のカバーを有し、前記放電灯の点灯時
    に、拡散性のカバーの外側から見たときに暗く見える箇
    所を照射するように、前記複数の可視発光ダイオードを
    集約させて配置した請求項1または2記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 複数の可視発光ダイオードは、発光色が
    異なる複数種の可視発光ダイオードからなり、それぞれ
    の可視発光ダイオードの光出力を個別に変化させる手段
    を備えることにより、可視発光ダイオード点灯時の光色
    変化が可能である請求項1または2記載の照明器具。
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