JP2010262856A - Ledランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の照明器具が設置された室内に広く使用することができるとともに、室内の照明範囲を調整することが可能なLEDランプを提供する。
【解決手段】LEDランプ1は、白熱電球のソケットに螺合される口金を備えた本体部3と、本体部3の周囲に配置され、透光性を有する環状のガラス管5と、ガラス管5を保持する保持具7とを備えている。ガラス管5内には、周全体に亘って導電性の基板13が設けられて、基板13はガラス管5の周方向に複数のブロック15,17,19,21に分割される。ブロック15,17,19,21には、口金からの給電が可能であり、複数のLED27と、口金からの給電によりLED27を点灯させる駆動回路とが設けられている。本体部3には口金からブロック15,17,19,21への給電を制御するスイッチ35が設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】LEDランプ1は、白熱電球のソケットに螺合される口金を備えた本体部3と、本体部3の周囲に配置され、透光性を有する環状のガラス管5と、ガラス管5を保持する保持具7とを備えている。ガラス管5内には、周全体に亘って導電性の基板13が設けられて、基板13はガラス管5の周方向に複数のブロック15,17,19,21に分割される。ブロック15,17,19,21には、口金からの給電が可能であり、複数のLED27と、口金からの給電によりLED27を点灯させる駆動回路とが設けられている。本体部3には口金からブロック15,17,19,21への給電を制御するスイッチ35が設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、発光ダイオード(以下、LED)を光源とするLEDランプに関する。
近年、LEDを光源とするLEDランプが様々な用途に使用されているが、一般に普及するLEDランプは点光源であり、面的な発光を行う従来の蛍光ランプに比して発光面積が小さい。このため、一般のLEDランプは、照明範囲が狭く、室内用の照明としては不向きである。
そこで従来の蛍光ランプと同程度の照射範囲を有するLEDランプを開発する試みが行われている。例えば、特許文献1には、従来の直管形の蛍光ランプが取り付けられる照明器具に対して、蛍光ランプと置き換えて取り付けることが可能なLEDランプが開示されている。このLEDランプは、蛍光ランプと共通の直管形を呈するパイプの内部に、複数のLEDが配置されたものであって、各LEDは、照明器具の電源から電圧が印加されることで発光するようになっている。
また特許文献2,3には、白熱電球のソケットに螺合される口金と、この口金を介して電流の供給を受ける円盤状の基板と、基板の表面に配設された多数のLEDとを備えたLEDランプが開示されている。このLEDランプでは、LEDは基板の周全体に散在するように設けられており、これらのLEDが、基板への電流供給により一斉に点灯することで、360度の全方位に向けた照明を行うようになっている。
ところで、特許文献1のLEDランプには、照明器具の電源と各LEDとを電気的に接続する回路が設けられるが、この回路は、照明器具の種別に応じて様々な方式に変更する必要がある。このため、特許文献1のLEDランプは、既存の照明器具が設置される室内に広く使用することができない。
また、特許文献2,3に開示されたLEDランプは、360度の全方位に向けて照明を行うものであるため、室内で照明される範囲を調整するものではない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、既存の照明器具が設置された室内に広く使用することができるとともに、室内の照明範囲を調整することが可能なLEDランプを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るLEDランプは、白熱電球のソケットに接続される口金を備えた本体部と、前記本体部の周囲に配置され、透光性部材から構成される環状の管と、前記本体部から前記環状の管に向けて延びて、前記環状の管を保持する保持具とを備え、前記環状の管の内部には、その周全体に亘って導電性の基板が設けられて、当該基板は、前記環状の管の周方向に複数のブロックに分割され、各前記ブロックには、前記保持部を通じて前記口金からの給電が可能であるとともに、複数のLEDと、前記口金からの給電を受けて前記複数のLEDを点灯させる駆動回路とが一体に設けられ、前記本体部には、前記口金からの各前記ブロックに対する給電を制御する制御手段が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、白熱電球のソケットに螺合される口金が設けられ、この口金からの給電を受けてLEDが点灯するようになっているため、白熱電球用の照明器具が設置された室内に広く使用することが可能となる。
また、制御手段の制御により給電を受けたブロックのLEDが点灯することから、室内の所望の範囲を照明するために、環状の管における適宜の範囲から照明光を発せさせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、実施の形態におけるLEDランプ1を示す側面図であり、図2は、LEDランプ1を下側から視た平面図である。図1は、後述のガラス管5の一部を切り欠いて示し、図2は、ガラス管5の内部を透視して示している。
LEDランプ1は、白熱電球のソケットを備えた白熱電球用の照明器具に取り付けられるものであって、塔状の本体部3と、本体部3の周囲に配置され、透光性を有する環状のガラス管5と、本体部3からガラス管5に向けて延びて、ガラス管5を保持する保持具7とを備えている。
保持具7は、例えば樹脂材料からなり、本体部3から互いに反対側に延びる2本のアーム9,11を備え、これらの先端によってガラス管5を保持している。
図2に示すように、ガラス管5の内部には、その全周に亘って導電性の基板13が設けられている。基板13は、ガラス管5の周方向に4つのブロック15,17,19,21に分割されている。
図3は、図2のA−A線で切断したガラス管5の断面図である。ここで図3は、ブロック21の配置位置におけるガラス管5内部の状態を示すものであるが、他のブロック15,17,19が配置された位置においても、ガラス管5の内部は、図3と同様の状態を呈する。このため以下では、図3に示すブロック21の配置位置におけるガラス管5内部の説明に合わせて、ブロック15,17,19の配置位置におけるガラス管5内部についても説明を行う。
ブロック15,17,19,21は、略水平な姿勢で、ガラス管5内をその周方向に延びており、両縁23がガラス管5の内壁面24に接合されている。ブロック15,17,19,21には、下面25にLED27が設置され、上面29にLED27を点灯させる駆動回路31が設置されている。図2に示すように、LED27は、ブロック15,17,19,21の各々に複数設けられている。
また図1に示すように、本体部3の上部には、白熱電球のソケットに接続される螺旋込み式の口金33が設けられており、基板13のブロック15,17,19,21には、保持具7のアーム9,11内を通る電気配線を介して口金33から給電が行われるようになっている。
また図2に示すように、本体部3には、口金33とブロック15,17,19,21との上述の電気配線を通じた接続を制御するスイッチ35が設けられている。ユーザは、このスイッチ35に対する操作を行うことで、ブロック15,17,19,21のうち、いずれか1つのブロックに対して給電、或いは複数のブロックに対して給電させることが可能である。そして、口金33から給電されたブロックでは、駆動回路31がこの給電を受けて当該ブロックに設けられた複数のLED27を点灯させる。このLED27から発せられた光は、ガラス管5を透過して室内に照射される。
本実施の形態のLEDランプ1によれば、白熱電球のソケットに接続される口金33が設けられ、この口金33からの給電を受けてLED27が点灯するようになっていることで、白熱電球用の照明器具が設置される室内に広く使用することが可能となる。
また、ユーザは、スイッチ35に対する操作により、口金33からブロック15,17,19,21への給電が制御されることで、LED27を点灯させるブロックを選択することが出来る。これにより、部屋の形状や用途に応じて室内の所望の範囲を照明するために、環状のガラス管5における適宜の範囲から照明光を発せさせることが可能となる。例えばブロック15,17,19,21の全てのLED27を点灯させた場合には、LEDランプ1は、ガラス管5の全周から照明光が発せられるようになるため、読書等のために室内の広い範囲を照明することができる。これに対して、ブロック15,17,19,21のうち、いずれか1つのLED27を点灯させた場合には、ガラス管5から照明光が発せられる範囲が狭くなることで、睡眠時等に室内が過剰な明るさになることを防止できる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲において種々改変することができる。
例えば、スイッチ35に光信号を受信可能な受光部を設けることで、スイッチ35を遠隔操作が可能なものとしてもよい。
また、室内の明るさに応じてブロック15,17,19,21への給電を自動的に制御するために、本体部3に、室内の明るさを計測するセンサと、該センサの計測値に基づき口金33及びブロック15,17,19,21の電気的な接続を制御する制御回路とが設けられてもよい。このようにすることで、室内の明るさに応じて、LEDランプ1において照明光が発せられる範囲が制御される。
また、基板13は、上記実施形態における4つのブロックに限らず、任意の数のブロックに分割され得る。
また、ガラス管5には、基板13のブロック15,17,19,21の角度を調整する調整機構が設けられてもよい。この場合には、調整機構によってブロック15,17,19,21の角度が変更されることで、LEDランプ1によって照明される範囲をさらに細かく調整することが可能となる。
また、基板13のブロック15,17,19,21には、それぞれ異なる発光色のLEDが設けられてもよい。この場合、ユーザは、スイッチ35に対する操作により給電を行うブロックを選択することで、LEDランプ1から発せられる光の色を変えることができる。
また、LEDランプ1に環状のガラス管5を複数設け、これらを本体部3を中心として同心配置するようにしてもよい。この場合、保持具7は、ガラス管5の全てを保持するように設けられ、また、各ガラス管5内には、LED27及び駆動回路31が各々設けられた複数のブロックからなる基板13が配置される。
また、環状のガラス管5の代わりに、例えば、透光性の樹脂からなる環状の管が設けられても良い。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の観点に係るLEDランプについて、好ましくは、前記制御手段は、ユーザの操作に応じて前記口金と各前記ブロックとの電気的な接続を制御するスイッチから構成されてもよい。
また好ましくは、前記スイッチは、光信号を受信する受光部を備えることで、ユーザによる遠隔操作が可能であってもよい。
また好ましくは、前記制御手段は、前記室内の明るさを計測するセンサと、当該センサの計測値に基づき各前記ブロック及び前記口金の電気的な接続を制御する制御回路とから構成されてもよい。
また好ましくは、前記環状の管は、複数設けられて、前記本体部を中心として同心配置されてもよい。
また好ましくは、前記環状の管には、各前記ブロックの角度を調整する調整機構が設けられてもよい。
また好ましくは、各前記ブロックには、それぞれ異なる発光色のLEDが設けられてもよい。
1 LEDランプ
3 本体部
5 ガラス管
7 保持具
9,11 アーム
13 基板
15,17,19,21 ブロック
23 両縁
24 内壁面
25 下面
27 LED
29 上面
31 駆動回路
33 口金
35 スイッチ
3 本体部
5 ガラス管
7 保持具
9,11 アーム
13 基板
15,17,19,21 ブロック
23 両縁
24 内壁面
25 下面
27 LED
29 上面
31 駆動回路
33 口金
35 スイッチ
Claims (7)
- 白熱電球のソケットに接続される口金を備えた本体部と、
前記本体部の周囲に配置され、透光性部材から構成される環状の管と、
前記本体部から前記環状の管に向けて延びて、前記環状の管を保持する保持具とを備え、
前記環状の管の内部には、その周全体に亘って導電性の基板が設けられて、当該基板は、前記環状の管の周方向に複数のブロックに分割され、
各前記ブロックには、前記保持部を通じて前記口金からの給電が可能であるとともに、複数のLEDと、前記口金からの給電を受けて前記複数のLEDを点灯させる駆動回路とが一体に設けられ、
前記本体部には、前記口金からの各前記ブロックに対する給電を制御する制御手段が設けられることを特徴とするLEDランプ。 - 前記制御手段は、ユーザの操作に応じて前記口金と各前記ブロックとの電気的な接続を制御するスイッチから構成されることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ。
- 前記スイッチは、光信号を受信する受光部を備えることで、ユーザによる遠隔操作が可能であることを特徴とする請求項2に記載のLEDランプ。
- 前記制御手段は、前記室内の明るさを計測するセンサと、当該センサの計測値に基づき各前記ブロック及び前記口金の電気的な接続を制御する制御回路とから構成されることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ。
- 前記環状の管は、複数設けられて、前記本体部を中心として同心配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のLEDランプ。
- 前記環状の管には、各前記ブロックの角度を調整する調整機構が設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のLEDランプ。
- 各前記ブロックには、それぞれ異なる発光色のLEDが設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のLEDランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009113703A JP2010262856A (ja) | 2009-05-08 | 2009-05-08 | Ledランプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009113703A JP2010262856A (ja) | 2009-05-08 | 2009-05-08 | Ledランプ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102954415A (zh) * | 2011-08-24 | 2013-03-06 | 松下电器产业株式会社 | 照明设备 |
JP2013211128A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Cho Yu Ryo | 全方向性出射ランプ及びそのシステム |
WO2014010789A1 (ko) * | 2012-07-13 | 2014-01-16 | 주식회사 필립인텍스 | 엘이디가 장착된 써크라인 조명등 장치 |
-
2009
- 2009-05-08 JP JP2009113703A patent/JP2010262856A/ja active Pending
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US8845169B2 (en) | 2011-08-24 | 2014-09-30 | Panasonic Corporation | Illumination apparatus |
CN102954415B (zh) * | 2011-08-24 | 2015-07-15 | 松下电器产业株式会社 | 照明设备 |
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