JP2003271918A - 接触・非接触共用icカード用のicモジュール、テープ状icモジュールと、icモジュール製造方法 - Google Patents

接触・非接触共用icカード用のicモジュール、テープ状icモジュールと、icモジュール製造方法

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JP2003271918A
JP2003271918A JP2002069593A JP2002069593A JP2003271918A JP 2003271918 A JP2003271918 A JP 2003271918A JP 2002069593 A JP2002069593 A JP 2002069593A JP 2002069593 A JP2002069593 A JP 2002069593A JP 2003271918 A JP2003271918 A JP 2003271918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査装置を表面から接触させるだけで、アン
テナコイルとの導通部分も含めて、必要なすべての検査
を行うことができ、さらに、カード本体へ実装した後
は、外部からアンテナコイルへ導通する個所がなくな
り、非接触カードとしての機能が破壊させるおそれのな
い、接触・非接触共用ICカード用のICモジュール、
テープ状ICモジュールと、ICモジュール製造方法を
提供する。 【解決手段】 一方の面にICチップ12を搭載し、他
方の面に外部機器と接触して導通可能であって、ICチ
ップに通電可能に結合された外部接続端子14を有する
基材11と、基材のICチップ搭載面に形成され、IC
チップ12と、外部機器に非接触通信するためにカード
本体に内蔵されたアンテナとを接続して導通可能な導通
部13とを備える接触・非接触共用ICカード用のIC
モジュールであって、導通部13は、基材11の外形辺
11bまで延設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード表面の外部
接続端子及びカード内蔵アンテナの両方を有し、外部装
置と接触及び非接触で通信可能な接触・非接触共用IC
カード用のICモジュール、テープ状ICモジュール
と、ICモジュール製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICカードには、カード表
面に露出した接続端子を有し、その接続端子を外部機器
に接触させて通信可能な接触式、カード内部に埋め込
まれた通信用アンテナコイルを有し、そのアンテナコイ
ルで外部機器と非接触で通信可能な非接触式、カード
表面の接続端子及びカード内蔵アンテナの両方を有し、
同一のICチップによって外部装置と接触及び非接触で
通信可能なコンビ式又はデュアルインターフェース式、
の3種類がある。
【0003】図7は、従来のコンビ式ICカードに使用
するICモジュールを示す図であり、図7(A)は裏面
図、図7(B)は表面図、図7(C)は図7(A)のC
−C断面図である。コンビ式ICカードに使用するIC
モジュール(コンビ式ICモジュール)10は、基材1
1の表面に、外部機器と接触して通信するための外部接
続端子14を備え、その外部接続端子14の裏面に接続
され、貫通孔11aの中を通された細い金ワイヤ15を
ICチップ12に通電可能に結合している。また、この
基材11の裏面には、一端に、カード本体30に内蔵さ
れたアンテナ31の端子31a(図8参照)と接続可能
なアンテナ接続端子13aを有し、他端13bが金ワイ
ヤ15を介してICチップ12に接続されたアンテナ接
続リード13が形成されており、この金ワイヤ15やI
Cチップ12を保護するために、エポキシ樹脂16で封
止されている。
【0004】図8は、従来のICモジュールのカード本
体への実装について説明する図である。図8に示すよう
に、アンテナ接続リード13のアンテナ接続端子13a
と、カード本体30に内蔵されたアンテナ31の端子3
1aとを導電ペースト又は導電シート等を介して接続す
ることで、アンテナ31を介した非接触通信が可能にな
る。
【0005】このコンビ式ICモジュールは、接触式I
Cモジュールと基本構成が似ていることから、接触式I
Cモジュールと同様に製造する。ここで、接触式ICモ
ジュールの製造工程を説明すると以下である。すなわ
ち、通常、接触式ICモジュールは、製造コスト、量産
性の面から、フレキシブルなテープ状基材に形成してC
OT(Chip On Tape)を製造した後、モジ
ュール個片(カード本体に組み込む個片)に打ち抜いて
生産する。さらに詳しく説明すると、ダイボンディング
工程(テープ状の基材の上にICチップを搭載する工
程)、ワイヤボンディング工程(接続端子とICチップ
とを金ワイヤで接続する工程)、モールド工程(ICチ
ップ及び金ワイヤをエポキシ樹脂で封止する工程)を経
て、COTを製造した後、検査工程で、所定のチップ検
査(動作検査、導通検査等)を行い、不良品には、パン
チ孔を開け、又は、マーキングすることで後工程(カー
ド本体への実装工程)での不良品の識別を可能にする。
このようにして、製造されたICモジュールは、カード
実装工程において、モジュール個片に打ち抜かれ、接着
剤を介したカードへの埋設が行われる。
【0006】この検査工程では、規格(ISO781
6、JISX6303)で定められた外部接続端子にコ
ンタクトプローブユニットを接触させて導通検査等の必
要な検査(いわゆるプロービング検査)を行っている。
【0007】コンビ式ICモジュールの場合も、上述の
通り、接触式ICモジュールと同様の工程で製造してい
るが、コンビ式ICモジュールの場合は、外部接続端子
14の検査の他に、裏面のアンテナ接続用端子13aが
ICチップ12と電気的に導通しているか否かを検査し
なければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9は、接触式ICモ
ジュール用のコンタクトプローブユニットを流用して検
査する場合を説明する図である。しかし、従来の接触式
ICモジュール用のコンタクトプローブユニット40を
流用してコンビ式ICモジュールを検査する場合は、外
部接続端子14が導通するか否かについては検査できる
が、アンテナ接続端子13aについては、検査すること
ができない。そのため、アンテナ接続端子13aにプロ
ービングするためにアンテナ接続端子13aを検査する
ための新たなコンタクトプローブユニット41を追加す
ることも考えられる。ところが、そのような設備を新た
に追加しては多大なコストがかかる。また、スペース的
にも、そのような設備を追加する余裕がない。一方、ア
ンテナ接続端子13aの導通検査をしなければ、万一、
ワイヤボンダの条件不良によってワイヤ15が正常に結
線されなかったり、ICチップ12の非接触データ入出
力機能に異常があった場合でも、ICモジュール10を
カード本体に実装して動作検査を行うまでICモジュー
ル10の不良を検出することができないので、カード製
造後にICモジュール10の不良が検出され、すべての
カードを廃棄しなければならなくなるおそれがある。
【0009】本発明の課題は、製造工程において、コン
タクトプローブユニットを表面側から接触させるだけ
で、アンテナコイルとの導通部分も含めて、必要なすべ
ての検査を行うことができ、さらに、カード本体に実装
した後は、外部からアンテナコイルへ導通する個所がな
くなり、非接触カードとしての機能が破壊させるおそれ
のない、接触・非接触共用ICカード用のICモジュー
ル、テープ状ICモジュールと、ICモジュール製造方
法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、一方の面
に、ICチップ(12)を搭載し、他方の面に、外部機
器と接触して導通可能であって、前記ICチップ(1
2)に通電可能に結合された外部接続端子部(14)を
有する基材(11)と、前記基材(11)のICチップ
搭載面に形成され、前記ICチップ(12)と、外部機
器に非接触で通信するためにカード本体(30)に内蔵
されたアンテナ(31)とを接続して導通可能な導通部
(13)とを備える接触・非接触共用ICカード用のI
Cモジュールであって、前記導通部(13)は、前記基
材(11)の外形辺(11b)まで延設されていること
を特徴とする接触・非接触共用ICカード用のICモジ
ュールである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の接触
・非接触共用ICカード用のICモジュールを、打ち抜
いて製造するためのテープ状ICモジュールであって、
一方の面に、ICチップ(12)を搭載し、他方の面
に、外部機器と接触して導通可能であって、前記ICチ
ップ(12)に通電可能に結合された外部接続端子部
(14)と、検査装置(40)と導通可能であって、前
記ICチップ(12)に通電可能に結合された検査端子
部(17)とを有するテープ状の基材(11)と、前記
テープ状基材(11)のICチップ搭載面に形成され、
前記ICチップ(12)と、外部機器に非接触で通信す
るためにカード本体(30)に内蔵されたアンテナ(3
1)とを接続して導通可能な導通部(13)とを備え、
前記導通部(13)は、ICモジュール個片の打ち抜き
予定線(11b)を跨いで配設され、一端(13d)が
前記検査端子部(17)に導通させられていることを特
徴とするテープ状ICモジュールである。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載のテー
プ状ICモジュールにおいて、前記検査端子部(17)
は、ICモジュール個片の外側に配置されていることを
特徴とするテープ状ICモジュールである。
【0013】請求項4の発明は、請求項2に記載のテー
プ状ICモジュールにおいて、前記検査端子部(17)
は、前記外部接続端子部(14)の中の未使用端子(C
4,C8)であることを特徴とするテープ状ICモジュ
ールである。
【0014】請求項5の発明は、請求項2から請求項4
までのいずれか1項に記載のテープ状ICモジュールを
使用して接触・非接触共用ICカード用のICモジュー
ルを製造するICモジュール製造方法であって、前記テ
ープ状ICモジュール(20)の一方の面から、前記外
部接続端子部(14)及び前記検査端子部(17)に検
査装置(40)を接触させて導通するか否かを検査する
検査工程と、前記検査工程(#108)で検査したテー
プ状ICモジュール(20)から、ICモジュール個片
を打ち抜くときに前記導通部(13)を切断し、前記検
査端子部(17)と前記ICチップ(12)とを通電不
能にする打抜工程とを備えることを特徴とするICモジ
ュール製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明によるICモジュール
の第1実施形態を示す図であり、図1(A)は裏面図、
図1(B)は表面図、図1(C)は図1(A)のC−C
断面図である。なお、前述した従来例と同様の機能を果
たす部分には、同一の符号を付する。ICモジュール1
0は、基材11と、ICチップ12と、アンテナ接続リ
ード13と、外部接続端子14とを備える。
【0016】基材11は、本ICモジュール10の担体
となる部材である。基材11には、絶縁性が要求され、
例えば、ガラスエポキシ基材が好適である。その厚さ
は、t70〜160μm程度であり、特に、t120μ
m程度のものが好適である。基材11には、貫通孔(ス
ルーホール)11aが開けられており、外部接続端子1
4の裏面が露出している。
【0017】ICチップ12は、基材11の裏面(図1
(C)の上面)に接着されている。ICチップ12は、
外部機器と接触・非接触通信可能である。ICチップ1
2は、ワイヤ15を介してアンテナ接続リード13及び
外部接続端子14に接続されている。このワイヤ15
は、Φ25μmの金製ワイヤである。ICチップ12
は、ワイヤ15とともに絶縁性エポキシ樹脂16によっ
て封止されており、衝撃等からの保護が図られている。
【0018】アンテナ接続リード13は、基材11の裏
面(図1(C)の上面)に形成されている。アンテナ接
続リード13は、外部機器と非接触で通信を行うために
カード本体に内蔵されたアンテナと、ICチップ12と
を接続する接続部である。アンテナ接続リード13に
は、カード本体の内蔵アンテナを接続可能なアンテナ接
続端子13aが形成されている。アンテナ接続リード1
3は、基材11に貼付された銅箔(t15〜100μm
程度、通常t35μm)が所定パターンにエッチング処
理されて形成される。アンテナ接続リード13の一端1
3bはワイヤ15を介してICチップ12に接続されて
おり、他端13cは基材11の外形辺11bに達してい
る。
【0019】外部接続端子14は、外部機器と接触通信
するための端子であり、基材11の表面(図1(C)の
下面)に形成されている。外部接続端子14は、図1
(B)に示す通り、その外形が角丸長方形であり、その
中がC1〜C8の8エリアに区切られている。外部接続
端子14は、基材11に貼付された銅箔(t15〜10
0μm程度、通常t35μm)を所定パターンにエッチ
ング処理し、その上にt1〜5μm程度のニッケルメッ
キと、t0.1〜5μm程度の金メッキを施して形成さ
れる。これにより、外部接続端子14の表面の酸化防止
及び耐久性向上が図られている。
【0020】図2は、本発明によるCOTの第1実施形
態を示す図であり、図2(A)はCOTの一部分を示す
裏面図であり、図2(B)は図2(A)のB部拡大図で
ある。COT(Chip On Tape)20は、I
Cモジュール10を製造するための中間加工体である。
アンテナ接続リード13は、打抜予定線(すなわちIC
モジュール10の外形辺11b)を跨いで、モジュール
個片部の外側にまで延設されて端部13dが形成されて
いる。この端部13dに対向する基材11の表面には、
テスト用端子17が設けられている。アンテナ接続リー
ド13の他端13bは、ワイヤ15を介してICチップ
12に接続されている。また、アンテナ接続リード13
には、内蔵アンテナを接続可能な接続端子13aが形成
されている。端部13d及びテスト用端子17に挟まれ
た基材11には、スルーホール11cが設けられてい
る。このスルーホール11cの中には導電ペーストが充
填されており、又は、銅メッキもしくは金メッキが施さ
れており、端部13d及びテスト用端子17が導通可能
になっている。
【0021】(製造方法)図3は、本発明によるCOT
の第1実施形態の製造工程を説明する図であり、図4
は、COTの検査工程を説明する図である。ICモジュ
ール10は、まず、COT20を製造した後、モジュー
ル個片ごとに打ち抜いて製造する。テープ状のガラスエ
ポキシ基材11の所定位置に、貫通孔11a,11cを
開ける(パンチング工程#101)。
【0022】パンチング工程#101において貫通孔1
1a,11cを形成した基材11に対して、その裏表両
面に銅箔18を貼り(銅箔貼付工程#102)、エッチ
ングにより所定のパターンを形成する(エッチング工程
#103)。これにより、表面には外部接続端子14
(C1〜C8)及びテスト用端子17(C9,C10)
が形成され、裏面にはアンテナ接続リード13が形成さ
れる。また、表面には、ニッケルメッキ及び金メッキを
施す。
【0023】エッチング工程#103において接続端子
等を形成した基材11に対して、テスト用端子17の裏
面に開けられている貫通孔11cに導電ペースト19を
注入し、テスト用端子17及び端部13dを導通させる
(導電ペースト注入工程#104)。
【0024】導電ペースト注入工程#104においてテ
スト用端子17及び端部13dを導通させた基材11に
対して、その裏面に接着剤を介してICチップ12を搭
載し、高温状態にて接着剤を硬化させる(ダイボンディ
ング工程#105)。
【0025】ダイボンディング工程#105においてI
Cチップ12を搭載した基材11に対して、貫通孔11
aにワイヤ15を通して、外部接続端子14の裏面に、
直接、ワイヤボンディングし、ICチップ12と外部接
続端子14とを導通させる。また、アンテナ接続リード
13に、ワイヤ15を、直接、ワイヤボンディングして
ICチップ12とアンテナ接続リード13とを導通させ
る(ワイヤボンディング工程#106)。
【0026】ワイヤボンディング工程#106でワイヤ
ボンディングした基材11に対して、絶縁性エポキシ樹
脂16によって、ICチップ12及びワイヤ15を封止
(例えば、トランスファーモールド方式、ポッティング
方式、印刷方式など)して(モールド工程#107)、
COT20が完成する。
【0027】続いて、図4に示すように、COT20の
表面(すなわち、外部接続端子14が形成された面)に
形成された所定の端子に、コンタクトプローブユニット
40の検査用コンタクトプローブ42を接触させて検査
を行う(検査工程#108)。なお、コンタクトプロー
ブユニット40は、通常の接触式ICモジュールのCO
Tを検査するコンタクトプローブユニットに対して、新
たな2本のプローブ端子42を付加したものであるが、
そのような改造は、従来のプローブ端子が設けられてい
る面に追加するだけでよいので、プローブ治具の改造範
囲は極めて少なくてすむ。
【0028】最後に、検査工程#108で検査を行った
COT20に対して、不良識別用に、パンチ孔を開け、
または、マーキングを行い、ICモジュール10が完成
する。この後、ICモジュールのカード実装工程におい
て、ICモジュールを良品・不良品に判別し、そのIC
モジュールを、接着剤を介してカードに埋設する際に、
良品のICモジュールを個片ごとに打ち抜く。この打ち
抜きと同時に、アンテナ接続リード13とテスト用端子
17とが絶縁される。
【0029】本実施形態によれば、COT20は、裏面
のアンテナ接続リード13と導通するテスト用端子17
を、表面に備えるので、表面側から検査用コンタクトプ
ローブを接触させるだけで、ICチップ12の動作検
査、電気特性検査等の検査をすることができる。したが
って、接触式ICカード用ICモジュールを検査するコ
ンタクトプローブ治具に、テスト用端子17を検査する
ための新たなコンタクトプローブを追加するだけで検査
することができ、従来の装置に小規模な改造を行うだけ
で検査が可能になる。
【0030】また、COT20からICモジュール10
を打ち抜くと同時にアンテナ接続リード13とテスト用
端子17とが絶縁されるので、ICモジュール10をカ
ード本体に実装した後には、外部からアンテナコイルと
導通する個所がなくなる。そのため、テスト用端子17
の他端子との電気的接触(ショート)やテスト用端子1
7等の腐食によるアンテナコイル、ICチップへの悪影
響を生じさせない。すなわち、例えば、何らかのミス
で、テスト用端子が他端子とショートすると、非接触カ
ードとしての機能が使えなくなったりICチップを破壊
させるおそれがある。また、長期の使用を経て、テスト
用端子が腐食、化学変化を起こすと、端子そのものがコ
ンデンサの役割を果たして、特性(静電容量等)の変化
を生じ、通信特性が変わって正常なデータのやりとりが
できなくなってしまうおそれがある。しかし、本発明に
よるICモジュール10は、もはやテスト用端子が無い
ので、そのようなおそれがなく、安全な非接触カードと
して使用することが可能である。
【0031】(第2実施形態)図5は、本発明によるC
OTの第2実施形態を示す図であり、図5(A)はCO
Tの一部分を示す裏面図であり、図5(B)は図5
(A)のB部拡大図である。なお、以下に示す各実施形
態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部
分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略
する。本実施形態のCOT20のアンテナ接続リード1
3は、打抜予定線11bを跨いで、モジュール個片部の
外側にまで延設された後、再び打抜予定線11bを跨い
で、外部接続端子14の(C4)端子及び(C8)端子
の裏側へ配設されている。アンテナ接続リード13の一
端13bはワイヤ15を介してICチップ12に接続さ
れており、他端13dは外部接続端子14の(C4)端
子及び(C8)端子の裏側に配置されている。この(C
4)端子及び(C8)端子は、ISO7816/2で未
使用領域として規定されている端子である。基材11の
外部接続端子14((C4)端子及び(C8)端子)の
裏側には、貫通孔11dが開けられており、外部接続端
子14((C4)端子及び(C8)端子)の裏面が露出
している。アンテナ接続リード13の端部13dには、
ワイヤ15が接続されており、そのワイヤ15は、貫通
孔11dを貫通して外部接続端子14((C4)端子及
び(C8)端子)の裏面に接続されている。すなわち、
(C4)端子及び(C8)端子を第1実施形態にいうテ
スト用端子として機能させる。このように、(C4)端
子及び(C8)端子がアンテナ接続リード13に通電可
能に結合されているので、検査用コンタクトプローブ
を、(C4)端子及び(C8)端子に接触させて、IC
チップ12の動作検査、電気特性検査等の検査を行うこ
とができる。
【0032】本実施形態によっても、第1実施形態と同
様に、表面側から検査用コンタクトプローブを接触させ
るだけで、ICチップ12の動作検査、電気特性検査等
の検査を行うことが可能であり、COT20からICモ
ジュール10を打ち抜くと同時にアンテナ接続リード1
3と(C8)端子等とを絶縁することができる。また、
(C4)端子及び(C8)端子を第1実施形態にいうテ
スト用端子として機能させるので、新たな端子を設ける
必要がなく、従来の接触式ICモジュール製造ラインに
対して、ほとんど変更を加えることなく、生産可能であ
る。
【0033】(第3実施形態)図6は、本発明によるC
OTの第3実施形態を示す図であり、図6(A)はCO
Tの一部分を示す裏面図であり、図6(B)は図6
(A)のB部拡大図である。本実施形態のCOT20
は、表面のテスト用端子17が圧着クリップ50によっ
てアンテナ接続リード13の端部13dに通電可能に接
続されている。圧着クリップ50は、導電部材であり、
例えば、アルミニウム、銅、鉄などが好適であり、ま
た、絶縁部材の表面に金属メッキを施したり、導電ペー
ストを塗布した部材であってもよい。圧着クリップ50
は、基材11の表裏面に設けられたテスト用端子17及
び端部13dを挟み込んで、圧着・カシメによって、テ
スト用端子17及び端部13dの導通をとる。なお、こ
の圧着クリップ50は、先端に王冠状に尖った形状の突
起を1個又は複数個形成された部材を使用すれば、接続
信頼性が、一層、上がる。
【0034】本実施形態のように、圧着クリップ50を
使用して、テスト用端子17及び端部13dを通電可能
にしても、表面側から検査用コンタクトプローブを接触
させるだけで、ICチップ12の動作検査、電気特性検
査を検査するが可能であり、また、COT20からIC
モジュール10を打ち抜くと同時にアンテナ接続リード
13とテスト用端子17とを絶縁することができる。ま
た、導電ペースト等を使用しないでテスト用端子17及
び端部13dを通電させるので、テスト用端子17及び
端部13dが接続されているか否かが目視によってわか
りやすい。
【0035】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、第1実施
形態では、端部13d及びテスト用端子17を導電ペー
ストで導通可能にしたが、第2実施形態のようにワイヤ
ボンディングによって、導通可能にさせてもよい。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。ここでは、特に、上記第2実施形態の製造
方法を例示して説明する。テープ状の基材11として、
利昌工業製ガラスエポキシ基材(t110μm)に、両
側導箔(t35μm)及びニッケルメッキ(t2.0μ
m)、金メッキ(t0.1μm)がなされたものを使用
する。また、コンビ式ICチップ12としてインフィニ
オンテクノロジーズ社製ICチップ(サイズ:6.0×
5.0mm×t200μm)を使用する。これらについ
て、ダイボンダー、ワイヤボンダーを用いて、ICチッ
プ12を絶縁性エポキシ樹脂接着剤を介して基材11に
搭載し、15分間120℃に加熱して接着剤を硬化させ
る。続いて、120℃に加熱した基材11に対して超音
波併用でワイヤボンディングして、ISO規格端子であ
る(C1)(C2)(C3)(C5)(C7)端子とI
Cチップの所定のパッドとをΦ25μmの金ワイヤで結
線する。さらに、未使用領域である(C4)(C8)端
子をテスト用端子として使用するため、アンテナ接続端
子とつながっているアンテナ接続リード13と(C4)
(C8)端子との接続部であるボンディングホールとを
Φ25μmの金ワイヤで結線する。その後、ICチップ
12及びワイヤ15を絶縁性エポキシ樹脂で封止してか
ら、3時間150℃に加熱して熱硬化させてCOT20
が完成する。
【0037】次に、COT20のICチップ12の接触
式機能の動作及び電気特性と、非接触部のアンテナコイ
ルとICチップ12との導通状態の確認等を行うため
に、接触式ICカード用モジュールテープ検査機(コン
タクトプローブユニット)を使用して検査する。検査に
用いるコンタクトプローブユニットは、1モジュールあ
たり8本のプローブ端子を有しており、それらのプロー
ブ端子をそのまま使用することで、通常は検査対象でな
い(C4)(C8)端子を、ICチップ12とアンテナ
接続リード13との接続状況の確認するためのテスト用
端子として使用することができる。例えば、微小な一定
電流(例えば、−10μA又は50μA)を印加したと
きに一定の電圧範囲に入っていれば(例えば、−10μ
A印加時に−0.8V以上又は50μA印加時に0.5
V以上など、ICチップの特性にあわせて合格レベルを
決めればよい)、ICチップ12とアンテナ接続リード
13は開放状態(ワイヤ切れ等)ではなく、短絡状態で
もなく、適正な接続がなされていると判断することがで
きる。
【0038】以上の方法により、外部接続端子14及び
アンテナ接続リード13とICチップ12との導通検査
を実施した後、不良モジュールに対しては、これを後工
程で識別可能にするための識別マークを入れる。通常
は、所定位置に所定形状(例えば、丸孔)をパンチング
処理しておき、カード本体への実装工程において、この
孔の有無を光学センサで判別しながら、搭載するか否か
を判断する。カード本体への実装工程は、通常の接触式
ICカードへ実装する工程と同様である。すなわち、C
OT20に接着剤を塗布し、または熱反応接着テープの
貼り込み(ラミネート、通常120℃5秒、80N(1
モジュールあたり)程度)、またはカード本体に接着剤
を塗布した後(COT20のカード本体への接着用とC
OT20の裏面のアンテナ接続リード13をカード本体
上にあらかじめ形成されたアンテナ接続端子との導通を
図る接着を含む)、凹部が形成済みであるカード本体に
対してCOT20から個片を打ち抜いて、カード本体に
熱圧着等(通常は180℃5秒80N程度)の方法で接
着する。このとき、個片を打ち抜くと同時に、COT2
0の裏面のアンテナ接続パターンと、テスト用端子
((C4)(C8)端子)とが絶縁されるので、カード
完成後に、アンテナコイルと電気的に接続する端子が、
カード表面上に露出しないので、例えば、テスト用端子
が別の端子とショート(導電物質の付着、水の付着等)
したり、テスト用端子に導電性又は絶縁性のゴミ、汚れ
が付着し、静電容量が変化して、コイル特性が変化する
などの不具合を生じない。
【0039】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、以下の効果がある。 (1)COT20は、裏面のアンテナ接続リード13と
導通するテスト用端子17を表面に備えるので、表面側
から検査用コンタクトプローブを接触させるだけで、I
Cチップ12の動作検査、電気特性検査等の検査をする
ことができる。 (2)COT20からICモジュール10を打ち抜くと
同時にアンテナ接続リードとテスト用端子とが絶縁され
るので、ICモジュール10をカード本体に実装した後
には、外部からアンテナコイルと導通する個所がなくな
る。そのため、テスト用端子の他端子との電気的接触
(ショート)やテスト用端子等の腐食によるアンテナコ
イル、ICチップへの悪影響を生じさせない。 (3)(C4)端子及び(C8)端子をテスト用端子と
して使用すれば、新たな端子を設ける必要がなく、従来
の接触式ICモジュール製造ラインに対して小変更を加
えるだけで、生産することができる。また、COTも、
従来の接触式ICモジュールと同様の幅であり、従来の
接触式ICモジュールを製造するための基材を使用して
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICモジュールの第1実施形態を
示す図である。
【図2】本発明によるCOTの第1実施形態を示す図で
ある。
【図3】本発明によるCOTの第1実施形態の製造工程
を説明する図である。
【図4】本発明によるCOTの第1実施形態の検査工程
を説明する図である。
【図5】本発明によるCOTの第2実施形態を示す図で
ある。
【図6】本発明によるCOTの第3実施形態を示す図で
ある。
【図7】従来のコンビ式ICカードに使用するICモジ
ュールを示す図である。
【図8】従来のICモジュールのカード本体への実装に
ついて説明する図である。
【図9】接触式ICモジュール用のコンタクトプローブ
ユニットを流用して検査する場合を説明する図である。
【符号の説明】
10 ICモジュール 11 基材 12 ICチップ 13 アンテナ接続リード 13a アンテナ接続端子 14 外部接続端子 15 ワイヤ 17 テスト用端子 20 COT 40 コンタクトプローブユニット 50 圧着クリップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に、ICチップを搭載し、他方
    の面に、外部機器と接触して導通可能であって、前記I
    Cチップに通電可能に結合された外部接続端子部を有す
    る基材と、 前記基材のICチップ搭載面に形成され、前記ICチッ
    プと、外部機器に非接触で通信するためにカード本体に
    内蔵されたアンテナとを接続して導通可能な導通部とを
    備える接触・非接触共用ICカード用のICモジュール
    であって、 前記導通部は、前記基材の外形辺まで延設されているこ
    とを特徴とする接触・非接触共用ICカード用のICモ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接触・非接触共用IC
    カード用のICモジュールを、打ち抜いて製造するため
    のテープ状ICモジュールであって、 一方の面に、ICチップを搭載し、他方の面に、外部機
    器と接触して導通可能であって、前記ICチップに通電
    可能に結合された外部接続端子部と、検査装置と導通可
    能であって、前記ICチップに通電可能に結合された検
    査端子部とを有するテープ状の基材と、 前記テープ状基材のICチップ搭載面に形成され、前記
    ICチップと、外部機器に非接触で通信するためにカー
    ド本体に内蔵されたアンテナとを接続して導通可能な導
    通部とを備え、 前記導通部は、ICモジュール個片の打ち抜き予定線を
    跨いで配設され、一端が前記検査端子部に導通させられ
    ていることを特徴とするテープ状ICモジュール。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のテープ状ICモジュー
    ルにおいて、 前記検査端子部は、ICモジュール個片の外側に配置さ
    れていることを特徴とするテープ状ICモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のテープ状ICモジュー
    ルにおいて、 前記検査端子部は、前記外部接続端子部の中の未使用端
    子であることを特徴とするテープ状ICモジュール。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4までのいずれか1
    項に記載のテープ状ICモジュールを使用して接触・非
    接触共用ICカード用のICモジュールを製造するIC
    モジュール製造方法であって、 前記テープ状ICモジュールの一方の面から、前記外部
    接続端子部及び前記検査端子部に検査装置を接触させて
    導通するか否かを検査する検査工程と、 前記検査工程で検査したテープ状ICモジュールから、
    ICモジュール個片を打ち抜くときに前記導通部を切断
    し、前記検査端子部と前記ICチップとを通電不能にす
    る打抜工程とを備えることを特徴とするICモジュール
    製造方法。
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