JP2003269330A - 可変容量圧縮機 - Google Patents

可変容量圧縮機

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JP2003269330A
JP2003269330A JP2002073983A JP2002073983A JP2003269330A JP 2003269330 A JP2003269330 A JP 2003269330A JP 2002073983 A JP2002073983 A JP 2002073983A JP 2002073983 A JP2002073983 A JP 2002073983A JP 2003269330 A JP2003269330 A JP 2003269330A
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JP
Japan
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drive shaft
pivot
swash ring
piston
sphere
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Application number
JP2002073983A
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English (en)
Inventor
Masahito Ogiwara
雅人 荻原
Yujiro Morita
雄二郎 森田
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ピボットの端部に形成される球体が大型化しス
ワッシュリングのピボット穴が大径化して、スワッシュ
リングの強度が低下することのない可変容量圧縮機を提
供する。 【解決手段】 駆動軸8と、軸方向に摺動可能に駆動軸
に外嵌合するスリーブ10と、駆動軸が挿通されると共
にスリーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持さ
れたスワッシュリング13と、一端が駆動軸に固定され
他端に球体が形成されたピボット14と、スワッシュリ
ングに形成されピボットの球体を摺動可能に受け入れる
ピボット穴13aと、駆動軸と平行に延在すると共に一
対のシューを介してスワッシュリングに摺動可能に係合
するピストン15とを備え、クランク室2の圧力を調整
してピストンストロークを変更する可変容量圧縮機であ
って、2本のピボット14と2個のピボット穴13aと
がスワッシュリング13の上死点と駆動軸の中心軸線と
を含む平面に平行に延在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量圧縮機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】駆動軸と、軸方向に摺動可能に駆動軸に
外嵌合するスリーブと、駆動軸が挿通されると共にスリ
ーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持されたス
ワッシュリングと、一端が駆動軸に固定され他端に球体
が形成されたピボットと、スワッシュリングに形成され
ピボットの球体を摺動可能に受け入れるピボット穴と、
駆動軸と平行に延在すると共に一対のシューを介してス
ワッシュリングに摺動可能に係合するピストンと、ピス
トンが挿入されるシリンダボアとを備え、クランク室の
圧力を調整してピストンストロークを変更する可変容量
圧縮機であって、一本のピボットと、スワッシュリング
の上死点と駆動軸の中心軸線とを含む平面内で延在する
1個のピボット穴とを備える可変容量圧縮機が、特許出
願公表2000−510549に開示されている。上記
可変容量圧縮機においては、ピボットを介して駆動軸に
よりスワッシュリングが回転駆動され、シューを介して
スワッシュリングによりピストンが往復駆動されて、シ
リンダボア内のガスが圧縮される。駆動軸上でのスリー
ブの軸方向位置が可変制御され、駆動軸上でのスワッシ
ュリングの軸方向位置が可変制御され、球体と摺動可能
に係合するスワッシュリングのピボットに対する相対位
置が可変制御されて、スワッシュリングの駆動軸に対す
る傾角が可変制御される。この結果、ピストンのストロ
ークが可変制御されて、可変容量圧縮機の吐出容量が可
変制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許出願公表2000
−510549の可変容量圧縮機には、ピボットの数が
1であり、当該単一のピボットにピストンからの圧縮反
力と駆動軸からの駆動トルクが印加されるので、ピボッ
トの摩耗、破損を生じ易いという問題が在り、ピボット
の端部に形成される球体が大径化しスワッシュリングの
ピボット穴が大径化してスワッシュリングの強度が低下
するという問題がある。本発明は上記問題に鑑みてなさ
れたものであり、駆動軸と、軸方向に摺動可能に駆動軸
に外嵌合するスリーブと、駆動軸が挿通されると共にス
リーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持された
スワッシュリングと、一端が駆動軸に固定され他端に球
体が形成されたピボットと、スワッシュリングに形成さ
れピボットの球体を摺動可能に受け入れるピボット穴
と、駆動軸と平行に延在すると共に一対のシューを介し
てスワッシュリングに摺動可能に係合するピストンと、
ピストンが挿入されるシリンダボアとを備え、クランク
室の圧力を調整してピストンストロークを変更する可変
容量圧縮機であって、特許出願公表2000−5105
49に開示された圧縮機の問題点が解消された可変容量
圧縮機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、駆動軸と、軸方向に摺動可能に
駆動軸に外嵌合するスリーブと、駆動軸が挿通されると
共にスリーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持
されたスワッシュリングと、一端が駆動軸に固定され他
端に球体が形成されたピボットと、スワッシュリングに
形成されピボットの球体を摺動可能に受け入れるピボッ
ト穴と、駆動軸と平行に延在すると共に一対のシューを
介してスワッシュリングに摺動可能に係合するピストン
と、ピストンが挿入されるシリンダボアとを備え、クラ
ンク室の圧力を調整してピストンストロークを変更する
可変容量圧縮機であって、2本のピボットと2個のピボ
ット穴とがスワッシュリングの上死点と駆動軸の中心軸
線とを含む平面に平行に延在していることを特徴とする
可変容量圧縮機を提供する。また本発明においては、駆
動軸と、軸方向に摺動可能に駆動軸に外嵌合するスリー
ブと、駆動軸が挿通されると共にスリーブにより駆動軸
に対して傾角変動可能に支持されたスワッシュリング
と、一端が駆動軸に固定され他端に球体が形成されたピ
ボットと、スワッシュリングに形成されピボットの球体
を摺動可能に受け入れるピボット穴と、駆動軸と平行に
延在すると共に一対のシューを介してスワッシュリング
に摺動可能に係合するピストンと、ピストンが挿入され
るシリンダボアとを備え、クランク室の圧力を調整して
ピストンストロークを変更する可変容量圧縮機であっ
て、2本のピボットと、スワッシュリングの上死点と駆
動軸の中心軸線とを含む平面に平行に延在する2個のピ
ボット穴とを備えることを特徴とする可変容量圧縮機を
提供する。本発明に係る可変容量圧縮機においては、ピ
ボットの数が2なので、ピボット1本当たりのピストン
からの圧縮反力の印加量と駆動軸からの駆動トルクの印
加量とは、特許出願公表2000−510549に開示
された圧縮機に比べて減少する。従って、ピボットの摩
耗、破損を生じ難い。また、ピボットの端部に形成され
る球体は大径化せず、スワッシュリングのピボット穴は
大径化せず、スワッシュリングの強度は低下しない。
【0005】本発明の好ましい態様においては、ピボッ
トの球体の球心と、一対のシューが形成する球の球心と
が駆動軸の中心軸線から等距離に在り、一対のシューが
形成する球の球心がピストンの中心軸線上に在る。圧縮
反力はシューを介してスワッシュリングへ伝達され、ス
ワッシュリングからピボットの球体へ伝達され、ピボッ
トを介して駆動軸に伝達される。圧縮反力のベクトルは
一対のシューが形成する球の球心を通る。スワッシュリ
ングからピボットの球体へ伝達される力のベクトルはピ
ボットの球体の球心を通る。ピボットの球体の球心と、
一対のシューが形成する球の球心とが、駆動軸の中心軸
線から等距離にないと、圧縮反力とピボットの球体から
の反力とにより、スワッシュリングを面外方向へ捩じる
モーメントがスワッシュリングに印加され、スワッシュ
リングが変形して圧縮機のスムーズな作動が阻害され
る。一対のシューが形成する球の球心がピストンの中心
軸線上に無いと、圧縮反力とシューからの反力とによ
り、ピストンに曲げモーメントが印加され、ピストンが
変形して圧縮機のスムーズな作動が阻害される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る可変容量圧
縮機を、図1〜3に基づいて説明する。可変容量圧縮機
100は、複数のシリンダボア1aが形成されたシリン
ダブロック1と、シリンダブロック1の一方の端面に取
り付けられクランク室2を形成するフロントハウジング
3と、吸入弁と弁板4と吐出弁とを介してシリンダブロ
ック1の他方の端面に取り付けられ、吸入室5と吐出室
6とを形成するシリンダヘッド7とを備えている。
【0007】可変容量圧縮機100は更に、クランク室
2内でシリンダボア1aと平行に延在し軸受を介してフ
ロントハウジング3とシリンダブロック1とにより回転
可能に支持された駆動軸8を備えている。駆動軸8の一
端はフロントハウジング3を貫通してフロントハウジン
グ3外へ延びている。
【0008】クランク室2内に配設されたロータ9が、
駆動軸8に固定されている。ロータ9はスラストベアリ
ングを介してフロントハウジング3により駆動軸8の延
在方向に支持されている。駆動軸8にスリーブ10が軸
方向に摺動可能に外嵌合している。一端がロータ9に当
接し他端がスリーブ10に当接するコイルバネ11によ
り、スリーブはシリンダボア1aに接近する方向へ付勢
されている。対向する一対のスリーブピン12を介し
て、駆動軸8に対して傾角変動可能に、平板円環状のス
ワッシュリング13がスリーブ10により支持されてい
る。駆動軸8はスワッシュリング13に挿通されてい
る。スリーブピン12の近傍において、スワッシュリン
グ13はスリーブ10に摺接している。
【0009】2本のピボット14の一端が、スリーブ1
0に形成された2本の軸方向スリット10aに挿通され
て駆動軸8に固定されている。ピボット14の他端に球
体14aが形成されている。2個の球体14aに対峙し
て、スワッシュリング13に2個のピボット穴13aが
形成されている。2個のピボット穴13aはスワッシュ
リング13を貫通している。2個のピボット穴13aは
2個の球体14aを摺動可能に受け入れている。スワッ
シュリング13が駆動軸8に対して傾斜した時に、スワ
ッシュリング13外周上のシリンダボア1aに最も近接
する点であるスワッシュリング13の上死点Pと、駆動
軸8の中心軸線Xとを含む平面Yを挟んで、平面Yの一
方の側に一方のピボット14とピボット穴13aとが配
設され、平面Yの他方の側に他方のピボット14とピボ
ット穴13aとが配設されている。ピボット14とピボ
ット穴13aとは、平面Yに平行に延在している。スリ
ーブピン12は平面Yに直交している。
【0010】ピストン15がシリンダボア1aに往復摺
動可能に挿入されている。ピストン15の一端に球面の
シュー保持部15aが形成されている。球面と球面に対
峙する平坦面とを有する一対のシュー16が、シュー保
持部15aに保持されている。一対のシュー16の平坦
面がスワッシュリング13の両端面に摺接している。球
体14aの球心αと一対のシュー16が形成する球の球
心βとは、駆動軸8の中心軸線Xから等距離に在り、一
対のシュー16が形成する球の球心βはピストン15の
中心軸線Z上に在る。
【0011】クランク室2と吐出室6とがオリフィス1
7を介して連通している。クランク室2と吸入室5とが
連通路18を介して連通している。連通路18の途中に
制御弁19が配設されている。
【0012】可変容量圧縮機100においては、図示し
ない外部駆動源により駆動軸8が回転駆動される。スワ
ッシュリング13がピボット14を介して駆動軸8によ
り回転駆動される。ピストン15が一対のシュー16を
介してスワッシュリング13により往復駆動される。ピ
ストン15の往復摺動に伴い、吸入ポートを通って吸入
室5へ流入した冷媒ガスが弁板4に形成された吸入穴と
吸入弁とを通ってシリンダボア1aヘ吸入され、シリン
ダボア1a内で圧縮され、弁板4に形成された吐出穴と
吐出弁とを通って吐出室6ヘ吐出され、吐出ポートを通
って外部冷却回路ヘ流出する。吐出室6内の冷媒ガスが
オリフィス17を介してクランク室2へ流入する。クラ
ンク室圧力と吸入室圧力との差圧に応じて制御弁19の
開度が調整され、連通路18を介してクランク室2から
吸入室5へ流出する冷媒ガスの流量が調整されることに
より、クランク室2の内圧が可変制御される。クランク
室2の内圧が可変制御されることにより、駆動軸8上で
のスリーブの10軸方向位置が可変制御され、駆動軸8
上でのスワッシュリング13の軸方向位置が可変制御さ
れ、球体14aと摺動可能に係合するスワッシュリング
13のピボット14に対する相対位置が可変制御され
て、スワッシュリング13の駆動軸8に対する傾角が、
図1に示す最大傾角と、図2に示す最少傾角との間で可
変制御される。この結果、ピストン15のストロークが
可変制御されて、可変容量圧縮機100の吐出容量が可
変制御される。
【0013】可変容量圧縮機100においては、ピボッ
ト14の数が2なので、ピボット1本当たりのピストン
15からの圧縮反力の印加量と駆動軸8からの駆動トル
クの印加量とは、特許出願公表2000−510549
に開示された圧縮機に比べて減少する。従って、ピボッ
ト14の摩耗、破損を生じ難い。また、ピボット14の
端部に形成された球体14aは大径化せず、スワッシュ
リング13のピボット穴13aは大径化せず、スワッシ
ュリング13の強度は低下しない。
【0014】圧縮反力は一対のシュー16を介してスワ
ッシュリング13へ伝達され、スワッシュリング13か
らピボットの球体14aへ伝達され、ピボット14を介
して駆動軸8に伝達される。圧縮反力のベクトルは一対
のシュー16が形成する球の球心βを通る。スワッシュ
リング13からピボットの球体14aへ伝達される力の
ベクトルはピボットの球体14aの球心αを通る。ピボ
ットの球体14aの球心αと、一対のシュー16が形成
する球の球心βとが、駆動軸8の中心軸線Xから等距離
にないと、圧縮反力とピボットの球体14aからの反力
とにより、スワッシュリング13を面外方向へ捩じるモ
ーメントがスワッシュリング13に印加され、スワッシ
ュリング13が変形して可変容量圧縮機100のスムー
ズな作動が阻害される。一対のシュー16が形成する球
の球心βがピストン15の中心軸線Z上に無いと、圧縮
反力とシュー16からの反力とによりピストン15に曲
げモーメントが印加され、ピストン15が変形して可変
容量圧縮機100のスムーズな作動が阻害される。
【0015】上記実施例においては、2本のピボット1
4を、平面Yに平行に延在させたが、図4に示すよう
に、2本のピボット14を、平面Yに対して傾斜させて
延在させても良い。2個のピボット穴13aが平面Yに
平行に延在していれば、スワッシュリング13が駆動軸
8に対して傾角変動する際に、スワッシュリング13は
球体14aに対して摺動することができるので、スワッ
シュリング13の駆動軸8に対する傾角変動に支障を来
さない。図3、4に示すように、スワッシュリング13
の上死点Pと駆動軸8の中心軸線Xとを含む平面Yを挟
んで、平面Yの一方の側に一方のピボット14とピボッ
ト穴13aとを配設し、平面Yの他方の側に他方のピボ
ット14とピボット穴13aとを配設することには、以
下の利点が存在する。図3、4で二重矢印方向へ駆動軸
8が回転する場合には、圧縮反力の合力のスワッシュリ
ング13に対する着力点は、上死点Pに対して位相が進
んだγ領域に在り、三重矢印方向へ駆動軸8が回転する
場合には、圧縮反力の合力のスワッシュリング13に対
する着力点は、上死点Pに対して位相が遅れたδ領域に
在る。圧縮反力の合力により、ピボットの球体14aの
球心αと駆動軸8の中心軸線Xとを結ぶ直線回りにスワ
ッシュリング13を回動させるモーメントが発生し、当
該モーメントにより、スリーブ10とスワッシュリング
13との摺接部に面圧が発生する。前記モーメントが大
きく前記面圧が大きいと、スリーブ10の軸方向の摺動
が妨げられ、スワッシュリング13の駆動軸8に対する
傾角変動が妨げられる。スワッシュリング13の上死点
Pと駆動軸8の中心軸線Xとを含む平面Yを挟んで、平
面Yの一方の側に一方のピボット14とピボット穴13
aとを配設し、平面Yの他方の側に他方のピボット14
とピボット穴13aとを配設すれば、圧縮反力の合力の
スワッシュリング13に対する着力点がγ領域に在る場
合には、γ領域側のピボットの球体14aの球心αと駆
動軸8の中心軸線Xとを結ぶ直線とγ領域とが近接し、
圧縮反力の合力のスワッシュリング13に対する着力点
がδ領域に在る場合には、δ領域側のピボットの球体1
4aの球心αと駆動軸8の中心軸線Xとを結ぶ直線とδ
領域とが近接するので、いずれの場合でも、前記直線回
りにスワッシュリング13を回動させるモーメントは微
少であり、スリーブ10とスワッシュリング13との摺
接部に発生する面圧は微少であり、スワッシュリング1
3の駆動軸8に対する傾角変動は妨げられない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る可変
容量圧縮機においては、ピボットの数が2なので、ピボ
ット1本当たりのピストンからの圧縮反力の印加量と駆
動軸からの駆動トルクの印加量とは、特許出願公表20
00−510549に開示された圧縮機に比べて減少す
る。従って、ピボットの摩耗、破損を生じ難い。また、
ピボットに端部に形成される球体は大径化せず、スワッ
シュリングのピボット穴は大径化せず、スワッシュリン
グの強度は低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る可変容量圧縮機の側断面
図である。
【図2】本発明の実施例に係る可変容量圧縮機の側断面
図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る可変容量圧縮機の図
3に相当する図である。
【符号の説明】 1a シリンダボア 1 シリンダブロック 2 クランク室 3 フロントハウジング 7 シリンダヘッド 8 駆動軸 10 スリーブ 13 スワッシュリング 13a ピボット穴 14 ピボット 14a 球体 15 ピストン 16 シュー板 100 可変容量圧縮機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、軸方向に摺動可能に駆動軸に
    外嵌合するスリーブと、駆動軸が挿通されると共にスリ
    ーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持されたス
    ワッシュリングと、一端が駆動軸に固定され他端に球体
    が形成されたピボットと、スワッシュリングに形成され
    ピボットの球体を摺動可能に受け入れるピボット穴と、
    駆動軸と平行に延在すると共に一対のシューを介してス
    ワッシュリングに摺動可能に係合するピストンと、ピス
    トンが挿入されるシリンダボアとを備え、クランク室の
    圧力を調整してピストンストロークを変更する可変容量
    圧縮機であって、2本のピボットと2個のピボット穴と
    がスワッシュリングの上死点と駆動軸の中心軸線とを含
    む平面に平行に延在していることを特徴とする可変容量
    圧縮機。
  2. 【請求項2】 駆動軸と、軸方向に摺動可能に駆動軸に
    外嵌合するスリーブと、駆動軸が挿通されると共にスリ
    ーブにより駆動軸に対して傾角変動可能に支持されたス
    ワッシュリングと、一端が駆動軸に固定され他端に球体
    が形成されたピボットと、スワッシュリングに形成され
    ピボットの球体を摺動可能に受け入れるピボット穴と、
    駆動軸と平行に延在すると共に一対のシューを介してス
    ワッシュリングに摺動可能に係合するピストンと、ピス
    トンが挿入されるシリンダボアとを備え、クランク室の
    圧力を調整してピストンストロークを変更する可変容量
    圧縮機であって、2本のピボットと、スワッシュリング
    の上死点と駆動軸の中心軸線とを含む平面に平行に延在
    する2個のピボット穴とを備えることを特徴とする可変
    容量圧縮機。
  3. 【請求項3】 ピボットの球体の球心と、一対のシュー
    が形成する球の球心とが駆動軸の中心軸線から等距離に
    在り、一対のシューが形成する球の球心がピストンの中
    心軸線上に在ることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の可変容量圧縮機。
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