JP2003270316A - 測角装置、測角方法及びプログラム - Google Patents
測角装置、測角方法及びプログラムInfo
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Abstract
受信電力レベルが大きい入射波による干渉下においても
所望波の入射角推定を正確に行うことができる測角装置
を提供する。 【解決手段】 複数の素子アンテナ11〜1Mが受信し
た到来波の信号の一部又は全てを入力して、到来波に含
まれる測角対象の所望波以外の干渉波の到来方向にヌル
を形成させる荷重合成を施した信号を出力するビームフ
ォーマ41〜4Nと、ビームフォーマ41〜4Nの出力
信号を測角処理して所望波の入射角を推定するMUSI
C処理部5とを備える。
Description
(又は受波器アレイ)の各素子アンテナが受信した受信
信号を用いて、アレイアンテナに入射する複数の電波
(又は音波など)の入射角度をそれぞれ推定する測角装
置、測角方法及びプログラムに関するものである。
同一周波数帯に混信する複数の電波の到来方向につい
て、各電波を分離して高精度に測角することが必要であ
る。このような電波の到来方向を測角する方法として、
複数のアレイアンテナ又はアレイ状の受波装置の複数の
受信信号をスーパーレゾリューション法によって処理す
るものがある。このスーパーレゾリューション測角方法
には、MUSIC(MUltiple SIgnal
Classification)方式と呼ばれるものが
ある。例えば、Schmidt,“Multiple
Emitter Location and Sign
al Parameter Estimation”,
IEEE Trans.,AP−34,3,pp.27
6−280(1986)には、上記MUSIC方式を用
いた測角装置が開示されている。
来の測角装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、11〜1M(Mは2以上の整数)はアレイアンテナ
を構成する素子アンテナである。21〜2MはA/D変
換器で、各素子アンテナ11〜1Mで受信した受信信号
をそれぞれデジタル受信信号χ1〜χMに変換する。3
はデジタル受信信号χ1〜χMを記憶するメモリ、15
はMUSIC方式を用いた測角処理を行うMUSIC処
理部である。ここで、デジタル受信信号χm(mは1か
らMまでのいずれかの整数)は、第mの素子アンテナ1
mで受信した受信信号を検波した複素ベースバンドデジ
タル信号を示している。
ンテナ11〜1Mを有するアレイアンテナに対して、非
ガウス分布で互いに無相関なK波(Kは2以上の整数)
の入射波s1(i),s2(i),・・・,sK(i)
がそれぞれθ1,θ2,・・・,θKの角度から到来す
る場合を考える。ここで、iは時間を示すデジタル信号
のサンプル番号であり、1からIまでのいずれかの整数
である。また、入射波の波源(送信源)は十分遠方にあ
り、各入射波の比帯域は十分に小さいものとする。この
とき、第mの素子アンテナ1mにおいて、複素ベースバ
ンド信号χm(i)を要素とする受信信号ベクトルは、
下記式(1)で表される。
記式(2)〜(5)で表される。
a(θ)は、アレイアンテナの応答を示すステアリング
ベクトル(steering vector)である。
また、行列Aは、(M×K)のステアリング行列を示し
ている。ベクトルs(i)は入射信号ベクトルである。
nm(i)は第mの受信信号に加わるガウス性ノイズで
あり、これらガウス性ノイズを並べたノイズベクトルが
ベクトルn(i)である。am(θ)は第mの素子アン
テナ1mの応答であって、第mの素子アンテナ1mの振
幅パターン、位相パターン、位置及び入射波の波長から
決定される。また、応答am(θ)は、入射方向θの関
数であり、*Tは、ベクトルや行列の転置を表してい
る。
されたデジタル受信信号χ1(i),χ2(i),・・
・,χM(i)(i=1,・・・,I)を入力して、第
(m,n)の要素がそれぞれχm(i)とχn(i)の
相関値である(M×M)の受信信号の共分散行列Rを算
出する。受信信号の共分散行列Rは、上記式(1)を用
いて下記式(6)で表される。
行列、*Hはベクトル/行列の共役転置、<*>は平均
操作を意味している。また、Rsは入射信号の共分散行
列である。RのM個の固有値λ1,λ2,・・・,λM
は、降順に並べると下記式(7)のような関係が成立す
る。この関係から入射波の個数Kを推定することができ
る。
よる固有値λK+1,・・・,λMに着目すると、これ
らの固有ベクトルeK+1,・・・,eMに対して、下
記式(8)の関係が成り立つ。
記式(9)に示す方位スペクトルP MU(θ)のK個の
ピークを探せば、K個の入射波の到来角θ1,・・・,
θKを同時に推定することができる。MUSIC処理部
15は、推定入射角をθ1(ハット),・・・,θ
K(ハット)として出力する。
のように構成されているので、受信電力レベルが大きい
入射波の干渉下において、測角対象の入射波の受信電力
レベルが小さいとその測角精度を確保することができな
いという課題があった。
帯における複数入射波の中で、測角対象の入射波(以
降、所望波と称する)の受信電力レベルが、他の入射波
のレベルに比べて小さい場合が少なくない。例えば、大
電力の放送波がある周波数帯において、当該周波数帯に
ある別の小電力電波の発射源の方向を捜索する場合があ
る。また、移動体通信基地局で近傍の移動端末からの強
い電波の干渉下において、遠方にあって小さな受信電力
レベルの移動端末の方向を測定する場合もある。
ョン法を用いた測角装置では、理論的に受信電力レベル
が大きい入射波の到来角と受信電力レベルが小さい入射
波の到来角とを分離して測角することができる。ところ
が、実際には、大電力レベルの入射波の測角誤差は比較
的に小さいものの、小電力レベルの入射波の測角誤差は
一般に大きく精度が悪い。
た測角装置では、複数波を分離測角することが可能であ
る。しかしながら、一般に、所望波の他に干渉波が存在
すると、これらの電力レベルに差がない場合であっても
所望波が単独で存在する場合と比較して測角精度が劣化
してしまう。
めになされたもので、他の干渉波も存在する場合、特に
所望波より受信電力レベルが大きい入射波による干渉下
においても所望波の入射角推定を正確に行うことができ
る測角装置、測角方法及びプログラムを得ることを目的
とする。
は、複数の素子アンテナが受信した到来波の信号の一部
又は全てを入力して、到来波に含まれる測角対象の所望
波以外の干渉波の到来方向にヌル又は低感度部を形成さ
せる荷重合成を施す荷重合成手段と、荷重合成手段によ
って荷重合成された信号を測角処理して所望波の入射角
を推定する測角処理手段とを備えるものである。
が、パワーインバージョン(PIAA)法を用いた荷重
合成によって、所望波より受信電力レベルが大きい干渉
波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干
渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力する
ものである。
が、スーパーレゾリューション法を用いた測角処理によ
って到来波の入射角を推定するものである。
が、荷重合成手段が決定した荷重値で補正したステアリ
ングベクトルを用いた測角処理によって到来波の入射角
を推定するものである。
を介さずに複数の素子アンテナが受信した到来波の信号
を直接入力して、到来波の入射角を推定する測角処理手
段を備えるものである。
ンテナが受信した到来波の信号を入力して、到来波に含
まれる入射波の個数を推定する入射波数推定手段を備
え、荷重合成手段が、入射波数推定手段が推定した入射
波数に基づいて荷重合成すべき信号数を決定するもので
ある。
が、到来波のうち測角対象の所望波より受信電力レベル
が大きい干渉波の個数に1を加算した数を、荷重合成す
べき信号数として設定するものである。
が、方向拘束付出力電力最小化(DCMP)法を用いた
荷重合成によって、干渉波の到来方向にヌル又は低感度
部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に低
減させた信号を出力するものである。
が、最小二乗誤差(MMSE)法を用いた荷重合成によ
って、到来波に含まれる所望波とは無相関の干渉波の到
来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干渉波の
電力レベルを選択的に低減させた信号を出力するもので
ある。
が、MUSIC法、ESPRIT法及び最尤推定測角法
のうちのいずれか1つを用いた測角処理によって到来波
の入射角を推定するものである。
ンテナが受信した到来波の信号の一部又は全てを入力し
て、到来波に含まれる測角対象の所望波以外の干渉波の
到来方向にヌル又は低感度部を形成させる荷重合成を施
す荷重合成ステップと、荷重合成ステップにて荷重合成
された信号を測角処理して所望波の入射角を推定する測
角処理ステップとを備えるものである。
ップにて、パワーインバージョン(PIAA)法を用い
た荷重合成によって、所望波より受信電力レベルが大き
い干渉波の到来方向にヌルを形成させて、当該干渉波の
電力レベルを選択的に低減させた信号を出力するもので
ある。
ップにて、スーパーレゾリューション法を用いた測角処
理によって到来波の入射角を推定するものである。
ップにて、荷重合成ステップで決定した荷重値で補正し
たステアリングベクトルを用いた測角処理によって到来
波の入射角を推定するものである。
を介さずに複数の素子アンテナが受信した到来波の信号
を直接入力して、到来波の入射角を推定する第2の測角
処理ステップを備えるものである。
ンテナが受信した到来波の信号を入力して、到来波に含
まれる入射波の個数を推定する入射波数推定ステップを
備え、荷重合成ステップにて、入射波数推定ステップで
推定した入射波数に基づいて、荷重合成すべき信号数を
決定するものである。
ップにて、到来波のうち測角対象の所望波より受信電力
レベルが大きい干渉波の個数に1を加算した数を、荷重
合成すべき信号数として設定するものである。
ップにて、方向拘束付出力電力最小化(DCMP)法を
用いた荷重合成によって、干渉波の到来方向にヌル又は
低感度部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択
的に低減させた信号を出力するものである。
ップにて、最小二乗誤差(MMSE)法を用いた荷重合
成によって、到来波に含まれる所望波とは無相関の干渉
波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干
渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力する
ものである。
ップにて、MUSIC法、ESPRIT法及び最尤推定
測角法のうちのいずれか1つを用いた測角処理によって
到来波の入射角を推定するものである。
アンテナが受信した到来波の信号の一部又は全てを入力
して、到来波に含まれる測角対象の所望波以外の干渉波
の到来方向にヌル又は低感度部を形成させる荷重合成を
施す荷重合成手段、荷重合成手段によって荷重合成され
た信号を測角処理して所望波の入射角を推定する測角処
理手段としてコンピュータを機能させるものである。
段が、パワーインバージョン(PIAA)法を用いた荷
重合成によって、所望波より受信電力レベルが大きい干
渉波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該
干渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力す
るものである。
段が、スーパーレゾリューション法を用いた測角処理に
よって到来波の入射角を推定するものである。
段が、方向拘束付出力電力最小化(DCMP)法を用い
た荷重合成によって、干渉波の到来方向にヌル又は低感
度部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に
低減させた信号を出力するものである。
段は、最小二乗誤差(MMSE)法を用いた荷重合成に
よって、到来波に含まれる所望波とは無相関の干渉波の
到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干渉波
の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力するもの
である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による測
角装置の構成を示すブロック図である。図において、4
1〜4NはPIAA(Power Inversion
Adaptive Array)ビームフォーマ(荷
重合成手段)であって、メモリ3が蓄積する受信信号χ
1(i),χ2(i),・・・,χM(i)(i=1,
・・・,I)の一部の信号を入力して荷重合成した信号
y1(i),y2(i),・・・,yN(i)と荷重ベ
クトルを送出する。5はPIAAビームフォーマ41〜
4Nのそれぞれの出力信号y1(i),y2(i),・
・・,yN(i)と荷重ベクトルw1,w2,・・・,
wNとを入力してMUSIC方式の測角処理を行うMU
SIC処理部(測角処理手段)である。また、PIAA
ビームフォーマ41〜4N及びMUSIC処理部5は、
例えばこれらの機能を有するプログラムをコンピュータ
装置に実行させることによって実現することができる。
なお、図7と同一構成要素には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
内部構成を示すブロック図である。図において、6は受
信信号χ1(i),χ2(i),・・・,χM(i)中
からK個の入力信号χn1(i),χn2(i),・・
・,χnK(i)を選択する信号選択部である。ここ
で、nはN個のPIAAビームフォーマのうち1つを特
定するPIAAビームフォーマの番号であり、nは1か
らNまでのいずれかの数である。また、Kは入射波の個
数である。7は荷重計算部であって、K個の受信信号χ
n1(i),χn2(i),・・・,χnK(i)を入
力して荷重値wn 1,wn2,・・・,wnKを決定し
荷重ベクトルとしてMUSIC処理部5に出力する。
号χn1(i),χn2(i),・・・,χnK(i)
にそれぞれ荷重値wn1,wn2,・・・,wnKの複
素共役値を乗じる。9は加算部であって、荷重処理部8
1〜8Kの出力信号を加算して信号yn(i)としてM
USIC処理部5に出力する。なお、第nのPIAAビ
ームフォーマ4nからMUSIC処理部5に送られる荷
重ベクトルwnは、下記式(10)のような形式でまと
めて表すこととする。
の簡単のため、アレイアンテナに受信電力レベルが小さ
い所望波s1と受信電力が大きい干渉波s2の2波が入
射しているものと仮定する。即ち、入射波の個数は、K
=2である。
の各信号選択部6は、入射波数K=2より、メモリ3に
蓄積されたデジタル受信信号χ1(i),χ2(i),
・・・,χM(i)の中から2個の入力信号χ
n1(i),χn2(i)を選択する。例えば、PIA
Aビームフォーマ41では[χ11=χ1,χ12=χ
2]となり、PIAAビームフォーマ42では[χ21
=χ2,χ22=χ3]となる。また、第nのPIAA
ビームフォーマ4nでは、[χn1=χn,χn2=χ
n+1]と選択接続する。
Nの各荷重計算部7は、菊間信良著,“アレイアンテナ
による適応信号処理”,科学技術出版、第6章に示され
るようなパワーインバージョン法に基づく荷重計算を行
う。具体的には、下記式(11)に従って荷重ベクトル
wn=[wn1,wn2]Tをそれぞれ決定する。
3)に示すような入力信号χn1(i),χn2(i)
の共分散行列である。また、vは拘束ベクトルで、例え
ば上記式(14)で表される。
n1(i),χn2(i)にそれぞれwn1(i),w
n2(i)の複素共役値を乗じて加算部9に出力する。
加算部9では、入力信号を加算して信号yn(i)とし
て出力する。つまり、第nのPIAAビームフォーマ4
nの出力信号は、下記式(15)のように与えられる。
ームフォーマ41〜4Nからの各出力信号y1(i),
y2(i),・・・,yN(i)を元にして、行列の第
(m,n)の要素がym(i)とyn(i)の相関値で
与えられる、(N×N)次元の受信信号の共分散行列R
yを算出する。このRyは、下記式(16),(17)
のように表される。
nは、[χn1=χn,χn2=χ n+1]のように選
択接続することから、上記式(17)を書き改めると、
下記式(18)のようになる。
の要素がwn1で、第(n+1)の要素がwn2で、他
の要素は0であるM次元ベクトルである。また、上記式
(18),(19)を用いると、ベクトルy(i)は、
下記式(20)のように表すことができる。
9)のw’nで表される(M×N)行列であり、下記式
(21)のように定義される。
を用いれば、上記式(16)の共分散行列Ryは、下記
式(22)のように表すことができる。また、下記式
(22)において、下記式(23)のようにおくと、下
記式(24)の関係を得ることができる。
−H/2RyG−1/2の固有分解処理を行う。行列G
−H/2RyG−1/2のN個の固有値λ1,λ2,・
・・,λN(順番は降順)は、上記式(24)の関係か
ら上記式(7)と同様にして下記式(25)のような関
係が成り立つ。但し、この例では、K=2であるから、
λ1>λ2>λ3=・・・=λN=σ2となる。
有ベクトルeK+1,・・・,eNに対して、上記式
(24)と上記式(6)を比較すると明らかなように、
下記式(26)のような関係が成り立つことが分かる。
7)に示すような方位スペクトルP MU(θ)のK個の
ピークを探して、K個の入射波の到来角θ1,・・・,
θKを同時に推定する。
射角をθ1(ハット),・・・,θ K(ハット)として
出力する。ここでは、K=2であるからPMU(θ)の
最大2個のピーク位置からθ1(ハット),θ2(ハッ
ト)が求められる。
41〜4N及びMUSIC処理部5による処理を以下に
まとめる。先ず、PIAAビームフォーマ41〜4N
は、メモリ3に蓄積された受信信号χ1(i),χ
2(i),・・・,χM(i)の中からK個の信号をそ
れぞれ選んで、上記式(11)の関係に従って荷重ベク
トルwn(n=1,・・・,N)を算出する。次に、P
IAAビームフォーマ4nでは、荷重ベクトルwnを用
いて、上記式(15)よりyn(i)(n=1,・・
・,N)が求められる。ここまでの動作が、荷重合成ス
テップに相当する。
ォーマ41〜4Nから出力信号y1(i),y
2(i),・・・,yN(i)及び荷重ベクトルw1,
w2,・・・,wNを受けると、上記式(16)に従っ
てy1(i),y2(i),・・・,yN(i)の共分
散行列Ryを算出する。さらに、MUSIC処理部5
は、荷重ベクトルw1,w2,・・・,wNから上記式
(21)のような行列Wを得て、上記式(23)から行
列Gを算出し、行列G−1/2を求める。
−H/2RyG−1/2を固有分解し、最小の固有値に
対応する固有ベクトルeK+1(i),・・・,eNを
求める。
(27)に示すような方位スペクトルPMU(θ)を求
め、PMU(θ)のK個のピークを推定入射角θ1(ハ
ット),・・・,θK(ハット)として出力する。ここ
までの動作が、測角処理ステップに相当する。
ブアレイ(PIAA)では、上記文献などに示されてい
るように、電力レベルが大きい入射波の到来方向にアレ
イアンテナパターンのヌル又は低感度部を形成する。つ
まり、電力レベルが大きい入射波の到来方向の感度(ビ
ームのゲイン)を低減させた低感度部か、その感度がほ
ぼ0となるヌルを形成する。また、PIAAの出力信号
における入射波電力比は、入力信号における入射波電力
比のほぼ逆数になる性質を有する。即ち、PIAAビー
ムフォーマ4nの出力信号yn(i)における所望波s
1(i)対干渉波s2(i)電力比は、入力信号である
受信信号χm(i)における所望波対干渉波の電力比の
おおよそ逆数に相当する値となる。
受信電力レベルが小さい所望波とがアレイアンテナに入
射すると、PIAAビームフォーマ4nの出力信号yn
(i)においては電力比が逆転し、所望波の電力レベル
は干渉波の電力レベルに比べて大きくなる。この関係を
利用して、本実施の形態のMUSIC処理部5では、P
IAAビームフォーマ4nの出力信号yn(i)を入力
して測角処理を行う。このようにすることで、所望波の
電力レベルが干渉波に比べて大きくなることから、その
測角誤差を小さくすることができる。
ば、PIAAビームフォーマ41〜4Nにより電力比が
逆転した信号をMUSIC方式で測角処理を行うので、
大電力の干渉波が存在する場合においても受信電力が小
さい所望波の測角精度を向上させることができる。
渉波が1波、小電力の所望波が1波の合計2波が入射す
る例を説明したが、大電力の干渉波が複数存在する場合
でもPIAAビームフォーマ41〜4Nの入力信号数と
荷重数を入射波数Kに合わせれば、同様な効果を得るこ
とができる。例えば、大電力の干渉波が2波、小電力の
所望波が1波の合計3波が入射する場合、PIAAビー
ムフォーマ4nでは、上記式(10)に替えて[χn1
=χn,χn2=χn+1,χn3=χn+2]などと
し、wn=[wn1,wn2,wn3]を演算して出力
信号yn(i)を求めればよい。
ームフォーマ4nの信号選択部6が行う入力信号選択
を、上記式(10)に従って行う例を説明したが、上記
式(10)に替えて例えば[χn1=χn+2,χn2
=χn+4](K=2の場合)のように不連続な選択を
しても構わない。但し、この例では、MUSIC処理部
5が使用する行列Wは、上記式(21)に替えて下記式
(28)で与えられる。
1〜4Nによる入力信号選択を、互いに重複しない限
り、[χ11=χ5,χ12=χ3],[χ21=
χ4,χ2 2=χ2],・・・のように不規則に与える
こともできる。
は、拘束ベクトルvを上記式(14)のように置いた
が、別の拘束ベクトル、例えばv=[0,1]Tとおい
ても、同様のパワーインバージョン効果を得ることがで
きる。
C処理部5が、上記式(24)の関係を鑑みて、行列G
−H/2RyG−1/2の固有分解処理を行って入射角
を推定しているが、上記式(22)の関係から直接Ry
と行列WHWとの一般化固有値問題を解くことで入射角
を推定してもよい。
等間隔で、個々の放射パターンが均一であるリニアアレ
イを用い、PIAAビームフォーマ41〜4Nの各信号
選択部6が、[χn1=χn,χn2=χn+1](n
=1,・・・,N)のように、入力信号を均一に選択す
るようにしてもよい。このようにすると、PIAAビー
ムフォーマ41〜4Nの出力信号y1(i),y
2(i),・・・,yn(i)からみたビームパターン
を均一とすることができる。
4Nの間で荷重計算部7を共通化することができる。ま
た、PIAAビームフォーマ4nからMUSIC処理部
5に荷重ベクトルwnを送る必要もなく、MUSIC処
理部5は、単にRyを固有分解するだけで入射角を推定
することができる。
力の所望波s1(i)のみの入射角を高精度に推定する
構成を説明したが、この実施の形態2は上記小電力の所
望波の他に同時に大電力の所望波s2(i)の入射角も
精度よく推定する構成について説明する。
装置の構成を示すブロック図である。図において、5a
は干渉波測角用のMUSIC処理部(測角処理手段)で
あって、従来の技術で説明したMUSIC処理部15と
同様な処理を行う。また、実施の形態2による測角装置
では、小電力の所望波s1(i)の入射角θ1を高精度
に推定するMUSIC処理部5と、大電力の所望波s2
(i)の入射角θ2を推定するMUSIC処理部5aと
を並列に設置する。また、MUSIC処理部5aも上記
実施の形態1と同様に、例えば当該処理部5aの機能を
有するプログラムをコンピュータ装置に実行させること
によって実現することができる。なお、図1及び図7と
同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略
する。
理部5aは、メモリ3が蓄積する受信信号χ1(i),
χ2(i),・・・,χM(i)を直接入力して、大電
力の所望波の入射角を高精度に推定する。このとき、M
USIC処理部5aは、大電力の所望波とともに直接波
の入射角も推定している。このため、θ1(ハット),
θ2(ハット)の2つの推定入射角のうちから、大電力
の所望波の入射角を選択する必要がある。そこで、MU
SIC処理部5aでは、上記式(6)のAにA(ハッ
ト)=[a(θ1(ハット)),a(θ2(ハッ
ト))]を代入し、Rsの推定行列Rs(ハット)を下
記式(29)により求めて、これを基にして大電力の所
望波の入射角推定値を選択する。
θk(ハット)の入射波電力の推定値であるから、Rs
(ハット)の2個の対角成分のうち大きな成分に対応す
る推定入射角が、大電力の所望波の入射角として選択さ
れて出力される。ここまでの動作が、第2の測角処理ス
テップに相当する。
入射角を推定するMUSIC処理部5によって、2つの
所望波の入射角が推定される場合においても同様であ
る。但し、この場合、Rs(ハット)は、上記式(2
2)又は上記式(24)にA(ハット)=[a(θ
1(ハット)),a(θ2(ハット))]を代入して算
出される。
ば、小電力の所望波s1(i)の入射角θ1を高精度に
推定するMUSIC処理部5に加えて、大電力の所望波
s2(i)の入射角θ2を推定するMUSIC処理部5
aを設けたので、小電力の所望波のみならず大電力の所
望波の入射角も推定することができることから、本装置
の適用分野に応じて測角対象とすべき入射波を選択する
ことができる。これにより、本装置の利便性を向上させ
ることができる。
態3による測角装置の構成を示すブロック図である。図
において、10は入射波数推定部(入射波数推定手段)
であって、メモリ3から受信信号χ1(i),χ
2(i),・・・,χM(i)を入力して入射波数をK
(ハット)として推定し出力する。また、入射波数推定
部10は、例えば当該推定部10の機能を有するプログ
ラムをコンピュータ装置に実行させることによって実現
することができる。なお、図1及び図7と同一構成要素
には同一符号を付して重複する説明を省略する。
部10は、従来の技術で説明したMUSIC処理部15
の前半部の処理と同様に、上記式(7)の固有値の分布
からアレイアンテナの素子アンテナ11〜1Mにそれぞ
れ入射する入射波数をK(ハット)として推定する。こ
こで、PIAAビームフォーマ41〜4Nは、入射波数
推定部10が出力する推定入射波数K(ハット)をそれ
ぞれ入力し、入力信号数や荷重数、即ちフィルタ段数を
K(ハット)に合わせて動作させる。他の構成要素によ
る動作は、上記実施の形態1の測角装置と同様である。
ブアレイ(PIAA)は、上記文献などに示されている
ように、(フィルタ段数−1)の自由度を持つ。このた
め、(フィルタ段数−1)個の入射波の到来方向にアレ
イアンテナパターンのヌル又は低感度部を形成する。従
って、大電力の干渉波数=(フィルタ段数−1)となる
ことが理想である。
波数が既知である場合を説明したが、大電力の干渉波数
が未知であると、所望波入射角の推定精度を十分に高め
ることができない恐れがある。例えば、大電力の干渉波
数>(フィルタ段数−1)では、PIAAビームフォー
マ41〜4Nが抑圧しきれない大電力の干渉波が残り、
所望波の入射角の推定精度が十分に向上しない可能性が
ある。
数−1)の場合では、PIAAの余った自由度のため
に、干渉波のみならず所望波の方向にもヌルや低感度部
が形成される。この結果、所望波も抑圧されてしまい所
望波入射角の推定誤差が逆に増大する恐れもある。
干渉波数が未知である場合における、上述した不具合を
回避する。つまり、PIAAビームフォーマ41〜4N
は、それぞれフィルタ段数を入射波数推定部10が出力
する推定入射波数K(ハット)に設定する。
した大電力の干渉波数=(フィルタ段数−1)なる関係
が満足されるので、yn(i)に含まれる大電力の干渉
波成分のみが抑圧され、所望波成分は抑圧されない。こ
の結果、MUSIC処理部5は、所望波対干渉波の電力
比が高い信号yn(i)を入力して測角処理を行うの
で、所望波の測角誤差を抑制することができる。
合、入射波数推定部10を、従来のMUSIC処理部1
5と同様な構成にする。つまり、入射波数推定部10
は、推定入射角θ1(ハット),・・・,θK(ハッ
ト)のそれぞれに対応する受信電力を上記式(29)の
Rs(ハット)などから推定する。そして、これら受信
電力の分布からPIAAビームフォーマ41〜4Nのフ
ィルタ段数K(ハット)をより小さい値に設定する。
入射波数が4波で、その中で2波が電力レベルが大きい
干渉波である場合を考える。このとき、入射波数推定部
10は、受信電力の分布から電力レベルが大きい干渉波
数が2であると判断し、K(ハット)=2+1=3とし
て出力する。これにより、PIAAビームフォーマ41
〜4Nは、フィルタ段数を3と設定して電力レベルが大
きい2波の干渉波方向にヌル又は低感度部を形成し抑圧
する。
ば、素子アンテナ11〜1Mに入射する入射波数をK
(ハット)として推定する入射波数推定部を備え、入射
波数推定部10が出力する入射波数の推定値に基づい
て、PIAAビームフォーマ41〜4Nが受信信号の本
数(又は荷重数)を決定するので、大電力の干渉波数が
未知である場合における特有の不具合を解消することが
できる。
態4による測角装置の構成を示すブロック図である。図
において、11−1〜11−NはDCMP(Direc
tionallyConstrained Minim
ization of Power)ビームフォーマ
(荷重合成手段)であって、図2に示すPIAAビーム
フォーマ41〜4Nと同様な構成を有するが、荷重計算
部7の動作が異なる。つまり、DCMPビームフォーマ
11−1〜11−Nの各荷重計算部7は、入射波数Kで
はなく、拘束方向決定部12の出力θdを入力して荷重
ベクトルを演算する。12は拘束方向決定部(拘束方向
決定手段)で、MUSIC処理部5が算出した入射角の
推定値を入力して所望波の入射角の概略値を選定し拘束
方向θdとして出力する。なお、図1及び図7と同一構
成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
波がs1(i)でその入射角がθ1であり、θ2,・・
・,θKが干渉波の入射角であるものとする。また、干
渉波の入射角θ2,・・・,θKの概略値が既知である
ものと仮定する。
11−Nは、各荷重ベクトルwnを適当な定数ベクトル
に固定する。例えば、第nのDCMPビームフォーマ1
1−nは、その荷重ベクトルwnとして、第nの要素の
みが1であり他の要素が0であるベクトル(wn=
[0,・・・,0,1,0,・・・,0])を設定す
る。この状態で、MUSIC処理部5を動作させ、入射
角推定値θ1(ハット),・・・,θK(ハット)を一
旦算出させる。
処理部5が推定したθ1(ハット),・・・,θK(ハ
ット)を入力し、干渉波の入射角θ2(ハット),・・
・,θK(ハット)の概略値と比較する。これによっ
て、所望波の入射角の概略値θ 1(ハット)を選定し
て、拘束方向θdとして出力する。
〜11−N内の各荷重計算部7は、例えば菊間信良著,
“アレイアンテナによる適応信号処理”,科学技術出
版、第5章に示されている「方向拘束付出力電力最小化
法(DCMP法)」に基づいて荷重計算を行い、下記式
(30),(31)に従って荷重ベクトルwnをそれぞ
れ算出する。但し、ベクトルa(θd)は、拘束方向θ
dのステアリングベクトルである。
の荷重処理部81〜8N及び加算部9は、上記式(3
0)による荷重ベクトルwnを用いて、上記式(15)
により出力信号yn(i)を算出する。ここまでの動作
が、荷重合成ステップに相当する。
Pビームフォーマ11−nが出力するyn(i)と荷重
ベクトルwnを入力して、上記実施の形態1と同様の処
理によりθ1(ハット),・・・,θK(ハット)を再
度推定する。特に、θ1(ハット),・・・,θK(ハ
ット)の中で、干渉波の入射角θ2,・・・,θKの概
略値と大きく異なる角度を、所望波の入射角θ1(ハッ
ト)として出力する。ここまでの動作が、測角処理ステ
ップに相当する。
上記文献などに示されているように、拘束方向(θd=
θ1(ハット))以外の方向から入射する到来波の方向
にアレイアンテナパターンのヌル又は低感度部を形成す
る。つまり、拘束方向(θd=θ1(ハット))以外の
方向から入射する入射波の到来方向の感度(ビームのゲ
イン)を低減させた低感度部か、その感度がほぼ0とな
るヌルを形成する。従って、DCMPビームフォーマ1
1−1〜11−Nの出力信号yn(i)における干渉波
成分は抑圧され、所望波の電力レベルは干渉波に比べて
大きくなる。この関係を利用して、本実施の形態のMU
SIC処理部5は、DCMPビームフォーマ11−1〜
11−Nの出力信号yn(i)を入力して測角処理を行
う。このようにすることで、所望波の電力レベルが干渉
波に比べて大きくなることから、その測角誤差を小さく
することができる。
ば、DCMPビームフォーマ11−1〜11−Nにより
干渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を、MU
SIC測角処理するので、干渉波が存在する場合におい
ても所望波の測角精度を向上させることができる。
DCMPビームフォーマ11−1〜11−Nのフィルタ
段数をKとする例を示したが、必ずしも入射波数に合わ
せる必要はない。
射角θ2,・・・,θKの概略値が既知であり、拘束方
向決定部12がMUSIC処理部5の出力θ1(ハッ
ト),・・・,θK(ハット)と干渉波の入射角θ2,
・・・,θKの概略値とを比較して所望波の入射角概略
値θ1(ハット)を選定し拘束方向θdとして出力する
例を示したが、所望波の入射角概略値θ1(ハット)が
既知であれば、このまま拘束方向θdを定めるようにし
てもよい。
1波である例を説明したが、複数の所望波が存在する際
には、複数の拘束方向を設定してDCMPビームフォー
マ11−1〜11−Nの荷重ベクトルを決定すれば同様
の効果を得ることができる。また、所望波が1波である
場合であっても、所望波の入射角概略値θ1(ハット)
の誤差を加味し、θ1(ハット)の近傍に複数の拘束方
向を設定するようにしてもよい。
態5による測角装置の構成を示すブロック図である。図
において、13−1〜13−NはMMSE(Minim
um Mean Square Error)ビームフ
ォーマ(荷重合成手段)であって、図2に示すPIAA
ビームフォーマ41〜4Nと同様な構成を有するが、荷
重計算部7の動作が異なる。つまり、MMSEビームフ
ォーマ13−1〜13−Nの各荷重計算部7は、入射波
数Kではなく、所望信号記憶部14の出力zdを入力し
て荷重ベクトルを演算する。14は所望信号記憶部(所
望信号記憶手段)で、所望波の既知の信号波形を記憶し
所望信号zdとして出力する。なお、図1及び図7と同
一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
波形の一部又は全部が既知である場合に適用される。こ
のような状況は、例えば移動体通信に見られる。例え
ば、移動体通信の通信波に前置付加されるユニークワー
ドと呼ばれる既知の信号を所望信号として利用すること
ができる。ここでは、所望波の既知の信号波形をz
d(i)とし、これを所望信号記憶部14が記憶する。
波がs1(i)でその入射角をθ1とし、干渉波がs2
(i)でその入射角をθ2,・・・,θKと仮定する。
先ず、MMSEビームフォーマ13−1〜13−Nの各
荷重決定部7は、菊間信良著,“アレイアンテナによる
適応信号処理”,科学技術出版、第3章に示されている
「最小二乗誤差法(MMSE法)」に基づいて荷重計算
を行い、下記式(32),(33)に従って荷重ベクト
ルwnをそれぞれ算出する。
4が出力する所望信号zd(i)と受信信号χn1,・
・・,χnKの相関ベクトルである。
3−nの荷重処理部81〜8N及び加算部9は、上記荷
重ベクトルwnを用いて、上記式(15)に従って出力
信号yn(i)を算出する。ここまでの動作が、荷重合
成ステップに相当する。
Eビームフォーマ13−nが出力するyn(i)と荷重
ベクトルwnを入力して、上記実施の形態1と同様の処
理によってθ1(ハット),・・・,θK(ハット)を
推定する。ここまでの動作が、測角処理ステップに相当
する。
上記文献などに示されているように、所望信号z
d(i)と無相関の入射波の到来方向にアレイアンテナ
パターンのヌル又は低感度部を形成する。つまり、所望
信号zd(i)と無相関の入射波の到来方向の感度(ビ
ームのゲイン)を低減させた低感度部か、その感度がほ
ぼ0となるヌルを形成する。これにより、MMSEビー
ムフォーマ13−nの出力信号yn(i)における干渉
波成分は抑圧される。また、MUSIC処理部5は、信
号yn(i)を入力して測角処理を行う。このようにす
ることで、所望波の電力レベルが干渉波に比べて大きく
なることから、その測角誤差を小さくすることができ
る。
ば、MMSEビームフォーマ13−1〜13−Nにより
干渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を、MU
SIC測角処理するので、干渉波が存在する場合におい
ても所望波の測角精度を向上させることができる。
IC法により測角処理を行う構成を示したが、他のスー
パーレゾリューション法による測角処理を用いても、電
力比が逆転した信号を測角処理することから同様な効果
を奏することができる。また、他のスーパーレゾリュー
ション法としては、ESPRIT(Estimatio
n of Signal Parameters vi
a Rotational Invariance T
echniques)法や最尤推定測角法がなどが挙げ
られる。
いて、干渉波成分が十分抑圧される場合には、スーパー
レゾリューション法による測角処理の代わりにインター
フェロメータ法(位相差測角法)などのような単純な測
角方法を採用して演算付加を低減するようにしてもよ
い。但し、上述したように、スーパーレゾリューション
法による測角処理を用いる場合、干渉波の到来方向の感
度(ビームのゲイン)がある程度小さくなれば、干渉波
の到来方向に完全なヌルが形成されなくとも十分な効果
を奏することに留意すべきである。
の簡単のために入射角θのみの推定について説明した
が、仰角と水平角のような入射角パラメータが2次元で
ある場合にも同様な効果を奏することができる。
ォーマやMUSIC処理部の一部又は全てを計算機のプ
ログラムで実現することもできる。
の入射角推定について説明したが、音波などでも同様な
効果を奏することができる。
の素子アンテナが受信した到来波の信号の一部又は全て
を入力して、到来波に含まれる測角対象の所望波以外の
干渉波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させる荷重
合成を施し、この信号を測角処理して所望波の入射角を
推定するので、他の干渉波も存在する場合であっても所
望波の測角精度を向上させることができるという効果が
ある。
(PIAA)法を用いた荷重合成によって、所望波より
受信電力レベルが大きい干渉波の到来方向にヌル又は低
感度部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的
に低減させた信号を出力するので、大電力レベルの入射
波の干渉下で所望波の受信電力レベルが小さい場合であ
っても所望波の測角精度を向上させることができるとい
う効果がある。
ョン法を用いた測角処理によって到来波の入射角を推定
するので、到来波を高精度に測角することができるとい
う効果がある。
た荷重値で補正したステアリングベクトルを用いた測角
処理によって到来波の入射角を推定するので、到来波を
高精度に測角することができるという効果がある。
受信した到来波の信号を直接入力して、到来波の入射角
を推定するので、本発明の適用分野に応じて測角対象と
すべき入射波を選択することができ、利便性を向上させ
ることができるという効果がある。
受信した到来波の信号を入力して、到来波に含まれる入
射波の個数を推定し、この入射波数に基づいて荷重合成
すべき信号数を決定するので、干渉波数が未知であるこ
とによる干渉波成分の不完全な除去や所望波が抑圧され
ることを防止することができるという効果がある。
の所望波より受信電力レベルが大きい干渉波の個数に1
を加算した数を、荷重合成すべき信号数として設定する
ので、干渉波成分を適切に除去することができるという
効果がある。
小化(DCMP)法を用いた荷重合成によって、干渉波
の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干渉
波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力するの
で、他の干渉波も存在する場合であっても所望波の測角
精度を向上させることができるという効果がある。
E)法を用いた荷重合成によって、到来波に含まれる所
望波とは無相関の干渉波の到来方向にヌル又は低感度部
を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に低減
させた信号を出力するので、他の干渉波も存在する場合
であっても所望波の測角精度を向上させることができる
という効果がある。
RIT法及び最尤推定測角法のいずれか1つを用いた測
角処理によって到来波の入射角を推定するので、所望波
を高精度に測角することができるという効果がある。
成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
る。
器、3 メモリ、41〜4N PIAAビームフォーマ
(荷重合成手段)、5,5a MUSIC処理部(測角
処理手段)、6 信号選択部、7 荷重計算部、81〜
8K 荷重処理部、9 加算部、10 入射波数推定部
(入射波数推定手段)、11−1〜11−N DCMP
ビームフォーマ(荷重合成手段)、12 拘束方向決定
部(拘束方向決定手段)、13−1〜13−N MMS
Eビームフォーマ(荷重合成手段)、14 所望信号記
憶部(所望信号記憶手段)。
Claims (25)
- 【請求項1】 複数の素子アンテナが受信した到来波の
信号の一部又は全てを入力して、上記到来波に含まれる
測角対象の所望波以外の干渉波の到来方向にヌル又は低
感度部を形成させる荷重合成を施す荷重合成手段と、 上記荷重合成手段によって荷重合成された信号を測角処
理して上記所望波の入射角を推定する測角処理手段とを
備えた測角装置。 - 【請求項2】 荷重合成手段は、パワーインバージョン
(PIAA)法を用いた荷重合成によって、所望波より
受信電力レベルが大きい干渉波の到来方向にヌル又は低
感度部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的
に低減させた信号を出力することを特徴とする請求項1
記載の測角装置。 - 【請求項3】 測角処理手段は、スーパーレゾリューシ
ョン法を用いた測角処理によって到来波の入射角を推定
することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の測角
装置。 - 【請求項4】 測角処理手段は、荷重合成手段が決定し
た荷重値で補正したステアリングベクトルを用いた測角
処理によって到来波の入射角を推定することを特徴とす
る請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の測
角装置。 - 【請求項5】 荷重合成手段を介さずに複数の素子アン
テナが受信した到来波の信号を直接入力して、上記到来
波の入射角を推定する測角処理手段を備えたことを特徴
とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載
の測角装置。 - 【請求項6】 複数の素子アンテナが受信した到来波の
信号を入力して、上記到来波に含まれる入射波の個数を
推定する入射波数推定手段を備え、 荷重合成手段は、上記入射波数推定手段が推定した入射
波数に基づいて荷重合成すべき信号数を決定することを
特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項
記載の測角装置。 - 【請求項7】 荷重合成手段は、到来波のうち測角対象
の所望波より受信電力レベルが大きい干渉波の個数に1
を加算した数を、荷重合成すべき信号数として設定する
ことを特徴とする請求項6記載の測角装置。 - 【請求項8】 荷重合成手段は、方向拘束付出力電力最
小化(DCMP)法を用いた荷重合成によって、干渉波
の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干渉
波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力するこ
とを特徴とする請求項1記載の測角装置。 - 【請求項9】 荷重合成手段は、最小二乗誤差(MMS
E)法を用いた荷重合成によって、到来波に含まれる所
望波とは無相関の干渉波の到来方向にヌル又は低感度部
を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に低減
させた信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
測角装置。 - 【請求項10】 測角処理手段は、MUSIC法、ES
PRIT法及び最尤推定測角法のうちのいずれか1つを
用いた測角処理によって到来波の入射角を推定すること
を特徴とする請求項3又は請求項4記載の測角装置。 - 【請求項11】 複数の素子アンテナが受信した到来波
の信号の一部又は全てを入力して、上記到来波に含まれ
る測角対象の所望波以外の干渉波の到来方向にヌル又は
低感度部を形成させる荷重合成を施す荷重合成ステップ
と、 上記荷重合成ステップにて荷重合成された信号を測角処
理して上記所望波の入射角を推定する測角処理ステップ
とを備えた測角方法。 - 【請求項12】 荷重合成ステップにて、パワーインバ
ージョン(PIAA)法を用いた荷重合成によって、所
望波より受信電力レベルが大きい干渉波の到来方向にヌ
ル又は低感度部を形成させて、当該干渉波の電力レベル
を選択的に低減させた信号を出力することを特徴とする
請求項11記載の測角方法。 - 【請求項13】 測角処理ステップにて、スーパーレゾ
リューション法を用いた測角処理によって到来波の入射
角を推定することを特徴とする請求項11又は請求項1
2記載の測角方法。 - 【請求項14】 測角処理ステップにて、荷重合成ステ
ップで決定した荷重値で補正したステアリングベクトル
を用いた測角処理によって到来波の入射角を推定するこ
とを特徴とする請求項11から請求項13のうちのいず
れか1項記載の測角方法。 - 【請求項15】 荷重合成手段を介さずに複数の素子ア
ンテナが受信した到来波の信号を直接入力して、上記到
来波の入射角を推定する第2の測角処理ステップを備え
たことを特徴とする請求項11から請求項14のうちの
いずれか1項記載の測角方法。 - 【請求項16】 複数の素子アンテナが受信した到来波
の信号を入力して、上記到来波に含まれる入射波の個数
を推定する入射波数推定ステップを備え、 荷重合成ステップにて、上記入射波数推定ステップで推
定した入射波数に基づいて、荷重合成すべき信号数を決
定することを特徴とする請求項11から請求項15のう
ちのいずれか1項記載の測角方法。 - 【請求項17】 荷重合成ステップにて、到来波のうち
測角対象の所望波より受信電力レベルが大きい干渉波の
個数に1を加算した数を、荷重合成すべき信号数として
設定することを特徴とする請求項16記載の測角方法。 - 【請求項18】 荷重合成ステップにて、方向拘束付出
力電力最小化(DCMP)法を用いた荷重合成によっ
て、干渉波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させ
て、当該干渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号
を出力することを特徴とする請求項11記載の測角方
法。 - 【請求項19】 荷重合成ステップにて、最小二乗誤差
(MMSE)法を用いた荷重合成によって、到来波に含
まれる所望波とは無相関の干渉波の到来方向にヌル又は
低感度部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択
的に低減させた信号を出力することを特徴とする請求項
11記載の測角方法。 - 【請求項20】 測角処理ステップにて、MUSIC
法、ESPRIT法及び最尤推定測角法のうちのいずれ
か1つを用いた測角処理によって到来波の入射角を推定
することを特徴とする請求項13又は請求項14記載の
測角方法。 - 【請求項21】 複数の素子アンテナが受信した到来波
の信号の一部又は全てを入力して、上記到来波に含まれ
る測角対象の所望波以外の干渉波の到来方向にヌル又は
低感度部を形成させる荷重合成を施す荷重合成手段、 上記荷重合成手段によって荷重合成された信号を測角処
理して上記所望波の入射角を推定する測角処理手段とし
てコンピュータを機能させるプログラム。 - 【請求項22】 荷重合成手段は、パワーインバージョ
ン(PIAA)法を用いた荷重合成によって、所望波よ
り受信電力レベルが大きい干渉波の到来方向にヌルを形
成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に低減させ
た信号を出力することを特徴とする請求項21記載のプ
ログラム。 - 【請求項23】 測角処理手段は、スーパーレゾリュー
ション法を用いた測角処理によって到来波の入射角を推
定することを特徴とする請求項21又は請求項22記載
のプログラム。 - 【請求項24】 荷重合成手段は、方向拘束付出力電力
最小化(DCMP)法を用いた荷重合成によって、干渉
波の到来方向にヌル又は低感度部を形成させて、当該干
渉波の電力レベルを選択的に低減させた信号を出力する
ことを特徴とする請求項21記載のプログラム。 - 【請求項25】 荷重合成手段は、最小二乗誤差(MM
SE)法を用いた荷重合成によって、到来波に含まれる
所望波とは無相関の干渉波の到来方向にヌル又は低感度
部を形成させて、当該干渉波の電力レベルを選択的に低
減させた信号を出力することを特徴とする請求項21記
載のプログラム。
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