JP2003272001A - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器

Info

Publication number
JP2003272001A
JP2003272001A JP2002076280A JP2002076280A JP2003272001A JP 2003272001 A JP2003272001 A JP 2003272001A JP 2002076280 A JP2002076280 A JP 2002076280A JP 2002076280 A JP2002076280 A JP 2002076280A JP 2003272001 A JP2003272001 A JP 2003272001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
time
charge
parking lot
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002076280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3886111B2 (ja
Inventor
Kiyomi Sakamoto
清美 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002076280A priority Critical patent/JP3886111B2/ja
Publication of JP2003272001A publication Critical patent/JP2003272001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3886111B2 publication Critical patent/JP3886111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆回線の利用料金が発生することなく、駐
車料金に関連する情報を出力する携帯情報機器を提供す
ること 【解決手段】 携帯情報機器E1 は、ユーザが携帯可能
に構成されており、有料駐車場に車両を駐車し始めた駐
車開始時刻と、その有料駐車場の単位時間当たりの単位
時間料金とを少なくとも格納する作業領域13と、現在
時刻を計時する計時装置14と、駐車開始時刻および単
位時間料金と、現在時刻とを使って、有料駐車場に関連
する駐車関連情報を作成する演算器11と、作成された
駐車関連情報を出力する出力部15および/または16
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報機器に関
し、より特定的には、駐車料金に関連する情報を作成し
出力する携帯情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場から離れて行動しているユーザ
に、駐車料金が加算される時刻が近いことを知らせるた
めの第1および第2の駐車料金情報システムが、特開2
001−167302号公報および特開平10−103
976号公報に開示されている。
【0003】第1の駐車料金情報システムでは、車載機
が搭載された車両を駐車場に置いて様々な所を移動する
ユーザに、携帯電話またはページャを通じて、駐車料金
が加算される時間が近いことを伝えるメッセージが送ら
れる。より具体的には、まず、駐車場に設置されている
料金収受装置は、駐車場に入場した車両(以下、対象車
両と称する)に設置された車載機と近距離無線通信を行
って、対象車両の車両ID(以下、対象車両IDと称す
る)を取得する。さらに、料金収受装置は、取得した対
象車両IDおよび対象車両の入場時刻の組み合わせを記
憶する。また、料金収受装置は、対象車両IDをセンタ
に送信し、対象車両の所有者が所持する携帯電話の番号
をセンタから取得し、それを記憶する。さらに、料金収
受装置は、対象車両が駐車場から退出していないことを
確認する。以上の確認後、料金収受装置は、対象車両の
入場時刻からの経過時間を算出し、算出した経過時間
が、駐車料金の加算時刻の10分前に達した時点で、対
象車両の所有者の携帯電話番号を使って発呼する。対象
車両の所有者の携帯電話と回線がつながると、料金収受
装置は、駐車料金が加算される10分前であることを表
す音声を、携帯電話に送信する。
【0004】第2の駐車料金情報システムは、ユーザに
駐車料金の予測額を、駐車料金支払い前に通知する。よ
り具体的には、第2の駐車料金情報システムは、現在車
両が駐車している駐車場を特定した後、駐車料金データ
を取得する。さらに、第2の駐車料金情報システムは、
駐車開始時刻および駐車終了時刻を取得して、それらと
駐車料金データとから、駐車料金の予測額を算出し、そ
れを出力する。また、第2の駐車料金情報システムは、
駐車場を離れて行動するユーザのページャに、算出した
予測額を送信することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
駐車料金情報システムでは、駐車場に設置される料金収
受装置が、駐車場外で行動するユーザの携帯電話または
ページャに駐車料金を送信する。また、第2の駐車料金
情報システムは、それ自身が駐車料金の予測額を出力す
ることも可能であるが、駐車場外で行動するユーザのペ
ージャに駐車料金を送信する。その結果、駐車場側また
はユーザは、公衆回線の利用料金を支払わなければなら
ないという問題点があった。
【0006】それ故に、本発明は、公衆回線の利用料金
が発生することなく、駐車料金に関連する情報を出力す
る携帯情報機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するために、第1の発明は、ユーザが携帯可能
な携帯情報機器であって、有料駐車場に車両を駐車し始
めた駐車開始時刻と、有料駐車場の時間に対する料金の
変化を示す料金情報とを少なくとも格納する作業領域
と、現在時刻を計時する計時装置と、作業領域に格納さ
れる駐車開始時刻および料金情報と、計時装置により計
時される現在時刻とを使って、駐車関連情報を作業領域
に作成する演算器とを備える。ここで、駐車関連情報
は、少なくとも、計時装置により計時された現在時刻に
おける有料駐車場の利用料金と、その利用料金が更新さ
れるまでの残り時間とを含む。上記携帯情報機器はさら
に、演算器により作成される駐車関連情報を出力する出
力部を備える。
【0008】第2の発明は第1の発明に従属しており、
携帯情報機器はさらに、駐車開始時を指定する第1の入
力装置と、有料駐車場の料金情報を指定する第2の入力
装置とをさらに備える。ここで、第1の入力装置により
駐車開始時が指定されると、計時装置により計時される
現在時刻が駐車開始時刻として作業領域に格納され、第
2の入力装置により指定された料金情報が作業領域に格
納される。
【0009】第3の発明は第1の発明に従属しており、
携帯情報機器はさらに、外部の機器から送信されてくる
駐車開始時刻と料金情報とを受信して、作業領域に転送
する受信装置を備える。
【0010】第1〜第3の発明によれば、携帯情報機器
は、ユーザにより携帯可能に構成されており、自身が作
成した駐車関連情報を出力するので、公衆回線の利用料
金が不要になる。
【0011】第4の発明は、ユーザが携帯可能な携帯情
報機器であって、有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車
開始時刻と、有料駐車場の時間に対する料金の変化を示
す料金情報と、その有料駐車場の位置を目的地として格
納する作業領域と、現在時刻を計時する計時装置と、計
時装置が計時した現在時刻と、作業領域内の駐車開始時
刻および料金情報とを使って、現在時刻を起算点とし
て、有料駐車場の利用料金が更新されるまでの残り時間
を算出する演算器と、現在位置を検出するロケータと、
少なくともロケータにより検出される現在位置周辺の地
図データベースを格納する記憶装置とを備える。演算器
はさらに、記憶装置に格納される地図データベースを使
って、ロケータにより検出される現在位置から、作業領
域に格納される目的地に至る経路を探索し、探索した経
路を使って、残り時間以内にユーザが目的地まで到達す
るか否かを判断し、さらに、到達可能と判断した場合
に、記憶装置に格納される地図データベースを使って、
ユーザを目的地に誘導するための地図画像を作成する。
上記携帯情報機器はさらに、演算器により作成された地
図画像を表示する表示装置を備える。
【0012】第4の発明によれば、利用料金が更新され
ない範囲でユーザが有料駐車場に戻れる場合に、ユーザ
を目的地まで誘導するための地図画像が表示されるの
で、経済的に効率の良い携帯情報機器を実現することが
可能になる。
【0013】第5の発明は、情報作成方法であって、有
料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料駐
車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報とを少な
くとも格納する格納ステップと、現在時刻を計時する計
時ステップと、格納ステップで格納される駐車開始時刻
および料金情報と、計時ステップで計時される現在時刻
とを使って、駐車関連情報を作成する作成ステップとを
備える。駐車関連情報は、少なくとも、計時装置により
計時された現在時刻における有料駐車場の利用料金と、
その利用料金が更新されるまでの残り時間とを含む。
【0014】第6の発明は、情報作成方法であって、有
料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料駐
車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報と、その
有料駐車場の位置を目的地として格納する格納ステップ
と、現在時刻を計時する計時ステップと、計時ステップ
で計時された現在時刻と、格納ステップで格納された駐
車開始時刻および料金情報とを使って、現在時刻を起算
点として、有料駐車場の利用料金が更新されるまでの残
り時間を算出する算出ステップと、現在位置を検出する
位置検出ステップと、予め準備される地図データベース
を使って、位置検出ステップで検出された現在位置か
ら、格納ステップで格納された目的地に至る経路を探索
する経路探索ステップと、経路探索ステップで探索され
た経路を使って、残り時間以内にユーザが目的地まで到
達するか否かを判断する判断ステップと、判断ステップ
で到達可能と判断した場合に、地図データベースを使っ
て、ユーザを目的地に誘導するための地図画像を作成す
る画像作成ステップとを備える。
【0015】第7の発明は、コンピュータプログラムで
あって、有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻
と、有料駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情
報とを少なくとも格納する格納ステップと、現在時刻を
計時する計時ステップと、格納ステップで格納される駐
車開始時刻および料金情報と、計時ステップで計時され
る現在時刻とを使って、駐車関連情報を作成する作成ス
テップとを備える。ここで、駐車関連情報は、少なくと
も、計時装置により計時された現在時刻における有料駐
車場の利用料金と、その利用料金が更新されるまでの残
り時間とを含む。
【0016】第8の発明は第7の発明に従属しており、
コンピュータプログラムは記憶媒体に格納される。
【0017】第9の発明は、コンピュータプログラムで
あって、有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻
と、有料駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情
報と、その有料駐車場の位置を目的地として格納する格
納ステップと、現在時刻を計時する計時ステップと、計
時ステップで計時された現在時刻と、格納ステップで格
納された駐車開始時刻および料金情報とを使って、現在
時刻を起算点として、有料駐車場の利用料金が更新され
るまでの残り時間を算出する算出ステップと、現在位置
を検出する位置検出ステップと、予め準備される地図デ
ータベースを使って、位置検出ステップで検出された現
在位置から、格納ステップで格納された目的地に至る経
路を探索する経路探索ステップと、経路探索ステップで
探索された経路を使って、残り時間以内にユーザが目的
地まで到達するか否かを判断する判断ステップと、判断
ステップで到達可能と判断した場合に、地図データベー
スを使って、ユーザを目的地に誘導するための地図画像
を作成する画像作成ステップとを備える。
【0018】第10の発明は第9の発明に従属してお
り、コンピュータプログラムは記憶媒体に格納される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、まず、本発明の一実施形態
に係る携帯情報機器E1 について説明する。携帯情報機
器E1 は、図1に示すように、ユーザにより携帯可能に
構成されており、図2に示すように、演算器11と、プ
ログラム格納部12と、作業領域13と、計時装置14
と、表示装置15および/またはスピーカ16(図示は
両方)とを備えている。
【0020】演算器11は、典型的には、CPU(Centr
al Processing Unit )またはMPU(Micro Processing
Unit )からなる。プログラム格納部12は、典型的に
は、ROM(Read Only Memory)またはハードディスクか
らなり、コンピュータプログラム(以下、単にプログラ
ムと称する)121を格納する。作業領域13は、典型
的には、RAM(Random Access Memory)からなる。以上
の演算器11は、プログラム121に従って動作する。
さらに、プログラム121の実行のために、作業領域1
3は演算器11により使用される。
【0021】また、計時装置14は、現在時刻Tcrを計
時する。表示装置15および/またはスピーカ16は、
請求項における出力部に相当しており、演算器11によ
り作業領域13に作成される駐車関連情報Ipkを、画像
および/または音声として出力する。ここで、本実施形
態では、駐車関連情報Ipkは、ユーザが自車を駐車して
いる有料駐車場(以下、本明細書において対象駐車場と
称する)に関連する情報であって、好ましくは、図3に
示すように、現在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmを
含んでいる。現在の駐車料金Cpkは、ユーザが現時点で
対象駐車場に支払わなければならない駐車料金である。
残り時間Trmは、現時点から、次に駐車料金が上がる時
刻までの時間である。
【0022】次に、図4のフローチャートを参照して、
携帯情報機器E1 の処理について説明する。携帯情報機
器E1 は、ユーザ車両が有料駐車場に入場すると、プロ
グラム格納部12に格納されているプログラム121の
実行を開始する。これによって、図4の情報出力処理が
始まる。まず、携帯情報機器E1 において、駐車開始時
刻Tpsおよび料金情報Cptが作業領域13に格納される
(ステップS1)。ここで、駐車開始時刻Tpsは、対象
駐車場に駐車を開始した時刻である。また、料金情報C
ptは、対象駐車場の料金の時間変化を示す情報であり、
本実施形態では、対象駐車場に予め設定されている単位
時間x当たりの金額yと表され、例えば、30分当たり
500円のように表される情報である。なお、ステップ
S1において、駐車開始時刻Tpsおよび料金情報Cptを
得る方法は後の第1および第2の変形例で説明するの
で、ここではそれらを省略する。また、料金情報Cpt
は、上述以外にも、最初のz分の間の料金は0円であ
り、それ以降、単位時間x当たりの金額yと表されても
良い。
【0023】次に、演算器11は、駐車関連情報Ipkの
出力タイミングか否かを判断する(ステップS2)。上
述のように、携帯情報機器E1 は、ユーザにより携帯可
能に構成されているので、自車を離れて行動するユーザ
が駐車関連情報Ipkをいつでも確認できるように、これ
を短周期で更新し出力していることが好ましい。以上の
ことから、出力タイミングは、1分毎のように、適切な
周期で、ステップS2でYESと判断されるように設定
されることが好ましい。また、以上の出力タイミング
は、ユーザの好みに応じて設定可能であっても良い。
【0024】以上のステップS2において、現在が出力
タイミングでないと判断された場合には、演算器11
は、ステップS3〜S8を行わずにステップS9を行
う。逆に、出力タイミングの場合には、演算器11は、
計時装置14から現在時刻Tcrを受け取る(ステップS
3)。さらに、演算器11は、受信現在時刻Tcrから、
作業領域13内の駐車開始時刻Tpsを引き算し、経過時
刻Tspを導出する(ステップS4)。
【0025】次に、演算器11は、ステップS1で格納
された料金情報Cptと、ステップS4で導出した経過時
間Tspとを使って、現在の駐車料金Cpkを導出する(ス
テップS5)。より具体的には、まず、ステップS4で
得られた経過時間Tspが、料金情報Cptを構成する単位
時間xで割り算され、その商qおよび剰余rが導出され
る。ここで、一般的に、駐車料金は、単位時間x毎に金
額yが積算されていくので、商qは整数であり、小数点
第1位以降が切り捨てられた値である。また、剰余r
は、0以上q未満の整数である。その後、導出された商
qに、料金情報Cptを構成する金額yがかけ算され、そ
の結果得られる積q×yが現在の駐車料金Cpkとして作
業領域13に格納される。以上のステップS5の後、演
算器11は、上述の剰余rを残り時間Trmとして作業領
域13に格納する(ステップS6)。
【0026】次に、演算器11は、作業領域13に予約
されているフレームメモリに、ステップS5で得た現在
の駐車料金Cpkと、ステップS6で得た残り時間Trmと
を表す駐車関連情報Ipkを作成する(ステップS7)。
以上の駐車関連情報Ipkは、フレームメモリから表示装
置15に転送され、表示装置15は、受信駐車関連情報
Ipkに従って、現在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trm
を出力する(ステップS8)。より具体的には、表示装
置15は、自身の画面上に、駐車料金Cpkおよび残り時
間Trmを表示し、これらをユーザに知らせる。
【0027】なお、以上の説明では、ステップS7にお
いて、演算器11は、表示装置15が出力可能な駐車関
連情報Ipkを作成していた。しかし、これに限らず、演
算器11は、ステップS7において、現在の駐車料金C
pkおよび残り時間Trmをスピーカ16から音声出力可能
な駐車関連情報Ipkを作成しても良い。この場合、スピ
ーカ16は、ステップS8を実行し、音声により、現在
の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmをユーザに伝える。
【0028】以上のステップS8の次に、演算器11
は、図4に示す情報出力処理の終了タイミングか否かを
判断する(ステップS9)。上述から明らかなように、
本携帯情報機器E1 は、現在の駐車料金Cpkおよび残り
時間Trmをユーザに伝える。以上のことから、これらを
伝える必要が無くなった時、例えば、ユーザが自車の駐
車スペースに戻ってきた時、ユーザ車両が有料駐車場か
ら退出した時、本携帯情報機器E1 の情報出力処理は不
要になる。従って、終了タイミングは、以上のような時
に、ステップS9においてYESと判断されるように設
定されることが好ましい。以上のステップS9におい
て、演算器11は、現在が終了タイミングであると判断
した場合、図4の情報出力処理を終了する。逆の場合に
は、演算器11は、ステップS2を行う。
【0029】以上のような情報出力処理により、携帯情
報機器E1 は、対象駐車場を利用しているユーザに、現
在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmを定期的に(つま
り、出力タイミングになった時に)知らせることができ
る。これによって、ユーザは、現在の駐車料金Cpkおよ
び残り時間Trmに応じて、対象駐車場に戻るタイミング
を判断することができる。つまり、本実施形態によれ
ば、金銭および時間を有効利用できる携帯情報機器E1
を提供することができる。
【0030】さらに、従来の駐車料金情報システムで
は、公衆回線を通じて、駐車料金またはそれが上がるタ
イミングがユーザが所持する携帯電話またはページャに
送信されていた。それに対して、本実施形態に係る携帯
情報機器E1 自体が、現在の駐車料金Cpkおよび残り時
間Trmを導出し出力するので、公衆回線の利用料金が発
生しない。
【0031】なお、以上の実施形態において携帯情報機
器E1 は、現在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmを出
力していた。しかし、これに限らず、いずれか一方を出
力するように、携帯情報機器E1 は構成されても良い。
【0032】次に、上述の携帯情報機器E1 の第1の変
形例である携帯情報機器E2 について説明する。携帯情
報機器E2 は、図1に示すように、ユーザにより携帯可
能に構成されており、図5に示すように、携帯情報機器
1 と比較すると、プログラム格納部12に格納される
のがコンピュータプログラム(以下、単にプログラムと
称する)122である点と、第1〜第3の入力装置17
〜19をさらに備える点とで相違する。それ以外に両機
器E2 およびE1 の間に相違点は無いので、図5におい
て、図1の構成に相当するものには同一の参照符号を付
け、それぞれの説明を省略する。
【0033】第1の入力装置17〜第3の入力装置19
は、典型的には、ユーザが操作可能なボタンまたはキー
からなる。特に、第1の入力装置17は、ユーザの操作
に応答して、駐車開始時を特定する指示信号Spsを生成
する。第2の入力装置18は、ユーザの操作に応答し
て、上述の料金情報Cptを生成する。第3の入力装置1
9は、ユーザの操作に応答して、情報出力処理の終了を
示す指示信号Stpを生成する。
【0034】次に、図6のフローチャートを参照して、
携帯情報機器E2 の処理について説明する。演算器11
は、携帯情報機器E2 の電源投入後、図6の処理を開始
し、第1の入力装置17から指示信号Spsが送信されて
くることを待機する(ステップS21)。ユーザは、自
車両が有料駐車場に入場した直後に、第1の入力装置1
7を操作する。それに応答して、第1の入力装置17
は、駐車開始時を特定する指示信号Spsを生成して、演
算器11に送信する。
【0035】演算器11は、受信指示信号Spsに応答し
て、計時装置14に、現在時刻Tcrを作業領域13に転
送するよう指示する。この指示に応答して、計時装置1
4は、現在時刻Tcrを、駐車開始時刻Tpsとして作業領
域13に格納する(ステップS22)。
【0036】さらに、演算器11は、料金情報Cptをユ
ーザが入力できるように、入力フォームFinを表示装置
15に表示させる(ステップS23)。ここで、入力フ
ォームFinは、例えば、図7に示すように、単位時間x
および金額y(従前の実施形態参照)の入力欄Cx およ
びCy と、それらの入力を確定するボタンBxyとを含
む。ユーザは、入力フォームFinが表示されると、第2
の入力装置18を操作して、単位時間xおよび金額yを
入力欄Cx およびCy に入力した後、ボタンBxyをクリ
ックする。それに応答して、第2の入力装置18は、単
位時間xおよび金額yを含む料金情報Cptを生成する。
生成された料金情報Cptは、作業領域13に格納される
(ステップS24)。
【0037】以上のステップS24が終了すると、演算
器11は、従前の実施形態と同様のステップS2〜S8
を行い、それによって、駐車関連情報Ipkをユーザに伝
える。ステップS8の次に、演算器11は、情報出力処
理の終了タイミングか否かを判断する(ステップS2
5)。上述の現在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmを
伝える必要が無くなった時、ユーザは、第3の入力装置
19を操作する。この操作に応答して、第3の入力装置
19は、指示信号Stpを生成し、演算器11に送信す
る。演算器11は、ステップS25の実行時に、指示信
号Stpを受信している場合には、その終了タイミングが
来たとみなして、情報出力処理を終了する。逆の場合に
は、演算器11は、ステップS2を行う。
【0038】次に、上述の携帯情報機器E1 の第2の変
形例である携帯情報機器E3 について説明する。携帯情
報機器E3 は、図1に示すように、ユーザにより携帯可
能に構成されており、図8に示すように、携帯情報機器
1 と比較すると、プログラム格納部12に格納される
のがコンピュータプログラム(以下、単にプログラムと
称する)123である点と、受信装置20をさらに備え
る点とで相違する。それ以外に両機器E3 およびE1
間に相違点は無いので、図8において、図1の構成に相
当するものには同一の参照符号を付け、それぞれの説明
を省略する。
【0039】受信装置20は、典型的には、DSRC(D
edicated Short Range Communication )の通信装置から
なり、駐車料金収受装置21と無線通信を行う。ここ
で、駐車料金収受装置21は、対象駐車場に設置されて
おり、そこを出場する車両から駐車料金を自動的に収受
する装置であり、さらに、本変形例では、対象駐車場に
入場する車両に向けて、予め設定される駐車開始時刻T
psおよび料金情報Cptを送信する。
【0040】次に、図9のフローチャートを参照して、
携帯情報機器E3 の処理について説明する。携帯情報機
器E3 は、プログラム格納部12に格納されているプロ
グラム123を実行し、駐車料金収受装置21から駐車
開始時刻Tpsおよび料金情報Cptが送信されてくること
を待機する(ステップS31)。ユーザ車両が対象駐車
場に入る時、受信装置20は、駐車料金収受装置21か
ら、駐車開始時刻Tpsおよび料金情報Cptを受信する。
受信駐車開始時刻Tpsおよび料金情報Cptは、受信装置
20から作業領域13に転送され格納される(ステップ
S32)。
【0041】以上のステップS32が終了すると、演算
器11は、従前の実施形態と同様のステップS2〜S8
を行い、それによって、駐車関連情報Ipkをユーザに伝
える。ステップS8の次に、演算器11は、情報出力処
理の終了タイミングか否かを判断する(ステップS3
3)。本変形例では、上述の駐車料金収受装置21が駐
車料金を徴収した時、上述の現在の駐車料金Cpkおよび
残り時間Trmを伝える必要が無くなる。演算器11は、
ステップS33の実行時に、駐車料金が徴収済であれ
ば、終了タイミングが来たとみなして、情報出力処理を
終了する。逆の場合には、演算器11は、ステップS2
を行う。
【0042】以上のように、携帯情報機器E3 は、ユー
ザの操作が無くとも、自動的に図8の情報出力処理を開
始または終了する。これによって、従前の携帯情報機器
1およびE2 よりも使い勝手の良い携帯情報機器E3
を提供することが可能になる。
【0043】以上の第1および第2の変形例以外にも、
特開平10−103976号公報に開示された方法で、
携帯情報機器E1 は、駐車開始時刻Tpsおよび料金情報
Cptを取得し、これらを作業領域13に格納するように
しても良い。
【0044】次に、上述の携帯情報機器E1 の第3の変
形例である携帯情報機器E4 について説明する。携帯情
報機器E4 は、図1に示すように、ユーザにより携帯可
能に構成されており、図10に示すように、携帯情報機
器E1 と比較すると、プログラム格納部12に格納され
るのがコンピュータプログラム(以下、単にプログラム
と称する)124である点と、ロケータ22、記憶装置
23および入力装置24をさらに備える点とで相違す
る。それ以外に両機器E4 およびE1 の間に相違点は無
いので、図10において、図1の構成に相当するものに
は同一の参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
【0045】ロケータ22は、GPS(Global Position
ing System)受信機および/または自律航法センサ群か
らなる。ここで、自律航法センサ群は、典型的には、ジ
ャイロおよび速度センサを含む。以上の構成のロケータ
22は、ユーザと共に移動する携帯情報機器E4 の現在
位置を特定可能な位置情報Icpを生成する。
【0046】また、記憶装置23は、典型的には、CD
ドライブ、DVDドライブまたはHDD(Hard Disk Dri
ve)からなり、ナビゲーションに必要な地図データベー
スDBcgを記憶している。ここで、本変形例において、
ナビゲーションとは、少なくとも、ユーザの現在位置か
ら、自車がある対象駐車場まで案内することを意味す
る。また、地図データベースDBcgは、いくつかの地図
ファイルと、道路ネットワークデータとを含んでいる。
全ての地図ファイルにより、現在利用している対象駐車
場の周辺地図が表現される。また、道路ネットワークデ
ータは、全地図ファイルで表される周辺地図上の道路上
の特徴点および2個の特徴点のつながりを、ノードおよ
びリンクにより特定するデータである。ここで、特徴点
とは、道路網における交差点、または道路の屈曲点であ
る。また、本変形例では、各リンクは、2個の特徴点間
をユーザが移動するのに必要とされる時間の見積もり値
がコストとして割り当てられる。
【0047】また、入力装置24は、典型的には、ユー
ザが操作可能なボタンまたはキーからなり、ユーザの操
作に応答して、ナビゲーションの開始を指示するための
指示信号Snvを生成する。
【0048】次に、図11および図12のフローチャー
トを参照して、携帯情報機器E4 の処理について説明す
る。ユーザが対象駐車場に自車を置いた後、携帯情報機
器E 4 は、プログラム格納部12に格納されたプログラ
ム124を実行し、まず、ロケータ22から位置情報I
cpを受け取り、これを対象駐車場の位置を示す目的地P
dtとして作業領域13に格納する(図11;ステップS
41)。ここで、目的地Pdtは、後で説明するステップ
S47で使用される。
【0049】また、ユーザが対象駐車場の周辺を移動し
ている間、携帯情報機器E4 は、既に説明した情報出力
処理を行って、駐車料金Cpkおよび残り時間Trmをユー
ザに通知する(ステップS42)。
【0050】さらに、ユーザは、用事が済んで、対象駐
車場に戻ろうと決めた時、入力装置24を操作する。そ
の操作に応答して、入力装置24は、上述の指示信号S
nvを生成して、演算器11に送信する。演算器11は、
ステップS41が実行後、入力装置24から指示信号S
nvを受信済か否かを判断し(ステップS43)、未受信
であれば、ユーザはまだ対象駐車場に戻らないとみなし
て、ステップS42を行う。
【0051】一方、ステップS43で指示信号Snvを受
信済と判断した場合、演算器11は、ユーザが対象駐車
場に戻るとみなし、ナビゲーションの準備作業として、
計時装置14から現在時刻Tcrを受け取る(ステップS
44)。さらに、演算器11は、ステップS6で説明し
たようにして、受信現在時刻Tcr、作業領域13内の駐
車開始時刻Tpsおよび料金情報Cptを使って、残り時間
Trmを算出して、作業領域13に格納する(ステップS
45)。
【0052】次に、演算器11は、ロケータ22から位
置情報Icpを受け取り、これをナビゲーションの開始点
Pstとして、作業領域13に格納する(ステップS4
6)。その後、演算器11は、記憶装置23の地図デー
タベースDBcgを使って、作業領域13内の開始点Pst
から目的地Pdtまでの経路を探索して、探索経路を複数
のリンクを使って表したデータ(以下、経路データと称
する)Dsrを作成する(ステップS47)。
【0053】次に、演算器11は、ステップS47で経
路データDsrとして得た各リンクに割り当てられている
各コストを加算して、開始点Pstから目的地Pdtまでの
移動に必要と想定される時間の予想値Tvdを導出する
(ステップS48)。
【0054】次に、演算器11は、ステップS48で得
た予想値TvdがステップS45で得た残り時間Trmより
も大きいか否かにより、残り時間Trm以内にユーザが対
象駐車場に到着可能か否かを判断する(ステップS4
9)。演算器11は、予想値Tvdが大きい場合、ユーザ
が到着不可能とみなして、ステップS410を行い、ま
ず、予想値Tvdから残り時間Trmを引き算して、超過時
間Txcを導出した後、これを表示装置15および/また
はスピーカ16に転送する。表示装置15および/また
はスピーカ16は、受信超過時間Txcを出力する(ステ
ップS410)。これによって、ユーザは、現在の駐車
料金Cpkが加算される時間までに対象駐車場に戻れない
ことが分かるので、他の用のため等に、対象駐車場の周
辺をさらに移動することができる。以上のように、本変
形例によれば、対象駐車場へ戻るタイミングを適切に調
整できるので、経済効率の良い携帯情報機器E4 を提供
することが可能となる。以上のステップS410の実行
後、演算器11は、ステップS41を実行する。
【0055】一方、ステップS49で予想値Tvdが残り
時間Trmより大きくない場合、ユーザが対象駐車場に到
着可能とみなして、演算器11は、ロケータ22から位
置情報Icpを受け取り、これをユーザの現在位置Pcrと
して、作業領域13に格納する(図12;ステップS4
11)。次に、演算器11は、ステップS411で得た
ユーザの現在位置Pcrを基準として、予め定められた範
囲αに含まれる地図ファイルを、地図データベースDB
cgから読み出し、読み出した地図ファイルを使って、作
業領域13に予約されているフレームメモリに、範囲α
の地図を表す画像データDcgを作成する(ステップS4
12)。さらに、演算器11は、ステップS47で得ら
れた経路データDsrから、範囲αに含まれるリンクを選
択する(ステップS413)。その後、演算器11は、
ステップS411で得られた現在位置Pcrと、ステップ
S413で選択されたリンクで特定される経路Rとを、
フレームメモリ内の画像データDcgに重畳する(ステッ
プS414)。さらに、演算器11は、ステップS5お
よびS6で説明したようにして導出される現在の駐車料
金Cpkおよび残り時間Trmを、フレームメモリ内の画像
データDcgに重畳する(ステップS415)。
【0056】次に、以上の画像データDcgは、フレーム
メモリから表示装置15に転送され、表示装置15は、
受信画像データDcgに従って、図13に示すような地図
Mを、ユーザの現在位置Pcr、対象駐車場に至る経路
R、現在の駐車料金Cpkおよび残り時間Trmと共に表示
する(ステップS416)。以上の処理により、携帯情
報機器E4 は、ユーザを対象駐車場に誘導することが可
能となる。このような誘導により、ユーザは、道に迷う
ことなく対象駐車場に戻れることが可能となるので、対
象駐車場への支払い金額が現在の駐車料金Cpkを超える
ことはなくなる。以上のように、本変形例によれば、対
象駐車場に適切な戻るタイミングで戻ることができるの
で、経済効率の良い携帯情報機器E4 を提供することが
可能となる。
【0057】以上のステップS416の次に、演算器1
1は、ロケータ22から位置情報Icpを受け取り、受信
位置情報Icpが目的地Pdtと一致するか否かを判断する
(ステップS417)。両者が一致する場合、ユーザが
対象駐車場に戻ってきたとみなして、演算器11は、図
11および図12のナビゲーションを終了する。一方、
不一致の場合には、ナビゲーションを続ける必要がある
とみなして、演算器11は、ステップS411に戻る。
【0058】なお、本変形例では、演算器11は、ユー
ザが対象駐車場に現在の駐車料金Cpkが更新される前に
戻れるか否かを判断するために、ステップS49におい
て、予想値Tvdが残り時間Trmよりも大きいか否かを判
断していた。そして、演算器11は、予想値Tvdの方が
小さい場合に、ステップS411以降の処理を行ってい
た。しかし、これに限らず、携帯情報機器E4 は、電
車、バス、飛行機または船舶に代表される運輸機関の出
発時刻を表すデータを作業領域13に格納しておき、現
在時刻から出発時刻に間に合うような経路を探索するよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯情報機器E1
外観を示す図である。
【図2】図1の携帯情報機器E1 の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の携帯情報機器E1 が出力する駐車関連情
報Ipkを示す模式図である。
【図4】図2の携帯情報機器E1 の情報出力処理の手順
を示すフローチャートである。
【図5】図1の携帯情報機器E1 の第1の変形例である
携帯情報機器E2 の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の携帯情報機器E2 の情報出力処理の手順
を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS23で表示される入力フォー
ムFinの一例を示す図である。
【図8】図1の携帯情報機器E1 の第2の変形例である
携帯情報機器E3 の構成を示すブロック図である。
【図9】図8の携帯情報機器E3 の情報出力処理の手順
を示すフローチャートである。
【図10】図1の携帯情報機器E1 の第3の変形例であ
る携帯情報機器E4 の構成を示すブロック図である。
【図11】図11の携帯情報機器E4のナビゲーション
処理の手順の前半を示すフローチャートである。
【図12】図11の続きの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図13】図12のステップS416で表示される地図
Mを示す図である。
【符号の説明】
1 〜E4 …携帯情報機器 11…演算器 12…プログラム格納部 121〜124…コンピュータプログラム 13…作業領域 14…計時装置 15…表示装置 16…スピーカ 17〜19…第1〜第3の入力装置 20…受信装置 21…駐車料金収受装置 22…ロケータ 23…記憶装置 24…入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/005 G08G 1/005 G09B 29/00 G09B 29/00 A // G08G 1/14 G08G 1/14 A Fターム(参考) 2C032 HB25 HC11 HC27 2F029 AA07 AB13 AC02 AC06 AC09 AC14 AC17 AC18 AC20 3E027 EA03 EB01 EC05 EC07 5H180 AA21 BB04 BB05 BB13 BB15 EE10 FF04 FF05 FF17 FF22 FF25 FF32 KK06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが携帯可能な携帯情報機器であっ
    て、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報とを少
    なくとも格納する作業領域と、 現在時刻を計時する計時装置と、 前記作業領域に格納される駐車開始時刻および料金情報
    と、前記計時装置により計時される現在時刻とを使っ
    て、駐車関連情報を前記作業領域に作成する演算器とを
    備え、 駐車関連情報は、少なくとも、前記計時装置により計時
    された現在時刻における有料駐車場の利用料金と、その
    利用料金が更新されるまでの残り時間とを含み、 前記演算器により作成される駐車関連情報を出力する出
    力部をさらに備える、携帯情報機器。
  2. 【請求項2】 駐車開始時を指定する第1の入力装置
    と、 有料駐車場の料金情報を指定する第2の入力装置とをさ
    らに備え、 前記第1の入力装置により駐車開始時が指定されると、
    前記計時装置により計時される現在時刻が駐車開始時刻
    として前記作業領域に格納され、 前記第2の入力装置により指定された料金情報が前記作
    業領域に格納される、請求項1に記載の携帯情報機器。
  3. 【請求項3】 外部の機器から送信されてくる駐車開始
    時刻と料金情報とを受信して、前記作業領域に転送する
    受信装置をさらに備える、請求項1に記載の携帯情報機
    器。
  4. 【請求項4】 ユーザが携帯可能な携帯情報機器であっ
    て、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報と、そ
    の有料駐車場の位置を目的地として格納する作業領域
    と、 現在時刻を計時する計時装置と、 前記計時装置が計時した現在時刻と、前記作業領域内の
    駐車開始時刻および料金情報とを使って、現在時刻を起
    算点として、有料駐車場の利用料金が更新されるまでの
    残り時間を算出する演算器と、 現在位置を検出するロケータと、 少なくとも前記ロケータにより検出される現在位置周辺
    の地図データベースを格納する記憶装置とを備え、 前記演算器はさらに、 前記記憶装置に格納される地図データベースを使って、
    前記ロケータにより検出される現在位置から、前記作業
    領域に格納される目的地に至る経路を探索し、 探索した経路を使って、残り時間以内にユーザが目的地
    まで到達するか否かを判断し、 到達可能と判断した場合に、前記記憶装置に格納される
    地図データベースを使って、ユーザを目的地に誘導する
    ための地図画像を作成し、 前記演算器により作成された地図画像を表示する表示装
    置をさらに備える、携帯情報機器。
  5. 【請求項5】 情報作成方法であって、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報とを少
    なくとも格納する格納ステップと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記格納ステップで格納される駐車開始時刻および料金
    情報と、前記計時ステップで計時される現在時刻とを使
    って、駐車関連情報を作成する作成ステップとを備え、 駐車関連情報は、少なくとも、前記計時装置により計時
    された現在時刻における有料駐車場の利用料金と、その
    利用料金が更新されるまでの残り時間とを含む、情報作
    成方法。
  6. 【請求項6】 情報作成方法であって、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報と、そ
    の有料駐車場の位置を目的地として格納する格納ステッ
    プと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記計時ステップで計時された現在時刻と、前記格納ス
    テップで格納された駐車開始時刻および料金情報とを使
    って、現在時刻を起算点として、有料駐車場の利用料金
    が更新されるまでの残り時間を算出する算出ステップ
    と、 現在位置を検出する位置検出ステップと、 予め準備される地図データベースを使って、前記位置検
    出ステップで検出された現在位置から、前記格納ステッ
    プで格納された目的地に至る経路を探索する経路探索ス
    テップと、 前記経路探索ステップで探索された経路を使って、残り
    時間以内にユーザが目的地まで到達するか否かを判断す
    る判断ステップと、 前記判断ステップで到達可能と判断した場合に、地図デ
    ータベースを使って、ユーザを目的地に誘導するための
    地図画像を作成する画像作成ステップとを備える、情報
    作成方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータプログラムであって、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報とを少
    なくとも格納する格納ステップと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記格納ステップで格納される駐車開始時刻および料金
    情報と、前記計時ステップで計時される現在時刻とを使
    って、駐車関連情報を作成する作成ステップとを備え、 駐車関連情報は、少なくとも、前記計時装置により計時
    された現在時刻における有料駐車場の利用料金と、その
    利用料金が更新されるまでの残り時間とを含む、コンピ
    ュータプログラム。
  8. 【請求項8】 記憶媒体に格納される、請求項7に記載
    のコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 コンピュータプログラムであって、 有料駐車場に車両を駐車し始めた駐車開始時刻と、有料
    駐車場の時間に対する料金の変化を示す料金情報と、そ
    の有料駐車場の位置を目的地として格納する格納ステッ
    プと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記計時ステップで計時された現在時刻と、前記格納ス
    テップで格納された駐車開始時刻および料金情報とを使
    って、現在時刻を起算点として、有料駐車場の利用料金
    が更新されるまでの残り時間を算出する算出ステップ
    と、 現在位置を検出する位置検出ステップと、 予め準備される地図データベースを使って、前記位置検
    出ステップで検出された現在位置から、前記格納ステッ
    プで格納された目的地に至る経路を探索する経路探索ス
    テップと、 前記経路探索ステップで探索された経路を使って、残り
    時間以内にユーザが目的地まで到達するか否かを判断す
    る判断ステップと、 前記判断ステップで到達可能と判断した場合に、地図デ
    ータベースを使って、ユーザを目的地に誘導するための
    地図画像を作成する画像作成ステップとを備える、コン
    ピュータプログラム。
  10. 【請求項10】 記憶媒体に格納される、請求項9に記
    載のコンピュータプログラム。
JP2002076280A 2002-03-19 2002-03-19 携帯情報機器 Expired - Fee Related JP3886111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076280A JP3886111B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 携帯情報機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076280A JP3886111B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 携帯情報機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003272001A true JP2003272001A (ja) 2003-09-26
JP3886111B2 JP3886111B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=29205108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002076280A Expired - Fee Related JP3886111B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 携帯情報機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3886111B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003319086A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Jfe Engineering Kk 駐車場装置
JP2006146822A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Omron Entertainment Kk 情報通知システム、携帯情報端末、情報通知サーバ装置、ユーザ状況通信装置、および情報通知システムの制御方法
WO2009141614A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Yourrail Limited Electronic ticketing
CN103942848A (zh) * 2014-04-23 2014-07-23 安徽八百通物联网科技有限公司 简易停车场用手持机
CN105530285A (zh) * 2014-10-15 2016-04-27 松下电器(美国)知识产权公司 信息通知方法、信息通知系统以及信息通知程序
JP2016080683A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報通知方法、情報通知システム及び情報通知プログラム
JP2016157192A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社 ミックウェア 端末装置、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7025328B2 (ja) 2015-07-30 2022-02-24 ムニシパル パーキング サービセス, インコーポレイテッド 統合されたモバイル駐車場アプリケーション及びスマート駐車メータシステム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003319086A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Jfe Engineering Kk 駐車場装置
JP2006146822A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Omron Entertainment Kk 情報通知システム、携帯情報端末、情報通知サーバ装置、ユーザ状況通信装置、および情報通知システムの制御方法
WO2009141614A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Yourrail Limited Electronic ticketing
CN103942848A (zh) * 2014-04-23 2014-07-23 安徽八百通物联网科技有限公司 简易停车场用手持机
CN105530285A (zh) * 2014-10-15 2016-04-27 松下电器(美国)知识产权公司 信息通知方法、信息通知系统以及信息通知程序
JP2016080683A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報通知方法、情報通知システム及び情報通知プログラム
US10217360B2 (en) 2014-10-15 2019-02-26 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Information notification method, information notification system, and recording medium for user who parks vehicle
CN105530285B (zh) * 2014-10-15 2019-11-29 松下电器(美国)知识产权公司 信息通知方法、信息通知系统以及记录介质
JP2016157192A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社 ミックウェア 端末装置、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3886111B2 (ja) 2007-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102027324B (zh) 用于确定停车信息的设备和方法
EP2369298A2 (en) Vehicular charging facility guidance device, vehicular charging facility guidance method, and computer program product
CN103210281A (zh) 导航装置及方法
JP6923333B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理用プログラム
JP2006275838A (ja) ナビゲーションサーバ、その制御方法及び制御プログラム、ナビゲーション端末及び方法、並びにナビゲーションシステム及びその制御方法
JP4225194B2 (ja) ナビゲーションシステム
JP4742916B2 (ja) ナビゲーションシステム
JP2011048582A (ja) 情報収集装置
JP2007043574A (ja) アクセスポイント情報の収集装置および収集方法、ナビゲーション装置
JP2002342330A (ja) ナビゲーション装置
JP3886111B2 (ja) 携帯情報機器
JP3952288B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2006275837A (ja) ナビゲーションサーバ、その制御方法及び制御プログラム、ナビゲーション端末及び方法、並びにナビゲーションシステム及びその制御方法
JP2012032284A (ja) ナビゲーションシステム
JP2006162275A (ja) ナビゲーション装置およびプログラム
JP2003214874A (ja) 経路設定方法、ナビゲーション装置、並びにそれらのコンピュータ・プログラム
JP4971934B2 (ja) 施設案内装置、施設案内方法、施設案内システムおよびプログラム
JP5424311B2 (ja) 駐車場情報提供装置
JP2009036541A (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム
JP2009288120A (ja) ナビゲーションシステムおよびナビゲーション装置
JP2003214875A (ja) 経路設定方法、ナビゲーション装置、並びにそれらのコンピュータ・プログラム
JP2004177199A (ja) カーナビゲーション装置、カーナビゲーション方法、プログラムおよび記録媒体
JP2003214870A (ja) ナビゲーション方法及び装置、並びにそのコンピュータ・プログラム
JP4746494B2 (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーションシステム
JP2007132724A (ja) ナビゲーション装置および施設検索方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060922

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061120

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees