JP4225194B2 - ナビゲーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーションシステムに関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載されたナビゲーション装置においては、運転者等の操作者が所定の入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及び、現在位置検出処理部によって検出された車両の現在位置に基づいて、該現在位置から目的地までの経路が探索され、探索された経路が案内される。この場合、前記現在位置から目的地までの距離が最短となるように経路を探索したり、所要時間が最短となるように経路を探索するようになっている。
また、道路の渋滞情報を受信して渋滞区間を避けた最適な経路を探索することができるように、道路交通情報をナビゲーション装置に送信するシステムも提供されている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、VICS(Vehicle Information & Communication System)(R)と称される道路交通情報通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して、道路の渋滞等に関する情報や交通規制情報等の道路交通情報を作成し、これを通信手段によって、ナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、前記道路交通情報を受信したナビゲーション装置は、前記道路交通情報に基づいて、所要時間が最短となるように経路を探索するようになっている。
特開平8−338736号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、受信することができる道路交通情報があらかじめ設定された所定範囲内に関する情報であるので、目的地が前記所定範囲外に存在する場合には適切な経路を探索することができなかった。例えば、前記VICS(R)によって送信される道路交通情報は、一般的に現在位置から数十〔km〕程度先の範囲内に関する情報である。そのため、前記範囲を超えた場所に位置する目的地までの経路を探索する場合、前記範囲を超えた範囲で、渋滞が発生しているようなときには、ナビゲーション装置が、前記VICS(R)によって送信される道路交通情報に基づいて経路を探索しても、所要時間が最短となる経路を探索することができなかった。したがって、探索された経路に沿って走行してみると、前記範囲を超えたところで渋滞に巻き込まれてしまうような場合があった。
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、車両の現在位置が分岐点に接近すると道路交通情報を取得し、該道路交通情報に基づいて所要時間を算出することによって、最適な経路を選択することができるナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
そのために、本発明のナビゲーション装置においては、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを記憶する記憶手段と、前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近すると、該分岐点以降の複数の経路の情報をサーバに送信し、該サーバが交通情報を利用して算出した前記複数の経路の所要時間を受信する制御手段とを有する。
本発明の他のナビゲーション装置においては、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを記憶する記憶手段と、前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近すると、該分岐点以降の複数の経路の情報をサーバに送信し、該サーバから前記複数の経路の交通情報を受信し、該交通情報を利用して前記複数の経路の所要時間を算出する制御手段とを有する。
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記交通情報は、現在の交通情報と過去の交通情報とに基づいて作成された予測交通情報である。
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記制御手段は、前記分岐点までの経路に有料道路が含まれていない場合に前記複数の経路の中の所要時間が最短となる経路が有料道路を含むとき、前記所要時間が最短となる経路と所要時間が二番目に短い経路との所要時間の差が所定値以上であると前記所要時間が最短となる経路を選択する。
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記制御手段は、前記経路の交通情報を表示又は音声案内する。
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、さらに、前記経路探索手段は、所定時間毎に、又は、車両の現在位置が所定距離移動する毎に、複数の経路を探索する。
本発明のサーバにおいては、ナビゲーション装置から現在位置及び目的地の情報を受信する受信手段と、地図データを記憶する記憶手段と、前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、前記現在位置が前記分岐点に接近すると、交通情報を利用して前記分岐点以降の複数の経路の所要時間を算出する所要時間算出手段と、算出された前記複数の経路の所要時間を前記ナビゲーション装置に送信する送信手段とを有する。
本発明によれば、探索された経路の分岐点の手前で、該分岐点以降の複数の経路の交通情報を利用して所要時間を算出することができるので、最適な経路を選択することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーションシステムの構成を示す概念図である。
図において、11は、情報センタに配設されたサーバとしての情報提供サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータの中に構成される。なお、該コンピュータは単一のコンピュータではなく、複数のコンピュータが有機的に結合された、いわゆる、分散型サーバであってもよい。また、前記コンピュータの中に他のシステムが構築されていてもよい。さらに、前記情報提供サーバ11は、他のコンピュータの中に構築されたシステムの一つであってもよい。
そして、31は、ユーザとしての操作者によって操作される車載装置である。車載装置は、実際には多数であるが、本実施の形態においては、説明の都合上、車載装置31で代表する。また、前記操作者は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両の運転者、同乗者等である。
なお、前記車載装置31は、CPU、MPU等の制御手段としての演算装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段としての記憶装置、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、CRT等の表示装置、キーボード、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力装置、前記表示装置を制御する表示制御装置、及び、通信インターフェイス等の通信手段としての送受信部を備える。前記車載装置31は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載されるナビゲーション装置であるが、据え置き電話機、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなるものであってもよい。
さらに、前記車載装置31は、図示されない現在位置検出手段としての現在位置検出装置を有するものである。該現在位置検出装置は、前記車載装置31が、例えば、ナビゲーション装置である場合、一般的には、GPS(Global Positioning System)、地磁気センサ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセンサ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する。また、例えば、携帯電話機、携帯情報端末等である場合、一般的には、該携帯電話機、携帯情報端末等が在圏する基地局との通信に基づいて、該基地局の位置を現在位置として検出する。
ここで、前記情報提供サーバ11と車載装置31とはネットワーク32を介して相互に通信可能に接続される。なお、該ネットワーク32は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、携帯電話回線網、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。また、放送衛星によるCS放送やBS放送を利用して通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送を利用して通信してもよく、FM多重放送を利用して通信してもよく、また、道路脇(わき)、道路上等に設置されている光ビーコン、電波ビーコン、アンテナ等を利用して路車通信を行ってもよい。
そして、本実施の形態におけるナビゲーションシステムは前記情報提供サーバ11と車載装置31とによって構成される。この場合、前記操作者は、あらかじめ前記情報提供サーバ11に登録され、登録IDを所有する者であることが望ましい。また、前記車載装置31もそれぞれ登録されていることが望ましい。
ここで、前記情報提供サーバ11は、機能の観点から、前記車載装置31から受信した要求に応じて各種の情報を作成する情報作成部12、及び、前記車載装置31と通信する通信手段としての通信部13を有する。該通信部13は、受信手段及び送信手段として機能し、前記車載装置31と通信し、該車載装置31から交通情報、経路探索、所要時間等に関する要求を受信し、前記情報作成部12が作成した交通情報、経路情報、所要時間等の情報を前記車載装置31に送信するための処理を行う。そして、前記情報作成部12は、地図データベース16、POI(Point of Interest)データベース17、道路データベース18、交通情報データベース21等の記憶手段としてのデータベース、及び、地図作成部24、POI検索部25、経路探索手段及び所要時間算出手段としての経路探索部26、分岐点抽出手段としての分岐点抽出部27、分岐点接近判別手段としての分岐点判別部28等の処理部を有する。
そして、前記地図データベース16は、地図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等の地図情報を格納する。また、前記POIデータベース17は、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するための施設データ、タウンページデータ、イベントデータ等を格納する。なお、前記POIデータベース17は施設や地域に関する詳細情報を含むものであってもよい。さらに、前記道路データベース18は、道路の探索コスト、道路の種別等の経路を探索するための交差点データ、ノードデータ、道路データ等を格納する。
また、前記交通情報データベース21は、例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する情報や交通規制情報等の交通情報を格納する。この場合、前記交通情報には、過去に作成された道路の渋滞等に関する情報としての統計的渋滞情報、祭り、パレード、花火大会等のイベントの開催予定場所、予定日時等のイベント予定情報等に基づいて作成された予測渋滞情報も含まれる。さらに、現時点における渋滞情報等の現在の交通情報と、統計的渋滞情報等の過去の交通情報とに基づいて作成された予測交通情報を格納する。
なお、前記地図データベース16、POIデータベース17、道路データベース18、交通情報データベース21等のデータベースが格納される情報提供サーバ11の記憶手段は、該情報提供サーバ11の内部記憶媒体であってもよいし、外部記憶媒体であってもよい。この場合、前記内部記憶媒体及び外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R/RW、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RW、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード、棒状メモリ等いかなる種類のものであってもよい。
また、前記地図作成部24は、前記地図データベース16に格納された地図情報に基づいて地図を描画する。さらに、前記POI検索部25は、前記POIデータベース17に格納された情報に基づいて目的地のような所定の地点の座標情報、名称、住所等の地点情報を検索する。そして、前記経路探索部26は、前記交通情報データベース21に格納された交通情報に基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する。また、前記経路探索部26は、前記交通情報に基づいて、探索された経路の所要時間も算出する。さらに、前記分岐点抽出部27は、探索された経路が複数に分岐する分岐点を抽出する。そして、前記分岐点判別部28は、車両の現在位置が前記分岐点に接近したことを判別する。
ところで、前記車載装置31は、経路探索を行うものであってもよいし、経路探索を行わないものであってもよい。そして、前記車載装置31が経路探索を行うものである場合、前記車載装置31は、通常の車両用ナビゲーション装置と同様の機能を有するナビゲーション装置であって、前記地図データベース16、POIデータベース17、道路データベース18等と同様の図示されない地図データベース、POIデータベース、道路データベース等を有し、さらに、前記地図作成部24、POI検索部25、経路探索部26、分岐点抽出部27、分岐点判別部28等と同様の図示されない地図作成部、POI検索部、経路探索部、分岐点抽出部、分岐点判別部等を有する。また、前記車載装置31が経路探索を行わないものである場合、前記車載装置31は、前記地図データベース、POIデータベース、道路データベース、地図作成部、POI検索部、経路探索部、分岐点抽出部、分岐点判別部等を有していなくてもよい。なお、本実施の形態においては、前記車載装置31が経路探索を行うものであるとして説明する。すなわち、前記車載装置31が、現在位置検出手段、通信手段、記憶手段、経路探索手段、分岐点抽出手段、分岐点接近判別手段及び制御手段を有し、該制御手段が現在位置が分岐点に接近すると、分岐点を含む該分岐点以降の複数の経路の情報を情報提供サーバ11に送信し、該情報提供サーバ11が交通情報を利用して算出した複数の経路の所要時間を受信する場合について説明する。
次に、前記構成のナビゲーションシステムの動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における出発する際の車載装置の動作を示すフローチャートである。
まず、出発地から目的地までの経路を探索する動作について説明する。この場合、車載装置31の現在位置検出装置が車両の現在位置を検出し、車両の現在位置が出発地であることが車載装置31の表示装置に表示される。そして、操作者は、車載装置31の入力装置を操作して、目的地を車両の目的地として設定し、出発地から目的地までの経路探索を開始させる。すると、車載装置31の経路探索部は、経路探索処理としての複数経路探索処理を実行し、前記出発地から目的地までの複数の経路を探索する。
前記複数経路探索処理において、前記経路探索部は、複数の探索条件に基づいて前記出発地から目的地までの経路を探索し、それぞれの探索条件に最適な経路、すなわち、それぞれの探索条件に基づく評価関数の値又は探索コストの最も低い経路を探索結果として、表示装置に表示させる。例えば、探索条件が、(ア)最短距離、(イ)最短所要時間、(ウ)できる限り高速道路等の有料道路を含む、及び、(エ)高速道路等の有料道路を含まない、の四つであった場合、(ア)最短距離の経路、(イ)最短所要時間の経路、(ウ)できる限り有料道路を含む経路、及び、(エ)有料道路を含まない経路が探索される。なお、探索された経路は、それぞれの経路の探索条件とともに表示装置に表示されることが望ましい。これにより、操作者は、好みの経路を選択することができる。
なお、探索条件の数よりも探索された経路の数が少なくなる場合もある。例えば、前記(ア)〜(エ)の探索条件に基づいて経路探索を行った結果、(ア)最短距離の経路と(イ)最短所要時間の経路とが出発地から目的地まで完全に一致する場合もある。また、出発地から目的地までの途中地点までは経路が一致し、途中地点から先は複数の経路に分かれる場合もある。一方、途中地点までは複数の経路に分かれ、途中地点から目的地までは経路が一致する場合もある。さらに、出発地から途中地点までは経路が一致し、途中地点から次の途中地点までは複数の経路に分かれ、目的地までの間に再び一致する場合もある。さらに、複数の途中地点において複数の経路に分かれる場合もある。
また、一つの探索条件に基づいて探索された経路を複数表示することもできる。例えば、評価関数の値又は探索コストの最も低いものから三番目に低いものまでの三本の経路が表示装置に表示されるようにしてもよい。この場合も、同様に、途中地点から複数の経路に分かれたり、一致したりすることがある。
次に、前記車載装置31は、経路案内の対象となる経路を設定する経路設定処理を実行する。そして、操作者が表示装置に表示された経路の中から好みの経路を選択した場合には、選択された経路が経路案内の対象となる経路として設定される。なお、操作者が好みの経路を選択しなかった場合には、あらかじめ推奨探索条件として定められた探索条件に基づいて探索された経路が、前記車載装置31によって、推奨経路として設定される。該推奨経路は、例えば、有料道路を含むか否かに関わらず、最短所要時間の経路である。
続いて、前記車載装置31は、経路案内処理を実行し、設定された経路に沿った経路案内が開始される。なお、経路案内は、通常の車両用ナビゲーション装置と同様に行われるので、説明を省略する。これにより、出発地から出発する際に経路を探索するための処理が終了される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 現在位置を検出する。
ステップS2 目的地を設定する。
ステップS3 複数経路探索処理を実行する。
ステップS4 経路設定処理を実行する。
ステップS5 経路案内処理を実行し、処理を終了する。
次に、経路に沿って移動している際に経路を探索する動作について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における所要時間を算出する方法を説明する図、図4は本発明の第1の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示す第1のフローチャート、図5は本発明の第1の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示す第2のフローチャート、図6は本発明の第1の実施の形態における情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。
この場合、車両が走行を開始し、出発地を出発して経路に沿って移動している間も、車載装置31の現在位置検出装置は車両の現在位置の検出を継続して行う。そして、前記車載装置31は車両の現在位置が分岐点に接近したか否かを判断する。
ここでは、図1に示されるような経路が探索されて、表示装置に表示されているものとする。図1において、車両の現在位置は、現在位置マーク38で表示されており、設定された経路41上を走行している。また、該経路41上の車両の前方には、探索された複数の経路が分岐する地点である分岐点37が存在する。そして、前述された複数経路探索処理によって、前記分岐点37から目的地36までは、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44が探索されたものとする。ここで、前記第1の経路42は有料道路としての高速道路を含む経路であり、前記第2の経路43は最短距離の経路であり、前記第3の経路44は有料道路を含まない最短所要時間の経路であるとする。
そして、前記車載装置31は、車両の現在位置が分岐点37から所定距離範囲内に入った場合、すなわち、現在位置から分岐点37までの距離が所定距離以下となった場合に、に前記分岐点37に接近したと判断する。なお、前記所定距離は、任意に設定することができ、例えば、1〔km〕とすることができる。
そして、車両の現在位置が分岐点37に接近すると、前記車載装置31は、前記分岐点37以降の複数の経路、すなわち、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44の情報を情報提供サーバ11に送信し、前記複数の経路の所要時間も要求する。すなわち、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれに沿って移動した場合における、前記分岐点37から目的地36までの所要時間を要求する。
一方、前記情報提供サーバ11は、前記分岐点37以降の複数の経路の情報を受信すると、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれについて、分岐点37から目的地36までの所要時間を算出する。この場合、経路探索部26は、交通情報データベース21に格納された交通情報を利用して、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれの所要時間を算出する。そして、前記情報提供サーバ11は、算出された第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれの所要時間を前記車載装置31に送信して、所要時間を提供する処理を終了する。
なお、所要時間を算出するために利用される交通情報は、現時点における渋滞情報等の現在の交通情報であってもよいが、現在の交通情報と過去の交通情報とに基づいて作成された予測交通情報であることが望ましい。該予測交通情報を利用して所要時間を算出する場合、例えば、まず、現在の交通情報を利用して目的地36までの所要時間を算出し、続いて、該所要時間から算出した目的地36に到着する時刻に対応する予測交通情報を利用して、目的地36までの所要時間を再度算出する。また、前記目的地36までの距離が長い場合には、途中に通過地点を設定し、まず、現在の交通情報を利用して通過地点までの所要時間を算出し、続いて、該所要時間から算出した通過地点に到着する時刻に対応する予測交通情報を利用して、通過地点までの所要時間を再度算出することができる。そして、その後、前記通過地点から目的地36までの所要時間を同様にして算出する。なお、通過地点は、単数でも複数でもよく、目的地36までの距離に応じた数を設定することができる。
続いて、前記車載装置31は、複数の経路の所要時間、すなわち、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44の所要時間を情報提供サーバ11から受信すると、経路設定処理を実行する。該経路設定処理においては、前記車載装置31があらかじめ定められた条件に基づいて、前記複数の経路の中から経路を選択して設定するものとする。この場合、前記車載装置31は、目的地36までの所要時間が最短となる経路を選択して設定する。図1に示される例においては、第1の経路42の所要時間が1時間、第2の経路43の所要時間が1時間30分、及び、第3の経路44の所要時間が2時間であるとする。この場合、前記車載装置31は、所要時間が最短となる経路として第1の経路42を選択する。続いて、前記車載装置31は、経路案内処理を実行し、分岐点37において設定された経路、例えば、第1の経路42に向かうような経路案内を実行する。
なお、出発地から分岐点37までの経路41に有料道路が含まれていない場合、前記複数の経路の中の所要時間が最短となる経路が有料道路を含むときは、前記車載装置31が経路を設定せずに、前記複数の経路が表示装置に表示される。そして、操作者が表示装置に表示された経路の中から好みの経路を選択した場合には、選択された経路が経路案内の対象となる経路として設定される。これは、出発地から分岐点37までの経路41に有料道路が含まれていない場合には、出発地から出発する際の経路探索において、操作者が有料道路を含まないという探索条件を設定したか、又は、探索された経路の中から有料道路を含まない道路を選択した可能性が高いと考えられるからである。すなわち、操作者にはできる限り有料道路を含まない経路を選択する意思があると考えることができるからである。
また、出発地から分岐点37までの経路41に有料道路が含まれていない場合に前記複数の経路の中の所要時間が最短となる経路が有料道路を含むときであっても、前記所要時間が最短となる経路と所要時間が二番目に短い経路との所要時間の差が所定値以上であることを条件として、前記車載装置31が所要時間が最短となる経路を選択するようにしてもよい。これは、操作者にできる限り有料道路を含まない経路を選択する意思があるとしても、所要時間の差が非常に大きければ、有料道路を含む経路を選択することが前記操作者にとって望ましいと考えることができるからである。なお、前記所定値は、適宜設定することができる。例えば、30分又は1時間として一律に設定してもよいし、出発地から目的地36までの距離に応じて設定してもよいし、出発地から目的地36までの所要時間に一定の割合を乗じた時間を設定してもよい。ここで、前記所定値が、例えば、30分である場合、図1に示された例においては、出発地から分岐点37までの経路41に有料道路が含まれていなくても、第1の経路42が車載装置31によって選択されて設定される。
ところで、車両の現在位置が分岐点37に接近すると車載装置31が情報提供サーバ11に所要時間を要求する場合の動作について説明したが、前記車載装置31は、所要時間に代えて交通情報を要求してもよい。すなわち、前記車載装置31の制御装置は、現在位置が分岐点に接近すると、分岐点を含む該分岐点以降の複数の経路の情報を情報提供サーバ11に送信し、該情報提供サーバ11から前記複数の経路の交通情報を受信し、該交通情報を利用して前記複数の経路の所要時間を算出するものであってもよい。この場合、前記車載装置31が、前記分岐点37以降の複数の経路、すなわち、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44の情報を情報提供サーバ11に送信するまでの動作は、所要時間を要求する場合の動作と同様なので、説明を省略する。そして、前記情報提供サーバ11は、前記分岐点37以降の複数の経路の情報を受信すると、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれについて所要時間を算出するために利用される交通情報を前記車載装置31に送信する。なお、前記交通情報は、現在の交通情報であってもよいが、現在の交通情報と過去の交通情報とに基づいて作成された予測交通情報であることが望ましい。
続いて、前記車載装置31は、交通情報を情報提供サーバ11から受信すると、前記交通情報を利用して、第1の経路42、第2の経路43及び第3の経路44のそれぞれの所要時間を算出する。なお、前記車載装置31は、受信した交通情報を表示装置に表示したり、音声出力して音声案内をしたりすることもできる。そして、前記車載装置31は、経路設定処理を実行する。以降の動作については、車載装置31が情報提供サーバ11に所要時間を要求する場合の動作と同様なので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。まず、経路に沿って移動している際の車載装置31の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS11 現在位置を検出する。
ステップS12 現在位置が分岐点37に接近したか否かを判断する。現在位置が分岐点37に接近した場合はステップS13に進み、現在位置が分岐点37に接近していない場合はステップS11に戻る。
ステップS13 分岐点37を含む複数の経路を情報提供サーバ11に送信する。
ステップS14 複数の経路の所要時間を受信する。
ステップS15 経路設定処理を実行する。
ステップS16 経路案内処理を実行し、処理を終了する。
次に、所要時間に代えて交通情報を要求する場合の車載装置31の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS11−1 現在位置を検出する。
ステップS12−1 現在位置が分岐点37に接近したか否かを判断する。現在位置が分岐点37に接近した場合はステップS13−1に進み、現在位置が分岐点37に接近していない場合はステップS11−1に戻る。
ステップS13−1 分岐点37を含む複数の経路を情報提供サーバ11に送信する。
ステップS14−1 複数の経路の交通情報を受信する。
ステップS14−2 複数の経路の所要時間を算出する。
ステップS15−1 経路設定処理を実行する。
ステップS16−1 経路案内処理を実行し、処理を終了する。
次に、情報提供サーバ11の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS21 分岐点37を含む複数の経路を受信する。
ステップS22 複数の経路の所要時間を算出する。
ステップS23 複数の経路の所要時間を送信し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、車載装置31は、車両の現在位置が分岐点37に接近すると、該分岐点37を含む複数の経路の情報を情報提供サーバ11に送信する。また、該情報提供サーバ11は、交通情報を利用して、情報を受信した前記複数の経路のそれぞれの所要時間を算出して、前記車載装置31に送信する。そして、該車載装置31において、それぞれの所要時間に基づいて、前記複数の経路の中から適切な経路が選択される。なお、前記車載装置31は、情報提供サーバ11から交通情報を受信し、該交通情報に基づいて、前記複数の経路のそれぞれの所要時間を算出するようにしてもよい。
そのため、車両の現在位置からの適切な範囲に対応する交通情報に基づいて所要時間を算出するので、渋滞等の交通状況を適切に反映した所要時間を算出することができ、その結果として、最適な経路を選択することができる。
また、交通情報として予測交通情報を利用して所要時間を算出する場合には、より適切に所要時間を算出することができる。
なお、本実施の形態においては、車両が出発地から出発する際に、車載装置31の経路探索部が複数経路探索処理を実行する場合について説明したが、前記経路探索部は、車両が経路に沿って移動している間にも、所定時間毎に、又は、車両の現在位置が所定距離移動する毎に、複数経路探索処理を繰り返して実行してもよい。この場合、探索された複数の経路は、表示装置に表示されたりすることがないが、車両の現在位置が分岐点37に接近した場合には、情報提供サーバ11に送信される。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第2の実施の形態における出発する際の車載装置の動作を示すフローチャート、図8は本発明の第2の実施の形態における出発する際の情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、車載装置31が経路探索を行わないものである場合について説明する。この場合、情報提供サーバ11が経路探索を行うようになっている。なお、ナビゲーションシステムの構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略し、ここでは、ナビゲーションシステムの動作について説明する。
まず、出発地から目的地までの経路を探索する動作について説明する。この場合、車載装置31の現在位置検出装置が車両の現在位置を検出し、車両の現在位置が出発地であることが車載装置31の表示装置に表示される。そして、操作者は、車載装置31の入力装置を操作して、目的地を車両の目的地として設定し、出発地から目的地までの経路探索を開始させる。すると、車載装置31は、前記出発地及び目的地の情報を情報提供サーバ11に送信し、前記出発地から目的地までの経路探索を要求する。
一方、前記情報提供サーバ11が前記出発地及び目的地の情報を受信すると、前記情報提供サーバ11の経路探索部26は、経路探索処理としての複数経路探索処理を実行し、前記出発地から目的地までの複数の経路を探索する。なお、前記複数経路探索処理においては、前記第1の実施の形態における複数経路探索処理と同様の動作が行われるので、その説明を省略する。そして、前記情報提供サーバ11は、探索された複数の経路の情報及び該複数の経路のそれぞれの所要時間を前記車載装置31に送信する。
続いて、該車載装置31は、前記探索された複数の経路の情報及び該複数の経路のそれぞれの所要時間を情報提供サーバ11から受信すると、経路案内の対象となる経路を設定する経路設定処理を実行する。なお、該経路設定処理においては、前記第1の実施の形態における経路設定処理と同様の動作が行われるので、その説明を省略する。
続いて、前記車載装置31は経路案内処理を実行し、設定された経路に沿った経路案内が開始される。なお、前記経路案内処理においては、前記第1の実施の形態における経路案内処理と同様の動作が行われるので、その説明を省略する。これにより、出発地から出発する際に経路を探索するための処理が終了される。
次に、フローチャートについて説明する。まず、出発する際の車載装置31の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS31 出発地及び目的地を送信する。
ステップS32 経路及び所要時間を受信する。
ステップS33 経路設定処理を実行する。
ステップS34 経路案内処理を実行し、処理を終了する。
次に、出発する際の情報提供サーバ11の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS41 出発地及び目的地を受信する。
ステップS42 複数経路探索処理を実行する。
ステップS43 経路及び所要時間を送信し、処理を終了する。
次に、経路に沿って移動している際に経路を探索する動作について説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示すフローチャート、図10は本発明の第2の実施の形態における経路に沿って移動している際の情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。
この場合、車両が走行を開始し、出発地を出発して経路に沿って移動している間も、車載装置31の現在位置検出装置は車両の現在位置の検出を継続して行う。そして、前記車載装置31は車両の現在位置の情報を情報提供サーバ11に、所定の時間間隔で、例えば、1分間毎に、継続的に送信する。
一方、前記情報提供サーバ11は、前記車両の現在位置の情報を受信すると、車両の現在位置が分岐点37に接近したか否かを判断する。そして、前記情報提供サーバ11は、車両の現在位置が分岐点37から所定距離範囲内に入った場合、すなわち、現在位置から分岐点37までの距離が所定距離、例えば、1〔km〕以下となった場合に、に前記分岐点37に接近したと判断する。
続いて、車両の現在位置が分岐点37に接近すると、前記情報提供サーバ11の経路探索部26は、前記複数の経路のそれぞれについて、分岐点37から目的地36までの所要時間を算出する。なお、複数の経路のそれぞれの所要時間を算出する動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
そして、前記情報提供サーバ11は、経路の情報及び経路の所要時間の情報を前記車載装置31に送信する。この場合、前記情報提供サーバ11は、前記第1の実施の形態における車載装置31の経路設定処理と同様の動作を行って、あらかじめ定められた条件に基づいて前記複数の経路の中から経路を選択し、選択された経路の情報及び該選択された経路の所要時間の情報を前記車載装置31に送信してもよいし、経路の選択を行うことなく、前記複数の経路のすべてについて経路の情報及び経路の所要時間の情報を前記車載装置31に送信してもよい。
続いて、該車載装置31は、前記情報提供サーバ11から選択された経路の情報及び該選択された経路の所要時間の情報を受信すると、前記経路を設定して経路案内処理を実行し、分岐点37において、設定された経路に向かうような経路案内を実行する。また、前記情報提供サーバ11から複数の経路のすべてについて経路の情報及び経路の所要時間の情報を受信した場合、前記車載装置31は、経路を設定せずに、前記複数の経路を表示装置に表示させる。そして、操作者が表示装置に表示された経路の中から好みの経路を選択すると、選択された経路が経路案内の対象となる経路として設定される。なお、前記車載装置31が、前記第1の実施の形態における車載装置31の経路設定処理と同様の動作を行って、あらかじめ定められた条件に基づいて前記複数の経路の中から経路を選択して設定してもよい。
次に、フローチャートについて説明する。まず、経路に沿って移動している際の車載装置31の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS51 現在位置を送信する。
ステップS52 経路及び所要時間を受信する。
ステップS53 経路案内処理を実行し、処理を終了する。
次に、情報提供サーバ11の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS61 現在位置を受信する。
ステップS62 現在位置が分岐点37に接近したか否かを判断する。現在位置が分岐点37に接近した場合はステップS63に進み、現在位置が分岐点37に接近していない場合はステップS61に戻る。
ステップS63 複数の経路の所要時間を算出する。
ステップS64 経路及び所要時間を送信し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、車載装置31は車両の現在位置を情報提供サーバ11に送信する。そして、該情報提供サーバ11は、車両の現在位置が分岐点37に接近すると、交通情報を利用して、複数の経路の所要時間を算出し、経路の情報及び経路の所要時間の情報を前記車載装置31に送信する。そのため、車両の現在位置からの適切な範囲に対応する交通情報に基づいて所要時間を算出するので、渋滞等の交通状況を適切に反映した所要時間を算出することができ、その結果として、最適な経路を選択することができる。
この場合、前記車載装置31は、地図データベース、POIデータベース、道路データベース、地図作成部、POI検索部、経路探索部、分岐点抽出部、分岐点判別部等を有していなくてもよいので、前記車載装置31の構成を簡素化することができる。そのため、前記車載装置31を小型軽量化することが可能となり、製造コストも低くすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における所要時間を算出する方法を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーションシステムの構成を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における出発する際の車載装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における出発する際の車載装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における出発する際の情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における経路に沿って移動している際の車載装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における経路に沿って移動している際の情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 情報提供サーバ
13 通信部
18 道路データベース
21 交通情報データベース
26 経路探索部
27 分岐点抽出部
28 分岐点判別部
31 車載装置
36 目的地
37 分岐点
41 経路
42 第1の経路
43 第2の経路
44 第3の経路

Claims (7)

  1. (a)現在位置を検出する現在位置検出手段と、
    (b)地図データを記憶する記憶手段と、
    (c)前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
    (d)探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、
    (e)前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、
    (f)前記現在位置が前記分岐点に接近すると、該分岐点以降の複数の経路の情報をサーバに送信し、該サーバが交通情報を利用して算出した前記複数の経路の所要時間を受信する制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. (a)現在位置を検出する現在位置検出手段と、
    (b)地図データを記憶する記憶手段と、
    (c)前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
    (d)探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、
    (e)前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、
    (f)前記現在位置が前記分岐点に接近すると、該分岐点以降の複数の経路の情報をサーバに送信し、該サーバから前記複数の経路の交通情報を受信し、該交通情報を利用して前記複数の経路の所要時間を算出する制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 前記交通情報は、現在の交通情報と過去の交通情報とに基づいて作成された予測交通情報である請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記制御手段は、前記分岐点までの経路に有料道路が含まれていない場合に前記複数の経路の中の所要時間が最短となる経路が有料道路を含むとき、前記所要時間が最短となる経路と所要時間が二番目に短い経路との所要時間の差が所定値以上であると前記所要時間が最短となる経路を選択する請求項1〜3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記制御手段は、前記経路の交通情報を表示又は音声案内する請求項1〜4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記経路探索手段は、所定時間毎に、又は、車両の現在位置が所定距離移動する毎に、複数の経路を探索する請求項1〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  7. (a)ナビゲーション装置から現在位置及び目的地の情報を受信する受信手段と、
    (b)地図データを記憶する記憶手段と、
    (c)前記地図データに基づいて、前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
    (d)探索された前記経路が分岐する分岐点を抽出する分岐点抽出手段と、
    (e)前記現在位置が前記分岐点に接近したか否かを判別する分岐点接近判別手段と、
    (f)前記現在位置が前記分岐点に接近すると、交通情報を利用して前記分岐点以降の複数の経路の所要時間を算出する所要時間算出手段と、
    (g)算出された前記複数の経路の所要時間を前記ナビゲーション装置に送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ。
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