JP2003271027A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003271027A
JP2003271027A JP2002071730A JP2002071730A JP2003271027A JP 2003271027 A JP2003271027 A JP 2003271027A JP 2002071730 A JP2002071730 A JP 2002071730A JP 2002071730 A JP2002071730 A JP 2002071730A JP 2003271027 A JP2003271027 A JP 2003271027A
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exhaust
toner
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Hiroshi Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の画像形成装置では、装置内の空気を全
体として吸引し、外部に排気しているために、トナー飛
散が発生し易いクリーニング手段の上流部におけるトナ
ー飛散に対する対策として十分でなかった。クリーニン
グ手段の上流部におけるトナー飛散に対して十分な対策
を講じた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 クリーニング手段の上流部から空気を吸
引して外部に排気する排気手段を設ける。また、排気手
段の排気量を種々の制御パラメータに基づいて制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
り画像を形成する画像形成装置に関し、特に、装置内に
おけるトナー飛散の防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する画像
形成装置では、粉体トナーが装置内部で飛散しやすいた
めにトナー飛散に対する次のような対策が採られてい
る。 (1)画像形成装置の外枠を形成するパネルに排気手段
を設けて装置内空気を全体的に排気する。 (2)現像手段等のトナー飛散の発生源となる部分の構
造、機能を工夫する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したトナー飛散対
策により、トナー飛散はかなりの程度防止されるが、ク
リーニング手段近傍におけるトナー飛散に対しては十分
ではない。即ち、クリーニング手段近傍においては、感
光体の移動により生じた空気の層流がクリーニングロー
ラやクリーニングブレードにより流れを遮断される結
果、気流が乱れてトナーが舞い上がり易いために、装置
全体としての排気のみによっては、クリーニング手段近
傍において舞い上がったトナーを十分に吸引することが
できない。このために、クリーニング手段の上流側に配
置された転写手段、分離手段、分離補助手段としての分
離爪等にトナーが付着してこれらの性能を低下させるの
みでなく、画像が形成された記録材に付着したり、前記
転写手段等からトナーが記録材に付着して画像汚れや記
録材の裏面汚れ等を発生するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来の画像形成装置にお
ける前記の問題を解決し、クリーニング手段の上流部に
おけるトナー飛散を抑制し、トナー飛散により生ずる各
部品の性能低下や画像汚れ、記録材の裏面汚れ等を防止
し、高画質の画像を安定して形成する画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の発明により達成される。
【0006】1.像担持体、像形成手段、転写手段、ク
リーニング手段及び定着手段を有し、前記像形成手段、
前記転写手段及び前記クリーニング手段が、前記像担持
体の移動方向に前記の順序で前記像担持体に対向して配
置されるとともに、前記定着手段が前記転写手段を通過
した記録材の搬送路中に配置された画像形成装置におい
て、前記転写手段と前記クリーニング手段との間の空気
を外部に導く排気手段を設けたことを特徴とする画像形
成装置。
【0007】2.前記排気手段は、前記像担持体の幅方
向のほぼ全域に亘り形成された導入口を有する排気管を
有することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0008】3.前記排気手段は、前記像担持体の移動
により発生する空気の層流を利用して排気を行うことを
特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
【0009】4.前記排気手段は、空気を吸引して外部
に排気する排気ファンを有することを特徴とする前記1
〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0010】5.像担持体、像形成手段、転写手段、ク
リーニング手段及び定着手段を有し、前記像形成手段、
前記転写手段及び前記クリーニング手段が、前記像担持
体の移動方向に前記の順序で前記像担持体に対向して配
置されるとともに、前記定着手段が前記転写手段を通過
した記録材の搬送路中に配置された画像形成装置におい
て、前記転写手段と前記クリーニング手段との間の空気
を排気する排気手段及び該排気手段の排気量を制御する
制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0011】6.前記排気手段は排気ファンを有し、前
記制御手段は前記排気ファンを制御することを特徴とす
る前記5に記載の画像形成装置。
【0012】7.前記制御手段は、前記像形成手段内の
現像手段からの情報に基づいて前記排気手段を制御する
ことを特徴とする前記6に記載の画像形成装置。
【0013】8.前記制御手段は、前記現像手段の作動
情報から現像剤の使用履歴情報を作成し、該使用履歴情
報に基づいて前記排気手段を制御することを特徴とする
前記7に記載の画像形成装置。
【0014】9.前記クリーニング手段において回収さ
れたトナーをリサイクルするリサイクル手段を有すると
ともに、前記制御手段は、トナーのリサイクル比率の情
報を作成し、該リサイクル比率の情報に基づいて前記排
気手段を制御することを特徴とする前記5〜8のいずれ
か1項に記載の画像形成装置。
【0015】10.トナー補給手段を有するとともに、
前記制御手段は、前記リサイクル手段の作動時間と前記
トナー補給手段の作動時間とから前記リサイクル比率の
情報を作成することを特徴とする前記9に記載の画像形
成装置。
【0016】11.前記像担持体上のトナー像の濃度を
検知する濃度検知手段を有するとともに、前記制御手段
は、前記濃度検知手段からの濃度情報及び現像条件に基
づいて前記排気手段を制御することを特徴とする前記9
又は前記10に記載の画像形成装置。
【0017】12.前記クリーニング手段近傍の温度を
検知する温度検知手段を有するとともに、前記制御手段
は、前記温度検知手段からの温度情報に基づいて前記排
気手段を制御することを特徴とする前記5〜11のいず
れか1項に記載の画像形成装置。
【0018】13.前記制御手段は、前記定着手段の作
動情報に基づいて前記排気手段を制御することを特徴と
する前記5〜12のいずれか1項に記載の画像形成装
置。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態1に係
る画像形成装置を示す。図において、1は像担持体とし
ての感光体であり、有機感光体、aSi感光体等が用い
られる。2は感光体1を一様帯電する帯電手段であり、
スコロトロン帯電器、コロトロン帯電器、帯電ローラ等
の接触帯電器等が用いられる。3は感光体を像露光する
露光手段であり、レーザ光源及び回転多面鏡を用いたレ
ーザ露光装置、発光ダイオードアレイを用いたLED露
光装置等が用いられる。4は感光体上の静電潜像を現像
してトナー像を形成する現像手段で、一成分現像剤を用
いる現像手段又は二成分現像剤を用いる現像手段が用い
られ、正規現像又は反転現像により現像を行うものが用
いられる。帯電手段2、露光手段3及び現像手段4は像
形成手段を構成する。
【0020】5はトナー像を記録材Pに転写する転写手
段であり、コロトロン帯電器、ローラ等の接触式転写装
置が用いられる。6は分離手段であり、コロトロン除電
装置、機械的分離装置等が用いられる。7はクリーニン
グ手段であり、図示のように、クリーニングブレード7
1及びクリーニングローラ72を有するもの等が用いら
れる。なお、クリーニング手段7としてクリーニングブ
レードのみでクリーニングを行いクリーニングローラを
持たないもの等周知の任意のものを用いることができ
る。8は転写後の記録材Pを搬送する搬送ユニットであ
り、ローラとベルトで構成される。9はトナー像を記録
材に定着する定着手段であり、図示のように加熱ローラ
91と加圧ローラ92を用いるものの他に、ベルト、ブ
ロック等の種々の形態の加熱部材を用いた定着装置が用
いられる。10は記録材Pを1枚ずつ転写部に搬送する
給紙部である。20は排気手段であり、転写手段5とク
リーニング手段7との間の空気を排気する排気手段とし
ての排気管である。
【0021】画像形成工程においては、感光体1が矢印
X1で示すように回転して画像が形成される。即ち、帯
電手段2の帯電と露光手段3の露光により感光体上に静
電潜像が形成され、現像手段4の現像によりトナー像が
形成され、転写手段5により記録材Pに転写される。ト
ナー像が転写された記録材Pは分離手段6により感光体
1から分離され、定着手段9により定着処理される。転
写分離後の感光体1はクリーニング手段7によりクリー
ニングされる。
【0022】感光体1の矢印X1で示す回転により感光
体1の表面近傍においては、矢印X2で示すような空気
の層流が生ずる。従来の画像形成装置においては、この
ような層流は、クリーニング手段7のクリーニングロー
ラ72により流れを遮断されるためにクリーニング手段
7の上流部でトナーが舞い上がりトナー飛散を起こし、
該上流部に配置された、転写手段5、分離手段6等に付
着する現象が起こっていた。特に分離手段6に設けられ
た分離爪にトナーが付着して、記録材Pの汚れを生ずる
等の問題があった。クリーニングローラ72を持たずク
リーニングブレード71のみを備えたクリーニング手段
においても同様であった。
【0023】本実施の形態においては排気手段としての
排気管20を設け、矢印X2のように流れる空気を機外
に排気している。図2(a)のように、感光体1の回転
軸方向の全長、即ち、幅方向の全長に亘る導入口20a
を有する排気管20を感光体1に対向して設けることに
より、感光体1の回転により生ずる層流を利用してクリ
ーニング手段7の近傍における空気が排気口21を通し
て機外に排気する。従って、クリーニング手段7の上流
部でトナーが舞い上がることが抑制されるとともに、舞
い上がったトナーは排気口21に設けたフィルタ22に
捕集される。
【0024】図2(a)の構成、即ち、矢印X2で示す
層流により排気管20を設けただけの構成でもクリーニ
ング手段7の上流部におけるトナー飛散を防止すること
ができるが、図2(b)に示すように、排気ファン23
を設けてクリーニング手段7の上流部の空気を強制排気
する構成とすることもできる。
【0025】図2(a)の構成、即ち、排気ファンによ
る強制排気によらないで、感光体1の回転による層流を
利用して排気を行う場合には、層流を有効に利用するた
めに、排気の導入口20aの端(導入口20aの感光体
1に対する最近接部)と感光体1の表面間の距離を1〜
2mm程度にすることが望ましい。
【0026】図3、4は本発明の実施の形態2に係る画
像形成装置を示し、図3はその制御系を示し、図4はそ
の機械的な構成を示す。
【0027】制御手段30は、現像手段4、トナー補給
手段11、リサイクル手段12、濃度検知手段13、温
度検知手段14、定着手段9及び枚数カウンタ31から
の情報に基づいて排気手段の排気ファン23を制御す
る。
【0028】トナー補給手段11は図4に示すように、
現像手段4にニュートナーを補給する手段であり、画像
形成によるトナー消費の情報に基づいて作動し、常に一
定濃度の画像が形成されるように、トナー補給を行う。
12はリサイクル手段で、クリーニング手段7のトナー
搬送スクリュー73により回収されたリサイクルトナー
を現像手段4に搬送するものであり、搬送管とバネスク
リューで構成される。リサイクル手段は、画像形成工程
の実行時に作動する。13は感光体1上に形成されたト
ナー像の濃度を検知する。本実施の形態においては、感
光体1上に基準画像データに基づいて基準トナー像を形
成し、濃度検知手段13により形成された基準トナー像
の濃度を検知することが行われる。制御手段30は濃度
検知手段13の検知濃度に基づいて、現像手段4の現像
スリーブ41の回転数、現像バイアス、トナー補給手段
11等を制御して、基準画像データに対して一定の濃度
の画像が形成されるような制御を行う。14はクリーニ
ング手段7近傍の温度を検知する温度検知手段である。
31は枚数カウンタであり、画像形成枚数を計数する。
なお、枚数カウンタ31は記録材Pのサイズ別に枚数を
計数することが望ましい。
【0029】以上の構成を有する画像形成装置の制御に
ついて以下に説明する。以下の制御は排気ファン23の
回転速度を制御して排気ファン23の送風量を制御する
ものであるが、送風量の制御範囲としては、1.0m3
/min以下の範囲が望ましい。1.0m3/minを
超える送風量では、他の部分への影響が出る等の不具合
が出る場合がある。 (1)現像剤の状態に基づいた制御 クリーニング手段7の上流部におけるトナー飛散は、ト
ナーの帯電量が低下した場合に顕著になる。そして、ト
ナーの帯電量は現像剤の使用履歴、即ち、使用期間の増
加に従って低下することが知られている。本実施の形態
において制御手段30は、現像剤の使用期間を検知し、
使用期間の増加に対応して排気ファン23の回転速度を
上げる制御を行う。現像剤の使用期間は、不揮発メモリ
(図示せず)を用いて現像手段4の作動時間を累積する
ことにより計測される。なお、現像手段4の累積値は現
像剤の交換時にリセットされる。前記の制御により、現
像剤の疲労に起因するトナー飛散を効果的に防止するこ
とができる。 (2)リサイクル比率に基づいた制御 クリーニング手段7の上流部におけるトナー飛散は、画
像を形成しているトナーにおけるリサイクルトナーの比
率により変化する。リサイクルトナーの比率が高くなる
と全トナーの帯電量が低下してトナー飛散が増加する。
本実施の形態において制御手段30はリサイクル比率を
計測して、リサイクル比率が高いときは排気ファン23
の回転速度を上げる制御を行う。
【0030】リサイクル比率はトナー補給手段11の作
動時間T1とリサイクル手段12の作動時間T2との比
として計測される。トナー補給手段11は前記したよう
に、濃度検知手段13の検知濃度及び現像手段4中の現
像剤のトナー濃度の検知結果に基づいて制御されて作動
する。リサイクル手段12は前記のように画像形成工程
の実行時に作動するので、画像形成の実行時間として計
測される。なお、リサイクル手段12の作動時間T2と
しては、搬送スクリュー73の作動時間がクリーニング
手段7の作動時間に等しいので、トナー搬送スクリュー
73の作動時間を計測してもよい。
【0031】リサイクル比率に基づいた制御においては
次の式に従った制御が望ましい。 排気風量(m3/min)=13×(K1×R)2+0.
2 K1は正の定数であり、装置の構成等により適宜選択さ
れる。特に、トナー補給手段11のトナー補給量やリサ
イクル手段12におけるトナー回収量等により設定され
る。Rはトナー補給手段の作動時間T1とリサイクル手
段12の作動時間T2との比、即ち、R=T2/T1で
ある。T1、T2はそれぞれ所定の単位時間におけるト
ナー補給手段11の作動時間、リサイクル手段12の作
動時間である。前記の制御により、リサイクルトナーを
使用する画像形成において現像に使用されるトナーの特
性が変化した場合にもトナー飛散が効果的に防止され
る。 (3)濃度検知手段13の検知濃度に基づいた制御 感光体1上のトナー量が多い程クリーニング手段7の上
流部におけるトナー飛散は多くなる。本実施の形態にお
ける制御手段30は、濃度検知手段13の検知濃度に基
づいて、検知濃度が高い程排気ファン23の回転数を増
す制御を行う。濃度検知手段13による濃度検知は前記
したように、画像形成に先立って基準画像データに基づ
いて感光体1上に形成した基準トナー像(未転写トナー
像)を検知するものである。
【0032】本制御においては、次の式に従った制御が
望ましい。 排気風量(m3/min)=K2V/W K2は装置の構成等により適宜選択される定数である。
Vは濃度検知手段13の出力電圧であり、濃度に比例し
高濃度ほど高い値となる。Wは現像手段4の現像条件、
具体的には、現像スリ−ブ41の回転速度である。トナ
ーの帯電量が低い場合には、トナー像の濃度が高くなる
とともに、高いトナー濃度を補正するために現像スリー
ブ41の回転速度を下げる制御が行われる。従って、濃
度検知手段13の出力Vが高く、且つ、現像スリーブ4
1の回転速度Wが低い場合には、トナー飛散が多くなる
ので排気量を増加させる。このような制御により、高濃
度画像形成において発生しやすいトナー飛散が効果的に
防止される。 (4)リサイクルトナーの帯電性能はクリーニング手段
7の温度により影響を受ける。即ち、クリーニング手段
7の温度が上昇すると、クリーニング手段7において回
収・集積され、現像手段4に搬送されるリサイクルトナ
ーの帯電性能が低下する。本実施の形態において制御手
段30は、温度検知手段14が検知したクリーニング手
段7近傍の温度が高い場合に、排気ファン23の回転速
度を上げる制御を行う。
【0033】本制御においては、次の式に従った制御が
望ましい。 排気風量(m3/min)=(U−40)×0.04+
0.2 Uは検知温度である。なお、検知温度Uが40℃を下回
る温度範囲においては、排気ファン23の駆動を停止
し、感光体1の表面に生じている層流のみによる排気と
する。前記の制御により、リサイクルトナーの温度上昇
に起因するトナー飛散が効果的に防止される。 (5)前記(4)で説明したようにクリーニング手段7
の温度上昇はリサイクルトナーに対してその性能を低下
させるように作用する。本実施の形態においては、熱の
発生源である定着手段9からの熱発生量を予測して排気
ファン23の排気量を制御している。定着手段9が発生
する熱量は、定着手段9の作動時間と、発生熱量を減少
させる要因である記録材Pの枚数とにより予測される。
【0034】定着手段9の作動時間は、定着手段9のヒ
ータへの通電時間として計測されるが、スタンバイ時と
画像形成工程の実行時とではヒータへの電力供給量が異
なることから、ヒータへの電力供給量として計測するこ
とが望ましい。また、記録材の枚数も、サイズにより1
枚当たりの熱吸収量がことなることからサイズ別に係数
することが望ましい。定着手段の作動時間及び記録材枚
数は、ともに、ある期間中の作動時間・記録材枚数とし
て計測される。前記の制御により、リサイクルトナーの
温度上昇に起因するトナー飛散が効果的に防止される。
【0035】以上説明した(1)〜(5)の制御におい
ては、入力量に対して制御量を連続的に対応させる制御
でもよいし、閾値を用いたオン・オフ制御のように段階
的な制御でもよい。
【0036】また、(1)〜(5)の制御を2以上を適
宜組み合わせて用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1又は2の発明により、クリーニ
ング手段の上流部において生ずるトナー飛散が良好に防
止されるので、画像形成装置内部の機内汚れを効果的に
抑制することができるとともに、画像汚れが効果的に防
止される。小粒径トナーを用いる場合には、特に、トナ
ー飛散対策が重要であるが、前記1の発明により、小粒
径トナーを用いた場合にもトナー飛散を良好に防止する
ことができる。
【0038】請求項3の発明により、簡単な構成でトナ
ー飛散を有効に抑制することが可能になる。
【0039】請求項4の発明により、トナー飛散を有効
に抑制することが可能になるとともに、装置の構造上排
気系統を有る程度複雑な構造とした場合にも良好なトナ
ー飛散防止効果を維持することが可能になる。
【0040】請求項5又は6の発明により、種々の条件
下において良好なトナー飛散防止効果を維持することが
可能になり、安定して高画質の画像を形成する画像形成
装置が実現される。
【0041】請求項7又は8の発明により、現像剤の疲
労等によりトナーの帯電量が変化した場合にも良好なト
ナー飛散防止性能を維持することが可能になり、安定し
て高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。
【0042】リサイクルトナーにはトナーの帯電量を低
下させる作用があり、リサイクルトナーを用いた画像形
成装置においては、トナー飛散が多くなる傾向がある
が、請求項9又は10の発明により、リサイクルトナー
を用いた画像形成装置においてもトナー飛散が効果的に
防止される。
【0043】請求項11の発明により、画像濃度が高く
なり、トナー飛散が発生し易い状態においてもトナー飛
散が効果的に防止される。
【0044】クリーニング手段は定着手段の近傍に配置
される構成が多いとともに、トナーの搬送過程における
摩擦によりリサイクルトナーの温度が高くなる傾向にあ
る。
【0045】請求項12の発明により、クリーニング手
段の温度の上昇を防止しているので、クリーニング手段
において回収されるリサイクルトナーの温度の上昇に起
因するトナー飛散が効果的に防止される。
【0046】請求項13の発明により、定着手段の発生
熱による機内温度の上昇を類推し排気ファンを制御する
ので、リサイクルトナーの温度上昇に起因するトナー飛
散が効果的に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す図である。
【図2】排気手段の感光体に対する配置の例を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の制
御系のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示
す図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電手段 3 露光手段 4 現像手段 5 転写手段 6 分離手段 7 クリーニング手段 8 搬送ユニット 9 定着手段 10 給紙部 11 トナー補給手段 12 リサイクル手段 20 排気手段 23 排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 326 15/08 507D Fターム(参考) 2H027 DA10 DA12 DA13 DE02 DE07 DE10 EA12 EC03 EC06 JA03 JB15 JB17 JB24 JC01 JC07 2H033 BA25 BA30 BB01 BB28 CA03 CA04 CA05 CA07 2H077 AA37 AC16 AD06 CA11 DA03 DA13 DA47 DA63 GA03 2H134 GA01 GA20 GB02 HA01 HD01 JA11 KA16 KA30 KA33 KA40 KB20 KG03 KG06 KG07 KH07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体、像形成手段、転写手段、クリ
    ーニング手段及び定着手段を有し、前記像形成手段、前
    記転写手段及び前記クリーニング手段が、前記像担持体
    の移動方向に前記の順序で前記像担持体に対向して配置
    されるとともに、前記定着手段が前記転写手段を通過し
    た記録材の搬送路中に配置された画像形成装置におい
    て、 前記転写手段と前記クリーニング手段との間の空気を外
    部に導く排気手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記排気手段は、前記像担持体の幅方向
    のほぼ全域に亘り形成された導入口を有する排気管を有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記排気手段は、前記像担持体の移動に
    より発生する空気の層流を利用して排気を行うことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記排気手段は、空気を吸引して外部に
    排気する排気ファンを有することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体、像形成手段、転写手段、クリ
    ーニング手段及び定着手段を有し、前記像形成手段、前
    記転写手段及び前記クリーニング手段が、前記像担持体
    の移動方向に前記の順序で前記像担持体に対向して配置
    されるとともに、前記定着手段が前記転写手段を通過し
    た記録材の搬送路中に配置された画像形成装置におい
    て、 前記転写手段と前記クリーニング手段との間の空気を排
    気する排気手段及び該排気手段の排気量を制御する制御
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記排気手段は排気ファンを有し、前記
    制御手段は前記排気ファンを制御することを特徴とする
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記像形成手段内の現
    像手段からの情報に基づいて前記排気手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記現像手段の作動情
    報から現像剤の使用履歴情報を作成し、該使用履歴情報
    に基づいて前記排気手段を制御することを特徴とする請
    求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記クリーニング手段において回収され
    たトナーをリサイクルするリサイクル手段を有するとと
    もに、前記制御手段は、トナーのリサイクル比率の情報
    を作成し、該リサイクル比率の情報に基づいて前記排気
    手段を制御することを特徴とする請求項5〜8のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 トナー補給手段を有するとともに、前
    記制御手段は、前記リサイクル手段の作動時間と前記ト
    ナー補給手段の作動時間とから前記リサイクル比率の情
    報を作成することを特徴とする請求項9に記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体上のトナー像の濃度を検
    知する濃度検知手段を有するとともに、前記制御手段
    は、前記濃度検知手段からの濃度情報及び現像条件に基
    づいて前記排気手段を制御することを特徴とする請求項
    9又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記クリーニング手段近傍の温度を検
    知する温度検知手段を有するとともに、前記制御手段
    は、前記温度検知手段からの温度情報に基づいて前記排
    気手段を制御することを特徴とする請求項5〜11のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記定着手段の作動
    情報に基づいて前記排気手段を制御することを特徴とす
    る請求項5〜12のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010107637A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

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